JPH04235202A - 粉末成形体の焼結方法 - Google Patents
粉末成形体の焼結方法Info
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- JPH04235202A JPH04235202A JP3001085A JP108591A JPH04235202A JP H04235202 A JPH04235202 A JP H04235202A JP 3001085 A JP3001085 A JP 3001085A JP 108591 A JP108591 A JP 108591A JP H04235202 A JPH04235202 A JP H04235202A
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- compact
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- sintering
- sintered
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、金属やセラミックス等
の粉末成形体の焼結方法に関するものである。
の粉末成形体の焼結方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】焼結材料は粉末を成形し、その成形体を
加熱・焼結して作られる。焼結はガス雰囲気や真空中で
行われるが、通常は成形体をトレー等にのせ、炉内に装
入して加熱する。また特殊な場合には、成形体を粉末に
埋め込んだ状態で焼結したり、あるいは成形体を封缶（
キャニング）して焼結することがある。前者は、たとえ
ば焼結時の成形体の変形防止や、反応防止（金属粉末成
形体の酸化防止など）を目的とする。後者は、熱間静水
圧成形（ＨＩＰ）法により焼結する時にガス圧が成形体
に印加されるために封缶する例がある、また、特開平１
−１６５７０５号公報に記されているように、フェルト
材で成形体をおさえつけて焼結する技術も知られている
。
加熱・焼結して作られる。焼結はガス雰囲気や真空中で
行われるが、通常は成形体をトレー等にのせ、炉内に装
入して加熱する。また特殊な場合には、成形体を粉末に
埋め込んだ状態で焼結したり、あるいは成形体を封缶（
キャニング）して焼結することがある。前者は、たとえ
ば焼結時の成形体の変形防止や、反応防止（金属粉末成
形体の酸化防止など）を目的とする。後者は、熱間静水
圧成形（ＨＩＰ）法により焼結する時にガス圧が成形体
に印加されるために封缶する例がある、また、特開平１
−１６５７０５号公報に記されているように、フェルト
材で成形体をおさえつけて焼結する技術も知られている
。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】焼結の目的は極力高密
度の焼結体を得ることであるが、中にはかえって焼結時
に膨張する成形体があり、焼結体の特性を著しく損なっ
ている。例えば、Ｔｉ粉とＡｌ粉を混合して成形し、焼
結時に反応させてＴｉＡｌ金属間化合物の焼結体を作製
する場合には、焼結時に著しい膨張が起こる。
度の焼結体を得ることであるが、中にはかえって焼結時
に膨張する成形体があり、焼結体の特性を著しく損なっ
ている。例えば、Ｔｉ粉とＡｌ粉を混合して成形し、焼
結時に反応させてＴｉＡｌ金属間化合物の焼結体を作製
する場合には、焼結時に著しい膨張が起こる。
【０００４】しかしながら、ＨＩＰのような加圧焼結を
除き、通常の無加圧焼結では焼結時の成形体の膨張に対
して有効な防止手段の無いのが現状である。また、前記
のようにフェルト材で成形体をおさえつける方法によっ
ては一方向については有効であるが、等方的な加圧にな
らないので、部品形状が変形する欠陥は避けられない。
除き、通常の無加圧焼結では焼結時の成形体の膨張に対
して有効な防止手段の無いのが現状である。また、前記
のようにフェルト材で成形体をおさえつける方法によっ
ては一方向については有効であるが、等方的な加圧にな
らないので、部品形状が変形する欠陥は避けられない。
【０００５】本発明の目的は、このような粉末成形体焼
結時の著しい膨張を防止し、健全な焼結体を得ることの
できる焼結方法を提案することである。
結時の著しい膨張を防止し、健全な焼結体を得ることの
できる焼結方法を提案することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、焼結時に膨張
する傾向のある粉末成形体を焼結するに際して、該粉末
成形体を該粉末成形体と実質的に反応しない粉末ないし
粒の中に埋め、全体を容器に密に充填拘束した状態で加
熱・焼結することを特徴とする粉末成形体の焼結方法で
ある。
する傾向のある粉末成形体を焼結するに際して、該粉末
成形体を該粉末成形体と実質的に反応しない粉末ないし
粒の中に埋め、全体を容器に密に充填拘束した状態で加
熱・焼結することを特徴とする粉末成形体の焼結方法で
ある。
【０００７】
【作 用】本発明では、粉末の成形体をその成形体と
実質的に反応しない粉末や粒の中に埋め込み、全体を容
器中に密に充填拘束し、その状態で加熱して焼結するの
で、成形体が膨張しようとした時に周囲の密に充填され
た粉末や粒によって膨張が妨げられ、最終的に高密度の
焼結体が得られる。
実質的に反応しない粉末や粒の中に埋め込み、全体を容
器中に密に充填拘束し、その状態で加熱して焼結するの
で、成形体が膨張しようとした時に周囲の密に充填され
た粉末や粒によって膨張が妨げられ、最終的に高密度の
焼結体が得られる。
【０００８】従って本発明の作用効果は、埋め込み媒体
として使用する粉末ないし粒の熱膨張率が充填容器のそ
れよりも大きい時に特に好ましく発揮される。また、こ
れら粉末や粒子が高充填性でしかも密に充填する方法を
用いれば、成形体の膨張防止の作用効果が大きい。
として使用する粉末ないし粒の熱膨張率が充填容器のそ
れよりも大きい時に特に好ましく発揮される。また、こ
れら粉末や粒子が高充填性でしかも密に充填する方法を
用いれば、成形体の膨張防止の作用効果が大きい。
【０００９】
【実施例】平均粒径２２μｍのＴｉ粉末と平均粒径５６
μｍのＡｌ粉末とを原子比で１：１となるように混合し
、直径１１．３ｍｍ、高さ１１．５ｍｍの円柱状に、成
形圧力２ｔ／ｃｍ２ で成形した。一方で、平均粒径
０．６ｍｍの Ａｌ２Ｏ３粒を用意し、厚さ１０ｍｍの
ステンレス鋼で作った内寸法 １００ｍｍ×１００ ｍ
ｍ×３５ｍｍ（高さ）の容器に入れ、その粒の内に前記
成形体を埋め込み、容器を振動して密な充填を図った。 このステンレス鋼容器に同じステンレス鋼（１０ｍｍ厚
）製の蓋を溶接し、外気との流通はあるが Ａｌ２Ｏ３
粒が密閉された状態とした。
μｍのＡｌ粉末とを原子比で１：１となるように混合し
、直径１１．３ｍｍ、高さ１１．５ｍｍの円柱状に、成
形圧力２ｔ／ｃｍ２ で成形した。一方で、平均粒径
０．６ｍｍの Ａｌ２Ｏ３粒を用意し、厚さ１０ｍｍの
ステンレス鋼で作った内寸法 １００ｍｍ×１００ ｍ
ｍ×３５ｍｍ（高さ）の容器に入れ、その粒の内に前記
成形体を埋め込み、容器を振動して密な充填を図った。 このステンレス鋼容器に同じステンレス鋼（１０ｍｍ厚
）製の蓋を溶接し、外気との流通はあるが Ａｌ２Ｏ３
粒が密閉された状態とした。
【００１０】このように成形体を充填した容器をそのま
ま高真空炉に入れ、圧力約１×１０−５Ｔｏｒｒのもと
で１０００℃に加熱し２時間の間保持した。冷却後成形
体を取り出したところ、健全な円柱状が保たれており、
空孔率の測定によって求めた相対密度は９３．６％であ
った。比較のため、前記と同じ成形体を Ａｌ２Ｏ３板
の上にのせ、 Ａｌ２Ｏ３粒に埋めずに同様の真空焼結
を施したところ、焼結後の成形体表面にはひび割れが生
じており、相対密度は８３％と低かった。
ま高真空炉に入れ、圧力約１×１０−５Ｔｏｒｒのもと
で１０００℃に加熱し２時間の間保持した。冷却後成形
体を取り出したところ、健全な円柱状が保たれており、
空孔率の測定によって求めた相対密度は９３．６％であ
った。比較のため、前記と同じ成形体を Ａｌ２Ｏ３板
の上にのせ、 Ａｌ２Ｏ３粒に埋めずに同様の真空焼結
を施したところ、焼結後の成形体表面にはひび割れが生
じており、相対密度は８３％と低かった。
【００１１】
【発明の効果】以上述べたように、本発明法によれば簡
単に焼結時の膨張を抑えることができ、反応焼結などに
よる金属粉末やセラミックスの膨張性焼結に幅広く対応
することができる。
単に焼結時の膨張を抑えることができ、反応焼結などに
よる金属粉末やセラミックスの膨張性焼結に幅広く対応
することができる。
Claims (1)
- 【請求項１】 焼結時に膨張する傾向のある粉末成形
体を焼結するに際して、該粉末成形体を該粉末成形体と
実質的に反応しない粉末ないし粒の中に埋め、全体を容
器に密に充填拘束した状態で加熱・焼結することを特徴
とする粉末成形体の焼結方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3001085A JPH04235202A (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 粉末成形体の焼結方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3001085A JPH04235202A (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 粉末成形体の焼結方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04235202A true JPH04235202A (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=11491666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3001085A Pending JPH04235202A (ja) | 1991-01-09 | 1991-01-09 | 粉末成形体の焼結方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04235202A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09276654A (ja) * | 1996-04-11 | 1997-10-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 排ガスフィルター及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-01-09 JP JP3001085A patent/JPH04235202A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09276654A (ja) * | 1996-04-11 | 1997-10-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 排ガスフィルター及びその製造方法 |
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