JPH0422606Y2 - - Google Patents

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JPH0422606Y2
JPH0422606Y2 JP19457285U JP19457285U JPH0422606Y2 JP H0422606 Y2 JPH0422606 Y2 JP H0422606Y2 JP 19457285 U JP19457285 U JP 19457285U JP 19457285 U JP19457285 U JP 19457285U JP H0422606 Y2 JPH0422606 Y2 JP H0422606Y2
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voltage
circuit
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voltage dividing
point
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JP19457285U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機やCRTデイスプ
レイ等の受像管を使用した表示装置に使用される
ダイナミツクフオーカス回路に関する。
(ロ) 従来の技術 受像管画面の周辺部に於いても中央部と同様の
最適フオーカス状態を得るため、受像管のフオー
カス電圧を上記中央部と周辺部とで変化させるよ
うにしたダイナミツクフオーカス回路は、例えば
実公昭56−18050号公報等に記載されているが、
例えばその一つの回路例として第3図のものがあ
る。即ち、同図に於いて1は水平出力トランジス
タQ1やフライバツクトランス(以下、FBTと
略称する)2等を備える水平偏向兼高圧発生回路
であり、そのFBTの1次側巻線N1に発生する
パルスがダイオードD0とコンデンサC0で整流
平滑され、その整流平滑後の直流電圧が可変抵抗
VR1等によつて分圧されて受像管3のスクリー
ン電極G2に印加されている。
一方、前記FBT2の2次巻線N2側には高圧
整流用ダイオードD1と電流制限抵抗R1が接続
され、その出力側端Sが受像管3のアノード電極
Aに接続されると共に、そのS点と接地点Eとの
間にはフオーカス用直流電圧の作成用の分圧回路
4が接続され、この回路内の抵抗の一つに制御ト
ランジスタQ2と抵抗R2が並列接続され、その
ベースに垂直周期及び水平周期の各パラボラ波電
圧イ,ロがレベル調整用可変抵抗VR2,VR3
をそれぞれ介して印加される。そして、上記分圧
回路4内の可変抵抗VR4の摺動子Q′点に直流電
圧が重畳された合成パラボラ波電圧を得、この電
圧を受像管3のフオーカス電極G3に印加する構
成となつている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところで、一般に受像管3のフオーカス電極G
3には破線で示す分布容量C1が存在しており、
且つ、分圧回路4内の各抵抗には消費電力低減の
ために高抵抗値のものが使用されているので、上
記分布容量C1が比較的小さな容量値(10数PF
程度)であるにも拘わらず、積分時定数が大きく
なるため、フオーカス電極(G3)に印加される
合成パラボラ波電圧特にそのうちの水平周波数成
分が積分されて印加されることになり、従つて正
確なダイナミツクフオーカス動作が行われないと
言う問題があつた。
そこで本考案は斯る点に鑑みなされたものであ
り、画面の水平方向に対しても正確なダイナミツ
クフオーカスが行なわれるようにしたダイナミツ
クフオーカス回路を提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、ダイナミツクフオーカス用変調電
圧の合成用の制御トランジスタが直結接続された
フオーカス用直流電圧の作成用の分圧回路内の第
1の中点と、この第1の中点よりも高電位側に位
置する上記分圧回路内の第2の中点に接続される
受像管のフオーカス電極との間に水平周波数成分
バイパス用コンデンサを接続した。
(ホ) 作用 上記構成に依れば、前記第1の中点に発生した
ダイナミツクフオーカス用の変調電圧中の特に水
平周波数成分が上記コンデンサを通つて略正確に
受像管のフオーカス電極に伝達される。
(ヘ) 実施例 第1図は本考案のダイナミツクフオーカス回路
の一実施例を示しており、この実施例では、先の
第3図と同一部分には同じ図番を付して説明を省
略するが、次の点を特徴としている。それは、制
御トランジスタQ2のコレクタと受像管3のフオ
ーカス電極G3との間に水平周波数成分バイパス
用のコンデンサC2を接続した点である。このコ
ンデンサC2は上記フオーカス電極G3の前述し
た分布容量と同程度の容量即ち10PF程度のもの
であり、例えば高圧シールド線の中心導体と外側
導体間の容量等によつて実現される。
したがつて斯る構成に依れば、前記コンデンサ
C2は、水平周波数に対して小さいインピーダン
スを呈し、垂直周波数に対しては比較的大きいイ
ンピーダンスを呈するので、制御トランジスタQ
2のコレクタに現われる合成パラボラ波電圧中の
水平パラボラ波成分は主に上記コンデンサC2
を、また、垂直パラボラ波成分は分圧回路4内の
抵抗R4→可変抵抗VR4→抵抗R6の経路をそ
れぞれ通つて、上記分圧回路4から直流電圧と共
に、受像管3のフオーカス電極G3に印加され
る。それゆえ前記水平パラボラ波成分は、前述の
従来例のように分圧回路4内の抵抗と分布容量C
1によつて積分されず正確に、フオーカス電極G
3に伝達されることになる。また、S点から得る
アノード電圧が受像管3の輝度変化等によつて変
動し、それに追随してQ′点の直流電位が変動し
ても、コンデンサC2の容量が10数PFと小さい
ので、Q点即ちフオーカス電極G3の直流電位は
Q′点に略正確に追随することになり、従つて、
フオーカス電圧がアノード電圧に対して常に略一
定の比率関係を保つ所謂フオーカストラツキング
も達成されることになる。
また、第2図は本考案の他の実施例を示してお
り、この実施例はEBT2の2次側にダイオード
D2〜D5及びコンデンサC1〜C3からなる2
倍圧整流回路5を設け、その出力端Sを受像管3
のアノード電極Aに接続するのに対して、フオー
カス電圧作成用の分圧回路4を上記整流回路5内
の中点Pに接続した点が異なるのみである。即
ち、特に多倍圧整流回路と組合せて使用する形式
のFBTでは、負荷変動によつてフライバツクパ
ルスの波高値が比較的変化しやすく設計されてい
るので、S点の高圧変動に略正確に追随してP点
の電位も変化し、従つて、本実施例も先の実施例
と同等の効果が達成される。
(ト) 考案の効果 本考案に依れば、ダイナミツクフオーカス電圧
を受像管のフオーカス電極に正確に伝達できると
共に、そのフオーカス電圧をアノード電圧の変動
に略正確に追随させることができるので、常に良
好なフオーカス状態を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の異なる実施例をそ
れぞれ示す回路図、第3図は従来のダイナミツク
フオーカス回路を示す回路図である。 1……水平偏向兼高圧発生回路、4……分圧回
路、Q2……制御トランジスタ、C2……水平周
波数成分バイパス用コンデンサ、G8……フオー
カス電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高圧発生回路の直流高電圧取り出し点に接続さ
    れた分圧回路の第1分圧点Qから受像管のフオー
    カス電極に直流電圧を供給し、ダイナミツクフオ
    ーカス用変調信号がベース電極に印加される制御
    トランジスタの出力側を前記分圧回路の第1分圧
    点Qよりも低電位側の第2分圧点ハに接続して受
    像管のフオーカス電極へ供給されるようにしたダ
    イナミツクフオーカス回路において前記第1分圧
    点Qと前記第2分圧点ハとの間に水平周波数成分
    をバイパスするようにしたコンデンサC2を接続
    したことを特徴とするダイナミツクフオーカス回
    路。
JP19457285U 1985-12-18 1985-12-18 Expired JPH0422606Y2 (ja)

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JP19457285U JPH0422606Y2 (ja) 1985-12-18 1985-12-18

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JPS62103363U JPS62103363U (ja) 1987-07-01
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