JPH04235873A - エレベータの制御装置 - Google Patents

エレベータの制御装置

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Publication number
JPH04235873A
JPH04235873A JP3004612A JP461291A JPH04235873A JP H04235873 A JPH04235873 A JP H04235873A JP 3004612 A JP3004612 A JP 3004612A JP 461291 A JP461291 A JP 461291A JP H04235873 A JPH04235873 A JP H04235873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control panel
drive plate
elevator
frame
drive
Prior art date
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Pending
Application number
JP3004612A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Suzuki
宏 鈴木
Yutaka Nakajima
豊 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba FA Systems Engineering Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3004612A priority Critical patent/JPH04235873A/ja
Publication of JPH04235873A publication Critical patent/JPH04235873A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの制御装置に
関する。
【0003】
【従来の技術】エレベータの機械室には、巻上機、モー
タ、減速機等と制御装置が据付されエレベータが運行さ
れている。
【0004】これらのうち、巻上機及びモータはエレベ
ータかご等を駆動して最低2t以上の重量を支える必要
があり、エレベータの大きさに比例して大形化する構成
である。一方、制御装置は制御装置内の半導体を用いた
基板の高集積化により小形、軽量化が進んでいる。例え
ば従来の制御装置は1000mm×奥行450mm ×
高さ1800mm程度の大きさを必要としていたが、現
在では幅700mm ×奥行450mm ×高さ700
mm 程度の大きさになつている。
【0005】上記制御装置の小形、軽量化の傾向は今後
も継続すると考えられるが、反面、前記小形、軽量化は
制御装置の故障の対応を複雑化する結果となつている。
【0006】エレベータの保守は専門会社の担当者が定
期的に実施するようになつているが、制御装置の保守は
従来に比して点検作業が困難になつている。即ち、従来
の制御装置はリレー、タイマで構成されているので、目
視により劣化の確認が容易であつたのに対し、半導体化
された基板では劣化の検知が困難なものとなつている。   このため現在は、専用の保守装置、基板上での発光
ダイオードの数字表示等により制御装置の状態をCPU
(中央演算処理装置)が自己監視することにより、保守
時、専門担当者の作業を容易にするようになつている。
【0007】図6乃至図8に示す4人乗りエレベータの
例によりエレベータ機械室並びに制御装置を説明する。
【0008】4人乗りエレベータでの巻上機2は巻胴式
で、かご5を駆動しているロープをドラム3で巻き取り
、昇降路4内でかご5を昇降させる駆動方法であり、カ
ウンターウエイトを不要とすることができるので昇降路
を小さくし、機械室を最下階に設けることができる。 従って、機械室のスペースも通常のエレベータに比して
小さくなるので建物にとつては利点が大きくなつている
が、エレベータの保守のためには保守空間が狭く欠点と
なつている。
【0009】この狭い機械室の空間を最大限に利用する
ため、ビーム上に据付けられたドラム3、モータ6の上
に制御盤架台7を跨設し、その上に制御盤8が設置され
ている。制御盤架台7は、モータ6の振動を回避するた
め、巻上機2が搭載されているマシンビームとは別個に
配置された制御盤用マシンビーム9上に設置されている
【0010】機械室のスペースを有効に活用するため、
制御盤8は図7に示すような位置に設定されており、点
検スペースは制御盤8の正面側600mm 程度の狭い
スペースとなつている。殊に、故障時に使用するシンク
ロスコープ、信号検出器等を持込んだ場合は更に点検ス
ペースが狭くなり、保守員が機器に触れて怪我をする危
険も発生する。
【0011】上記により、機械室1において、制御盤8
の小型化とともに点検スペースを確保する要求が高くな
つている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】エレベータの故障発生
時は、故障原因の究明と同時に故障を早急に復旧して運
転サービスを再開することが要求される。例えば、エレ
ベータが1台のみの建物では、故障時に階段を利用する
他はなく、建物の縦の交通機関であるエレベータの故障
が建物の機能を麻痺させる要因となつており、又、かご
内に利用者が閉じこめられる故障も発生している。
【0013】従って、エレベータの故障は当然素早く復
旧しなければならないが、前項で述べたように巻胴式エ
レベータでは機械室が狭いので、作業のやり難さから故
障復旧並びに点検に迅速に対応することが困難になつて
いる。又、制御盤の構造においては、内部にモータ制御
用の大容量のコンデンサ、トランジスタ等大電流を扱う
装置が多いのに比較して点検スペースが狭く、充分な点
検の実施が困難となり、前記故障の防止に支障を来たし
ている。
【0014】本発明は上記に鑑み、専任の保守員による
点検、制御装置内の故障復旧に円滑、迅速に対応できる
ように機械室スペースの有効利用を可能にするエレベー
タの制御装置を提供を目的とする。
【0015】[発明の構成]
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的達成のため本
発明は、軸受等を使用してエレベータの制御盤を制御盤
架台上で回転可能とする構造とし、制御盤の前記設定位
置を確認する信号部を設置する。
【0017】即ち、制御盤下面に、制御盤用駆動板をボ
ルト等で取付け固定する。制御盤架台上面に、前記制御
盤用側駆動板と同様の架台用駆動板を固定する。
【0018】制御盤用駆動板と架台用駆動板との間の中
心部分に軸受を設置して制御盤を回転、移動させるよう
にし、駆動板はその四隅をボルトにより固定する。
【0019】制御盤を固定したときの設定位置の正否を
信号のオン・オフで表す信号部を両駆動板間に設ける。
【0020】
【作用】上記の構成により、保守員が制御盤の点検時、
或いは故障復帰の作業時に必要に応じて、制御盤を回転
することにより、制御盤の位置をずらして容易に点検、
修理を実施することができる。
【0021】エレベータの制御盤において、運転操作は
大半CPUの制御により実施されているが、このCPU
を利用して、制御盤の回転機構部における制御盤の設定
位置を検出する信号部の信号をディジタル入力部よりC
PUに入力し、CPUは入力された信号部の出力が制御
盤の設定位置の正規位置を示していない場合、CPUは
エレベータの運転を行わない処理を実施する。
【0022】
【実施例】図1乃至図5に示す実施例により本発明のエ
レベータの制御装置を説明する。エレベータの機械室1
にマシンビーム上にモータ6、ドラム3、巻上機2等を
据付け、上記大形機器の上部に、制御盤8を載せる制御
盤架台7を跨設し、制御盤架台7は、モータ6の振動を
防止するため制御盤用マシンビーム9上に設置する。
【0023】制御盤8は幅700mm ×奥行400m
m ×高さ700mm 相当の大きさで形成してあり、
制御盤8下面に幅800mm ×奥行400mm ×厚
さ5mm 程度の鉄板製の制御盤用駆動板10を取付け
ボルトで固定し、制御盤8と一体化する。制御盤架台7
の上面に、架台用駆動板11を固定し、制御盤用駆動板
10の制御盤架台7側面の中心部に、約100mm の
配管12を長さ100mm 程度溶接、固定する。架台
用駆動板11の中心に前記配管12を通す穴を明け、穴
の周囲に駆動部13のスラスト型軸受を設け回転構造を
形成する。
【0024】上記により、配管12は前記架台用駆動板
11の穴より制御板用駆動板10の下面に達し回転可能
となるが、地震の振動、或いは保守員の誤動作による制
御盤8の転倒等の防止のため、架台用駆動板11の配管
12立上がり部に止め輪14を装着する。一方、制御盤
用駆動板10と架台用駆動板11とは固定部15のボル
トで連結固定する。
【0025】駆動部13による制御盤8の移動設定位置
の確認を信号によりCPU16に出力する信号部17を
、制御盤用駆動板10と架台用駆動板11間の配管12
に隣接して設ける。
【0026】制御盤8はマイクロコンピュータ基板等に
より構成されており、マイクロコンピュータ部はエレベ
ータ駆動を制御するのみならず、専用の保守装置とのデ
ータ交換、電話回線を介して保守会社との故障通報等を
行うと共に、故障原因追求ための故障発生前後のデータ
等も保存するようになつている。上記によりマイクロコ
ンピュータ基板内には、これらのデータ保存のため大容
量の記憶部として、電池でバックアップしたROM及び
電気的に消去可能なEE−ROMが採用されている。
【0027】本実施例で、制御盤8の設定、結合確認用
の信号部17を制御盤8のCPU16が監視して、信号
の離脱を検出をするとエレベータを停止すると共に、故
障情報等の保存を行うようにしている。又信号が復帰し
て正常状態を検出すれば運行制御を開始できるようにし
ている。
【0028】又、スラスト軸受には図2に示すように、
リング内の空間スペースが大きいので制御盤8内の配線
等に容易に使用することが可能である。
【0029】前記本実施例による結合確認用の信号を調
べる制御盤8のCPU16の処理を図5のフローチャー
トにより説明する。尚、本処理は最優先で行われる。
【0030】ステップ1は、エレベータの正常時の通常
運転転処理であり、制御盤8では20Kステップ程度の
処理手順となる。ステップ2では、結合確認用の信号部
17の確認であり、信号部17はマイクロスィッチの接
点信号を運転制御部のディジタル入力部で読込み、CP
U16がオン、オフ状態で判定するようになつている。   本実施例では信号がオフすれば結合の離脱としてい
るので、信号がオンしている間はステップ1に戻ってエ
レベータ運転を続行するようにしている。又、信号がオ
フすればステップ3に移行し、エレベータ運転の即時停
止を行う。前記ステップ3ではオフ状態を数100se
c監視して、瞬時の異常信号によるエレベータの停止を
防止する。更に信号のオフが続いた時はステップ4でエ
レベータを停止して保守可能状態に入る。
【0031】本発明は、制御盤8と制御盤架台7とをス
ラスト軸受により結合することで制御装置を小型化し、
保守の容易性を向上させるものである。スラスト軸受内
部の空間を利用して電線を外部に配線できるので、電線
の移動を少なくし、接触不良等の発生を防止することも
できる。
【0032】又、制御盤8を制御盤架台7上に固定する
ことにより、地震等の振動発生時に転倒が起きても信号
部16が正規位置よりのずれを検出て、エレベータ運転
を停止することを可能にしている。
【0033】他の実施例として、制御盤用駆動板10と
制御盤架台7を結合して回転させる駆動部13のスラス
ト軸受により、駆動部13中央空間を利用した他の機器
への接続線の保護を可能とすると共に、前記結合の固定
位置での接点の接触を検出することで、位置の可否を知
ることが出来る。
【0034】更に他の実施例として、架台用駆動板11
上に駆動部13としてレールを敷き、制御盤用駆動板1
0にキャスタを取付け、制御盤8をレール上で直線的に
動かすことを可能にするものである。上記の構成により
、前述の回転する駆動部13に比し簡単な構成で本発明
の効果を得ることができる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、故障発生時、保守員が
制御装置の固定部を解放して点検すれば容易に故障原因
を調査でき、迅速な故障対応を行い、利用者の不満を最
少限にすることができる。
【0036】又、制御盤の設定が正規位置にあることが
、保守作業の終了時、信号部により確認できるが、更に
、これは保守後の電線の誤処置等、人間系の事故を防止
できることにもなる。本発明により、定期点検の確実性
も高めてエレベータの信頼性を向上させることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による制御装置の正面図である。
【図2】本発明による制御装置の制御ブロック図である
【図3】図1の斜視図である。
【図4】制御装置の実施例の制御ブロック図である。
【図5】図4のフロートチャートである。
【図6】制御装置の外観斜視図である。
【図7】機械室の側面図である。
【図8】機械室の平面図である。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  巻上機、モータ等とともに、機械室に
    格納された制御盤架台上に固定した制御盤からなるエレ
    ベータの制御装置において、前記制御盤と制御盤架台と
    の夫々に駆動板を取付け、これらを軸受を介して結合し
    、この結合位置を検出する信号部を設け、検出結果に応
    じてエレベータ運転を許可する手段とを備えたことを特
    徴とするエレベータの制御装置。
JP3004612A 1991-01-18 1991-01-18 エレベータの制御装置 Pending JPH04235873A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3004612A JPH04235873A (ja) 1991-01-18 1991-01-18 エレベータの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3004612A JPH04235873A (ja) 1991-01-18 1991-01-18 エレベータの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04235873A true JPH04235873A (ja) 1992-08-24

Family

ID=11588879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3004612A Pending JPH04235873A (ja) 1991-01-18 1991-01-18 エレベータの制御装置

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JP (1) JPH04235873A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6223860B1 (en) 1998-06-16 2001-05-01 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Control device for elevator

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6412064B2 (ja) * 1979-06-28 1989-02-28 Hitachi Maxell
JPH02127387A (ja) * 1988-11-08 1990-05-16 Mitsubishi Electric Corp エレベータの乗場三方枠装置

Patent Citations (2)

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