JPH04234045A - 不透光パッケージ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は一般には包装に関しとく
には１つ以上の感光体を不透光雰囲気内に安全に収容す
るための包装部材に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】種々のタイプの物体を収容するための包
装部材は従来技術において周知である。下記のような特
許に実施例が見出される：米国特許第２，９４２，７６
８号（マッコール（ＭｃＣａｌｌ））−板紙の単一ブラ
ンクを折り箱本体と折込式蓋とを形成して作られた直方
体状箱であって，該蓋は，その両端が本体端壁上にかぶ
さる頂壁セクションとおよび本体前壁の内面と密に対面
しかつその両端が端壁に近接して入り込む幅の狭い折込
式吊下りタッカーセクションとからなり，各端壁は，外
，中間，および内端壁パネルからなり，外端壁パネルは
内側に折り込まれた伸長部を有し，該伸長部は中間およ
び内端壁パネルの下を通過して本体内部の方向に進みか
つ底壁上に横たわるところの該直方体状箱を開示する。

【０００３】米国特許第３，２６９，６３８号（フォル
ベス（Ｆｏｒｂｅｓ））−板紙の単一ブランクが折られ
て箱本体および折込式蓋を形成して作られた直方体状箱
であって，該蓋は，その両端が本体端壁上にかぶさる頂
壁パネルとおよび本体前壁の内面と密に対面しかつその
両端が本体端壁の内面に近接して入り込む幅の狭い折込
式吊下りタッカーパネルとからなり，各端壁は，外，中
間，および内端壁パネルからなり，各外端壁パネルは内
包に折り込まれた底パネルを有し，該底パネルはそれか
ら隣接の中間および内端壁パネルの下を通って本体中心
部の方向に伸長しかつ本体底壁上に横たわるところの該
直方体状箱を開示する。

【０００４】米国特許第４，２９５，５９９号（ロカテ
ルリ（Ｌｏｃａｔｅｌｌｉ）ほか）−板紙の単一ブラン
クが折られて箱本体を形成して作られた直方体状箱とお
よび折込式蓋とであって，該蓋は，その両端が本体両端
壁上にかぶさる頂カバーパネルとおよび本体前壁の内面
に摩擦で支持されかつこれによりカバーパネルと前壁と
の間のシールを形成しかつカバーパネルの閉止を維持す
るところの幅の狭いベベルを設けた折込式吊下りフラッ
プパネルとからなり，本体端壁の各々は，外，上，およ
び内端壁パネルの逆Ｕ形状の連続体からなり，該連続体
は本体底壁から伸長して該本体底壁の隣接端部に固定さ
れるところの該直方体状箱とおよび折込式蓋とを開示す
る。

【０００５】米国特許第４，０２７，７９４号（オルソ
ン（Ｏｌｓｏｎ））−軸方向に配置されたコアを有する
円筒物体を発送するための直方体状容器であって，該容
器が，物体を内包する対をなす底およびカバーセクショ
ンを含む直方体状内箱とおよび底がなくかつ内箱上を望
遠鏡式に降下する相手の外箱とからなるところの該容器
を開示する。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
の部材はそれら自身の特定の目的に対しては十分であっ
たが，感光ウェブロールのような感光体であって，とく
に比較的サイズが大きく感光体を，該感光体の周りに別
個の不透明な包装を必要としないで光が入らないように
収容するようにとくに設計された改良包装部材の必要性
が残されてきた。

【０００７】したがって本発明の全体の目的は，上記の
必要性に一致する包装部材（パッケージ）を提供し，か
つ効率がよく，信頼性がありかつ便利な方法でこのよう
な包装を行えるようにすることである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明に係るパッケージ
は，感光体Ａを安全に収容するための不透光パッケージ
であって，感光体Ａを内包するように設計された開閉可
能な直方体内箱２０と内箱２０を内包するように設計さ
れた底のないボトムレスの直方体状外箱７０とを有し，
前箱が、 −　　縦方向前および後折り目線４２ｆ，４２ｒとおよ
び横方向両端折り目線４２ｅとにより規定される矩形底
壁パネル４２と； −　　前記底壁パネル前折り目線４２ｆと，縦方向前壁
折り目線４４ｆと，および横方向両端折り目線４４ｅと
により規定される矩形前壁外パネル４４と；−　　前記
前壁折り目線４４ｆと，縦方向前壁縁４６ｆと，および
横方向両端縁４６ｅとにより規定される前壁内パネル４
６と； −　　前記底壁パネル後折り目線４２ｒと，縦方向後壁
折り目線４８ｒと，および横方向両端折り目線４８ｅと
により規定される矩形後壁パネル４８と；−　　前記底
壁パネル両端折り目線４２ｅのそれぞれと，横方向両端
壁外パネル折り目線５０ｅのそれぞれと，および縦方向
両端壁外パネル前および後縁５０ｆ，５０ｒとにより規
定される矩形両端壁外パネル５０と；−　　前記両端壁
外パネル折り目線５０ｅのそれぞれと，横方向両端壁頂
パネル折り目線５２ｅのそれぞれと，および両端壁頂パ
ネル前および後縁５２ｆ，５２ｒとにより規定される両
端壁頂パネル５２と； −　　前記両端壁頂パネル折り目線５２ｅのそれぞれと
，横方向両端壁内パネル折り目線５４ｅのそれぞれと，
および縦方向端壁内パネル前および後縁５４ｆ，５４ｒ
とにより規定される両端壁内パネル５４と；−　　前記
両端壁内パネル折り目線５４ｅのそれぞれと，横方向両
端フラップ端縁５６ｅのそれぞれと，およびほぼ縦方向
の両端フラップ前および後縁５６ｆ，５６ｒとにより規
定される両端壁内パネルフラップ５６と；−　　前記前
壁外パネル両端折り目線４４ｅのそれぞれと，横方向両
前部分パネル端縁５８ｅのそれぞれと，および縦方向両
前部分パネル底および頂縁５８ｂ，５８ｔとにより規定
される両端壁中間前部分パネル５８と；−　　前記後壁
パネル両端折り目線４８ｅのそれぞれと，横方向両後部
分パネル端縁６０ｅのそれぞれと，および縦方向両後部
分パネル底および頂縁６０ｂ，６０ｔとにより規定され
る両端壁中間後部分パネル６０と；−　　前記後壁折り
目線４８ｒと，縦方向頂壁蓋折り目線６２ｔと，および
横方向両端縁６２ｅとにより規定される矩形頂壁蓋パネ
ル６２と； −　　前記頂壁蓋折り目線６２ｔと，縦方向頂壁タッカ
ー折り目線６４ｔと，および横方向両端縁６４ｅとによ
り規定されるほぼ矩形の頂壁タッカーパネル６４と；−
　　前記頂壁タッカー折り目線６４ｔと，縦方向頂壁タ
ッカー縁６６ｔと，および両端縁６６ｅとにより規定さ
れる頂壁タッカーフラップパネル６６と；からなる段ボ
ール等の第１シート４０から形成されるものであり， −　　前記前および後折り目線４２ｆ，４２ｒと前記両
端折り目線４２ｅとにより規定された前記底壁パネル４
２が前記内箱底壁２２を形成し； −　　前記前壁外および内パネル４４，４６が相互に隣
接対面関係をなすように前記底壁パネル前折り目線４２
ｆおよび前記前壁折り目線４４ｆのそれぞれの周りに折
られて前記内箱前壁２４を形成し； −　　前記後壁パネル４８が前記折られた前壁内パネル
４６と間隔対面関係をなすように前記底壁パネル後折り
目線４２ｒの周りに折られて前記内箱後壁２６を形成し
；−　　前記両端壁中間前部分パネル５８が相互に間隔
対面関係をなすように前記前壁外パネル両端折り目線４
４ｅのそれぞれの周りに折られ； −　　前記両端壁中間後部分パネル６０が相互に間隔対
面関係をなすように前記後壁パネル両端折り目線４８ｅ
のそれぞれの周りに折られ； −　　前記両端壁外パネル５０が前記両端壁中間前およ
び後部分パネル５８，６０と隣接対面関係をなすように
前記底壁パネル両端折り目線４２ｅのそれぞれの周りに
折られ； −　　前記両端壁頂パネル５２が前記折られた両端壁中
間前および後部分パネル頂縁５８ｔ，６０ｔと隣接対面
関係をなすように前記両端壁外パネル折り目線５０ｅの
それぞれの周りに折られ； −　　前記両端壁内パネル５４が前記折られた両端壁中
間前および後部分パネル５８，６０と隣接対面関係をな
すように前記両端壁頂パネル折り目線５２ｅのそれぞれ
の周りに折られ； −　　前記両端壁内パネル端フラップ５６が前記底壁パ
ネル４２の両端部分４２ｐのそれぞれと隣接対面関係を
なすように前記両端壁内パネル折り目線５４ｅの周りに
折られ； −　　前記両端壁外，中間，内，および頂パネル５０，
５８／６０，５４，５２が上記のように折られて協働し
て前記内箱両端壁２８のそれぞれを形成し；−　　前記
頂壁蓋パネル６２が前記後壁折り目線４８ｒの周りに折
られ，前記頂壁タッカーパネル６４が前記頂壁蓋折り目
線６２ｔの周りに折られ，および前記頂壁タッカーフラ
ップパネル６６が前記頂壁タッカー折り目線６４ｔの周
りに曲げられ，これにより，前記頂壁蓋パネル６２の両
端部分６２ｐを前記折られた両端壁頂パネル５２のそれ
ぞれと隣接対面関係をなすように置き，および前記頂壁
タッカーおよびタッカーフラップパネル６４，６６を前
記折られた前壁内パネル４６と隣接対面関係をなすよう
に置き，これにより前記内箱頂壁３０を形成しており，
前記外箱７０が： −　　縦方向前および後折り目線８２ｆ，８２ｒとおよ
び横方向両端折り目線８２ｅとによって規定される矩形
の頂壁セクション８２と； −　　前記頂壁セクション前折り目線８２ｆと，縦方向
前壁折り目線８４ｆと，および横方向両端折り目線８４
ｅとにより規定される矩形前壁外セクション８４と；−
　　前記前壁折り目線８４ｆと，縦方向前壁縁８６ｆと
，および横方向両端縁８６ｅとにより規定される前壁内
セクション８６と； −　　前記頂壁セクション後折り目線８２ｒと，縦方向
後壁折り目線８８ｒと，および横方向両端折り目線８８
ｅとにより規定される矩形後壁外セクション８８と；−
　　前記後壁折り目線８８ｒと，縦方向後壁縁９０ｒと
，および横方向両端縁９０ｅとにより規定される後壁内
セクション９０と； −　　前記頂壁セクション両端折り目線８２ｅのそれぞ
れと，横方向両端壁外セクション折り目線９２ｅのそれ
ぞれと，および縦方向両端壁外セクション前および後縁
９２ｆ，９２ｒとにより規定される矩形両端壁外セクシ
ョン９２と； −　　前記両端壁外セクション折り目線９２ｅのそれぞ
れと，横方向両端壁底セクション折り目線９４ｅのそれ
ぞれと，および両端壁底セクション前および後縁９４ｆ
，９４ｒとにより規定される両端壁底セクション９４と
；−　　前記両端壁底セクション折り目線９４ｅのそれ
ぞれと，横方向両端壁内セクション端縁９６ｅのそれぞ
れと，および縦方向両端壁内セクション前および後縁９
６ｆ，９６ｒとにより規定される両端壁内セクション９
６と； −　　前記前壁外セクション両端折り目線８４ｅのそれ
ぞれと，横方向両前部分セクション端縁９８ｅのそれぞ
れと，および縦方向両前部分セクション頂および底縁９
８ｔ，９８ｂとにより規定される両端壁中間前部分セク
ション９８と； −　　前記後壁外セクション両端折り目線８８ｅのそれ
ぞれと，横方向両後部分セクション端縁１００ｅのそれ
ぞれと，および縦方向両後部分セクション頂および底縁
１００ｔ，１００ｂとにより規定される両端壁中間後部
分セクション１００と；からなる段ボール等の第２シー
ト８０から形成されるものであり， −　　前記前および後折り目線８２ｆ，８２ｒとおよび
前記両端折り目線８２ｅとにより形成された前記頂壁セ
クション８２が前記外箱頂壁７２を形成し；−　　前記
前壁外および内セクション８４，８６が相互に隣接対面
関係をなすように前記頂壁セクション前折り目線８２ｆ
および前記前壁折り目線８４ｆのそれぞれの周りに折ら
れて前記外箱前壁７４を形成し；−　　前記後壁外およ
び内セクション８８，９０が相互に隣接対面関係をなす
ように前記頂壁セクション後折り目線８２ｒおよび前記
後壁折り目線８８ｒのそれぞれの周りに折られて前記外
箱後壁７６を前記外箱前壁７４と間隔対面関係をなすよ
うに形成し； −　　前記両端壁中間前部分セクション９８が相互に間
隔対面関係をなすように前記前壁外セクション両端折り
目線８４ｅのそれぞれの周りに折られ； −　　前記両端壁中間後部分セクション１００が相互に
間隔対面関係をなすように前記後壁外セクション両端折
り目線８８ｅのそれぞれの周りに折られ；−　　前記両
端壁外セクション９２が前記折られた両端壁中間前およ
び後部分セクション９８，１００と隣接対面関係をなす
ように前記頂壁セクション両端折り目線８２ｅのそれぞ
れの周りに折られ； −　　前記両端壁底セクション９４が前記折られた両端
壁中間前および後部分セクション底縁９８ｂ，１００ｂ
と隣接対面関係をなすように前記両端壁外セクション折
り目線９２ｅのそれぞれの周りに折られ；−　　前記両
端壁内セクション９６が前記折られた両端壁中間前およ
び後部分セクション９８，１００と隣接対面関係をなす
ように前記両端壁底セクション折り目線９４ｅのそれぞ
れの周りに折られ； −　　前記両端壁外，中間，内，および底セクション９
２，９８／１００，９６，９４が上記のように折られて
協働して前記外箱両端壁７８のそれぞれを形成しており
； 前記内および外箱２０，７０は，前記内箱２０が閉じら
れてその頂壁３０が上方を向きかつ前記外箱７０がその
上にかぶせられてその頂壁７２が上方を向いているとき
に，前記外箱７０が前記内箱２０の周りを包囲して望遠
鏡式に下方に摺動可能であり，前記箱２０，７０の前記
前壁２４，７４および後壁２６，７６ならびに前記両端
壁２８，７８が相互に対応の隣接対面関係をなすように
配置され，これにより感光体Ａが前記内箱２０内に内包
されたときに該感光体Ａを安全に収容するための前記不
透光パッケージを形成する。

【０００９】ここに説明された本発明の実施例によれば
，内箱両端壁内パネル５４が，内箱壁パネルが折られて
内箱２０を形成しかつ頂壁タッカーおよびタッカーフラ
ップパネル６４，６６が内箱２０を閉じるために前壁内
パネル４６と隣接対面関係をなすように挿入されたとき
に該頂壁タッカーパネル両端縁６４ｅのそれぞれを受け
入れるための手段を両端壁頂パネル５２のそれぞれに隣
接して含む。この受入手段は各々の内壁５４の前縁５４
ｆ内に設けられた凹部５４ｃを含み，該凹部は隣接頂パ
ネル５２から内パネル折り目線５４ｅの方向に伸長し，
該凹部５４ｃおよび前壁内パネル４６の隣接端部分４６
ｐが協働して対応のタッカーパネル端縁６４ｅを受け入
れるためのスロットｓを規定する。

【００１０】本発明およびその有利な効果は以下に示す
実施例の詳細な説明から明らかになろう。

【００１１】

【実施例】物品包装部材のある部分は周知であるので，
以下の説明はとくに本発明を構成し，または本発明とと
くに関連のある要素のみに限定する。ここにとくに図示
されずまたは説明されてない要素は従来技術において周
知のものから選択可能である。

【００１２】特許請求の範囲および本文内に使用されて
いる種々の符号はすべての添付図面を通じて同じ要素に
対して同じ符号が使用されている。図面のうち図１ａ，
図１ｂおよび図１ｃは本発明の基本的特徴をよく示して
いる。

【００１３】図１は感光ウェブロール１０からなる感光
体Ａを示し，該ロール１０はその上にゆるく装着された
不透明の包装１２とおよびそれの両端に設けられた１対
のロール支持ハブ部材１４とを備えている。ウェブロー
ルは，中空円筒コア（図示なし）上に巻付けられた紙ま
たはフィルムのような感光ウェブ材料の長尺シートから
なる。ハブ部材１４の各々は，概して正方形状のフラン
ジ部分１８の片面から突出するコア支持ハブ部分１６を
含む。

【００１４】図１ｂには開閉可能な直方体状内箱２０が
示され，該内箱２０は感光体Ａを内包するように設計さ
れている。内箱２０は，底壁２２と，前および後壁２４
および２６のそれぞれと，両端壁２８と，および閉じら
れたときに形成される頂壁３０とを有する。

【００１５】内箱壁は図４に示すような段ボール（波形
板紙）ブランク４０から形成される。ブランク４０は，
縦方向前および後折り目線４２ｆ，４２ｒのそれぞれと
および横方向両端折り目線４２ｅとにより規定される矩
形底壁パネル４２と；前記底壁パネル前折り目線４２ｆ
と，縦方向前壁折り目線４４ｆと，および横方向両端折
り目線４４ｅとにより規定される矩形前壁外パネル４４
と；前記前壁折り目線４４ｆと，縦方向前壁縁４６ｆと
，および横方向両端縁４６ｅとにより規定される前壁内
パネル４６と；前記底壁パネル後折り目線４２ｒと，縦
方向後壁折り目線４８ｒと，および横方向両端折り目線
４８ｅとにより規定される矩形後壁パネル４８と；前記
底壁パネル両端折り目線４２ｅのそれぞれと，横方向両
端壁外パネル折り目線５０ｅのそれぞれと，および縦方
向両端壁外パネル前および後縁５０ｆ，５０ｒとにより
規定される矩形両端壁外パネル５０と；前記両端壁外パ
ネル折り目線５０ｅのそれぞれと，横方向両端壁頂パネ
ル折り目線５２ｅのそれぞれと，および両端壁頂パネル
前および後縁５２ｆ，５２ｒのそれぞれとにより規定さ
れる両端壁頂パネル５２と；前記両端壁頂パネル折り目
線５２ｅのそれぞれと，横方向両端壁内パネル折り目線
５４ｅのそれぞれと，および縦方向端壁内パネル前およ
び後縁５４ｆ，５４ｒのそれぞれとにより規定される両
端壁内パネル５４と；前記両端壁内パネル折り目線５４
ｅのそれぞれと，横方向両端フラップ端縁５６ｅのそれ
ぞれと，およびほぼ縦方向の両端フラップ前および後縁
５６ｆ，５６ｒのそれぞれとにより規定される両端壁内
パネルフラップ５６と；前記前壁外パネル両端折り目線
４４ｅのそれぞれと，横方向両前部分パネル端縁５８ｅ
のそれぞれと，および縦方向両前部分パネル底および頂
縁５８ｂ，５８ｔのそれぞれとにより規定される両端壁
中間前部分パネル５８と；前記後壁パネル両端折り目線
４８ｅのそれぞれと，横方向両後部分パネル端縁６０ｅ
のそれぞれと，および縦方向両後部分パネル底および頂
縁６０ｂ，６０ｔのそれぞれとにより規定される両端壁
中間後部分パネル６０と；前記後壁折り目線４８ｒと，
縦方向頂壁蓋折り目線６２ｔと，および横方向両端縁６
２ｅとにより規定される矩形頂壁蓋パネル６２と；前記
頂壁蓋折り目線６２ｔと，縦方向頂壁タッカー折り目線
６４ｔと，および横方向両端縁６４ｅとにより規定され
るほぼ矩形の頂壁タッカーパネル６４と；および前記頂
壁タッカー折り目線６４ｔと，縦方向頂壁タッカー縁６
６ｔと，および両端縁６６ｅとにより規定される頂壁タ
ッカーフラップパネル６６と；を含む。

【００１６】図４からわかるように，上記のように規定
された内箱パネルが図４の平面から上方方向にすなわち
観察者の方向へそれらの折り目線の周りに折られて内箱
壁を形成する。前記前および後折り目線４２ｆ，４２ｒ
とおよび前記両端折り目線４２ｅとにより規定された前
記底壁パネル４２が前記内箱底壁２２を形成するのがわ
かるであろう。前記前壁外および内パネル４４，４６が
相互に隣接対面関係をなすように前記底壁パネル前折り
目線４２ｆおよび前記前壁折り目線４４ｆのそれぞれの
周りに折られて前記内箱前壁２４を形成する。前記後壁
パネル４８が前記折られた前壁内パネル４６と間隔対面
関係をなすように前記底壁パネル後折り目線４２ｒの周
りに折られて前記内箱後壁２６を形成する。前記両端壁
中間前部分パネル５８が相互に間隔対面関係をなすよう
に前記前壁外パネル両端折り目線４４ｅのそれぞれの周
りに折られる。同様に，前記両端壁中間後部分パネル６
０が相互に間隔対面関係をなすように前記後壁パネル両
端折り目線４８ｅのそれぞれの周りに折られる。前記両
端壁外パネル５０が前記両端壁中間前および後部分パネ
ル５８，６０と隣接対面関係をなすように前記底壁パネ
ル両端折り目線４２ｅのそれぞれの周りに折られる。前
記両端壁頂パネル５２が前記折られた両端壁中間前およ
び後部分パネル頂縁５８ｔ，６０ｔと隣接対面関係をな
すように前記両端壁外パネル折り目線５０ｅのそれぞれ
の周りに折られる。前記両端壁内パネル５４が前記折ら
れた両端壁中間前および後部分パネル５８，６０と隣接
対面関係をなすように前記両端壁頂パネル折り目線５２
ｅのそれぞれの周りに折られる。前記両端壁内パネル端
フラップ５６が前記底壁パネル４２の両端部分４２ｐの
それぞれと隣接対面関係をなすように前記両端壁内パネ
ル折り目線５４ｅの周りに折られる。前記両端壁外，中
間，内，および頂パネル５０，５８／６０，５４，５２
が上記のように折られて協働して前記内箱両端壁２８の
それぞれを形成する。前記頂壁蓋パネル６２が前記後壁
折り目線４８ｒの周りに折られ，前記頂壁タッカーパネ
ル６４が前記頂壁蓋折り目線６２ｔの周りに折られ，お
よび前記頂壁タッカーフラップパネル６６が前記頂壁タ
ッカー折り目線６４ｔの周りに曲げられ，これにより，
前記頂壁蓋パネル６２の両端部分６２ｐを前記折られた
両端壁頂パネル５２のそれぞれと隣接対面関係をなすよ
うに置き，および前記頂壁タッカーおよびタッカーフラ
ップパネル６４，６６を前記折られた前壁内パネル４６
と隣接対面関係をなすように置き，これにより前記内箱
頂壁３０および閉じた前記内箱２０を形成する。

【００１７】図５ないし図１０はブランク４０の種々の
パネルが折られて内箱を形成する実行順序を示す。

【００１８】前述のように，内箱２０は物品Ａを内包す
るように設計されている。図１ａおよび図１ｂから明ら
かなように，その上に不透明な包装１２を有しかつロー
ル支持ハブ部材１４のハブ部分１６がそれぞれ中空円筒
ロールコアの両端の中にそれぞれ挿入されるように配置
された該ロール支持ハブ部材１４を有する感光ウェブロ
ール１０が，ハブ部材フランジ部分１８が両端壁内パネ
ルフラップ５６上にあたるまで開かれた内箱内に下ろさ
れる。内箱２０は物品Ａを滑らせながらその中に受け入
れ，これにより輸送中および取扱い中にその中での不当
な相対運動を防止するように注意して寸法が決められて
いる。物品Ａを挿入後，頂壁蓋パネル６２，タッカーパ
ネル６４，およびタッカーフラップパネル６６がそれら
の上記閉止位置に移動されて物品を内箱内に安全に内包
する。

【００１９】図１ｃには底のない直方体状外箱７０が示
され，該外箱７０は内箱２０を内包するように設計され
ている。外箱は，頂壁７２と，前および後壁７４，７６
のそれぞれと，および両端壁７８とを有する。外箱壁は
図１１に示すように段ボールからなるブランク８０から
形成される。ブランク８０は，縦方向前および後折り目
線８２ｆ，８２ｒのそれぞれとおよび横方向両端折り目
線８２ｅとによって規定される矩形の頂壁セクション８
２と；前記頂壁セクション前折り目線８２ｆと，縦方向
前壁折り目線８４ｆと，および横方向両端折り目線８４
ｅとにより規定される矩形前壁外セクション８４と；前
記前壁折り目線８４ｆと，縦方向前壁縁８６ｆと，およ
び横方向両端縁８６ｅとにより規定される前壁内セクシ
ョン８６と；前記頂壁セクション後折り目線８２ｒと，
縦方向後壁折り目線８８ｒと，および横方向両端折り目
線８８ｅとにより規定される矩形後壁外セクション８８
と；前記後壁折り目線８８ｒと，縦方向後壁縁９０ｒと
，および横方向両端縁９０ｅとにより規定される後壁内
セクション９０と；前記頂壁セクション両端折り目線８
２ｅのそれぞれと，横方向両端壁外セクション折り目線
９２ｅのそれぞれと，および縦方向両端壁外セクション
前および後縁９２ｆ，９２ｒのそれぞれとにより規定さ
れる矩形両端壁外セクション９２と；前記両端壁外セク
ション折り目線９２ｅのそれぞれと，横方向両端壁底セ
クション折り目線９４ｅのそれぞれと，および両端壁底
セクション前および後縁９４ｆ，９４ｒのそれぞれとに
より規定される両端壁底セクション９４と；前記両端壁
底セクション折り目線９４ｅのそれぞれと，横方向両端
壁内セクション端縁９６ｅのそれぞれと，および縦方向
両端壁内セクション前および後縁９６ｆ，９６ｒのそれ
ぞれとにより規定される両端壁内セクション９６と；前
記前壁外セクション両端折り目線８４ｅのそれぞれと，
横方向両前部分セクション端縁９８ｅのそれぞれと，お
よび縦方向両前部分セクション頂および底縁９８ｔ，９
８ｂのそれぞれとにより規定される両端壁中間前部分セ
クション９８と；前記後壁外セクション両端折り目線８
８ｅのそれぞれと，横方向両後部分セクション端縁１０
０ｅのそれぞれと，および縦方向両後部分セクション頂
および底縁１００ｔ，１００ｂのそれぞれとにより規定
される両端壁中間後部分セクション１００と；を含む。

【００２０】図４で説明したブランク４０の折り方とは
逆に，ブランク８０は図１１を見て図１１の平面から下
方にすなわち観察者から離れる方向へ折られて外箱壁を
形成する。前記前および後折り目線８２ｆ，８２ｒとお
よび前記両端折り目線８２ｅとにより形成された前記頂
壁セクション８２が前記外箱頂壁７２を形成する。前記
前壁外および内セクション８４，８６が相互に隣接対面
関係をなすように前記頂壁セクション前折り目線８２ｆ
および前記前壁折り目線８４ｆのそれぞれの周りに折ら
れて前記外箱前壁７４を形成する。同様に，前記後壁外
および内セクション８８，９０が相互に隣接対面関係を
なすように前記頂壁セクション後折り目線８２ｒおよび
前記後壁折り目線８８ｒのそれぞれの周りに折られて前
記外箱後壁７６を前記外箱前壁７４と間隔対面関係をな
すように形成する。前記両端壁中間前部分セクション９
８が相互に間隔対面関係をなすように前記前壁外セクシ
ョン両端折り目線８４ｅのそれぞれの周りに折られる。 同様に，前記両端壁中間後部分セクション１００が相互
に間隔対面関係をなすように前記後壁外セクション両端
折り目線８８ｅのそれぞれの周りに折られる。前記両端
壁外セクション９２が前記折られた両端壁中間前および
後部分セクション９８，１００と隣接対面関係をなすよ
うに前記頂壁セクション両端折り目線８２ｅのそれぞれ
の周りに折られる。前記両端壁底セクション９４が前記
折られた両端壁中間前および後部分セクション底縁９８
ｂ，１００ｂと隣接対面関係をなすように前記両端壁外
セクション折り目線９２ｅのそれぞれの周りに折られる
。前記両端壁内セクション９６が前記折られた両端壁中
間前および後部分セクション９８，１００と隣接対面関
係をなすように前記両端壁底セクション折り目線９４ｅ
のそれぞれの周りに折られる。前記両端壁外，中間，内
，および底セクション９２，９８／１００，９６，９４
が上記のように折られて協働して前記外箱両端壁７８の
それぞれを形成する。

【００２１】図１２ないし図１７は，ブランク８０の種
々のセクションが図１２の平面から上方に折られて図１
７によく示されているようにその頂壁７２が下向きにな
った上下逆向きの外箱を形成する。

【００２２】図１ａ，図１ｂおよび図１ｃからわかるよ
うに，前記内および外箱２０，７０は，前記内箱２０が
閉じられてその頂壁３０が上方を向きかつ前記外箱７０
がその上にかぶせられてその頂壁７２が上方を向いてい
るときに，前記外箱７０が前記内箱２０の周りを包囲し
て望遠鏡式に下方に摺動可能であり，両方の箱の前，後
，および両端壁が相互に対応の隣接対面関係をなすよう
に配置され，これにより感光体Ａが前記内箱内に内包さ
れたときに該感光体Ａを安全に収容するための好ましい
不透光パッケージを形成する。

【００２３】図１ｂおよび図２ないし図４に示した本発
明の実施例によれば，種々の内箱壁パネルが上記のよう
に折られかつ前記頂壁タッカーおよびタッカーフラップ
パネル６４，６６が前記内箱を閉じるために前記前壁内
パネル４６とそれらの隣接対面関係をなすように移動さ
れるときに前記頂壁タッカーパネル両端縁６４ｅのそれ
ぞれを受け入れるように，前記内箱両端壁内パネル５４
が前記両端壁頂パネル５２のそれぞれに隣接する手段を
含む。このような受入手段は各内パネル５４の前縁５４
ｆ内に凹部５４ｃを含み，該凹部５４ｃは隣接頂パネル
５２から内パネル折り目線５４ｅの方向に伸長する。前
記凹部５４ｃと前記前壁内パネル４６の隣接端部分４６
ｐとが協働して内箱２０の各前隅に対応のタッカーパネ
ル端縁６４ｅを受け入れるためのスロットｓを規定する
。

【００２４】また本実施例によれば，内箱２０は，前記
折られた前壁外および内パネル４４，４６をそれらの相
互の隣接対面関係に維持するための手段と；前記折られ
た両端壁外パネル５０を前記折られた両端壁中間前およ
び後部分パネル５８，６０とのそれらの隣接対面関係に
維持するための手段と；および前記折られた両端壁内パ
ネル５４を前記折られた両端壁中間前および後部分パネ
ル５８，６０とのそれらの隣接対面関係に維持するため
の手段と；を含む。同様に，外箱７０は，前記折られた
前壁外および内セクション８４，８６をそれらの相互の
隣接対面関係に維持するための手段と；前記折られた後
壁外および内セクション８８，９０をそれらの相互の隣
接対面関係に維持するための手段と；前記折られた両端
壁外セクション９２を前記折られた両端壁中間前および
後部分セクション９８，１００とのそれらの隣接対面関
係に維持するための手段と；および前記折られた両端壁
内セクション９６を前記折られた両端壁中間前および後
部分セクション９８，１００とのそれらの隣接対面関係
に維持するための手段と；を含む。本実施例において，
内および外箱の両方のためのこのような維持手段は，前
述のように隣接対面関係をなすように折られたこれらの
パネルおよびセクションの合わせ面の間に配置された接
着材料によって提供されるのが好ましい。このように配
置される接着材料は，該当する合わせ面の片側または両
側に装着される通常使用される任意のケースシーリング
用ホットメルトグルーからなるものでよい。

【００２５】ここでは本発明を特定の実施例について詳
細に説明してきたが，本発明の精神および範囲内におい
てそれらの変更態様および修正態様が可能であることを
理解すべきである。

【００２６】

【発明の効果】本発明は比較的大きい感光ウェブロール
用の不透光パッケージを提供するのにとくに有用である
ことがわかった。たとえば長さが２００フィートおよび
幅が６フィートの感光シートフィルムのロールを収容す
るこのようなパッケージは周囲光線内における徹底的な
輸送および取扱い試験の間において十分に光を通さずし
たがってロールの周りに不透明包装をもたないフィルム
でもかぶりを防止可能であることがわかった。さらにこ
のようなパッケージは丈夫であり，したがって不透明包
装なしに繰り返し開閉したのちにおいてもそれらの不透
光性を維持可能であることがわかった。大きなウェブロ
ールの形で提供されるこのような感光材料のユーザは，
最初に包装を開いたのちに工場から支給された不透明の
包装をかけなくてもすむような丈夫な不透光保管媒体を
長い間探してきた。長い間探してきたが今まで見つから
なかったこのような保管媒体に対する必要性は，ここで
本発明により首尾よく満足されたことになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１ａ，図１ｂ，および図１ｃは本発明の実施
例により構成された不透光パッケージの分解斜視図であ
り，図１ａは内部に安全に収容されるべき感光体を示し
，図１ｂおよび図１ｃはそれぞれパッケージの内箱およ
び外箱成分を示す。

【図２】パッケージの内箱成分の詳細を示した図１の線
２−２による断面図である。

【図３】パッケージの内箱線の詳細を示した図１の線３
−３による断面図である。

【図４】それから内箱成分が形成されるところの板紙ブ
ランクの頂面図である。

【図５】図４の板紙ブランクが折られて内箱成分を形成
する順次ステップにおける第１のステップを示す斜視図
である。

【図６】図４の板紙ブランクが折られて内箱成分を形成
する順次ステップにおける第２のステップを示す斜視図
である。

【図７】図４の板紙ブランクが折られて内箱成分を形成
する順次ステップにおける第３のステップを示す斜視図
である。

【図８】図４の板紙ブランクが折られて内箱成分を形成
する順次ステップにおける第４のステップを示す斜視図
である。

【図９】図４の板紙ブランクが折られて内箱成分を形成
する順次ステップにおける第５のステップを示す斜視図
である。

【図１０】図４の板紙ブランクが折られて内箱成分を形
成する順次ステップにおける第６のステップを示す斜視
図である。

【図１１】それからパッケージの外箱成分が形成される
ところの板紙ブランクの頂面図である。

【図１２】図１１の板紙ブランクが折られて外箱成分を
形成する順次ステップにおける第１のステップを示す斜
視図である。

【図１３】図１１の板紙ブランクが折られて外箱成分を
形成する順次ステップにおける第２のステップを示す斜
視図である。

【図１４】図１１の板紙ブランクが折られて外箱成分を
形成する順次ステップにおける第３のステップを示す斜
視図である。

【図１５】図１１の板紙ブランクが折られて外箱成分を
形成する順次ステップにおける第４のステップを示す斜
視図である。

【図１６】図１１の板紙ブランクが折られて外箱成分を
形成する順次ステップにおける第５のステップを示す斜
視図である。

【図１７】図１１の板紙ブランクが折られて外箱成分を
形成する順次ステップにおける第６のステップを示す斜
視図である。

【符号の説明】

２０　　内箱 ２２　　内箱の底壁 ２４　　内箱の前壁 ２６　　内箱の後壁 ２８　　内箱の端壁 ３０　　内箱の頂壁 ４０　　段ボールからなる第１のシート４２　　内箱の
底壁パネル ４４　　内箱の前壁外パネル ４６　　内箱の前壁内パネル ４８　　内箱の後壁パネル ５０　　内箱の端壁外パネル ５２　　内箱の端壁頂パネル ５４　　内箱の端壁内パネル ５６　　内箱の端壁内パネル端フラップ５８　　内箱の
端壁中間前部分パネル ６０　　内箱の端壁中間後部分パネル ６２　　内箱の頂壁蓋パネル ６４　　内箱の頂壁タッカーパネル ６６　　内箱の頂壁タッカーフラップ ７０　　外箱 ７２　　外箱の頂壁 ７４　　外箱の前壁 ７６　　外箱の後壁 ７８　　外箱の端壁 ８０　　段ボールからなる第２のシート８２　　外箱の
頂壁セクション ８４　　外箱の前壁外セクション ８６　　外箱の前壁内セクション ８８　　外箱の後壁外セクション ９０　　外箱の後壁内セクション ９２　　外箱の端壁外セクション ９４　　外箱の端壁底セクション ９６　　外箱の端壁内セクション ９８　　外箱の端壁中間前部分セクション１００　　外
箱の端壁中間後部分セクションＡ　　感光体 ｓ　　スリット

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　感光体（Ａ）を安全に収容するための
   不透光パッケージにおいて，感光体（Ａ）を内包するよ
   うに設計された開閉可能な直方体内箱（２０）と内箱（
   ２０）を内包するように設計された底のない（ボトムレ
   スの）直方体状外箱（７０）とを有し，前記内箱（２０
   ）が、底壁（２２）と，前壁および後壁（２４，２６）
   と，両端壁（２８）と，閉じられたときの頂壁（３０）
   とを有し，前記外箱（７０）が、頂壁（７２）と、前お
   よび後壁（７４，７６）と，および両端壁（７８）とを
   有し，前記内箱が， −　　縦方向前および後折り目線（４２ｆ，４２ｒ）と
   および横方向両端折り目線（４２ｅ）とにより規定され
   る矩形底壁パネル（４２）と； −　　前記底壁パネル前折り目線（４２ｆ）と，縦方向
   前壁折り目線（４４ｆ）と，および横方向両端折り目線
   （４４ｅ）とにより規定される矩形前壁外パネル（４４
   ）と； −　　前記前壁折り目線（４４ｆ）と，縦方向前壁縁（
   ４６ｆ）と，横方向両端縁（４６ｅ）とにより規定され
   る前壁内パネル（４６）と； −　　前記底壁パネル後折り目線（４２ｒ）と，縦方向
   後壁折り目線（４８ｒ）と，および横方向両端折り目線
   （４８ｅ）とにより規定される矩形後壁パネル（４８）
   と； −　　前記底壁パネル両端折り目線（４２ｅ）のそれぞ
   れと，横方向両端壁外パネル折り目線（５０ｅ）のそれ
   ぞれと，および縦方向両端壁外パネル前および後縁（５
   ０ｆ，５０ｒ）とにより規定される矩形両端壁外パネル
   （５０）と； −　　前記両端壁外パネル折り目線（５０ｅ）のそれぞ
   れと，横方向両端壁頂パネル折り目線（５２ｅ）のそれ
   ぞれと，および両端壁頂パネル前および後縁（５２ｆ，
   ５２ｒ）とにより規定される両端壁頂パネル（５２）と
   ；−　　前記両端壁頂パネル折り目線（５２ｅ）のそれ
   ぞれと，横方向両端壁内パネル折り目線（５４ｅ）のそ
   れぞれと，および縦方向端壁内パネル前および後縁（５
   ４ｆ，５４ｒ）とにより規定される両端壁内パネル（５
   ４）と； −　　前記両端壁内パネル折り目線（５４ｅ）のそれぞ
   れと，横方向両端フラップ端縁（５６ｅ）のそれぞれと
   ，およびほぼ縦方向の両端フラップ前および後縁（５６
   ｆ，５６ｒ）とにより規定される両端壁内パネル端フラ
   ップ（５６）と； −　　前記前壁外パネル両端折り目線（４４ｅ）のそれ
   ぞれと，横方向両前部分パネル端縁（５８ｅ）のそれぞ
   れと，および縦方向両前部分パネル底および頂縁（５８
   ｂ，５８ｔ）とにより規定される両端壁中間前部分パネ
   ル（５８）と； −　　前記後壁パネル両端折り目線（４８ｅ）のそれぞ
   れと，横方向両後部分パネル端縁（６０ｅ）のそれぞれ
   と，および縦方向両後部分パネル底および頂縁（６０ｂ
   ，６０ｔ）とにより規定される両端壁中間後部分パネル
   （６０）と； −　　前記後壁折り目線（４８ｒ）と，縦方向頂壁蓋折
   り目線（６２ｔ）と，および横方向両端縁（６２ｅ）と
   により規定される矩形頂壁蓋パネル（６２）と；−　　
   前記頂壁蓋折り目線（６２ｔ）と，縦方向頂壁タッカー
   折り目線（６４ｔ）と，および横方向両端縁（６４ｅ）
   とにより規定されるほぼ矩形の頂壁タッカーパネル（６
   ４）と； −　　前記頂壁タッカー折り目線（６４ｔ）と，縦方向
   頂壁タッカー縁（６６ｔ）と，および両端縁（６６ｅ）
   とにより規定される頂壁タッカーフラップパネル（６６
   ）と； からなる段ボール等の第１シート（４０）から形成され
   るものであり， −　　前記前および後折り目線（４２ｆ，４２ｒ）と前
   記両端折り目線（４２ｅ）とにより規定された前記底壁
   パネル（４２）が前記内箱底壁（２２）を形成し；−　
   　前記前壁外および内パネル（４４，４６）が相互に隣
   接対面関係をなすように前記底壁パネル前折り目線（４
   ２ｆ）および前記前壁折り目線（４４ｆ）のそれぞれの
   周りに折られて前記内箱前壁（２４）を形成し；−　　
   前記後壁パネル４８が前記折られた前壁内パネル４６と
   間隔対面関係をなすように前記底壁パネル後折り目線（
   ４２ｒ）の周りに折られて前記内箱後壁（２６）を形成
   し； −　　前記両端壁中間前部分パネル（５８）が相互に間
   隔対面関係をなすように前記前壁外パネル両端折り目線
   （４４ｅ）のそれぞれの周りに折られ；−　　前記両端
   壁中間後部分パネル（６０）が相互に間隔対面関係をな
   すように前記後壁パネル両端折り目線（４８ｅ）のそれ
   ぞれの周りに折られ； −　　前記両端壁外パネル（５０）が前記両端壁中間前
   および後部分パネル（５８，６０）と隣接対面関係をな
   すように前記底壁パネル両端折り目線（４２ｅ）のそれ
   ぞれの周りに折られ； −　　前記両端壁頂パネル（５２）が前記折られた両端
   壁中間前および後部分パネル頂縁（５８ｔ，６０ｔ）と
   隣接対面関係をなすように前記両端壁外パネル折り目線
   （５０ｅ）のそれぞれの周りに折られ；−　　前記両端
   壁内パネル（５４）が前記折られた両端壁中間前および
   後部分パネル（５８，６０）と隣接対面関係をなすよう
   に前記両端壁頂パネル折り目線（５２ｅ）のそれぞれの
   周りに折られ； −　　前記両端壁内パネル端フラップ（５６）が前記底
   壁パネル（４２）の両端部分（４２ｐ）のそれぞれと隣
   接対面関係をなすように前記両端壁内パネル折り目線（
   ５４ｅ）の周りに折られ； −　　前記両端壁外，中間，内，および頂パネル（５０
   ，５８／６０，５４，５２）が上記のように折られて協
   働して前記内箱両端壁（２８）のそれぞれを形成し；−
   　　前記頂壁蓋パネル（６２）が前記後壁折り目線（４
   ８ｒ）の周りに折られ，前記頂壁タッカーパネル（６４
   ）が前記頂壁蓋折り目線（６２ｔ）の周りに折られ，お
   よび前記頂壁タッカーフラップパネル（６６）が前記頂
   壁タッカー折り目線（６４ｔ）の周りに曲げられ，これ
   により，前記頂壁蓋パネル（６２）の両端部分（６２ｐ
   ）を前記折られた両端壁頂パネル（５２）のそれぞれと
   隣接対面関係をなすように置き，および前記頂壁タッカ
   ーおよびタッカーフラップパネル（６４，６６）を前記
   折られた前壁内パネル（４６）と隣接対面関係をなすよ
   うに置き，これにより前記内箱頂壁（３０）を形成して
   おり；前記外箱が， −　　縦方向前および後折り目線（８２ｆ，８２ｒ）と
   および横方向両端折り目線（８２ｅ）とによって規定さ
   れる矩形の頂壁セクション（８２）と；　　−　　前記
   頂壁セクション前折り目線（８２ｆ）と，縦方向前壁折
   り目線（８４ｆ）と，および横方向両端折り目線（８４
   ｅ）とにより規定される矩形前壁外セクション（８４）
   と；−　　前記前壁折り目線（８４ｆ）と，縦方向前壁
   縁（８６ｆ）と，および横方向両端縁（８６ｅ）とによ
   り規定される前壁内セクション（８６）と； −　　前記頂壁セクション後折り目線（８２ｒ）と，縦
   方向後壁折り目線（８８ｒ）と，および横方向両端折り
   目線（８８ｅ）とにより規定される矩形後壁外セクショ
   ン（８８）と； −　　前記後壁折り目線（８８ｒ）と，縦方向後壁縁（
   ９０ｒ）と，および横方向両端縁（９０ｅ）とにより規
   定される後壁内セクション（９０）と； −　　前記頂壁セクション両端折り目線（８２ｅ）のそ
   れぞれと，横方向両端壁外セクション折り目線（９２ｅ
   ）のそれぞれと，および縦方向両端壁外セクション前お
   よび後縁（９２ｆ，９２ｒ）とにより規定される矩形両
   端壁外セクション（９２）と； −　　前記両端壁外セクション折り目線（９２ｅ）のそ
   れぞれと，横方向両端壁底セクション折り目線（９４ｅ
   ）のそれぞれと，および両端壁底セクション前および後
   縁（９４ｆ，９４ｒ）とにより規定される両端壁底セク
   ション（９４）と； −　　前記両端壁底セクション折り目線（９４ｅ）のそ
   れぞれと，横方向両端壁内セクション端縁（９６ｅ）の
   それぞれと，および縦方向両端壁内セクション前および
   後縁（９６ｆ，９６ｒ）とにより規定される両端壁内セ
   クション（９６）と； −　　前記前壁外セクション両端折り目線（８４ｅ）の
   それぞれと，横方向両前部分セクション端縁（９８ｅ）
   のそれぞれと，および縦方向両前部分セクション頂およ
   び底縁（９８ｔ，９８ｂ）とにより規定される両端壁中
   間前部分セクション（９８）と； −　　前記後壁外セクション両端折り目線（８８ｅ）の
   それぞれと，横方向両後部分セクション端縁（１００ｅ
   ）のそれぞれと，および縦方向両後部分セクション頂お
   よび底縁（１００ｔ，１００ｂ）とにより規定される両
   端壁中間後部分セクション（１００）と；からなる段ボ
   ール等の第２シート（８０）から形成されるものであり
   ， −　　前記前および後折り目線（８２ｆ，８２ｒ）と前
   記両端折り目線（８２ｅ）とにより形成された前記頂壁
   セクション（８２）が前記外箱頂壁（７２）を形成し；
   −　　前記前壁外および内セクション（８４，８６）が
   相互に隣接対面関係をなすように前記頂壁セクション前
   折り目線（８２ｆ）および前記前壁折り目線（８４ｆ）
   のそれぞれの周りに折られて前記外箱前壁（７４）を形
   成し； −　　前記後壁外および内セクション（８８，９０）が
   相互に隣接対面関係をなすように前記頂壁セクション後
   折り目線（８２ｒ）および前記後壁折り目線（８８ｒ）
   のそれぞれの周りに折られて前記外箱後壁（７６）を前
   記外箱前壁（７４）と間隔対面関係をなすように形成し
   ；−　　前記両端壁中間前部分セクション（９８）が相
   互に間隔対面関係をなすように前記前壁外セクション両
   端折り目線（８４ｅ）のそれぞれの周りに折られ；−　
   　前記両端壁中間後部分セクション（１００）が相互に
   間隔対面関係をなすように前記後壁外セクション両端折
   り目線（８８ｅ）のそれぞれの周りに折られ；−　　前
   記両端壁外セクション（９２）が前記折られた両端壁中
   間前および後部分セクション（９８，１００）と隣接対
   面関係をなすように前記頂壁セクション両端折り目線（
   ８２ｅ）のそれぞれの周りに折られ；−　　前記両端壁
   底セクション（９４）が前記折られた両端壁中間前およ
   び後部分セクション底縁（９８ｂ，１００ｂ）と隣接対
   面関係をなすように前記両端壁外セクション折り目線（
   ９２ｅ）のそれぞれの周りに折られ；−　　前記両端壁
   内セクション（９６）が前記折られた両端壁中間前およ
   び後部分セクション（９８，１００）と隣接対面関係を
   なすように前記両端壁底セクション折り目線（９４ｅ）
   のそれぞれの周りに折られ；−　　前記両端壁外，中間
   ，内，および底セクション（９２，９８／１００，９６
   ，９４）が上記のように折られて協働して前記外箱両端
   壁（７８）のそれぞれを形成しており，前記内および外
   箱（２０，７０）は，前記内箱（２０）が閉じられてそ
   の頂壁（３０）が上方を向きかつ前記外箱（７０）がそ
   の上にかぶせられてその頂壁（７２）が上方を向いてい
   るときに，前記外箱（７０）が前記内箱（２０）の周り
   を包囲して望遠鏡式に下方に摺動可能であり，前記箱（
   ２０，７０）の前記前壁（２４，７４）および後壁（２
   ６，７６）ならびに前記両端壁（２８，７８）が相互に
   対応の隣接対面関係をなすように配置され，これにより
   感光体（Ａ）が前記内箱（２０）内に内包されたときに
   該感光体（Ａ）を安全に収容するための前記不透光パッ
   ケージを形成するようにした不透光パッケージ。
2. 【請求項２】前記内箱壁パネルが折られて前記内箱（２
   ０）を形成しかつ前記頂壁タッカーおよびタッカーフラ
   ップパネル（６４，６６）が前記内箱（２０）を閉じる
   ために前記前壁内パネル（４６）と前記隣接対面関係を
   なすように移動されるときに前記頂壁タッカーパネル両
   端縁（６４ｅ）のそれぞれを受け入れるように，前記内
   箱両端壁内パネル（５４）が前記両端壁頂パネル（５２
   ）のそれぞれに隣接する手段を含む請求項１の不透光パ
   ッケージ。
3. 【請求項３】前記受入手段が各内パネル（５４）の前縁
   （５４ｆ）内に凹部（５４ｃ）を含み，該凹部（５４ｃ
   ）は隣接頂パネル（５２）から内パネル折り目線（５４
   ｅ）の方向に伸長し，前記凹部（５４ｃ）と前記前壁内
   パネル（４６）の隣接端部分（４６ｐ）とが協働して前
   記タッカーパネル端縁（６４ｅ）のいずれかを受け入れ
   るためのスロット（ｓ）を規定する請求項２の不透光パ
   ッケージ。
4. 【請求項４】前記内箱（２０）が：前記折られた前壁外
   および内パネル（４４，４６）を相互の前記隣接対面関
   係に維持するための第１の手段と；前記折られた両端壁
   外パネル（５０）を前記折られた両端壁中間前および後
   部分パネル（５８，６０）との前記隣接対面関係に維持
   するための第２の手段と；および前記折られた両端壁内
   パネル（５４）を前記折られた両端壁中間前および後部
   分パネル（５８，６０）との前記隣接対面関係に維持す
   るための第３の手段と；を含み，ここで前記外箱（７０
   ）が：前記折られた前壁外および内セクション（８４，
   ８６）を相互の前記隣接対面関係に維持するための第４
   の手段と；前記折られた後壁外および内セクション（８
   ８，９０）を相互の前記隣接対面関係に維持するための
   第５の手段と；前記折られた両端壁外セクション（９２
   ）を前記折られた両端壁中間前および後部分セクション
   （９８，１００）との前記隣接対面関係に維持するため
   の第６の手段と；および前記折られた両端壁内セクショ
   ン（９６）を前記折られた両端壁中間前および後部分セ
   クション（９８，１００）との前記隣接対面関係に維持
   するための第７の手段と；を含む請求項１の不透光パッ
   ケージ。
5. 【請求項５】前記内箱の第１，第２，および第３の維持
   手段が前記隣接対面関係に折られた前記パネルの合わせ
   面の間に装着された接着材料を含み；および前記外箱の
   第４，第５，第６，および第７の維持手段が前記隣接対
   面関係に折られた前記セクションの合わせ面の間に装着
   された接着材料を含む；ところの請求項４の不透光パッ
   ケージ。