JP2538609Y2 - 校正信号発生回路 - Google Patents

校正信号発生回路

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JP2538609Y2
JP2538609Y2 JP5464690U JP5464690U JP2538609Y2 JP 2538609 Y2 JP2538609 Y2 JP 2538609Y2 JP 5464690 U JP5464690 U JP 5464690U JP 5464690 U JP5464690 U JP 5464690U JP 2538609 Y2 JP2538609 Y2 JP 2538609Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は校正信号発生回路に係り、特に、オシロス
コープのプローブを校正するのに、チラツキのない波形
表示が行えるようにした校正信号発生回路に関する。
(ロ)従来技術 従来の校正信号発生回路としては、例えば、第3図に
示すようなものが提供されていた。
図において、2は平滑コンデンサ、3は安定化電圧回
路、4は整流ダイオード、5は電源トランス、Q1はトラ
ンジスタ、R1〜R4は抵抗である。
回路の構成は電源トランス5の2次側端子に整流ダイ
オード4のアノード側が接続され、更に、整流ダイオー
ド4のカソード側には平滑コンデンサ2及び安定化電圧
回路3が接続され電源回路を構成している。
一方、電源トランス5の2次側巻線端子からは抵抗R1
を介してトランジスタQ1のベースに接続され、更にこの
ベースには抵抗R2を介してバイアス電圧が掛けられてい
る。
トランジスタQ1のコレクタは抵抗R3を介して電源電圧
Vccが加えられ、更に、抵抗R4が負荷抵抗として接地間
に接続され、コレクタから校正信号の出力信号が校正端
子(CAL端子)に接続されている。
校正電圧発生回路の校正信号発生動作を説明すると、
電源トランス5の2次側巻線端子には所定の交流電圧が
出力し、抵抗R1を介してトランジスタQ1のベースに加え
られる。
トランジスタQ1のベースの電位は抵抗R2を介して加え
られるバイアス電圧VB′と抵抗R1を介して加えられる電
源トランス5の2次側の交流電圧との重畳された値とな
るので、トランジスタQ1が抵抗R1を介して加えられる電
源トランス5の2次側電圧の正の半サイクルで導通状態
になるように抵抗R1,R2及びバイアス電圧VB′で決定さ
れている。
従って、トランジスタQ1のコレクタには電源トランス
5の1次側に加えられている商用電源周波数のf(Hz)
の周波数のスイッチング波形(方形波)が出力される。
上記のように構成動作する校正信号発生回路から出力
した校正信号は、オシロスコープの前面に設けられたCA
L端子に加えられ、このCAL端子にオシロスコープのプロ
ーブを接続することでCAL端子の校正信号が管面上に表
示されプローブの調整のための信号として使用される。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来の校正信号発生回路において
は、第3図に示すようにトランジスタQ1で構成するスイ
ッチング回路へのトリガ信号に電源トランス5の2次側
巻線出力電圧を加えているので、スイッチング回路の出
力端子(トランジスタQ1のコレクタ)より出力する方形
波信号の周波数は電源周波数であり、この電源周波数の
方形波信号を校正電圧としてオシロスコープの管面上に
表示すると、周波数が低い(50Hz或は60Hz)ため表示が
チラツキ観測しずらいという欠点があった。
また、任意の周波数の校正信号を出力できるように専
用の発振回路を設ける方法では部品点数が多くなり、コ
ストアップとなってしまう欠点があった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは従来例の欠点を解消し、校正電
圧発生回路を構成するスイッチング回路の入力トリガ信
号に電源の両波整流のリップル分である電源周波数の2
倍の周波数を加えるようにして、観測校正電圧としてチ
ラツキの少ない校正信号発生回路を提供するところにあ
る。
(ニ)問題を解決するための手段 この考案の校正信号発生回路は、電源トランスと、こ
の電源トランスの出力電圧を整流する両波整流回路と、
この電源トランスの出力電圧をスイッチング信号として
校正信号を発生させるスイッチング回路と、を備えた校
正信号発生回路において、この両波整流回路から出力さ
れるリップル電圧をスイッチング信号として前記スイッ
チング回路に入力する入力回路を設け、電源周波数の2
倍の周波数で校正信号を発生させるように構成したもの
である。
(ホ)作用 この考案によれば、電源トランスと、この電源トラン
スの出力電圧を整流する両波整流回路と、この電源トラ
ンスの出力電圧をスイッチング信号として校正信号を発
生させるスイッチング回路と、を備えた校正信号発生回
路において、この両波整流回路から出力されるリップル
電圧をスイッチング信号として前記スイッチング回路に
入力する入力回路を設け、電源周波数の2倍の周波数で
校正信号を発生させるように構成したので、オシロスコ
ープのプローブを調整する際オシロスコープの管面に表
示される波形のチラツキが減少し、見易い波形とするこ
とができるようになる。
(ヘ)実施例 この考案に係る校正信号発生回路の実施例を第1図及
び第2図に基づいて説明する。
なお従来例と同一部分には同一符号を付してその説明
を省略する。
第1図はこの考案の第1の実施例を示す回路図、第2
図は第2の実施例を示す回路図である。
図において、1は両波整流回路、3は安定化電圧回
路、5は電源トランス、D1はダイオード、C1はカップリ
ングコンデンサである。
第1図に示す第1の実施例の回路の構成としては校正
信号発生回路を構成しトランジスタQ1及び抵抗R1〜R4
らなるスイッチング回路は、従来例と同様であるがこの
スイッチング回路にトリガ信号として入力される信号を
電源回路の両波整流回路1の出力よりカップリングコン
デンサC1及び抵抗R1を介して得るようになっている。
校正信号発生回路を構成するスイッチング回路の動作
としては、電源回路の両波整流回路1の出力電圧は平滑
コンデンサ2によって平滑されても電源周波数f(Hz)
の2倍の2f(Hz)のリップル成分が含まれているので、
この2f(Hz)の周波数分の電圧のみをカップリングコン
デンサC1により抵抗R1に加え、抵抗R2に加えられている
バイアス電圧VBとトランジスタQ1のベースで重畳され
る。
従って、トランジスタQ1のベース電位がバイアス電圧
VBと両波整流回路1の出力によりカップリングコンデン
サC1及び抵抗R1とを介して加えられた2f(Hz)の周波数
のリップル電圧のピーク値とが加算されたタイミングで
トランジスタQ1がオン動作するようにすればトランジス
タQ1のコレクタには、電源周波数の2倍の2f(Hz)でス
イッチングされた方形波電圧がほぼ接地レベルからVc
{R2/(R1+R2)}の値で出力されることになる。
また、第2図で示す第2の実施例では両波整流回路1
の出力に重畳されているリップル電圧のレベルが平滑コ
ンデンサ2のために小さくなっていて、校正信号発生回
路を構成するトランジスタQ1を充分にスイッチング出来
ない場合は、両波整流回路1の出力端子と安定化電圧回
路3との間にカソード側を安定化電圧回路3側に接続し
たダイオードD1を挿入すると共に、平滑コンデンサ2を
ダイオードD1のカソード側と接地間に接続している。
従って、両波整流回路1から出力したリップルを含ん
だ直流電圧は、ダイオードD1を介して平滑コンデンサ2
で平滑されるので、ダイオードD1のアノード側は平滑コ
ンデンサ2の平滑作用の影響を受けず、大きなリップル
分の値がトランジスタQ1のベースに加えられるのでスイ
ッチング動作が完全に行われることになる。
(ト)考案の効果 この考案に係る校正信号発生回路によれば、校正電圧
発生回路を構成するトランジスタのスイッチング回路に
加えられる電源周波数成分のリップル電圧を両波整流回
路の出力側より得るようにして、トランジスタのスイッ
チング回路は電源周波数の2倍の周波数でスイッチング
動作をし、校正電圧を出力するようにしたので、この校
正電圧を使ってオシロスコープの管面上に表示しても校
正電圧波形のチラツキが電源周波数による校正電圧波形
に対して1/2になり観測し易くなる効果がある。
また、特別な校正電圧用の発振回路を設ける必要もな
くなる。
しかも、構造が簡単であって、また、安価に校正する
ことができるため実施も容易であるなどの優れた特長を
有している。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案に係る校正信号発生回路の
実施例を示し、第1図は第1の実施例を示す回路図、第
2図は第2の実施例を示す回路図である。 第3図は従来例の回路図である。 主な符号の説明 1:両波整流回路 2:平滑コンデンサ 3:安定化電圧回路 5:電源トランス Q1:トランジスタ D1:ダイオード C1:カップリングコンデンサ R1〜R4:抵抗

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源トランスと、この電源トランスの出力
    電圧を整流する両波整流回路と、この電源トランスの出
    力電圧をスイッチング信号として校正信号を発生させる
    スイッチング回路と、を備えた校正信号発生回路におい
    て、 この両波整流回路から出力されるリップル電圧をスイッ
    チング信号として前記スイッチング回路に入力する入力
    回路を設け、 電源周波数の2倍の周波数で校正信号を発生させるよう
    に構成したことを特徴とする校正信号発生装置。
JP5464690U 1990-05-28 1990-05-28 校正信号発生回路 Expired - Lifetime JP2538609Y2 (ja)

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JPH0415078U JPH0415078U (ja) 1992-02-06
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