JPH04231847A - 封止された、かつより特定的には液体充填された空間を腐食に対してモニタする方法 - Google Patents

封止された、かつより特定的には液体充填された空間を腐食に対してモニタする方法

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JPH04231847A
JPH04231847A JP3127676A JP12767691A JPH04231847A JP H04231847 A JPH04231847 A JP H04231847A JP 3127676 A JP3127676 A JP 3127676A JP 12767691 A JP12767691 A JP 12767691A JP H04231847 A JPH04231847 A JP H04231847A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】この発明は、封止され、かつより特定的
には蓄熱手段のような液体充填された空間、かつより具
体的には自動車の加熱および冷却回路における腐食に対
してモニタする方法およびその方法を達成するためのシ
ステムに関するものである。
【0002】いかなる制限的な意向もなく、この発明は
、この発明の好ましい応用の分野を構成するこのような
加熱および冷却回路を参照して記述されるはずであり、
なぜならそれらは、たとえば加熱パイプまたはボイラの
ような腐食の危険がある封止されたまたは封止可能な他
の空間における使用のためにもまた等しく適しているか
らである。この発明は、腐食の危険があり、かつより特
定的には、異なった相のどちらかに変化する、より特定
的には液体と気体相またはそこに湿気を有する気体材料
とのどちらかに変化する材料を含むかまたは実質的に液
体で充填されるかするすべての空間において応用を見つ
けるかもしれない。
【0003】現代の加熱および冷却回路は密閉されてお
り、そのため通常の動作の状況において、回路において
循環し、かつ通常、水を含む熱伝達媒体は、その温度が
その沸点を越えたとき蒸気として漏れ出すことができな
い。極度の状況のために圧力安全弁が設けられている。
【0004】熱伝達媒体はエンジン内で、エンジンから
運搬具加熱システムへかつエンジンから冷却システムへ
、熱を伝える。蓄熱手段は、より特定的には潜蓄熱手段
の形状で、熱不足のある動作状態のために、たとえば寒
さから動き始めるために、エンジン熱を蓄積するために
このような加熱および冷却回路において組込まれる。
【0005】高エネルギ密度を有する蓄積のために利用
される蓄積材料は、しばしば、加熱および冷却回路にお
いて用いられる金属、たとえばアルミニウムおよび銅、
を襲うようなものである。蓄熱材料の熱伝達媒体への漏
れの場合には、漏れ出た蓄積材料が循環しかつ腐食、分
解および同様のものを引起こすが起こり得、そのためそ
れぞれの損害が引起こされるであろう。
【0006】このような腐食には気体水素の形成が伴な
うので、封止加熱および冷却液体回路内の圧力は増加す
るだろうし、そのため循環路の一部において通常利用さ
れているホースは延びるであろうし、これはレベルの規
制における困難さをもたらし、かつ最後には熱伝達媒体
の結果として生じる損失を伴ない圧力安全弁が開くこと
を引起こすかも知れず、そのためさらに他の結果として
エンジンは動作をやめさせなければならない。
【0007】蓄熱材料の漏れは熱伝達媒体における化学
的かつ物理的変化の結果をもたらすので、このような変
化を検出しかつそれらを漏れ指示計として使用しようと
する試みがなされてきた。この点において導電性におけ
るイオン化および変化はより特に述べられるべきである
。しかしながら、このような測定は比較的大量の装置の
複雑さで可能にすぎず、かつ必ずしも決定的でなく、な
ぜならそれぞれの表示は大きい変化を本来的に受けやす
く、かつ感知器は容易に汚され得るからである。さらに
漏れた材料の濃度は相当の局部的変化を受けやすく、そ
のためこのような感知器の場所はさらにより入念にされ
る。
【0008】
【この発明の短い概要】したがって、この発明の1つの
目的は、封止された空間、かつより特定的には自動車の
蓄熱手段を含む加熱および冷却回路のような液体で充填
された空間における腐食に対してモニタする方法を考案
することであり、それらは、方法がまた、損害が結果と
して生じず、かつさらに所与の誤警報の可能性が最小に
減少される態様で漏れを迅速に検出しかつ素早く示すた
めに、運搬具において経済的に利用されてもよいような
ものである。
【0009】以下の説明および図面から見られるこれら
、または他の目的を達成するためには、この発明では、
封止された空間における圧力が測定され、かつその圧力
依存指示が生じられ、好ましくは指示は、もししきい値
が越えられれば与えられる。
【0010】腐食と関係する水素ガスの放出は圧力にお
ける著しい増加をもたらし、かつ水素の量が数ミリグラ
ムほどの低い場合においてさえ封止された空間で圧力に
おいて明確な増加を引起こし、かつこの圧力は空間内の
すべての位置で発生し、腐食性の漏れの簡単な検出が可
能である。
【0011】圧力の測定のなおさらに他の利点は、この
ような加熱および冷却回路における圧力の明確な増加の
ための他に考えられる原因が、たとえばシリンダヘッド
ガスケットにおける損害、エンジンの過熱等のような、
相当な損害または危険な動作状態の指示でもあることで
ある。
【0012】液体含有空間における腐食に対してモニタ
するためのこの発明のさらに他の可能な発展に従って、
しきい値圧力は許容される動作範囲で発生する蒸気圧よ
り上で、しかし存在するいかなる圧力安全弁の開く圧力
より状態である。結果として、しきい値が越えたことを
示す指示が発生したとき、許容される動作範囲より外の
状態があることが確信されてもよい。蓄熱手段を含む自
動車の加熱および冷却回路における腐食に対してモニタ
する場合では、しきい値が3絶対バール(bar  a
bsolute)になることがあり得る。
【0013】液体で充填された空間における腐食に対し
てモニタするためのこの発明のさらに他の可能な特徴は
、圧力に加えて液体の温度が測定され、かつ液体温度が
沸点に達するかまたは越えたとき指示が抑えられるよう
なことである。たとえば90℃ないし100℃より下の
低温の場合では、腐食に対してモニタされるべき封止さ
れた空間は概して実質的に大気圧であろうし、そのため
0.5バールの圧力の増加さえ発生する動作障害、たと
えばエンジンのシリンダヘッドにおける腐食または漏れ
の明らかな指示になるであろうし、そういう理由でこの
発明のこの実施例の場合には比較的腐食に対して感応性
のあるモニタリングが可能である。沸点が越えられかつ
蒸気圧の発生が伴なうとき、腐食または他のいかなる異
常な状態も存在しない場合には信号は発生されないとい
うことを確実にするために、指示はこの場合は抑えられ
る。自動車において蓄熱手段を含む加熱および冷却回路
における腐食に対してモニタする場合は、しきい値圧力
が1.5絶対バールにあることが、かつ警報がある温度
の90℃より上では抑えられることが好ましく、そのた
め高いところの通過にわたる旅程の場合でさえ、その時
低くなるであろう沸点はいかなる信号も引起こさないで
あろう。
【0014】この発明のなお別の特に便利な形状で保つ
と、圧力に加えて温度が測定され、かつしきい値圧力が
温度に依存した態様で変えられ、そのためそれは難のな
い動作の間の温度に対応した圧力より上のある量である
【0015】自動車加熱システムのための発明のさらに
他の有利な形状に従うと、加熱回路におけるしきい値圧
力が越えられると、弁は閉じられ、かつこれゆえ蓄熱手
段を通る熱伝達媒体の循環は止められる。
【0016】この発明のさらに他の可能な発展に従って
、この発明に従った方法を達成するための閉システムは
、少量の容易に腐食する材料がシステム内に腐食性材料
の潜在的漏れ場所に直接隣接するよう位置決めされるよ
うに設計される。もし腐食が起これば、出現した腐食性
材料がすぐにこの容易に腐食する材料と接触し、かつ圧
力の増加を引起こし、それは出現した腐食性材料がシス
テムの感応性のある部分に達することができる前に注意
信号の形状で警報を生じるであろう。
【0017】自動車のための少なくとも1つの蓄熱手段
を含む加熱および冷却精度の形状におけるシステムでは
、この発明のさらに他の便利な実施例に従って容易に腐
食する材料が蓄熱手段内に位置決めされることができる
【0018】容易に腐食する材料は、漏れがある場合に
は、漏れ出した腐食性材料によってまず最初に襲われる
目的のために設けられるに過ぎず、かつ結果として圧力
の増加を生じ、それは注意信号をもたらし、かつまたそ
れは以下において検出器材料と呼ばれ、かつほんの数グ
ラムの重さを有し、かつたとえば一片のワイヤの形状で
あってもよい。
【0019】自動車のための少なくとも1つの蓄熱手段
が設けられた加熱および冷却回路の形状のシステムでの
この発明のさらに他の便利な特徴は、加熱回路では、信
号に依存した態様で閉じられるよう適応された弁があり
、それは、しきい値圧力が越えられたとき発生する警告
信号によって閉じられることができ、そのため蓄熱手段
を通る流れ、かつこれゆえに腐食性材料の循環が止めら
れるように配置されているようなことである。
【0020】この発明は、今、添付の図面を参照してよ
り詳細に記述され、それは蓄熱手段が設けられた自動車
の冷却および加熱回路の形状における実際の実施例を示
す。
【0021】図面において参照番号10はエンジン回路
12、冷却回路13および加熱回路14を有するエンジ
ンを示し、それらは全体として加熱および冷却回路15
と呼ばれる。冷却回路13はラジエータファン18を有
するラジエータ16を含む。エンジン10から20にお
いて出現する熱伝達媒体はまず初めにサーモスタット制
御の三方弁22に進む。もし熱伝達媒体がこれまでに作
動温度を達成していなければ、それは直接三方弁22で
水ポンプ24へ逸らされ、かつ後者によって26におい
てエンジン10に渡し戻され、これがエンジン回路と呼
ばれる。熱伝達媒体が所望される作動温度に達したとき
、三方弁22は水ポンプ24への直接接続を遮り、かつ
熱伝達媒体は冷却器16を介して進み、それからそれは
冷却器戻り回路28および接続ダクト30を介して水ポ
ンプ24に進み、かつ再びエンジン10を介して通る。 圧力安全弁を有する釣合いコンテナ31は圧力のいかな
る過剰な上昇も防ぐ。
【0022】潜蓄熱手段40はそれからエンジン10に
接続され、そのチャンバは液体の流れで潜在的な腐食性
の材料を含む。蓄熱手段40は加熱回路42を介して加
熱熱交換器44に接続され、それに加熱送風機またはフ
ァン46が相関し、それはそれぞれの必要に従うべき加
熱調整手段48によって調整されることができる。加熱
戻り手段49は加熱熱交換器44から接続ダクト30に
延在し、かつ後者から水ポンプ24を介してエンジン1
0に戻る。
【0023】エンジン10と三方弁22との間では圧力
感知器50および温度感知器52が加熱および冷却回路
15に相関し、このような感知器は、加熱および冷却回
路15における熱伝達媒体の圧力および温度に応答し、
かつ運搬具のダッシュボード(図示せず)に警報装置が
設けられてもよい指示ユニット54に信号を送るように
適合される。
【0024】サーモスタット制御の三方弁22に隣接す
る2つの感知器50および52の配置は、通常、温度感
知器がサーモスタットに隣接して位置決めされるので選
択される。
【0025】圧力が封止されたシステム全体にわたり等
しく、かついつも同じであるので、圧力感知器50のた
めの別の、たとえばそれが特に塵に対してよく保護され
る釣合いコンテナ31における位置を選択することもま
た可能である。
【0026】数グラムの検出材料56は蓄熱手段40に
配置され、この材料は、たとえばおよそ1グラムの質量
を有する一片のアルミニウムまたは銅のワイヤである。
【0027】蓄熱材料の加熱および冷却回路15への漏
れは、腐食しやすい材料の腐食をもたらすであろうし、
かつこれは気体水素の形成をもたらす。システムが密閉
されているので、水素の形成はシステム内の圧力の増加
の結果をもたらし、かつこのような上昇は圧力感知器5
0において測定され得る。指示ユニット54に読みが指
示され、好ましくは光のおよび/または音響の警報信号
の形状での1つの指示は予め定められたしきい値圧力に
達したかまたは越えたときに発生されるにすぎないよう
な態様で、配置は好ましくは、偽の読みを防ぐようされ
る。
【0028】検出器材料56は蓄熱手段40に隣接して
配置されるので、この材料はまず最初に襲われ、かつし
たがって、腐食性蓄熱材料が加熱および冷却回路でさら
に動作することができる前にシステム内の圧力の増加を
必然的に伴なう。指示ユニット54がしきい値圧力に至
る、または過ぎの温度上昇に応答すると、制御信号が加
熱および冷却回路15内の弁60に導体58を介して供
給されることができ、そのためこの弁を閉じ、かつした
がって、腐食性材料が加熱および冷却回路の他の部分に
達することを防ぐ。
【0029】腐食に対して露出される位置をなおさらに
局部に制限するためには、腐食に対してモニタされるべ
きシステムを、それはより特定的には大きくまたは比較
的精巧なシステムであるが、互いから封止された複数個
の相互に分離された部分に分割されることができ、その
各々にはそれ自身の圧力感知器が設けられる。パイプ配
置の場合には、個々の部分の間の封止手段が好ましくは
遮断弁による。このような分析的検査には、一般的には
、システムが動作を止めさせられることが必要であり、
なぜなら封止手段は動作回路を妨げるからである。
【0030】開システムにおける腐食損害の検査を達成
するために、後者は密閉されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】蓄熱手段が設けられた自動車の冷却および加熱
回路の形状における実際の実施例を示す。
【符号の説明】
10  エンジン 13  冷却回路 14  加熱回路 22  三方弁 24  水ポンプ 50  圧力感知器 52  温度感知器

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  より特定的には蓄熱手段を有する自動
    車の加熱および冷却回路における、封止された、かつよ
    り特定的には液体充填された空間を腐食に対してモニタ
    する方法において、改良点が封止された空間の圧力を測
    定するステップと、圧力に依存する指示を与えるステッ
    プとを含む方法。
  2. 【請求項2】  しきい値圧力が越えられるとき指示が
    与えられる、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】  しきい値圧力が許容される動作状態に
    おいて発生する蒸気圧より上で、しかしいかなる存在す
    る圧力安全弁の開く圧力より下である、液体充填された
    空間を腐食に対してモニタするための請求項1に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】  液体の温度がその圧力に加えて測定さ
    れ、前記指示は液体の温度が沸点に達するかまたは越え
    るとき抑えられる、液体充填された空間を腐食に対して
    モニタするための、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】  前記しきい値圧力が3絶対バールであ
    る、自動車に蓄熱手段を含む加熱および冷却回路を腐食
    に対してモニタするための、請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】  前記しきい値圧力が1.5絶対バール
    であり、かつ前記指示が予め定められた上方の温度限界
    の90℃より上では抑えられる、自動車に蓄熱手段を含
    む加熱および冷却回路をモニタするための請求項3に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】  圧力に加えて温度が測定され、しきい
    値圧力が温度がそれぞれ圧力に対応するような温度に依
    存する態様で修正され、それは何のない動作の間の温度
    に対応するそれぞれの圧力より上の予め定められた量で
    ある請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】  加熱回路におけるしきい値圧力が越え
    られたとき弁が遮断される、自動車に蓄熱手段を含む加
    熱および冷却回路を腐食に対してモニタするための請求
    項2に記載の方法。
  9. 【請求項9】  腐食に対する検査の間、封止された空
    間はそれ以外は開かれた空間の弁の閉鎖によって生じる
    、請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】  システムが複数個の隔室に封止され
    ることよって細分され、各々には圧力感知器が設けられ
    、かつこれらの空間の各々の圧力が測定される、より特
    定的には大きいシステムにおける分析的な腐食モニタの
    ための請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】  腐食性の材料が漏れだしやすい点に
    直接隣接して少量の容易に腐食する材料がシステム内に
    位置決めされる、請求項1に記載の方法を達成するため
    の封止されたシステム。
  12. 【請求項12】  容易に腐食する材料が蓄熱手段に配
    置される、少なくとも1つの蓄熱手段が設けられている
    加熱および冷却回路の形状である、請求項11に記載の
    システム。
  13. 【請求項13】  容易に腐食する材料は数グラムに制
    限された重さを有する、請求項12に記載のシステム。
  14. 【請求項14】  隔室手段によって複数個の個々に封
    止された空間に細分化されることができ、その各々には
    圧力感知器が設けられる、請求項1に記載の方法を達成
    するための封止されたシステム。
JP3127676A 1990-05-30 1991-05-30 封止された、かつより特定的には液体充填された空間を腐食に対してモニタする方法 Withdrawn JPH04231847A (ja)

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DE4017451A DE4017451C2 (de) 1990-05-30 1990-05-30 Verfahren zur Korrosionsüberwachung und System zu seiner Durchführung
DE40174514 1990-05-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04231847A true JPH04231847A (ja) 1992-08-20

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EP (1) EP0464377B1 (ja)
JP (1) JPH04231847A (ja)
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DE (2) DE4017451C2 (ja)
ES (1) ES2071861T3 (ja)

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