JPH091743A - 化粧材及びその製造方法 - Google Patents

化粧材及びその製造方法

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JPH091743A
JPH091743A JP17680795A JP17680795A JPH091743A JP H091743 A JPH091743 A JP H091743A JP 17680795 A JP17680795 A JP 17680795A JP 17680795 A JP17680795 A JP 17680795A JP H091743 A JPH091743 A JP H091743A
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JP
Japan
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decorative material
magnetic powder
surface side
decorative
layer
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Pending
Application number
JP17680795A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Tachizuka
祐司 立塚
Taku Goto
卓 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dantani Plywood Co Ltd
Original Assignee
Dantani Plywood Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dantani Plywood Co Ltd filed Critical Dantani Plywood Co Ltd
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Publication of JPH091743A publication Critical patent/JPH091743A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 家具、建具、壁面、天井等の部材用表面化粧
材として容易に貼着することができ、化粧材の表面側か
ら磁石を用いて掲示物を固定できる化粧材及びその製造
方法を提供する。 【構成】 基体11の表面側には化粧層12が形成さ
れ、裏面側には磁性粉体層13が形成されている化粧材
10及びその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、裏面に鉄粉層を設け、
磁石が吸着可能な化粧材及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭内でちょっとしたメモ、貼り紙等を
人目につくように何処かに掲示しておきたい場合、壁面
に画鋲等で貼り付けると壁面に穴が開いて見苦しいの
で、普通は冷蔵庫に磁石を使用してその磁力で固定して
いる。用が済めば磁石を外してメモや貼り紙を容易に取
り外すことができるので、このような磁石は大変便利な
ものとして重宝されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冷蔵庫
以外の場所、例えば建屋の壁面に磁石を用いて掲示した
い場合には、壁面は基材が木材か又は無機質なので磁石
が使用できず、磁石が吸着される特別なボード等を購入
する必要があった。また、学習机には塩化ビニール樹脂
シートの裏面に鉄板を積層したものが知られているが、
柔軟性がなく加工性も悪く用途が限定されているという
問題があった。本発明はかかる事情に鑑みてなされたも
ので、家具、建具、壁面、天井等の部材用表面化粧材と
して容易に貼着することができ、化粧材の表面側から磁
石を用いて掲示物を固定できる化粧材及びその製造方法
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の化粧材は、基体の表面側には化粧層が形成され、
裏面側には磁性粉体層が形成されている。そして、請求
項2記載の化粧材の製造方法は、基体の表面側には、塗
装、印刷、又はシート貼り等の手段で化粧層を形成し、
裏面側にバインダを塗布した後、磁性粉体を散布して磁
性粉体層を形成している。また、請求項3記載の化粧材
の製造方法は、基体の表面側には、塗装、印刷、又はシ
ート貼り等の手段で化粧層を形成し、裏面側にバインダ
が混合された磁性粉体を塗布して硬化させている。
【0005】
【作用】請求項1記載の化粧材及び請求項2、3記載の
化粧材の製造方法は、表面側に化粧層が形成されている
ので、そのまま化粧シートとして使用できる。そして、
裏面には磁性粉体層が形成されているので、これを壁等
に貼着した場合に磁性板として働き、磁石が引っ付くこ
とになる。特に、請求項2記載の化粧材の製造方法にお
いては、裏面側にバインダを塗布した後、磁性粉体を散
布しているので、製造が容易である。また、請求項3記
載の化粧材の製造方法においては、バインダが混入した
磁性粉体を塗布するので、磁性粉体層の厚み及び量を任
意に調整することができ、更には磁性粉体がバインダに
よって覆われるので、磁性粉体に錆等が発生しにくいと
いう利点がある。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係る化粧材の正
面図、図2は同平面図である。
【0007】図1、図2に示すように、本発明の一実施
例に係る化粧材10は、基体11に紙又は合成樹脂シー
トが使用され、表面には化粧層12が形成されている。
この化粧層12の形成は、所望の模様(例えば、木目模
様)をグラビア印刷するか、着色塗料で塗装するか、突
板等を貼着して塗装するか等の常用の手段を持って行
う。
【0008】基体11の裏面側に形成される磁性粉体層
13は、例えば、基体11の裏側にバインダの一例であ
る合成樹脂系の接着剤を塗布し、該接着剤が乾かないう
ちに、磁性粉体を散布する。この場合の磁性粉体として
は、例えば酸化鉄(FeO、Fe2 3 、Fe3 4
が使用されるが、鉄粉あるいはその他の磁性物であって
もよい。
【0009】また、別の磁性粉体層13の形成方法とし
ては、磁性粉体に予めバインダ(合成樹脂接着剤)を加
えて混合しておき、これを基体11の裏面に塗布する方
法もある。この場合の磁性粉体層13の厚みは薄ければ
磁着性が低く、厚ければ折り曲げ性が悪いので、50〜
500μm程度が好ましい。バインダとしては、ウレタ
ン樹脂、ポリエステル樹脂、尿素樹脂、ビニル樹脂等合
成樹脂であれば、熱硬化性、熱可塑性とわず使用でき
る。
【0010】なお、磁性粉体として鉄粉を使用すると錆
びるので、磁性粉体層13を形成した後に、更に表面に
薄い膜を形成する合成樹脂を塗布することも可能であ
る。また、磁性粉体層のバインダに熱硬化性合成樹脂を
用い、熱圧締して薄い磁性粉体層を作ることも可能であ
る。
【0011】
【発明の効果】請求項1記載の化粧材及び請求項2、3
記載の化粧材の製造方法は以上の説明からも明らかなよ
うに、表面に化粧層が裏面に磁性粉体層が形成されてい
るので、家具、建具、壁面、天井等の表面に容易に貼着
することができ、貼着した化粧材の表面に磁石を配置し
て、メモ、貼り紙等の掲示物を保持できる。また、所望
の寸法に切断等、加工もきわめて容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る化粧材の正面図であ
る。
【図2】同平面図である。
【符号の説明】
10 化粧材 11 基体 12 化粧層 13 磁性粉体層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体の表面側には化粧層が形成され、裏
    面側には磁性粉体層が形成されていることを特徴とする
    化粧材。
  2. 【請求項2】 基体の表面側には、塗装、印刷、又はシ
    ート貼り等の手段で化粧層を形成し、裏面側にバインダ
    を塗布した後、磁性粉体を散布して磁性粉体層を形成す
    ることを特徴とする化粧材の製造方法。
  3. 【請求項3】 基体の表面側には、塗装、印刷、又はシ
    ート貼り等の手段で化粧層を形成し、裏面側にバインダ
    が混合された磁性粉体を塗布して硬化させることを特徴
    とする化粧材の製造方法。
JP17680795A 1995-06-19 1995-06-19 化粧材及びその製造方法 Pending JPH091743A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003129000A (ja) * 2001-10-25 2003-05-08 Tomomi Hirota 磁石が有効に使用出来る塗料、及びその塗料を使用した塗装物。
JP2006272822A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Decolanitto Corp 化粧パネル
JP2013180429A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Sumitomo Bakelite Co Ltd 化粧板
JP2016106047A (ja) * 2016-01-07 2016-06-16 住友ベークライト株式会社 化粧板
JP2016135613A (ja) * 2016-04-27 2016-07-28 住友ベークライト株式会社 化粧板

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