JPH04232491A - イオン溶出液の放射能測定装置および方法 - Google Patents

イオン溶出液の放射能測定装置および方法

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JPH04232491A
JPH04232491A JP3157669A JP15766991A JPH04232491A JP H04232491 A JPH04232491 A JP H04232491A JP 3157669 A JP3157669 A JP 3157669A JP 15766991 A JP15766991 A JP 15766991A JP H04232491 A JPH04232491 A JP H04232491A
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eluate
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イオン溶出液の放射能
測定装置および方法に係り、詳しくは、流動型検出器に
よるイオン溶出液中の放射能量を、イオン溶出液を静止
させた状態で測定するようにした装置および方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】流動型検出器にイオン溶出液を導入し、
その流動型検出器内で流通している放射能分を含む溶出
液もしくは溶離液中の放射能を測定することは、すでに
ラジオクロマトグラフィーで公知となっている。この場
合の放射能測定において、統計的に放射線放出量のばら
つきが生じるのは避けられない。その統計的な誤差は、
測定計数の平方根の逆数であるσ=1/√nに等しいこ
とが知られている。なお、σは統計的誤差であり、nは
測定計数の総数である。ちなみに、そのnの計数で検出
された全測定値の95.5%は、一般的に±2σの範囲
内にあると言われている。その流動型検出器による放射
能測定では、毎秒n個の計数が記録される。したがって
、この計数に流動型分析器での放射能分画の滞留時間を
乗ずれば、流通する間に検出された計数の総数が得られ
る。一方、その流動型分析器内を流れる放射能分画の滞
留時間は、流動型検出器の容積を流速(=流量/時間)
で除した値から算出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の統計的測定誤差
を少なくするためには、前記した流動型分析器を長大化
して通過時間を適当に長くし、測定計数を増やせばよい
。例えば二倍の長さの流動型分析器を採用すれば、イオ
ン溶出液の通過時間は倍加される。したがって、測定計
数も二倍となるから、統計的誤差σ(=1/√n)を、
それに応じて減少させることができる。しかし、このよ
うに流動型分析器を大型化すると、製造技術上かなりの
費用を要することになる。それだけでなく、流動型分析
器の分解能を悪化させる問題がある。それは、先行する
放射能分画が流動型分析器内にあるにもかかわらず、後
続の新しい放射能分画が流動型分析器に流入することに
なるので、急激に現れる後続の放射能分画を、もはや選
択的に測定することができなくなるからである。 その場合、測定結果は二つの放射能分画の計数値からな
るので、先行する放射能分画において検出された放射能
ピークと後続の放射能分画における放射能ピークとを、
明確にもしくは完全に区別することができなくなるとい
う問題がある。他方、一般的な容量の流動型分析器では
、比較的大きい誤差やばらつき幅がある。非常に弱い放
射能の場合、バックグラウンドにおける放射線量や統計
的な変動などとは完全に区別することができず、検出感
度が悪くなる。その結果、放射能分画における放射能量
がバックグラウンドの放射線量を大きく超えるような場
合のみ検出することができるということになり、放射能
分画における放射能検出を行うことができる感度限界は
、かなり高い放射能量からとなってしまう。本発明は上
述の問題に鑑みなされたもので、その目的は、高い検出
感度で比較的正確に放射能を連続的に測定することがで
きるイオン溶出液の放射能測定装置および方法を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、流動型検出器
によってイオン溶出液の放射能量を測定する装置に適用
される。その特徴とするところは、図1を参照して、標
準流路6に流通するイオン溶出液を、少くとも一つの放
射能検出器8を設置した管路5に送出しまた遮断するこ
とができる弁装置4が設けられる。そして、その弁装置
4を介してイオン溶出液の充填された放射能検出器8に
より、イオン溶出液を静止させた状態で、そのイオン溶
出液中の放射能量を測定するようにしたことである。上
記した弁装置4の上流側にはモニター検出器2を配置し
ておき、このモニター検出器2が放射能ピークを検出し
、放射能ピークが現れると出力される制御信号を受けて
、弁装置4が少くとも一つの放射能検出器8にイオン溶
出液を送出するように切り換えられるようになっている
。検出された放射能ピークの終りのときまたはその終了
後、弁装置4が標準流路6に連通するように再度切り換
えられるようにしておくとよい。上記した弁装置4が、
少くとも二つの出口を有する切換弁としておくこともで
きる。前記した標準流路6を廃液タンク12に接続して
おくとよい。少くとも一つの放射能検出器8の出口側が
分別集液タンク13に接続され、測定された放射能分画
の全部もしくは選択された一部が、分別集液タンク13
に集められるようにしておくとよい。二つの並列の放射
能検出器8,9が設けられると共に、その放射能検出器
8,9の入口側を弁装置4の別々に設けられた出口と連
結し、その放射能検出器8,9の出口側を分別集液タン
ク13と連結しておくとよい。逐次連続する放射能分画
を、二つの放射能検出器8,9へ交互に導入するように
すればよい。先行する放射能分画の放射能測定の終りに
、かつ、新しい放射能分画の導入の以前に、少くとも一
つの放射能検出器8を洗浄する洗浄装置22を備えてお
くとよい。洗浄装置22が、一時的にまたは連続的に駆
動される洗浄ポンプ19と、洗浄剤貯蔵タンク20と、
洗浄弁21とを有し、その洗浄弁21の出口側を、通路
23を介して、少くとも一つの放射能検出器8に接続し
ておくとよい。方法の発明においては、イオン溶出液を
放射能検出器8に送出し、次に、この放射能検出器8を
流通するイオン溶出液の流れを遮断して放射能検出器8
内に静止させ、イオン溶出液中の放射能を測定するよう
にしたことである。次の、または、その次の時点で後続
する放射能分画がイオン溶出液に現われたとき、放射能
検出器8内のイオン溶出液を放射能検出器8から除去し
、新しい放射能分画を放射能検出器8に導入した後、そ
の放射能検出器8へ送出されるイオン溶出液の流れを再
び遮断するようにすればよい。後続の放射能分画を導入
する以前に、放射能検出器8を洗浄するようにしておく
とよい。放射能検出器8を迂回して、無放射能イオン溶
出液分を廃液タンク12に導出させるとよい。
【0005】
【作用】イオン溶出液が、弁装置4を介して少くとも二
つの異なる管路5,6に送出され、少くとも一つの管路
5に設けられた放射能検出器8に充填される。弁装置4
が切り換えられると管路5が遮断され、放射能検出器8
によって、ある時間イオン溶出液を滞留させた静止状態
で、放射能が測定される。その滞留時間は従前に比べる
と大幅に延長され、測定時間も長くなる。これによって
、全体的には計数値が多くなり、統計的誤差すなわち相
対的な変動幅が著しく減少し、微弱な放射能分画でも、
外乱すなわちバックグラウンドから明確に区別できるほ
どに検出感度が向上する。例えば計数率が毎秒1であり
、放射能検出器8での滞留時間が20秒であれば、その
変動幅σは、1/√(1×20)×100 =22.3
%となり、滞留時間が10秒と半分にすぎないときの変
動幅σ=1/(√1×10)×100 =31.6%に
比べて、誤差の幅があきらかに低下する。なお、予想さ
れる放射能分画の現れる時期が分かっているときは、放
射能検出器8を一つ設置するだけでよく、逐次選択的に
標準流路6を避けて放射能検出器8に向かう管路5にイ
オン溶出液を送出させるように、弁装置4が切り換えら
れる。後続の予想される放射能分画が現れる以前のある
時点までが測定時間帯とされ、その時間の経過後から次
の放射能分画が現れるまでの間のイオン溶出液は、例え
ば廃液タンク12へ直接導出される。
【0006】弁装置4の上流側にモニター検出器2を設
ける場合には、モニター検出器2が放射能ピークを検出
した時点で、弁装置4を切り換える制御信号を出力する
。その制御信号はモニター検出器2から制御装置15を
介して弁装置4に印加され、測定装置が自動的に作動す
る。その制御装置15に遅延機能を持たせておけば、放
射能分画が弁装置4に到達した時点で切り換えられるこ
とになり、放射能検出器8における放射能分画の占有率
を大きくすることができる。なお、制御装置15を通さ
ずして直接に弁装置4へ印加して切り換える場合でも、
モニター検出器2と弁装置4との間の制御回路に遅延素
子を介在させれば、弁装置4の切り換えを遅らせ、放射
能分画のみを重点的に導入することができる。前記した
モニター検出器2には、放射能ピークの検出のために使
用されるだけでなく、同時に個々の放射能分画の放射能
のための定量分析を行わせてもよい。この場合、例えば
モニター検出器2の検出限界の範囲内で、非常に微量の
計数値を検出した場合に、実際に微量の放射能であるか
外乱であるかが不明確であるときだけ、イオン溶出液を
少くとも一つの放射能検出器8へ充填する切換信号が弁
装置4に送られる。その放射能検出器8が微弱な放射能
性イオン溶出液分の静的分析をして、有効な放射能分画
であるか、その放射能分画がどの程度の強さであるか、
または、外乱でしかないかを正確に測定する。
【0007】検出された放射能ピークの終わりに、弁装
置4が再び標準流路6に接続されると、放射能分画の検
出された部分のみが放射能検出器8に滞留する。これに
よって、後から流れてくる無放射能イオン溶出液で放射
能検出器8内のイオン溶出液が希釈されたりまたは一部
が押し流されるおそれはなく、放射能検出器8はそのと
きの放射能分画だけを測定する。
【0008】前記した弁装置4が少くとも二つの液体出
口を持つ切換弁となっている場合には、この弁装置4を
介してイオン溶出液の流れが標準流路6へ、もしくは、
一つのまたはもしあるならばそれ以上の放射能検出器8
へ選択的に送出される。
【0009】標準流路6が廃液タンク12に接続されて
いるならば、放射能分画が検出されないかぎり、イオン
溶出液は廃液タンク12へ連続的に流れる。これにより
、無放射能のイオン溶出液分が確実に集められ、直ちに
処理される。
【0010】少くとも一つの放射能検出器8における出
口側が分別集液タンク13に連結され、測定された放射
能分画の全部もしくは選択された一部が、分別集液タン
ク13に集められるようになっていると、放射能分画を
少くとも一つの放射能検出器8へ導入することにより、
放射能により汚染されたイオン溶出液分が標準流路6か
ら締め出され、廃液タンク12へは入りこまなくなる。
【0011】二つの並列の放射能検出器8,9を設け、
その放射能検出器8,9の入口側が弁装置4の別々に設
けられた出口と連結され、その放射能検出器8,9の出
口側が分別集液タンク13と連結されている場合には、
測定後の放射能分画は、無放射能イオン溶出液とは確実
に分離して集められる。
【0012】逐次連続する放射能分画を二つの放射能検
出器8,9へ交互に導入すれば、極めて高い測定精度と
高い感度で、ラジオクロマトグラムの分析が可能となる
。特に、放射能ピークが現れるたびに二つの放射能検出
器8,9への充填が交互に切り換えられ、各放射能分画
はそれぞれ次の次の放射能ピークが現れるまで放射能検
出器8,9内で静止した状態とされ、一つの放射能分画
が長い時間をかけて測定される。
【0013】先行する放射能分画の放射能測定の終りに
、かつ、新しい放射能分画の導入の以前に、洗浄装置2
2によって少くとも一つの放射能検出器8を洗浄すれば
、その放射能検出器8に残留する放射能を完全にもしく
はほとんど全部排除でき、その放射能検出器8における
後続の放射能分画に対する測定は、先行した測定の残余
放射能によって影響されることがなくなる。
【0014】一時的にまたは連続的に駆動される洗浄ポ
ンプ19と、洗浄剤貯蔵タンク20と、洗浄弁21とか
らなる洗浄装置22を用いると、その洗浄弁21を適宜
に切り換えて、すべての放射能検出器8,9を選択的に
洗浄することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、放射能検出器内でイオ
ン溶出液を静止させた状態で測定することができ、その
長い測定時間帯の間に多くの計数を集め、測定上の統計
的誤差を著しく減少させることができる。したがって、
微弱な放射能分画でも、外乱などとは明確に区別され、
検出感度を大幅に向上させることができる。イオン溶出
液の流通において、予想される放射能分画の現れる時期
が分かっていれば、放射能検出器を一つ設置するだけで
十分であり、最も簡単な測定装置とすることができる。 その場合、弁装置の適時の切り換えで、予想される放射
能分画を逐次選択的に標準流路を避けて放射能検出器に
導入させ、後続の予想される放射能分画が現れる以前の
ある時点までの測定時間帯で、静的に測定することがで
きる。
【0016】弁装置の上流側にモニター検出器を設けて
おくと、それが放射能ピークを検出した時点で弁装置を
切り換えさせ、測定装置を自動的に作動させたり、測定
の方法を自動化することができる。なお、弁装置の切り
換えタイミングを適宜遅延させるようにしておくと、放
射能検出器に導入される放射能分画の占有率を大きくし
て、測定精度がより一層向上する。また、モニター検出
器に放射能ピークの検出機能と放射能分画の放射能定量
分析機能を持たせると、計数値が微量の場合のみ放射能
検出器で測定すればよく、放射能分画の出現ごとに放射
能検出器を作動させる必要がなく、迅速に放射能の存否
とその量を測定することができる。
【0017】検出された放射能ピークの終わりに弁装置
を再び標準流路に接続することにより、放射能分画が検
出されたイオン溶出液のみを放射能検出器に充填するこ
とができ、後続の無放射能イオン溶出液でそれが希釈さ
れたりまたは一部が押し流されることがなく、放射能検
出器では放射能分画だけが測定され、ごく微弱な放射能
分画でも、極めて高い精度で測定することができる。
【0018】弁装置を、少くとも二つの出口を有する切
換弁とした場合には、その下流に少くとも二つの管路を
形成させることができ、そのうちの一方の管路を標準流
路とし、他方の管路に放射能検出器を設けることによっ
て、イオン溶出液を所望の方向へ選択的に流すことがで
きる。この弁装置は単純かつ堅牢な構造であり、簡単か
つ確実に制御することができる。しかも、故障率は低く
、必要に応じてなされる修理も容易となる。
【0019】標準流路が、廃液タンクに接続されている
と、放射能分画が検出されないかぎり、無放射能のイオ
ン溶出液分を集めることが容易となり、直ちに処理する
ことができる。
【0020】少くとも一つの放射能検出器の出口側が分
別集液タンクに接続され、測定した放射能分画の全部も
しくは選択された一部を分別集液タンクに集められるよ
うにする場合は、放射能により汚染されたイオン溶出液
分を標準流路から締め出し、廃液タンクに集められたイ
オン溶出液には放射能分を含ませないようにして、その
後の処理を簡単化することができる。
【0021】二つの並列の放射能検出器を設け、その入
口側を弁装置に形成した別々の出口と連結し、出口側を
分別集液タンクに連結させれば、測定された放射能分画
は、無放射能イオン溶出液とは確実に分離して集めるこ
とができて都合がよい。
【0022】逐次連続する放射能分画の二つの放射能検
出器への導入を交互に行うと、極めて高い測定精度と高
い感度で、ラジオクロマトグラムの分析が可能となり、
しかも、その設備費は比較的僅かなもので済ませること
ができる。特に、放射能ピークが現れるたびに二つの放
射能検出器への導入を交互に切り換えることにより、各
放射能分画をそれぞれ次の次の放射能ピークが現れるま
で放射能検出器内でイオン溶出液を長く静止させた状態
とすることができる。その結果、測定時間が長くなり、
高い検出感度でもって高い精度の測定がなされる。
【0023】先行する放射能分画の放射能測定の終りに
、かつ、新しい放射能分画の導入の以前に、少くとも一
方の放射能検出器を洗浄する洗浄装置を備えておくと、
一つまたは複数の放射能検出器を迅速かつ良好に洗浄し
ておくことができ、放射能検出器に残留する放射能がな
くなり、後続の測定に影響を及ぼすことがない。
【0024】洗浄装置の洗浄弁の出口側を放射能検出器
に接続しておけば、その洗浄弁を切り換えて、すべての
放射能検出器を選択的に洗浄することができる。これは
唯一の洗浄装置でよく、洗浄システムの簡素化が図られ
、設備費を僅なものとすることができる。
【0025】イオン溶出液を放射能検出器に送出し、次
に、この放射能検出器を流通するイオン溶出液の流れを
遮断して、前記放射能検出器内に静止させるようにした
方法によれば、測定時間を長くして多くの計数が集めら
れ、測定上の統計的誤差を著しく減少させることができ
る。したがって、微弱な放射能分画でも、外乱などとは
明確に区別でき、検出感度が大幅に向上する。
【0026】次のまたはその次の時点で後続する放射能
分画がイオン溶出液に現われると、放射能検出器内のイ
オン溶出液を放射能検出器から除去し、新しい放射能分
画を放射能検出器に導入した後、その放射能検出器へ送
出されるイオン溶出液の流れを再び遮断するようにすれ
ば、放射能検出器内でのイオン溶出液の滞留時間を長く
保持することができ、より多くの計数を集め、高い検出
感度でもって高い精度の測定を行うことができる。
【0027】後続の放射能分画を導入する以前に、放射
能検出器が洗浄されるようになっていると、放射能検出
器の迅速かつ良好な洗浄により、後続の測定に悪影響を
与えなくて済む。
【0028】放射能検出器を迂回して、無放射能イオン
溶出液分を廃液タンクに導出するようにしておけば、放
射能分画が検出されないかぎり、無放射能のイオン溶出
液分を集めることが容易となり、それを直ちに処理する
ことができる。
【0029】
【実施例】以下に、本発明をその実施例の図面を参照し
ながら、詳細に説明する。図1に示す測定装置の例では
、放射性物質を搬送するイオン溶出液が、入口管1を経
てモニター検出器2へ送られるようになっている。その
モニター検出器2は放射能ピークの出現を監視し、場合
によっては、さらに放射能の定量測定を行う流動型検出
器である。イオン溶出液は、管路3を経て、モニター検
出器2から弁装置4へ送出されるようになっている。 その弁装置4は管路3に接続した液体入口および三つの
液体出口を有し、それらの液体出口は管路5,6および
7に接続されている。そして、その液体入口を三つの液
体出口のそれぞれを選択して接続する切換弁としての構
造となっている。その接続は、制御装置15からの信号
ライン16を経て送られる制御信号を受けて選択され、
液体出口間での切り換えがなされる。管路5は弁装置4
から放射能検出器8に通じ、放射能検出器8はモニター
検出器2と同様に流動型検出器として構成しておくこと
ができる。そして、その出口側は、管路10を介して分
別集液タンク13に接続されている。管路6は標準流路
であり、放射能検出器8のような中間検出器を介在せず
に、弁装置4から廃液タンク12に至るものである。管
路7は、弁装置4から第二の放射能検出器9に通じるよ
うに延びている。その第二の放射能検出器9も流動型検
出器として構成しておくことができ、かつ、その出口側
の管路11を介して、分別集液タンク13と接続される
。なお、少くとも一つの放射能検出器の出口側に分別集
液タンク13を接続しておけば、測定された放射能分画
の全部もしくは選択された一部が、分別集液タンク13
に集められ、測定された後の放射能分画は、無放射能イ
オン溶出液とは確実に分離しておくことができる。モニ
ター検出器2はイオン溶出液の放射能ピークを検出する
と制御信号を発生し、その制御信号は、信号ライン14
を介して制御装置15へ送られるようになっている。 信号ライン14からの検出信号にしたがい制御装置15
は切換信号を出力し、この切換信号が信号ライン16を
経て弁装置4に印加される。通常の場合、すなわち、モ
ニター検出器2が放射能を検出していないときは、弁装
置4の液体出口が標準流路6に接続されるようになって
いるので、無放射能イオン溶出液は連続的に廃液タンク
12へ流出される。信号ライン16に切換信号が現れる
と、弁装置4の液体出口が管路5または管路7へ切り換
えられる。従前の制御信号で弁装置4が管路5に接続さ
れているとすれば、次の制御信号が出力された時点で管
路7に切り換えられ、その次の制御信号で再び管路5に
切り換えられるというように、その切り換え動作を交互
に行わせることが好ましい。信号ライン16の切換信号
は、休止状態のほかに二つの異なる状態をとることがで
き、その場合、各信号状態は弁装置4の一つの切換位置
にそれぞれ関連づけられるか、または、制御信号が一つ
の信号状態のみを有し、制御信号の現れるたびに弁装置
4が自動的に管路5または管路7に交互に切り換えるよ
うにして、上記の切換制御が実行される。
【0030】二つの管路5または管路7の一方への弁装
置4の切り換えは、モニター検出器2による放射能ピー
クの検出の際に直接行われる。そして、制御された放射
能検出器8または9への流通が直ちに始められる。この
場合、いま測定したばかりの放射能検出器8または9内
にある放射能分画が直ちに洗浄されることになってしま
うので、測定時間が短くなる欠点がある。しかも、この
場合、放射能検出器8または9は、初めに無放射能のイ
オン溶出液で洗浄され、このイオン溶出液は、次に放射
能検出器8または9の出口側を経て、例えば分別集液タ
ンク13の各放射能検出器8または9用の廃液区画に集
められる。したがって、放射能ピークが検出された放射
能分画が丁度弁装置4に到達したときに初めて、その弁
装置4の切り換えが行われるような時間制御または遅延
制御となっていることが好ましい。その後に、標準流路
である管路6に連通させるための弁装置4の切り換えは
、放射能ピークの平均幅または最大幅に相当する所定時
間の経過後に行われる。しかし、いま検出した放射能ピ
ークの終りを確認し、そして、測定した放射能ピークの
幅に相当する時間経過後に、管路6もしくはすぐ後に続
く第二の放射能ピークでは別の放射能検出器に連通する
ように、弁装置4を切り換えることが好ましい。したが
って、放射能分画の出現時に放射能検出器8,9へ放射
能分画を導入するため、弁装置4は放射能検出器8,9
の一方へ短時間で切り換えられ、それから再び標準流路
6に再度切り換えられる。そのときイオン溶出液の充填
された放射能検出器では、次の次の放射能ピークが現れ
るまで、放射能分画が静止状態におかれて測定される。 その結果、測定時間帯を非常に長くすることができ、測
定計数が多くなってそれに応じた正確でかつ高い検出感
度で測定される。
【0031】なお、測定精度と測定感度をより一層高め
ておくことができるように、洗浄ポンプ19や洗浄剤貯
蔵タンク20および洗浄弁21を含む洗浄装置22が設
けられる。これによれば、新しい測定を行うためにその
放射能検出器に新しい放射能分画が導入される以前に、
放射能測定後の放射能検出器8および9を、洗浄装置2
2によって短時間に選択的に洗浄することができる。そ
の放射能検出器を洗浄することによって、先行する放射
能分画の放射能分は完全にまたはほとんど除去される。 新しい放射能分画の次の測定が、先行する放射能分画に
よって影響されるようなことはなく、また、阻害される
こともない。このようにして、各放射性イオン溶出液分
の選択的な測定によって、従前の測定に原因する放射性
汚染物によるいかなる影響もない状態で、非常に高い検
出感度で確実かつ正確な測定計数が得られる。ちなみに
、別の制御装置によって、洗浄装置22の制御を行うこ
とができる。しかし、制御装置15が、次のようにして
洗浄装置22の制御を受け持っていれば都合がよい。 すなわち、モニター検出器2によって新しい放射能ピー
クが検出されると、弁装置4の切り換えの以前にまず信
号ライン17および18を経て、制御信号が洗浄弁21
と洗浄ポンプ19に印加され、その結果、複数の通路の
間で切り換え可能な洗浄弁21が、洗浄ポンプ19から
新たに充填される放射能検出器8または9への通路23
,24を開通させ、洗浄ポンプ19が接続される。新た
に充填される放射能検出器8または9に依然として残る
放射能分画は、まず分別集液タンク13またはその他の
収集容器に洗い出される。その際の洗い出し操作は、洗
浄剤または溶離剤で行われる。そして、新たに充填する
放射能検出器は、短時間に激しく洗浄される。この場合
、洗浄の後の洗浄剤は廃液タンク12へ流され、または
、好ましくは洗浄剤貯蔵タンク20へ戻すことができる
。洗浄操作の後に、洗浄剤が新たに充填される放射能検
出器へはもはや流れないように、洗浄弁21が切り換え
られる。次に弁装置4の適切な切り換え調整により、測
定されるべき放射能分画を充填することができる。洗浄
弁21は洗浄が終わったとき完全な遮断位置におかれる
か、または、洗浄ポンプ19から循環される洗浄剤が再
び洗浄剤貯蔵タンク20内へ戻るように切り換えられる
。後者の場合では、洗浄ポンプ19が全測定サイクル中
に連続的に運転しておくことができるので、洗浄ポンプ
19のスイッチをオンしてから十分な洗浄効果を発揮す
る状態に達するまでの立ち上がり時間を要しないという
利点がある。この場合、すなわち、洗浄ポンプ19を連
続運転する場合には、信号ライン18は特に設けなくて
よい。洗浄弁21は、上記の場合三つの出口を有し、そ
の第一の出口は放射能検出器8に、第二の出口は放射能
検出器9に、第三の出口は洗浄剤貯蔵タンク20に接続
され、一方、洗浄弁21の入口は洗浄ポンプ19に接続
される。
【0032】このような構成例によれば、次のようにし
て、イオン溶出液を静止させた状態で、それの放射能分
画における放射能量を測定することができる。図2に、
放射能ピークの出現と放射能検出器8および9の充填と
、洗浄および測定過程との時間的関係を詳細に示す。 図2の(A)には、横方向に延びる時間軸に実施例とし
て不規則な時間間隔で現れる五つの放射能ピークが示さ
れている。そして、放射能ピークの振幅が関連する放射
能の程度を表している。(B)は放射能検出器8につい
て、(C)は放射能検出器9について示しており、線の
施されていないやや幅広い長方形は充填過程を、線の施
された区間は測定期間を、細く高い長方形は洗浄期間を
示している。(D)は、廃液タンク12に通じる標準流
路6の流れの経過を示している。イオン溶出液の放射能
測定の初めに、弁装置4は、イオン溶出液が管路6を経
て廃液タンク12へ流れるように切り換えられる。この
弁位置は、最初の放射能ピークがクロマトグラムに現れ
るまで維持される。時点(a)から時点(b)までの間
に最初の放射能ピークが検出されると、イオン溶出液流
が放射能検出器8へ流れるように弁装置4が切り換えら
れ、放射能分画がそこに貯えられる。走査のピークPの
終りの時点(b)を確かめた後、短時間で弁装置4が溶
出液流を再び廃液タンク12の方向へ切り換える。時点
(e)で始まる次の次の放射能ピークRが現れるまで、
放射能検出器8で放射能ピークPの放射能量がイオン溶
出液の流れが停止した静止状態で測定される。この測定
過程が左下がりのハッチングで示されている。第二の放
射能ピークQが現れる時点(c)となると、直ちに弁装
置4が放射能検出器9へ通じるように切り換わり、放射
能検出器9は放射能ピークQの原因である放射能分画で
満たされる。放射能ピークQの終りの時点(d)の直後
に弁装置4は再び管路6へすなわち廃液タンク12と連
通するように切り換えられ、次の次の放射能ピークSが
始まる時点(g)まで、放射能ピークQの放射能が放射
能検出器9内の静止状態で測定される。第三の放射能ピ
ークRが時点(e)に現れると、洗浄装置22の洗浄弁
21が放射能検出器8に切り換えられ、放射能検出器8
は大流量で短時間のうちに洗浄される。なお、洗浄時間
は、到着する放射能ピークの基底点が放射能検出器8ま
たは9に到達するために要する長さとされる。短時間の
激しい洗浄の後にイオン溶出液は所定の流量で放射能検
出器8へ流入する。放射能検出器8が時点(f)まで持
続する放射能ピークRで満たされると、弁装置4が直ち
に管路6すなわち廃液タンク12と再度接続した状態と
される。そこで、放射能ピークRの放射能が放射能検出
器8で静的に測定される。時点(g)の放射能ピークS
の初めに放射能検出器9が、放射能検出器8の場合と同
様にして、短時間で激しく洗浄され、次に放射能ピーク
Sの溶出液が放射能検出器9に充填される。放射能ピー
クSの終りの時点(h)の直後に放射能検出器9への充
填が停止され、以後、放射能ピークSが放射能検出器9
で静的に測定される。同時に、モニター検出器2が、放
射能ピークTの後に続いていることを確認する。それゆ
え、放射能ピークRの放射能分画を放射能検出器8から
洗い流すため、放射能検出器8が激しく洗浄される。そ
の直後に、放射能検出器8に放射能ピークTに相当する
溶出液が充填される。放射能ピークTの終りの時点(i
)、または、終りの直後に弁装置4が再び管路6すなわ
ち廃液タンク12の方向へ切り換えられる。このときに
は、放射能ピークSのイオン溶出液が静的な測定のため
に放射能検出器9にあり、放射能ピークTのイオン溶出
液が静的な測定のために放射能検出器8にある。その後
に放射能ピークが出現すると、前述の過程が繰り返され
る。
【0033】なお、上記した弁装置4は、検出された放
射能ピークの終わりに再び標準流路6と連通状態とされ
、放射能分画の検出された部分のみが放射能検出器8に
充填される。したがって、後から流れてくる無放射能イ
オン溶出液により、放射能検出器8内のイオン溶出液が
希釈されたりまたは一部が押し流されることはなく、放
射能検出器8では放射能分画だけが測定される。この集
中的な測定形態とすることによって、ごく微弱な放射能
分画でも、極めて高い精度で測定される。
【0034】放射能検出器8または9の一方だけを使用
するとき、すなわち他方の放射能検出器が初めからない
かまたは作動させないときは、新しい放射能ピークがく
るまでの間、放射能分画を一つの放射能検出器で静止測
定することになる。前述の実施例のように二つの定置式
放射能検出器の場合は、次の次の放射能ピークが現れる
まで、一方の放射能検出器で放射能分画を静的に測定す
ることができる。n個の定置式の放射能検出器を使用す
るときは、最初の放射能ピークを第一の放射能検出器に
より、放射能ピーク(n+1)が現れるまで、静止状態
で測定することができる。
【0035】本発明による装置と本発明による方法によ
って得られる感度の向上は、「定置型放射能検出器例え
ば8での滞留時間/モニター検出器2を通る標準流通時
間」の平方根に相当する。滞留時間が例えば100秒の
規模で標準流通時間が10秒に相当するならば、σ8 
/σ2 =(1/√100 )/(1√10)=1/3
.16となり、3.16倍の感度改善となる。なお、σ
8 は放射能検出器8における統計的誤差であり、σ2
 はモニター検出器2における統計的誤差である。前記
したように、弁装置4の上流側にモニター検出器2を設
けておくと、モニター検出器2が放射能ピークを検出し
た時点で、弁装置4を切り換える制御信号が出力され、
測定装置を自動的に作動させたり、測定の方法が自動化
される。
【0036】上述の実施例では二つの放射能検出器8,
9があって、両者が交互に使用されている。このように
、放射能ピークが現れるたびに二つの放射能検出器8,
9への充填を交互に切り換えるならば、各放射能分画を
それぞれ次の次の放射能ピークが現れるまで、放射能検
出器8,9内でイオン溶出液を静止させた状態としてお
くことができ、一つの放射能分画に対して測定時間帯を
長くして、高い検出感度でもって高い精度の測定が実現
される。しかし、単一の放射能検出器例えば8だけを静
的測定のために使用することも可能である。その場合に
は、弁装置4および洗浄弁21の必要な出口の数も少な
くなる。多くの用途に対して、このような配列で十分で
ある。ラジオクロマトグラフィーでは、全クロマトグラ
ムにたった一つの放射能ピークしか現れないことが珍し
くないからである。その場合は、この放射能ピークが出
現した時点から、クロマトグラムの終りまで放射能検出
器8で静的に測定することができる。このようなことか
ら、少なくとも一つの放射能検出器を設けておけばよい
ことが分かる。例えば、入口管1から少くとも二つの管
路5,6が分岐され、もしくは、モニター検出器2があ
る場合にはその下流で少くとも二つの管路5,6に分岐
され、そのうちの一方の管路6が標準流路とされ、他方
の管路5が一つまたはそれ以上の放射能検出器に通じ、
これらの分岐された管路5,6に個々に連通制御する弁
装置4を設け、その弁装置4がイオン溶出液を所望の方
向へ流れるように開閉切り換えされるように構成してお
けばよい。測定システムにおいて採用される放射能検出
器の数が一もしくは二以上あるにしても、被測定イオン
溶出液が少くとも二つの異なる管路5,6に導かれ、少
くとも一つの管路に介在された放射能検出器でもって、
そこに充填されたイオン溶出液を静止状態で測定するこ
とができる。この静的放射能測定では、放射能検出器で
のイオン溶出液の滞留時間を大幅に延長することができ
、したがって、測定時間も長くなる。これによって統計
的誤差すなわち相対的な変動幅を著しく減少させること
ができる。例えば計数率が毎秒1であり、放射能検出器
での滞留時間が10秒であれば、その変動幅σは、1/
√(1×10)×100 =31.6%であるが、滞留
時間が例えば20秒と二倍になると、その変動幅σは、
1/√(1×20)×100 =22.3%と小さくな
る。これによって、統計的誤差を著しく減少させた状態
で、放射能を検出することができる。このように滞留時
間が長くなるということは、全体的には計数値が多くな
り、微弱な放射能分画でも、外乱すなわちバックグラウ
ンドから明確に区別することができ、検出感度も大幅に
向上する。なお、弁装置4は、少くとも二つの液体出口
を持つ切換弁とされるが、その構成は単純かつ堅牢な構
造であり、故障率が低く、必要に応じてなされる修理も
容易である。そして、簡単かつ確実に切り換え制御する
ことができる。
【0037】上記に代えて、放射能ピークがあった場合
、全部の放射能分画を定置式の放射能検出器へ送るので
はなくて、選択された放射能分画、例えばモニター検出
器2の出力信号の幅が極めて小さいため、これが実際の
放射能分画であるか外乱にすぎないかを、静的測定によ
りさらに詳しく調べなければならない場合のときだけ送
るようにしてもよい。すなわち、モニター検出器2には
、放射能ピークの検出のために使用するだけでなく、同
時に個々の放射能分画の放射能の定量分析も行わせる。 この場合、例えばモニター検出器2の検出限界の範囲内
で、非常に微量の計数値を検出した場合のみ、そのイオ
ン溶出液を放射能検出器へ送れば、放射能検出器はすべ
ての放射能分画を測定する必要がなく、選択的に送られ
る放射能分画だけを分析し、一方、その他の場合すなわ
ち放射能分画がないか著しく大きい放射能分画である場
合には、モニター検出器2における分析に委ねて、放射
能の存在の有無や放射能量の把握を迅速化することがで
きる。
【0038】二つの並列の放射能検出器8,9を備えた
上述の例は、クロマトグラムに二つの放射能ピークが現
れるという場合に最適である。その場合は、これらの放
射能ピークを、出現の時点からクロマトグラムの終りま
で静止させた状態で測定することができる。複数個の放
射能ピークの場合でも上述の例では測定時間の大幅な延
長が図られるので、遥かに多くの計数を集めることがで
きる。その結果、統計的誤差が大幅に減少し、高い放射
能計数率が極めて良好な精度で達成される。そして、そ
れら二つの並列の放射能検出器8,9の入口側が弁装置
4の別々に設けられた出口と連結され、その放射能検出
器8,9の出口側が分別集液タンク13と連結されてい
ると、極めて高い測定精度と高い感度で、ラジオクロマ
トグラムの分析が可能となる。この場合、設備費は比較
的僅少なもので済ませることができる利点がある。
【0039】三つ以上の放射能検出器を弁装置4の適当
な出口に接続し、各放射能ピークの出現のときにこれら
の放射能検出器の間で交互に切り換えるように、上記の
例を変更することも可能である。これによって、放射能
ピークに相当するイオン溶出液分のその放射能検出器で
の滞留時間が相応に延長され、精度や検出感度がそれに
応じてより一層高められる。
【0040】なお、前述した分別集液タンク13を省略
することも可能である。その場合、放射能検出器8およ
び9の出口側が、前述した廃液タンク12または特別の
廃液タンクに連通されることになる。
【0041】放射能ピークの出現が時間的に予め分かっ
ているか他の部品によって検出できる場合には、上記し
たモニター検出器2を省略することができる。その場合
、弁装置4をその時間経過にしたがって切り換え制御す
るようにすればよい。この場合は、最も簡単な測定装置
となり、放射能検出器を一つだけとしても十分である。 すなわち、予想される放射能分画が逐次選択的に標準流
路6を避けて放射能検出器8に向かう管路5に送出され
、そこで滞留させることにより静止した状態で測定でき
るように、弁装置4の切り換えタイミングが制御される
。そのときの測定時間は、後続の予想される放射能分画
が現れる以前のある時間までが測定時間帯とされ、その
測定時間経過後から次の放射能分画が現れるまでの間の
イオン溶出液は、廃液タンク12へ直接導出される。な
お、上記のように放射能検出器が一つだけ設けられてい
る場合でも、複数の管路を設けてその管路ごとに放射能
検出器を設置している場合でも、標準流路6を廃液タン
ク12に接続させておけば、放射能分画が検出されない
かぎり、イオン溶出液がこの廃液タンク12へ連続的に
導出され、無放射能のイオン溶出液分が確実に集められ
る。放射能分を含んでいないことから、直ちにそれを簡
単に処理することができる。放射能分画を少くとも一つ
の放射能検出器8へ切り換えることによって、放射能に
より汚染したイオン溶出液分を標準流路6から締め出す
ことができる。
【0042】また、モニター検出器2が出力する制御信
号を弁装置4および洗浄弁21へ直接送ることもできる
。この場合は、図示しないが、適当な遅延素子をモニタ
ー検出器2と弁装置4および洗浄弁21との間の制御回
路に設けておけばよい。したがって、制御装置15はな
くてもよい。なお、上記の遅延機能を前述した制御装置
15に持たせたり、制御装置15が設けられない場合に
は、モニター検出器2と弁装置4との間の制御回路に遅
延素子を介在させれば、モニター検出器2が放射能ピー
クを検出した制御信号でもって、放射能分画が弁装置4
に到達した時点で切り換えられ、放射能検出器8におけ
る放射能分画の占有率を大きくしたり、放射能分画のみ
を重点的に導入することができる。
【0043】イオン溶出液および洗浄剤の供給路を管ま
たはホースにより、または別の態様や手段でもって形成
しておくこともできるのは述べるまでもない。
【0044】前述した洗浄装置22によれば、測定過程
の終了後かつそれぞれの放射能検出器8,9に新しい放
射能分画を充填する前に、洗浄弁21を適宜に切り換え
て、一つまたは複数の放射能検出器8,9を選択的に迅
速かつ良好に洗浄しておくことができる。放射能検出器
8,9は、残留放射能から完全にもしくはほとんど解放
され、その結果、後続の測定が、先行した測定の残余放
射能によって影響されることがなくなる。このような洗
浄装置によれば、洗浄システムの簡素化が図られ、設備
費も僅なものとなる利点がある。もちろん、一つもしく
は複数の定置式放射能検出器の少くとも最初の充填の前
には、洗浄操作を行わないでよい。このことは、図2か
らも明らかである。なお、その洗浄装置22を省略する
ことも可能である。この場合は、放射能ピークに相当す
る新しい放射能分画がその放射能検出器に導入されるま
でイオン溶出液で洗浄することにして、新しい放射能ピ
ークが現れたときに弁装置4を手早く切り換えるように
しておけばよい。
【0045】以上の説明から判るように、本発明に基づ
く測定装置やそのレイアウトおよび測定方法は、連続す
る好ましくは一定流量で流れるイオン溶出液流を維持さ
せながらも、特定のイオン溶出液分を静止させた状態で
測定することを可能にするので、比較的簡単な構造であ
りながら、高い測定精度と極めて高い検出感度が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明に係るイオン溶出液の放射能測定装
置のレイアウト例。
【図2】  (A)ないし(D)は、放射能ピークの出
現とイオン溶出液流の制御および放射能検出器の測定プ
ロセスと標準流路を流れるイオン溶出液の時間的関連を
示すグラフ。
【符号の説明】
2…モニター検出器、4…弁装置(切換弁)、5…管路
、6…標準流路(管路)、7…管路、8…放射能検出器
(流動型検出器)、9…放射能検出器(流動型検出器)
、12…廃液タンク、13…分別集液タンク、15…制
御装置、19…洗浄ポンプ、20…洗浄剤貯蔵タンク、
21…洗浄弁、22…洗浄装置、23,24…通路、P
,Q,R,S,T…放射能ピーク。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  流動型検出器によるイオン溶出液の放
    射能量を測定する装置において、標準流路(6)に流通
    するイオン溶出液を、少くとも一つの放射能検出器(8
    ,9)を設置した管路(5)に送出しまた遮断すること
    ができる弁装置(4)が設けられ、その弁装置(4)を
    介してイオン溶出液の充填された前記放射能検出器(8
    ,9)により、前記イオン溶出液を静止させた状態で、
    そのイオン溶出液中の放射能量を測定するようにしたこ
    とを特徴とするイオン溶出液の放射能測定装置。
  2. 【請求項2】  前記弁装置(4)の上流側には、モニ
    ター検出器(2)が配置され、このモニター検出器(2
    )が放射能ピークを検出し、放射能ピークが現れると出
    力される制御信号を受けて、前記弁装置(4)が少くと
    も一つの放射能検出器(8,9)にイオン溶出液を送出
    するように切り換えられることを特徴とする請求項1に
    記載されたイオン溶出液の放射能測定装置。
  3. 【請求項3】  検出された放射能ピークの終りのとき
    またはその終了後、前記弁装置(4)が前記標準流路(
    6)に連通するように再度切り換えられることを特徴と
    する請求項2に記載されたイオン溶出液の放射能測定装
    置。
  4. 【請求項4】  前記弁装置(4)が、少くとも二つの
    出口を有する切換弁であることを特徴とする請求項1な
    いし請求項3のいずれかに記載されたイオン溶出液の放
    射能測定装置。
  5. 【請求項5】  前記標準流路(6)が廃液タンク(1
    2)に接続されていることを特徴とする請求項1ないし
    請求項4のいずれかに記載されたイオン溶出液の放射能
    測定装置。
  6. 【請求項6】  少くとも一つの放射能検出器(8,9
    )の出口側が分別集液タンク(13)に接続されており
    、測定された放射能分画の全部もしくは選択された一部
    が、前記分別集液タンク(13)に集められることを特
    徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載され
    たイオン溶出液の放射能測定装置。
  7. 【請求項7】  二つの並列の放射能検出器(8,9)
    が設けられ、その放射能検出器(8,9)の入口側が前
    記弁装置(4)の別々に設けられた出口と連結され、そ
    の放射能検出器(8,9)の出口側が分別集液タンク(
    13)と連結されていることを特徴とする請求項1ない
    し請求項6のいずれかに記載されたイオン溶出液の放射
    能測定装置。
  8. 【請求項8】  逐次連続する放射能分画の二つの放射
    能検出器(8,9)への導入は交互に行われることを特
    徴とする請求項7に記載されたイオン溶出液の放射能測
    定装置。
  9. 【請求項9】  先行する放射能分画の放射能測定の終
    りに、かつ、新しい放射能分画の導入の以前に、少くと
    も一つの放射能検出器(8)を洗浄する洗浄装置(19
    ,20,21)を備えたことを特徴とする請求項1ない
    し請求項8のいずれかに記載されたイオン溶出液の放射
    能測定装置。
  10. 【請求項10】  前記洗浄装置が、一時的にまたは連
    続的に駆動される洗浄ポンプ(19)と、洗浄剤貯蔵タ
    ンク(20)と、洗浄弁(21)とを有し、その洗浄弁
    (21)の出口側が、通路を介して、少くとも一つの放
    射能検出器(8,9)に接続されていることを特徴とす
    る請求項9に記載されたイオン溶出液の放射能測定装置
  11. 【請求項11】  流動型検出器によりイオン溶出液の
    放射能量を測定する方法において、前記イオン溶出液を
    放射能検出器に送出し、次に、この放射能検出器を流通
    するイオン溶出液の流れを遮断して前記放射能検出器内
    に静止させ、イオン溶出液中の放射能量を測定すること
    を特徴とするイオン溶出液の放射能測定方法。
  12. 【請求項12】  次のまたはその次の時点で後続する
    放射能分画がイオン溶出液に現われたとき、前記放射能
    検出器内のイオン溶出液を放射能検出器から除去し、新
    しい放射能分画を前記放射能検出器に導入した後、その
    放射能検出器へ送出されるイオン溶出液の流れを再び遮
    断することを特徴とする請求項11に記載されたイオン
    溶出液の放射能測定方法。
  13. 【請求項13】  後続の放射能分画を導入する以前に
    、前記放射能検出器を洗浄することを特徴とする請求項
    11または請求項12に記載されたイオン溶出液の放射
    能測定方法。
  14. 【請求項14】  前記放射能検出器を迂回して、無放
    射能イオン溶出液分を廃液タンクに導出することを特徴
    とする請求項11ないし請求項13のいずれかに記載さ
    れたイオン溶出液の放射能測定方法。
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