JPH04226683A - スキー板の製造方法 - Google Patents

スキー板の製造方法

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Publication number
JPH04226683A
JPH04226683A JP41659090A JP41659090A JPH04226683A JP H04226683 A JPH04226683 A JP H04226683A JP 41659090 A JP41659090 A JP 41659090A JP 41659090 A JP41659090 A JP 41659090A JP H04226683 A JPH04226683 A JP H04226683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ski
mold
plate
core material
upper face
Prior art date
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Pending
Application number
JP41659090A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuzo Maruyama
丸山 哲三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Swallow Ski KK
Original Assignee
Swallow Ski KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Swallow Ski KK filed Critical Swallow Ski KK
Priority to JP41659090A priority Critical patent/JPH04226683A/ja
Publication of JPH04226683A publication Critical patent/JPH04226683A/ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスキー板の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来スキー板は図7に示すように、上面
および側面をそれぞれ上面板1、側面板2で覆った構造
のものが知られている。この上面板1および側面板2は
それぞれ別体であるため、両者の継ぎ目から水が侵入し
たり、継ぎ目部分が欠けたりする問題がある。またその
製造上図の破線で示すように、上面板1の端縁を除去す
る工程が必要となり工数もかかる。
【0003】そこで図8、図9、図10に示すように、
スキー下面構成部材3、芯材4、長尺な平板状部材5を
、下型6、上型7からなる成形金型内に組み込み、加熱
、加圧して一体化し、スキー板9を製造する技術が知ら
れている。上記従来のスキー板9は、上面板と側面板と
が一体であるから、水の侵入や欠けを防止できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のスキー板の製造方法では次のような問題点がある。す
なわち、上記従来の方法では、長尺な平板状部材5をそ
のまま成形金型内に組み込み、上下金型6、7を加圧し
て台形状の芯材4を介して平板状部材5を台形状に変形
させるものであるが、長尺な平板状部材5をそのまま成
形金型に組み込むため、極めて位置ずれがしやすい。特
にこの種のスキー板では芯材4で平板状部材5を変形さ
せる必要があるため、芯材4上に平板状部材5を乗せる
必要があり、芯材4が、台形状に突出しているため位置
ずれが特にしやすいのである。そこで本発明では、上記
問題点を解決すべくなされたものであり、その目的とす
るところは、平板状部材の位置ずれを防止でき、精度よ
くスキー板を製造できるスキー板の製造方法を提供する
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記問題点を
解決するため次の構成を備える。すなわち、補強材を含
む長尺な平板状部材をプレス金型でプレスしてスキー板
の上面板と側面板を含む上面部材を成形する工程と、成
形金型にスキー下面構成部材、芯材および前記上面部材
を組み込む工程と、成形金型内に組み込んだ前記スキー
下面構成部材と上面部材との間の間隙内に発泡性樹脂を
注入充填する工程を具備することを特徴としている。ま
た、前記成形金型の上型に前記プレス金型の上型を兼用
して用いることを特徴としている。
【0006】
【作用】補強材を含む長尺な平板状部材をプレス金型で
プレスしてスキー板の上面板と側面板を含む断面形状が
ほぼコの字状をなす上面部材を成形し、これを成形金型
内に組み込むようにしているので、従来のように平板状
部材がたわむこともなく、上面部材を正確に成形金型内
に組み込むことができる。特に本発明では、インジェク
ション成形法によっており、上面部材とスキー下面構成
部材との間の間隙内に発泡性樹脂を注入充填するもので
あるから、従来のように台形状の芯材上に平板状部材を
乗せる必要もなく、したがって上面部材を位置ずれする
ことなく組み込むことができるのである。また、上面部
材を成形する際に用いたプレス金型の上型をインジェク
ションの成形金型の上型に兼用することで一層正確な成
形が行える。
【0007】
【実施例】以下本発明の好適な実施例を添付図面に基づ
いて詳細に説明する。図1乃至図6は製造工程の一例を
示す。10は平板状部材を示し、グラスファイバー、ア
ルミニウム板、カーボン繊維等からなる補強材11とA
BS樹脂等からなる上面材12を含む。この平板状部材
10を、図2に示すように、下型13と上型14を有す
るプレス金型15によりプレスして、上面材12が外側
となる断面がほぼ台形状となる上面部材16を成形する
。上面部材16の中央平面部が上面板17となり、両側
部が側面板18となる。
【0008】次に、図3に示すように、エッジ金具20
、ソール材21、補強材22を含むスキー下面構成部材
23、芯材24および上面部材16を、下型25および
上型14からなる成形金型26に組み込む。芯材24は
、木材チップを張り合わせた部材などを用いることがで
きる。また芯材24には上下面に突出するピン27を植
立し、このピン27を補強材22、上面部材16に当接
、支持させることにより、芯材24を両者間の間隙内に
配置する。
【0009】次いで図4に示すように、上面部材16と
スキー下面構成部材23との間の間隙内に発泡性樹脂3
0を注入、充填し、固化せしめる。次に、成形品を金型
内から取り出し、図5に示す上面部材16の端縁の不要
部を切削除去して図6に示すスキー板32を得る。
【0010】上記実施例では、成形金型26の上型14
をプレス金型15の上型14と兼用するようにしたので
、発泡性樹脂30の注入、成形時においても上面材16
が上型14に完全密着し、精度よい加工が行える。しか
し両金型を必ずしも兼用しなくてもよく、それぞれ専用
の上型を用いてもよいことはもちろんである。また上記
実施例では、芯材24を挿入した例を示したが、芯材は
必ずしも用いなくともよい。さらに上面部材16は断面
が台形状のもので示したが、これに限られないことはも
ちろんであり、締具取り付け範囲を除く上面の部位に突
部を設けて、スキー板上面に凸状のリブを形成するよう
にしてもよい。以上本発明につき好適な実施例を挙げて
種々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもの
ではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変
を施し得るのはもちろんである。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、補強材を含む長尺な平
板状部材をプレス金型でプレスしてスキー板の上面板と
側面板を含む上面部材を成形し、これを成形金型内に組
み込むようにしているので、従来のように平板状部材が
たわむこともなく、上面部材を正確に成形金型内に組み
込むことができる。特に本発明では、インジェクション
成形法によっており、上面部材とスキー下面構成部材と
の間の間隙内に発泡性樹脂を注入充填するものであるか
ら、従来のように台形状の芯材上に平板状部材を乗せる
必要もなく、したがって上面部材を位置ずれすることな
く組み込むことができるのである。また、上面部材を成
形する際に用いたプレス金型の上型をインジェクション
の成形金型の上型に兼用することで一層正確な成形が行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】平板状部材の断面図である。
【図2】上面部材の加工工程を示す断面図である。
【図3】スキーの構成部材を成形金型内に組み込んだ状
態の断面図である。
【図4】成形金型内に発泡性樹脂を注入、充填した状態
の断面図である。
【図5】成形金型内から取り出した成形品の断面図を示
す。
【図6】得られたスキー板の断面図である。
【図7】従来のスキー板の断面図を示す。
【図8】、
【図9】、
【図10】従来のスキー板の製法の一例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10  平板状部材 11  補強材 12  上面材 13  下型 14  上型 15  プレス金型 16  上面部材 17  上面板 18  側面板 23  スキー下面構成部材 24  芯材 25  下型 26  成形金型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  補強材を含む長尺な平板状部材をプレ
    ス金型でプレスしてスキー板の上面板と側面板を含む上
    面部材を成形する工程と、成形金型にスキー下面構成部
    材、芯材および前記上面部材を組み込む工程と、成形金
    型内に組み込んだ前記スキー下面構成部材と上面部材と
    の間の間隙内に発泡性樹脂を注入充填する工程を具備す
    ることを特徴とするスキー板の製造方法。
  2. 【請求項2】  前記成形金型の上型に前記プレス金型
    の上型を兼用して用いることを特徴とする請求項1記載
    のスキー板の製造方法。
JP41659090A 1990-12-29 1990-12-29 スキー板の製造方法 Pending JPH04226683A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0542242A (ja) * 1991-08-15 1993-02-23 Nishizawa:Kk スキーの製造方法

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