JPH04233948A - Pvc−含有の非相溶性重合体混合物をプラスチック配合物製品に変える機械加工法 - Google Patents

Pvc−含有の非相溶性重合体混合物をプラスチック配合物製品に変える機械加工法

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JPH04233948A
JPH04233948A JP3192843A JP19284391A JPH04233948A JP H04233948 A JPH04233948 A JP H04233948A JP 3192843 A JP3192843 A JP 3192843A JP 19284391 A JP19284391 A JP 19284391A JP H04233948 A JPH04233948 A JP H04233948A
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JP
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pvc
alkyl
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methacrylate
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JP3192843A
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Karl J Foelsch
カール ヨーゼフ フェルシュ
Klaus Franck
クラウス フランク
Karl-August Jung
カール−アウグスト ユンク
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Roehm GmbH Darmstadt
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Roehm GmbH Darmstadt
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L27/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L27/02Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L27/04Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing chlorine atoms
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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    • C08L33/04Homopolymers or copolymers of esters
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルキルメタクリレー
トをベースとする重合体を用いて、加工機械上のPVC
−含有材料を加工する際の流れの改善に関する。
【0002】
【従来の技術】軟質PVCが、可塑剤の含量により、既
に久しく、容易に加工可能なプラスチックであったのに
対して、純粋な高分子量PVCの熱可塑的加工には、殊
に、該高分子量PVCの熱不安定性および流動学的挙動
の点で顕著な障害が存在した。こうした障害は種々の助
剤の添加によって克服され、その結果加工されるべきP
VCは、常に種々な成分の1つの混合物から成り立って
いる。別の添加剤とともに加工の助剤として使用される
滑剤の主要課題は、種々な加工機械中での高粘度のPV
C−溶融液の変形および可塑化の際に高粘度PVC−溶
融液の流れを改善することである。滑剤は、溶融液中の
PVC−粒子の摩擦抵抗を減少させ、これによって、著
量の摩擦熱の発生を阻止し、従ってまた加工機械の表面
と溶融液との間の摩擦抵抗により、できるだけより高い
重合体温度を阻止する。このことによって、機械的損傷
に基づき剪断力および過熱により惹起されるかもしれな
いPVC−分解反応は、回避されるかまたは明確に減少
させられる。硬質PVCを半製品および完成製品に加工
することにとって、高分子加工助剤は、可塑化過程の短
縮とともに就中熱可塑性の状態での流動学的性質の改善
に影響を及ぼすポリメチルメタクリル(PMMA)の基
礎に使用される。2、3百ないしほぼ103までのg/
モルでの分子量を有する、既に記載された可塑剤および
滑剤のように流動学に影響を及ぼす別の添加剤とは異な
り、PMMAをベースとする高分子加工助剤の分子量M
w(重量平均)は、1.2×105〜2.5×106 
g/モルの間にある(Kunststoff−Hand
buch  2/1,Polyvinilchlori
d,第2版,1986,Carl  Hanser  
Verlag,Muenchen,Wien,595〜
597頁)。
【0003】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3542
469号明細書の記載から、スチロール、α−メチルス
チロール、p−メチルスチロール、ビニルトルオール、
(メト)アクリルニトリル、メチルメタクリレートまた
はこれらの物質の混合物からなり、2〜15ml/gの
限界粘度(ジメチルホルムアミド中25℃で測定した)
および1.15〜3.95重量%の硫黄含量を有する熱
可塑性重合体の添加により、全性質、殊に加工性の性質
を明確に改善することのできる、塩化ビニル重合体をベ
ースとする成形材料は、公知である。
【0004】PVCは、別の熱可塑性樹脂とエラストマ
ーとを混合して変性PVCに変えることができ、但し、
工業的に価値のある性質を有する混合物、いわゆる配合
物、例えば高い耐衝撃強度または改善された耐熱不変形
性を有するPVCプラスチックが得られる。例としてケ
ーシング製造のための構造工業材料は、例えばPVS/
ABS−配合物であり、この場合PVCの耐衝撃性は、
ABS−ゴムの混入によって本質的に改善されている。 PVCとABSは、2つの非相溶性の重合体であり、即
ち、この2つの重合体の混合物は、2相である。PVC
−ABS−混合物の機械加工の場合、例えば大型部材射
出成形の場合に、この2種類の重合体の非相溶性に基づ
いて、加工された重合体配合物の高い不良品発生率を惹
起する大きな巨視的不均一領域が、出現する。この不均
一性は、条痕、薄片状の剥離、鱗片状、種々な色彩領域
への分裂として加工された部材中に見ることができる。 この射出成形品の不均一性は、加工機械中の溶融混合物
の流れの際の不均一性に由来する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、PVCと、熱
可塑的に加工可能な別の重合体との混合物、例えば、機
械的に、例としてPVC/ABS−配合物のような非相
溶性配合物に加工されるPVC/ABS−混合物を調製
し、この混合物の加工の際に、巨視的な不均一性の領域
なしに完成した部材が得られることを保証するという課
題が課された。
【0006】
【課題を解決するための手段】殊にメチルメタクリレー
トのコポリマーであり、かつ2000〜≦20000の
範囲内で分子量Mw(重量平均)を有する、アルキルメ
タクリレートをベースとする重合体を用い、非相溶性の
PVC−含有重合体混合物に相応すべきプラスチック−
配合体−製品の機械的加工を、巨視的な不均一性領域な
しに確実に実施することができることが見い出された。
【0007】本発明は、機械的加工のための重合体混合
物に、2000〜≦20000の範囲内のg/モルでの
分子量Mw(重量平均)を有するC1〜C8−アルキル
メタクリレート−コポリマーを添加することを特徴とす
る、非相溶性のPVC−含有重合体混合物をプラスチッ
ク−配合物−製品に変える機械的加工のための方法に関
する。
【0008】アルキルメタクリレート重合体をベースと
する、本発明による流動学的改良剤(Reologie
verbesserer)の分子量Mw(重量平均)は
、有利に2000〜15000の範囲内、就中2000
〜10000の範囲内にある。流れ改良剤(Flies
sverbesserer)とも呼ばれる、この流動学
的改良剤は、メチルメタクリレート50〜98重量%、
アルキル基中で炭素原子2〜8個を有するアルキルメタ
クリル酸エステル2〜50重量%および別のコポリマー
0〜48重量%から構成されるメチルメタクリレート−
コポリマーである。重合体混合物の本発明による加工は
、就中射出成形機上で実施され、かつ殊にPVC−AB
Sの割合の総和に対してABSの割合30〜70重量%
を有し、例えばシャーシ部材として、例としてコンピュ
ーターケーシングのために使用される耐衝撃性を改善さ
れたPVC−配合物にPVC/ABS−混合物を加工す
ることに意味がある。
【0009】本発明の成果は、驚異的である。硬質PV
Cを半製品および完成製品に熱可塑的に加工する際に、
ポリメチルメタクリレートを基礎にし、1.2×105
〜2.5×106の分子量を有する高分子加工助剤、例
えばCiba  Geigy社のIrgamod(登録
商標)が、流動学的性質を改善し、かつ熱可塑的な状態
で機械的性質の改善をもたらすのに対して、かかる添加
剤は、耐衝撃性改良剤含有のPVC−混合物、例えばP
VC−ABS−混合物の熱可塑的に加工する際に、高い
不良品発生率を有する制御不可能な作用の故に不利な影
響を及ぼす。Mw(重量平均)>50000g/モルを
有するかかるPMMA−型の種々なものならびに官能基
および375000g/モルの分子量を有するかかる重
合体−またはPVA−PE(70/30)をベースとす
る市販の重合体可塑剤(但し、射出成形部材は、可塑剤
の高い割合によって、接着傾向および付着形成を有する
ものとする)は、重合体混合物の熱可塑的な加工の際に
、例えば射出成形の際に、重合体混合物の流動学的性質
を改善できなかったかもしくは、成形部材が別の欠点を
露呈した。第一に著しく低分子のC1〜C8−アルキル
メタクリレート−コポリマーの添加は、問題の驚異的な
解決に導いた。公知技術の水準により、前記の如き射出
成形部材の耐熱変形性および就中その衝撃強度の水準が
、本発明による添加剤によって低下されることのない均
一に生ずる射出成形部材が得られるような本発明は、容
易に推考できるものではなかった。
【0010】
【作用】非相溶性の、就中耐衝撃性を改善されたPVC
−配合物の機械的な製造のための本発明による方法は、
種々な製造方法のPVC−型、例えば懸濁液−PVC、
乳濁液−PVCまたは塊状−PVCを用いて行なわれる
。PVCと、配合すべき重合体および加工助剤との良好
な完全混合のために、PVCは、有利に1〜2mmの粒
径の粉末状または粒状で使用される。乳濁液重合体に由
来し、噴霧乾燥した生成物の使用が、有利である。
【0011】工業的に重要な耐衝撃性を改善されたPV
C−重合体−混合物の製造にとって、殊に種々の方法で
製造されることができ(Ullmanns,Encyk
lopaedie  der  technische
n  Chemie,第4版,第19巻,277〜28
7頁参照のこと)、および微粒状のPVC−成分のよう
に、機械的に加工すべき混合物の製造のために使用され
るABS−重合体が重要な意味を有する。
【0012】PVCとABS−重合体は、重量比70:
30〜30:70、有利に重量比60:40〜40:6
0、就中重量比約50:50で、耐衝撃性を改善された
成形部材の製造のため本発明によって使用される。
【0013】本発明による、低分子のC1〜C8−アル
キルメタクリレート−コポリマー添加剤は、種々の試験
に基づき、かつこれらの試験の際に得られた製品に微粒
状の混合物の加工の際に、流れ改良剤の機能を果たす。 2000〜20000g/モルの範囲内の分子量を有す
る、比較的低分子のポリアルキルメタクリレートは、ア
ルキル基中でC原子1〜8個を有するメタクリル酸アル
キルエステル、場合によっては別のモノマー、就中アル
キル基中でC原子1〜8個を有するアクリル酸アルキル
エステルの存在下であっても、公知の常法で重合され、
但し、少くとも50重量%のメタクリル酸メチルエステ
ルが、主要モノマーとして使用される(Rauch−P
untigam,Voelker,Acryl−und
  Methacrylverbindungen,S
pringer  Verlag  Berlin,H
eidelberg,New  York,1967)
。重合は、塊状−、懸濁液−または乳濁液重合として実
施される。有利に本発明による添加剤は、乳濁液重合に
よって製造され、かつ噴霧乾燥によって乳濁液から得ら
れる。 この場合前記添加剤は、混合のために好適である粒径で
ある。塊状−および懸濁液の重合からなる重合体は、機
械的に尚最適な添加剤形に微粉砕されなければならない
【0014】本発明による、加工助剤の重合度およびこ
の重合度と共に決定される分子量の調整は、公知方法(
Rauch  Puntigam,Voelker上記
引用文献参照)により、例えば開始剤とモノマーとの割
合または連鎖移動剤としての調整剤の添加によって達成
される。公知の連鎖移動剤として、例えば脂肪族クロル
炭化水素または有利に脂肪族メルカプタンが使用される
。有効なメルカプタンは、例えばn−ブチルメルカプタ
ン、n−ドデシルメルカプタン、tert.−ドデシル
メルカプタン、チオグリコール酸−2−エチルヘキシル
エステルである。ゲル浸透クロマトグラフィーによって
計測した2000〜20000g/モルの分子量Mwで
、本発明による加工助剤は、DIN51562により溶
剤としてのクロロホルム中で測定した3〜20ml/g
の範囲内、殊に5〜10ml/gの範囲内の溶液粘度(
ηsp/c)を有する。これに反して、公知技術の水準
によるポリメタクリレートをベースとする高分子量PV
C−添加剤は、50〜500ml/gのクロロホルム中
での溶液粘度(ηsp/c)を有し、これは1.2×1
05〜2.5×106g/モルの分子量Mwに相当する
。前記の公知の高分子量PVC−添加剤は、詳述された
ように、本発明による効果には影響を及ぼさない。
【0015】本発明によるアルキルメタクリレート−コ
ポリマー添加剤は、モノマーとして、アルキル基中にC
原子1〜8個を有するメタクリル酸アルキルエステル5
0〜100重量%から構成され、但し、重合体中のメチ
ルメタクリレート少くとも50重量%〜98重量%が組
込まれている。アルキル基中でC原子2〜8個を有する
メタクリル酸アルキルエステル2〜50重量%とともに
、アルキル基中でC原子1〜8個を有するアクリル酸ア
ルキルエステル0〜48重量%、例えばアクリル酸メチ
ルエステル、アクリル酸エチルエステル、アクリル酸−
n−ブチルエステル、が本発明による流れ改良剤に組込
まれてもよい。
【0016】これにより、メタクリル酸メチルエステル
とともに、メタクリル酸−C2〜C8−アルキルエステ
ルとして、例えばメタクリル酸エチルエステル、メタク
リル酸−n−プロピルエステル、メタクリル酸−n−ブ
チルエステル、メタクリル酸−イソブチルエステル、メ
タクリル酸−n−ヘキシルエステル、メタクリル酸−2
−エチルヘキシルエステルは、少くとも50重量%がモ
ノマーとしてのメチルメタクリレートから構成されたア
ルキルメタクリレート−コポリマーの製造の際にコモノ
マーとして併用される。0〜48重量%、殊に0〜20
重量%の量で、この重合体は、別のモノマー、例えばス
チロールまたはアクリルニトリル等と共に構成されてい
てもよい。
【0017】本発明による有利に作用する流れ改善剤と
して、コポリマーは、モノマーとして、メチルメタクリ
レート60〜95重量%およびn−ブチルメタクリレー
ト40〜5重量%から構成される本発明による分子量範
囲内にあることが判明した。これにより、本発明による
流れ改善剤として作用する重合体の例は、ゲル浸透クロ
マトグラフィー法により測定された、5000〜700
0g/モルの分子量Mw(重量平均)を有し、メチルメ
タクリレート80重量%およびn−ブチルメタクリレー
ト20重量%またはメチルメタクリレート90重量%お
よびn−ブチルメタクリレート10重量%のモノマー混
合物から構成されたかかる重合体である(Chemie
  Labor  Betrieb  31(1980
)232〜236頁)。
【0018】本発明の高分子加工助剤は、100重量部
当り0.1〜10重量部の量、有利に0.5〜8重量部
の量、就中1〜5重量部の量で、例えば射出成形によっ
て機械的に加工すべき重合体混合物に添加される。
【0019】本発明により、加工すべき塩化ビニル重合
体−材料には、場合によっては別の添加剤、例えば安定
剤、酸化防止剤、顔料、滑剤、染料が添加されてもよい
。この種の添加剤は、例の記載された組成から明白であ
る。
【0020】本発明による方法の評価法(Kunsts
toff−Handbuch  2/1,上掲,590
〜594頁)。
【0021】本発明により可塑化された成形材料の流れ
の挙動の評価のために、高圧−毛細管−粘度計中で測定
が行なわれた。この場合、一定の温度および所定の圧力
、例えば180℃および5kpであれば、例中では18
0/5と記載され、混合物の溶融粘度ηsをディメンシ
ョン[Pa・s]を用い、この混合物の秒単位での流速
FZを秒[s]を用いおよび%でのストランドの拡張B
を[%]を用いて測定した。更に尚この装置では、メル
トインデックス、MFIをディメンション[g/10分
]を用いて測定した。
【0022】実地に即して、実用化の技術的評価のため
に、試験されるべき材料から一定の機械パラメーターで
螺旋状の流れを噴出させ、螺旋の長さXを[cm]で測
定し、流路延長を[%]で、本発明による流動学的改良
剤のない材料と比較して計算した。
【0023】PVC−ABS混合物100部への本発明
によるポリメタクリレート例えば3部の本発明による添
加は、本発明により変更されていない方法と比べて、約
20%までの流れの螺旋の長さの増大を生じさせる。
【0024】試験結果は、実験による「部」の表から明
白である。
【0025】
【実施例】実験による「部」 例 A.本発明による添加剤の製造 1.メチルメタクリレート−n−ブチルメタクリレート
  80/20−コポリマー 還流冷却器、撹拌機および注入容器を備えた1つの7l
の反応容器中に、C15−パラフィンスルホネート−N
a−塩0.9g、過硫酸ナトリウム11.1gを20℃
の脱塩された水1200g中に溶解した。この溶液に、
80℃で撹拌しながら、以下の成分からなる乳濁液を供
給した: メチルメタクリレート               
     2400gブチルメタクリレート     
                 600g2−エチ
ルヘキシルチオグリコレート        210g
C15−パラフィンスルホネート−Na−塩     
 27g脱塩水                  
                2053g供給時間
は、4時間である。
【0026】注入後にバッチを室温に冷却した。この場
合に、70℃で1,4ジイソプロピルベンゾールモノ過
酸化水素2.3gおよびナトリウムヒドロキシメチルス
ルフィナート1.8gの添加が行なわれた。引き続き分
散液を濾過した。50%の分散液のpH値は、2.0で
あり、平均粒径は約190nmであった。乾燥した重合
体の硫黄含量:1.0% 2.メチルメタクリレート−n−ブチルメタクリレート
  90/10−コポリマー A1と同様に行なうが、しかしながら、メチルメタクリ
レート2700gおよびブチルメタクリレート300g
を注入に使用した。50%の分散液のpH値は、2.0
であり、平均粒径は、約240nmであった。乾燥した
重合体の硫黄含量:1.02% 固体の取得:分散液からの固体の取得は、噴霧乾燥によ
って行なわれた。溶剤としてのクロロホルム中で測定し
た、減少した粘度ηspez/cは、 重合体A1:8ml/g  および 重合体A2:8.5ml/g および相応するMw(重量平均)値: Mw(重量平均)=5870g/モル    およびM
w(重量平均)=5930g/モル。
【0027】B.射出成形によるPVC−ABS−混合
物の加工 機械的加工の準備のために、商品としての重合体成分P
VCおよびABSを市販のPVC−添加剤、例えば顔料
、滑剤および安定剤並びに本発明による低分子のポリメ
タクリレートと共に混合した。こうして得られた混合物
(ドライブレンド(Dry  Blend))を、それ
自体として、射出成形機上で直接更に加工してよいかま
たは射出成形の前に尚造粒してよい。
【0028】第1表中には、かかる混合物を用いて、高
圧−毛細管−粘度計での測定(流れの性質参照)の場合
および射出成形(螺旋状の流れ)の場合に得られた処方
物の組成および結果が記載されており、但し、本発明に
よる添加剤のない混合物を用いた加工からの比較のため
に次のものが記載されている:試験1、6および11。
【0029】
【表1】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  PVC−含有の非相溶性重合体混合物
    をプラスチック配合物製品に変える機械加工法において
    、重合体混合物に2000〜≦20000の範囲内のg
    /モルでの分子量Mw(重量平均)を有するアルキルメ
    タクリレート−コポリマーを添加することを特徴とする
    、PVC−含有の非相溶性重合体混合物をプラスチック
    配合物製品に変える機械加工法。
  2. 【請求項2】  重合体混合物が、70:30〜30:
    70の重量比のPVCおよびABSを含有するPVC−
    ABS−混合物であり、かつこのPVC−ABS−混合
    物に、重合体混合物100重量部に対し0.1〜10重
    量部の量のアルキルメタクリレート−コポリマーを添加
    する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】  アルキルメタクリレート−コポリマー
    が、モノマーとして、アルキル基中でC原子1〜8個を
    有するメタクリル酸アルキルエステル50〜100重量
    %から構成される、請求項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】  アルキルメタクリレート−コポリマー
    が、モノマーとしてのメチルメタクリレート50〜98
    重量%から構成される、請求項1から3までのいずれか
    1項記載の方法。
  5. 【請求項5】  アルキルメタクリレート−コポリマー
    が、モノマーとしてのメチルメタクリレート60〜95
    重量%およびn−ブチルメタクリレート40〜5重量%
    から構成される、請求項1から4までのいずれか1項記
    載の方法。
  6. 【請求項6】  アルキルメタクリレート−コポリマー
    が、モノマーとしてのメチルメタクリレート少くとも5
    0重量%、アルキル基中でC原子2〜8個を有するメタ
    クリル酸アルキルエステル2〜50重量%、アルキル基
    中でC原子1〜8個を有するアクリル酸アルキルエステ
    ル0〜48重量%および場合によっては別のモノマー0
    〜48重量%から構成される、請求項1から4までのい
    ずれか1項記載の方法。
JP3192843A 1990-08-03 1991-08-01 Pvc−含有の非相溶性重合体混合物をプラスチック配合物製品に変える機械加工法 Pending JPH04233948A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4024690.6 1990-08-03
DE4024690 1990-08-03
DE4035491.1 1990-11-08
DE19904035491 DE4035491A1 (de) 1990-11-08 1990-11-08 Fliessverbesserung bei der verarbeitung von schlagzaeh zu modifizierenden pvc-blends

Publications (1)

Publication Number Publication Date
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