JPH04233588A - 交流励起エレクトロルミネセントディスプレイにおいて電力消費を低減させるための方法及び装置 - Google Patents
交流励起エレクトロルミネセントディスプレイにおいて電力消費を低減させるための方法及び装置Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ロルミネセントディスプレイ(AC−excitedt
hin−film electroluminesce
nt display) の電力消費を低減させるため
の方法、及びかかるタイプのディスプレイの電力消費を
低減させることができる装置に関する。
ィスプレイのキャパシタンスが一般に100 pF/m
m2のオーダで高いことと、行(row) 及び列(c
olumn)ラインからなるマトリクス構成を有するこ
とを特徴とする。
ト(EL)ディスプレイのブロックダイアグラムを示す
。この図に示すディスプレイは、ELパネル、列及び行
駆動(drive)回路、列及び行パルス発生器、電力
供給装置、データ処理及びタイミングロジック並びに必
要なフィルタ構成要素からなる。電力供給部は、低電圧
入力をELディスプレイが必要とする中電圧出力に変換
する。この電圧は図中Vm、Vwrp及びVwrnで示
す。適切な電圧レベルは、例えばVmに対しては40乃
至50 V、Vwrpに対しては170 乃至195
V 及びVwrnに対しては−120乃至−155 V
でよい。さらに、その電力供給部は他の必要な電圧を与
えることができる。
て行及び列ラインに印加される。しかし、特にディスプ
レイの列サイドでは、駆動電圧は駆動回路を経由して直
接印加することができる。
レイの電力消費が高いため、バッテリー給電様式で作動
するラップトップ(laptop)コンピュータのよう
な携帯用コンピュータの作動時間が著しく短くなってし
まうことである。
は、高電力消費に伴う上記の問題を解決し、交流励起エ
レクトロルミネセントディスプレイの電力消費を低減さ
せるための新規な方法及び装置を提供することにある。
ィスプレイ明度(brightness)を一定レベル
に維持しながら、ディスプレイのコントラスト(con
trast)を低下させることによってディスプレイの
最大電力消費を制限するものである。
の供給電圧Vmを発生する部分から出力される電圧を、
一般的な負荷においてのみ列電力(column po
wer)を供給するのに十分な値に制限する。特別な場
合、例えば列の約半分がON状態に駆動される場合には
、電力供給装置出力の制限が働いて電圧Vmを低下させ
る。行駆動電圧Vwrn及びVwrpを発生させる電力
供給部分は、いかなるときにも行駆動回路が必要とする
全電力を供給できるような大きさにされている。その上
、正の行駆動電圧Vwrpは一定のレベルに維持されて
いるのに対し、負の行駆動電圧Vwrnは電圧Vmから
のフィードバックにより制御されるので、条件Vwrn
= −(Vwrp−Vm) が維持される。その結果
、発光が一定になる。
びVwrpを発生させるのに使用される変圧器M1の巻
線II及びIII が2本巻き(bifilar wi
ndings)であって変圧器M1の巻線IIが電圧V
mと直列に接続されるという設計に基づいている。
項1の特徴部分において特徴づけられている。
項4の特徴部分において特徴づけられている。
施例について詳細に説明する。まず、オン/オフ型(o
n/off−type) ディスプレイのための駆動電
圧の発生について説明する。ディスプレイは、アドレス
した行(row) に正または負の供給電圧(それぞれ
VwrpまたはVwrn)から形成された行選択パルス
を印加することにより行毎に(row−by−row)
書き込まれる。アドレスされない行は浮動状態(flo
ating)のままになる。列ライン(column
lines)は発光変調電圧Vmから形成された変調電
圧パルスにより駆動され、それによって各列ラインのた
めの変調パルスの振幅が制御されて望ましい発光レベル
が得られる。行選択パルスが負の極性を有する場合には
、画素を「ON」状態に駆動するための列ラインは変調
電圧(Vm)を受けるのに対して、画素を「OFF」状
態に駆動するための列ラインは接地電位に接続される。 正極性の行選択パルスにより駆動される次の行に対して
は、画素を「ON」状態に駆動するための列ラインはそ
れに応じて接地電位に接続され、画素を「OFF」状態
に駆動するための列ラインは変調電圧(Vm)に引上げ
られる。
は、「ON」状態画素は電圧Vwrpによって、また「
OFF」 状態画素は電圧Vwrp−Vm によって駆
動される。負極性の行選択パルスに対しては、これらの
駆動電圧はそれぞれVm−Vwrn 及びVwrnであ
る。全ての行が、即ち一つのフィールド全体が書き込ま
れると、すぐに書き込み順序が第一行から再出発する。 この、後に続く新しいフィールドはその前のフィールド
の際に使用されたパルスに対して反対極性のパルスによ
り駆動される。そのような対称的駆動構成(symme
tric drive scheme)は、フィンラン
ド特許第62447号(以下、参考文献(1) と称す
る。)において詳細に説明されている。
光レベルが望ましい場合、変調電圧Vmの振幅又は期間
のどちらかを変化させて、望ましいグレイレベルを得る
ことができる。これらの方法の前者をパルス振幅変調(
pulseamplitude modulation
)と呼び、後者をパルス幅変調(pulse widt
h modulation)と呼ぶ。
路アプリケーション(Linear andInter
face Circuit Applications
) 」、1986年に発行されたテキサスインスツルメ
ント(Texas Instruments) 社の「
ディスプレイ駆動装置及びデータ送信ライン回路(Di
splay Drivers and Data Tr
asmission Line Circuits)」
の第2巻、9乃至75頁(以下、参考文献(2) と称
する。)に記載されているELディスプレイの等価電気
回路である。図中、Nは行(rows)の総数であり、
Mは列(columns) の総数であり、またmは「
ON」状態の列の数である。
で近似することができる。 Ptot = Pmod + Pwr + Plogこ
こで、Pmodは列の駆動電力であり、 Pwrは行の
駆動電力であり、またPlogは制御ロジックの電力消
費である。
load) が行による容量性負荷よりもはるかに大
きいので、電力の大部分は変調において消費される。通
常の電力消費レベルは、例えばPlogに対して約1
W 、Pwr に対して約3 W 、更にPmodに対
して約15 Wである。
電力を制限する手段を見出すことが不可欠である。
ことができる。 Pmod = k x Cpanel/4 x (Vm
)2 x fここで、Vmは変調電圧であり、Cpan
elはELパネルの総キャパシタンスであり、f は線
周波数であり、またk は定数(エネルギー電力節約手
段を全く講じない場合は1)である。
、相対変調電力と「ON」状態の列との関係を示す。こ
のグラフは、発光エネルギーの発生に関連する電力消費
(非常に低い)も、電力供給装置の効率に関連する内部
損失も含んでいない。列の半分が「ON」状態で半分が
「OFF」 状態の場合に電力消費は最大値になる。通
常の表示データに対しては、実際の電力消費ははるかに
低いレベル(約30〜50%)にある。
ケンスa, b, c及びd を図式的に示すが、この
順序は上記のエレクトロルミネセントディスプレイの機
能作動に基づいている。図中、最上部のシーケンスaは
、4つの連続した書き込みサイクルにわたる行の行書込
みパルスを示す。このシーケンスでは、行は、正の行駆
動パルスVwrp及び負の行駆動パルスVwrnにより
交互にアドレスされている。パルス振幅は直流(DC)
電圧Vwrp及びVwrnにより決定され、本願明細書
におけるこの指定も該パルスに関連する。図中の次のシ
ーケンスbは、最上部のシーケンスにより制御される画
素に印加される列変調電圧Vmを示す。ここで説明する
画素は最初の2つのパルスに対して「ON」状態に設定
され、最後の2つのパルスに対して「OFF」 状態に
設定される。次のシーケンスcは画素を横切る駆動電圧
を示す。変調電圧Vmの効果は、斜線部30により示す
。第二のパルスにおいては変調パルスが振幅の大きさに
加算的に寄与するのに対し、第三のパルスにおいてはそ
の効果は減算的である。次に、図の一番下のシーケンス
dも、変調電圧Vm’ が本発明により約50% 切り
詰められた(clipped) 特殊な状態において画
素を横切る駆動電圧を示す。画素の駆動電圧に対する変
調電圧Vm’ の貢献(contribution)を
斜線部35で示す。最後のシーケンスから明らかなよう
に、本発明に係る回路配置はディスプレイの発光を一定
に維持し、負の行駆動電圧Vwrn’ の振幅が増加す
るときに背景の明度が増加するにつれて、コントラスト
だけを低下させることができる。
。ここで、素子PWM1、M1、S1、D1、D2、C
1及びC2は行書き込み電圧(Vwrn 及びVwrp
) を発生するために使用するフライバック型(fly
back−type)電圧変換器Aを形成する。素子P
WM1へのフィードバックは、本実施例では一定レベル
に維持された電圧Vwrpから印加される。しかし、必
要であれば、この電圧を異なったディスプレイ型に適し
たレベルに調節することも可能である。この変換器は、
インダクタンスの断続電流で作動する従来の電圧制御式
フライバック型変換器である。素子PWM1は、スイッ
チS1を一定反復率で駆動するパルス幅変調器である。 素子M1はフライバック巻線を備えた変圧器である。図
中の点(dots)は等しい相の巻線末端である。二次
側の素子D1及びC1は、電圧Vwrnに対して濾過作
用を行ない、素子D2及びC2は電圧Vwrpの濾過作
用を行なっている。素子M1の巻線II及びIII は
、巻回数が等しい2本巻きの巻線である。電圧ラインV
wrp及びVwrnから来る出力電流は、強度が等しい
(10乃至30 mA)。このために、巻線II及びI
II からの出力電圧は大体等しい。変換器Aは、あら
ゆる時点で行パルサーが必要とする駆動電力を供給する
のに十分な出力電力能力を備えている。
は、変調電圧(Vm)を発生する際に使用される変換器
Bを形成する。変換器へのフィードバックは、変調電圧
Vmから取る。この変換器は、通常の場合には完全な変
調電圧を発生するのに十分な出力電力を供給する能力が
ある。
殊な状況(例えば、列のおよそ半分が「ON」状態に駆
動されるとき)では、変換器Bの電力出力能力が不十分
であり、そのためディスプレイにより消費される変調電
力が電力制限の下における変換器Bの電力出力と調和す
る程度にまで変調電圧を低下させる。最大負荷状況では
、変調電圧Vmはこのように、例えば50% 低下する
ことがある。変調電圧が低下し始める電力出力制限は、
変調電圧Vmを切り詰めない状態で測定して、ディスプ
レイの最大合計電力レベルPtotの例えば約65乃至
85% 、好ましくは約75% であるといえる。該合
計電力における実際の変調電力Pmodの比率は、電力
制限なしに、一般に約70乃至90% のオーダである
。変換器Bの電力出力能力は、十分な精度を有する部品
を使用して、又は調整により適切に決定することができ
る。本実施例の回路では、調整手段はスイッチS2の駆
動パルス衝撃率(pulse duty ratio)
を変化させることにより調整を行なう。出力電力に対す
る入力電圧の影響を無くすため、入力電圧の変化に応じ
てパルス衝撃率も変化させなければならない(フィード
フォーワード配置:feed−forward con
figuration )。スイッチ制御の電流制御様
式では、S2が「OFF」 状態に制御される電流閾(
current threshold) を変えること
によりこの調整を行なう。変圧器M1の巻線IIの下端
は変調電圧に接続されている。増加する電力負荷でVm
が減少するとき、Vwrpはそれでも一定レベルに維持
され、それによって巻線II上の電圧が増加して2本巻
の巻線III 上の電圧を強制的に増加させる。従って
、VwrnはVmと同様に変化する。この配置は、「O
N」状態画素全体の一定駆動電圧を維持し、それによっ
て一定の明度を維持する。「OFF」 状態画素全体の
駆動電圧は増加し、それによって背景の明度が増加する
。
維持するには、電圧VwrnはVmの変化と同時に変化
する必要があり、そのためにVwrnは電圧変化の時定
数(time constant)をより小さくする必
要がある。例えば少数の連続した行の上の画素の半分が
「ON」状態であるときにVmが負荷変化と共に急速に
変化すると、この区域における背景の明度は、コントラ
スト制御の結果、ディスプレイの他の部分よりも高いの
で、水平陰影効果を引き起こす。このため電圧Vmは十
分に低い変化率で立ち上がらなければならない。
な回路図である。しかし、上記の説明と異なり、この実
施形態は集積回路IC10の電流制御フィードバックを
使用している。この図の配置では、回路IC10は図5
のPWM1に、T10 はS1に、C16 はC2に、
C17 はC1にそれぞれ対応している。この回路の変
圧器M10 及びM11 は図5の変圧器M1及びM2
に対応している。D10 及びD11 は図5のD2及
びD1に対応する。IC11は図5のPWM2に、T1
1 はS2に、D13 はD3に、C26 はC3にそ
れぞれ対応している。異なった型のディスプレイ用に、
Vwrpを適切なレベルに調整するためのトリマ電位差
計R11 が使用されている。この調整は、Vwrnも
同時に制御する。R14 及びC13はIC10の切り
換え周波数(switching frequency
) を決定する。この回路は行駆動回路が必要とする供
給電圧を発生するためにM10 を使用する。電圧Vm
は、抵抗器R27 及びR28 の電圧分割比により決
定される。この回路に使用されるcomponentv
aluesに対してVmは約48 Vになる。IC11
を取囲む回路で、切り換え周波数はR29及びC21
により決定される。構成要素R22+R23 及びC2
3 はパルス衝撃比及びそれに対応して、トリマ電位差
計R22 を使用して正確に調節できる最大出力電力を
決定する。この回路では、M11 が、エネルギー回収
回路に使用できる電圧Vm/2も与える。
レクトロニクス工業用のIC(ICs forIndu
strial Electronics) 、データブ
ック1989/90 、シーメンス(Siemens)
社、243 乃至260 頁(以下、参考文献(3)
と称する。)に記載されている。更に、回路UC28
45は、「リニア集積回路データブック(Linear
Integrated CircuitsDATAB
OOK) 、1987、ユニトロード(Unitrod
e)社、3−107 乃至3−112 頁(以下、参考
文献(4) と称する。)に記載されている。
に後調整(postregulation)が採用され
ている回路を示す。ここでは、電圧Vwrnは電圧Vm
及びVwrpからのフィードバックにより制御される。 Vwrnを別に調整すれば、電圧Vwrpからのフィー
ドバックは不要である。
guideline component value
s)のための実施例回路を詳細に示す。一次側の制御回
路は、図6に示す部分に相当するので、この実施例から
は省略してある。
圧Vm/2を発生させるために、R51 及びR52
により形成される抵抗分割器が使用されている。この電
圧は、T50 及びT51 により緩衝される。T51
のベースにおける電圧分割は、抵抗器R56 及びR
57 を使用して形成する。電圧Vwrnが低過ぎると
仮定して、T51 のベースにおける電圧が増加し始め
、それによってT51 のベース電流が減少し始め、そ
のためT51 のコレクタ電流を強制的に減少させ、そ
れによってR54 上の電圧が低下し、Vwrnをより
負の値に調整する。その結果、R57 がT51 のベ
ース電圧を引き下げ、T51 を通る電流を増加させる
。上記の説明から明らかなように、R56 、R57
及びT51 により形成される回路は、電圧Vwrnを
調整する役目を果たす。R56 及びR57 が等しい
場合は、Vwrnは−(Vwrp−Vm)の値に近づけ
られる。その結果、Vwrn及びVwrpは、T51
のベースにおける電位からの等しい電圧強度により相殺
される。Vmがここで減少しVwrpが一定に維持され
ると、R56 はT51 のベース電圧を引上げる傾向
があり、それによってT51 のコレクタ電流が低下し
、その結果、Vwrnは平衡に達するまで、より負の値
に向かって調整される。
形態を図式的に示している。この配置では、電圧Vwr
p及びVwrnの両方が後調整を必要とする。上記の回
路と同様に、フィードバックは電圧Vmだけから取らな
ければならないが、電圧Vwrpからの補足フィードバ
ックにより、電圧Vwrnの調整が必要ないという利点
が得られる。この回路の使用は、高い電圧降下、及びそ
の結果高い電力消失が直列調整器にかかることから、制
限を受ける。
転の可能性も提供するものである。これにより、負の極
性を有するため変調電圧も反転しなければならない。さ
もなくば、直流(DC)成分が増加する。本発明に関し
て使用すべきディスプレイの必須条件は、そのディスプ
レイ変調電圧が、より振幅の大きい行駆動電圧と等しい
極性を有する必要があることである。
き優れた効果が得られる。
下し、それによって特に駆動回路の作動温度が低下する
と共に、冷却の必要性が少なくなる。これらの事実はデ
ィスプレイの信頼性向上に寄与する。逆に、ディスプレ
イの作動温度範囲を広げることができる。構成部品原価
(component costs) も低くなる。ま
た、構成部品充填密度(component pack
ing density) を高くすることができる。 このディスプレイは、電力出力がより低い、より小型の
電力供給装置から駆動することができる。その結果、バ
ッテリー給電様式において作動時間が長くなる。
ックダイアグラムである。
の等価電気回路である。
態に励起された列との関係について、図2の等価電気回
路から計算したグラフである。
示す図である。
イアグラムである。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 行及び列のディスプレイマトリクスに
基づく交流励起薄膜エレクトロルミネセントディスプレ
イを駆動するための方法であって、ディスプレイマトリ
クスの各行が、連続するパルスの強度が異なる正(Vw
rp)及び負(Vwrn)の行駆動電圧から発生される
パルスにより交互に駆動され、ディスプレイマトリクス
の各列が、行アドレスシーケンスに同期した変調電圧パ
ルスにより個別に駆動され、前記パルスが振幅(Vm)
及び強度がより大きい行駆動パルスの極性と等しい極性
を有する方法において、ディスプレイの制限負荷状態に
おいて、変調電圧の最大振幅(Vm)が低下するように
なされ得ること、強度がより小さい行駆動パルスの振幅
が変調電圧(Vm)からフィードバック制御されること
により、変調電圧(Vm)の振幅における低下が行駆動
電圧(Vwrn)の強度の増加により補償され、前記増
加が変調電圧(Vm)における低下と本質的に等しいこ
と、及び振幅がより大きい行駆動電圧(Vwrp)が本
質的に一定に維持されることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 ディスプレイによる負荷がディスプレ
イにより与えられる最大合計負荷の約75% の予め設
定した制限負荷に達したときに、変調電圧(Vm)が低
下するようになされ得ることを特徴とする請求項1記載
の方法。 - 【請求項3】 前記ディスプレイの制限負荷状態にお
いて、変調電圧(Vm)が約50% まで低下するよう
になされ得ることを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 振幅の大きさがより小さい行駆動電圧
が負の行駆動電圧(Vwrn)である請求項1記載の方
法であって、ディスプレイの明度を一定に維持するため
に、負の行駆動電圧(Vwrn)が正の行駆動電圧(V
wrp)と変調電圧(Vm)との差にほとんど等しい大
きさを有するように制御されることを特徴とする請求項
1記載の方法。 - 【請求項5】 行及び列のディスプレイマトリクスに
基づいて交流励起薄膜エレクトロルミネセントディスプ
レイを駆動する装置であって、正(Vwrp)及び負(
Vwrn)の行駆動電圧を発生する素子(A) 、及び
変調電圧を発生する素子(B) を具備する装置におい
て、前記変調電圧を発生する素子(B) が、ディスプ
レイの制限負荷状態において変調電圧(Vm)が低下さ
れ得るような大きさにされており、そして変調電圧(V
m)における低下が振幅がより小さい行駆動電圧(Vw
rn)の強度の増加により補償され、前記増加が変調電
圧(Vm)の振幅における前記低下と本質的に等しくな
るように、前記変調電圧(Vm)が行駆動電圧を発生す
る前記素子(A) にフィードバック接続されているこ
とを特徴とする装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の装置であって、行駆動
電圧発生素子(A) が、スイッチ素子(S2)の支援
によりフライバック変圧器(M1)の一次巻線(I)
を駆動することができるパルス幅変調器(PWM1)、
巻回数が等しい変圧器(M1)の2本巻きの二次巻線(
II, III) 、及び二次巻線(II, III)
に接続されて行駆動供給電圧の発生と整流による平滑
化を行なう素子(C1, C2, D1, D2)を具
備し、更に、変調電圧(Vm)を発生する素子(B)
が、スイッチ素子(S1)の支援により変圧器(M2)
の一次巻線(I) を駆動することができるパルス幅変
調器(PWM2)、前記変圧器の二次巻線(II)、及
び二次巻線(II)に接続されて変調電圧の発生と整流
による平滑化を行なう素子(D3, C3)を具備する
装置において、変圧器(M2)のパルスデューティーサ
イクル(pulse duty cycle)がスイッ
チ素子(S2)により制御され、それによりディスプレ
イの制限負荷状態において、変調電圧(Vm)が低下し
、そして負の行駆動電圧(Vwrn)全体にわたってフ
ィードバック制御を行なうため前記変圧器(M1)の二
次巻線(II)の下端が前記変圧器(M2)の二次巻線
(II)の上端で変調電圧(Vm)に接続されているこ
とを特徴とする装置。 - 【請求項7】 請求項5記載の装置において、変調電
圧(Vm)における振幅変化の時定数が、より振幅が小
さい行駆動電圧(Vwrn)における振幅変化の時定数
よりも長いことを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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