JPH0915221A - 液体クロマトグラフ装置 - Google Patents

液体クロマトグラフ装置

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JPH0915221A
JPH0915221A JP16374995A JP16374995A JPH0915221A JP H0915221 A JPH0915221 A JP H0915221A JP 16374995 A JP16374995 A JP 16374995A JP 16374995 A JP16374995 A JP 16374995A JP H0915221 A JPH0915221 A JP H0915221A
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JP
Japan
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liquid
flow path
flow passage
switching
analysis
Prior art date
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Pending
Application number
JP16374995A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Kaido
克明 海藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0915221A publication Critical patent/JPH0915221A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送液性能のチェックが簡単に行える液体クロ
マトグラフ装置を提供する。 【構成】 送液ポンプ11と、分析流路aとが配管接続
され、前記送液ポンプにより液体を分析流路に送り出す
液体クロマトグラフ装置において、送液ポンプ11の下
流側に、抵抗管44を有する分岐流路と、この抵抗管4
4の上流側の圧力を測定する圧力センサ45と、分析流
路aと分岐流路bとの流路を切り換える切換バルブと4
1、42を設け、かつ、流路切換のための切換バルブの
制御を行う制御手段50と、分岐流路bに液体を送り出
したときの圧力センサ45の信号をモニタするモニタ手
段51とを備え、抵抗管44に流体が流れるときの圧力
変動等をモニタすることにより送液性能をチェックす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体クロマトグラフ装
置の送液に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来からの液体クロマトグラフ装
置のシステム構成を示す。図において、10は送液部で
あり、その入口側は移動相容器30に接続され、移動相
液が送られるようになっている。送液部10の出口側は
試料導入用のインジェクタ21、カラム22、検出器2
3がこの順で配管接続され、分析流路aを形成してい
る。24はデータ処理装置で検出器23からの検出信号
を演算処理するものである。 送液部10には、移動相
となる液体を高圧で送るために、プランジャーポンプ1
1が使用されている。プランジャーポンプ11の下流側
には分析流路aの他に前記分析流路aから分岐する分岐
流路bが設けられていて、ドレインバルブ12を介して
液体がドレインに解放されるようになっている。この分
岐流路bはたとえば移動相交換時などに流路内に入り込
んだ気泡を除去する際に使用するものである。分析流路
aと分岐流路bとの分岐点近傍には圧力センサ13が設
けてあり(図2では分岐流路側にあるが分析流路a上に
あってもよい)、分析流路aを流れる液体の圧力変動が
モニタできるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】液体クロマトグラフ装
置においては、プランジャーポンプを使用して高圧の移
動相液体を送液しているが、その流れが正常であるかを
定期的に確認する必要がある。特に、プランジャーポン
プによる送液では移動相の流れに脈動を含むことがあ
り、この脈動はベースラインの変動等の原因となるなど
の悪影響を及ぼすため、通常の装置では脈動防止のため
の種々の手段が施されているのであるが、そのような脈
流防止手段が正常に働いているかを定期的に確認して性
能チェックする必要もある。
【0004】測定者がこのような流れのチェックを行う
場合、従来は、送液部を分析流路から切り離し、分析流
路の代わりにダミーの抵抗管(分析流路の抵抗と同等の
抵抗のもの)を取り付けた状態で実際に送液部を駆動
し、流れの安定性、流量の精度等を確認するようにして
いる。
【0005】しかし、この流路の切換のための作業は、
作業者にとって手間がかかるものであるとともに、手作
業で行うので、性能チェックの作業に人為的なミスなど
が生じる可能性があった。また、液体クロマトグラフ装
置の自動運転化の上でも、この作業を手動で行うことが
全自動運転化の妨げとなっていた。
【0006】本発明は以上のような問題を解決し、送液
部の流れの性能チェックを自動で簡単に行え、性能チェ
ックのミスを生じにくくした液体クロマトグラフ装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
になされた本発明の液体クロマトグラフ分析装置は、送
液ポンプと分析流路とが配管接続され、前記送液ポンプ
により液体を分析流路に送り出す液体クロマトグラフ装
置において、送液ポンプの下流側に、分析流路の流体圧
力を測定する圧力センサを設けるとともに、前記分析流
路から分岐し、抵抗管を有する分岐流路と、分析流路と
分岐流路との流路を切り換える切換バルブとを設け、か
つ、流路切換のための切換バルブの制御を行う制御手段
と、分岐流路に液体を送り出したときの圧力センサの信
号をモニタするモニタ手段とを備えたことを特徴とす
る。以下、この液体クロマトグラフ装置がどのように作
用するかを説明する。
【0008】
【作用】本発明の液体クロマトグラフ装置では、切換バ
ルブの制御を行う制御手段により切換バルブの切換操作
を行い、送液ポンプに接続される流路を分析流路か分岐
流路かのいずれかにする。
【0009】送液チェックを行うときは、前記制御手段
により切換バルブを操作し、流路を分岐流路側に切換え
て送液ポンプを駆動する。このとき、圧力センサにより
圧力値、変動値等がモニタされ、送液の安定性や送液異
常についての判定がなされる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す液体クロマトグラフ
装置のシステムを示す構成図である。図において、10
は送液部であり、その入口側は移動相容器30に接続さ
れ、移動相液体が送られるようになっている。送液部1
0の出口側は試料導入用のインジェクタ21、カラム2
2、検出器23がこの順で配管接続され、分析流路aを
形成している。24はデータ処理装置で検出器23から
の検出信号を演算処理するものである。
【0011】送液部10には、送液ポンプ11としてプ
ランジャーポンプが使用され、このポンプの下流側には
分析流路a、および分析流路aから分岐する分岐流路b
が設けられている。2つの流路a、bの分岐点より下流
側には切換バルブ41、42が取り付けられ、これらの
バルブは開閉状態を制御するコンピュータからなる制御
手段50により切換バルブのいずれか一方が開のときは
他方が閉となるように制御される。
【0012】分岐流路bの切換バルブ42の下流側には
さらにドレインバルブ43が取り付けられるとともに、
このドレインバルブ43のバイパスラインを形成するよ
うに抵抗管44を有する流路が設けてある。ドレインバ
ルブ43の開閉も前記制御手段50により制御される。
【0013】また、分岐点近傍には圧力センサ45が取
り付けられ、送液ポンプにより液体が送り出されている
ときの圧力を検出する。この圧力信号はコンピュータか
らなるモニタ手段51によりモニタリングされ、予め設
定してある圧力値や許容圧力変動幅値と比較して異常が
ないかを監視するようになっている。
【0014】次に、この液体クロマトグラフ装置の動作
を分析時、気泡排出時、流れ点検時に分けて説明する。
【0015】(1)分析時 分析を行うときは、制御手段50により切換バルブ41
が開、切換バルブ42が閉に制御される。なお、ドレイ
ンバルブ43はこのときの動作には関係がないが、通常
は開状態に制御されている。このような状態で送液ポン
プ11を駆動することにより、移動相液体は分析流路a
を流れるので、インジェクタ21から注入された試料は
移動相によりカラム22に送られ、成分分離された後、
さらに検出器23に送られ、検知される。そして検出器
23から出力される信号がデータ処理装置24により分
析される。
【0016】(2)気泡排出時 気泡排出時、あるいは送液部10内の液体の置換のとき
は、制御手段50により切換バルブ42が開、切換バル
ブ41が閉に制御される。また、ドレインバルブ43は
開状態に制御される。このような状態で送液ポンプ11
を駆動することにより、移動相液体は分岐流路b側に送
られ、さらにドレインバルブ43が開であるので、ドレ
インバルブ43を通過して外部のドレインに排出され
る。
【0017】(3)流れ点検時 装置の定期点検等で流れの状態をチェックする場合は、
制御手段50により切換バルブ42が開、切換バルブ4
1が閉に制御される。また、ドレインバルブ43は閉状
態に制御される。このような状態で送液ポンプ11を駆
動することにより、移動相液体は分岐流路b側に送ら
れ、さらにドレインバルブ43が閉であるので、抵抗管
44内を通過して外部のドレインに排出される。このと
き、モニタ手段は圧力センサ45の圧力をモニタリング
する。そして、圧力値や圧力変動幅の値が予め設定され
ている値と比較して大きく異なるときは、異常と判断し
て測定者に異常信号を発する。
【0018】本実施例では、抵抗管44を有する流路を
ドレインバルブ43のバイパス流路として設けたが、流
路が増加することによる影響を考慮する必要がなければ
図2に示すように切換バルブ42aを介して接続される
別の流路としてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の液体クロ
マトグラフ装置は、抵抗管を有する分岐流路を設け、バ
ルブ切換により、移動相液体を分岐流路側に流すととも
に、その際の流体圧力を自動的にモニタリングするよう
にしたので、流れの性能点検が簡単かつ自動で行うこと
ができ、人為的なミスがほとんど生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である液体クロマトグラフ装
置のシステム構成図。
【図2】本発明の他の一実施例である液体クロマトグラ
フ装置のシステム構成図。
【図3】従来からの液体クロマトグラフ装置のシステム
構成図。
【符号の説明】
10:送液部 11:送液ポンプ 21:インジェクタ 22:カラム 23:検出器 41、42、42a:切換バルブ 44:抵抗管 45:圧力センサ 50:制御手段 51:モニタ手段 a:分析流路 b:分岐流路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送液ポンプと分析流路とが配管接続され、
    前記送液ポンプにより液体を分析流路に送り出す液体ク
    ロマトグラフ装置において、送液ポンプの下流側に、分
    析流路の流体圧力を測定する圧力センサを設けるととも
    に、前記分析流路から分岐し、抵抗管を有する分岐流路
    と、分析流路と分岐流路との流路を切り換える切換バル
    ブとを設け、かつ、流路切換のための切換バルブの制御
    を行う制御手段と、分岐流路に液体を送り出したときの
    圧力センサの信号をモニタするモニタ手段とを備えたこ
    とを特徴とする液体クロマトグラフ装置。
JP16374995A 1995-06-29 1995-06-29 液体クロマトグラフ装置 Pending JPH0915221A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11326300A (ja) * 1998-05-20 1999-11-26 Shimadzu Corp 液体クロマトグラフ
JP2000266736A (ja) * 1999-03-19 2000-09-29 Gl Sciences Inc 液体クロマトグラフ等の送液方法及び装置
US7217360B2 (en) 2000-12-28 2007-05-15 Cohesive Technologies Inc. Multi column chromatography system
JP2011525987A (ja) * 2008-06-25 2011-09-29 ジーイー・ヘルスケア・バイオサイエンス・バイオプロセス・コーポレイション 使い捨てフローパスの自動設置法
CN113544503A (zh) * 2019-03-13 2021-10-22 株式会社岛津制作所 液相色谱仪

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