JPH042347Y2 - - Google Patents

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JPH042347Y2
JPH042347Y2 JP19473487U JP19473487U JPH042347Y2 JP H042347 Y2 JPH042347 Y2 JP H042347Y2 JP 19473487 U JP19473487 U JP 19473487U JP 19473487 U JP19473487 U JP 19473487U JP H042347 Y2 JPH042347 Y2 JP H042347Y2
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locker
dust
free
air
general
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JP19473487U
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JPH01100039U (ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、クリーンルーム用更衣室の空気清浄
装置に係るものである。
「従来の技術」 クリーンルームは、通常、出入口に更衣室とエ
アシヤワーとを備えており、クリーンルームへの
入室者は、まず、更衣室にて一般着を無塵着に着
替えるとともに、無塵靴・手袋等を着け、次い
で、エアシヤワーを浴びて塵埃を除去した後、ク
リーンルームへと入室するようになつている。ま
た、更衣室内の天井、壁、床面等に空調用の吹出
口、吸込口が設けられている。
「考案が解決しようとする問題点」 更衣室内には、一般着用ロツカーと無塵着用ロ
ツカーとが設けられ、これらと別途に空調手段が
講じられるが、従来のものでは、除塵、防塵の配
慮が不十分であり、一般着と無塵着とのクロスコ
ンタミネーシヨンが起つている。すなわち、 Γ 無塵着保管中の汚染 Γ 一般着汚染の更衣室内への拡散 Γ 無塵着着衣時の床面汚染吸着 等の機能欠陥が生じている。
本考案は、斯る従来の問題点を解決しようとす
るものである。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、室内の離れた箇所に一般着用ロツカ
ーと無塵着用ロツカーとを配して成るクリーンル
ーム用更衣室において、少なくとも、無塵着用ロ
ツカー内の適所に清浄空気の吹出口を、一般着用
ロツカー内の適所に室内空気の吸込口を設けて成
る。
「作用」 如上の構成であるから、清浄空気は、吹出口か
ら無塵着用ロツカー内に流出し、該無塵着用ロツ
カーから一般着用ロツカーに向つて室内を流れ
て、一般着用ロツカーに入り、該一般着用ロツカ
ーの適所にある吸込口に流入する。
したがつて、その順路は、上記クロスコンタミ
ネーシヨンを排し、また、それらの空気の流れ
は、除塵、防塵を合理的に可能ならしめることが
できる。
「実施例」 第1図は、第1の実施例を示している。
更衣室Aは、室内の入口の付近に一般着用ロツ
カー1を、また、奥方に無塵着用ロツカー2を配
している。
一般着用ロツカー1は、前面開放型であり、任
意に出し入れできるハンガーを有している。
無塵着用ロツカー2は、前面開放型であり、複
数の無塵着を取り出し可能に収納している。
而して、更衣室Aは、空気清浄装置3を備えて
おり、該空気清浄装置は、無塵着用ロツカー2の
天井に吹出口31を設け、該吹出口の上にフイル
タ32を介して与圧チヤンバ33を設け、一般着
用ロツカー1の天井に吸込口34を設け、該吸込
口と上記与圧チヤンバ33とを循環フアン35及
びダクト36で連ねている。
なお、循環フアン35を外部の空調機へ連ね
て、空調を兼ねるようにしてもよい。
如上の構成であり、無塵着用ロツカー2の天井
にある吹出口31は、無塵着用ロツカー内に常時
清浄空気を送り、無塵着を常に清浄な状態に維持
する。
無塵着用ロツカー2から流出した清浄空気は、
室内を一般着用ロツカー1に向つて流れ、該一般
着用ロツカーの天井にある吸込口34に流入す
る。これらの空気の流れは、入室者の一般着から
無塵着への着替えに伴つて生ずる塵埃、一般着用
ロツカー1において一般着から生ずる塵埃等を合
理的に速やかに排除する。
吸込口34に流入した空気は、循環フアン35
により与圧チヤンバ33に送られ、フイルタ32
で清浄化されて、再び吹出口31より流出する。
第2図は、第2の実施例を示している。
この場合は、前例のものにおいて、無塵着用ロ
ツカー2の吹出口31の手前に、エアカーテンノ
ズル37を設け、無塵着用ロツカー2の前の床に
別の吸込口38を設け、該吸込口と一般着用ロツ
カー1の吸込口34とをダクト36で連ね、循環
フアン35の上流側をダクト36を介して外部の
空調機へ連ねている。
この場合、前例と同様の作用を生ずる他、吹出
口31の手前のエアカーテンノズル37は、無塵
着用ロツカーの前面にエアカーテンを構成し、無
塵着用ロツカー内に室内の塵埃が侵入するのを防
止する。
また、無塵着用ロツカー2から流出した清浄空
気の一部は、該ロツカー前の吸込口38に流入
し、ダクト36を通じて循環する。この空気の流
れは、無塵着用ロツカー2の前の床に付着せんと
する塵埃を合理的に速やかに排除する。
更に、外部の空調機は、循環フアン35の上流
側へ温度・湿度等を調整した空気を供給し、循環
空気に混合させる。
第3図は、第3の実施例を示している。
この場合は、無塵着用ロツカー2の吹出口31
からだけでなく、室内の天井面4からも清浄空気
を吹き出させるようにしたものであり、循環用ダ
クトを排し、無塵着用ロツカー2及び室内の天井
面4にフイルタ32,41……を配し、これの上
に共通の与圧室39を設け、また、床をグレーチ
ング等による通風床5とし、床下にリターン空間
6を設けている。一般着用ロツカー1の吸込口3
4及び循環フアン35を設けた点、ダクト36を
介して外部の空調機へ連係させた点は、前例と同
様である。
この場合、清浄空気は、無塵着用ロツカー2の
吹出口31及び室内天井面4から全面層流となつ
て流出し、床下のリターン空間6に流入し、一般
着用ロツカー1を経て吸込口34に吸入される。
したがつて、前例よりも更に優れた塵埃の排除
が可能となる。
「考案の効果」 本考案によれば、清浄空気を無塵着用ロツカー
に設けた吹出口より該ロツカー内に吹き出させ、
これを一般着用ロツカーに設けた吸込口に吸い込
ませるから、空気の流れを合理化でき、無塵着保
管中の汚染、一般着汚染の更衣室内への拡散、無
塵着着衣時の床面汚染吸着等を防止でき、一般着
と無塵着とのクロスコンタミネーシヨンを除去で
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例で、第1図は、第1
例、第2図は、第2例、第3図は、第3例の各截
断側面図である。 A……更衣室、1……一般着用ロツカー、2…
…無塵着用ロツカー、3……空気清浄装置、31
……吹出口、32……フイルタ、33……与圧
室、34……吸込口、35……循環フアン、36
……ダクト、37……エアカーテンノズル、38
……吸込口、39……与圧室、4……天井面、4
1……フイルタ、5……通風床、6……床下リタ
ーン空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室内の離れた箇所に一般着用ロツカーと無塵着
    用ロツカーとを配して成るクリーンルーム用更衣
    室において、少なくとも、無塵着用ロツカー内の
    適所に清浄空気の吹出口を、一般着用ロツカー内
    の適所に室内空気の吸込口を設けたことを特徴と
    するクリーンルーム用更衣室の空気清浄装置。
JP19473487U 1987-12-22 1987-12-22 Expired JPH042347Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19473487U JPH042347Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

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JP19473487U JPH042347Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

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Publication Number Publication Date
JPH01100039U JPH01100039U (ja) 1989-07-05
JPH042347Y2 true JPH042347Y2 (ja) 1992-01-27

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JP19473487U Expired JPH042347Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

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JP2002266120A (ja) * 2001-03-12 2002-09-18 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 無塵衣及びクリーンロッカ

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Publication number Publication date
JPH01100039U (ja) 1989-07-05

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