JP2017036650A - 装飾性マグネット吸着化粧建材とその製造方法 - Google Patents

装飾性マグネット吸着化粧建材とその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】表面化粧材として磁性体を積層すると、化粧表装材とで積層した防音性能、保温性能、防火性能装材に、マグネットが簡単に強力に吸着できる化粧材を提供する。
【解決手段】壁面基体に貼り付ける装飾性マグネット吸着不燃化粧板であって、当該装飾性マグネット化粧板は、表面から順に化粧薄板からなる表装材と、厚さ25〜600μmの磁気吸着力を有し、平面平滑度±1〜5μmで、幅300〜1260mmのスチール箔と、厚さ2.0〜21mm、幅600〜1230mm、長さ1000〜3100mmの形状であるボード状体である不燃板材料と、又は木製板材料を接着により積層したものであり、表装材とスチール箔と無機質の不燃板材料、又は有機質の木製板材料との積層体に貼り合わせる接着剤をエチレン酢酸ビニル共重合体水性エマルジョン形、又はウレタン系樹脂であって、各表面に5〜200g/mを塗布する装飾性マグネット吸着不燃化粧板である。
【選択図】図1

Description

本発明は、壁面基体の表面に強磁性体と防音性能、保温性能、防火性能の特殊材料である無機質の不燃板材料、又は有機質の木製板材料との積層体とからなる、磁気吸着力を持つマグネットを貼着して用いられる化粧建材に関するものであって、詳しくは、磁気吸着力で貼着し、防音性能、保温性能、防火性能を有する装飾性マグネット吸着化粧板とその製造方法に関するものである。
従来の防火性能を有する壁装材料としては、ビニル樹脂系壁紙、合成樹脂塗装系壁紙、合成樹脂含浸ガラス繊維クロス、無機質壁紙などがあり、其々難燃性壁紙用基材に積層する化粧層に特定の難燃化剤の添加又は塗布、及び厚みを限定する事で燃焼し発熱する有機物の量を限定する事により、国土交通大臣認定の難燃材料、又は不燃材料に適合する防火性能を有するものも存在している。そして、これらの壁紙は壁基体に接着剤(接着剤乃至感圧接着剤)で一体的に積層される。又、その他に防火性能を有するマグネットシートからなる壁装材(以下、磁性防火壁装材)もあり、この場合は、直接的に強磁性体製である壁基体に磁気吸着力で貼着される。
なお、磁性防火壁装材並びに磁性防火壁に関する先行技術としては、磁性防火壁装材と同義の磁性防火壁面材には、強磁性体粉末である硬質磁性材料粉末(永久磁石材料粉)又は軟磁性体粉末(磁石の被着体材料粉)と少量の粘結剤である特定の有機高分子エラストマー及び特定の難燃化剤を主たる組成とし、厚みを限定した可撓性の多極着磁を施したマグネットシート又は可撓性の磁石の被着体シートで、不燃石膏ボードに積層した場合の発熱性試験にて、特定の防火性能以上の防火性能を有し、並びにガス有害性試験に合格するマグネットシートを使用されている。
硬質磁性材料粉末(永久磁石材料粉)を用いた防火磁性壁面材又は、軟磁性体粉末(磁石の被着体材料粉)を用いた防火磁性壁面材の何れか一方の防火磁性壁面材を、不燃材料又は、準不燃材料よりなる壁下地材に積層させて防火磁性壁を形成している。その状態からさらに、硬質磁性材料粉末(永久磁石材料粉)を用いて多極着磁を施した防火磁性壁面材に対しては軟磁性体粉末(磁石の被着体材料粉)を用いた防火磁性壁面材からなる防火磁性表示片を、軟磁性体粉末(磁石の被着体材料粉)を用いた防火磁性壁面材に対しては硬質磁性材料粉末(永久磁石材料粉)を用いて多極着磁を施した防火磁性壁面材からなる防火磁性表示片を、夫々、上記磁性壁に磁気吸着により着脱自在に取り付ける構成が開示されたものとなっている。
非磁性ボードに設けた凹部に鉄板を埋設してなり、上記鉄板の表面と上記ボードの表面とが略同一平面上にあり、上記鉄板の周囲と上記凹部の側壁との間に所定の空隙を形成して上記空隙を伸縮自在な弾性部材で埋めている壁下地材が提案されている(特許文献5参照)。
パネルの表面に適当な幅および深さの凹部を形成して、この凹部に適合する幅、厚みの磁性金属板を嵌着し、金属板を含むパネルの全表面に表装材を貼着して、
パネルが石膏ボード、コンクリートパネル、木製パネル、表装材が紙、クロス、布地、金属板が、鉄板又はステンレス鋼板であるものが提案されている(特許文献6参照)。
壁紙と下地材との間に薄い鉄板を介在させ、磁石吸引力を利用して物品を保持できるようにした掲示用壁が提案されている(特許文献7参照)。
少なくも基材の片面に、軟質磁性材料と樹脂から成る磁性層を設け、該磁性層上に化粧層を設けた化粧板において、該磁性層の厚さが250〜400μmであり、かつ、該磁性層中の該軟質磁性材料の含有率が80〜90重量%であり、
該軟質磁性材料がセンダスト、パーマロイ、アモルファス合金から選択されたものである化粧版が提案されている(特許文献8参照)。
画鋲の針で容易に貫通できる導さの極導鋼板に合成樹脂被膜を施し、これをベニヤ板又は木板などによる基板に張設し、さらにその表面にレザー、ラシャ又はフェルト等による表皮を展張してなる鋲止め、及びマグネット止めの両方が可能な掲示板が提案されている(特許文献9参照)。
合成樹脂硬質発泡体よりなる基板と、該基板表面に設けられた強磁性有する厚さ20〜50μの金属箔層と該金属箔層表面に設けられた紙又は合成紙層と、該紙又は合成紙層表面に設けられた合成樹脂フイルム層とからなる白板用板材が提案されている(特許文献10)。
従って、防火磁性壁面材の表面に表装材を積層する場合は、表装材の材質と防火磁性壁面材及び表装材において、強力にマグネットが吸着するものは存在していない。今まで培ってきた化粧板の接着技術を活かし、均一、平滑性、高精度な接着性を実現することで課題を解決した。表装材である装飾性の高い印刷シートは極薄のシートを選択し、しかも表面強度が強いシートを選択することで、磁性体であるスチール箔との距離が近くなり、吸着力を増すことができた。又、表装材の皺、膨れは吸着力を激減するので、自社独自の接着剤ブレンドと新たなプレス機の導入により課題を解決することができた。
特許第4153891号公報 特開平07−124795号公報 特開2005−290707号公報 特開2013−213369号公報 特開平09−144271号公報 実開昭63−058109号公報 実開平06−078983号公報 特開2005−254544号公報 実開昭56−161681号公報 実開昭60−064831号公報 特開2001−166719号公報
上記の先行文献から、軟質磁性材料と樹脂から成る磁性層を設け、該磁性層上に化粧層を設けた化粧板において、該磁性層の厚さが250〜400μmであり、かつ、該磁性層中の該軟質磁性材料の含有率が80〜90重量%であるとしており、本願は、マグネットが吸着するものに硬質磁性体を単独に使用した25〜600μm厚さのスチール箔を使用しているものであって、また性質的に異なる軟質磁性体のものを使用して、しかも樹脂と混合して磁性樹脂層にしているものであって、本質的に異なっているものである。また表装
材に化粧紙を使用しているもので、本願の表装様式と大きくことなるものである。
また他の文献では、画鋲の針で容易に貫通できる極導鋼板に合成樹脂被膜を施し、これをベニヤ板又は木板などによる基板に張設し、にその表面にレザー、ラシャ又はフェルト等による表皮を展張してなるものである。極導鋼板の厚さとして画鋲の針で容易に貫通できる厚さのものであって、表装としては予測として1〜3mmの厚さのあるレザー、ラシャ又はフェルト等貼っており、鋲とマグネットが貼り付けできるものであって、薄鉄板を使用する意味において異なっている。
また、合成樹脂硬質発泡体よりなる基板と、該基板表面に設けられた強磁性有する厚さ20〜50μの金属箔層と該金属箔層表面に設けられた紙又は合成紙層であるが、合成樹脂フイルムー紙―金属箔―樹脂の発泡体の基板からなっており、特に基板について本願の木製板材料とは異なり、白板用板材としての使用目的においても違っている。それによって表装は白色の合成紙のみであった。
また事業所での、会議室、研究所、企画室、店舗、病院、保育所、幼稚園、学校、塾、カルチャーセンター等における、ホワイトボードや黒板を超えた室内壁や家具にマグネットを利用したデモンストレーションや飾りの用途を主たるターゲットとし、また、事業所、事務所、家庭における学習机や家具、壁にマグネット吸着機能の活用を望む場を求めている。
さらに、磁性材からなる薄層に形成された磁性材層と、前記磁性材層に対する表面側に積層され表面へのプリンタによる印刷が可能な掲示用メディア層と、前記磁性材層と掲示用メディア層の間に設けられ該磁性材層と掲示用メディア層を固着させるための接着剤層とを備え、前記磁性材層が、20〜100μmの厚さに形成されている。しかしシート状のものであって、掲示用メディア層はインク受像層とPETの樹脂材基材層とからなっており、この点もラミネート層を形成したシート状であって、形状、様態で大きく異なる。
以上のように、表装材と、スチール箔、木製板材料では、それぞれ異なり、特に表装材としては、生地色から濃厚色で色の異なる種類が有り、又は自然素材の木質の質感をもつ模様を施した0.035〜1.2mm厚さ、600〜1260mm幅の紙体、又は突板、又は樹脂フイルムであって、表装材として、突板、樹脂フイルムを適用することは周知材料からの選択ではなく、木目調、無地、模様印刷等を施すことも表装材として周知な化粧法であるとは言えない。
耐火壁面にマグネットなどを強力に吸着させる技術を用いた表装材を使用する場合は、特定の材質で特定の厚み以上のものを用いる必要性が生じている。
しかしながら、市場の要望は、耐火壁面にその特定条件を緩和した条件のものでも使用できる防火磁性壁面材を求められている。具体的には、不燃性の防火磁性壁面材に、市販の不燃性の壁紙を表装材として積層した不燃性の防火磁性壁装材に磁性体であるマグネットなどを吸着させる化粧材の要望である。とく表装材の化粧材を薄く、均一に接着させることが求められている。
不燃はもとより準不燃グレードに磁性体が吸着して、種々のものを貼り合わせることにも適合したものを、簡単に壁面に強力に貼り合わせることができることになる。住宅などの火器を使用する場合には、不燃材料の使用が必修であり、しかしマグネットの使用できない。またキッチンルームで使用される食器棚などについては、防火性とマグネットの吸着が望まれていた。そこで、本発明は、工業的に安定に均一に製造できるようにして、マグネット付着効果が高い化粧板を確立することを課題とする。
壁面基体に貼り付ける装飾性マグネット吸着不燃化粧板であって、当該装飾性マグネット化粧板は、表面から順に化粧薄板からなる表装材と、厚さ25〜600μmの磁気吸着力を有し、平面平滑度±1〜5μmで、幅300〜1260mmのスチール箔と、厚さ2.0〜21mm、幅600〜1260mm、長さ1000〜3100mmの形状であるボード状体である不燃板材料と、又は木質板材料を、接着により積層したものであり、表装材とスチール箔と無機質の不燃板材料、又は有機質の木製板材料との積層体に貼り合わせる接着剤を、エチレン酢酸ビニル共重合体水性エマルジョン形、又はウレタン系樹脂であって、各表面に5〜200g/mを塗布する装飾性マグネット吸着化粧板である。
当該表装材は、生地色から濃厚色で色の異なる種類を有し、又は自然素材の木質の質感をもつ模様を施した0.035〜1.2mm、300〜1260mm幅の紙体、或は突板、或は樹脂フイルムであって、紙体、或は突板、或は樹脂フイルムである表装材で、紙体の表装材では、木目、又は節をもった色彩の異なる種類の木目柄が印刷された印刷紙で、又は無地、又は模様の入った印刷紙で、突板としては、木目、又は節をもって色彩の異なる種類の木材の突板で、樹脂フイルムとしては、無地、又は模様の入った多色のプリントされた樹脂フイルムである。
マグネット吸着化粧板は、生地色から濃厚色、又は自然素材の木質の質感をもつ模様を施したボード材を磁性壁面材に用いた磁性壁の表面に、単色の白色、黒色、茶色、及び木目、節が分かる木質表面にして、壁面基体の表面を、装飾と併せて防音性能、保温性能、防火性能を持たせ、さらに種々の磁性体をもつ用具を吸着させるために、磁性壁面材、あるいは、表装材を積層または塗布した磁性壁面材にマグネットを簡単に貼着できる、全体の厚さ2.0〜30mm、幅300〜1500mm、長さ500〜3500mmの形状であるボード状体になっている。
マグネット吸着できる装飾性化粧材において、壁面、又は用具、又は家具などの基体の表面に、マグネットを貼着できる表装材を積層した装飾性表装材において、表装材の表面には、生地色から濃厚色、又は自然素材の木質の質感をもつ模様、又は装飾を施した0.035〜1.2mmの紙体、又は突板、又は樹脂フイルムであって、磁気吸着力を持つ表面体の、表面の平滑度±0.1mm以内で25〜600ミクロンのスチール箔に張って、裏面に防音性能、保温性能、防火性能として厚さ2〜30mmの特殊材料である無機質の不燃板材料、又は有機質の木製板材料との積層体にしている。
裏面に積層させる特殊材料として無機質、又は有機質の材料は、無機の不燃板材料である耐火機能の無機質耐火材として、マグネシア、又はカルシア、又は炭酸カルシウム、又は硫酸カルシウム、又ケイ酸カルシウムから選ばれたものであって、1.0〜21mmの厚さ、300〜1230mmの幅の無機板状ボードに、並びに防音性能、保温性能としての、厚さ2〜50mmのウレタンホーム板、木材板、樹脂板、ゴム板、フェルト板から選ばれた300〜1230mmの幅の有機質板状ボードになっている。好ましくは、マグネシア、又は木材板である。
表装材とスチール箔と裏面の特殊材料との積層体を形成するために貼り合わせ接着剤は、酢酸ビニル樹脂エマルション系、エチレン酢酸ビニル共重合体水性エマルジョン系、ゴム系、ビニール系、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂であって、各表面に5g/m〜200g/mを塗布して、表装材とスチール箔と裏面の特殊材料とを順次に接着させる。好ましくはエチレン酢酸ビニル共重合体水性エマルジョン系、またはウレタン系樹脂である。
磁気吸着力を持つスチール箔として25〜600ミクロンの厚さ、300〜1260mmの幅である強力な磁気吸着力を発揮させる平滑面に、紙体、突板、又は布体、又は樹脂フイルムである表装材を張らず、当該スチール箔の全面、或は部分的に直接に0.015〜
0.030ミクロンの厚さで文字・図形化した模様体をプリントして、さらにその表面全体に透明樹脂製薄膜を張ったものを当該吸着材の表面として使用している。
装飾性マグネット吸着化粧建材を得るために、裏面に積層させる特殊材料の無機質、又は有機質のボード材料の一面に接着剤の塗布工程と、特殊材料のボード一面に防湿フイルム貼り工程と、特殊材料のボードの他面に接着剤の塗布工程と、特殊材料のボード他面にスチール箔貼り工程と、特殊材料のボードの面に貼ったスチール箔の面に接着剤塗布の工程と、表装材の貼り工程と、製品の半乾燥と加熱加圧工程と、製品の表装材端部処理工程とからなる製造工程において、特殊接着剤を均一に各表面に5g/m〜200g/mを塗布して貼って、各貼り工程において高圧力で、30〜100℃温度の熱圧プレス加工を行う。
装飾性マグネット吸着化粧建材を得るために、裏面に積層させる特殊材料の無機質、又は有機質のボード材料の一面に防湿フイルムを貼った特殊材料のボードにロールコーターによって特殊ブレンドした接着剤を均一に塗布して、スチール箔を貼る工程において、特殊材料のボードとスチール箔間の面を脱気しながらスチール箔の面を接合・接着させ、さらに表装材を前記スチール箔表面に表装材を貼り工程において、特殊ブレンドした一定量の接着剤を均一に表面に5g/m〜200g/mを塗布した上に表装材を脱気しながら貼って、遠赤外線乾燥によって半乾燥状態にした後に、30〜100℃温度で高圧力の熱圧プレス加工機によって加熱加圧して化粧建材に仕上げる。
スチール箔を用いて、マグネット吸着力を上げる為にスチール箔との密着精度を重視した化粧板であり、何処でも簡単に使用出来る化粧板であり、更に、表面の意匠性を損なわない様に他の建材との釣り合いも考えている。周知される表装材を用いても、加工することができる。技術の本質はマグネットとスチール箔との距離がとうのくと吸着力に低下するので、接着性能において精度を上げて平面の平滑性を上げて、スチール箔との接着が重要になって、スチール箔の平滑度を高めたものを用いている。
とくに作業性のよい薄いスチール箔によって、マグネットを強力に吸着をさせるために、装飾性の薄い表装材がスチール箔に薄く均一に密着して接着させることで、スチール箔の平滑度と、接着剤の種類と均一な塗布を必要とするものである。スチール箔の厚さと平滑度、併せて寸法、並びに接着剤に金属との接着性の良いものと、接着剤の塗布量が重要になり、全体の装飾性建材としては、平面の平滑度と均一性、と精密性が要求されている。
スチール箔の平滑性、精度、寸法、並びに表装材とスチール箔の接着性で、接着剤の種類、塗布方法、その量であって、表装の面における平滑性、均一性、精度を上げた化粧板の建材にすることである。
本発明は、マグネット吸着できる装飾性化粧材において、壁面、又は器具、又は家具などの基体の表面に、表装材の裏面に接着剤を用いて強磁性体薄板(スチール箔など)を積層し、強磁性体薄板の裏面に防音性能、保温性能、防火性能として裏面に特殊材料で積層して磁気吸着力で貼着又は、接着剤を用いて積層又は塗布によって形成してなる装飾性マグネット吸着材である。即ち、表装材と特殊ボード間に強磁性体薄板を介在さすことで、強磁性体製の用途用基体に磁気吸着させた場合に強い磁気吸着力が得られ、マグネットボードが薄層の場合にその磁気吸着力増加率が大きい。この効果によってマグネットボードの厚みを薄く出来ることから、建材と使用して壁面、装飾板として器具、家具において、磁性体のマグネットを強力に吸着して、物品の掲示などの大きな効果をもたらした。とくに磁力が余りたくないマグネットでは容易に付着できて、表装材の化粧材を薄く、均一に接着させることができた。
マグネット吸着装飾ボードに、表装材を積層した磁性吸着板の背面に接着剤を用いて積層したものは、種々の化粧板の表装材を変更する場合は新しく表装材を積層したマグネットボードを表面に磁気貼着することになるに対して、表装材を積層した強磁性体薄板から成る装飾の磁性吸着の装飾表装材に仕上がった。
今まで培ってきた化粧板の接着技術を活かし、均一、平滑性、高精度な接着性を実現することで課題を解決した。表装材である装飾性の高い印刷シートは極薄のシートを選択し、しかも表面強度が強いシートを選択することで、磁性体であるスチール箔との距離が近くなり、吸着力を増すことができた。又、表装材の皺、膨れは吸着力を激減するので、自社独自の接着剤ブレンドと新たなプレス機の導入により課題を解決することができた。また工業的に安定に均一に製造できるようにして、マグネット付着効果が高い化粧板が得られた。
薄い鉄箔を材料としている理由には切断する際に鉄専用切断機器を用いる事なく簡単な汎用の切断機にて切断ができる。また、磁石同士の貼着ではないのでN極S極の反発もなく何処の位置でも強力に吸着できる。また多種多彩なマグネットを用いて壁面に穴や傷をつける事なく、ものを貼ったり、掛けたり出来る又、種々の機能持つ防音性能、保温性能、防火性能はスチール箔との貼り合わせにより上がる事となる。
石膏ボード、コンクリートパネル、木製パネルにおけるパネル体の凹部に、0.1mm厚さの鉄板又はステンレス鋼板の金属板を埋め、その表面に紙、クロス、布地を貼ることであって、パネル体の凹部に埋め込む金属板の接着と本願の均一表面へのスチール箔を貼るところの接着剤と接着方法では技術的に、あるいは使用する接着剤とで大きな違いがあります。特定の接着剤とその塗布量、塗布方法も特定化されたものである。表装材とスチール箔と無機質の木製板材料との積層体に貼り合わせる接着剤を、エチレン酢酸ビニル共重合体水性エマルジョン形、又はウレタン系樹脂で、各表面に5〜200g/mを塗布する技術を見出して、均一で、接着性が高く、しかも表面性の高いものである。
装飾性マグネット吸着板の表面図 Aは木目又は節を持った表面 Bは多彩な模様を持った表面 装飾性マグネット吸着板の断面図 Cはスチール箔面に張った断面図 Dはスチール箔面に直接プリントした断面図 装飾性マグネット吸着板に用具を取り付けた家具や間仕切りパーテーションの状態図 Eはベッドに用いた時の図 Fはタンスに用いた時の図 Gは流し台キッチンに用いた時の図 Hは間仕切りパーテーションに用いた時の図 装飾性マグネット吸着板に用具を取り付けた壁材面の状態図 装飾性マグネット吸着板でのスチール箔へのプリントした表面の状態図 装飾性マグネット吸着化粧建材の製造工程図
以下、本発明の実施の形態を図に沿って説明する。図1は、装飾性マグネット吸着板の表面図、図2は、装飾性マグネット吸着板の断面図、図3は、装飾性マグネット吸着板に用具を取り付けた家具の壁材の状態図、図4は装飾性マグネット吸着板に用具を取り付けた建築の壁材の状態図を示した。これによって実施例を説明する。
図1に示すように、壁面基体の表面に、マグネットを貼着できる表装材を積層した装飾性表装材において、表装材の表面には、自然素材の木質の質感をもつ模様を施した0.5mmの突板であって、磁気吸着力を持つ表面体の50ミクロンのスチール箔に張って、性能として裏面に無機質の材料を5mmに接着剤によって積層し、最裏面に76ミクロンの防湿シート貼った。
突板である表装材は、厚みを0.2mmで、突板として木目、又は節をもって色彩の異なる種類の木材の突板であった。
図2に示すように、磁気吸着力を持つスチール箔は、強力な磁気吸着力を発揮させる強磁性体として、平面平滑度±5mμを持つ50ミクロンの厚さで、910mmの幅であった。無機質の不燃材料は、燃焼ガス、火炎及び空気の遮断性を付与させる無機性耐火材として、マグネシア3mmの厚さ、910mmの幅の板状ボードになっている材を使用した。
表装材とスチール箔と無機質の不燃材料との積層体を貼り合わせる接着剤は、エチレン酢酸ビニル共重合体水性エマルジョン形であって、各表面に50g/m塗布して加熱加圧する自然素材の木質の質感をもつ模様を施した不燃ボード材を防火磁性壁面材に用いた防火磁性壁の表面に木目、節が分かる木質表面を示した。
図4に示すように、壁面基体の表面を、装飾と併せて耐火性を持たせ、さらに種々の磁性体をもつ器具を吸着させるために、防火磁性壁面材、あるいは、表装材を積層または塗布した防火磁性壁面材にマグネットを簡単に貼着でき、全体の厚さ3.5mm、幅910mm、長さ2450mmの形状であるボード状体にした。
防火性能を持つ不燃化粧材料にて、燃焼ガス、火炎及び空気の遮断性を付与させる無機性耐火材を含有させた壁面に簡単に張り付けされた装飾性表装材にマグネット体を吸着させることができる、マグネットの磁力基体を強力な吸着力で壁面に貼着できる装飾性マグネット吸着不燃化粧材であった。
壁面基体の表面に、マグネットを貼着できる表装材を積層した耐火装飾性表装材において、表装材の表面には、生地色から濃厚色、又は自然素材の木質の質感をもつ模様を施した0.05mmの紙体であって、磁気吸着力を持つ表面体の50ミクロンのスチール箔に張って、防火性能として裏面に無機質の不燃材料を5mmに接着剤によって積層し、最終裏面に76ミクロンの防湿シート貼った。
図1Aに示すような紙体である表装材は、厚みを0.5mmで、紙体として木目、又は節をもって色彩の異なる種類の木材の印刷紙又は無地色又は模様の入った印刷紙である。
磁気吸着力を持つスチール箔は、強力な磁気吸着力を発揮させる強磁性体として、平面平滑度±1mμを持つ50ミクロンの厚さで、600mmの幅である。無機質の不燃材料は、燃焼ガス、火炎及び空気の遮断性を付与させる無機性耐火材として、マグネシアであって、3mmの厚さ、600mmの幅の板状ボードになっている材であった。
表装材とスチール箔と無機質の不燃材料との積層体を貼り合わせる接着剤は、エチレン酢酸ビニル共重合体水性エマルジョン形であって、各表面に20g/mを塗布して加熱加圧した。自然素材の木質の質感をもつ模様を施した不燃ボード材を防火磁性壁面材に用いた防火磁性壁の表面に木目、節が分かる木質表面を呈した。
壁面基体の表面を、装飾と併せて耐火性を持たせ、さらに種々の磁性体をもつ器具を吸着させるために、防火磁性壁面材、あるいは、表装材を積層または塗布した防火磁性壁面材にマグネットを簡単に貼着できる、全体の厚さ3,5mm、幅910mm、長さ2450mmの形状であるボード状体になった。
図4に示すように、防火性能を持つ不燃化粧材料にて、燃焼ガス、火炎及び空気の遮断性を付与させる無機性耐火材を含有させた壁面に簡単に張り付けされた装飾性表装材にマグネット体を吸着させることができた、当該化粧材面の裏面にスチール箔を接着剤によって貼着して、さらに当該耐火材を貼着した積層体を形成してなる磁性防火壁装材であって、前記化粧材の表面に強力な磁気吸着力を発揮させるスチール箔の強磁性体を化粧薄板と耐熱材とで積層されて、マグネットの磁力基体を強力な吸着力で壁面に貼着できる装飾性マグネット吸着不燃化粧材である。
壁面基体の表面に、マグネットを貼着できる表装材を積層した耐火装飾性表装材において、表装材の表面には、生地色から濃厚色、又は自然素材の木質の質感をもつ模様を施した0.5mmの突板であって、磁気吸着力を持つ表面体の50ミクロンのスチール箔に張って、防火性能として裏面に無機質の不燃材料を3mmに接着剤によって積層し、最終裏面に76ミクロンの防湿シート貼った。
図1Aに示すような突板である表装材は、厚みを0.5mmで、木目、又は節をもって色彩の異なる種類の木材の突板として木目、又は節をもって色彩の異なる種類の木材の突板であった。
磁気吸着力を持つスチール箔は、強力な磁気吸着力を発揮させる強磁性体として、平面平滑度±1mμを持つ50ミクロンの厚さで、920mmの幅である。無機質の不燃材料は、燃焼ガス、火炎及び空気の遮断性を付与させる無機性耐火材として、炭酸カルシウムであって、3mmの厚さ、910mmの幅の板状ボードになっている材。
表装材とスチール箔と無機質の不燃材料との積層体を貼り合わせる接着剤は、 エチレン酢酸ビニル共重合体水性エマルジョン形であって、各表面に50g/mを塗布して加圧する。自然素材の木質の質感をもつ模様を施した不燃ボード材を防火磁性壁面材に用いた防火磁性壁の表面に、木目、節が分かる木質表面を示した。
図3に示すように家具側面の表面を、装飾と併せて耐火性を持たせ、さらに種々の磁性体をもつ器具を吸着させるために、防火磁性壁面材、あるいは、表装材を積層または塗布した防火磁性壁面材にマグネットを簡単に貼着できる、全体の厚さ3mm、幅910mm、長さ2450mmの形状であるボード状体になった。
防火性能を持つ不燃化粧材料にて、燃焼ガス、火炎及び空気の遮断性を付与させる無機性耐火材を含有させた壁面に簡単に張り付けされた装飾性表装材にマグネット体を吸着させることができる、当該化粧材面の裏面にスチール箔を接着剤によって貼着して、さらに当該耐火材を貼着した積層体を形成してなる磁性防火壁装材であって、前記化粧材の表面に強力な磁気吸着力を発揮させるスチール箔の強磁性体を化粧薄板と耐熱材とで積層されて、マグネットの磁力基体を強力な吸着力で壁面に貼着できる装飾性マグネット吸着不燃化粧材であった。家具の防火性とマグネットによる書類の貼付に効果をもたらした。
磁気吸着力を持つスチール箔は、50ミクロンの厚さで、900mmの幅である強力な磁気吸着力を発揮させる平滑面に、紙体、突板、又は布体、又は樹脂フイルムである表装材
を張らず、スチール箔の全面に直接に0.015ミクロンの厚さで文字と図形を描いた模様体をプリントした膜体ものを当該吸着材の表面に、裏面に無機性耐火材として、マグネシア3mmの厚さ、910mmの幅の板状ボードになっている材を使用した。
装飾性マグネット吸着化粧建材を得るために、裏面に積層させる特殊材料の無機質、又は有機質のボード材料の一面に接着剤の塗布工程と、特殊材料のボード一面に防湿フイルム貼り工程と、特殊材料のボードの他面に接着剤の塗布工程と、特殊材料のボード他面にスチール箔貼り工程と、特殊材料のボードの面に貼ったスチール箔の面に接着剤塗布の工程と、表装材の貼り工程と、製品の半乾燥と加熱加圧工程と、製品の表装材端部処理工程とからなる製造工程において、装飾性マグネット吸着化粧建材を製造した。
装飾性マグネット吸着化粧建材を得るために、裏面に積層させる特殊材料の無機質、又は有機質のボード材料の一面に防湿フイルムを貼った特殊材料のボードにロールコーターによって特殊ブレンドした接着剤を均一に塗布して、スチール箔を貼る工程において、特殊材料のボードとスチール箔間の面を脱気しながらスチール箔の面を接合・接着させ、さらに表装材を前記スチール箔表面に表装材を貼り工程において、特殊ブレンドした一定量の接着剤を均一に表面に5g/m〜200g/mを塗布した上に表装材を脱気しながら貼って、遠赤外線乾燥によって半乾燥状態にした後に、高圧力の熱圧プレス加工機によって加熱加圧して化粧建材に仕上げた。
各製造工程において、裏面に積層させる特殊材料の無機質、又は有機質のボード材料の一面に接着剤の塗布工程は、手貼りでも出来き、裏面貼り加工で、壁基体との接着性向上及び反り止めの為の防湿シート裏面貼り処理加工にした。特殊材料のボード一面に防湿フイルム貼り工程は、油圧プレスにより熱圧プレス加工を行った。特殊材料のボードの面に貼ったスチール箔の面に接着剤塗布の工程は、独自のブレンドした接着剤によって塗布して、この工程は塗布むらが無い均一な塗工であり、スチール箔と特殊材料との接着剤の塗布はロールコーター塗工にて均一な精度で行い、その為にも、塗布機の駆動構造はチエン駆動構造では無くて、シュミットカップリング方式を採用した接着剤塗布機でおこなった。
特殊材料のボードの面に貼ったスチール箔の面に接着剤塗布の工程は、スチール箔の巻材を機械にセットして、巻出しながら、折り目が出ない様に、脱気、空気を押し出す操作をおこなった。表装材の貼り工程は、表装材とスチール面を接着する為に、スチール面に塗布する接着剤を、弊社独自のブレンドによる接着剤によって、先のスチール箔と特殊材料とを接着する場合の接着剤とは異なり、独自のブレンドに関発した接着剤を使用した。またこの工程では塗布むらが無くて均一な塗工での精度を上げた塗布を行った。製品の半乾燥と加熱加圧工程は、表装材接着の接着剤を遠赤外線乾燥によっておこない、表面の状態を半乾燥にして、表装材巻を機械にセットして、巻出しながら、細かい少しのしわも発生しないように、超脱気、微妙な空気を押し出していく。最後に、高圧プレスにより、温度と圧力を調整しながらプレス加工して製品にした。
1 装飾性マグネット吸着化粧板
2 マグネットボード
3 紙体、突板、布体、樹脂フイルム
4 接着剤(接着剤又は粘着剤)層
5 スチール箔
6 不燃板材料及び木製板材料
7 プリント膜層
8 不燃材面
9 ホワイトボード仕上げのマグネットシート
10 マグネットバー
11 マグネットクリップ
12 マグネットボタン
13 マグネットポケット
14 家具
15 ベッド
16 防湿シート

Claims (9)

  1. 壁面基体に貼り付ける装飾性マグネット吸着不燃化粧であって、当該装飾性マグネット化粧は、表面から順に化粧薄板からなる表装材と、厚さ25〜600μmの磁気吸着力を有し、平面平滑度±1〜5μmで、幅300〜1230mmのスチール箔と、厚さ2.0〜21mm、幅600〜1260mm、長さ1000〜3100mmの形状であるボード状体である不燃材料と、又は木製板材料を、接着により積層したものであり、表装材とスチール箔と無機質の不燃板材料、又は有機質の木製板材料との積層体に貼り合わせる接着剤を、エチレン酢酸ビニル共重合体水性エマルジョン形、又はウレタン系樹脂であって、各表面に5〜200g/mを塗布することを特徴とする装飾性マグネット吸着化粧板。
  2. 当該表装材は、生地色から濃厚色で色の異なる種類を有し、又は自然素材の木質の質感をもつ模様を施した0.035〜1.2mm、300〜1230mm幅の紙体、或は突板、或は樹脂フイルムであって、紙体、或は突板、或は樹脂フイルムである表装材で、紙体の表装材では、木目、又は節をもった色彩の異なる種類の木目柄が印刷された印刷紙で、又は無地、又は模様の入った印刷紙で、突板としては、木目、又は節をもって色彩の異なる種類の木材の突板で、樹脂フイルムとしては、無地、又は模様の入った多色のプリントされた樹脂フイルムであることを特徴とする請求項1に記載の装飾性マグネット吸着化粧板。
  3. マグネット吸着化粧板は、生地色から濃厚色、又は自然素材の木質の質感をもつ模様を施したボード材を磁性壁面材に用いた磁性壁の表面に、単色の白色、黒色、茶色、及び木目、節が分かる木質表面にして、壁面基体の表面を、装飾と併せて防音性能、保温性能、防火性能を持たせ、さらに種々の磁性体をもつ用具を吸着させるために、磁性壁面材、あるいは、表装材を積層または塗布した磁性壁面材にマグネットを簡単に貼着できる、全体の厚さ2.0〜30mm、幅300〜1500mm、長さ500〜3500mmの形状であるボード状体になっていることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の装飾性マグネット吸着化粧板。
  4. マグネット吸着できる装飾性化粧材において、壁面、又は用具、又は家具などの基体の表面に、マグネットを貼着できる表装材を積層した装飾性表装材において、表装材の表面には、生地色から濃厚色、又は自然素材の木質の質感をもつ模様、又は装飾を施した0.035〜1.2mmの紙体、又は突板、又は樹脂フイルムであって、磁気吸着力を持つ表面体の、表面の平滑度±0.1mm以内で25〜600ミクロンのスチール箔に張って、裏面に防音性能、保温性能、防火性能として厚さ2〜30mmの特殊材料である無機質の不燃板材料、又は有機質の木製板材料との積層体にしていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の装飾性マグネット吸着化粧建材。
  5. 裏面に積層させる特殊材料として無機質、又は有機質の材料は、無機の不燃板材料である耐火機能の無機質耐火材として、マグネシア、又はカルシア、又は炭酸カルシウム、又は硫酸カルシウム、又ケイ酸カルシウムから選ばれたものであって、1.0〜21mmの厚さ、300〜1230mmの幅の無機板状ボードに、並びに防音性能、保温性能としての、厚さ2〜50mmのウレタンホーム板、木材板、樹脂板、ゴム板、フェルト板から選ばれた300〜1230mmの幅の有機質板状ボードになっていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の装飾性マグネット吸着化粧建材。
  6. 表装材とスチール箔と裏面の特殊材料との積層体を形成するために貼り合わせ接着剤は、酢酸ビニル樹脂エマルション系、エチレン酢酸ビニル共重合体水性エマルジョン系、ゴム系、ビニール系、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂であって、各表面に均一に塗布して、表装材とスチール箔と裏面の特殊材料とを順次に接着させることを特徴とする請求項1〜
    請求項5のいずれかに記載の装飾性マグネット吸着化粧建材。
  7. 磁気吸着力を持つスチール箔として25〜600ミクロンの厚さ、300〜1260mmの幅である強力な磁気吸着力を発揮させる平滑面に、紙体、突板、又は布体、又は樹脂フイルムである表装材を張らず、当該スチール箔の全面、或は部分的に直接に0.015〜0.030ミクロンの厚さで文字・図形化した模様体をプリントして、さらにその表面全体に透明樹脂製薄膜を張ったものを当該吸着材の表面として使用していることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の装飾性マグネット吸着化粧建材。
  8. 装飾性マグネット吸着化粧建材を得るために、裏面に積層させる特殊材料の無機質、又は有機質のボード材料の一面に接着剤の塗布工程と、特殊材料のボード一面に防湿フイルム貼り工程と、特殊材料のボードの他面に接着剤の塗布工程と、特殊材料のボードの他面にスチール箔貼り工程と、特殊材料のボードの面に貼ったスチール箔の面に接着剤塗布の工程と、表装材の貼り工程と、製品の半乾燥と加熱加圧工程と、製品の表装材端部処理工程とを含む製造手法において、特殊接着剤を均一に各表面に塗布した後に各種の材料を貼った工程後に、高圧プレス加工によって処理することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の装飾性マグネット吸着化粧建材の製造方法。
  9. 装飾性マグネット吸着化粧建材を得るために、裏面に積層させる特殊材料の無機質、又は有機質のボード材料の一面に防湿フイルムを貼った特殊材料のボードにロールコーターによって特殊ブレンドした接着剤を均一に塗布して、スチール箔を貼る工程は、特殊材料のボードとスチール箔間の面を脱気しながらスチール箔の面を接合・接着させ、さらに表装材を前記スチール箔表面に表装材を貼り工程は、特殊ブレンドした一定量の接着剤を均一に表面に5g/m〜200g/mを塗布した上に表装材を脱気しながら貼って、遠赤外線乾燥によって半乾燥状態にした後に、30〜100℃温度で高圧力の熱圧プレス加工機によって加熱加圧して化粧材に仕上げることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の装飾性マグネット吸着化粧建材の製造方法。
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