JPH0423144Y2 - - Google Patents
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- JPH0423144Y2 JPH0423144Y2 JP1985159887U JP15988785U JPH0423144Y2 JP H0423144 Y2 JPH0423144 Y2 JP H0423144Y2 JP 1985159887 U JP1985159887 U JP 1985159887U JP 15988785 U JP15988785 U JP 15988785U JP H0423144 Y2 JPH0423144 Y2 JP H0423144Y2
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- sheet
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- synthetic resin
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は壁面あるいは家具の表面材となる木質
板材に関する。
板材に関する。
従来、木質板材はそれ自体あるいは必要に応じ
表面に印刷模様、化粧紙貼りを施し壁面あるいは
家具などに用いられていた。
表面に印刷模様、化粧紙貼りを施し壁面あるいは
家具などに用いられていた。
しかし、該板材を使用後その壁面、家具などに
ポスター等貼り紙を画びよう、セロテープを用い
て行なうため、貼り紙のくりかえしによつて板材
表面が汚れてしまい見苦しいものとなつた。
ポスター等貼り紙を画びよう、セロテープを用い
て行なうため、貼り紙のくりかえしによつて板材
表面が汚れてしまい見苦しいものとなつた。
こうした点を解決するものとして、紙、不織
布、織布、編紐布等の基体の上に磁性体を混合せ
る合成樹脂膜層を設け、必要に応じ更にその上に
合成樹脂着色薄層を重ねてなる磁石画鋲が容易に
吸着する壁装材料(実開昭49−109071号)が提案
されている。
布、織布、編紐布等の基体の上に磁性体を混合せ
る合成樹脂膜層を設け、必要に応じ更にその上に
合成樹脂着色薄層を重ねてなる磁石画鋲が容易に
吸着する壁装材料(実開昭49−109071号)が提案
されている。
しかしながら、前記提案はなお次のような問題
点を残してしいる。
点を残してしいる。
合成樹脂膜層の中に磁性体が混合され、磁石画
鋲の吸着力を発現しているが、この吸着力を大き
なものとしようとすればするほど該合成樹脂膜層
はその柔軟性が失われ磁性体の混合量に比例し脆
弱化してくる。
鋲の吸着力を発現しているが、この吸着力を大き
なものとしようとすればするほど該合成樹脂膜層
はその柔軟性が失われ磁性体の混合量に比例し脆
弱化してくる。
このため、磁石画鋲の当接や、その他の表面へ
の衝撃により該壁装材料は破損し易いものとな
る。
の衝撃により該壁装材料は破損し易いものとな
る。
しかも、該合成樹脂層の裏面に構成されている
ものは、紙、不織布、織布、編紐布等といつた所
謂、脆弱なシート状物であり、上面の合成樹脂膜
層の衝撃による変形に対する拘束力に欠けるばか
りか、合成樹脂膜層の裏面への沈みを生起させる
ことになり、合成樹脂膜層の破損を多発させてし
まうことになる。
ものは、紙、不織布、織布、編紐布等といつた所
謂、脆弱なシート状物であり、上面の合成樹脂膜
層の衝撃による変形に対する拘束力に欠けるばか
りか、合成樹脂膜層の裏面への沈みを生起させる
ことになり、合成樹脂膜層の破損を多発させてし
まうことになる。
本考案の板材は上記問題点を解決するため、壁
面または家具の表面材となる台板基板1上に磁気
物を磁着しうるシート状の磁性体3を接着材2を
介して貼着したものである。
面または家具の表面材となる台板基板1上に磁気
物を磁着しうるシート状の磁性体3を接着材2を
介して貼着したものである。
本考案は上記構成をとることにより、貼り紙4
などを磁石5によつて容易に固着、取り外し可能
としたものであり、しかもシート状の磁性体の破
損が発生しないように表面材としての特性を改善
したものである。
などを磁石5によつて容易に固着、取り外し可能
としたものであり、しかもシート状の磁性体の破
損が発生しないように表面材としての特性を改善
したものである。
図面において1は合板、フアイバーボード、パ
ーチクルボード、石膏板、硅カル板、PC板など
板状体の台板基板である。
ーチクルボード、石膏板、硅カル板、PC板など
板状体の台板基板である。
台板基板1上に酢ビ、エチレン酢ビ、エポキ
シ、ウレタン、フエノール樹脂などの接着剤2を
ロールコーターなど塗装装置を用い塗布し、その
表面にラミネーター装置などを用いシート状の磁
性体3をラミネート貼着する。
シ、ウレタン、フエノール樹脂などの接着剤2を
ロールコーターなど塗装装置を用い塗布し、その
表面にラミネーター装置などを用いシート状の磁
性体3をラミネート貼着する。
ここで、言うシート状の磁性体3は鉄粉を混入
された合成樹脂シート、他に磁気物を磁着しうる
ものであれば何等差し支えない。
された合成樹脂シート、他に磁気物を磁着しうる
ものであれば何等差し支えない。
このときシート状の磁性体として上記のように
鉄粉を混入した合成樹脂シートを用いる場合、該
合成樹脂シートは台板基板によつて裏面より裏打
ち補強されるため、従来品よりも鉄粉の混入量を
多くし、これによつて合成樹脂シートの柔軟性が
失われ、脆弱性が高まつたとしても、該合成樹脂
シートは、台板基板により表面における衝撃によ
る変形が生じないように拘束され、また、同時に
該衝撃の力も台板基板によつて分散吸収されるこ
とができる。
鉄粉を混入した合成樹脂シートを用いる場合、該
合成樹脂シートは台板基板によつて裏面より裏打
ち補強されるため、従来品よりも鉄粉の混入量を
多くし、これによつて合成樹脂シートの柔軟性が
失われ、脆弱性が高まつたとしても、該合成樹脂
シートは、台板基板により表面における衝撃によ
る変形が生じないように拘束され、また、同時に
該衝撃の力も台板基板によつて分散吸収されるこ
とができる。
すなわち本考案では、従来技術の磁性体を混入
した合成樹脂膜層よりも強大な磁気物の磁着力を
有することができ、しかも強度のある破損の生じ
にくいものとすることを可能としている。
した合成樹脂膜層よりも強大な磁気物の磁着力を
有することができ、しかも強度のある破損の生じ
にくいものとすることを可能としている。
換言すればシート状の磁性体を台板基板によつ
て補強することで、その強度の低さや脆弱化を危
惧することなく磁着力しの向上が図れる。
て補強することで、その強度の低さや脆弱化を危
惧することなく磁着力しの向上が図れる。
上記の如くし得られる板材は、その表面のシー
ト状の磁性体3上に柄模様印刷、着色塗装あるい
は化粧紙、化粧塩ビ、突板貼りなどの任意化粧を
施してもよく、またシート状の磁性体3自体に同
様化粧を施したものを用いてもよい。
ト状の磁性体3上に柄模様印刷、着色塗装あるい
は化粧紙、化粧塩ビ、突板貼りなどの任意化粧を
施してもよく、またシート状の磁性体3自体に同
様化粧を施したものを用いてもよい。
本考案板材はその表面にシート状の磁性体3が
貼着されてなるため、磁気物たとえば磁石5が磁
着されうるために貼り紙3などを該磁石5を用い
て固着することができ、固着、取りはずしが容易
に行なえるとともに板材面を汚すこともなく効果
的に用いられるものである。
貼着されてなるため、磁気物たとえば磁石5が磁
着されうるために貼り紙3などを該磁石5を用い
て固着することができ、固着、取りはずしが容易
に行なえるとともに板材面を汚すこともなく効果
的に用いられるものである。
更に本考案は、このように磁気物を磁着しうる
シート状の磁性体を台板基板上に貼着したことに
より、従来の単なるマグネツトシートでは得られ
なかつた防音性を得るに至つた。
シート状の磁性体を台板基板上に貼着したことに
より、従来の単なるマグネツトシートでは得られ
なかつた防音性を得るに至つた。
上記したように、鉄粉を多量に合成樹脂シート
中に混入して得られた比重の高められた合成樹脂
シートや、鉄箔等の高比重の磁着性のある磁性体
は、それ自身、優れた遮音性を示すが、種々の台
板基板とのコンビーネーシヨンにより必要とされ
る場所に求められる防音性能を付与することがで
きる。
中に混入して得られた比重の高められた合成樹脂
シートや、鉄箔等の高比重の磁着性のある磁性体
は、それ自身、優れた遮音性を示すが、種々の台
板基板とのコンビーネーシヨンにより必要とされ
る場所に求められる防音性能を付与することがで
きる。
例えば、合板、フアイバーボード、パーチクル
ボード等の木質系材料を用いれば更に吸音性が付
与され、シート状の磁性体の遮音性をフオロー
し、より高い防音性を得ることができる。また、
石膏板、硅カル板、PC板など無機質材料を選択
すれば合成樹脂シートの遮音性能を更にバツクア
ツプすることになり、優れた遮音性を得ることが
できる。
ボード等の木質系材料を用いれば更に吸音性が付
与され、シート状の磁性体の遮音性をフオロー
し、より高い防音性を得ることができる。また、
石膏板、硅カル板、PC板など無機質材料を選択
すれば合成樹脂シートの遮音性能を更にバツクア
ツプすることになり、優れた遮音性を得ることが
できる。
a○ シート状の磁性体を台板基板によつて補強す
ることで、該シート状の磁性体の強度の低さ
や、脆弱性、変形性といつた点を危惧すること
なく磁着力の向上を図ることができる。
ることで、該シート状の磁性体の強度の低さ
や、脆弱性、変形性といつた点を危惧すること
なく磁着力の向上を図ることができる。
またコンビネーシヨンされる台板基板の選択
により求められる防音性能を得ることができ
る。
により求められる防音性能を得ることができ
る。
b○ 磁石5のような磁性体を用いて貼り紙4など
を固着、取り外しできるため画鋲などを止める
必要なく、壁面、家具の表面を汚したり、破損
することがない。
を固着、取り外しできるため画鋲などを止める
必要なく、壁面、家具の表面を汚したり、破損
することがない。
図面は本考案板材の斜視図である。
1……台板基板、2……接着剤、3……シート
状磁性体、4……貼り紙、5……磁石。
状磁性体、4……貼り紙、5……磁石。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 台板基板1上に磁気物を磁着しうるシート状
の磁性体3を貼着してなること、 を特徴とする壁面あるいは家具の表面材となる
木質板材。 シート状の磁性体3から鉄箔である実用新案
登録請求の範囲第1項記載の木質板材。 シート状の磁性体3が鉄粉を混入せる合成樹
脂シートである、実用新案登録請求の範囲第1
項記載の木質板材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985159887U JPH0423144Y2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985159887U JPH0423144Y2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6269510U JPS6269510U (ja) | 1987-05-01 |
JPH0423144Y2 true JPH0423144Y2 (ja) | 1992-05-28 |
Family
ID=31084741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985159887U Expired JPH0423144Y2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0423144Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998000616A1 (fr) * | 1996-07-02 | 1998-01-08 | Yuugenkaisha Atozumu | Materiau de decoration d'interieur |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49109071U (ja) * | 1973-01-12 | 1974-09-18 |
-
1985
- 1985-10-21 JP JP1985159887U patent/JPH0423144Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998000616A1 (fr) * | 1996-07-02 | 1998-01-08 | Yuugenkaisha Atozumu | Materiau de decoration d'interieur |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6269510U (ja) | 1987-05-01 |
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