JPH04237379A - 画像ファイリング装置 - Google Patents

画像ファイリング装置

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JPH04237379A
JPH04237379A JP583091A JP583091A JPH04237379A JP H04237379 A JPH04237379 A JP H04237379A JP 583091 A JP583091 A JP 583091A JP 583091 A JP583091 A JP 583091A JP H04237379 A JPH04237379 A JP H04237379A
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JP583091A
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浅井英一
Hidekazu Asai
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データを光ディス
ク等の記憶手段に記憶する画像ファイリング装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】画像データをファイリングしておく画像
ファイリング装置は種々の分野で利用されている。たと
えば病院等の医療機関においては、医療あるいは研究の
ために多くの医用画像が利用されている。この医用画像
の大半は放射線画像であるが、最近ではその他にCT画
像やMR画像等も多く利用されつつある。
【0003】ところで、このような医用画像は、患者の
傷病の変化を知るために保管しておく必要があり、また
法律でも所定期間の保管が義務付けられているので、病
院等においては保管する医用画像の枚数が日々増えてゆ
くことになる。従来この医用画像は、ハードコピーその
ままの形態で保管されていたので、その保管スペースの
確保、管理作業、検索作業は、各病院等にとって大きな
負担になっていた。
【0004】ところが近年では、たとえば医用画像等の
画像を画像データの形で記憶手段に検索可能に記録(フ
ァイリング)する、いわゆる画像ファイリング装置が提
案されている。この画像ファイリング装置を用いて医用
画像を記録媒体に記録すれば、画像保管の上で省スペー
ス、省力化が実現され、また画像の検索作業も容易かつ
高速化される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記記憶手段
としてはたとえば光ディスク等が使用されるが、この記
憶手段は多数の画像データを集中記憶しておくことのほ
か、上記医用画像等の画像を患者(被写体)毎にも管理
した方が便利な場合がある。この要求を満たすために、
被写体毎にICカード、フロッピーディスク等の可搬型
メモリを用意し、該可搬型メモリに各被写体毎の画像を
記録することが考えられるが、これを具体的にどのよう
にして実現するかということについてはこれまで提案さ
れていなかった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、多数の画像デ
ータを被写体毎に互いに異なる可搬型メモリに記録する
画像ファイリング装置を提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の画像ファイリング装置は、◆多数の被写体を
撮影することにより得られた多数の画像を表わす多数の
画像データが順次入力され、該入力された画像データを
順次記憶する記憶手段と、◆一つの被写体に対応する画
像データのみが記録される可搬型メモリのうちの一つも
しくは複数が装填され駆動される可搬型メモリ駆動手段
とを備え、◆前記記憶手段内に、該記憶手段内に記憶さ
れた各画像データが前記可搬型メモリにも記録された画
像データであるか否かを記録する領域が設けられている
ことを特徴とするものである。
【0008】ここで、画像データを記憶手段から可搬型
メモリに転載するタイミングとしては、画像データが記
憶手段に記憶される際に可搬型メモリ駆動手段に可搬型
メモリが装填されていなかったときは例えば可搬型メモ
リが装填された時点で自動的に転載が行なわれ、画像デ
ータを記憶手段に記憶させる際にその画像データの被写
体に対応する可搬型メモリが可搬型メモリ駆動手段に既
に装填されていたときは例えば入力された画像データを
上記記憶手段に記憶させるとともにこれを同時にもしく
は相前後して可搬型メモリにも記録される。
【0009】ここで前記記憶手段から前記可搬型メモリ
への画像データの転載が終了したことを表示する表示手
段を備え、◆該表示手段は、同一被写体の同時もしくは
互いに相前後した一連の複数回の撮影により得られた一
連の複数の画像データを前記可搬型メモリに転載する際
には、これら一連の複数の画像データの前記可搬型メモ
リへの転載が全て終了した後に前記表示を行なうように
構成することが好ましい。
【0010】
【作用】本発明の画像ファイリング装置は、上記記憶手
段内に記憶された各画像データが可搬型メモリに記録さ
れた画像データであるか否かを記録する領域を該記憶手
段内に設けたため、この領域内を調べることにより可搬
型メモリへの記録,未記録の状態がわかり、したがって
可搬型メモリへ転載する必要があるか否かを容易に把握
できる。
【0011】また、画像データが入力されてきたときに
、既に可搬型メモリ駆動装置に対応する可搬型メモリが
装填されていたときは該画像データを記憶手段に記憶さ
せるとともに、これを相前後して可搬型メモリにもこの
画像データに自動的に記録し、画像データを記憶手段に
記憶させた後に可搬型メモリが装填されたときは装填さ
れた時点でこの可搬型メモリに転載すべき画像データを
自動的に転載することにより、オペレータが転載すべき
データを指示したり転載すべきことを指示したりする手
間が省け、使い勝手のよい装置となる。
【0012】また、例えば人体の胸部を正面から撮影し
た画像と側面から撮影した画像、人体の胃全体を撮影し
た画像とその胃の各部を撮影した画像等一連の複数の撮
影による1つの組撮影と見なされる撮影により得られた
複数の画像データを可搬型メモリに記録する際は、複数
の画像データを記録した後に始めて記録が完了した旨の
表示をすることにより途中で可搬型メモリが取り出され
てしまうという誤操作が防止される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例の画像ファイリン
グ装置50を示した概略構成図である。この画像ファイ
リング装置50は、システム制御装置51と、光ディス
クへのデータの記録および該光ディスクに記録されたデ
ータの読出しを行なう、本発明のドライブユニットの一
例としての光ディスク装置52と、キーボード61Aお
よびCRT等の表示ユニット61Bからなる操作卓61
とから構成されている。またこの画像ファイリング装置
50には、画像処理装置30が接続されている。該画像
処理装置30は、画像データの供給源の一例としての放
射線画像情報記録読取装置10から画像データS1を入
力し、該データS1に所定の画像処理を施して画像出力
装置70に出力する。
【0015】上記放射線画像情報記録読取装置10は例
えば特開昭61−29834号、同61−94035号
等に示されるものであり、蓄積性蛍光体シート11を循
環通路12に沿って循環搬送し、撮影台13に対向する
位置に停止させた蓄積性蛍光体シート11に放射線源1
4から発せられた放射線15を照射することにより、該
シート11に被写体(患者)16の透過放射線画像を蓄
積記録する。こうして放射線画像が記録された蓄積性蛍
光体シート11は画像読取部において、レーザ光源17
から発せられ光偏向器19により偏向されたレーザ光1
8によって2次元的に走査される。こうして励起光とし
てのレーザ光18の照射を受けたシート11の箇所から
は、放射線画像情報を担う輝尽発光光が発せられ、この
輝尽発光光は光ガイド20を経由してフォトマルチプラ
イヤー等の光検出器21により光電的に検出される。こ
の光検出器21のアナログ出力は増幅、A/D変換され
、被写体16の放射線画像を担持するデジタル画像デー
タS1として放射線画像情報記録読取装置10から出力
される。画像読取りが終了した蓄積性蛍光体シート11
は次に消去部22に送られ、ここで消去光の照射を受け
て、再度放射線画像情報記録が可能な状態に再生される
【0016】また上記放射線画像情報記録読取装置10
にはIDターミナル25が接続されており、ここで患者
16のIDカード26に書き込まれている患者氏名、性
別、生年月日等の情報(以下、これを患者情報という)
が読み取られ、また放射線撮影に関する種々の条件すな
わち画像番号、撮影年月日、撮影部位、撮影サイズ、読
取り感度等の情報(以下、これを撮影情報という)が入
力される。この患者情報S2と撮影情報S3は、画像デ
ータS1とともに画像処理装置30に転送される。本実
施例においては、この患者情報S2、撮影情報S3、お
よびその他の付随的な情報により本発明の検索データの
一例が構成されている。
【0017】画像処理装置30では、デジタル画像デー
タS1に対して、例えば20通り以上の階調処理、10
通り以上の周波数処理を行なうことができる。これらの
画像処理の条件はすべてテーブル化されており、前述の
IDターミナル25において設定された撮影条件に応じ
て最適のものが自動的に選択される。画像処理装置30
において最適な条件で画像処理された画像データS1′
は、画像出力装置70に転送される。
【0018】この画像出力装置70は、例えば上記画像
データS1′に基づいて変調した光ビームにより感光フ
ィルム上に2次元的に走査する光走査記録装置と、感光
したフィルムを現像する自動現像機とからなるものであ
り、このような処理を行なうことにより、上記感光フィ
ルムに画像データS1′が担持する画像すなわち患者1
6の透過放射線画像が記録される。
【0019】上述のように感光フィルムを用いて形成さ
れた放射線画像のハードコピー71は、患者16の診断
のために利用される。なお画像出力装置70としては上
記構成の装置の他、例えばCRT表示装置等を用いても
よい。
【0020】次に画像ファイリング装置50による放射
線画像の記録(ファイリング)について説明する。この
画像ファイリング装置50のシステム制御装置51は公
知のコンピュータシステムからなり、CPU(中央処理
装置)53、メモリ54、インターフェース55、56
、磁気ディスクユニット59とこれを制御する制御ユニ
ット57、以上の各部を接続するバス58、および本発
明の可搬型メモリ駆動手段の一例を構成するフロッピィ
ディスクユニット60から構成されている。尚、該フロ
ッピィディスクユニット60も上記制御ユニット57に
より制御される。前述のキーボード61Aおよび表示装
置61Bは上記CPU53に接続され、また上記インタ
ーフェース55は画像処理装置30のインターフェース
31と接続されている。一方光ディスク装置52は、光
ディスク67とともに本発明の記憶手段の一例を構成す
るものであり、システム制御装置51のインターフェー
ス56に接続されたインターフェース62と、光ディス
ク制御ユニット63と、光ディスクユニット64とから
構成される。
【0021】前述した患者情報S2と撮影情報S3等の
検索データは画像処理装置30からシステム制御装置5
1に転送され、磁気ディスクユニット59により駆動さ
れる磁気ディスク65に順次記録されてデータベースが
構築される。なおフロッピィディスクドライブ60によ
って駆動されるフロッピィディスク66は、本発明にい
う可搬型メモリの一例を構成するものであり、患者別に
フロッピィディスク66が用意され、フロッピィディス
クドライブ60にフロッピィディスク66が装填される
と、このフロッピィデスク66に記録された患者情報S
2が読み取られ、光ディスク67中に記録された画像デ
ータ中のうち、この患者情報S2と同じ患者情報S2を
もつ画像データが既にフロッピィディスクに転載された
画像データであるか否かが調べられ、未転載の画像デー
タがある場合はその光ディスク67から読み出されてフ
ロッピィディスク66に記録される。尚、画像処理装置
30から画像データS1が転送されてきた際にフロッピ
ィディスクドライブ60に既にフロッピィディスク66
が装填されてきたときは、この転送されてきた画像デー
タS1に対応する患者情報S2とフロッピィディスク6
6に記録された患者情報とが組合され、一致するときは
この画像データS1を光ディスク67に記録するととも
にフロッピィディスク66にも記録される。尚、フロッ
ピィディスク66の破損等に対処するためにオペレータ
がキーボード61Aを操作することにより、光ディスク
67に記録された所定の患者の画像データを該画像デー
タが既にフロッピィディスクにも記録されたものである
か否かには無関係に全部フロッピィディスクに記録する
モードを備えることが好ましい。また上記患者情報S2
および撮影情報S3等は光ディスク装置52にも転送さ
れ、画像処理装置30から一緒に転送された画像データ
S1とともに、光ディスクユニット64により駆動され
る光ディスク67に記録蓄積される。画像データS1は
画像処理装置30をバイパスし、画像処理を受けないい
わば生データの状態で光ディスク67に記録される。ま
た画像処理装置30からはこの画像データS1に画像処
理を施した際の画像処理条件S4も出力され光ディスク
67に記録される。
【0022】図2は、光ディスク67の記録フォーマッ
トの概略を示した図である。この図を参照して上記画像
データS1、患者情報S2および撮影情報S3等の光デ
ィスク67への記録について詳しく説明する。
【0023】図中縦軸の1目盛りが光ディスクの1トラ
ックを示し、横軸の1目盛りが1セクタを示している。 画像データS1は、光ディスク67において十分に広く
設定された画像データ記録用領域80に1画像分ずつ記
録される。1枚分の画像データ81の前後には、該画像
データ81に対応する患者情報S2や撮影情報S3およ
びこの画像データがフロッピィディスクにも記録された
画像データであるか否かの情報等を記録するためのヘッ
ダ81A、および画像処理装置30における画像処理条
件S4を記録するためのブロック81B、81Cが設け
られる。
【0024】以上のようにして光ディスク67に画像デ
ータ81が記録されると、画像ディレクトリのための領
域82に上記画像データ81に対応する画像ディレクト
リ83(83A、83B、83C…)が1つ記録される
。この画像ディレクトリ83には基本的に、各画像デー
タ81のヘッダ81Aの先頭アドレスと、画像データ8
1のセクタ長、および画像データ81に関する特徴的情
報が記録される。
【0025】光ディスク67には以上述べた領域80、
82の他に、画像ディレクトリ83の記録内容が変更さ
れた場合に該画像ディレクトリ83の記録内容を変更後
のものに置き換えるための置換ディレクトリ89A、8
9B、89C…を形成する領域84や、新たに例えばカ
ルテ内容を記録するようになったとき、それらの新規デ
ータに対応するディレクトリを形成するための領域85
等が設けられている。 また光ディスク67の第1トラックには、各ディスクの
通し番号およびA面、B面の識別コードを記録するため
のブロック86や、光ディスクがこれ以上記録すること
のできない状態(定量)に達したことを示すブロック8
7とともに、多数のディレクトリエントリブロック88
A、88B、88C…が設けられている。1番目のディ
レクトリエントリブロック88Aは、画像ディレクトリ
83A、83B、83C…の群が形成されていることを
示し、領域82に形成された画像ディレクトリ群の先頭
アドレスとセクタ長が記録されている。2番目のディレ
クトリエントリブロック88Bは置換ディレクトリ群(
89A、89B、89C…)の先頭アドレスとセクタ長
が記録され、また3番目以降のディレクトリエントリブ
ロック88C…は順次、将来形成される各ディレクトリ
群の先頭アドレスとセクタ長を記録するためにそのスペ
ースが設けられている。
【0026】以上のようにして光ディスク67には、画
像データS1およびこの画像データS1に伴う患者情報
S2,撮影情報S3,画像処理条件S4等が1画像分ず
つ順次記録される。なお画像データS1は、公知の画像
データ圧縮技術を用いて圧縮した上で光ディスク67に
記録すれば、該光ディスク67に蓄積しうる画像の枚数
を増すことができる。光ディスク67には患者情報S2
、撮影情報S3,画像処理条件S4等のほか、非常にデ
ータ量の多い画像データS1が記録されるが、データ圧
縮技術を適用すれば、例えば1枚の光ディスク67に1
000枚程度の画像を記録蓄積することができる。一方
磁気ディスク65は、光ディスク67よりも記録容量は
小さいが、ここには患者情報S2および撮影情報S3等
の検索データのみしか記録されないため、例えば画像1
00 万枚程度分の検索データを記録蓄積することが可
能である。
【0027】以上述べたようにして、磁気ディスク65
に記録された検索データ群が該磁気ディスク65から読
み出されて検索データ記録用光ディスク67Dに複写さ
れる。
【0028】次に、画像の検索および再生画像の再出力
について説明する。オペレータが、操作卓61の表示ユ
ニット61Bを観察しながらキーボード61Aを操作す
ることにより、所望の検索データを入力する。システム
制御装置51は、磁気ディスク65に構築されているデ
ータベースから、入力された検索データに対応する画像
を検索、また光ディスク装置52に検索データ記録用光
ディスク67Dが装填されている場合は該光ディスク6
7Dに蓄積されている検索データからも入力された検索
データに対応する画像を検索し、それらの画像のリスト
を表示ユニット61Bに表示する。尚、本実施例ではこ
のように磁気ディスク65に記録された検索データを検
索するとともに光ディスク67Dに記録された検索デー
タを検索するソフトウェアとハードウェアとの組合せが
、本発明にいう検索手段の一例と観念される。上記検索
データとしては、原則として患者情報S2および撮影情
報S3のうちのすべての情報が使えるようになっている
。例えば検索データとして患者情報S2のうちの患者氏
名が指定されると、表示装置61Bには、指定患者に関
するすべての画像の画像番号と、氏名以外の患者情報S
2、撮影情報S3を示す画像リストが表示される。検索
者はこの表示された画像リストを見て所望の画像を選択
し、再出力の予約をする。 この予約された画像番号はメモリ54に記憶される。こ
うすることにより、画像処理装置30と画像出力装置7
0とが、放射線画像情報記録読取装置10から送られて
きた画像データS1に基づいて画像出力するために稼動
中であっても、画像検索作業を独立して行なうことが可
能となる。また検索された画像が、検索時において光デ
ィスク装置52に検索データ記録用光ディスク67Dが
装填されていた場合であっても検索作業が無駄になって
しまうことがなく、上記の予約後、その予約した画像が
記録されている光ディスクを光ディスク装置52に装填
したときに画像再出力を行なうことができるようになる
【0029】上記の予約がなされた後、画像処理装置3
0が作動停止したことを示す情報がシステム制御装置5
1に入力されると、該システム制御装置51は光ディス
ク装置52を駆動させ、検索データ記録用光ディスク6
7Dに代えて光ディスク装置52に装填された画像記録
用光ディスク67から予約された画像の読出しを行なわ
せる。この画像読出しに際しては、1番目のディレクト
リエントリブロック88Aがポインタとなって、画像デ
ィレクトリ群(領域82)の読取り指示が与えられ、画
像ディレクトリ83A、83B、83C…が読み取られ
る。そして予約された画像番号が記録された1つの画像
ディレクトリ83がポインタとなって、該画像ディレク
トリ83が示す1つのヘッダ81Aが指定され、該ヘッ
ダ81Aおよびそれに対応する画像データ81、ブロッ
ク81B、81Cの記録内容が読み出される。
【0030】以上のようにして読み出された画像データ
81(S1)と、ヘッダ81Aに記録されていた患者情
報S2と撮影情報S3、およびブロック81B、81C
に記録されていた画像処理条件を示すデータS4は、シ
ステム制御装置51から画像処理装置30に転送される
。画像処理装置30は、上記データS4が示す画像処理
条件に従って画像データ81に階調処理や周波数処理等
の画像処理を施した後、画像処理後の画像データS1′
を画像出力装置70に送る。画像出力装置70は、この
画像処理後の画像データS1′に基づいて、前記と同様
にして画像出力を行ない、放射線画像のハードコピー7
1が形成される。なお患者情報S2および撮影情報S3
は、上記ハードコピー71において患者情報や撮影情報
を書き込むために利用される。尚、画像データの記録さ
れたフロッピィディスク66は他の画像処理表示装置に
持ち運ばれ装填されて該画像処理表示装置に読み込まれ
、画像処理、画像表示が行なわれるが、この図1に示し
た装置においてもフロッピィディスク66から画像デー
タを読み込んでその読み込んだ画像データは光ディスク
67から読み取った画像データと同様に取り扱われる。
【0031】尚、上記実施例における画像処理装置15
0,160 は、放射線画像を取扱うものに限られるも
のではなく、CT画像やMR画像等の他の医用画像およ
びさらに広く一般の画像を取扱うものであってもよいこ
とはもちろんである。
【0032】また、上記実施例では、光ディスク内にフ
ロッピィディスクにも記録された画像データか未記録の
画像データかを示す領域を設けたがこの領域は磁気ディ
スク65内に設けてもよい。この場合、光ディスク装置
52(光ディスク67を含む)と磁気ディスク装置59
(磁気ディスク65を含む)を合わせたものが観念され
る。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したとおり、本発明の画
像ファイリング装置は、記憶手段内に、該記憶手段内に
記憶された各画像データが可搬型メモリにも記録された
画像データであるか否かを記録する領域を設けたため、
可搬型メモリへの記録,未記録が把握され可搬型メモリ
への転送制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の画像ファイリング装置を示
した概略構成図
【図2】光ディスク記録フォーマットの概略を示した図
【符号の説明】
10    放射線画像情報記録読取装置30    
画像処理装置 50    画像ファイリング装置 51    システム制御装置 52    光ディスク装置 59    磁気ディスクユニット 64    光ディスクユニット 65    磁気ディスク 67    画像データ記録用光ディスク67D   
 検索データ記録用光ディスク70    画像出力装
置 81    光ディスクに記録された画像データ83 
   画像ディレクトリ S1    画像データ S2    患者情報 S3    撮影情報

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  多数の被写体を撮影することにより得
    られた多数の画像を表わす多数の画像データが順次入力
    され、該入力された画像データを順次記憶する記憶手段
    と、一つの被写体に対応する画像データのみが記録され
    る可搬型メモリのうちの一つもしくは複数が装填され駆
    動される可搬型メモリ駆動手段とを備え、前記記憶手段
    内に、該記憶手段内に記憶された各画像データが前記可
    搬型メモリにも記録された画像データであるか否かを記
    録する領域が設けられていることを特徴とする画像ファ
    イリング装置。
  2. 【請求項2】  前記可搬型メモリ駆動手段に前記可搬
    型メモリが装填された際、この装填された可搬型メモリ
    に対応する被写体の撮影により得られた画像データのう
    ち該可搬型メモリに未記録の画像データを該可搬型メモ
    リに前記記憶手段から転載する転載手段を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の画像ファイリング装置。
  3. 【請求項3】  前記記憶手段から前記可搬型メモリへ
    の画像データの転載が終了したことを表示する表示手段
    を備え、該表示手段は、同一被写体の同時もしくは互い
    に相前後した一連の複数回の撮影により得られた一連の
    複数の画像データを前記可搬型メモリに転載する際には
    、これら一連の複数の画像データの前記可搬型メモリへ
    の転載が全て終了した後に前記表示を行なうように構成
    されていることを特徴とする請求項2記載の画像ファイ
    リング装置。
  4. 【請求項4】  前記可搬型メモリ駆動手段に前記可搬
    型メモリが装填されている際に前記画像データが入力さ
    れた場合において、該画像データに対応する被写体が前
    記可搬型メモリ駆動手段に装填されている可搬型メモリ
    に対応する被写体と同一の被写体である場合に入力され
    た画像データを前記記憶手段に記憶させるとともに前記
    可搬型メモリにも記録する記録手段を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の画像ファイリング装置。
JP583091A 1991-01-22 1991-01-22 画像ファイリング装置 Withdrawn JPH04237379A (ja)

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