JPH04234892A - 新規セフェム化合物 - Google Patents
新規セフェム化合物Info
- Publication number
- JPH04234892A JPH04234892A JP11121291A JP11121291A JPH04234892A JP H04234892 A JPH04234892 A JP H04234892A JP 11121291 A JP11121291 A JP 11121291A JP 11121291 A JP11121291 A JP 11121291A JP H04234892 A JPH04234892 A JP H04234892A
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- JP
- Japan
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- compound
- amino
- cephem
- present
- pyrazolio
- Prior art date
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- Pending
Links
- -1 cephem compound Chemical class 0.000 title abstract description 4
- VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N Hydrochloric acid Chemical compound Cl VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 9
- DLFVBJFMPXGRIB-UHFFFAOYSA-N Acetamide Chemical compound CC(N)=O DLFVBJFMPXGRIB-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- HQOQSFITXGQQDM-SSDOTTSWSA-N methyl (6R)-8-oxo-5-thia-1-azabicyclo[4.2.0]oct-2-ene-2-carboxylate Chemical compound COC(=O)C1=CCS[C@@H]2CC(=O)N12 HQOQSFITXGQQDM-SSDOTTSWSA-N 0.000 claims description 5
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- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Cephalosporin Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗菌薬として優れた新
規セフェム化合物に関するものであり医療の分野で利用
される。
規セフェム化合物に関するものであり医療の分野で利用
される。
【0002】
【発明の構成】本発明は、結晶性の7β−[2−(5−
アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2
−(1−カルボキシ−1−メチルエトキシイミノ)アセ
トアミド]−3−[3−アミノ−2−(2−ヒドロキシ
エチル)−1−ピラゾリオ]メチル−3−セフェム−4
−カルボキシラート・塩酸塩(シン異性体)[以下、本
願化合物(I)と略称]に関する。本願化合物(I)の
フリー体である7β−[2−(5−アミノ−1,2,4
−チアジアゾール−3−イル)−2−(1−カルボキシ
−1−メチルエトキシイミノ)アセトアミド]−3−[
3−アミノ−2−(2−ヒドロキシエチル)1−ピラゾ
リオ]メチル−3−セフェム−4−カルボキシラート(
シン異性体)[以下公知化合物(II)と略称]は、例
えばヨーロッパ特許出願公開第0261615A2の実
施例6(4)に記載され、優れた抗菌活性を有している
ことが知られている
アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2
−(1−カルボキシ−1−メチルエトキシイミノ)アセ
トアミド]−3−[3−アミノ−2−(2−ヒドロキシ
エチル)−1−ピラゾリオ]メチル−3−セフェム−4
−カルボキシラート・塩酸塩(シン異性体)[以下、本
願化合物(I)と略称]に関する。本願化合物(I)の
フリー体である7β−[2−(5−アミノ−1,2,4
−チアジアゾール−3−イル)−2−(1−カルボキシ
−1−メチルエトキシイミノ)アセトアミド]−3−[
3−アミノ−2−(2−ヒドロキシエチル)1−ピラゾ
リオ]メチル−3−セフェム−4−カルボキシラート(
シン異性体)[以下公知化合物(II)と略称]は、例
えばヨーロッパ特許出願公開第0261615A2の実
施例6(4)に記載され、優れた抗菌活性を有している
ことが知られている
【0003】しかしながら、本発明の発明者らがさらに
検討を進めたところ、該公報中に記載された公知化合物
(II)は無晶形の化合物であり、この無晶形の公知化
合物(II)は不安定で、かさ高く、純度が低い等の欠
点を有し、臨床の場で用いる医薬としてはそれほど適し
ていないことが明らかとなった。本発明の発明者らは、
この公知化合物(II)の改善のために鋭意検討を行っ
た結果、上記の様な欠点がなく医薬としてより適した本
願化合物(I)を得ることに成功し、本発明を完成した
。
検討を進めたところ、該公報中に記載された公知化合物
(II)は無晶形の化合物であり、この無晶形の公知化
合物(II)は不安定で、かさ高く、純度が低い等の欠
点を有し、臨床の場で用いる医薬としてはそれほど適し
ていないことが明らかとなった。本発明の発明者らは、
この公知化合物(II)の改善のために鋭意検討を行っ
た結果、上記の様な欠点がなく医薬としてより適した本
願化合物(I)を得ることに成功し、本発明を完成した
。
【0004】本願化合物(I)は公知化合物(II)を
HCL(例えば塩酸)と反応させることにより製造でき
る。反応は通常水等の慣用の溶媒の存在下で行うことが
できる。反応温度は特に限定されないが通常冷却下ない
し加温下で行うことができる。
HCL(例えば塩酸)と反応させることにより製造でき
る。反応は通常水等の慣用の溶媒の存在下で行うことが
できる。反応温度は特に限定されないが通常冷却下ない
し加温下で行うことができる。
【0005】本願化合物(I)が公知化合物(II)よ
り優れていることを示すために、安定性に関する比較試
験を以下に示す。 試験サンプル 試験サンプル1 ── ヨーロッパ特許出願公開第
0261615A2の実施例6(4)で得られた公知化
合物(II) 試験サンプルA ── 後記実施例で得られた本願
化合物(I) 試験方法 各試験サンプルの気密容器中50℃の条件下での安定性
を試験した。各試験サンプルの力価を液体クロマトグラ
フィーにより測定し、各化合物の残存率を計算した。 試験結果 上記試験結果から明白な様に、試験サンプルAは試験サ
ンプル1に比較して安定性に優れていることがわかる。
り優れていることを示すために、安定性に関する比較試
験を以下に示す。 試験サンプル 試験サンプル1 ── ヨーロッパ特許出願公開第
0261615A2の実施例6(4)で得られた公知化
合物(II) 試験サンプルA ── 後記実施例で得られた本願
化合物(I) 試験方法 各試験サンプルの気密容器中50℃の条件下での安定性
を試験した。各試験サンプルの力価を液体クロマトグラ
フィーにより測定し、各化合物の残存率を計算した。 試験結果 上記試験結果から明白な様に、試験サンプルAは試験サ
ンプル1に比較して安定性に優れていることがわかる。
【0006】以下、実施例により本発明をさらに詳細に
説明する。 実施例 7β−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾー
ル−3−イル)−2−(1−カルボキシ−1−メチルエ
トキシイミノ)アセトアミド]−3−[3−アミノ−2
−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピラゾリオ]メチル
−3−セフェム−4−カルボキシラート(シン異性体)
(10g)の水(10ml)中懸濁液を20℃攪拌下2
N塩酸でpH1.0に調整する。溶液を同温で2時間攪
拌し、生じた結晶をろ取乾燥して7β−[2−(5−ア
ミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2−
(1−カルボキシ−1−メチルエトキシイミノ)アセト
アミド]−3−[3−アミノ−2−(2−ヒドロキシエ
チル)−1−ピラゾリオ]メチル−3−セフェム−4−
カルボキシラート・塩酸塩(シン異性体)(6.7g)
を結晶として得た。 mp:188℃(分解) IR(ヌジョール):3430,3250,1780,
1710,1645,1580,1515cm−1
NMR(D2O−NaHCO3,δ):1.53(6H
,s),3.06および3.40(2H,ABq,J=
18Hz),3.70−3.96(2H,m),4.1
5−4.46(2H,m),5.10(2H,ブロード
s),5.23(1H,d,J=5Hz),5.8
5(1H,d,J=5Hz),5.95(1H,d,J
=5Hz),5.95(1H,d,J=3Hz),7.
85(1H,d,J=3Hz)
説明する。 実施例 7β−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾー
ル−3−イル)−2−(1−カルボキシ−1−メチルエ
トキシイミノ)アセトアミド]−3−[3−アミノ−2
−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピラゾリオ]メチル
−3−セフェム−4−カルボキシラート(シン異性体)
(10g)の水(10ml)中懸濁液を20℃攪拌下2
N塩酸でpH1.0に調整する。溶液を同温で2時間攪
拌し、生じた結晶をろ取乾燥して7β−[2−(5−ア
ミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2−
(1−カルボキシ−1−メチルエトキシイミノ)アセト
アミド]−3−[3−アミノ−2−(2−ヒドロキシエ
チル)−1−ピラゾリオ]メチル−3−セフェム−4−
カルボキシラート・塩酸塩(シン異性体)(6.7g)
を結晶として得た。 mp:188℃(分解) IR(ヌジョール):3430,3250,1780,
1710,1645,1580,1515cm−1
NMR(D2O−NaHCO3,δ):1.53(6H
,s),3.06および3.40(2H,ABq,J=
18Hz),3.70−3.96(2H,m),4.1
5−4.46(2H,m),5.10(2H,ブロード
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5(1H,d,J=5Hz),5.95(1H,d,J
=5Hz),5.95(1H,d,J=3Hz),7.
85(1H,d,J=3Hz)
Claims (1)
- 【請求項1】 結晶性の7β−[2−(5−アミノ−
1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2−(1−
カルボキシ−1−メチルエトキシイミノ)アセトアミド
]−3−[3−アミノ−2−(2−ヒドロキシエチル)
−1−ピラゾリオ]メチル−3−セフェム−4−カルボ
キシラート・塩酸塩(シン異性体)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11121291A JPH04234892A (ja) | 1990-02-27 | 1991-02-19 | 新規セフェム化合物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-48797 | 1990-02-27 | ||
JP4879790 | 1990-02-27 | ||
JP11121291A JPH04234892A (ja) | 1990-02-27 | 1991-02-19 | 新規セフェム化合物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04234892A true JPH04234892A (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=26389126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11121291A Pending JPH04234892A (ja) | 1990-02-27 | 1991-02-19 | 新規セフェム化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04234892A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003300985A (ja) * | 2002-02-05 | 2003-10-21 | Takeda Chem Ind Ltd | セフェム化合物 |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP11121291A patent/JPH04234892A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003300985A (ja) * | 2002-02-05 | 2003-10-21 | Takeda Chem Ind Ltd | セフェム化合物 |
JP4656798B2 (ja) * | 2002-02-05 | 2011-03-23 | 武田薬品工業株式会社 | セフェム化合物 |
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