JPH04227920A - ポリマーポリオール分散剤中でのポリエチレン性不飽和モノマーの使用 - Google Patents

ポリマーポリオール分散剤中でのポリエチレン性不飽和モノマーの使用

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JPH04227920A
JPH04227920A JP3136931A JP13693191A JPH04227920A JP H04227920 A JPH04227920 A JP H04227920A JP 3136931 A JP3136931 A JP 3136931A JP 13693191 A JP13693191 A JP 13693191A JP H04227920 A JPH04227920 A JP H04227920A
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polyol
monomer
dispersant
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JP3136931A
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John E Hayes
ジョーン イー ヘイズ
Robert G Gastinger
ロバート ジー ギャスチンガー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ポリウレタン組成物の
合成において有用なポリマーポリオールに関し、一面で
は、特にポリエチレン性不飽和モノマーからのポリマー
を含む新規な分散剤に関し、この分散剤はポリマーポリ
オール中で使用される。 【0002】 【従来の技術】ポリイソシアネートとポリヒドロキシ含
有化合物とを適当な触媒の存在下で反応させて得られた
ポリウレタンフォームは、家具、自動車などのクッショ
ン用の詰物材料として広く利用されている。また、ポリ
ウレタンフォームはスポンジ、個人的な看護・衛生用品
および特殊包装材料としても使用されている。ポリオー
ルとポリイソシアネートとを触媒および恐らくは他の成
分の存在下で反応させてポリウレタンを製造する際のポ
リオールの使用はよく知られている。スラブウレタンフ
ォームのような軟質ポリウレタンフォームのための慣用
ポリオールは、一般に多価アルコールとアルキレンオキ
シド(通常エチレンオキシドおよび/またはプロピレン
オキシド)とを約2,000−5,000またはそれ以
上の分子量へ反応させることにより製造できる。ポリオ
ールは生成するポリウレタンの性質を改良しようとして
多くの方法で、例えばポリオール成分としてポリマーポ
リオールを使うことにより、改良されてきた。慣用ポリ
オールはこれらのポリマーポリオール中で分散媒体また
は基剤ポリオールとして使用される。 【0003】例えば、ポリオールの性質を改良し、結果
的に生成するフォームの性質を改良するために、慣用ポ
リオール中のスチレン、アクリロニトリルまたはこれら
の混合物(SANと略記される)のようなビニル化合物
のポリマーの、あるいはトルエンジイソシアネート(T
DI)とヒドラジンから製造されたポリマーのようなポ
リ尿素ポリマーの分散体が考えられた。比較的高い耐力
特性(ILD−押込荷重撓み、およびCFD−圧縮荷重
撓み)をもつポリウレタンフォームはこの方法で製造す
ることができる。もしも安定で低粘度のポリマーポリオ
ールを作ることができたら良いだろう。安定性はポリウ
レタンフォームの製造に使用する前のポリオールの貯蔵
寿命にとって重要である。ポリマーポリオールが安定化
されないと、それらは相分離を受け易いことがよく知ら
れている。ポリマーを分散状態に保つために、しばしば
分散剤が用いられる。また、高容量フォーム製造装置内
へのポンプ輸送を可能にするために、良好な品質のポリ
オールにとって粘度が低いことと粒子サイズが小さいこ
とが重要である。 【0004】さらに、大きいSAN比をもつスチレン/
アクリロニトリルポリマーポリオールを合成することが
できたら良いだろう。これらのポリマーポリオールにお
いてアクリロニトリルをスチレンで置き換えると、ポリ
ウレタン硬化中の変色を防ぐことができ、また生成した
フォームの難燃性を改良することができる。しかしなが
ら、ポリマーポリオールの安定性はスチレン/アクリロ
ニトリル比が高くなるにつれて低下する。粘度や粒子サ
イズも一般に高スチレン含量によって悪影響を受ける。 【0005】ポリオールの存在下でモノマー類を重合さ
せて分散剤(これはその後ポリマーポリオール調製物中
で使用される)を製造することは知られている。例えば
、国際出願WO87/03886および米国特許第47
45153号は、ビニル末端基付きポリオール付加物を
単独で、あるいはエチレン性不飽和モノマーまたはモノ
マー混合物と共に、溶剤としての活性水素含有化合物の
存在下で単独重合または共重合させること、および予備
形成分散剤としてそれらを使用することを教示している
。米国特許第4242249号および同第435078
0号には、エチレン性不飽和モノマーまたはこの種のモ
ノマーの混合物から成るアンカー部分とプロピレンオキ
シドポリマーから成る溶媒和可能部分のコポリマーから
成る予備形成安定剤が開示されている。これらの生成物
には一官能価物質だけが使用されている。 【0006】また、Ramlowらの米国特許第432
7005号および同第4334049号を参照されたい
。これらはポリマーポリオール用の予備形成安定剤とし
てスチレン/アリルアルコールコポリマーのアルキレン
オキシド付加物を教示している。この安定剤はグラフト
コポリマー分散体または微細な固形ポリマーの形をとる
ことができる。 【0007】当分野では、ポリマーポリオール用の分散
剤はポリオールをそれらのヒドロキシル基を介して一緒
にカップリングすることにより製造できることが知られ
ている。例えば、米国特許第4357430号は、ポリ
オールとポリイソシアネートの反応生成物から成るカッ
プリングされたポリオールが分散剤として適しているこ
とを教示している。米国特許第4831076号は、ポ
リマーポリオールの分散剤として使用される、ポリオー
ルと少なくとも2個の官能基(ポリオールのヒドロキシ
ル基と反応しうる官能基)をもつカップリング剤との反
応により得られた改質ポリオールを開示している。 【0008】当分野においては、高スチレン含量のポリ
マーポリオールが望ましいが、それを安定した形で製造
することは困難であることがよく知られている。基剤ポ
リオール中でのポリエチレン性不飽和モノマーの重合反
応生成物はそれら自体、比較的高いスチレン含量をもつ
がさらに良好な安定性、小さい粒子サイズおよび低い粘
度を有するポリマーポリオールを製造する際の分散剤と
して有用であることが見いだされた。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ポリ
エチレン性不飽和モノマーを使って製造されるが、効果
的であるためにはほんの少量のモノマーを必要とするだ
けでよいポリマーポリオール分散剤を提供することであ
る。 【0010】本発明の他の目的は、効果的であるために
はポリマーポリオール中に少量存在するだけでよいポリ
マーポリオール分散剤を提供することである。本発明の
更なる目的は、ヒドロキシル基を介してのポリオールの
カップリングを必要としないポリマーポリオール分散剤
を提供することである。 【0011】本発明のこれらの目的および他の目的を実
施する場合、1つの形態では、遊離基反応により、少な
くとも2つのエチレン性不飽和部を有する少なくとも1
種のモノマーをポリオールの存在下で重合させる方法に
よって製造されたポリマーポリオール分散剤が提供され
る。 【0012】 【課題を解決するための手段】ポリエーテルポリオール
の高固形分、高スチレンのスチレン/アクリロニトリル
(SAN)分散体を製造するために使用できる新しいク
ラスのポリマーポリオール分散剤を製造しうることが見
いだされた。これらの分散剤はポリオールの存在下での
マルチ−またはポリエチレン性不飽和モノマーの遊離基
重合により製造される。本発明の分散剤は、分散剤中に
ほんの少量の多官能価モノマーを必要とするだけであり
、さらに分散剤が非常に活性であるので、SANポリマ
ーポリオールを製造するのに全ポリオールの百分率とし
てほんの少量の分散剤を必要とするだけでよいという利
点を有する。その上、これらの分散剤の合成はヒドロキ
シル基を介したポリオールのカップリング(ポリオール
を魅力的な代替物質にする)を必要としない。 【0013】モノマーは少なくとも2つの反応性エチレ
ン部または不飽和部、すなわち遊離基反応において反応
性である少なくとも2つの炭素−炭素二重結合をその分
子中にもたねばならない。このような物質には、制限す
るものではないが、ポリエチレン性不飽和マレイミドお
よびポリエチレン性不飽和アクリレートが含まれる。 【0014】ポリエチレン性不飽和モノマーは次の構造
:化43、化44および化45 【0015】 【化43】 【0016】 【化44】 【0017】 【化45】 【0018】〔式中、Rはアルキル、アリール、アルキ
ルアリール基およびヘテロ原子含有基により結合された
アルキル、アリールまたはアルキルアリール基より成る
有機基の群から選ばれ;R′は水素またはメチルであり
;そしてnは少なくとも2である〕を有する。一面にお
いて、Rは次式:化46、化47、化48および化49 【0019】 【化46】 【0020】 【化47】 【0021】 【化48】 【0022】 【化49】 【0023】〔式中、XはO、SO2 、C=O、CH
3 、C(CH3 )2 、およびC(CF3 )2 
より成る群から選ばれ;yは約1から約24までの範囲
であり;zは約1から約100までの範囲であり;そし
てBは水素およびメチルより成る群から選ばれる〕より
成る群から選ばれる。モノマーは2個のマレイミド基を
もっているビス−マレイミドであることが好適であるが
、先に教示したように、それは2個より多くもっていて
もよい。 【0024】好適なエチレン性不飽和モノマーの別のク
ラスはポリオールの(メト)アクリル酸エステルであり
、制限するものではないが、トリメチロールプロパント
リアクリレート(TMPTA);トリメチロールプロパ
ントリメタクリレート;エトキシル化トリメチロールプ
ロパントリアクリレート;グリセリルプロポキシトリア
クリレート;プロピレングリコールジアクリレート;エ
チレングリコールジアクリレート;エチレングリコール
ジメタクリレート;エチレングリコールジアクリレート
;テトラエチレングリコールジアクリレート;トリエチ
レングリコールジメタクリレート;トリプロピレングリ
コールジメタクリレート;ポリプロピレングリコールジ
アクリレート;ポリエチレングリコールジアクリレート
;ブタンジオールジアクリレート;ブタンジオールジメ
タクリレート;ペンタエリトリトールトリアクリレート
;ペンタエリトリトールテトラアクリレート;エトキシ
ル化ビスフェノールAジアクリレート;ヘキサンジオー
ルジアクリレート;ジペンタエリトリトールモノヒドロ
キシペンタアクリレート;ネオペンチルグリコールジア
クリレート;ネオペンチルグリコールジメタクリレート
;トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートト
リアクリレートのような物質が含まれる。その他の適当
なポリエチレン性不飽和モノマーにはジアリルカーボネ
ート;ジアリルマレエート;ジアリルフタレート;ジア
リルエーテル;ジビニルベンゼンなどが含まれる。 【0025】もちろん、上に示した広範な定義に入る物
質であって、はっきりと名を挙げられていない物質もこ
こに含まれる。これらのモノマーの混合物も意図される
。分散剤の製造はポリオール中でポリエチレン性不飽和
モノマーを重合させることにより達成できる。分散剤の
製造は多方面にわたる。ポリエチレン性不飽和モノマー
の含量は、全分散剤に基づいて、約0.1−10重量%
の範囲を必要とするにすぎない。正確な含量はポリオー
ル、反応条件、およびモノマーの反応性に応じて変化し
うる。場合により、若干のモノエチレン性不飽和モノマ
ーをポリエチレン性不飽和モノマーと一緒に加えてもよ
い。分散剤の製造は約60−180℃の範囲の温度で実
施され、好適な温度範囲は約90−140℃である。 触媒の種類および濃度はポリマーポリオールの製造につ
いて記載したものと同じでありうる。ポリオールへのモ
ノマーのグラフト化を促進する条件を使うことが好適で
ある。この反応は溶剤の存在下で行うことができる。用
いるポリオールもポリマーポリオールについて記載した
ものと同じでありうる。一般に、高分子量ポリオールお
よび高官能価ポリオールは良好な分散剤をもたらす。本
発明の一面において、ポリオールは誘導された不飽和部
を含む必要がない。本発明の別の面において、ポリオー
ルは誘導された不飽和部を含んでいてもよい。 【0026】ポリマーポリオール分散体それら自体を製
造するための温度・圧力の反応条件は、ポリマーポリオ
ールが必要とする希望の規格値を満たすように本発明の
実施者により選択される。約0−50psigの圧力範
囲および約50−150℃の温度がポリマーポリオール
を製造するための代表的な、しかし限定的でない条件で
ある。 【0027】ポリマーポリオールを製造する場合、これ
らの分散剤は非常に活性であり、従って比較的少量で、
例えば全組成物に基づいて約0.5−30重量%、好ま
しくは約2−20重量%、最も好ましくは約2−10重
量%の量で使用されることが見いだされた。得られるポ
リマーポリオールの固形分は約10−55重量%、好ま
しくは約20−45重量%の範囲で変化する。スチレン
/アクリロニトリル比は、これらが用いるモノマーであ
るとき、固形分に応じて約40/60−100/0の範
囲で変化しうるが、75/25がより一般的である。 【0028】ポリマーポリオールのための基剤ポリオー
ルは用いるポリオール物質の主要部であるのに対し、分
散剤は用いる全ポリオール物質の少量部である。全基剤
ポリオール(複数に分けた部分を用いる場合は全ての部
分を含む)対分散剤の比は約50/50−99/1、好
ましくは約70/30−99/1の範囲で変化しうる。 【0029】反応器内容物への供給材料流の適当な添加
時間はどれも使用でき、例えば添加時間は0.5−4.
0時間、好ましくは1−2.5時間の範囲である。全反
応剤の重量%としての重合開始剤の割合は約0.05−
5.0重量%、好ましくは約0.1−1.0重量%の範
囲である。 【0030】本発明のポリマーポリオールを製造するた
めの反応器はバッチ反応器、半バッチ反応器、または1
以上の連続攪拌タンク反応器(CSTR)でありうる。 本発明の一面において、半バッチ反応器を使う場合、分
散剤は初期反応器装填材料のすべてを占めていてよい。 また、初期反応器装填材料は分散剤と基剤ポリオールの
第一部分から成っていてもよい。分散剤は基剤ポリオー
ルの第一部分を使って最高1:50の比へ希釈すること
ができ、基剤ポリオールの残部は第二部分として供給材
料と一緒に添加される。好適な実施態様において、2つ
の部分に分けた基剤ポリオールを用いる場合、第一部分
は第二部分よりも少ない。2つの部分に分けた基剤ポリ
オールを用いる場合、第一部分対第二部分の比は1/9
9−50/50、好ましくは10/90−35/65の
範囲でありうる。分散剤は初期反応器装填材料と一緒に
添加するとき最も効果的であるが、一部を供給材料と一
緒に添加しても効果的である。反応器中の分散剤は高い
初期濃度をもつことが望ましいが、約5%程度に低い初
期濃度でも有効であり、一般には約10−30%である
。本発明の別の面において、CSTRを使用する場合、
基剤ポリオールを2つの部分に分けて添加する必要はな
く、一度に加えることができる。本発明のさらに別の面
では、例えば特定の順序の材料添加が有利である場合、
連続した2以上のCSTRが効果的に利用される。 本発明分散剤の強力な性質のために、この方法に従って
製造されるポリマーポリオールは一段CSTRで行うこ
ともできると期待される。いくつかの場合には、1つの
CSTRの使用が特に好適であるかもしれない。 【0031】より詳細には、本発明の一面において、分
散剤ポリオールと基剤ポリオールは同じであっても異な
っていてもよく、約500−15,000の分子量、好
ましくは約2000−10,000の分子量を有し、一
般には複数の反応性水素をもつ開始剤と1種以上のアル
キレンオキシドとの反応により製造される。適当な開始
剤には、制限するものではないが、グリセリン、アルカ
ノールアミン、アルキルアミン、アリールまたは芳香族
アミン、スクロース、ソルビトール、トリメチロールプ
ロパン(TMP)、α−メチルグルコシド、β−メチル
グルコシドまたは他のメチルグルコシド、メチレンジア
ニリンまたはビスフェノールAのようなフェノール、ア
ニリンおよび混合フェノールアニリンの樹脂、マンニッ
ヒ縮合物、およびこれらの混合物が含まれる。第一また
は第二ポリオールは開始剤を希望のモル数のアルキレン
オキシドでアルコキシル化することにより製造できる。 好ましくは、アルキレンオキシドは2−4個の炭素原子
を有し、従ってエチレンオキシド、プロピレンオキシド
、ブチレンオキシドまたはこれらのオキシドの混合物で
ある。本発明の一面においては、プロピレンオキシドが
特に好適である。オキシド類は添加の際に混合しても、
ブロックまたはキャップを形成するためにポリオール開
始剤鎖に別々に加えてもよい。好適な面では、エチレン
オキシドとプロピレンオキシドの混合物を開始剤に加え
る。アルコキシル化は触媒を使用しても、しなくてもよ
い;KOHが通常使用される触媒であるが、他の触媒も
使用できる。例えば、二重金属シアニド触媒、特に亜鉛
ヘキサシアノコバルテートが用いられ、ポリオールは米
国特許第3029505;3900518;39410
49および4355100号(参照によりここに引用さ
れる)に記載の方法に従って製造することができる。 【0032】分散剤およびポリマーポリオールの製造の
ための重合開始剤は、用いる個々のモノマーに適するど
のような開始剤であってもよい。本発明のポリマーポリ
オール組成物を製造するのに有用な触媒開始剤は遊離基
型のビニル重合触媒であり、例えば、過酸化物、過硫酸
塩、過ホウ酸塩、過炭酸塩、アゾ化合物などである。特
定の例には2,2′−アゾ−ビス−イソブチロニトリル
(AIBN)、過酸化ジベンゾイル、過酸化ラウロイル
、過酸化ジ−t−ブチル、ジイソプロピルペルオキシド
カーボネート、t−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキ
サノエート、t−ブチルペルピバレート、2,5−ジメ
チル−ヘキサン−2,5−ジ−ペル−2−エチルヘキソ
エート、t−ブチルペルネオデカノエート、t−ブチル
ペルベンゾエート、t−ブチルペルクロトネート、t−
ブチルペルイソブチレート、ジ−t−ブチルペルフタレ
ート、2,2′−アゾ−ビス(2−メチルブタンニトリ
ル)が含まれるが、これらに限定されない。その他の適
当な触媒ももちろん使用できる。分散剤の製造に適した
クラスの触媒は過酸化物である。 【0033】本発明の方法およびポリマーポリオールで
用いる好適な第二モノマーは公知のコポリマーを製造す
るためのスチレンとアクリロニトリルの両方である。そ
の他の適当なモノマーには、制限するものではないが、
ブタジエン、イソプレン、1,4−ペンタジエン、1,
6−ヘキサジエン、1,7−オクタジエン、スチレン、
アクリロニトリル、メタクリロニトリル、α−メチルス
チレン、メチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、
エチルスチレン、イソプロピルスチレン、ブチルスチレ
ン、置換スチレン、例えばシアノスチレン、フェニルス
チレン、シクロヘキシルスチレン、ベンジルスチレン、
ニトロスチレン、N,N−ジメチルアミノスチレン、ア
セトキシスチレン、メチル4−ビニルベンゾエート、フ
ェノキシスチレン、p−ビニルジフェニルスルフィド、
p−ビニルフェニルフェニルオキシド、アクリル酸およ
び置換アクリル酸モノマー、例えばアクリル酸、メタク
リル酸、メチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルア
クリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、メ
チルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、
ベンジルメタクリレート、イソプロピルメタクリレート
、オクチルメタクリレート、エチルα−エトキシアクリ
レート、メチルα−アセトアミノアクリレート、ブチル
アクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、フェ
ニルアクリレート、フェニルメタクリレート、N,N−
ジメチルアクリルアミド、N,N−ジベンジルアクリル
アミド、N−ブチルアクリルアミド、メタクリリルホル
ムアミド、ビニルエステル、ビニルエーテル、ビニルケ
トン、ビニルアセテート、ビニルアルコール、ビニルブ
チレート、イソプロペニルアセテート、ビニルホルメー
ト、ビニルアクリレート、ビニルメタクリレート、ビニ
ルメトキシアセテート、ビニルベンゾエート、ビニルト
ルエン、ビニルナフタレン、ビニルメチルエーテル、ビ
ニルエチルエーテル、ビニルプロピルエーテル、ビニル
ブチルエーテル、ビニル2−エチルヘキシルエーテル、
ビニルフェニルエーテル、ビニル2−メトキシエチルエ
ーテル、メトキシブタジエン、ビニル2−ブトキシエチ
ルエーテル、3,4−ジヒドロ−1,2−ピラン、2−
ブトキシ−2′−ビニルオキシジエチルエーテル、ビニ
ル2−エチルメルカプトエチルエーテル、ビニルメチル
ケトン、ビニルエチルケトン、ビニルフェニルケトン、
ビニルエチルスルフィド、ビニルエチルスルホン、N−
メチル−N−ビニルアセトアミド、N−ビニルピロリド
ン、ビニルイミダゾール、ジビニルスルフィド、ジビニ
ルスルホキシド、ジビニルスルホン、ナトリウムビニル
スルホネート、メチルビニルスルホネート、N−ビニル
ピロール、ジメチルフマレート、ジメチルマレエート、
マレイン酸、クロトン酸、フマル酸、イタコン酸、モノ
メチルイタコネート、t−ブチルアミノエチルメタクリ
レート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、グリシ
ジルアクリレート、アリルアルコール、イタコン酸のグ
リコールモノエステル、ビニルピリジン、無水マレイン
酸、マレイミド、N−置換マレイミド、例えばN−フェ
ニルマレイミドなどが含まれる。 【0034】本発明の分散剤およびポリマーポリオール
は、単に本発明を例示するものであって限定するもので
はない以下の実施例によってさらに詳しく説明されるで
あろう。 【0035】ポリマーポリオールの物理的性質の測定方
法 【0036】粘度はブルックフィールド型コーン・プレ
ート粘度計、スピンドル#CP−52(25℃、20/
sec で作動させた)を使って測定した。 【0037】粒子サイズはクールター(Coulter
 )N4パーティクルサイズアナライザー(分散媒体と
してo−キシレンまたはイソプロピルアルコールを使用
)を使って測定した。 【0038】遠心分離可能な固形分はポリマーポリオー
ルのサンプルを約3300rpm、1470半径方向遠
心“g”力で約24時間遠心することにより測定した。 その後、遠心チューブを逆さにして4時間排水させた。 チューブの底の非流動ケークは被検サンプルの初期重量
の重量%として記録する。 【0039】 【実施例】 【0040】分散剤の製造 攪拌機、冷却器、温度計および添加チューブを備えた反
応器に、窒素雰囲気下で表1に示した量の反応剤を装填
した。反応器装填材料を反応温度に加熱した後、供給材
料を表示した時間にわたって加えた。添加完了後、反応
生成物を反応温度に0.5−1.0時間保持し、次いで
残留モノマーを115−125℃、<5mmHgで1.
0時間取り除いた。実施例9−16および18では、比
較的少量の実施例1−8および17の分散剤を使うこと
により(3−5重量%)、低粘度および高固形分を有す
る優れたポリマーポリオールが得られることに留意され
たい。全てのポリマーポリオールのSAN比は75/2
5に設定したが、これより高い比も達成されうることが
期待される。 【0041】 【表1】                          
     分散剤の製造実施例番号         
  1       2      3     4 
    5      6     7      8
 モノマー装填量、wt%  2.0     3.0
    3.0   2.0   3.0    2.
0   2.5    2.0 基剤ポリオール   
    B       B      B     
B     B      B     B     
 B 反応温度、℃         120    
 120    120   120   120  
  120   120    120 開始剤濃度、
wt%      1.0     1.0    1
.0   0.5   1.0    0.99  1
.0    1.0 供給物添加時間、h    1.
5     1.0    1.0   1.5   
1.5    1.0   1.0    1.0 供
給物装填量、g  ビス−マレイミド1    7.5     15.0
   15.0  10.0  15.0   15.
0  18.75  13.0クロロベンゼン    
    −      −    150   −  
  −     150   150    130 
Vazo(登録商標名)67  −      −  
  −    2.5   5.0     −   
 −    −BPO2              
3.75    5.0    5.0   −   
 −     7.5   7.5    13.0 
 キシレン           200     1
80    −    200   200     
−    −    −基剤ポリオール       
2675.5  285    −    400  
 395    660   651    567 
反応器装填量、g  基剤ポリオール       100     200
    485   90    90     80
    80     90分散剤の性質 粘度、cps 、20/sec   12000   
14000  7420  6590  24200 
 3880  7570   5500       
               1 1,1′−(メチ
レンジ−4,1−フェニレン)ビス−マレイミド2 過
酸化ベンゾイル 【0042】 【表2】 【0043】実施例17および18 ポリマーポリオール用分散剤中の三官能価モノマー実施
例17は、実施例1−8の方法に従って、第一の基剤ポ
リオール中で重合させて分散剤を製造するためのトリエ
チレン性不飽和モノマーとしてのトリメチロールプロパ
ントリアクリレート(TMPTA)の使用を示す。 その後、実施例17の分散剤は実施例18のポリマーポ
リオールを製造するために使用される。 【0044】         実施例17            
                    実施例18
基剤ポリオール              D   
       モノマー%             
  30 トリアクリレート%          3
           SAN比          
       75/25             
                         
  基剤ポリオール            A反応器
装填量、g                    
     分散剤%                
  5     ポリオール            
870           供給物中のポリオール%
   75 供給物装填量、g           
              反応器装填量、g   
  ポリオール            100   
            基剤ポリオール      
280     TMPTA            
 30               分散剤    
           70     BPO    
             15     THF  
               60        
   供給物装填量、g              
                         
      スチレン            450
 分散剤の性質                  
              アクリロニトリル   
 150     粘度、cps          
  3440               Vazo
 67              10      
                         
              基剤ポリオール    
 1050                    
                     分散体の
性質                       
                     モノマー
転化率、%    96.8            
                         
        粘度、cps          3
790                      
                       粒子
サイズ、μ        0.91        
                         
           遠心可能な固形分、wt% 4
.0 【0045】本発明の分散剤およびポリマーポリ
オール並びにそれらの製造方法においては、特許請求の
範囲によってのみ規定される本発明の精神および範囲を
逸脱することなしに、多くの変更が可能であるだろう。 例えば、当分野で習熟した者は、分散剤およびポリマー
ポリオールに特に有利な性質を付与するために、上記パ
ラメーターの範囲内で温度、圧力、反応剤、割合および
添加方式を調整することができるだろう。先に挙げたも
の以外の多官能価モノマーはここで有用であることが予
想される。 【0046】ポリウレタンフォームの製造上記実施例に
従って製造したポリマーポリオールは、ポリウレタン生
成物をもたらす配合物中に混合される。このポリマーポ
リオールは安定していて、比較的少量の新規分散剤を必
要とするので、それらは通常のポリオールに代わるべき
魅力的な代替品であるだろう。本発明のポリマーポリオ
ールはポリイソシアネートと共に使用されても、あるい
は当分野でよく知られた別のポリオールと組み合わせた
後、ポリイソシアネートと反応させてポリウレタンフォ
ーム生成物を形成させてもよい。 【0047】ポリウレタンフォームを形成するために、
このタイプのフォームを製造するのに有用な触媒が常法
により使用される。このような触媒には先に挙げたもの
、あるいは1種またはそれ以上の次のものが含まれる: 【0048】(a)第三アミン、例えばトリメチルアミ
ン;トリエチルアミン;N−メチルモルホリン;N−エ
チルモルホリン;N,N−ジメチルベンジルアミン;N
,N−ジメチルエタノールアミン;N,N,N′,N′
−テトラメチル−1,3−ブタンジアミン;N,N−ジ
メチルピペラジン;1,4−ジアゾビシクロ〔2.2.
2.〕オクタン;トリエチレンジアミンなど;【004
9】(b)第三ホスフィン、例えばトリアルキルホスフ
ィン;ジアルキルベンジルホスフィンなど;【0050
】(c)強塩基、例えばアルカリ金属およびアルカリ土
類金属水酸化物;アルコキシド;フェノキシドなど; 【0051】(d)強酸の酸性金属塩、例えば塩化第二
鉄;塩化第二スズ;塩化第一スズ;三塩化アンチモン;
硝酸ビスマスおよび塩化ビスマスなど;【0052】(
e)種々の金属のキレート化合物、例えばアセチルアセ
トン;ベンゾイルアセトン;トリフルオロアセチルアセ
トン;エチルアセトアセテート;サリチルアルデヒド;
シクロペンタノン−1−カルボキシレート;アセチルア
セトンイミン;ビスアセチルアセトンアルキレンジアミ
ン;サリチルアルデヒドイミンなどとBe、Mg、Zn
、Cd、Pd、Ti、Zr、Sn、As、Bi、Cr、
Mo、Mn、Fe、CoおよびNiのような種々の金属
とから得られるもの;【0053】(f)種々の金属の
アルコラートおよびフェノラート、例えばTi(OR)
4 、Sn(OR)4 、Al(OR)3 (ここでR
はアルキルまたはアリールである)、およびアルコラー
トとカルボン酸、β−ジケトンおよび2−(N,N−ジ
アルキルアミノ)アルカノールとの反応生成物; 【0054】(g)有機酸とアルカリ金属、アルカリ土
類金属、Al、Sn、Pb、Mn、Co、NiおよびC
uのような種々の金属との塩、例えば酢酸ナトリウム、
オクタン酸第一スズ、オレイン酸第一スズ、オクタン酸
鉛、ナフテン酸マンガンやナフテン酸コバルトのような
金属ドライヤーなど;および 【0055】(h)4価スズ、3価および5価のAs、
SbおよびBiの有機金属誘導体、並びに鉄およびコバ
ルトの金属カルボニル。 【0056】もちろん、上記ポリウレタン触媒の組合わ
せも使用される。通常、用いる触媒の量はポリオール1
00重量部に基づいて約0.01−5.0重量部の範囲
である。より一般的には、触媒の使用量は0.2−2.
0重量部である。 【0057】よく知られているように、ポリウレタンフ
ォームのポリマーポリオール成分は、慣用方法に従って
1種以上の上記触媒の存在下でポリイソシアネートと反
応させる。用いるポリイソシアネートは芳香族または脂
肪族ポリイソシアネート、例えばトルエンジイソシアネ
ート、高分子量イソシアネートおよび脂肪族ジイソシア
ネートでありうる。代表的な芳香族ポリイソシアネート
には、制限するものではないが、m−フェニレンジイソ
シアネート、p−フェニレンジイソシアネート、ポリメ
チレンポリフェニルイソシアネート、2,4−トルエン
ジイソシアネート、2,6−トルエンジイソシアネート
、ジアニシジンジイソシアネート、ビトリレンジイソシ
アネート、ナフタレン−1,4−ジイソシアネート、ジ
フェニレン−4,4′−ジイソシアネート、脂肪族−芳
香族ジイソシアネート、例えば、キシリレン−1,4−
ジイソシアネート、キシリレン−1,2−ジイソシアネ
ート、キシリレン−1,3−ジイソシアネート、ビス(
4−イソシアナトフェニル)メタン、ビス(3−メチル
−4−イソシアナトフェニル)メタン、および4,4′
−ジフェニルプロパンジイソシアネートが含まれる。適
当な脂肪族ジイソシアネートにはイソホロンジイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネートおよびメチレ
ン−ビス−シクロヘキシルイソシアネートが含まれるで
あろう。トルエンジイソシアネートが好適である。 【0058】使用するのに適した芳香族ポリイソシアネ
ートには約2−4の官能価を有するメチレン架橋ポリフ
ェニルポリイソシアネート混合物が含まれる。これらの
イソシアネート化合物は一般に対応するメチレン架橋ポ
リフェニルポリアミン(通常ホルムアルデヒドとアニリ
ンのような第一芳香族アミンとを塩酸および/または他
の酸性触媒の存在下で反応させて製造する)のホスゲン
化により製造される。メチレン架橋ポリフェニルポリア
ミンおよびこれからの対応するメチレン架橋ポリフェニ
ルポリイソシアネートの製造方法は文献および多くの特
許により開示されている。 【0059】往々にして、ここで用いる最適なメチレン
架橋ポリフェニルポリイソシアネート混合物は約20−
100重量%のメチレンジフェニルジイソシアネート異
性体を含み、残部はより高い官能価およびより高い分子
量を有するポリメチレンポリフェニルポリイソシアネー
トである。これらのうち、約20−100重量%のメチ
レンジフェニルジイソシアネート異性体(その20−9
5重量%が4,4′−異性体である)を含み、残部がよ
り高い分子量および官能価(約2.1−3.5の平均官
能価をもつ)のポリメチレンポリフェニルポリイソシア
ネートであるポリフェニルポリイソシアネート混合物が
代表的である。 【0060】発泡は水と、場合により、追加の発泡剤の
存在下で行われる。通常、水はポリマーポリオールおよ
び存在しうる追加ポリオール100重量部に基づいて0
.5−15重量部、好ましくは1.0−10重量部(p
bw)の量で用いられる。水と共に場合により用いられ
る有機発泡剤は当分野で知られており、例えばモノフル
オロトリクロロメタン、ジフルオロジクロロメタン、塩
化メチレン、および当分野で一般に知られた他のもので
ある。気泡の大きさおよび気泡構造を調節するための添
加剤、例えばジメチルポリシロキサンのようなシリコー
ン界面活性剤も発泡混合物に加えることができる。既知
のタイプの充填剤、難燃剤、染料または可塑剤も使用で
きる。これらおよび他の添加剤は当分野で習熟した者に
よく知られている。 【0061】本発明のポリマーポリオールはスラブおよ
び成形ポリウレタンフォームの製造に有用であるだろう
。 【0062】用語解説 ポリオールA      アーコル(Arcol :登
録商標)1342ポリオール−−エチレンオキシドでキ
ャップされたプロピレンオキシドのグリセリン開始ポリ
エーテル、14%のエチレンオキシドを含み、ヒドロキ
シル価34を有する、ARCO Chemical C
o. 製。 【0063】 ポリオールB      プロピレンオキシドとエチレ
ンオキシドのグリセリン開始ポリエーテル、約14%の
エチレンオキシドを含み、ヒドロキシル価17を有し、
本質的に第二ヒドロキシル基を含む。 【0064】 ポリオールC      アーコル(Arcol :登
録商標)1131ポリオール−−プロピレンオキシドと
エチレンオキシドのグリセリン開始ポリエーテル、12
%のランダムエチレンオキシドを含み、ヒドロキシル価
48を有する、ARCO Chemical Co. 
製。 【0065】 ポリオールD      プロピレンオキシドとエチレ
ンオキシドのグリセリン開始ポリエーテル、13.9%
のランダムエチレンオキシドを含み、ヒドロキシル価1
7および不飽和含量0.074meq/gを有する。 【0066】 Vazo 67           2,2′−アゾ
−ビス(2−メチルブタンニトリル)重合触

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  遊離基反応により、少なくとも2つの
    エチレン性不飽和部を有する少なくとも1種のモノマー
    をポリオールの存在下で重合させることから成る方法に
    よって製造されたポリマーポリオール分散剤。
  2. 【請求項2】  該モノマーは次式:化1、化2および
    化3 【化1】 【化2】 【化3】 〔式中、Rはアルキル、アリール、アルキルアリール基
    およびヘテロ原子含有基により結合されたアルキル、ア
    リールまたはアルキルアリール基より成る有機基の群か
    ら選ばれ;R′は水素およびメチルより成る群から選ば
    れ;そしてnは少なくとも2である〕より成る群から選
    ばれた構造を有する、請求項1のポリマーポリオール分
    散剤。
  3. 【請求項3】  Rは次式:化4、化5、化6および化
    7【化4】 【化5】 【化6】 【化7】 〔式中、XはO、SO2 、C=O、CH3 、C(C
    H3 )2 、およびC(CF3 )2 より成る群か
    ら選ばれ;yは約1から約24までの範囲であり;zは
    約1から約100までの範囲であり;そしてBは水素お
    よびメチルより成る群から選ばれる〕より成る群から選
    ばれる、請求項2のポリマーポリオール分散剤。
  4. 【請求項4】  該モノマーはビス−マレイミドである
    、請求項1のポリマーポリオール分散剤。
  5. 【請求項5】  該モノマーは少なくとも2個のアクリ
    レート基を有する、請求項1のポリマーポリオール分散
    剤。
  6. 【請求項6】  該モノマーはトリメチロールプロパン
    トリアクリレート;トリメチロールプロパントリメタク
    リレート;エトキシル化トリメチロールプロパントリア
    クリレート;グリセリルプロポキシトリアクリレート;
    プロピレングリコールジアクリレート;エチレングリコ
    ールジアクリレート;エチレングリコールジメタクリレ
    ート;エチレングリコールジアクリレート;テトラエチ
    レングリコールジアクリレート;トリエチレングリコー
    ルジメタクリレート;トリプロピレングリコールジメタ
    クリレート;ポリプロピレングリコールジアクリレート
    ;ポリエチレングリコールジアクリレート;ブタンジオ
    ールジアクリレート;ブタンジオールジメタクリレート
    ;ペンタエリトリトールトリアクリレート;ペンタエリ
    トリトールテトラアクリレート;エトキシル化ビスフェ
    ノールAジアクリレート;ヘキサンジオールジアクリレ
    ート;ジペンタエリトリトールモノヒドロキシペンタア
    クリレート;ネオペンチルグリコールジアクリレート;
    ネオペンチルグリコールジメタクリレート;トリス(2
    −ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリアクリレー
    トおよびこれらの混合物より成る群から選ばれる、請求
    項5のポリマーポリオール分散剤。
  7. 【請求項7】  全分散剤中のモノマーの割合は約0.
    1−10重量%の範囲である、請求項1のポリマーポリ
    オール分散剤。
  8. 【請求項8】  該ポリオールは約500−15,00
    0の範囲内の分子量を有するポリオキシアルキレンポリ
    エーテルポリオールである、請求項1のポリマーポリオ
    ール分散剤。
  9. 【請求項9】  遊離基反応により、少なくとも2個の
    マレイミド置換基を有する少なくとも1種のモノマーを
    ポリオールの存在下で重合させることから成る方法によ
    って製造されたポリマーポリオール分散剤であって、該
    モノマーが次式:化8、化9および化10【化8】 【化9】 【化10】 〔式中、Rはアルキル、アリール、アルキルアリール基
    およびヘテロ原子含有基により結合されたアルキル、ア
    リールまたはアルキルアリール基より成る有機基の群か
    ら選ばれ;R′は水素およびメチルより成る群から選ば
    れ;nは少なくとも2である〕より成る群から選ばれた
    構造を有し、そして全分散剤中のモノマーの割合が約0
    .1−10重量%の範囲である、上記のポリマーポリオ
    ール分散剤。
  10. 【請求項10】  該モノマーの定義において、Rは次
    式:化11、化12、化13、および化14【化11】 【化12】 【化13】 【化14】 〔式中、XはO、SO2 、C=O、CH3 、C(C
    H3 )2 、およびC(CF3 )2 より成る群か
    ら選ばれ;yは約1から約24までの範囲であり;zは
    約1から約100までの範囲であり;そしてBは水素お
    よびメチルより成る群から選ばれる〕より成る群から選
    ばれる、請求項9のポリマーポリオール分散剤。
  11. 【請求項11】  該モノマーはビス−マレイミドであ
    る、請求項9のポリマーポリオール分散剤。
  12. 【請求項12】  該モノマーはトリメチロールプロパ
    ントリアクリレート;トリメチロールプロパントリメタ
    クリレート;エトキシル化トリメチロールプロパントリ
    アクリレート;グリセリルプロポキシトリアクリレート
    ;プロピレングリコールジアクリレート;エチレングリ
    コールジアクリレート;エチレングリコールジメタクリ
    レート;エチレングリコールジアクリレート;テトラエ
    チレングリコールジアクリレート;トリエチレングリコ
    ールジメタクリレート;トリプロピレングリコールジメ
    タクリレート;ポリプロピレングリコールジアクリレー
    ト;ポリエチレングリコールジアクリレート;ブタンジ
    オールジアクリレート;ブタンジオールジメタクリレー
    ト;ペンタエリトリトールトリアクリレート;ペンタエ
    リトリトールテトラアクリレート;エトキシル化ビスフ
    ェノールAジアクリレート;ヘキサンジオールジアクリ
    レート;ジペンタエリトリトールモノヒドロキシペンタ
    アクリレート;ネオペンチルグリコールジアクリレート
    ;ネオペンチルグリコールジメタクリレート;トリス(
    2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリアクリレ
    ートおよびこれらの混合物より成る群から選ばれる、請
    求項9のポリマーポリオール分散剤。
  13. 【請求項13】  該ポリオールは約500−15,0
    00の範囲内の分子量を有するポリオキシアルキレンポ
    リエーテルポリオールである、請求項9のポリマーポリ
    オール分散剤。
  14. 【請求項14】  次の工程:遊離基反応により、少な
    くとも2つのエチレン性不飽和部を有する少なくとも第
    一のモノマーをポリオールの存在下で重合させて分散剤
    を製造すること;および遊離基反応により、第二のモノ
    マーをポリオール基剤および該分散剤の存在下で重合さ
    せること;から成る方法によって製造されたポリマーポ
    リオール。
  15. 【請求項15】  第一のモノマーは次式:化15、化
    16および化17 【化15】 【化16】 【化17】 〔式中、Rはアルキル、アリール、アルキルアリール基
    およびヘテロ原子含有基により結合されたアルキル、ア
    リールまたはアルキルアリール基より成る有機基の群か
    ら選ばれ;R′は水素およびメチルより成る群から選ば
    れ;そしてnは少なくとも2である〕より成る群から選
    ばれた構造を有する、請求項14のポリマーポリオール
  16. 【請求項16】  該分散剤の定義において、Rは次式
    :化18、化19、化20および化21 【化18】 【化19】 【化20】 【化21】 〔式中、XはO、SO2 、C=O、CH3 、C(C
    H3 )2 、およびC(CF3 )2 より成る群か
    ら選ばれ;yは約1から約24までの範囲であり;zは
    約1から約100までの範囲であり;そしてBは水素お
    よびメチルより成る群から選ばれる〕より成る群から選
    ばれる、請求項15のポリマーポリオール。
  17. 【請求項17】  第一のモノマーはビス−マレイミド
    である、請求項14のポリマーポリオール。
  18. 【請求項18】  第一のモノマーは少なくとも2個の
    反応性アクリレート基を有する、請求項14のポリマー
    ポリオール。
  19. 【請求項19】  該モノマーはトリメチロールプロパ
    ントリアクリレート;トリメチロールプロパントリメタ
    クリレート;エトキシル化トリメチロールプロパントリ
    アクリレート;グリセリルプロポキシトリアクリレート
    ;プロピレングリコールジアクリレート;エチレングリ
    コールジアクリレート;エチレングリコールジメタクリ
    レート;エチレングリコールジアクリレート;テトラエ
    チレングリコールジアクリレート;トリエチレングリコ
    ールジメタクリレート;トリプロピレングリコールジメ
    タクリレート;ポリプロピレングリコールジアクリレー
    ト;ポリエチレングリコールジアクリレート;ブタンジ
    オールジアクリレート;ブタンジオールジメタクリレー
    ト;ペンタエリトリトールトリアクリレート;ペンタエ
    リトリトールテトラアクリレート;エトキシル化ビスフ
    ェノールAジアクリレート;ヘキサンジオールジアクリ
    レート;ジペンタエリトリトールモノヒドロキシペンタ
    アクリレート;ネオペンチルグリコールジアクリレート
    ;ネオペンチルグリコールジメタクリレート;トリス(
    2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリアクリレ
    ートおよびこれらの混合物より成る群から選ばれる、請
    求項18のポリマーポリオール。
  20. 【請求項20】  全分散剤中の第一のモノマーの割合
    は約0.1−10重量%の範囲である、請求項14のポ
    リマーポリオール。
  21. 【請求項21】  分散剤を製造するためのポリオール
    は約500−15,000の範囲内の分子量を有するポ
    リオキシアルキレンポリエーテルポリオールである、請
    求項14のポリマーポリオール。
  22. 【請求項22】  分散剤の割合は全ポリオールの約0
    .5−30重量%の範囲である、請求項14のポリマー
    ポリオール。
  23. 【請求項23】  第二のモノマーはスチレン対アクリ
    ロニトリルの比が約40/60−100/0の範囲であ
    りかつ55%またはそれ以下の固形分を有するスチレン
    とアクリロニトリルの組合わせである、請求項14のポ
    リマーポリオール。
  24. 【請求項24】  遊離基反応により、少なくとも2つ
    のエチレン性不飽和部を有する少なくとも1種のモノマ
    ーをポリオールの存在下で重合させることから成るポリ
    マーポリオール分散剤の製造方法。
  25. 【請求項25】  該モノマーは次式:化22、化23
    および化24 【化22】 【化23】 【化24】 〔式中、Rはアルキル、アリール、アルキルアリール基
    およびヘテロ原子含有基により結合されたアルキル、ア
    リールまたはアルキルアリール基より成る有機基の群か
    ら選ばれ;R′は水素およびメチルより成る群から選ば
    れ;そしてnは少なくとも2である〕より成る群から選
    ばれた構造を有する、請求項24の方法。
  26. 【請求項26】  Rは次式:化25、化26、化27
    および化28 【化25】 【化26】 【化27】 【化28】 〔式中、XはO、SO2 、C=O、CH3 、C(C
    H3 )2 、およびC(CF3 )2 より成る群か
    ら選ばれ;yは約1から約24までの範囲であり;zは
    約1から約100までの範囲であり;そしてBは水素お
    よびメチルより成る群から選ばれる〕より成る群から選
    ばれる、請求項25の方法。
  27. 【請求項27】  該モノマーはビス−マレイミドであ
    る、請求項24の方法。
  28. 【請求項28】  該モノマーは少なくとも2個の反応
    性アクリレート基を有する、請求項24の方法。
  29. 【請求項29】  該モノマーはトリメチロールプロパ
    ントリアクリレート;トリメチロールプロパントリメタ
    クリレート;エトキシル化トリメチロールプロパントリ
    アクリレート;グリセリルプロポキシトリアクリレート
    ;プロピレングリコールジアクリレート;エチレングリ
    コールジアクリレート;エチレングリコールジメタクリ
    レート;エチレングリコールジアクリレート;テトラエ
    チレングリコールジアクリレート;トリエチレングリコ
    ールジメタクリレート;トリプロピレングリコールジメ
    タクリレート;ポリプロピレングリコールジアクリレー
    ト;ポリエチレングリコールジアクリレート;ブタンジ
    オールジアクリレート;ブタンジオールジメタクリレー
    ト;ペンタエリトリトールトリアクリレート;ペンタエ
    リトリトールテトラアクリレート;エトキシル化ビスフ
    ェノールAジアクリレート;ヘキサンジオールジアクリ
    レート;ジペンタエリトリトールモノヒドロキシペンタ
    アクリレート;ネオペンチルグリコールジアクリレート
    ;ネオペンチルグリコールジメタクリレート;トリス(
    2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリアクリレ
    ートおよびこれらの混合物より成る群から選ばれる、請
    求項28の方法。
  30. 【請求項30】  全分散剤中のモノマーの割合は約0
    .1−10重量%の範囲である、請求項24の方法。
  31. 【請求項31】  該ポリオールは約500−15,0
    00の範囲内の分子量を有するポリオキシアルキレンポ
    リエーテルポリオールである、請求項24の方法。
  32. 【請求項32】  次の工程:遊離基反応により、少な
    くとも2つのエチレン性不飽和部を有する少なくとも第
    一のモノマーをポリオールの存在下で重合させて分散剤
    を製造すること;および遊離基反応により、第二のモノ
    マーをポリオール基剤および該分散剤の存在下で重合さ
    せること;から成るポリマーポリオールの製造方法。
  33. 【請求項33】  第一のモノマーは次式:化29、化
    30および化31 【化29】 【化30】 【化31】 〔式中、Rはアルキル、アリール、アルキルアリール基
    およびヘテロ原子含有基により結合されたアルキル、ア
    リールまたはアルキルアリール基より成る有機基の群か
    ら選ばれ;R′は水素およびメチルより成る群から選ば
    れ;そしてnは少なくとも2である〕より成る群から選
    ばれた構造を有する、請求項32の方法。
  34. 【請求項34】  該分散剤の定義において、Rは次式
    :化32、化33、化34および化35 【化32】 【化33】 【化34】 【化35】 〔式中、XはO、SO2 、C=O、CH3 、C(C
    H3 )2 、およびC(CF3 )2 より成る群か
    ら選ばれ;yは約1から約24までの範囲であり;zは
    約1から約100までの範囲であり;そしてBは水素お
    よびメチルより成る群から選ばれる〕より成る群から選
    ばれる、請求項33の方法。
  35. 【請求項35】  第一のモノマーはビス−マレイミド
    である、請求項32の方法。
  36. 【請求項36】  第一のモノマーは少なくとも2個の
    反応性アクリレート基を有する、請求項32の方法。
  37. 【請求項37】  該モノマーはトリメチロールプロパ
    ントリアクリレート;トリメチロールプロパントリメタ
    クリレート;エトキシル化トリメチロールプロパントリ
    アクリレート;グリセリルプロポキシトリアクリレート
    ;プロピレングリコールジアクリレート;エチレングリ
    コールジアクリレート;エチレングリコールジメタクリ
    レート;エチレングリコールジアクリレート;テトラエ
    チレングリコールジアクリレート;トリエチレングリコ
    ールジメタクリレート;トリプロピレングリコールジメ
    タクリレート;ポリプロピレングリコールジアクリレー
    ト;ポリエチレングリコールジアクリレート;ブタンジ
    オールジアクリレート;ブタンジオールジメタクリレー
    ト;ペンタエリトリトールトリアクリレート;ペンタエ
    リトリトールテトラアクリレート;エトキシル化ビスフ
    ェノールAジアクリレート;ヘキサンジオールジアクリ
    レート;ジペンタエリトリトールモノヒドロキシペンタ
    アクリレート;ネオペンチルグリコールジアクリレート
    ;ネオペンチルグリコールジメタクリレート;トリス(
    2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリアクリレ
    ートおよびこれらの混合物より成る群から選ばれる、請
    求項36の方法。
  38. 【請求項38】  全分散剤中の第一のモノマーの割合
    は約0.1−10重量%の範囲である、請求項32の方
    法。
  39. 【請求項39】  該分散剤を製造するためのポリオー
    ルは約500−15,000の範囲内の分子量を有する
    ポリオキシアルキレンポリエーテルポリオールである、
    請求項32の方法。
  40. 【請求項40】  分散剤の割合は全ポリオールの約2
    −5重量%の範囲である、請求項32の方法。
  41. 【請求項41】  第二のモノマーはスチレン対アクリ
    ロニトリルの比が約40/60−100/0の範囲であ
    りかつ55%またはそれ以下の固形分を有するスチレン
    とアクリロニトリルの組合わせである、請求項32の方
    法。
  42. 【請求項42】  ポリオールから成る連続相;遊離基
    反応により、少なくとも2つのエチレン性不飽和部を有
    する少なくとも第一のモノマーをポリオールの存在下で
    重合させることから成る方法によって製造された分散剤
    ;および第二モノマーからのポリマー粒子から成る分散
    相;から成るポリマーポリオール。
  43. 【請求項43】  第一のモノマーは次式:化36、化
    37および化38 【化36】 【化37】 【化38】 〔式中、Rはアルキル、アリール、アルキルアリール基
    およびヘテロ原子含有基により結合されたアルキル、ア
    リールまたはアルキルアリール基より成る有機基の群か
    ら選ばれ;R′は水素およびメチルより成る群から選ば
    れ;そしてnは少なくとも2である〕より成る群から選
    ばれた構造を有する、請求項42のポリマーポリオール
  44. 【請求項44】  分散剤の定義において、Rは次式:
    化39、化40、化41および化42 【化39】 【化40】 【化41】 【化42】 〔式中、XはO、SO2 、C=O、CH3 、C(C
    H3 )2 、およびC(CF3 )2 より成る群か
    ら選ばれ;yは約1から約24までの範囲であり;zは
    約1から約100までの範囲であり;そしてBは水素お
    よびメチルより成る群から選ばれる〕より成る群から選
    ばれる、請求項43のポリマーポリオール。
  45. 【請求項45】  第一のモノマーはビス−マレイミド
    である、請求項42のポリマーポリオール。
  46. 【請求項46】  第一のモノマーは少なくとも2個の
    反応性アクリレート基を有する、請求項42のポリマー
    ポリオール。
  47. 【請求項47】  該モノマーはトリメチロールプロパ
    ントリアクリレート;トリメチロールプロパントリメタ
    クリレート;エトキシル化トリメチロールプロパントリ
    アクリレート;グリセリルプロポキシトリアクリレート
    ;プロピレングリコールジアクリレート;エチレングリ
    コールジアクリレート;エチレングリコールジメタクリ
    レート;エチレングリコールジアクリレート;テトラエ
    チレングリコールジアクリレート;トリエチレングリコ
    ールジメタクリレート;トリプロピレングリコールジメ
    タクリレート;ポリプロピレングリコールジアクリレー
    ト;ポリエチレングリコールジアクリレート;ブタンジ
    オールジアクリレート;ブタンジオールジメタクリレー
    ト;ペンタエリトリトールトリアクリレート;ペンタエ
    リトリトールテトラアクリレート;エトキシル化ビスフ
    ェノールAジアクリレート;ヘキサンジオールジアクリ
    レート;ジペンタエリトリトールモノヒドロキシペンタ
    アクリレート;ネオペンチルグリコールジアクリレート
    ;ネオペンチルグリコールジメタクリレート;トリス(
    2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリアクリレ
    ートおよびこれらの混合物より成る群から選ばれる、請
    求項46のポリマーポリオール。
  48. 【請求項48】  全分散剤中の第一のモノマーの割合
    は約0.1−10重量%の範囲である、請求項42のポ
    リマーポリオール。
  49. 【請求項49】  該分散剤を製造するためのポリオー
    ルは約500−15,000の範囲内の分子量を有する
    ポリオキシアルキレンポリエーテルポリオールである、
    請求項42のポリマーポリオール。
  50. 【請求項50】  分散剤の割合は全ポリオールの約0
    .5−30重量%の範囲である、請求項42のポリマー
    ポリオール。
  51. 【請求項51】  第二のモノマーはスチレン対アクリ
    ロニトリルの比が約40/60−100/0の範囲であ
    りかつ55%またはそれ以下の固形分を有するスチレン
    とアクリロニトリルの組合わせである、請求項42のポ
    リマーポリオール。
  52. 【請求項52】  次の工程:遊離基反応により、少な
    くとも2つのエチレン性不飽和部を有する少なくとも第
    一のモノマーをポリオールの存在下で重合させて分散剤
    を製造すること;遊離基反応により、第二のモノマーを
    ポリオール基剤および該分散剤の存在下で重合させてポ
    リマーポリオールを製造すること;および該ポリマーポ
    リオールと有機ポリイソシアネートとをポリウレタン触
    媒の存在下で反応させること;から成る方法によって製
    造されたポリウレタン生成物。
JP3136931A 1990-05-17 1991-05-14 ポリマーポリオール分散剤中でのポリエチレン性不飽和モノマーの使用 Pending JPH04227920A (ja)

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