JPH04228871A - ピストン内燃機関 - Google Patents

ピストン内燃機関

Info

Publication number
JPH04228871A
JPH04228871A JP3079011A JP7901191A JPH04228871A JP H04228871 A JPH04228871 A JP H04228871A JP 3079011 A JP3079011 A JP 3079011A JP 7901191 A JP7901191 A JP 7901191A JP H04228871 A JPH04228871 A JP H04228871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
tilting lever
internal combustion
combustion engine
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3079011A
Other languages
English (en)
Inventor
Werner Mayer
ヴェルナー マイヤー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH04228871A publication Critical patent/JPH04228871A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/28Engines with two or more pistons reciprocating within same cylinder or within essentially coaxial cylinders
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B33/00Engines characterised by provision of pumps for charging or scavenging
    • F02B33/02Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps
    • F02B33/06Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps with reciprocating-piston pumps other than simple crankcase pumps
    • F02B33/08Engines with reciprocating-piston pumps; Engines with crankcase pumps with reciprocating-piston pumps other than simple crankcase pumps with the working-cylinder head arranged between working and pumping cylinders
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M49/00Fuel-injection apparatus in which injection pumps are driven or injectors are actuated, by the pressure in engine working cylinders, or by impact of engine working piston
    • F02M49/02Fuel-injection apparatus in which injection pumps are driven or injectors are actuated, by the pressure in engine working cylinders, or by impact of engine working piston using the cylinder pressure, e.g. compression end pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F7/00Casings, e.g. crankcases or frames
    • F02F7/006Camshaft or pushrod housings

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス状及び(又は)液状
の燃料で運転するためのピストン内燃機関であって、燃
料供給系を有し、該燃料供給系が燃料を圧縮するために
作業シリンダあたり該作業シリンダのシリンダヘッド側
に配属された、圧縮機シリンダを有するピストン圧縮機
と圧縮機シリンダ内に受容された段付きピストンとを有
し、該段付きピストンの大きい方の面が配属された作業
シリンダの燃焼室の圧力で負荷されており、該段付きピ
ストンが小さい方の面で作業シリンダの燃焼室において
圧力が上昇すると燃料を圧縮するようになっており、ピ
ストン圧縮機の圧縮室と作業シリンダの燃焼室との間を
延びる少なくとも1つのオーバフロー通路が設けられて
おり、該オーバフロー通路が段付きピストンの案内路に
位置しかつこのピストンの制御縁により遮断もしくは開
放される燃焼室への開口を少なくとも1つ有している形
式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】DE−PS2826807号明細書にお
いては、このような内燃機関であって、互いに連続する
作業工程で、ガス状の燃料が作業シリンダのシリンダヘ
ッドに配置されたピストン圧縮機により圧縮されかつこ
の場合には個々には興味のない法則で圧縮され、かつこ
れによって加熱した状態で当該の作業シリンダの燃焼室
において圧縮された燃焼空気内に吹込まれる形式のもの
が記載されている。この場合にはピストン圧縮機は大き
い方の面で燃焼室圧で負荷可能な差動ピストンを有して
いる。圧縮機ピストンの戻しと圧縮機の圧縮室への燃料
の吸込みは、このピストンの背面側のばね力による支持
又は作業シリンダの燃焼室において低い圧力が発生して
いると、圧縮工程に対して反対方向でのピストンの作動
によって行なわれる。
【0003】
【発明の構成】前記内燃機関は本発明によれば互いに逆
向きに運動可能な作業ピストンを有するそれぞれ2つの
作業シリンダが互いに相関関係にあり、該作業シリンダ
のピストン圧縮機の段付きピストンが逆向きに強制連結
されていることにより改良された。
【0004】
【発明の効果】本発明により開発された圧縮機ピストン
のばねなしの駆動系は、きわめて高い回転数の場合にも
内燃機関の働きを可能にしかつ種々の運転条件での内燃
機関の制御を簡易化する。圧縮機ピストンの運動を外部
駆動装置で助けることは内燃機関の使用の可能性を拡げ
、種々の燃料で運転した場合にもこの内燃機関の使用を
可能にする。燃料は特に、ガス状の燃料で、混合気の状
態のものであるが、種々のガス、排ガス又は空気と混合
された、蒸発又は噴霧化された液状の燃料であってもよ
い。燃料圧縮機の圧縮行程で燃料の1部は混合気におけ
る酸素と結合し、熱を発生しかつ液状の燃料の残りを気
化することができる。これによって燃焼はほぼ煤なしで
行なわれるようになる。
【0005】本発明にとって特徴的なことは、それぞれ
2つの作業シリンダが協働し、これにしたがってこの作
業シリンダに配属された燃料圧縮機の圧縮機ピストンが
協働することができる。この場合には圧縮機ピストンが
強制連結されていることにより、両方の燃料圧縮機は逆
向きに正確に、作業シリンダ内に受容された作業ピスト
ンの逆向きの運転形式に関連して運転される。このよう
な内燃機関の作業シリンダの数は任意の整数であること
ができる。
【0006】燃料圧縮機の協働する段付きピストンの強
制連結には多様な可能性があるにも拘らず、特に簡単な
構成は、本発明の1実施例のように、互いに相関関係に
ある作業シリンダのピストン圧縮機の段付きピストンが
それぞれ傾倒レバーを介して機械的に逆向きに強制連結
されていることによって得られる。
【0007】同様に有利であることは、圧縮機シリンダ
のシリンダ軸線に対して直角に延びる軸線を中心として
旋回可能な傾倒レバーの端部が圧縮機ピストンの付加部
に枢着されており、該付加部が配属された作業シリンダ
とは反対側に突出しており、該ピストン付加部と傾倒レ
バー端部との間の枢着範囲に、自動的に働く手段が、傾
倒レバー運動に際しての強制を補償するために設けられ
ていることである。このような強制は軸受軸線を中心と
して旋回可能な傾倒レバーの端部が中心点として傾倒レ
バー軸受軸線を有する円弧部分の上を移動させられるこ
とによって生じる。
【0008】傾倒レバーの運動に際して前述の強制を補
償する手段としては傾倒レバーの端部が自動的に調節さ
れる偏心軸受を介してピストン付加部に枢着されており
、枢着を行なう軸線ピンにより貫かれたそれぞれ1つの
偏心スリーブが自由に回転可能に傾倒レバー又はピスト
ン付加部における軸受切欠きに受容されていると有利で
ある。
【0009】これに対して二者択一的に傾倒レバーの運
動に際して強制を補償する手段として、傾倒レバーの端
部がそれぞれ圧縮機ピストンの案内に対して横方向に運
動可能で、それ自体、枢着軸を形成する軸受ピンにより
貫かれた滑子を介してピストン付加部に枢着されている
ことも可能である。この場合には傾倒レバー端部の逆向
きの上向き及び下向き運動に際して滑子が案内において
わずかな横運動を行なうことができるようになる。有利
でかつ構造的に簡単であるのは、滑子が傾倒レバー長手
方向に延びる、傾倒レバー端部の長孔ガイドに受容され
ており、これに従って軸受ピンがピストン付加部に固定
的に支承されていることである。
【0010】他の二者択一的な構成によれば、傾倒レバ
ーの運動に際して強制を補償するためには、傾倒レバー
の端部が圧縮機ピストンの付加部に、一方では傾倒レバ
ーにかつ他方では当該ピストン付加部に枢着された、ほ
ぼ所属の圧縮機シリンダの軸方向に延びるリンクを介し
て枢着されている。この実施例の場合にはリンクは圧縮
機ピストンの上方及び下方に向けられた運動に際してわ
ずかな旋回運動をピストン付加部における枢着点を中心
として行なう。
【0011】この構成の場合には、それぞれ1つのピス
トン付加部を傾倒レバー端部と結合するリンクが一端で
、球継手により、他端で軸受ピンにより枢着されている
と有利である。傾倒レバーの運動に際して強制を補償す
る手段が前述のごとく構成されている場合には、燃料圧
縮機の、傾倒レバー端部に枢着された段付きピストンは
その運動軸を中心として回動することができる。これは
圧縮機ピストンの、所属の作業シリンダの燃焼室に向い
た側が、制御輪郭として構成され、該制御輪郭が当該段
付きピストンのそのつどの回転位置に関連して供給の時
点を変化させ、高圧縮し、その際に加熱した燃料を燃料
圧縮機から各作業シリンダの燃焼室へ流入させることを
可能にする場合に有意義である。
【0012】このような実施例の構成的に簡単な解決策
は、リンクのピストン付加部側の端部が軸受球を備えか
つ該軸受球がピストン付加部の軸受皿に受容されている
ことである。
【0013】しかしながら本発明の1実施例によれば、
傾倒レバーの端部が歯セグメントとして構成されており
、該歯セグメントと噛合うラックがピストン付加部に配
置されていることも可能である。ピストン付加部と傾倒
レバー端部との作用結合のための手段が前述の如く構成
されている場合には、歯付きセグメントの部分円の中心
点が傾倒レバーの軸受軸線上に位置している場合には、
円弧部分上の傾倒レバー端部の運動を補償する特別な処
置は必要ではない。
【0014】本発明の別の有利な実施例の特徴は、燃料
圧縮機の逆向きに傾倒レバーを介して強制連結された段
付きピストンがカム軸から駆動される外部駆動装置によ
り駆動されることである。この場合、外部駆動装置は作
業シリンダの燃焼室から段付きピストンの大きい方の面
に作用する負荷に加えて、段付きピストンに作用する。
【0015】この場合、外部駆動装置はタペットと突き
棒とを介してカム軸から駆動される傾倒レバーを有し、
傾倒レバーが段付きピストンの強制連結を行なう傾倒レ
バーと共に回動不能に共通の軸受軸の上に配置されてい
ることができる。このように構成されていることにより
、外部駆動装置に所属する傾倒レバーに作用する駆動運
動は直接的に、互いに所属しあう2つの燃料圧縮機の段
付きピストンの強制連結を行なう傾倒レバーに伝達され
る。
【0016】しかしながら前述の構成と二者択一的に、
外部駆動装置が燃料圧縮機あたり、カム軸により駆動さ
れた、各段付きピストンのピストン付加部に係合する1
つの傾倒レバーを有していることができる。
【0017】外部駆動装置に所属する傾倒レバーの駆動
はカム軸からタぺットと突き棒とを介して行なわれるか
又は上方にあるカム軸により行なうことができる。この
場合、燃料圧縮機のピストン付加部に係合する傾倒レバ
ーはカム円板従動子としてローラを備えていることがで
きる。さらにこの構成の1実施例においては外部駆動装
置を構成する傾倒レバーの、燃料圧縮機の段付きピスト
ンに向いた端部が調節可能な枢着点に支承されており、
例えば枢着点に対して調節可能なタペットに支承されて
いる。
【0018】さらに本発明の1実施例によればカム軸か
ら段付きピストンを付加的に駆動するために、それぞれ
1つの、カム軸により駆動されたポンプと、それぞれ1
つの、それぞれ1つのポンプと液圧導管を介して作用的
に結合された、ピストン付加部に作用する液圧シリンダ
とを有する、液圧式に作用する外部駆動装置を有してお
り、カム軸によって駆動された搬送ポンプの各作業行程
時に搬送ポンプに配属された液圧シリンダの負荷が行な
われ、該液圧シリンダが段付きピストンのピストン付加
部に直接的に作用し、これによって、段付きピストンを
強制連結された他の段付きピストンと逆向きに駆動する
。この場合に有利であるのは各液圧導管に調節可能な緩
衝部材が接続されていることである。
【0019】各燃焼室に対する燃料の供給の開始を選択
的に変化させるためには、カム軸の回転角が機関のクラ
ンク軸に対して調節可能であり、かつ外部駆動装置を成
すカムは燃焼室への燃料供給が所定の法則に従って行な
われるように構成されていることができる。
【0020】本発明の内燃機関は2サイクルエンジンと
しても4サイクルエンジンとしても同じように構成する
ことができる。
【0021】
【実施例】図1から5までに示した内燃機関は、並行位
置で隣り合って配置された作業シリンダ11,11′と
逆向きに働くピスン12,12′とを有する、空冷式の
2筒式2サイクル機関10である。作業シリンダ内には
シリンダ壁を貫く、燃焼空気もしくは混合気用の流入開
口13と排ガスの流出開口14とが開口している。これ
ら開口は公知の形式で作業ピストン12,12′の上縁
により制御される。しかしながらこれについてはこれ以
上説明することは省略する。
【0022】作業シリンダの上にはこれを上側で閉鎖す
るシリンダヘッド16が受容されている。シリンダヘッ
ドは公知の形式で作業シリンダをシリンダヘッドシール
7を介在させてねじ固定したシリンダヘッドプレート1
8を有し、該シリンダヘッドプレート18には各作業シ
リンダに対して同軸的に、燃料を作業シリンダの燃焼室
へ圧縮して供給するピストン圧縮機20,20′が配置
されている。この場合にはガス状の燃料、燃料−空気混
合物であるが、燃料と燃焼ガス、天然ガス又は水素との
混合物であってもよい。又、前述の混合物は使用可能な
すべての混合物を挙げたものではない。
【0023】燃料圧縮機20,20′はそれぞれ1つの
シリンダブッシュ21,21′とこのシリンダブッシュ
内に軸方向に運動可能に受容された段付きピストン22
とを有するピストン圧縮機である。シリンダブッシュは
切欠き23,23′内にねじ込まれている。該切欠き2
3,23′は両方の作業シリンダ12,12′に対して
同軸的にシリンダヘッドプレート18を通って延びてい
る。シリンダブッシュ21,21′は段の付けられたシ
リンダ孔24,25もしくは24′,25′を備え、し
かもそれぞれ作業シリンダ11,11′とは反対側の孔
24,24′が、作業シリンダ24,24′に面した孔
25,25′よりも小さな直径を有している。シリンダ
孔の段付けされた構成に相応してシリンダ孔に受容され
る段付きピストン22,22′もそれぞれ、所属の作業
シリンダに面した、拡大されたシリンダ孔25,25′
に案内されたピストン区分27,27′と、これに対し
て小さな直径を有するピストンシャフト28とを有して
いる。該ピストンシャフト28は圧縮機シリンダの、作
業シリンダとは離れた孔区分24,24′に流体密に案
内されている。この限りにおいては、図面にはこのシー
ルを行なう2つのピストンリングが圧縮機ピストンあた
り概略的に示されている。
【0024】圧縮機ピストンとは段付きピストンであっ
て、燃料を圧縮するための圧縮室30,30′はシリン
ダブッシュの拡大されたシリンダ孔25,25′の範囲
にある。シリンダブッシュは各作業シリンダに向いた側
はピストン区分27,27′により閉鎖されている。該
ピストン区分27,27′はピストンシャフトに対して
大きな直径を有している。
【0025】両方の作業シリンダ11,11′にシリン
ダヘッド側で配属された燃料圧縮機20,20′の圧縮
機ピストン22,22′は傾倒レバー装置32によって
逆向きに強制連結されている。この強制連結には作業及
び圧縮機シリンダの軸線に対して対称的に軸受軸34を
中心として旋回可能に軸受ブラケット35に受容された
傾倒レバー33が用いられる。この軸受ブラケット35
自体はシリンダヘッドプレート18とねじ係合された控
えボルト36,36′の上に高さ調節可能に配置され、
傾倒レバー33の軸受軸34を形成する。該軸受軸34
はシリンダ軸に対して直角に延びている。傾倒レバーの
、前記軸受軸から離れた方の端部には、燃料圧縮機20
,20′の段付きピストン22,22′が枢着されてい
る。この目的のためには作業シリンダとは反対側で圧縮
機ピストンのピストンシャフト28,28′からフオー
ク状の付加部39,39′が延びており、該付加部39
,39′の間に傾倒レバーの端部38,38′が受容さ
れている。枢着は前述の付加部と傾倒レバーの端部とを
貫く軸受ピン40,40′が行なう。
【0026】傾倒レバーの端部を貫く切欠き42,42
′には偏心軸受43,43′が受容され、該偏心軸受自
体はピストンシャフト28,28′のフオーク状の付加
部39,39′に固定的に支承された軸受ピン40,4
0′により貫かれている。偏心軸受43,43′は段付
きピストンの上方及び下方の運動に際してそれを受容す
る切欠き42,42′内で限られた運動を行なう。これ
によって、傾倒レバー端部が円弧区分の上を移動するた
めに圧縮機ピストンに対する傾倒レバー端部の枢着点に
おいて発生しなければならなかった強制は自動的に回避
されることになる。
【0027】シリンダヘッドプレート18に結合された
軸受ブラケット35に支承された傾倒レバー33を用い
て圧縮機ピストン22,22′が前述の如く強制連結さ
れていることにより、両方の作業シリンダ11,11′
に配属された燃料圧縮機20,20′の圧縮機ピストン
は逆向きの運動しか行なうことができない。
【0028】作業シリンダ11,11′とは反対側では
作業シリンダとねじ結合されたシリンダヘッドプレート
18から、外側の壁区分45が突出している。該壁区分
45は傾倒レバー装置32を受容する中空室46を取囲
んでいる。該中空室46は上側においては前記壁区分と
ねじ結合されたカバー47で閉鎖されている。シリンダ
ヘッドに受容された燃料圧縮機20,20′に対して対
称的に、シリンダヘッドプレート18から上方へ延びる
壁区分45には空気案内通路48,48′が設けられて
いる。空気の代りに作業シリンダ11,11′内には燃
料−空気混合物を導入することができるが、これは内燃
機関の運転形式に相違をもたらすものではない。1つの
空気案内通路48は空気供給導管49と接続されている
のに対し、他方の空気案内通路48′はベンド50に開
口している。該ベンド50は円弧状に下方へ作業シリン
ダ11,11′の範囲に延び、それ自体作業シリンダの
空気流入開口13と接続された分岐部51に接続されて
いる。このような配置によって作業ピストン12,12
′の運動に関連して作業シリンダ11,11′内へ流入
する燃焼空気は傾倒レバー装置32を受容するシリンダ
ヘッドの室46を通して導かれる。さらに空気供給導管
49と結合された空気案内通路48には潤滑油を燃焼空
気内へ噴射する噴射ノズル52が開口している。燃焼空
気に連行された潤滑粒子は内燃機関のクランクケースに
おける部分の潤滑をも行なうことができる。
【0029】特に図2から4までに示すようにシリンダ
ヘッドプレート18及び(又は)燃料圧縮機20,20
′は、ピストンシャフト28,28′を案内するシリン
ダ孔の長さのほぼ中央に半径方向のリング溝54,54
′を備え、それぞれこのリング溝54,54′の範囲に
はシリンダヘッドプレート18を通って延びる横孔55
が開口している。該横孔55にはガス状もしくは蒸発さ
せられた燃料又は添加ガスのための供給導管65並びに
液状の燃料の供給導管66が通じている。もちろんガス
状及び(又は)液状の燃料は他の形式で合わせられ、一
緒に横孔55に侵入することもできる。リング溝からは
周方向に分配されて多数の半径孔57,57′が延びて
いる。該半径孔57,57′は圧縮機ピストンのピスト
ンシャフト28,28′を案内するシリンダ孔24,2
4′内に開口する。適当な数でかつ周方向に分配されて
、ピストンシャフトにはリング溝53,53′と縦溝5
8,58′が形成されている。該縦溝58,58′は、
配属された作業シリンダとは反対側で、各ピストンシャ
フトの上に受容されたピストンリングの前で終っており
、燃料圧縮機の圧縮室30,30′がシリンダブッシュ
に設けられたリング溝54,54′に、圧縮機ピストン
22,22′が下方位置にあるときに接続されるように
、段付きピストンの拡大された区分に向かって延び込ん
でいる。圧縮機ピストンのこの位置は図2と3の左半分
が示している。圧縮機ピストンが前述の下方位置から、
配属された作業シリンダ11,11′とは反対側に向か
って移動すると、オーバフロー通路を形成する縦溝58
,58′の、拡大されたピストン区分27,27′に面
した端部はピストンシャフトを案内するシリンダ孔24
,24′の範囲に達し、これによってピストン圧縮機の
圧縮室30,30′が燃料供給を行なう、シリンダブッ
シュにおけるリング溝54,54′から遮断される。
【0030】図4と図2と図3との左半分には図2の左
側の作業シリンダ11の作業ピッストン12が最下位置
で示されている。この最下位置においては、排ガス流出
開口14と空気流入開口13は開かれている。これらの
開口の配置は作業ピストン12が下降するときにまず排
ガス流出開口14を開放し、作業ピストンが引続き下降
運動するときに空気流入開口13を開放することを示し
ている。したがって排ガス流出開口14を開放したあと
でまず排ガス作業シリンダの燃焼室から流出しかつ接続
された排ガス導管60,60′から作業ピストンが空気
流入開口13を開放する前に流出する。空気流入開口1
3が開放すると噴射された潤滑油を含んだ新鮮空気がま
だ残っている残留排ガスを押し除けて作業シリンダ内に
流入する。
【0031】図2における左側の作業シリンダの作業ピ
ストン12の位置と関連して、この作業シリンダに配属
された燃料圧縮機20の段付きピストン22は同様に最
下位置にある。この最下位置においては別の図示されて
いない燃料供給導管と接続された、シリンダブッシュ2
1におけるリング溝54は半径孔57とリング溝53と
ピストンシャフトにおける縦溝58とを介して燃料圧縮
機の圧縮室と接続される。この運転位置では圧縮機ピス
トン22は、縦溝58の下端が圧縮室30の上端を越え
た瞬間から燃料を圧縮室から吸込む。
【0032】図2には作業シリンダ11が下方に位置し
、該作業シリンダに配属された燃料圧縮機20の段付き
ピストン22が相応して下方に位置している場合に、他
の作業シリンダ11′の作業ピストン12′、ひいては
所属の燃料圧縮機20′の段付きピストン22′が上方
位置にあることが示されている。
【0033】図2の右半分に示された作業ピストン12
′の上方位置においては、この作業シリンダ内に閉じ込
められた燃焼空気は強く圧縮され、この強く圧縮された
燃焼空気の圧力は下側で段付きピストン22′の大きい
方の負荷面62′に作用する。段付きピストン22′は
ピストン圧縮機20′の圧縮室30′に面した小さい方
のリング面63′で、この圧縮室内に閉じ込められたガ
ス状の燃料に作用し、段付きピストン22′の、作業シ
リンダに向いた下縁が圧縮室30′から作業室に向かっ
て延びるオーバフロー開口64′を開放し、強く圧縮さ
れた、その際に加熱した燃料が前記オーバフロー開口を
介して作業シリンダ燃焼室に流入するまでガス状の燃料
を圧縮する。
【0034】圧縮された燃料が同様に圧縮された燃焼空
気内に流入すると自動着火が生じる。燃焼に際して拡が
る燃焼ガスは当該ピストンを下方へ運動させる。他のシ
リンダの作業ピストンは上昇運動を行ない、その際に配
属された作業シリンダ内に閉じ込められた燃焼空気を圧
縮する。一方の作業シリンダにおいて下降する作業ピス
トンが該作業シリンダの排ガス流出開口を通過すると、
この作業シリンダ内に急激な弛緩が生じ、この結果とし
て、配属された燃料圧縮機の段付きピストンが他のピス
トン圧縮機の段付きピストンと強制連結されかつこの段
付きピストンが下側で負荷されることに基づき下降運動
を行なう。この結果、ピストン圧縮機の圧縮室において
燃料が吸入まれるのに対して、同時に他の燃料圧縮機に
おいて燃料の圧縮が行なわれる。
【0035】図6には段付きピストン122の付加部1
39に一方の傾倒レバー端部138を滑子170を介し
て枢着した状態が示されている。該滑子170は傾倒レ
バー133の端部に配置された、傾倒レバー長手方向に
延びる長孔171内に往復運動可能に受容されている。 滑子は170は段付きピストンの付加部に固定的に支承
され軸受ピン140により貫かれ、傾倒レバーにおける
段付きピストンの本来の枢着点を形成している。傾倒レ
バー端部における長孔171に往復運動可能に受容され
た滑子によっては、前述の実施例における偏心軸受43
,43′によるように傾倒レバーがその軸受軸を中心と
して旋回する場合の強制が回避される。
【0036】図7の実施例は傾倒レバー233の端部と
燃料圧縮機の段付きピストン22のシャフトとの間にリ
ンク274が配置され、同じように傾倒レバー端部と段
付きピストン付加部とに、それぞれ1つの軸受ピン24
0,275を介して枢着されている。このリンク274
は圧縮機シリンダの軸の方向に、ひいては段付きピスト
ンの運動方向に延びている。傾倒レバー端部と前述のリ
ンクとの結合を行なう軸受ピン240により形成された
枢着点が、傾倒レバーの枢着軸を中心として傾倒レバー
が上方及び下方へ運動する場合に、円弧軌道の上を移動
するので、リンクは運転中に段付きピストン付加部にお
ける枢着軸を中心としてわずかな旋回運動を行ない、こ
れによって強制が回避される。
【0037】図8に示された実施例においても傾倒レバ
ー333の端部338は段付きピストン322の付加部
に、軸受ピン375を介して枢着されたリンク374と
段付きピストン付加部の球皿376に受容された支承球
377とを介して結合されている。支承球377は球皿
376に段付きピストン付加部の上にねじ篏められたキ
ャップ378で保持されている。該キャップ378はキ
ャップナットの形式で構成されている。支承球377か
ら突出するシャフト379はキャップ378を貫き、リ
ンク374の、軸受ピン375から離れた端部とねじ結
合され、カウンタナット380で確保されている。段付
きピストンの付加部における枢着点が球継手として構成
されていることによって燃料圧縮機の段付きピストンは
その縦軸線を中心として回動可能である。段付きピスト
ンは、配属された作業シリンダの燃焼室に向いた側に、
傾斜して延びる制御縁382を有している。この制御縁
382によって、段付きピストンがその縦軸線を中心と
して回動させられることにより、燃料圧縮機の圧縮室か
ら、配属された作業シリンダの燃焼室へのオーバフロー
通路の開放時点の調節、ひいてはこの作業シリンダの燃
焼室への燃料の供給の制御並びに燃料の圧縮と加熱の制
御が可能である。
【0038】図9の実施例においては段付きピストン4
22の付加部はラック480を備え、傾倒レバー433
の端部は該ラック480と協働する歯付きセグメント4
81として構成されている。該歯付きセグメントのピッ
チ円中心点は傾倒レバー旋回軸に位置しているので、こ
の実施例においては傾倒レバーの運動に際して強制を回
避する手段は必要ではない。
【0039】これまでに記述した実施例においては軸受
軸を中心として旋回可能な傾倒レバーにより強制連結さ
れた両方の燃料圧縮機の段付きピストンは、各作業シリ
ンダの燃焼室に向いた面が交互に負荷されることだけに
よって駆動される。これに対して図10には外部駆動装
置を有する実施例が示されている。この実施例では互い
に相関する2つの燃料圧縮機の強制連結され段付きピス
トンは内燃機関のカム軸500から駆動力を取出して外
部から駆動される。この外部駆動装置はピストン圧縮機
による燃料の圧縮を助け、ピストン圧縮機による運動を
安定化し、燃焼プロセスの経過の正確な制御を行なう。
【0040】この実施例においては、段付けピストンの
強制連結を行なう傾倒レバーは軸受軸534の上に回転
不能に受容されている。この軸受軸534の上にはこの
傾倒レバーから間隔をおいて別の傾倒レバー501が配
置されている。この第2の傾倒レバーは自体公知の形式
で偏心カム502,502′を備えたカム軸500によ
り突き棒503,503′とカム円板従動子としてのロ
ーラ505,505′を有するタペット504,504
′とを介して駆動される。遊びを補償するためにはこの
駆動系には公知の形式で調節ねじ506,506′が設
けられている。これについての詳細な説明は省略する。
【0041】カム軸500から駆動力を取出す第2の傾
倒レバー501の駆動は、第2の傾倒レバーが段付きピ
ストンの強制連結を行なう傾倒レバーに回動不能に結合
されていることに基づき段付きピストンに伝達され、配
属された作業シリンダの燃焼室に向いた圧縮機ピストン
の負荷面の負荷を助けるように作用する。
【0042】図11に示された実施例も内燃機関のカム
軸600から、駆動力を取出して、第1の傾倒レバー6
33を用いて強制連結された段付きピストン622,6
22′を駆動する外部駆動装置が示されている。この場
合には1つの段付きピストンの付加部に枢着軸608を
中心として旋回可能な別の傾倒レバー601が係合し、
該傾倒レバー601が突き棒603と、カム軸600の
偏心カム602に係合する從動子605を有するタペッ
ト604を介して駆動される。第2の段付きピストンの
外部駆動装置は同じ形式で構成されかつこの外部駆動装
置に配属された別の傾倒レバー601′は図面に示され
た傾倒レバー601と同じ軸受軸608に受容されかつ
カム602′により駆動される。
【0043】図12には傾倒レバー733を介して強制
連結された段付きピストン722,722′の、図11
に示された外部駆動装置と二者択一的に使用される外部
駆動装置が示されている。該外部駆動装置は上方に位置
するカム軸700から駆動力を取出す。図示の傾倒レバ
ー701はその一端で当該段付きピストンの付加部に作
用し、他端で枢着軸708を用いて、調節可能なタペッ
ト707に旋回可能に支承されている。この傾倒レバー
の長さのほぼ中央において傾倒レバーにはカム軸700
の当該の偏心カム702と協働する従動ローラ705が
配置されている。互いに対を成して配属しあう燃料圧縮
機の第2の段付きピストンに作用する外部駆動装置は同
じ形式で構成されているが、図示の傾倒レバー装置のう
しろに位置しかつカム702′によって駆動される。
【0044】図10から図12の実施例は段付きピスト
ンの外部駆動装置の、カム軸から取出された運動の機械
的伝達に関するものであるが、図13は液圧式の伝達系
を有する外部駆動装置を示している。したがって、従動
ローラ805,805′を介してカム軸800の偏心カ
ム802,802′と協働するタペット804,804
′は油圧ポンプとして構成され、それぞれ1つの油圧導
管809,809′を介して油圧シリンダ810,81
0′と作用結合されている。該油圧シリンダ809,8
09′は軸受軸834を中心として旋回可能に支承され
た傾倒レバー833によって強制連結された圧縮機ピス
トン822,822′の付加部に直接的に係合し、圧縮
機ピストンを油圧媒体負荷に関連して駆動する。傾倒レ
バー端部は図6で説明した形式で縦ガイドに受容された
滑子を介して圧縮機ピストンの付加部に枢着されている
。各油圧媒体系は付加的に調節可能な緩衝器811,8
11′を備えており、両方の油圧媒体系は共通の油圧媒
体供給導管812に逆止弁813,813′を介して接
続されている。該逆止弁により油圧媒体系は油圧媒体で
充たされるが供給導管に向かっては遮断される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の2筒内燃機関をシリンダカバーを除い
て上から示した図。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図。
【図3】図2の1部の拡大図。
【図4】図2のIV−IV線に沿った断面図。
【図5】図2のV−V線に沿った断面図。
【図6】傾倒レバー端部における長孔切欠き内に滑動可
能に受容された滑子を介して傾倒レバーに枢着された圧
縮機ピストンを示した図。
【図7】中間接続されたリンクを用いて圧縮機ピストン
に枢着された傾倒レバー端部を示した図。
【図8】同様にリンクを介して圧縮機ピストンに枢着さ
れた傾倒レバー端部を示した図。
【図9】圧縮機ピストンに配属されたラックと該ラック
と協働する、傾倒レバーに設けられた歯付きセグメント
とを介して圧縮機ピストンと強制連結された傾倒レバー
を示した図。
【図10】強制連結された2つの圧縮機ピストンのため
の、内燃機関のカム軸から駆動力が取出される外部駆動
装置を示した図。
【図11】図10に示した外部駆動装置と二者択一的に
用いられる外部駆動装置を示した図。
【図12】上方に位置するカム軸から駆動力が取出され
る外部駆動装置を示した図。
【図13】内燃機関のカム軸から駆動力が取出される、
強制連結された2つの圧縮機ピストンを駆動する、油圧
式の外部駆動装置を示した図。
【符号の説明】
10    2筒型2サイクル機関 11,11′    作業シリンダ 12,12′    ピストン 13    流入開口 14    流出開口 16    シリンダヘッド 17    シリンダヘットシール 18    シリンダヘッドプレート 20,20′    ピストン圧縮機 21,21′    シリンダブッシュ22,22′ 
   段付きピストン 23,23′    切欠き 24,24′、25,25′    シリンダ孔27,
27′ピストン区分 30,30′    圧縮室 32    傾倒レバー装置 33    傾倒レバー 39,39′    付加部 40,40′    軸受ピン 42,42′    切欠き 43,43′    偏心軸受 47    カバー 48,48′    空気案内通路 49    空気供給通路 50    ベンド 54    リング溝 55    横孔 57    半径孔 58    縦溝 60,60′排ガス導管 122    段付きピストン 133    傾倒レバー 139    付加部 170    滑子 171    長孔 222    段付きピストン 233    傾倒レバー 322    段付きピストン 333    傾倒レバー 374    リンク 382    制御縁 422    段付きピストン 433    傾倒レバー 480    ラック 481    歯付きセグメント 500    カム軸 501    傾倒レバー 502,502′    偏心カム 503,503′    突き棒 504,504′    タペット 505,505′    ローラ 506,506′    調節ねじ 600    カム軸 622,622′    段付きピストン633   
 傾倒レバー 722,722′    段付きピストン733   
 傾倒レバー 800    カム軸 802,802′    偏心カム 804,804′    タペット 809,809′    油圧導管 810,810′    油圧シリンダ811    
緩衝器 813,813′    逆止弁

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ガス状及び(又は)液状の燃料で運転
    するためのピストン内燃機関であって、燃料供給系を有
    し、該燃料供給系が燃料を圧縮するために作業シリンダ
    あたり該作業シリンダのシリンダヘッド側に配属された
    、圧縮機シリンダを有するピストン圧縮機と圧縮機シリ
    ンダ内に受容された段付きピストンとを有し、該段付き
    ピストンの大きい方の面が配属された作業シリンダの燃
    焼室の圧力で負荷されており、該段付きピストンが小さ
    い方の面で作業シリンダの燃焼室において圧力が上昇す
    ると燃料を圧縮するようになっており、ピストン圧縮機
    の圧縮室と作業シリンダの燃焼室との間を延びる少なく
    とも1つのオーバフロー通路が設けられており、該オー
    バフロー通路が段付きピストンの案内路に位置しかつこ
    のピストンの制御縁により遮断もしくは開放される燃焼
    室への開口を少なくとも1つ有している形式のものにお
    いて、互いに逆向きに運動可能な作業ピストン(12,
    12′)を有するそれぞれ2つの作業シリンダ(11,
    11′)が互いに相関関係にあり、該作業シリンダのピ
    ストン圧縮機の段付きピストン(22,22′)が逆向
    きに強制連結されていることを特徴とする、ピストン内
    燃機関。
  2. 【請求項2】  互いに相関関係にある作業シリンダの
    ピストン圧縮機の段付きピストン(22,22′)がそ
    れぞれ傾倒レバー(33)を介して機械的に逆向きに強
    制連結されている、請求項1記載のピストン内燃機関。
  3. 【請求項3】  圧縮機シリンダのシリンダ軸線に対し
    て直角に延びる軸線(34)を中心として旋回可能な傾
    倒レバー(33)の端部(38,38′)が圧縮機ピス
    トン(22,22′)の付加部(39,39′)に枢着
    されており、該付加部(39,39′)が配属された作
    業シリンダ(11,11′)とは反対側に突出しており
    、該ピストン付加部と傾倒レバー端部との間の枢着範囲
    に、自動的に働く手段が、傾倒レバー運動に際しての強
    制を補償するために設けられている、請求項2記載のピ
    ストン内燃機関。
  4. 【請求項4】  傾倒レバー(33)の運動に際して強
    制を補償するための手段として傾倒レバー(33)の端
    部(38,38′)が自動的に調節される偏心軸受を介
    してピストン付加部(39,39′)に枢着されており
    、枢着を行なう軸受ピン(40,40′)により貫かれ
    たそれぞれ1つの偏心スリーブ(43,43′)が自由
    に回転可能に傾倒レバー又はピストン付加部における軸
    受切欠き(42,42′)に受容されている、請求項3
    記載のピストン内燃機関。
  5. 【請求項5】  傾倒レバー(133)の運動に際して
    強制を補償する手段として、傾倒レバー(133)の端
    部がそれぞれ圧縮機ピストンの案内に対して横方向に運
    動可能で、それ自体、枢着軸を形成する軸受ピン(14
    0)により貫かれた滑子(170)を介してピストン付
    加部に枢着されている、請求項3記載のピストン内燃機
    関。
  6. 【請求項6】  滑子(170)が傾倒レバー長手方向
    に延びる、傾倒レバー端部の長孔ガイド(171)に受
    容されており、これに従って軸受ピンがピストン付加部
    に固定的に支承されている、請求項5記載のピストン内
    燃機関。
  7. 【請求項7】  傾倒レバーの端部が圧縮機ピストンの
    付加部に、一方では傾倒レバー(233)にかつ他方で
    は当該ピストン付加部に枢着された、ほぼ所属の圧縮機
    シリンダの軸方向に延びるリンク(274)を介して枢
    着されている、請求項3記載のピストン内燃機関。
  8. 【請求項8】  それぞれ1つのピストン付加部を傾倒
    レバー端部と結合するリンク(374)が一端で、球継
    手(376,377)により、他端で軸受ピン(375
    )により枢着されている、請求項7記載のピストン内燃
    機関。
  9. 【請求項9】  リンク(374)のピストン付加部側
    の端部が軸受球(377)を備えかつ該軸受球(377
    )がピストン付加部の軸受皿(376)に受容されてい
    る、請求項8記載のピストン内燃機関。
  10. 【請求項10】  傾倒レバー(433)の端部が歯セ
    グメント(481)として構成されており、該歯セグメ
    ント(481)と噛合うラック(480)がピストン付
    加部に配置されている、請求項1又は2記載のピストン
    内燃機関。
  11. 【請求項11】  燃料圧縮機の逆向きに傾倒レバーを
    介して強制連結された段付きピストンがカム軸から駆動
    される外部駆動装置により駆動される、請求項2から1
    0までのいずれか1項記載のピストン内燃機関。
  12. 【請求項12】  外部駆動装置がタペット(504,
    504′)と突き棒(503,503′)とを介してカ
    ム軸(500)から駆動される傾倒レバー(501)を
    有し、傾倒レバー(501)が段付きピストンの強制連
    結を行なう傾倒レバーと共に回動不能に共通の軸受軸(
    534)の上に配置されている、請求項11記載のピス
    トン内燃機関。
  13. 【請求項13】  外部駆動装置が燃料圧縮機あたり、
    カム軸(600)により駆動された、各段付きピストン
    のピストン付加部に係合する1つの傾倒レバー(601
    ,601′)を有している、請求項11記載のピストン
    内燃機関。
  14. 【請求項14】  燃料圧縮機のピストン付加部に係合
    する傾倒レバー(701,701′)が上方に位置する
    カム軸(700)により駆動されかつそれぞれ1つのロ
    ーラをカム従動子として備えている、請求項13記載の
    ピストン内燃機関。
  15. 【請求項15】  外部駆動装置を構成する傾倒レバー
    (701,701′)の、燃料圧縮機の段付きピストン
    とは反対側の端部が、調節可能な枢着点(708,70
    8′)に支承されている、請求項14記載のピストン内
    燃機関。
  16. 【請求項16】  外部駆動装置を構成する傾倒レバー
    (701,701′)の、段付きピストンとは反対側の
    端部が、調節可能なタペット(707,707′)に枢
    着されている、請求項15記載のピストン内燃機関。
  17. 【請求項17】  それぞれ1つの、カム軸(800)
    により駆動されたポンプ(804,804′)と、それ
    ぞれ1つの、それぞれ1つのポンプと液圧導管(809
    ,809′)を介して作用的に結合された、ピストン付
    加部に作用する液圧シリンダ(810,810′)とを
    有する、液圧式に作用する外部駆動装置を有している、
    請求項11記載のピストン内燃機関。
  18. 【請求項18】  各液圧導管(809,809′)内
    に調節可能な緩衝部材(811,811′)が接続され
    ている、請求項17記載のピストン内燃機関。
  19. 【請求項19】  機械のクランク軸に対してカム軸(
    500,600,700,800)の回転角が燃焼室へ
    の燃料供給の開始を選択的に変化させることを目的とし
    て調節可能である請求項11から18までのいずれか1
    項記載のピストン内燃機関。
  20. 【請求項20】  外部駆動装置を構成するカムが、燃
    焼室への燃料の供給がそれぞれ所定の法則に従って行な
    われるように構成されている、請求項11から19まで
    のいずれか1項記載のピストン内燃機関。
JP3079011A 1990-04-12 1991-04-11 ピストン内燃機関 Pending JPH04228871A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4011862A DE4011862C2 (de) 1990-04-12 1990-04-12 Kolbenbrennkraftmaschine
DE4011862.2 1990-04-12

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04228871A true JPH04228871A (ja) 1992-08-18

Family

ID=6404288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3079011A Pending JPH04228871A (ja) 1990-04-12 1991-04-11 ピストン内燃機関

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5136995A (ja)
EP (1) EP0451466B1 (ja)
JP (1) JPH04228871A (ja)
DE (1) DE4011862C2 (ja)
ES (1) ES2049054T3 (ja)
RU (1) RU1838642C (ja)
UA (1) UA13128A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4334533A1 (de) * 1993-10-09 1995-04-13 Kloeckner Humboldt Deutz Ag Gemischbildungs- und Brennverfahren für eine Dieselbrennkraftmaschine und Dieselbrennkraftmaschine zur Durchführung des Verfahrens
IT1269717B (it) * 1994-02-02 1997-04-15 Piaggio Veicoli Europ Disposizione compatta di testata per motori a combustione interna,in particolare a due cilindri
CN106285934B (zh) * 2015-05-19 2019-11-08 高阳 一种二冲程均质压燃往复式直线发动机
CN106285783B (zh) * 2015-05-19 2019-10-29 高阳 水平对置气缸活塞往复式汽轮机
CN107228060B (zh) * 2016-03-24 2019-03-22 王佐良 摇臂式双缸打抽气机

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL19047C (ja) * 1900-01-01
DE182649C (ja) *
FR431809A (fr) * 1911-06-27 1911-11-21 Antoine Jean Baptiste Jaubert Moteur à explosion à détente complète à deux pistons
GB103470A (ja) * 1916-01-17 1917-10-18 Binche Georges
GB181500A (en) * 1921-03-16 1922-06-16 Nelson Edward Davies Improvements in or relating to internal combustion engines
DE377318C (de) * 1921-12-04 1923-06-16 Moteurs Salmson Systeme Canton Drehgelenk fuer den um einen zylindrischen Zapfen schwingenden Ventilhebel von Explosionsmotoren
US1679794A (en) * 1925-11-09 1928-08-07 Herman A Schatz Valve gear
US2230920A (en) * 1936-08-31 1941-02-04 Wirtsen Ernst Injection valve for internal combustion engines
US2385239A (en) * 1943-02-08 1945-09-18 Samuel A Unsworth Diesel engine fuel injector
DE898825C (de) * 1950-08-02 1953-12-03 Gertrud Schnuerle Zweitakt-Brennkraftmaschine
US2799263A (en) * 1954-11-24 1957-07-16 Louis O French Fuel injection apparatus
DE2826807A1 (de) * 1978-06-19 1979-12-20 Werner Mayer Verfahren zum betreiben einer brennkraftmaschine und brennkraftmaschine zum durchfuehren dieses verfahrens

Also Published As

Publication number Publication date
UA13128A (uk) 1997-02-28
RU1838642C (ru) 1993-08-30
ES2049054T3 (es) 1994-04-01
EP0451466B1 (de) 1994-01-19
EP0451466A1 (de) 1991-10-16
DE4011862C2 (de) 1995-04-27
US5136995A (en) 1992-08-11
DE4011862A1 (de) 1991-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5136987A (en) Variable displacement and compression ratio piston engine
US6412273B1 (en) Continuous-combustion piston engine
EP0303649B1 (de) Pendelkolbenmaschine
US7334548B2 (en) Piston joint
US6913447B2 (en) Metering pump with varying piston cylinders, and with independently adjustable piston strokes
US7007589B1 (en) Piston assembly
US6854377B2 (en) Variable stroke balancing
US20060096810A1 (en) Lubrication oil supply structure
JPS58500034A (ja) 可変リフト形カムフォロワ−
RU2471078C2 (ru) Устройство и способ управления клапанами
AU2240500A (en) Piston engine balancing
KR940006047B1 (ko) 2행정 사이클 엔진에 대한 배기제어 밸브 및 그 사용방법
JPH04228871A (ja) ピストン内燃機関
JP4491683B2 (ja) ピストンコンプレッサ
US6988470B2 (en) Swash plate combustion engine and method
JP7058889B2 (ja) 内燃エンジン
CA2403178C (en) Piston engine
US4391233A (en) Internal-combustion engine
US4753580A (en) Fuel injection pump with control rod supported by a self-aligning bearing
US2914049A (en) Internal combustion engines
JPH0639058Y2 (ja) エンジン
WO2022233690A1 (en) An internal combustion engine and a method of operating the internal combustion engine
WO2004022947A1 (de) Hubkolbenbrennkraftmaschine und verfahren zu deren steuerung
DE10247197A1 (de) Hubkolbenbrennkraftmaschine und Verfahren zu deren Steuerung
JPS61294112A (ja) 内燃機関の吸気動弁装置の吸気閉弁時期遅角装置