JPH04236283A - 接着性フィルム - Google Patents
接着性フィルムInfo
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- JPH04236283A JPH04236283A JP328691A JP328691A JPH04236283A JP H04236283 A JPH04236283 A JP H04236283A JP 328691 A JP328691 A JP 328691A JP 328691 A JP328691 A JP 328691A JP H04236283 A JPH04236283 A JP H04236283A
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Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透光性を有する布状物
を被着体に接着するためのホットメルト型の接着性フィ
ルムに関するものである。
を被着体に接着するためのホットメルト型の接着性フィ
ルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、菓子缶等の缶類の外表面に、鮮
やかな多色刷りの布状物を貼りつけて化粧缶とすること
が行われている。
やかな多色刷りの布状物を貼りつけて化粧缶とすること
が行われている。
【0003】従来より、この接着には、ホットメルト型
の接着性フィルムを使用していた。すなわち、缶類の外
表面にホットメルト型の接着性フィルムを貼りつけ、そ
の接着性フィルムの外表面にさらに布状物を貼りつける
。そして、この布状物を100度〜150度の温度で缶
類の表面に圧接して接着していた。このホットメルト型
の接着性フィルムによると、通常の接着剤のように塗り
むらがなく、薄い厚みで塗れ、しかも、布状物へのしみ
込みが少ないといった点で使い勝手が良かった。
の接着性フィルムを使用していた。すなわち、缶類の外
表面にホットメルト型の接着性フィルムを貼りつけ、そ
の接着性フィルムの外表面にさらに布状物を貼りつける
。そして、この布状物を100度〜150度の温度で缶
類の表面に圧接して接着していた。このホットメルト型
の接着性フィルムによると、通常の接着剤のように塗り
むらがなく、薄い厚みで塗れ、しかも、布状物へのしみ
込みが少ないといった点で使い勝手が良かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の接
着性フィルムの場合、接着性フィルム自身に隠蔽性がな
いので、布状物が、下地である缶類の影響を受けること
となる。すなわち、缶類は通常、鉛色あるいは銅色等で
あるため、この上に布状物を貼りつけても、布状物本来
の鮮やかな多色刷りが生かされず、不鮮明な化粧缶とな
ってしまう。
着性フィルムの場合、接着性フィルム自身に隠蔽性がな
いので、布状物が、下地である缶類の影響を受けること
となる。すなわち、缶類は通常、鉛色あるいは銅色等で
あるため、この上に布状物を貼りつけても、布状物本来
の鮮やかな多色刷りが生かされず、不鮮明な化粧缶とな
ってしまう。
【0005】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、鮮やかな多色刷りの化粧缶を得ることのできるホッ
トメルト型の接着性フィルムを提供することを目的とし
ている。
で、鮮やかな多色刷りの化粧缶を得ることのできるホッ
トメルト型の接着性フィルムを提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の接着性フィルム
は、透光性を有する布状物を被着体に接着するためのホ
ットメルト型の接着性フィルムであって、その成分中に
白色顔料が混合されたものである。
は、透光性を有する布状物を被着体に接着するためのホ
ットメルト型の接着性フィルムであって、その成分中に
白色顔料が混合されたものである。
【0007】ホットメルト型の接着性フィルムとしては
、酸変性オレフィンを主成分としたものを使用すること
ができる。例えば、アクリル酸グラフトポリエチレン、
EEA(エチレンエチルアクリレート)の酸グラフト重
合物、EMA(エチレンメチルアクリレート)の酸グラ
フト重合物,EA(エチレンアクリル酸)の酸グラフト
重合物、EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)の酸変
性物、EMMA(エチレンメチルメタアクリレート)の
単独もしくは酸グラフト重合物が挙げられる。また、市
販のものとしては、積水化学株式会社製商品名「クリア
タイトS−A01,S−B01」等が挙げられる。
、酸変性オレフィンを主成分としたものを使用すること
ができる。例えば、アクリル酸グラフトポリエチレン、
EEA(エチレンエチルアクリレート)の酸グラフト重
合物、EMA(エチレンメチルアクリレート)の酸グラ
フト重合物,EA(エチレンアクリル酸)の酸グラフト
重合物、EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)の酸変
性物、EMMA(エチレンメチルメタアクリレート)の
単独もしくは酸グラフト重合物が挙げられる。また、市
販のものとしては、積水化学株式会社製商品名「クリア
タイトS−A01,S−B01」等が挙げられる。
【0008】上記ホットメルト型の接着性フィルムの成
分中に混合される白色顔料としては、チタン、炭酸カル
シウム系の白色顔料を使用することができる。この白色
顔料の混合量としては、上記接着性フィルム100重量
部に対して1〜5重量部となるように混合することが好
ましく、特に3重量部とするのが好適である。この白色
顔料を接着性フィルムの成分中に混合する方法としては
、白色顔料のマスターバッチを、上記接着性フィルムの
原料と共に混合し、Tダイによって押出成形することに
よって得ることができる。この白色顔料のマスターバッ
チの市販されているものとしては、東京インキ株式会社
製のチタン系マスターバッチ商品名「PEX18600
4」等が挙げられる。また、こうして成形される接着性
フィルムの厚みとしては、30〜200μmとするのが
好ましく、特に100μmとするのが好適である。
分中に混合される白色顔料としては、チタン、炭酸カル
シウム系の白色顔料を使用することができる。この白色
顔料の混合量としては、上記接着性フィルム100重量
部に対して1〜5重量部となるように混合することが好
ましく、特に3重量部とするのが好適である。この白色
顔料を接着性フィルムの成分中に混合する方法としては
、白色顔料のマスターバッチを、上記接着性フィルムの
原料と共に混合し、Tダイによって押出成形することに
よって得ることができる。この白色顔料のマスターバッ
チの市販されているものとしては、東京インキ株式会社
製のチタン系マスターバッチ商品名「PEX18600
4」等が挙げられる。また、こうして成形される接着性
フィルムの厚みとしては、30〜200μmとするのが
好ましく、特に100μmとするのが好適である。
【0009】透光性を有する布状物とは、該布状物を被
着体に接着したとき、この布状物が透光性を有するため
に、下地である被着体の色の影響を受けやすくなるもの
を指している。この透光性の度合いや、布状物の材質に
ついては、特に限定されるものではなく、プラスチック
フィルムや、その他各種素材のものにも適用される。
着体に接着したとき、この布状物が透光性を有するため
に、下地である被着体の色の影響を受けやすくなるもの
を指している。この透光性の度合いや、布状物の材質に
ついては、特に限定されるものではなく、プラスチック
フィルムや、その他各種素材のものにも適用される。
【0010】被着体とは、該被着体の表面が白色以外の
ものに適応される。この被着体の材質としては、上記ホ
ットメルト型の接着性フィルムを接着することのできる
ものであれは、特に限定されるものではなく、金属、木
材、その他各種の材料に適応することができる。
ものに適応される。この被着体の材質としては、上記ホ
ットメルト型の接着性フィルムを接着することのできる
ものであれは、特に限定されるものではなく、金属、木
材、その他各種の材料に適応することができる。
【0011】
【作用】本発明の接着性フィルムを被着体に接着すると
、この接着性フィルムの成分中に白色顔料を混合してい
るので、被着体の外表面が隠蔽されて白色になる。そし
て、この接着性フィルムの外表面にさらに布状物を貼り
つけ、この布状物を100度〜150度の温度で缶類の
表面に圧接する。すると、実質的に白色となされた被着
体に布状物が接着される。
、この接着性フィルムの成分中に白色顔料を混合してい
るので、被着体の外表面が隠蔽されて白色になる。そし
て、この接着性フィルムの外表面にさらに布状物を貼り
つけ、この布状物を100度〜150度の温度で缶類の
表面に圧接する。すると、実質的に白色となされた被着
体に布状物が接着される。
【0012】
【実施例】透明なホットメルト型の接着性フィルム(積
水化学株式会社製商品名「クリアタイトS−B01」)
の原料に白色顔料のマスターバッチ(東京インキ株式会
社製のチタン系マスターバッチ商品名「PEX1860
04」)を混合し、接着性フィルム原料100重量部に
対して白色顔料が3重量部となるように混合されたホッ
トメルト型の接着性フィルムを製造した。こうして得ら
れた接着性フィルムを鉄板に貼りつけ、この接着性フィ
ルムの外表面に鮮やかな多色刷りの布状物を貼りつけた
。そして、この布状物を100度〜150度の温度で鉄
板の表面に圧接して接着した。その結果、鉄板が隠蔽さ
れ、白色の下地上に布状物本来のの鮮やかな柄が鮮明に
現れた。
水化学株式会社製商品名「クリアタイトS−B01」)
の原料に白色顔料のマスターバッチ(東京インキ株式会
社製のチタン系マスターバッチ商品名「PEX1860
04」)を混合し、接着性フィルム原料100重量部に
対して白色顔料が3重量部となるように混合されたホッ
トメルト型の接着性フィルムを製造した。こうして得ら
れた接着性フィルムを鉄板に貼りつけ、この接着性フィ
ルムの外表面に鮮やかな多色刷りの布状物を貼りつけた
。そして、この布状物を100度〜150度の温度で鉄
板の表面に圧接して接着した。その結果、鉄板が隠蔽さ
れ、白色の下地上に布状物本来のの鮮やかな柄が鮮明に
現れた。
【0013】
【比較例】上記実施例において、白色顔料を混合せず、
透明なホットメルト型の接着性フィルム(積水化学株式
会社製商品名「クリアタイトS−B01」)のみを用い
て、鉄板に布状物を貼りつけた。その結果、鉄板が隠蔽
されず、該鉄板の鉛色の下地上に布状物が貼りつけられ
ることとなり、該布状物の青や赤等の全ての色がくすん
で見えた。
透明なホットメルト型の接着性フィルム(積水化学株式
会社製商品名「クリアタイトS−B01」)のみを用い
て、鉄板に布状物を貼りつけた。その結果、鉄板が隠蔽
されず、該鉄板の鉛色の下地上に布状物が貼りつけられ
ることとなり、該布状物の青や赤等の全ての色がくすん
で見えた。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、被
着体が隠蔽され、実質的に白色となされた被着体に布状
物を接着することが可能となり、布状物に刷られた鮮や
かな柄を鮮明にすることができる。
着体が隠蔽され、実質的に白色となされた被着体に布状
物を接着することが可能となり、布状物に刷られた鮮や
かな柄を鮮明にすることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 透光性を有する布状物を被着体に接着
するためのホットメルト型の接着性フィルムであって、
その成分中に白色顔料が混合されたことを特徴とする接
着性フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP328691A JPH04236283A (ja) | 1991-01-16 | 1991-01-16 | 接着性フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP328691A JPH04236283A (ja) | 1991-01-16 | 1991-01-16 | 接着性フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04236283A true JPH04236283A (ja) | 1992-08-25 |
Family
ID=11553160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP328691A Pending JPH04236283A (ja) | 1991-01-16 | 1991-01-16 | 接着性フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04236283A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002161249A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-06-04 | Okura Ind Co Ltd | ウレタン系ホットメルトフィルム |
-
1991
- 1991-01-16 JP JP328691A patent/JPH04236283A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002161249A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-06-04 | Okura Ind Co Ltd | ウレタン系ホットメルトフィルム |
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