JPH04233554A - 像形成装置 - Google Patents

像形成装置

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JPH04233554A
JPH04233554A JP2409608A JP40960890A JPH04233554A JP H04233554 A JPH04233554 A JP H04233554A JP 2409608 A JP2409608 A JP 2409608A JP 40960890 A JP40960890 A JP 40960890A JP H04233554 A JPH04233554 A JP H04233554A
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JP
Japan
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card
image forming
control means
forming apparatus
stored
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JP2409608A
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English (en)
Inventor
Seitaro Kasahara
聖太郎 笠原
Minoru Asakawa
稔 浅川
Yasunori Daigo
大後 泰紀
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機等の像
形成装置に係わり、特に装置本体に着脱可能でかつ携帯
可能なメモリーカード等の記憶手段を装置本体に装填す
ることで可動状態となりかつ管理がなされる像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機等の像形成装置は広く普及
し、性能・機能も著しい進歩を示すようになった。この
ような高機能の複写機パーソナルユースとして使用され
る簡易な複写機と相違して、企業内で各部署共用で管理
されることが多い。この場合、管理費用等については使
用するコピー枚数に応じて分担することが適当である。 このために装置本体に対して着脱可能であり、かつ携帯
可能の複数枚のメモリーカードでかつ部署や個人のコー
ドが登録されたメモリーカードを職場毎に配付しておき
、コピーを行う際は装置本体に装着して行うことで、職
場毎のコピー枚数の管理等が行われるようになった。 メモリーカードを装着可能とした複写装置の提案はすく
なくない。例えば特開昭60−165664号、特開昭
61−277976号、特開昭62−96958号、特
開昭62−96966号、特開平1−105964号公
報明細書はこれに関する技術を開示したものである。
【0003】ここで、更に高度の機能をもったメモリー
カードを装着可能とした像形成装置についてみると、コ
ピーの枚数管理は部門別、個人別あるいはペーパサイズ
別にカウントされることが望ましい。このためにはメモ
リーカードは像形成ごとに部門別、個人別、サイズ別等
の該当するカウンタをカウントすることとなり、像形成
手段内に設けられたシーケンス制御を行う制御手段はメ
モリーカードに対して通信手段によって該当するカウン
タを指定する通信制御が必要となる。該当するカウンタ
の数が多くなれば処理時間は増大し、シーケンス制御の
方に影響を及ぼすこととなる。
【0004】これを避けるために、シーケンス制御を行
う制御手段が、メモリーカードを直接に読出し或いは書
込みする方法が考えられるが、この場合には両者の間は
バスラインで接続することが必要で、両者は同一基板上
に設計・配置するか、またはバスラインを引き回すこと
となる。シーケンス制御を行う制御手段とメモリーカー
ドとを同一基板上に設計・配置することはスペース上の
制約が大きく、またバスラインの引き回しは耐ノイズ対
策という点で困難の場合が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シーケンス
制御を行う制御手段とは別に携帯可能な記憶手段、例え
ばメモリーカードを装着可能とし、先の制御手段とは通
信手段によって接続し、読出し及び書込み手段を有した
第2の制御手段を設け、先のスペース上の制約やノイズ
問題を解消するとともに、シーケンス制御を行う制御手
段の稼働率を向上するようにした像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】また、本発明は、携帯可能な記憶手段に記
憶された使用できる像形成装置のIDナンバーと、像形
成装置に記憶されているIDナンバーとを第2の制御手
段において比較し、その結果を前記通信回線を介さずに
専用の回線でもって送信し、当該プロセスの処理時間を
削減し、プログラムをも簡単にするようにした像形成装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、像形成装置
のシーケンス制御をするシーケンス制御手段と、「像形
成装置のIDナンバー」を記憶する第1記憶手段と、を
有した第1制御手段と、前記「像形成装置のIDナンバ
ー」を転送する通信伝送手段と、像形成装置に着脱可能
であり、「使用しうる像形成装置のIDナンバー」を記
憶した第3記憶手段と、前記通信伝送手段により転送さ
れた「像形成装置のIDナンバー」を記憶する第2記憶
手段と、前記第3記憶手段に記憶された「使用しうる像
形成装置のIDナンバー」を読出す選択手段と、前記「
像形成装置のIDナンバー」と前記「使用しうる像形成
装置のIDナンバー」とを比較する判定手段と、を有し
た第2制御手段と、前記判定手段の比較結果を第1制御
手段に転送する前記通信伝送手段とは別の通信手段と、
を有することを特徴とする像形成装置によって達成され
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の説明を行う。図
1は、本発明に係る像形成装置の一例の複写機の主要構
成の断面図である。
【0009】まず、この複写機の複写プロセスについて
簡単に説明する。光感光層を塗布あるいは蒸着された感
光体ドラム10は、図示しない駆動手段によって時計方
向に回転しつつ、後述するクリーニング手段27により
感光体ドラム10上の残留トナーを除去し、帯電前露光
ランプ28が点灯して感光体ドラム10の周面上の局所
的に残留した電荷を除去される。そして、感光体ドラム
10は、帯電器16によってその光感光層を一様に帯電
される。
【0010】一方、感光体ドラム10の回転と同期して
、水平方向にスライドするキャリッジ12に取り付けら
れたハロゲンランプ121は、原稿台11に収められた
原稿Dを照射する。このハロゲンランプ121による原
稿Dの反射光は、スリット(図示せず)、ミラー122
、可動ミラーユニット13のミラー131,132、レ
ンズ14およびミラー15を介して後述する感光体ドラ
ム10上に結像される。すなわち、原稿の反射光が露光
されて感光体ドラム10上に静電潜像を形成する。
【0011】なお、前記キャリッジと前記可動ミラーユ
ニット13はステッピングモータに接続されるワイヤ(
いずれも図示せず)を介して駆動され、それぞれVおよ
び1/2Vの速度にて同方向にスライドされるものであ
る。
【0012】この静電潜像は、続いてトナーを収容した
現像器17により現像されて、感光体ドラム10上にト
ナー像が形成される。現像器17の現像スリーブ171
には、直流あるいはさらに交流のバイアスが印加されて
、基体が接地された感光体ドラム10には反転現像が行
われる。
【0013】そして、感光体ドラム10上に形成された
トナー像は、給紙カセット18から給紙ローラ19によ
り供給されタイミングローラ20により前記トナー像と
タイミングを合わせた転写材P上に転写される。この転
写は、トナーと逆極性の高圧電源を印加する転写器21
によって行う。
【0014】かくして、トナー像を転写された転写材P
は、分離電極22によって感光体ドラム10の周面から
確実に分離されて、搬送ベルト23によって定着手段2
4へ搬送される。そして、転写材Pは、定着手段24に
よって転写材P上のトナー像が熔融固着された後、排紙
ローラ25により装置外に設けられた排紙皿26上に排
紙される。
【0015】一方、転写材Pへトナー像の転写を終えた
感光体ドラム10はさらに時計方向に回転し、感光体ド
ラム10の周面上に圧接されたクリーニングブレード1
71を有するクリーニング手段27によって残留したト
ナーの除去、清掃が行われる。このクリーニング終了後
は、再び新たな複写プロセスに入る。
【0016】図2は、本発明に係わる携帯可能な記憶手
段であるカード30を示す斜視図である。このカード3
0は、像形成装置に対して着脱可能であり、かつ、オペ
レータ自身が携帯可能である記憶手段、例えばメモリー
カード、ICカードなど不揮発性メモリを有するメモリ
カード30(以下、カードと略称する)であり、1つの
像形成装置に対して複数枚、あるいは複数の像形成装置
に対して1枚または複数枚用意することができ、各職場
や部署や個人に配布されて使用される。カード30は、
像形成装置の操作パネル付近の外装に設けられたカード
30の挿入口(図示せず)から挿入され、装着部29に
おいて装着される。カード30が装着部29に装着され
たとき、カード30に設けられた入出力端子31と後述
する第2制御手段50の接続部(図示せず)とが電気的
に接続され、信号の授受が行われる。このカード30に
記憶される内容として、カード30、各職場部署、この
カード30でもって使用できる複数の像形成装置、ある
いはさらに個人等に対応するIDナンバーなど、また、
部門別、個人別、転写材サイズ別、あるいはさらにトー
タルの複写枚数が記憶することができる。なお、前記像
形成装置がカラー像形成装置の場合は、画像形成モード
、すなわち、モノクロ画像の形成、モノカラー画像の形
成、フルカラー画像の形成それぞれで相違した作像プロ
セス制御のシーケンスプログラムを記憶していてもよい
【0017】図3は、本発明の像形成装置内の制御構成
を示すブロック図である。像形成装置内には、第1制御
手段40と第2制御手段50とが設けられており、第2
制御手段50には前記カード30が装着可能となってい
る。
【0018】第1制御手段40には、前述したプロセス
制御を行うシーケンス制御手段41、第2制御手段と通
信を行う通信手段42、画像形成回数に応じてパルスを
発生するカウントパルス発生手段43、各種判定等を行
う判定手段44、像形成装置のIDナンバー等を記憶し
ている記憶手段45、各種作像プロセスモードの設定や
IDナンバー等が入力される入力手段46、カウントす
るカウンタを指定するカウンタ指定手段47、操作パネ
ルの表示部(いずれも図示せず)に各種表示を行う表示
手段48などを有している。
【0019】一方、カード30装着部に設けられた第2
制御手段50には、前記カードへの情報の読出しまたは
書込みをする読出/書込手段51、第1制御手段と通信
を行う通信手段52、前記カウントパルス発生手段43
により発生したカウントパルスを検出するカウントパル
ス検知手段53、各種判定等を行う判定手段54、通信
手段52によって得られた情報等を記憶する記憶手段5
5、カード30へカウントするカウント手段56、カー
ド30に記憶している複数のIDナンバーから1つを選
択する選択手段57、カード30が装着部29に装着さ
れたことを検知する検知手段58、図示しないカード3
0の接続端子31に電気的に接続されえる接続部などを
有している。
【0020】すなわち、プロセスのシーケンス制御を主
制御とする第1制御手段40は像形成装置の内部に都合
のよい適当な位置に配置し、カード30の読出し書込み
の制御を主制御とする第2制御手段50はカード装着部
29に配設することにより、スペース制約が大幅に削減
されることとなる。
【0021】そして、第1制御手段40の通信手段42
と第2制御手段50の通信手段52との間はシリアルな
通信伝送手段60、第1制御手段40のカウントパルス
発生手段43と第2制御手段50のカウントパルス検知
手段53との間はカウントパルス伝送手段61、第1制
御手段40の判定手段44と第2制御手段50の検知手
段58の間はカードイン伝送手段62、第1制御手段4
0の判定手段44と判定手段54との間はカード無効伝
送手段63によって接続されている。
【0022】通信伝送手段60とカウントパルス伝送手
段61との詳細を示したのが図4の(a)である。通信
伝送手段60は、4本のラインからなっていて第1制御
手段40から第2制御手段50へはREQライン、TX
Dライン、第2制御手段50から第1制御手段40へは
ACKライン、RXDラインによって、データ長8ビッ
トの通信フォーマットによって送受信がなされる。送受
信されるデータはオウム返しの応答と一致することでエ
ラーチェックがなされる。
【0023】図4の(b)は、第1制御手段40から第
2制御手段50へのデータ送信のタイムチャートを示し
たもので、コマンド、先頭アドレス、バイト数、データ
の順に転送され、データは一旦、第2制御手段50内の
記憶手段55にたくわえておき、エラーがない場合はカ
ード30への書込みが行われる。また、図4の(c)は
カード30への第1制御手段40への転送のタイムチャ
ートを示したもので、(b)での書込みに準じるが、デ
ータはカード30から先に転送する。
【0024】カウントパルス伝送手段61には、第1制
御手段40からパルス波形のカウント信号を第2制御手
段50へ転送するCOUNTラインがあって、カウント
信号は第2制御手段50に設けたカウントパルス検知手
段53によって検知される。カードイン伝送手段62に
は、カード30が装着部29に装着されると検知手段5
8により検知してカードイン信号を発信し、第2制御手
段50の検知手段58からこのカードイン信号を第1制
御手段40に転送するCARD INラインがあって、
カードイン信号は第1制御手段40に設けた判定手段4
4によって検知される。カード無効伝送手段63には、
第2制御手段50の判定手段54から後述するカード無
効信号を第1制御手段40に転送するカード無効ライン
があって、カード無効信号は第1制御手段40に設けた
判定手段44によって検知される。
【0025】すなわち、カウント信号、カードイン信号
およびカード無効信号など情報量に少ない信号の伝達に
は、前記通信伝送手段60を介さずにそれぞれ専用のカ
ウントパルス伝送手段61、カードイン伝送手段62お
よびカード無効伝送手段63を設けることによって、そ
れぞれの伝達時間が早まり、レスポンスが良く、さらに
、簡単なプログラムによって制御できることとなる。
【0026】なお、前記カード無効信号は、選択手段5
7によってカード30に記憶された使用できる複数の像
形成装置のIDナンバー(1つのカード30で複数の像
形成装置を使用できるように設定されている)を1つづ
つ選択し、当該選択された像形成装置のIDナンバーと
実際の像形成装置のIDナンバーとが一致するかどうを
判定手段54により判定し、カード30に記憶された像
形成装置のIDナンバーすべてが一致しなければ、判定
手段54によって発信されるものである。
【0027】本発明の像形成装置は、前記の部門別・個
人別等の該当するカウンタの指定をあらかじめジョブの
空き時間に第1制御手段40から第2制御手段50に通
信伝送手段60を介して伝送し、第2制御手段50内の
記憶手段55またはカード30は前記のカウントの指定
を記憶しておき、第1制御手段40はシーケンス制御の
所定のタイミングでカウントパルスを発生させ、カウン
トパルス伝送手段61によって第2制御手段50へ伝送
し、第2制御手段50は該カウントパルスを検知し、第
2制御手段50内の記憶手段55またはカード30に記
憶された指定に基づいて、カード30内の該当カウンタ
をカウントするよう構成したものである。
【0028】まず、第2制御手段50の動作について、
第2制御手段50のフローチャート図である図5および
カードチェックのフローチャート図である図6、図7に
基づいて説明する。
【0029】像形成装置の電源が投入されると、ステッ
プA1、ステップA2に進み第2制御手段50のCPU
と周辺のI/Oを初期化して、ステップA3に進む。ス
テップA3では、第1制御手段40からのREQ信号が
入力されるまで待機する。第1制御手段40からのRE
Q信号を受信、すなわち、通信伝送手段60を介して代
1制御手段40からデータが送信されるとステップA4
に進み、図4(b)で示したタイムチャートによりデー
タが第2制御手段50に転送される。このデータは、初
期データであって、例えば像形成装置のIDナンバー、
この像形成装置を使用できるカードのIDナンバー、パ
スワード等(後段において詳述する)が送り込まれ、記
憶手段55に記憶される。初期データの通信処理が終了
すると、次のループへと移る。
【0030】ループのステップ5においては、第1制御
手段40からのデータの送信があれば、ステップA6の
通信処理を行う。この場合なされるデータは、後段にお
いて説明する図13のカードモードが設定された場合に
送信される、カウントモードスタートコマンド、部門I
Dナンバー、個人IDナンバー、記録紙サイズ、像形成
モードなどである。通常、電源が投入された直後は、像
形成装置のアイドリング等を行うため、このステップA
6の通信処理はなされず、スキップされて次ぎのステッ
プA7のカードチェックがなされる。このカードチェッ
クのステップA7は後段において詳述する。
【0031】ステップA7のカードチェックがなされる
と、ステップA8において、カウントモードであるか否
かを判断する。すなわち、前記通信処理によりカウント
モードスタートコマンドになっていれば次のステップA
9に移る。逆に、カウントモードでなければ、前記ステ
ップA5に戻る。
【0032】ステップA9では、図16で示したカウン
トパルスONかどうかを判断する。カウントパルスON
であればステップA10に進み、ステップA10ではカ
ウントパルスONフラグがセットされているか否かを判
断する。ステップA10においてカウントパルスONフ
ラグがセットされていれば、前記ステップA5に戻る。 逆に、ステップA10において、カウントパルスONフ
ラグがセットされていなければ、ステップA12でカウ
ントパルスONフラグをセットして、ステップA13で
カウント処理を行い、前記ステップA5に戻る。一方、
ステップA9でカウントパルスONでなければステップ
A11に進み、ステップA11ではカウントパルスON
フラグをリセットして前記ステップA5に戻る。
【0033】ここで、ステップA13のカウント処理と
は、前述したように前記ステップA6において通信処理
されたの部門別・個人別等の該当するカウンタの指定に
基づいてカード30内の該当カウンタをカウントするこ
とである。
【0034】次に、第2制御手段50で行うステップA
7の「カードチェク」ついて、カードチェックのフロー
チャート図である図6、図7に基づいて説明する。
【0035】まずステップA7のカードチェックのステ
ップに入ると、ステップB1に進み、カード検知信号が
ONか否かを判断する。このカード検知信号がONされ
る場合とは、例えばカード30の入出力端子31の一端
がアースされており、このカード30が第2制御手段5
0の入出力端子とが電気的に接続されたときに、カード
30が装着されたことを検知手段58によって検出され
る構成となっている。 ステップB1において、カード検知信号がONであれば
ステップB2に進む。逆に、カード検知信号がONでな
ければステップB3に進む。ステップB3では、カード
検知フラグがセットされているか否かを判断し、セット
されていればステップB4乃至ステップB10において
カード検知フラグ、カードパスワードNGフラグ、像形
成装置(像形成装置)IDナンバーフラグおよびカード
IDナンバーフラグをリセットし、カードIDナンバー
をクリヤし、カード無効信号とカードイン信号をOFF
した後、前記ステップA8に戻り、逆にステップB3で
セットされていなければ前記ステップA8に戻る。
【0036】一方、ステップB2では、カード検知フラ
グがセットされているか否かを判断し、セットされてい
れば前記ステップA8に戻り、セットされていなければ
ステップB11に進む。ステップB11では、カード検
知フラグをセットしてステップB12、B13に進む。 ステップB12、B13では、テストモードであるか否
を判断し、テストモードでなければステップB14、B
15に進み、テストモードであればステップB29に進
む。このテストモードとは、電源投入時に特定の方法で
行うことにより、ステップA4の通信処理時にテストモ
ードであるという情報が第2制御手段に送信されるもの
であって、サービスマン等が像形成装置の初期設定ある
いは調整あるいはカード30の記憶事項の変更など行う
場合にのみ設定されるモードである。
【0037】ステップB14、B15では、装着された
カードがマスターカードであるか否を判断し、マスター
カードでなければステップB16、B17に進み、マス
ターカードであればステップB29に進む。このマスタ
ーカードは、サービスマン等がいずれの像形成装置であ
っても(像形成装置のIDナンバーに拘わらず)、作動
させることができるカードのことである。
【0038】ステップB16、B17では、パスワード
のチェックを行い、パスワードがあっていればステップ
B18、B19に進み、パスワードが間違っていればス
テップB20でカードパスワードNGフラグをセットし
てステップB28に進む。このパスワードとは、カード
30の装着部29に装着されたカード30にパスワード
を記憶させておき、そのパスワードと像形成装置に記憶
されているパスワードとを比較するものである。換言す
れば、このステップB16、B17は装着されたカード
30の書式(フォーマット)が所定のものであるかどう
かを判断するステップである。
【0039】ステップB18、B19では、像形成装置
のIDナンバーのチェックを行い、像形成装置のIDナ
ンバーが一致していればステップB21、B22に進み
、像形成装置のIDナンバーが一致しなければステップ
B23で像形成装置IDナンバーNGフラグをセットし
てステップB28に進む。ここでの像形成装置のIDナ
ンバーのチェックは次のように行われる。まず、ステッ
プB18に先立つ前記ステップA4において、第1制御
手段40の記憶手段45に記憶された像形成装置のID
ナンバーが通信伝送手段60を介して第2制御手段50
に転送され、記憶手段55に記憶されている。そしてス
テップB18において、カード30のIDナンバー記憶
手段に記憶されているカード30で使用できる複数の像
形成装置のIDナンバーを選択手段56によって順次読
出して、第2制御手段50の判定手段手段54において
前記記憶手段55に記憶されている像形成装置のIDナ
ンバーと一致するか否かを、カード30に記憶されてい
るすべての像形成装置のIDナンバーについて判定する
【0040】ステップB21、B22では、カードのI
Dナンバーチェックモードが設定されているか否かを判
断し、カードのIDナンバーチェックモードが設定され
ていればステップB24、B25に進み、設定されてい
なければステップB26に進む。ステップB24、B2
5では、カードのIDナンバーのチェックを行い、カー
ドのIDナンバーが一致していればステップB26に進
み、カードのIDナンバーが一致しなければステップB
27でカードIDナンバーNGフラグをセットしてステ
ップB28に進む。このカードのIDナンバーチェック
モードとは、カード自身のIDナンバーと像形成装置に
記憶されている当該像形成装置で使用できるカードのI
Dナンバーとを照合するモードであって、このモードは
像形成装置本体に設けられた入力手段46、設定スイッ
チ等により予め設定されているか否かを検出して、前記
ステップA4の初期通信処理時に第1制御手段40から
第2制御手段50へ通信伝送手段60を介して転送され
、記憶手段55に記憶されているものである。
【0041】ステップB26では、第2制御手段の読出
/書込手段51によりカード30に記憶されているカー
ド30のIDナンバーを読出して記憶手段55に記憶し
、ステップB29でカード無効信号をOFFとしてステ
ップB30に進む。一方、上記ステップB17、ステッ
プB19およびステップB25におけるパスワード、像
形成装置IDナンバーおよびカードIDナンバーのチェ
ックで一致しない場合は、ステップB28においてカー
ド無効信号をONとしてステップB30に進む。ステッ
プB30では、カードイン信号をONとしてステップA
8に戻り、カードチェックは終了する。なお、カード無
効信号およびカードイン信号は、前述したようにそれぞ
れ専用のカード無効伝送手段63およびカードイン伝送
手段62によって第2制御手段40から第1制御手段4
0へと転送される。
【0042】次に、第1制御手段40の動作について、
第1制御手段40のフローチャート図である図8および
アイドリングループのフロチャート図である図9乃至図
12に基づいて説明する。
【0043】まず、像形成装置の電源が投入されると、
ステップC1でCPUの初期化を行い、ステップC2で
周辺I/Oを初期化して、ステップC3でRAMをクリ
アして、ステップC4でディップスイッチを読込み、ス
テップC5に進む。 ステップC5では、初期データを第2制御手段50へ転
送する初期化通信(ステップA4に対応する)を行い、
ステップC6に進む。ステップC6では、テストモード
であるか否かを判断し、テストモードであればテストモ
ードに進み、テストモードでなければステップC7,C
8に進む。このテストモードは、前述したようにサービ
スマン等が像形成装置の初期設定あるいは調整あるいは
カード30の記憶事項の変更など行う場合にのみ設定さ
れるモードであって、例えば、操作パネル上のテンキー
を電源投入と同時に押圧することによりテストモードが
設定される。
【0044】ステップC7,C8では、定着手段24の
温度が所定の定着温度であるか否かをチェックし、定着
温度以下ならステップC9で像形成モードを初期化し、
定着温度以上ならステップC10で像形成モードを復帰
させ、共にステップC11に進む。ステップC11では
、定着手段24の熱源である定着ヒータをONにして、
次のアイドリングループに進む。
【0045】アイドリングループに入ると、ステップD
1で定着手段24のウォームアップのチェックし、ステ
ップD2で転写材搬送経路上のジャムをチェックし、ス
テップD3で給紙カセット18の装填と給紙カセット1
8内の転写材をチェックしてステップD4に進む。ステ
ップD4では、ジャムフラグがセットされているか否か
を判断し、セットされていなければステップD5に進み
、セットされていればステップD6で表示手段48によ
りジャム表示を行いステップD7で定着ヒータをOFF
として前記ステップD1に戻る。
【0046】ステップD5では、表示手段48により操
作パネル上に設けられた表示部(いずれも図示せず)に
カード無しの表示(後述する)がなされているか否かを
判断し、表示されていなければステップD8に進み、表
示されていればステップD9に進む。ステップD9では
、カードイン信号がON(ステップB30)か否かを判
断し、ONされていればステップD10に進み、ONさ
れていなければ前記ステップD1に戻る。ステップD1
0では、カード無効信号がON(ステップB28)か否
(ステップB29)かを判断し、ONであればステップ
D8に進み、ONでなければステップD11でカード無
しの表示をクリアしステップD12でカードのIDナン
バーを受信(第2制御手段50から通信伝送手段60を
介して)し、ステップD13に進む。ステップD13で
は、ジョブの途中に中断中であるか否かを判断し、ジョ
ブ途中で中断中なら前記ステップD1に戻り、そうでな
ければ前記ステップC9に戻る。
【0047】ステップD8では、カードイン信号がON
(ステップB30)か否を判断し、ONされていればス
テップD14に進む。すなわち、検知手段58によりカ
ード30が装着されていることを検知するとカードイン
伝送手段62を介して判定手段44に入力されたカード
イン信号によって判断する。逆に、カードイン信号がO
NされていなければステップD15でカード無しの表示
を行い前記ステップD1に戻る。すなわち、検知手段5
8によってカード30が装着されていなければカードイ
ン信号ONされず、カードイン伝送手段62に信号が送
られないため、判定部44において該信号がないことを
判定し、表示手段48によって操作パネル上の表示部に
、例えば「カードヲセットシテクダサイ」の表示するよ
うにする。
【0048】ステップD14では、カード無効信号がO
N(ステップB28)か否(ステップB29)かを判断
し、ONでなければステップD16に進み、ONであれ
ばステップD17でカード無効の表示をセットして前記
ステップD1に進む。 カード無効信号は、前述したように判定手段54からカ
ード無効伝送手段63を介して判定手段44に入力され
る信号である。なお、上述のカード無効の表示は、表示
手段48により前述の表示部に表示されるものであって
、例えば、「コノカードハツカエマセン」と表示する。
【0049】ステップD16では、図示しない操作パネ
ルの各種操作釦のチェックを行い、それぞれのサブルー
チンに従い処理される。各種操作釦のチェックが終了す
るとステップD18に進む。ステップD18乃至ステッ
プD26は、本実施例の像形成装置がホストコンピュー
タに通信回線を介して接続されている場合に関するフロ
ーチャートである。ステップD18乃至ステップD26
のステップが終了すると、ステップD27に進む。
【0050】ステップD27では、定着手段24のウォ
ームアップが完了しているか否かを判断し、完了してい
ればステップD28に進み、完了していなければ前記ス
テップD1に戻る。ステップD28では、給紙カセット
18内に転写材Pが有るか否かを判断し、有ればステッ
プD29に進み、無ければ前記ステップD1に戻る。
【0051】ステップD29では、像形成開始指令がO
Nか否かを判断し、ONであれば後述するコピースター
トのルーチンに入り、ONでなければ前記ステップD1
に戻る。この像形成開始指令は、操作パネルに設けられ
たコピー釦が押釦されていれば入力手段46を介してO
N(入力)されるものである。
【0052】次に、コピー釦の押釦後、すなわち、複写
スタートのフローチャートについて図13乃至図17に
基づいて説明するが、前述したコピープロセスと同じで
あるので、ここでは簡単に説明する。
【0053】コピー釦を押釦することでコピー動作(コ
ピースタートモード)となると、メインモーター、高圧
電源等がONとなり、コピーカウントや排紙カウントが
リセットされたのち第1給紙(給紙ローラ19)ONと
なるが、本実施例の像形成装置にあってはコピースター
トまでに確定した該当するカウンタ(例えば、部門ID
ナンバー、個人IDナンバー、転写材サイズIDナンバ
ー、像形成モードなど操作パネルに設けられた各種釦に
よって入力され、入力手段46を介してカウンタ指定手
段で指定されるものである。)を第1給紙(給紙ローラ
19)ONまでのジョブの空き時間に第1制御手段40
から第2制御手段50への転送がなされる。
【0054】第1給紙OFFとなると、図14のフロー
に移行し、原稿の光学走査がなされたのち、第2給紙(
タイミングローラ20)ONとなる。光学走査が終了す
ると走査光学系ホーム位置への復帰スタートがなされる
。図15で光学戻りストップし、コピーカウント+1と
なってその数値は像形成装置の表示部に表示される。さ
らに、その数値と設定枚数との対比がなされ、排紙セン
サがONとなると搬送ジャムチェックタイマはストップ
し、排紙ジャムチェックタイマのスタートがなされ図1
6のフローへ移行する。排紙センサがOFFとなると排
紙カウント+1し、トータルカウンタONとなる。つい
でカウントパルスONとなり、図17のフローで示すカ
ウントパルスOFFまでの間パルス波形として第1制御
手段40のカウントパルス発生手段43から第2制御手
段50のカウントパルス検知手段53にカウントパルス
伝送手段61を介して転送される。 そして、先に指定されたカウンタにカウントされる。
【0055】コピー終了フラグがセットされているとき
は、負荷のALL OFFと、カウントモード終了コマ
ンドの送信がなされ、アイドリングループにはいる。ま
たコピー終了フラグがセットされていないときは、図1
3のAに示すフローに復帰し、コピー制御が繰返される
こととなる。この場合には該当するカウンタについては
変更はないので、繰返しコピー中はカウントパルスのみ
が転送され、メモリーカード3には記憶されたカウンタ
指定に基づいて当該当カウンタを1コピー完了ごとにカ
ウントすることとなる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、メモリーカードを
装着可能とした像形成装置では従来は該当するカウンタ
の数が多くなればなるほど処理時間が増大し、シーケン
ス制御に影響を及ぼしていたのが、本発明では該当する
カウンタの数に全く影響されることなく第1制御手段に
よるシーケンス制御が行われ、稼働率が大幅に向上する
こととなった。
【0057】また、携帯可能な記憶手段に記憶された使
用できる像形成装置のIDナンバーと、像形成装置に記
憶されているIDナンバーとを第2の制御手段において
比較し、その結果を前記通信回線を介さずに専用の回線
でもって送信し、当該プロセスの処理時間を削減し、プ
ログラムをも簡単にするようことができ、さらにオペレ
ータの携帯可能な記憶手段の確認を容易に素早くなされ
ることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる像形成装置の主要構成の断面図
である。
【図2】本発明に係わる携帯可能な記憶手段であるカー
ドを示す斜視図である。
【図3】本発明の制御構成を示すブロック図である。
【図4】通信及びカウントパルスの伝送回路図と、送受
信のタイムチャート図である。
【図5】第2制御手段のフローチャート図である。
【図6】カードチェック(検知)のフローチャート図で
ある。
【図7】カードチェック(照合)のフローチャート図で
ある。
【図8】第1制御手段によるシーケンス制御のフローチ
ャート図である。
【図9】図8に続くアイドリングループのフローチャー
ト図である。
【図10】図9に続くメモリーカードIN信号の検知を
含むフローチャート図である。
【図11】図10に続くパスワードの照合を含むフロー
チャート図である。
【図12】図11に続くコピースタートまでのフローチ
ャート図である。
【図13】図12に続くコピースタートからのフローチ
ャート図である。
【図14】図13に続く露光・第1給紙を主としたフロ
ーチャート図である。
【図15】図14に続くジャム検知を含むフローチャー
ト図である。
【図16】図15に続く排紙センサの検知を含むフロー
チャート図である。
【図17】図16に続くアイドリングループに復帰する
までのフローチャート図である。
【符号の説明】
30  携帯可能な記憶手段 40  第1制御手段 41  シーケンス制御手段 45  記憶手段 50  第2制御手段 54  判定手段 55  記憶手段 57  選択手段 60  通信伝送手段 63  カード無効伝送手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  像形成装置のシーケンス制御をするシ
    ーケンス制御手段と、「像形成装置のIDナンバー」を
    記憶する第1記憶手段と、を有した第1制御手段と、前
    記「像形成装置のIDナンバー」を転送する通信伝送手
    段と、像形成装置に着脱可能であり、「使用しうる像形
    成装置のIDナンバー」を記憶した第3記憶手段と、前
    記通信伝送手段により転送された「像形成装置のIDナ
    ンバー」を記憶する第2記憶手段と、前記第3記憶手段
    に記憶された「使用しうる像形成装置のIDナンバー」
    を読出す選択手段と、前記「像形成装置のIDナンバー
    」と前記「使用しうる像形成装置のIDナンバー」とを
    比較する判定手段と、を有した第2制御手段と、前記判
    定手段の比較結果を第1制御手段に転送する前記通信伝
    送手段とは別の通信手段と、を有することを特徴とする
    像形成装置。
JP2409608A 1990-12-28 1990-12-28 像形成装置 Pending JPH04233554A (ja)

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