JPH04233290A - 固体レーザ装置 - Google Patents
固体レーザ装置Info
- Publication number
- JPH04233290A JPH04233290A JP2408661A JP40866190A JPH04233290A JP H04233290 A JPH04233290 A JP H04233290A JP 2408661 A JP2408661 A JP 2408661A JP 40866190 A JP40866190 A JP 40866190A JP H04233290 A JPH04233290 A JP H04233290A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonlinear optical
- axis
- crystal
- crystals
- solid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007787 solid Substances 0.000 title abstract 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims abstract description 123
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 93
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 15
- 239000010453 quartz Substances 0.000 claims description 10
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 14
- 230000003993 interaction Effects 0.000 abstract description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 229910003327 LiNbO3 Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 2
- 229910003334 KNbO3 Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052779 Neodymium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003513 alkali Substances 0.000 description 1
- 150000004820 halides Chemical class 0.000 description 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 1
- QEFYFXOXNSNQGX-UHFFFAOYSA-N neodymium atom Chemical compound [Nd] QEFYFXOXNSNQGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/10—Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating
- H01S3/106—Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating by controlling devices placed within the cavity
- H01S3/108—Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating by controlling devices placed within the cavity using non-linear optical devices, e.g. exhibiting Brillouin or Raman scattering
- H01S3/109—Frequency multiplication, e.g. harmonic generation
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/05—Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
- H01S3/06—Construction or shape of active medium
- H01S3/07—Construction or shape of active medium consisting of a plurality of parts, e.g. segments
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/10—Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating
- H01S3/106—Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating by controlling devices placed within the cavity
- H01S3/108—Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating by controlling devices placed within the cavity using non-linear optical devices, e.g. exhibiting Brillouin or Raman scattering
- H01S3/109—Frequency multiplication, e.g. harmonic generation
- H01S3/1095—Frequency multiplication, e.g. harmonic generation self doubling, e.g. lasing and frequency doubling by the same active medium
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非線形光学結晶を用い
て高調波レーザ光を得る固体レーザ装置に関する。
て高調波レーザ光を得る固体レーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】非線形光学結晶を用いて高調波レーザ光
を得る固体レーザ装置としては、例えば、図2に示され
る構成のものが知られている。
を得る固体レーザ装置としては、例えば、図2に示され
る構成のものが知られている。
【0003】図2に示される例は、共振器を構成する一
対のミラー3及び4の間に光軸を共通にしてレーザ媒体
1及びQスイッチ素子5を配置し、レーザ媒体1を励起
用フラッシュランプ2によって励起するとと同時にQス
イッチ素子5を動作させることにより、パルス基本波レ
ーザ光L1 を発振させ、この基本波レーザL1 を外
部に配置した非線形光学結晶6に入射させて第2高調波
レーザ光L2 を得るものである。この構成において、
レーザ媒体1として、例えば、Nd(ネオジウム)イオ
ン含有のYAG(Y3 Al5 O12)結晶を用い、
非線形光学結晶6としてKTP(KTiOPO4 )を
用いることにより、基本波レーザ光L1 として波長1
.062μmのレーザ光が得られ、これにより、第2高
調波レーザ光L2 として波長0.531μmの緑色レ
ーザ光が得られる。 なお、Qスイッチ素子5としてはポッケルス素子(例え
ば、KD*P結晶等がある)や音響光学素子等を用いる
ことができる。これによれば、基本波レーザ光L1 と
してピークパワーの高いレーザ光を得ることができるか
ら、比較的ピークパワーの高いパルス性の第2高調波レ
ーザ光L2 を得ることが可能である。
対のミラー3及び4の間に光軸を共通にしてレーザ媒体
1及びQスイッチ素子5を配置し、レーザ媒体1を励起
用フラッシュランプ2によって励起するとと同時にQス
イッチ素子5を動作させることにより、パルス基本波レ
ーザ光L1 を発振させ、この基本波レーザL1 を外
部に配置した非線形光学結晶6に入射させて第2高調波
レーザ光L2 を得るものである。この構成において、
レーザ媒体1として、例えば、Nd(ネオジウム)イオ
ン含有のYAG(Y3 Al5 O12)結晶を用い、
非線形光学結晶6としてKTP(KTiOPO4 )を
用いることにより、基本波レーザ光L1 として波長1
.062μmのレーザ光が得られ、これにより、第2高
調波レーザ光L2 として波長0.531μmの緑色レ
ーザ光が得られる。 なお、Qスイッチ素子5としてはポッケルス素子(例え
ば、KD*P結晶等がある)や音響光学素子等を用いる
ことができる。これによれば、基本波レーザ光L1 と
してピークパワーの高いレーザ光を得ることができるか
ら、比較的ピークパワーの高いパルス性の第2高調波レ
ーザ光L2 を得ることが可能である。
【0004】また、非線形光学結晶自体で基本波レーザ
光を発生させて同時に第2高調波も発生させるようにし
、装置をより小型に形成できるようにしたレーザ装置も
提案されている(”L.Baosheng et al
.,Chinese Phys.Lett.,Vol.
3,No9.(1986)p413” ”T.Y.Fa
n et al.,J.Opy.Soc.Am.B.V
ol.3.No1.(1986)p140”参照)。こ
の装置は、非線形光学結晶のうちで、NYAB(NdX
YI−X Al3 (BO3 )4 )、Nd:Mg
O:LiNbO3 等の結晶が、レーザ媒体としての機
能と非線形光学結晶としての機能との両方の機能を兼ね
備えていることを利用したものである。すなわち、これ
らの非線形光学結晶を、共振器内においてランプまたは
レーザ光などにより励起すると、基本波レーザー光を発
生すると共に、位相整合の条件を満たしてやると、この
結晶自身で基本波レーザ光の第2高調波を発生し、基本
波レーザ光の波長の半分の波長のレーザ光を共振器外に
出力するものである。なお、ここで、位相整合とは特定
の非線形光学効果を得るために満足していなければなら
ない条件であり、基本波レーザ光の非線形光学結晶に対
する入射角度及びまたは結晶の温度等の条件を指す。
光を発生させて同時に第2高調波も発生させるようにし
、装置をより小型に形成できるようにしたレーザ装置も
提案されている(”L.Baosheng et al
.,Chinese Phys.Lett.,Vol.
3,No9.(1986)p413” ”T.Y.Fa
n et al.,J.Opy.Soc.Am.B.V
ol.3.No1.(1986)p140”参照)。こ
の装置は、非線形光学結晶のうちで、NYAB(NdX
YI−X Al3 (BO3 )4 )、Nd:Mg
O:LiNbO3 等の結晶が、レーザ媒体としての機
能と非線形光学結晶としての機能との両方の機能を兼ね
備えていることを利用したものである。すなわち、これ
らの非線形光学結晶を、共振器内においてランプまたは
レーザ光などにより励起すると、基本波レーザー光を発
生すると共に、位相整合の条件を満たしてやると、この
結晶自身で基本波レーザ光の第2高調波を発生し、基本
波レーザ光の波長の半分の波長のレーザ光を共振器外に
出力するものである。なお、ここで、位相整合とは特定
の非線形光学効果を得るために満足していなければなら
ない条件であり、基本波レーザ光の非線形光学結晶に対
する入射角度及びまたは結晶の温度等の条件を指す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
例のうち、図2に示される例のように、非線形光学結晶
6をレーザ装置の外部に配置する構成の例では、基本波
レーザ光L1 を共振器外に取り出してから非線形光学
結晶6に入射させている。すなわち、共振器を構成する
一方のミラー4は基本波レーザ光L1 を一部透過する
性質のミラーであり、基本波レーザ光L1 はこのミラ
ー4を通過して外部に取り出される。つまり、このミラ
ー4を通過する際に基本波レーザ光L1 のエネルギー
の一部が失われる。このことは、媒体1で発生した基本
波レーザ光L1 の全部が非線形光学結晶6に入射して
第2高調波レーザ光L2 の発生に寄与するのではなく
、一部が無駄になることを意味する。また、共振器外部
に非線形光学結晶6を配置する構成では、基本波レーザ
光L1 を発振するためのレーザ発振器としての光軸調
整後に、この調整によって定まった光軸に非線形光学結
晶6の光軸を合致させる等という繁雑な光軸調整が必要
であると共に、部品点数も多いので製造コストの上でも
不利である等の欠点がある。
例のうち、図2に示される例のように、非線形光学結晶
6をレーザ装置の外部に配置する構成の例では、基本波
レーザ光L1 を共振器外に取り出してから非線形光学
結晶6に入射させている。すなわち、共振器を構成する
一方のミラー4は基本波レーザ光L1 を一部透過する
性質のミラーであり、基本波レーザ光L1 はこのミラ
ー4を通過して外部に取り出される。つまり、このミラ
ー4を通過する際に基本波レーザ光L1 のエネルギー
の一部が失われる。このことは、媒体1で発生した基本
波レーザ光L1 の全部が非線形光学結晶6に入射して
第2高調波レーザ光L2 の発生に寄与するのではなく
、一部が無駄になることを意味する。また、共振器外部
に非線形光学結晶6を配置する構成では、基本波レーザ
光L1 を発振するためのレーザ発振器としての光軸調
整後に、この調整によって定まった光軸に非線形光学結
晶6の光軸を合致させる等という繁雑な光軸調整が必要
であると共に、部品点数も多いので製造コストの上でも
不利である等の欠点がある。
【0006】また、上述の従来例のうち、非線形光学結
晶自体で基本波レーザ光を発生させて同時に第2高調波
も発生させるようにした例では、非線形光学結晶の有効
相互作用長に一定の限界があるために、得られる第2高
調波光の強度に一定の限界がある。特に、複屈折性の非
線形光学結晶では、等位相波面の進行方向とエネルギー
の伝搬する光線方向が一致せずズレが生ずる。このズレ
角をθ、入射基本波レーザ光のビーム径をDとした場合
、仮に、位相整合条件を満足していたとしても有効相互
作用長は略D/θ程度に限定されることが知られている
。この現象は一般にウォーク・オフ(walkーoff
)効果と呼ばれ、ズレ角θをウォーク・オフ角と呼んで
いる。このウォーク・オフ効果によって非線形光学結晶
の作用長が限定され、これによって必然的に基本波レー
ザ光を発生する有効長も限定されるから、得られる基本
波レーザ光の強度に限界が生じ、その結果、得られる第
2高調波の強度に一定の限界が生じていた。
晶自体で基本波レーザ光を発生させて同時に第2高調波
も発生させるようにした例では、非線形光学結晶の有効
相互作用長に一定の限界があるために、得られる第2高
調波光の強度に一定の限界がある。特に、複屈折性の非
線形光学結晶では、等位相波面の進行方向とエネルギー
の伝搬する光線方向が一致せずズレが生ずる。このズレ
角をθ、入射基本波レーザ光のビーム径をDとした場合
、仮に、位相整合条件を満足していたとしても有効相互
作用長は略D/θ程度に限定されることが知られている
。この現象は一般にウォーク・オフ(walkーoff
)効果と呼ばれ、ズレ角θをウォーク・オフ角と呼んで
いる。このウォーク・オフ効果によって非線形光学結晶
の作用長が限定され、これによって必然的に基本波レー
ザ光を発生する有効長も限定されるから、得られる基本
波レーザ光の強度に限界が生じ、その結果、得られる第
2高調波の強度に一定の限界が生じていた。
【0007】本発明は、上述の背景のもとでなされたも
のであり、比較的単純な構成を有すると共に、効率良く
高強度の高調波レーザ光を得ることができる固体レーザ
装置を提供することを目的としたものである。
のであり、比較的単純な構成を有すると共に、効率良く
高強度の高調波レーザ光を得ることができる固体レーザ
装置を提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の構成と
することにより上述の課題を解決している。
することにより上述の課題を解決している。
【0009】(1) レーザ共振器を構成する一対の
ミラーと、この一対のミラーの間に光軸を共通にして配
置された複数の非線形光学結晶と、これら非線形光学結
晶に励起光を照射する励起光源とを有し、前記複数の非
線形光学結晶として、励起光を照射することにより基本
波レーザ光とこの基本波レーザ光の高調波光とを共に発
生する性質の非線形光学結晶を用いた構成。
ミラーと、この一対のミラーの間に光軸を共通にして配
置された複数の非線形光学結晶と、これら非線形光学結
晶に励起光を照射する励起光源とを有し、前記複数の非
線形光学結晶として、励起光を照射することにより基本
波レーザ光とこの基本波レーザ光の高調波光とを共に発
生する性質の非線形光学結晶を用いた構成。
【0010】(2) 構成1に記載の固体レーザ装置
において、前記複数の非線形光学結晶を、互いに隣り合
う結晶の結晶軸方向を異ならしめてこれら結晶の中を伝
搬する基本波レーザ光の伝搬方向と等位相波面の進行方
向とのズレ方向が互いにそのズレを相殺するような方向
になるように配置したことを特徴とする構成。
において、前記複数の非線形光学結晶を、互いに隣り合
う結晶の結晶軸方向を異ならしめてこれら結晶の中を伝
搬する基本波レーザ光の伝搬方向と等位相波面の進行方
向とのズレ方向が互いにそのズレを相殺するような方向
になるように配置したことを特徴とする構成。
【0011】(3) 構成2に記載の固体レーザ装置
において、前記複数の非線形光学結晶の任意の1つの結
晶軸方向として、該結晶中を伝搬する基本波レーザ光の
進行方向を含む軸(光軸)とこの軸に対して直交する特
定の結晶軸を想定したとき、この1つの非線形光学結晶
の前記特定の結晶軸が、この非線形光学結晶と隣り合う
他の非線形光学結晶における前記特定の結晶軸に対応す
る結晶軸に対して前記光軸を回転軸として180°回転
した方向を向くように、前記複数の非線形光学結晶の結
晶軸方向を設定したことを特徴とする構成。
において、前記複数の非線形光学結晶の任意の1つの結
晶軸方向として、該結晶中を伝搬する基本波レーザ光の
進行方向を含む軸(光軸)とこの軸に対して直交する特
定の結晶軸を想定したとき、この1つの非線形光学結晶
の前記特定の結晶軸が、この非線形光学結晶と隣り合う
他の非線形光学結晶における前記特定の結晶軸に対応す
る結晶軸に対して前記光軸を回転軸として180°回転
した方向を向くように、前記複数の非線形光学結晶の結
晶軸方向を設定したことを特徴とする構成。
【0012】(4) 構成1ないし3のいずれかに記
載の固体レーザ装置において、前記レーザ共振器内にQ
スイッチ素子を配置したことを特徴とする構成。
載の固体レーザ装置において、前記レーザ共振器内にQ
スイッチ素子を配置したことを特徴とする構成。
【0013】(5) 構成1ないし4のいずれかに記
載の固体レーザ装置において、前記複数の非線形光学結
晶を透明筒体の筒内に収納したことを特徴とする構成。
載の固体レーザ装置において、前記複数の非線形光学結
晶を透明筒体の筒内に収納したことを特徴とする構成。
【0014】(6) 構成4に記載の固体レーザ装置
において、前記透明筒体がCeをドープした石英管であ
ることを特徴とした構成。
において、前記透明筒体がCeをドープした石英管であ
ることを特徴とした構成。
【0015】(7) 構成1ないし6のいずれかに記
載の固体レーザ装置において、前記複数の非線形光学結
晶がNYAB(Ndx Y1−x Al3 (BO3
)4 )結晶でであることを特徴とした構成。
載の固体レーザ装置において、前記複数の非線形光学結
晶がNYAB(Ndx Y1−x Al3 (BO3
)4 )結晶でであることを特徴とした構成。
【0016】
【作用】前記構成1によれば、仮に大きな結晶を得るこ
とが困難な材料を用いても有効長を任意の長さに設定す
ることができ、かつ、構成2のようにすれば、隣り合う
非線形結晶どうしで互いにウォーク・オフ効果を相殺す
るように作用するからウォーク・オフ効果に左右されず
に実質的に複数の非線形光学結晶の合計長に等しい長い
有効相互作用長を確保することができる。これにより、
比較的単純な構成によって強い基本波レーザ光の発振が
可能となり、したがって、強い高調波レーザ光を得るこ
とを可能となる。また、構成3によれば、構成2による
効果を顕著なものとすることができる。さらに、構成4
によれば、ピークパワーの高いパルス性の高調波レーザ
光を得ることができる。また、構成5によれば光軸合わ
せが容易となり、しかも、構成6のようにすれば、ラン
プ励起による場合において、ランプから射出される励起
光に含まれる紫外光をカットすることが可能となり、非
線形光学結晶のソラリゼーションの防止が可能となる。 構成7によれば、構成1〜6の特徴を有効に生かした固
体レーザ装置を得ることができる。
とが困難な材料を用いても有効長を任意の長さに設定す
ることができ、かつ、構成2のようにすれば、隣り合う
非線形結晶どうしで互いにウォーク・オフ効果を相殺す
るように作用するからウォーク・オフ効果に左右されず
に実質的に複数の非線形光学結晶の合計長に等しい長い
有効相互作用長を確保することができる。これにより、
比較的単純な構成によって強い基本波レーザ光の発振が
可能となり、したがって、強い高調波レーザ光を得るこ
とを可能となる。また、構成3によれば、構成2による
効果を顕著なものとすることができる。さらに、構成4
によれば、ピークパワーの高いパルス性の高調波レーザ
光を得ることができる。また、構成5によれば光軸合わ
せが容易となり、しかも、構成6のようにすれば、ラン
プ励起による場合において、ランプから射出される励起
光に含まれる紫外光をカットすることが可能となり、非
線形光学結晶のソラリゼーションの防止が可能となる。 構成7によれば、構成1〜6の特徴を有効に生かした固
体レーザ装置を得ることができる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例にかかる固体レーザ
装置の構成を示す図、図3は図1における非線形光学結
晶の結晶軸方向の説明図である。以下、これら図面を参
照しながら本発明の一実施例を詳述する。
装置の構成を示す図、図3は図1における非線形光学結
晶の結晶軸方向の説明図である。以下、これら図面を参
照しながら本発明の一実施例を詳述する。
【0018】図において、符号11a,11b,11c
,11dは非線形光学結晶、符号12は励起光源たるフ
ラッシュランプ、符号13,14はレーザ共振器を構成
する一対のミラー、符号15はQスイッチ素子、符号1
7は石英管である。
,11dは非線形光学結晶、符号12は励起光源たるフ
ラッシュランプ、符号13,14はレーザ共振器を構成
する一対のミラー、符号15はQスイッチ素子、符号1
7は石英管である。
【0019】非線形光学結晶11a,11b,11c,
11dは、共にNYAB(Ndx Y1−x Al3
(BO3 )4 )結晶を所定の結晶軸方向に対して所
定の角度をなす方向からカットしたもの(TYPE1;
負結晶)を2mmφ×5mmの円柱状にして、カット面
が円柱の両端面となるなるように形成したものである。 これら非線形光学結晶11a,11b,11c,11d
は、励起光を照射すると、それ自体で波長1.062μ
mの基本波レーザ光L1 を発生すると同時に、非線形
光学効果によって基本波レーザ光L1 の第2高調波光
(波長0.531μm)L2 を発生する性質を有して
いる。なお、これら非線形光学結晶11a,11b,1
1c,11dの両端面には、波長1.062μm及び波
長0.531μmの光に対してこれら両端面の透過率が
99%以上となるように反射防止用の誘電体多層膜が被
着されている。
11dは、共にNYAB(Ndx Y1−x Al3
(BO3 )4 )結晶を所定の結晶軸方向に対して所
定の角度をなす方向からカットしたもの(TYPE1;
負結晶)を2mmφ×5mmの円柱状にして、カット面
が円柱の両端面となるなるように形成したものである。 これら非線形光学結晶11a,11b,11c,11d
は、励起光を照射すると、それ自体で波長1.062μ
mの基本波レーザ光L1 を発生すると同時に、非線形
光学効果によって基本波レーザ光L1 の第2高調波光
(波長0.531μm)L2 を発生する性質を有して
いる。なお、これら非線形光学結晶11a,11b,1
1c,11dの両端面には、波長1.062μm及び波
長0.531μmの光に対してこれら両端面の透過率が
99%以上となるように反射防止用の誘電体多層膜が被
着されている。
【0020】これら非線形光学結晶11a,11b,1
1c,11dは、互いの中心軸が共通になり、かつ、互
いの結晶軸方向が一定の関係になり、さらに、互いの端
面が近接して直列に配置されるように共に石英管17内
に収納固定されている。
1c,11dは、互いの中心軸が共通になり、かつ、互
いの結晶軸方向が一定の関係になり、さらに、互いの端
面が近接して直列に配置されるように共に石英管17内
に収納固定されている。
【0021】図3は、これら非線形光学結晶11a,1
1b,11c,11dの結晶軸方向の説明図である。こ
れら非線形光学結晶はTYPE1のNYAB結晶である
から、負結晶であって、そのウォーク・オフ角は約39
mradである。いま、基本波レーザ光(L1 )のビ
ーム径を0.15mmφとすると、これらNYAB結晶
の有効相互作用長は約6.8mmである。そこで、基本
波レーザ光の進行方向に対して32°54´の角度を有
する結晶軸であるc軸が、互いに隣り合う結晶間で互い
に光軸を回転軸として180°回転したような関係にな
るように設定する。これにより、例えば、非線形光学結
晶11aでウォーク・オフ効果によってズレた等位相波
光は、非線形光学結晶11bに入射して再度ウォーク・
オフ効果を受けるが、そのズレ方向が非線形光学結晶1
1aにおける方向と丁度逆方向となるため、ズレが相殺
されるかたちとなる。非線形光学結晶11cと11dに
おいても同様の作用を受けるから、結局4つの非線形光
学結晶11a,11b,11c,11dにおけるウォー
ク・オフ効果は、互いにとなり合う結晶によって相殺さ
れ、実質的に、有効相互作用長が4つの結晶の合計長で
ある場合と同等の効果が得られることになる。なお、石
英管17は、紫外光を吸収するCeをドープした石英を
円筒状に形成したものであり、2mmφより僅かに大き
い内径を有すると共に、非線形光学結晶11a,11b
,11c,11dの合計長より僅かに長い筒長を有して
いるものである。
1b,11c,11dの結晶軸方向の説明図である。こ
れら非線形光学結晶はTYPE1のNYAB結晶である
から、負結晶であって、そのウォーク・オフ角は約39
mradである。いま、基本波レーザ光(L1 )のビ
ーム径を0.15mmφとすると、これらNYAB結晶
の有効相互作用長は約6.8mmである。そこで、基本
波レーザ光の進行方向に対して32°54´の角度を有
する結晶軸であるc軸が、互いに隣り合う結晶間で互い
に光軸を回転軸として180°回転したような関係にな
るように設定する。これにより、例えば、非線形光学結
晶11aでウォーク・オフ効果によってズレた等位相波
光は、非線形光学結晶11bに入射して再度ウォーク・
オフ効果を受けるが、そのズレ方向が非線形光学結晶1
1aにおける方向と丁度逆方向となるため、ズレが相殺
されるかたちとなる。非線形光学結晶11cと11dに
おいても同様の作用を受けるから、結局4つの非線形光
学結晶11a,11b,11c,11dにおけるウォー
ク・オフ効果は、互いにとなり合う結晶によって相殺さ
れ、実質的に、有効相互作用長が4つの結晶の合計長で
ある場合と同等の効果が得られることになる。なお、石
英管17は、紫外光を吸収するCeをドープした石英を
円筒状に形成したものであり、2mmφより僅かに大き
い内径を有すると共に、非線形光学結晶11a,11b
,11c,11dの合計長より僅かに長い筒長を有して
いるものである。
【0022】また、前記TYPE1のNYAB結晶のa
軸は常光線軸、c軸は異常光線軸であって、a軸、c軸
及び基本波レーザ光の進行方向は同一平面内にある。さ
らに、c軸(異常光線軸)と直交するa軸(常光線軸)
は他の常光線軸(b軸;図示せず)に対して120°の
角度をなす。
軸は常光線軸、c軸は異常光線軸であって、a軸、c軸
及び基本波レーザ光の進行方向は同一平面内にある。さ
らに、c軸(異常光線軸)と直交するa軸(常光線軸)
は他の常光線軸(b軸;図示せず)に対して120°の
角度をなす。
【0023】さて、これら非線形光学結晶11a,11
b,11c,11dを収納した石英管17は、レーザ共
振器を構成する一対のミラー13及び14の間に光軸を
共通にして配置されている。これらミラー13及び14
は共に透光性部材の相対向する面を凹面状に形成し、そ
れぞれの表面に多層膜コーティングを施して反射面13
a,14aが形成されたものである。この場合、反射面
13aは、波長1.062μm及び波長0.531μm
の双方の光を全反射する性質を有するが、反射面14a
は、波長1.062μmの光を全反射し、一方、波長0
.531μmの光をほぼ全部透過する性質を有している
。
b,11c,11dを収納した石英管17は、レーザ共
振器を構成する一対のミラー13及び14の間に光軸を
共通にして配置されている。これらミラー13及び14
は共に透光性部材の相対向する面を凹面状に形成し、そ
れぞれの表面に多層膜コーティングを施して反射面13
a,14aが形成されたものである。この場合、反射面
13aは、波長1.062μm及び波長0.531μm
の双方の光を全反射する性質を有するが、反射面14a
は、波長1.062μmの光を全反射し、一方、波長0
.531μmの光をほぼ全部透過する性質を有している
。
【0024】また、非線形光学結晶11a,11b,1
1c,11dを収納した石英管17とミラー13との間
には光軸を共通にしてQスイッチ素子15が配置されて
いる。このQスイッチ素子15は、アルカリハライド結
晶たるLiF結晶を3mmφ×30mmの円柱状に切り
出し、Co60を用いたγ線照射によりカラーセンター
化した受動Qスイッチ素子である。
1c,11dを収納した石英管17とミラー13との間
には光軸を共通にしてQスイッチ素子15が配置されて
いる。このQスイッチ素子15は、アルカリハライド結
晶たるLiF結晶を3mmφ×30mmの円柱状に切り
出し、Co60を用いたγ線照射によりカラーセンター
化した受動Qスイッチ素子である。
【0025】さらに、石英管17の近傍にはXeまたは
Kr等のフラッシュランプが配置され、図示しない制御
装置によって発光制御できるようになっている。
Kr等のフラッシュランプが配置され、図示しない制御
装置によって発光制御できるようになっている。
【0026】上述の構成において、フラッシュランプ1
2を発光させると、共振器内で基本波レーザ光L1 の
発振が起こり、Qスイッチ素子15が作動してピークパ
ワーの高いパルスレーザ光(パスル幅;10nsec)
が発振し、同時に、非線形光学効果により、基本波レー
ザ光L1 の第2高調波(波長;0.531μm)のパ
ルスレーザ光L2 がミラー14を通過して外部に取り
出される。
2を発光させると、共振器内で基本波レーザ光L1 の
発振が起こり、Qスイッチ素子15が作動してピークパ
ワーの高いパルスレーザ光(パスル幅;10nsec)
が発振し、同時に、非線形光学効果により、基本波レー
ザ光L1 の第2高調波(波長;0.531μm)のパ
ルスレーザ光L2 がミラー14を通過して外部に取り
出される。
【0027】この実施例の装置によれば、基本波レーザ
光を発生させる有効長を長く確保できると共に、非線形
光学効果を得る有効作用長を長く確保できるから強度の
強い緑色光たる第2高調波レーザ光を得ることができる
。
光を発生させる有効長を長く確保できると共に、非線形
光学効果を得る有効作用長を長く確保できるから強度の
強い緑色光たる第2高調波レーザ光を得ることができる
。
【0028】また、基本波レーザ光と第2高調波との双
方を発生する非線形光学結晶を用いているから部品点数
が少ないのでロスが少なく、しかも、基本波レーザ光を
共振器内に閉じ込めて第2高調波のみを外部に取り出す
ようにしていることから極めて効率の良い発振が可能で
ある。
方を発生する非線形光学結晶を用いているから部品点数
が少ないのでロスが少なく、しかも、基本波レーザ光を
共振器内に閉じ込めて第2高調波のみを外部に取り出す
ようにしていることから極めて効率の良い発振が可能で
ある。
【0029】さらに、非線形光学結晶11a,11b,
11c,11dがTYPE1の負結晶であることから、
基本波レーザ光L1 の偏光面と第2高調波光L2 偏
光面とは互いに直交する関係にあり、相互作用が起きな
いので、第2高調波光L2 の線質は極めてすぐれたも
のである。
11c,11dがTYPE1の負結晶であることから、
基本波レーザ光L1 の偏光面と第2高調波光L2 偏
光面とは互いに直交する関係にあり、相互作用が起きな
いので、第2高調波光L2 の線質は極めてすぐれたも
のである。
【0030】加えて、部品点数が少ないから信頼性の向
上、調整の容易性及び製造コストの面でも有利である。
上、調整の容易性及び製造コストの面でも有利である。
【0031】なお、上述の一実施例では、非線形光学結
晶としてNYAB結晶を用いた例を掲げたが、非線形光
学結晶としては、他に、例えば、EYAB(ErX Y
1−X Al3 (BO3 )4 )、Nd:MgO:
LiNbO3 、Nd:KTP、Nd:KDP、Nd:
BBO、Nd:LBOまたはNd:KNbO3 等を用
いることができる。
晶としてNYAB結晶を用いた例を掲げたが、非線形光
学結晶としては、他に、例えば、EYAB(ErX Y
1−X Al3 (BO3 )4 )、Nd:MgO:
LiNbO3 、Nd:KTP、Nd:KDP、Nd:
BBO、Nd:LBOまたはNd:KNbO3 等を用
いることができる。
【0032】また、励起光源としてフラッシュランプを
用いた側面励起の例を掲げたが、これは半導体レーザそ
の他のレーザ装置を用いた端面励起であっても良い。
用いた側面励起の例を掲げたが、これは半導体レーザそ
の他のレーザ装置を用いた端面励起であっても良い。
【0033】さらに、Qスイッチ素子としては、ポッケ
ルス素子や音響光学素子を用いても良い。
ルス素子や音響光学素子を用いても良い。
【0034】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明は、要す
るに、複数の非線形結晶を共振器内に光軸を共通にして
配置するようにしたことにより、大きな結晶が得られな
いような場合でも実質的に所望の有効長が得られるよう
にすると共に、これら複数の非線形光学結晶の結晶軸方
向が所定の関係になるように配置することによって、実
質的に非線形光学効果の有効相互作用長が複数の非線形
光学結晶の合計長と等しい場合と同等の作用が得られる
ようにしたもので、これにより、比較的単純な構成を有
すると共に、効率良く高強度の高調波レーザ光を得るこ
とができる固体レーザ装置を得ているものである。
るに、複数の非線形結晶を共振器内に光軸を共通にして
配置するようにしたことにより、大きな結晶が得られな
いような場合でも実質的に所望の有効長が得られるよう
にすると共に、これら複数の非線形光学結晶の結晶軸方
向が所定の関係になるように配置することによって、実
質的に非線形光学効果の有効相互作用長が複数の非線形
光学結晶の合計長と等しい場合と同等の作用が得られる
ようにしたもので、これにより、比較的単純な構成を有
すると共に、効率良く高強度の高調波レーザ光を得るこ
とができる固体レーザ装置を得ているものである。
【図1】本発明の一実施例にかかる固体レーザ装置の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図2】従来例の構成を示す図。
【図3】図1の非線形光学結晶の結晶軸方向の説明図。
1,6,11a,11b,11c,11d 非線形光
学結晶 2,12 フラッシュランプ 13a,14a 反射面 3,4,13,14 ミラー 5,15 Qスイッチ素子 17 石英管 L1 基本波レーザ光 L2 第2高調波レーザ光
学結晶 2,12 フラッシュランプ 13a,14a 反射面 3,4,13,14 ミラー 5,15 Qスイッチ素子 17 石英管 L1 基本波レーザ光 L2 第2高調波レーザ光
Claims (7)
- 【請求項1】 レーザ共振器を構成する一対のミラー
と、この一対のミラーの間に光軸を共通にして配置され
た複数の非線形光学結晶と、これら非線形光学結晶に励
起光を照射する励起光源とを有し、前記複数の非線形光
学結晶として、励起光を照射することにより基本波レー
ザ光とこの基本波レーザ光の高調波光とを共に発生する
性質の非線形光学結晶を用いた固体レーザ装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の固体レーザ装置にお
いて、前記複数の非線形光学結晶を、互いに隣り合う結
晶の結晶軸方向を異ならしめてこれら結晶の中を伝搬す
る基本波レーザ光の伝搬方向と等位相波面の進行方向と
のズレ方向が互いにそのズレを相殺するような方向にな
るように配置したことを特徴とする固体レーザ装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の固体レーザ装置にお
いて、前記複数の非線形光学結晶の任意の1つの結晶軸
方向として、該結晶中を伝搬する基本波レーザ光の進行
方向を含む軸(光軸)とこの軸に対して直交する特定の
結晶軸を想定したとき、この1つの非線形光学結晶の前
記特定の結晶軸が、この非線形光学結晶と隣り合う他の
非線形光学結晶における前記特定の結晶軸に対応する結
晶軸に対して前記光軸を回転軸として180°回転した
方向を向くように、前記複数の非線形光学結晶の結晶軸
方向を設定したことを特徴とする固体レーザ装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の
固体レーザ装置において、前記レーザ共振器内にQスイ
ッチ素子を配置したことを特徴とする固体レーザ装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の
固体レーザ装置において、前記複数の非線形光学結晶を
透明筒体の筒内に収納したことを特徴とする固体レーザ
装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の固体レーザ装置にお
いて、前記透明筒体がCeをドープした石英管であるこ
とを特徴とした固体レーザ装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の
固体レーザ装置において、前記複数の非線形光学結晶が
NYAB(Ndx Y1−x Al3 (BO3 )4
)結晶でであることを特徴とした固体レーザ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2408661A JPH04233290A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 固体レーザ装置 |
US07/813,682 US5274650A (en) | 1990-12-28 | 1991-12-27 | Solid state laser |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2408661A JPH04233290A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 固体レーザ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04233290A true JPH04233290A (ja) | 1992-08-21 |
Family
ID=18518084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2408661A Pending JPH04233290A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 固体レーザ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5274650A (ja) |
JP (1) | JPH04233290A (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5394420A (en) * | 1994-01-27 | 1995-02-28 | Trw Inc. | Multiform crystal and apparatus for fabrication |
US5388114A (en) * | 1994-03-17 | 1995-02-07 | Polaroid Corporation | Miniaturized self-Q-switched frequency-doubled laser |
US5477378A (en) * | 1994-08-11 | 1995-12-19 | Spectra-Physics Lasers, Inc. | Multiple crystal non-linear frequency conversion apparatus |
GB2300964B (en) * | 1995-05-13 | 1999-11-10 | I E Optomech Limited | Monolithic laser |
DE69628709T2 (de) * | 1995-09-20 | 2004-04-29 | Mitsubishi Materials Corp. | Frequenzumwandler und Frequenzumwandlungsverfahren mit Lithiumtetraborat, und optische Vorrichtung mit diesem Frequenzumwandler |
JPH09214024A (ja) * | 1996-02-02 | 1997-08-15 | Fanuc Ltd | 固体レーザ発振装置 |
US5940418A (en) * | 1996-06-13 | 1999-08-17 | Jmar Technology Co. | Solid-state laser system for ultra-violet micro-lithography |
US5867518A (en) * | 1996-08-07 | 1999-02-02 | Lumonics Inc. | Multiple element laser pumping chamber |
US5835513A (en) * | 1997-01-08 | 1998-11-10 | Spectra Physics, Inc. | Q-switched laser system providing UV light |
US5852620A (en) * | 1997-01-16 | 1998-12-22 | Uniwave Technology, Inc. | Tunable time plate |
US6005878A (en) * | 1997-02-19 | 1999-12-21 | Academia Sinica | Efficient frequency conversion apparatus for use with multimode solid-state lasers |
AU7960498A (en) * | 1997-06-20 | 1999-01-04 | Warren E. Parkhurst | Multi-media solid state laser |
US20050190805A1 (en) * | 2003-06-30 | 2005-09-01 | Scripsick Michael P. | Doped stoichiometric lithium niobate and lithium tantalate for self-frequency conversion lasers |
EP1684110A4 (en) * | 2003-11-14 | 2009-04-29 | Optical Comb Inst Inc | OPTICAL FREQUENCY COMB GENERATOR AND OPTICAL MODULATOR |
JP4781648B2 (ja) * | 2004-04-14 | 2011-09-28 | 株式会社 光コム | 光共振器 |
JP2015222414A (ja) * | 2014-04-30 | 2015-12-10 | キヤノン株式会社 | テラヘルツ波発生装置、及びこれを用いた測定装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4884277A (en) * | 1988-02-18 | 1989-11-28 | Amoco Corporation | Frequency conversion of optical radiation |
JPH0666502B2 (ja) * | 1989-04-15 | 1994-08-24 | ヅォン ゴォ カォ シュエ ユェン フゥ ヂェン ウ ヂ ヂィェ ゴォ イェン ジュ スゥォ | レーザ材料としてnyab結晶を有する自倍周波数小型レーザ装置 |
FR2655435B1 (fr) * | 1989-12-01 | 1992-02-21 | Thomson Csf | Dispositif d'addition coherente de faisceaux laser. |
US5047668A (en) * | 1990-06-26 | 1991-09-10 | Cornell Research Foundation, Inc. | Optical walkoff compensation in critically phase-matched three-wave frequency conversion systems |
US5117126A (en) * | 1990-06-27 | 1992-05-26 | La Sen, Inc. | Stacked optical parametric oscillator |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP2408661A patent/JPH04233290A/ja active Pending
-
1991
- 1991-12-27 US US07/813,682 patent/US5274650A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5274650A (en) | 1993-12-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0742966B1 (en) | Diode pumped, multi axial mode, intracavity frequency doubled laser | |
US5638388A (en) | Diode pumped, multi axial mode intracavity doubled laser | |
US5991317A (en) | Retinal photocoagulator including diode pumped, multi-axial mode intracavity doubled laser | |
JPH04233290A (ja) | 固体レーザ装置 | |
JP6453844B2 (ja) | 円形出力ビーム用の高効率単一パス高調波発生器 | |
JP4489440B2 (ja) | 非被覆ブリュースタ表面を用いてキャビティ内共振を増強した第4高調波の生成 | |
JPH0242778A (ja) | レーザ共振装置 | |
US6287298B1 (en) | Diode pumped, multi axial mode intracavity doubled laser | |
US6931037B2 (en) | Diode pumped, multi axial mode intracavity doubled laser | |
US6647033B1 (en) | Optical parametric osicllators with improved beam quality | |
KR100863199B1 (ko) | 고조파 빔 발생용 레이저 장치 및 방법 | |
JP3904263B2 (ja) | 周波数逓倍器を有するレーザ | |
US6647034B1 (en) | Method to improve optical parametric oscillator beam quality | |
EP1180717B1 (en) | Optical harmonic generator | |
CN111697425A (zh) | 人眼安全波段级联倍频光学参量振荡器 | |
JP2001056491A (ja) | レーザー光の波長変換法 | |
JP2636066B2 (ja) | LiB▲下3▼O▲下5▼赤外光パラメトリック発振器 | |
JPH0795614B2 (ja) | 周波数2倍レ−ザ | |
JPH0595144A (ja) | 半導体レーザ励起固体レーザ | |
CN205666428U (zh) | 一种腔内调频角锥谐振腔 | |
JP2663197B2 (ja) | レーザーダイオードポンピング固体レーザー | |
Roissé et al. | Walk-off and phase-compensated resonantly enhanced frequency-doubling of picosecond pulses using type II nonlinear crystal | |
JPH06216453A (ja) | 固体レーザ装置 | |
JPH02202079A (ja) | レーザ装置 | |
JPH065962A (ja) | レーザ光発生装置 |