JPH0422718Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0422718Y2 JPH0422718Y2 JP1985186240U JP18624085U JPH0422718Y2 JP H0422718 Y2 JPH0422718 Y2 JP H0422718Y2 JP 1985186240 U JP1985186240 U JP 1985186240U JP 18624085 U JP18624085 U JP 18624085U JP H0422718 Y2 JPH0422718 Y2 JP H0422718Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- blade
- blades
- blind
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 19
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Blinds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、複数枚の羽根の傾斜角度を調整可能
にした遮光用のブラインドに関する。
にした遮光用のブラインドに関する。
(従来の技術)
第6図および第7図は従来のブラインド1の右
端部近傍を示す斜視図および正面図であり、第6
図においてラダーテープ2は、正面側の前部テー
プ2a、背面側の後部テープ2bおよびその間を
結合する中段テープ3から構成され、例えば、ブ
ラインドの羽根4の1段毎に該羽根4の下面で昇
降コード5の右側または左側を横切つており、こ
れによつてラダーテープ2を羽根4の所定の位置
に固定せしめるようになつている。上記昇降コー
ド5は羽根4の両端部近傍でその短辺方向に長く
形成した長孔6に挿通せしめられ、かつ図示しな
い最下段の支持板に昇降コード5の一端が固着さ
れることで、該昇降コード5を上方に引きあげ、
あるいはゆるめて、羽根4が昇降でき、さらにラ
ダーテープ2によつて傾斜角度の調節が行なわれ
る。
端部近傍を示す斜視図および正面図であり、第6
図においてラダーテープ2は、正面側の前部テー
プ2a、背面側の後部テープ2bおよびその間を
結合する中段テープ3から構成され、例えば、ブ
ラインドの羽根4の1段毎に該羽根4の下面で昇
降コード5の右側または左側を横切つており、こ
れによつてラダーテープ2を羽根4の所定の位置
に固定せしめるようになつている。上記昇降コー
ド5は羽根4の両端部近傍でその短辺方向に長く
形成した長孔6に挿通せしめられ、かつ図示しな
い最下段の支持板に昇降コード5の一端が固着さ
れることで、該昇降コード5を上方に引きあげ、
あるいはゆるめて、羽根4が昇降でき、さらにラ
ダーテープ2によつて傾斜角度の調節が行なわれ
る。
(考案が解決しようとする問題点)
こうした従来のブラインド1では、羽根4を傾
斜させて遮光した場合、第7図に示すように羽根
4の両端部分近傍の長孔6は相隣接する羽根4に
よつて覆われることがないから、該長孔6から光
が漏れるという機能上の問題点、および長孔6に
挿通された昇降コード5が見苦しく美観が損なわ
れるという意匠上の問題点があつた。
斜させて遮光した場合、第7図に示すように羽根
4の両端部分近傍の長孔6は相隣接する羽根4に
よつて覆われることがないから、該長孔6から光
が漏れるという機能上の問題点、および長孔6に
挿通された昇降コード5が見苦しく美観が損なわ
れるという意匠上の問題点があつた。
また、ラダーテープ2とほぼ同位置に長孔6が
設けられているため、羽根4の端部に力が加えら
れた時、長孔6の部分で羽根4が折曲しそこから
破損しやすいという問題点があつた。更に昇降コ
ード5を羽根4に設けた長孔6に挿通しているた
め、羽根4の組立が困難である上、羽根4が破損
した場合にこれを取り替えたり、羽根3を取りは
ずして清掃することなどが困難であるという問題
点があつた。
設けられているため、羽根4の端部に力が加えら
れた時、長孔6の部分で羽根4が折曲しそこから
破損しやすいという問題点があつた。更に昇降コ
ード5を羽根4に設けた長孔6に挿通しているた
め、羽根4の組立が困難である上、羽根4が破損
した場合にこれを取り替えたり、羽根3を取りは
ずして清掃することなどが困難であるという問題
点があつた。
本考案の目的は、これらの問題点を解決し、遮
光時に光の漏れることがないブラインドを提供す
ることである。
光時に光の漏れることがないブラインドを提供す
ることである。
また、本考案の別の目的は、端部に力が加えら
れても羽根が折曲してその個所から羽根が破損し
にくいブラインドを提供することである。
れても羽根が折曲してその個所から羽根が破損し
にくいブラインドを提供することである。
更に、本考案の別の目的は、ブラインドの組立
が容易で、かつ羽根が汚れたり、破損した場合で
も、羽根の取りはずしの容易なブラインドを提供
することである。
が容易で、かつ羽根が汚れたり、破損した場合で
も、羽根の取りはずしの容易なブラインドを提供
することである。
また更に、本考案の別の目的は、外面から長孔
や昇降コードの見えないブラインドを提供するこ
とである。
や昇降コードの見えないブラインドを提供するこ
とである。
(問題点を解決するための手段)
本考案によれば、複数枚の羽根を有し、各羽根
に背面側に偏倚して切欠部を設けた挿通孔を穿設
し、前記各羽根の両端部近傍に前部テープ及び後
部テープをそれぞれ垂下して設け、該前部テープ
及び後部テープを所定間隔に中段テープの両端で
結合し、該中段テープを前記挿通孔に挿通せし
め、前記各羽根を所定の傾斜角に調整し、かつ整
列せしめる昇降コードを前記後部テープに近接
し、各羽根の一段毎に前記中段テープと千鳥状に
交差して前記後部テープに沿つて垂下してなるブ
ラインドが提供される。
に背面側に偏倚して切欠部を設けた挿通孔を穿設
し、前記各羽根の両端部近傍に前部テープ及び後
部テープをそれぞれ垂下して設け、該前部テープ
及び後部テープを所定間隔に中段テープの両端で
結合し、該中段テープを前記挿通孔に挿通せし
め、前記各羽根を所定の傾斜角に調整し、かつ整
列せしめる昇降コードを前記後部テープに近接
し、各羽根の一段毎に前記中段テープと千鳥状に
交差して前記後部テープに沿つて垂下してなるブ
ラインドが提供される。
(作用)
このブラインドは、各羽根を傾斜させて遮光さ
せたとき、羽根に形成された挿通孔を、隣接され
た羽根により塞ぐことができ、かつその挿通孔に
ラダーテープの中段テープを挿通することで各羽
根を整列することができる。
せたとき、羽根に形成された挿通孔を、隣接され
た羽根により塞ぐことができ、かつその挿通孔に
ラダーテープの中段テープを挿通することで各羽
根を整列することができる。
(実施例)
次に本考案の一実施例を、図面を参照しながら
詳細に説明する。
詳細に説明する。
以下、第6図および第7図の従来例と同じ部分
には同じ符号をつけて説明する。
には同じ符号をつけて説明する。
第1図は本考案の斜視図であり、1はブライン
ド、2はラダーテープで、前部および後部テープ
2a,2bとその間を結合する中段テープ3で構
成される。4は羽根で、これら複数枚の羽根4の
両端部近傍には、その後部テープ2bの側に偏倚
して中段テープ3の挿通孔8が設けられている。
5は昇降コードで、昇降コード5は、ブラインド
の後部テープ2bに近接し、かつ各羽根4の一段
毎にラダーテープ2の中段テープ3と千鳥状に交
叉して前記後部ラダーテープ2bに沿つて垂下し
ている。
ド、2はラダーテープで、前部および後部テープ
2a,2bとその間を結合する中段テープ3で構
成される。4は羽根で、これら複数枚の羽根4の
両端部近傍には、その後部テープ2bの側に偏倚
して中段テープ3の挿通孔8が設けられている。
5は昇降コードで、昇降コード5は、ブラインド
の後部テープ2bに近接し、かつ各羽根4の一段
毎にラダーテープ2の中段テープ3と千鳥状に交
叉して前記後部ラダーテープ2bに沿つて垂下し
ている。
第2図は本考案の要部拡大図であり第1図と同
一の部分には同一の符号を付し、その説明は省略
する。第3図は羽根4の詳細を示す図で、中段テ
ープ3の挿通孔8はこれに連通する切込部9が設
けてある。
一の部分には同一の符号を付し、その説明は省略
する。第3図は羽根4の詳細を示す図で、中段テ
ープ3の挿通孔8はこれに連通する切込部9が設
けてある。
第1図および第2図に示すように、ブラインド
の後部テープ2bと係合する中段テープ3は、羽
根4の上面から挿通孔8に挿通せしめられ、羽根
4の下面を通つて前部テープ2aと係合してい
る。従つて、ブラインドの使用時には、切込部9
からはずれることはないが、破損した羽根4を交
換する時や羽根4を清掃する時には、この切込部
9の端部を少し曲げることにより中段テープ3を
羽根4から容易にはずすことができる。また、ブ
ラインドの組立時には、この切込部9を通して中
段テープ3を羽根4に設けた挿通孔8に容易に挿
通せしめることができる。
の後部テープ2bと係合する中段テープ3は、羽
根4の上面から挿通孔8に挿通せしめられ、羽根
4の下面を通つて前部テープ2aと係合してい
る。従つて、ブラインドの使用時には、切込部9
からはずれることはないが、破損した羽根4を交
換する時や羽根4を清掃する時には、この切込部
9の端部を少し曲げることにより中段テープ3を
羽根4から容易にはずすことができる。また、ブ
ラインドの組立時には、この切込部9を通して中
段テープ3を羽根4に設けた挿通孔8に容易に挿
通せしめることができる。
なお、昇降コード5を引くことによつて、ブラ
インドの羽根4の昇降が行なわれ、前記ラダーテ
ープ2の前後部デープによつて羽根4の傾斜角度
の調節が行なわれる。
インドの羽根4の昇降が行なわれ、前記ラダーテ
ープ2の前後部デープによつて羽根4の傾斜角度
の調節が行なわれる。
第4図は、前後部テープ2a,2bの操作によ
つて、遮光した状態のブラインド1を示す挿通孔
8部分での断面図であり、2a,2bは前部およ
び後部テープ、3a,3bは中段テープ、4a,
4bは相隣接する2段の羽根、8a,8bは該2
段の羽根にそれぞれ設けた挿通孔、5は昇降コー
ドである。ブラインドを前面から見た場合、羽根
4bの挿通孔8bは、羽根4aによつて覆われて
いるので、光線が挿通孔8bから漏れるのが防止
される。第5図は、遮光時のブラインド1の正面
図であり、第4図と同一の部分には同一の符号を
付してある。昇降コード5は、ブラインドの前面
からは見えない羽根4の背部を通ることになる。
つて、遮光した状態のブラインド1を示す挿通孔
8部分での断面図であり、2a,2bは前部およ
び後部テープ、3a,3bは中段テープ、4a,
4bは相隣接する2段の羽根、8a,8bは該2
段の羽根にそれぞれ設けた挿通孔、5は昇降コー
ドである。ブラインドを前面から見た場合、羽根
4bの挿通孔8bは、羽根4aによつて覆われて
いるので、光線が挿通孔8bから漏れるのが防止
される。第5図は、遮光時のブラインド1の正面
図であり、第4図と同一の部分には同一の符号を
付してある。昇降コード5は、ブラインドの前面
からは見えない羽根4の背部を通ることになる。
以上、本考案を一実施例に基づいて説明した
が、本考案の要旨の範囲内で種々の変形が可能で
あり、これらを本考案の範囲から排除するもので
はない。
が、本考案の要旨の範囲内で種々の変形が可能で
あり、これらを本考案の範囲から排除するもので
はない。
(考案の効果)
以上、詳細に説明したように本考案によれば、
遮光時に光の漏れることがなく、挿通孔が小さく
てもよいため各羽根の端部に力が加わつて折曲し
てもその個所から羽根が破損しにくいブラインド
を提供できる。
遮光時に光の漏れることがなく、挿通孔が小さく
てもよいため各羽根の端部に力が加わつて折曲し
てもその個所から羽根が破損しにくいブラインド
を提供できる。
更に、ブラインドの組立が容易で、且つ羽根が
汚れたり、破損した場合でも、羽根の取りはずし
が容易で、しかも正面から長孔や昇降コードが見
えないから美観も損なわれることがない。
汚れたり、破損した場合でも、羽根の取りはずし
が容易で、しかも正面から長孔や昇降コードが見
えないから美観も損なわれることがない。
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は、同実施例の要部を示す図、第3図は、挿
通孔の形状の一例を示す図、第4図は、同実施例
の挿通孔部分での断面の状態を示す断面図、第5
図は、遮光状態を示す正面図、第6図、第7図
は、従来のブラインドの一例を示す図である。 1……ブラインド、2……ラダーテープ、3…
…中段テープ、4……羽根、8……挿通孔、9…
…切込部。
2図は、同実施例の要部を示す図、第3図は、挿
通孔の形状の一例を示す図、第4図は、同実施例
の挿通孔部分での断面の状態を示す断面図、第5
図は、遮光状態を示す正面図、第6図、第7図
は、従来のブラインドの一例を示す図である。 1……ブラインド、2……ラダーテープ、3…
…中段テープ、4……羽根、8……挿通孔、9…
…切込部。
Claims (1)
- 複数枚の羽根を有し、各羽根に背面側に偏倚し
て切込部を設けた挿通孔を穿設し、前記各羽根の
両端部近傍に前部テープ及び後部テープをそれぞ
れ垂下して設け、該前部テープ及び後部テープを
所定間隔に中段テープの両端で結合し、該中段テ
ープを前記挿通孔に挿通せしめ、前記各羽根を所
定の傾斜角に調整し、かつ整列せしめる昇降コー
ドを前記後部テープに近接し、各羽根の一段毎に
前記中段テープと千鳥状に交差して前記後部テー
プに沿つて垂下してなることを特徴とするブライ
ンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985186240U JPH0422718Y2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985186240U JPH0422718Y2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6294292U JPS6294292U (ja) | 1987-06-16 |
JPH0422718Y2 true JPH0422718Y2 (ja) | 1992-05-25 |
Family
ID=31135614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985186240U Expired JPH0422718Y2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0422718Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0419198Y2 (ja) * | 1986-02-14 | 1992-04-30 | ||
TW201634804A (zh) * | 2015-01-23 | 2016-10-01 | Tachikawa Blind Mfg | 橫式百葉窗 |
-
1985
- 1985-12-03 JP JP1985186240U patent/JPH0422718Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6294292U (ja) | 1987-06-16 |
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