JPH04235352A - 液体充填容器の搬送装置 - Google Patents

液体充填容器の搬送装置

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JPH04235352A
JPH04235352A JP3176810A JP17681091A JPH04235352A JP H04235352 A JPH04235352 A JP H04235352A JP 3176810 A JP3176810 A JP 3176810A JP 17681091 A JP17681091 A JP 17681091A JP H04235352 A JPH04235352 A JP H04235352A
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station
track
carrier
conveyor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アナライザにおいて
、液体にて充填され、トレイ上に配置されたアナライザ
容器、特に生体液体にて充填された試験管を入口ステー
ションから処理ステーションに又はその反対の方向に搬
送する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】自動搬
送手段を具備した各種のアナライザが公知となっており
、多数の被検査サンプルもしくは生体流体の処理が可能
である。DE−A−2632035は試験管内の被試験
サンプルをアナライザの処理ステーションに又はその逆
に自動搬送するものを開示する。複数の試験管は細長い
トレイによって支持され、そのトレイ自体はマガジンに
支持されている。各トレイは錠止手段に連結され、この
錠止手段は選択的に制御可能であり、トレイ取出ステー
ションにおいて解除することができる。第1の前進手段
はマガジンを入口ステーションからトレイ取出ステーシ
ョンに移動せしめる。トレイの取り出しは第2の前進手
段によって行われ、この第2の前進手段は第1の前進手
段に対して直交するように配置され、試験管を充填した
トレイを処理ステーションに前進せしめる。上記の二つ
の前進手段はコンベヤベルトを備え、このコンベヤベル
トは逆転可能ステッパモータを備えており、ステッパモ
ータは選択的な前進を行うことができる。第1の前進モ
ータは、2個の歯付コンベヤベルトと、これらのコンベ
ヤベルト間の摺動路とより成り、コンベヤベルトの歯は
トレイマガジンの下側に形成される対応の歯と係合され
る。第2の前進手段を構成するコンベヤベルトはトレイ
の下側に形成されるスロットと係合される駆動ピンを具
備する。
【0003】他の公知装置としてDE−A−32424
59には円形の回転板上に配置される試験管のための多
数のキャリヤを有したサンプル分配装置を使用している
。試験管を搭載したキャリヤの挿入は装置の前部に設け
られる導入及び取出開口を介して行われ、この際キャリ
ヤは回転板のリム部に配置される栓に装着される。その
後、キャリヤは試験管と一緒に処理もしくは吸引ステー
ションまで前進されるが、この作動はマイクロプロセッ
サー駆動の駆動機構によって回転板を回転することによ
って行われる。
【0004】この発明の出願人と同一の出願人にかかる
1990年2月28日にShaw氏を発明者として”A
nalyzers Using Linear Sam
ple Trays With Random Acc
ess”の名称によって公開されたEPA356,25
0は同様のトレイ処理アナライザを開示するが、好まし
い構成がトレイの入口トラックが相互に平行となってい
る点で相違する。更に、各トラックはそのトラックのた
めの別々の搬送手段を具備している。この出願に対応す
る1988年8月25日出願の米国特許出願第236,
588号は最近特許すべきものであるとの通知を受けて
いる。この装置は充分満足に機能するものではあるが、
同様の結果をアナライザ手段に設けられるより少ない駆
動モータによって得ることは希求されている。この発明
の目的は構造が簡単で装置内に配置されるコンテナに対
する装填及びアクセスが容易である一般的なタイプの装
置を提供することを目的とする。処理速度は診断を迅速
かつ確実に行う要請上大いに増大させなければならない
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の上述の目的は
トレイを受け取るため入口ステーションはサイドバイサ
イドに配置された複数のトレイトラックより成り、トラ
ックの中心軸線は旋回可能に配置された搬送器のピボッ
ト点に垂直に整列される点において交差しており、搬送
器はどのトレイトラックとも整列することができる。即
ち、この発明によれば、アナライザにおけるコンテナの
トレイの搬送装置において、コンテナは生体液体にて充
填されており、搬送装置は、並置された、各々が中心軸
線を有する複数のトレイトラックを有した入口ステーシ
ョンと、処理ステーションと、トレイを処理ステーショ
ンから入口ステーションに搬送し、かつ入口ステーショ
ンから処理ステーションに搬送する可動搬送器とより成
り、該搬送器は、その回りにおいて搬送器を旋回せしめ
るピボット点と、該搬送器をピボット点の周囲にて移動
させるための手段とより成り、前記入口ステーションの
中心軸線は前記ピボット点の垂直上方の点で交差するよ
うに配置される。この発明によれば、アナライザにおけ
るコンテナのトレイの搬送装置において、コンテナは生
体液体にて充填されており、搬送装置は、各々がトレイ
の収容及び支持のための形態を有した複数のトレイトラ
ックを有した入口ステーションと、処理ステーションと
、トレイを処理ステーションから入口ステーションに搬
送し、かつ入口ステーションから処理素ステーションに
搬送する可動搬送器と、各トラックの一端に設けられ、
該搬送器と係合可能な一つの支持されたトレイのため保
持手段とより成る。
【0006】
【実施例】図1及び図8においてにおいて、入口ステー
ション1は支持板2上に並置した4個のトレイトラック
3を具備し、支持板2は、試験管4を担持するトレイ5
を受け取るようになっている。トレイトラック3の中心
軸線6は点7において交差している。全てのトレイトラ
ック3は仕切り8によって相互に離間されると共に、ト
レイ5(図6参照)の拡開ベース83の約2倍の高さ支
持板2内において沈められている。仕切り8は外側の境
界9から凹んでおり、その弓状配置された出口まで延び
ている。トレイトラック3はその長さ及び幅は各トレイ
5の基部83の長さ及び幅より大きくなっている。入口
ステーション1と交差点7との間において搬送器12が
設けられ、搬送器12は細長いハウジング11を有し、
中心が点7に位置しているピボット点84の回りを旋回
することができる。搬送器はトラック3のいづれに対し
ても旋回することができ、トレイトラック3に近接して
位置される零点13と整列することができる。搬送器1
2は入口ステーション1の弓状配置出口10まで延びて
いる。
【0007】搬送器12の側方にトレイ移動部材もしく
はトレイ係合器14(図1、図8)は長手方向に摺動可
能であり、トレイを入口ステーション1から処理ステー
ション15に又はその逆に搬送するのに使用される。ト
レイ移動部材14はハウジング11(図6)内に設けら
れる細長い開口81まで達している。吸引器20は処理
ステーション15内に設けられ、吸引器20は、試験管
4から生体流体を除去するための嘴(probosci
s) 21と、試験管4の走査を行うための検知器22
とを具備する。処理ステーション15は零点位置まで旋
回した搬送器12の約中間の位置に設けられ、搬送器1
2はその長さがトレイ5の大体半分である。この構造は
、トレイ5をして、その後端が入口ステーション1にま
で延びることなく、最初及び最後の管4も含めて処理ス
テーション15に移動せしめることを可能とする。
【0008】試験管4を開放及び閉鎖する第2の処理ス
テーション16は搬送器12に沿って零点13に対抗す
る端部17に配置され、同様に、入口ステーション1と
交差点7との間の中間に位置している。バーコードスキ
ャナ18が処理ステーション15もしくは16と入口ス
テーション1との間に配置され、試験管4に印刷された
患者データを読取ことができる。  トレイトラック3
の出口10は保持手段19を備え、この保持手段19は
搬送器12がトレイトラック3と整列したとき解除され
る。トレイトラック3を備えた入口ステーション1はオ
ペレータがアクセスすることができるが、搬送器12並
びに処理ステーション15及び16はアナライザ内で壁
57によって被覆されている。トレイ5より幾分高い仕
切り8は通路58を介してアクセスされるのを防止する
(図6参照)。
【0009】図3及び4は入口ステーション1の支持板
2の下方に配置される保持手段19を示す。各保持手段
19は回転軸23の回りを垂直に旋回可能な揺動体とし
て構成される。保持手段19の第1の揺動アーム24は
トレイトラック3まで延びており、出口10の領域にお
けるその端部はトレイ5のための阻止エレメント25を
備えている。第2の揺動アーム24´は、端部が光バリ
ヤとして設計される光学的センサ27の光路に延びるブ
レード26と、フィンガ28とから成る。支持板に取り
付けられる板スプリング29は第1の揺動アーム24と
係合し、阻止エレメント25をトレイトラック3の出口
10の領域まで付勢する。更に、仕切り8の外側端部の
下方において入口ステーション1は円形に延びるリブ3
0を備え、リブ30はトレイトラック3と接続されるス
ロット31を形成している。零点13は二つのスロット
によって特徴づけられる。センサ32は光バリヤとして
設計され、搬送器12のアウトリガー(outrigg
er) 33上に取り付けられ、このセンサ32は搬送
器12をトレイトラック3及び零位置に整列させるべく
スロットを走査するのに使用される。
【0010】出口10の領域であって搬送器12の下方
に支持板34が設けられ、この支持板34は、搬送器1
2と面したその端部で弓状ラック35を備えている。ハ
ウジング部51によって支持されたピニオン36はラッ
ク35と係合され、ピニオン36は歯付ベルトによって
駆動機構に連結される。ハウジング部分51に取り付け
られる支持ブラケット38は支持体39を有し、この支
持体39はハウジング部分51即ち搬送器12が旋回し
たとき、支持板34上を摺動する。図4はその第1端部
位置にある保持手段19を示しており、スプリング9は
この第1端部位置に対して付勢を行う。第1の揺動アー
ム24の阻止エレメント25は空のトレイトラック3の
出口10に向って延びている。この場合、揺動体の他端
に配置されるブレード26はセンサ27の下に位置し、
これを被覆している。試験管4を搭載したトレイ5がト
レイトラック3に入って来ると、保持手段19は回転中
心23の回りを破線の位置まで旋回し、この破線位置で
は阻止エレメント25はトレイトラック3に依然として
延びているが、ブレード26はセンサ27を被覆してい
る。
【0011】ハウジング11に連結されたアウトリガー
  33上において、電磁石40は保持手段19の下方
に設けられ、この電磁石40は励磁されたときプランジ
ャ41を中心線6に沿って移動させ、保持手段19のフ
ィンガ28を起動する。これに引き続いて、保持手段1
9はその第3位置に回動され、トレイトラック3の出口
10は解放され、センサ27は露出される。電磁石40
の消磁後に、プランジャ41は図示するホーム(原点)
位置にらせんスプリング42によって復帰される。図4
において、支持板34及び支持ブラケット38が二つの
支持体9との関連で示される。支持体39はスクリュ4
3を有し、スクリュ43によってハウジング部分51即
ち入口ステーション1の出口10の付近における搬送器
12の高さの調節が行われる。支持ブラケット38はS
字形をなし、ハウジング11の底部44に連結される。 ブラケット38は、加えて、シャフト45の軸受として
機能し、シャフト45上に搬送器12の旋回駆動のため
のピニオン36及び駆動ローラ46が設けられる。外端
部において、底部44はアウトリガー  33を担持し
、このアウトリガー  33は軸47を担持し、軸47
はアイドラ48に加えて、電磁石40及びセンサ32を
備え、アイドラ48は歯付ベルトと共に、トレイ移動部
材14の駆動機構に属する。
【0012】トトレイトラック3の出口10に接続され
、案内ウエブから成るトレイ5のガイド50が搬送器1
2に設けられる。電磁石40及びアイドラ48は搬送器
12を形成するハウジング11内に収容され、塵埃から
保護することができる。図5に示すように搬送器12の
両側においてT字状の案内支柱52が設けられ、この支
柱52間にトレイ5の拡開された基部83が配置される
。トレイ移動部材14は細長い開口81を介してハウジ
ング11の内部に延びており、クランプ部材53をによ
って歯付ベルト49に連結されている。トレイ移動部材
14はハウジング11の片側に取り付けられる。ボルト
54及び環状部材55がクランプ部材53に連結される
。ボルト54及び環状部材55は、それぞれ、ハウジン
グ部分51の内側の球状支持面85及びその外側に当接
している。その下端において環状部材55は球状の隆起
部86を有し、この球状隆起部86はハウジング部51
のプリズム形の案内部材87に摺動している。トレイ移
動部材14の上端において、フック56が設けられ、こ
のフック56はポスト52の上方で、横方向に水平に搬
送器12の中心を超えて延びており、かつトレイ5を前
進させるため、トレイの前側に設けられるアイレット8
0と係合される。
【0013】図6はトレイトラック3の出口10の領域
における搬送器12を示す。2個の側方に配置されたガ
イド50が搬送器12上に図示されている。その背後に
通路58を形成する壁57及び入口ステーション1の仕
切り8の内部が図示されている。この通路58を通して
所定の高さ及び幅を持ったトレイ5だけが搬送器に到達
することができる。搬送器8の下端は水平に延びる案内
フィン8´を備え、この案内フィン8´は挿入されたト
レイ5の拡開されたベース83の上方でトレイトラック
3に延びている。搬送器12の下方にトレイ移動部材1
4の駆動機構のアイドラ48が配置され、ハウジング1
1の内部に電磁石40が配置されるのが分かる。図7は
搬送器12上にトレイ5が位置したところを示している
。搬送器12に沿って案内フィン8´の断面に相当する
断面を持った案内ポスト52が相互に離間して配置され
、トレイ5の案内を確実に行うことができると共に、搬
送器12内に存在し得る障害物がトレイ5の進路からわ
きに排除され、トレイがこれに当ることが防止される。
【0014】ハウジング11の底部44の下方において
ステッパモータ61が設けられ、このステッパモータ6
1は駆動ギヤ62と、歯付ベルト63と、軸64上の案
内ローラ65とによって駆動ギヤ66を駆動し、歯付ベ
ルト49と、アイドラ48とによってトレイ移動部材1
4(図4)を駆動する。歯付ベルト49によって駆動さ
れる軸88上にエンコーダホイール67が設けられ、そ
の回転運動は光バリヤとして機能するセンサ68によっ
て検知される。もう一つのステッパモータ69が底部4
4においてステッパモータ61に近接して設けられ、ス
テッパモータ69は駆動ギヤ70と歯付ベルト37とに
よって、搬送器12を旋回せしめる駆動ピニオン36を
駆動する。搬送器12(ハウジング11)の旋回はベア
リングブロック71における点84に配置されるジャー
ナル59の回りで行われる。
【0015】図7はステッパモータ61及び69の配置
を駆動ギヤ62及び70、並びに歯付ベルト37,49
及び63との関連において示す。軸88上に設けられる
エンコーダホイール67はセクタ72として不透明なも
のと透明なものとを有し、これらのセクタ72はエンコ
ーダホイール67の回転中にセンサ68によって走査さ
れる。発生されたパルスの数はこの場合は搬送器12に
沿ったトレイ移動部材14の移動に比例する。ベアリン
グブロック71はねじ73によってシャーシ74に取り
付けられるものとして表されている。また、ハウジング
11のジャーナル59の位置も図示されている。
【0016】装置は以下の通り作動する。まず、試験管
4を備えた一つもしくは複数のトレイ5が入口部1の4
個のトレイトラック3に配置される。患者の生体液体で
充填された各試験管は特定の患者のデータと処理指令と
を具備しているが、これらのデータと処理とは検査の始
めに予め準備されており、アナライザの電子制御ユニッ
ト76(図2)のメモり75に格納されている。トレイ
5が挿入されるとき、トレイトラック3の数トレイ5内
の試験管4の位置が制御ユニット76に連結されるキー
ボード77によって前記データに追加される。キーボー
ド77により生体流体の処理が開始されると、マイクロ
プロセッサー77は制御ユニット76内のプログラムを
実行する。この処理は個々にはキーボード77によって
予め設定され、トレイトラック3へのトレイ5の装填、
トレイ5への試験管4の装着はここに実行し変更するこ
とができる。
【0017】このようにして、アナライザは、生体流体
のサンプルが比較的大量であっても柔軟に取り扱いかつ
処理することができ、かつ要求に応じてどのような順序
にも適合させることができる。プログラムの始動後、ト
レイ5が入口ステーションの選定されたトレイトラック
3内に存在しているか否か判別される。これは図3及び
4に示す保持手段19の下方に位置されるセンサ27に
よって行うことができる。即ち、センサ27はトレイ5
が存在しているときは保持手段19のブレード26によ
って被覆される。トレイ5がトレイトラック3中に存在
しているときは搬送器12はジャーナル59の回りを選
定されたトラックの方向に図8の矢印90のように旋回
される。この旋回運動はステッパモータ69、駆動ギヤ
70、歯付ベルト37及びラック35と係合するピニオ
ン36によって実行される(図4及び8参照)。ステッ
パモータ69はマイクロプロセッサー78によって制御
される。搬送器12の位置は一方ではステッパモータ6
9のステッパパルスにより検知されるとともに、他方で
は、アウトリガー33に取り付けられるセンサ32によ
ってトレイトラック3と連結されるスロット31を検出
することによって検知される。搬送器12が選定のトレ
イトラック3に到達したとき、搬送器12は旋回方向に
そのトレイトラックを超えて又は反対方向に、ある量だ
け回転せしめられる。この回転量の選定によって、ハウ
ジング11の側部で案内されるトレイ移動部材14のフ
ック56が、同部材14が搬送器12に沿って移動する
ときトレイ5のアイレット80を通過せしめることがで
きる。トレイ移動部材14が点7からトレイトラック3
まで移動する間にフック56がアイレット80の中心線
の領域に位置したとき、搬送器12は、フック56がア
イレット80に係合する範囲で逆方向に旋回し、搬送器
12はトレイトラック3と整列される。
【0018】電磁石40をマイクロプロセッサー78に
よって制御し、プランジャ41はフィンガ28を介して
保持手段19を阻止エレメント25と共に下方に回動せ
しめ、保持手段19はセンサ27を露出せしめる。かく
して、トレイトラック3の出口10は開放せしめられ、
トレイ移動部材14を図8の矢印100の方向に移動さ
せることによってトレイ5は搬送器12上に移動せしめ
られる。トレイ移動部材14の作動はステッパモータ6
1と、駆動ギヤ62と、歯付ベルト63と、案内ローラ
65と、駆動ギヤ66と、歯付ベルト49と、アイドラ
ローラ48とによって行われ、トレイ移動部材14は歯
付ベルト49に連結される。軸88に取り付けられるエ
ンコーダホイール67及びセンサ68はトレイ移動部材
14の位置、即ち、搬送器12に沿ったトレイ5の位置
を決定することができる。軸22の回転により、エンコ
ーダホイール67の非透明セクタと透明セクタ72とは
センサ68をしてパルスを発生せしめ、そのパルスの数
はトレイ移動部材14の移動量に比例している(図7参
照)。
【0019】トレイ移動部材14が試験管4を搭載した
トレイを搬送器12に引き出すのを完了すると、トレイ
5はトレイトラック3に近接した、二つのスロット31
により特徴づけられる零位置12に旋回される。この操
作の間に、電磁石40は消磁され、そのプランジャ41
は螺旋スプリング41によって、そのホーム位置に復帰
される同時に保持手段19は阻止エレメント25と共に
板スプリング29によってトレイトラック3の出口10
に向けて上方に旋回される。これにより、保持手段19
は上端位置に到達され、この位置ではブレード26はセ
ンサ27を露出せしめる。かくして、トレイ5がトレイ
トラック3に存在しているか、又はトレイの出口10が
空か否か検出することが今や可能となる。このことはマ
イクロプロセッサーによって判断され、トレイトラック
3が許容できないように占有されているとき、または同
時二つのトレイ5が占めているような場合さえあるが、
これをエラーとしてディスプレイパネル79に表示する
。その後、トレイ5はプログラムにおいて所定された試
験管と共に処理ステーション15に移動される。このス
テーションでは試験管4は検知手段22によって最初に
検出され、それから生体流体はアスピレータの嘴21に
よって除去される。トレイ5の全ての試験管4が除去さ
れたとき搬送器12は初期のトレイトラック5に後退回
動され、トレイ5はトレイトラック3に戻る。それに先
だって、保持手段19は再度電磁石40のプランジャ4
1によって逆方向に旋回される。入口ステーション1か
らの別のトレイ5の選定、処理ステーション15への搬
送、及びトレイトラック3への返送は以上の説明と同様
に実行される。
【0020】好ましくは、制御ユニット76はステッパ
モータ61及び69のブロッキングの保護機能を達成す
ることができ、この機能はセンサ68によってエンコー
ダホイール67の回転運動を監視する一方、ステッパモ
ータ61及び69のステップ回数の所定値と検出値とを
比較することによって達成される。ブロッキングのあっ
たステッパモータは消勢され、誤差がディスプレイ79
上に表示される。あってはならないブロッキングは不許
容の高さのトレイ5がトレイトラック3に挿入されたと
き起こり、このときトレイは壁57の通路58の上端エ
ッジに引っ張られることになる。ブロッキングは、また
、案内ポスト52と搬送器12との間で不許容のトレイ
5のベース83がジャミングすることによっても起こる
。更に、プランジャ41の吸引力の好ましい制御のやり
方としてはまず低電流のパルスを、ついで高電流のパル
スを印加し、逆電流パルスによって解放速度を減少し、
ノイズを最小することができる。
【0021】以上の工程は、バーコードの形態で提供さ
れる患者データのためスキャナ18を入口ステーション
1と処理ステーション15との間に配置し、第2のステ
ーション16を試験管4の開放及び閉鎖のための端部位
置17に設けた発展型の装置では変化される。試験管4
を備えたトレイ5は、開口及び閉鎖手段16並びにスキ
ャナ18のみを介して、検知器22及びアスピレータ2
0にに到達する。トレイトラック3にトレイ5を挿入す
るに先だって試験管4が手動によって開放され、キーボ
ード77により患者のデータを入力することはこのよう
にして排除され、操作はより簡単となり、より信頼性が
高くなるなる。以上したこの発明は特定しないエレメン
トを欠如して実施することができる。以上この発明の実
施例を説明したが、色々な変形がこの発明の範囲内で実
施可能である。
【0022】
【発明の効果】サンプルを得るためのに単一の駆動モー
タを駆動することによって複数のトレイをランダムにア
スピレータにアクセスさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、入口ステーションと、搬送器とを備え
たこの発明の装置の上面図を示す。
【図2】図2は、この発明の装置の制御ユニットを示す
【図3】図3は、図1の装置の入口ステーションの上面
図(一部断面)である。
【図4】図4は、トレイトラックを有する図1の装置の
入口ステーションの図3のB−B線に沿う断面図である
【図5】図5は、図1の装置の搬送器の図1のC 1−
C1線に沿う断面図である。
【図6】図6は、通路を備えた図1の装置の搬送器の図
1のC2−C2線に沿う断面図である。
【図7】図7は、トレイ移動部材と駆動エレメントとを
備えた図1の装置の搬送器の図1及び図8のD−D線に
沿う断面図である。
【図8】図8は、駆動エレメントを備える図1の装置の
搬送器の図7のE−E線に沿う断面図である。
【図9】図9は、図1に示される幾つかの要素の断片的
な斜視図である。
【符号の説明】
1…入口ステーション 2…支持板 3…トレイトラック 4…試験管 5…トレイ 12…搬送器 14…トレイ移動部材 15…第1処理ステーション 16…第2処理ステーション 18…バーコードスキャナ 19…保持手段 20…吸引器 21…嘴 24…揺動アーム 25…阻止エレメント 27…光学的センサ 34…支持板 35…弓状ラック 36…ピニオン 37…歯付ベルト 40…電磁石 41…プランジャ 47…歯付ベルト 51…ハウジング 52…案内支柱 61…ステッピングモータ 68…センサ 69…第2ステッピングモータ 76…マイクロプロセッサ 77…キーボード 84…ピボット点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  アナライザにおけるコンテナのトレイ
    の搬送装置において、コンテナは生体液体にて充填され
    ており、搬送装置は、サイドバイサイドに配置された、
    各々が中心軸線を有する複数のトレイトラックを有した
    入口ステーションと、処理ステーションと、トレイを処
    理ステーションから入口ステーションに搬送し、かつ入
    口ステーションから処理ステーションに搬送する可動搬
    送器とより成り、該搬送器は、その回りにおいて搬送器
    を旋回せしめるピボット点と、該搬送器をピボット点の
    周囲にて移動させるための手段とより成り、前記入口ス
    テーションの中心軸線は前記ピボット点の垂直上方の点
    で交差するように配置される装置。
  2. 【請求項2】  アナライザにおけるコンテナのトレイ
    の搬送装置において、コンテナは生体液体にて充填され
    ており、搬送装置は、各々がトレイの収容及び支持のた
    めの形態を有した複数のトレイトラックを有した入口ス
    テーションと、処理ステーションと、トレイを処理ステ
    ーションから入口ステーションに搬送し、かつ入口ステ
    ーションから処理素ステーションに搬送する可動搬送器
    と、各トラックの一端に設けられ、該搬送器と係合可能
    な一つの支持されたトレイのため保持手段とより成る装
    置。
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