JPS6115651Y2 - - Google Patents
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- JPS6115651Y2 JPS6115651Y2 JP1977006106U JP610677U JPS6115651Y2 JP S6115651 Y2 JPS6115651 Y2 JP S6115651Y2 JP 1977006106 U JP1977006106 U JP 1977006106U JP 610677 U JP610677 U JP 610677U JP S6115651 Y2 JPS6115651 Y2 JP S6115651Y2
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- JP
- Japan
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- resistor
- voltage
- diode
- focus
- secondary winding
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 26
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Television Receiver Circuits (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、フオーカス電極を2組備えたトリ
(トライ)ポテンシヤル方式の陰極線管のアノー
ドおよび2つのフオーカス電極に所定の高圧およ
びフオーカス電圧を供給する装置に関し、2つの
フオーカス電圧を低い電源インピーダンスで安定
に、しかも使用する抵抗素子の抵抗値のばらつき
によつてもあまり変化することなく供給すること
のできる装置を提供するものである。
(トライ)ポテンシヤル方式の陰極線管のアノー
ドおよび2つのフオーカス電極に所定の高圧およ
びフオーカス電圧を供給する装置に関し、2つの
フオーカス電圧を低い電源インピーダンスで安定
に、しかも使用する抵抗素子の抵抗値のばらつき
によつてもあまり変化することなく供給すること
のできる装置を提供するものである。
最近、カラー陰極線管においてフオーカス電極
を2組備えたトリ(トライ)ポテンシヤル方式の
ものが開発され、実用化されてきている。このよ
うなトリ(トライ)ポテンシヤル方式の陰極線管
では通常、第1のフオーカス電極にはアノード電
圧の約40%程度の第1フオーカス電圧を供給し、
かつ第2のフオーカス電極にはアノード電圧の約
25%程度の第2フオーカス電圧を供給する必要が
あり、しかも、それらの電圧に変動があるとフオ
ーカス状態が大幅に変化刈してしまうので、充分
に低い電源インピーダンスで供給する必要があ
る。特に第2のフオーカス電圧の変動は小さくす
る必要がある。
を2組備えたトリ(トライ)ポテンシヤル方式の
ものが開発され、実用化されてきている。このよ
うなトリ(トライ)ポテンシヤル方式の陰極線管
では通常、第1のフオーカス電極にはアノード電
圧の約40%程度の第1フオーカス電圧を供給し、
かつ第2のフオーカス電極にはアノード電圧の約
25%程度の第2フオーカス電圧を供給する必要が
あり、しかも、それらの電圧に変動があるとフオ
ーカス状態が大幅に変化刈してしまうので、充分
に低い電源インピーダンスで供給する必要があ
る。特に第2のフオーカス電圧の変動は小さくす
る必要がある。
このような、2つのフオーカス電圧の供給手段
としては、まず従来のバイポテンシヤル方式の陰
極線管用のフオーカス電圧供給手段をそのまま使
用しその電圧を分圧して第2フオーカス電圧を得
る手数が考えられる。そのような例を第1,2図
に示す。ここで、1は水平出力回路、2は水平出
力回路1に1次巻線を接続したフライバツクトラ
ンス、3はフライバツクパルス整流用のダイオー
ド、4は平滑用のコンデンサ、5は第1、第2フ
オーカス電圧を得るための分圧用抵抗群、6はア
ノード電圧の供給端子、7は第1フオーカス電圧
の供給端子、8は第2フオーカス電圧の供給端子
である。しかしながら、このような装置では第1
図のものでは30KV程度もある高電圧のアノード
電圧を分圧するものであるために分圧用抵抗群6
における電力消費が多く、かつ高電力用のもので
高抵抗値のものを要してコスト高になつてしま
い、また、第1,2図のものともにフオーカス回
路に直列に高抵抗が接続されるために電源インピ
ーダンスが高くなつてしまつてフオーカス電圧の
安定度が悪くなつてしまうという不都合がある。
さらに、このような回路に用いられる分圧用抵抗
群5の各抵抗素子はいずれも数MΩ〜数10MΩの
高抵抗のものであるがこれらのうち数10MΩ以上
の超高抵抗の抵抗素子は経時変化によつて抵抗値
が変化しやすく、フオーカス電圧もそれに伴つて
変化してしまうという不都合もある。
としては、まず従来のバイポテンシヤル方式の陰
極線管用のフオーカス電圧供給手段をそのまま使
用しその電圧を分圧して第2フオーカス電圧を得
る手数が考えられる。そのような例を第1,2図
に示す。ここで、1は水平出力回路、2は水平出
力回路1に1次巻線を接続したフライバツクトラ
ンス、3はフライバツクパルス整流用のダイオー
ド、4は平滑用のコンデンサ、5は第1、第2フ
オーカス電圧を得るための分圧用抵抗群、6はア
ノード電圧の供給端子、7は第1フオーカス電圧
の供給端子、8は第2フオーカス電圧の供給端子
である。しかしながら、このような装置では第1
図のものでは30KV程度もある高電圧のアノード
電圧を分圧するものであるために分圧用抵抗群6
における電力消費が多く、かつ高電力用のもので
高抵抗値のものを要してコスト高になつてしま
い、また、第1,2図のものともにフオーカス回
路に直列に高抵抗が接続されるために電源インピ
ーダンスが高くなつてしまつてフオーカス電圧の
安定度が悪くなつてしまうという不都合がある。
さらに、このような回路に用いられる分圧用抵抗
群5の各抵抗素子はいずれも数MΩ〜数10MΩの
高抵抗のものであるがこれらのうち数10MΩ以上
の超高抵抗の抵抗素子は経時変化によつて抵抗値
が変化しやすく、フオーカス電圧もそれに伴つて
変化してしまうという不都合もある。
そこで本考案はかかる従来の欠点を解消して、
2つのフオーカス電圧の電源インピーダンスも低
くできて安定なフオーカス電圧を供給することが
でき、しかも、使用する抵抗素子の抵抗値がばら
ついてもあまり変化することのないフオーカス電
圧を供給することのできる装置を提供することを
目的とするものである。
2つのフオーカス電圧の電源インピーダンスも低
くできて安定なフオーカス電圧を供給することが
でき、しかも、使用する抵抗素子の抵抗値がばら
ついてもあまり変化することのないフオーカス電
圧を供給することのできる装置を提供することを
目的とするものである。
以下、本考案につき、その実施例を示す第3〜
5図を参照して詳細に説明する。まず、この装置
では、水平出力回路9に一次巻線10を接続した
フライバツクトランス11に第1、第2の2つの
2次巻線12,13を設け、第1の2次巻線12
の一端に第1のダイオード14を、他端に第2の
ダイオード15を、第2の2次巻線13の一端に
第3のダイオード16を、他端に第4のダイオー
ド17を、それぞれこの第1、第2の2次巻線1
2,13に流れる電流に対して同一極性にして接
続し、第2のダイオード15と第3のダイオード
16とを直列に接続する。第2の2次巻線13の
他端に接続した第4のダイオード17は、自動輝
度制御用等のためにビーム電流を検出して直流の
検出電圧を端子18に発生するための小抵抗19
とバイパス用のコンデンサ20とを介して接地す
る。ただし、ここで発生する電圧は数10V以下と
小さいので、フオーカス電圧等に対する影響は無
視することができる。以下の説明においても無視
して説明する。もちろん、この第4のダイオード
17のアノード電極を接地するかあるいは電源回
路に接続する等してもよく、いずれの場合も基準
電位点に接続したものとみなすことができる。
5図を参照して詳細に説明する。まず、この装置
では、水平出力回路9に一次巻線10を接続した
フライバツクトランス11に第1、第2の2つの
2次巻線12,13を設け、第1の2次巻線12
の一端に第1のダイオード14を、他端に第2の
ダイオード15を、第2の2次巻線13の一端に
第3のダイオード16を、他端に第4のダイオー
ド17を、それぞれこの第1、第2の2次巻線1
2,13に流れる電流に対して同一極性にして接
続し、第2のダイオード15と第3のダイオード
16とを直列に接続する。第2の2次巻線13の
他端に接続した第4のダイオード17は、自動輝
度制御用等のためにビーム電流を検出して直流の
検出電圧を端子18に発生するための小抵抗19
とバイパス用のコンデンサ20とを介して接地す
る。ただし、ここで発生する電圧は数10V以下と
小さいので、フオーカス電圧等に対する影響は無
視することができる。以下の説明においても無視
して説明する。もちろん、この第4のダイオード
17のアノード電極を接地するかあるいは電源回
路に接続する等してもよく、いずれの場合も基準
電位点に接続したものとみなすことができる。
そして、第1のダイオード14から陰極線管の
アノード用の高圧電圧を端子21に供給し、第2
のダイオード15と第3のダイオード16との相
互接続点から第1の抵抗22を介して陰極線管の
第1のフオーカス電極用の第1のフオーカス電圧
を端子23に供給し、さらに、この第1の抵抗2
2の端子23側と接地との間に第2の抵抗(群)
24を接続して、この第2の抵抗(群)24の中
間端子から陰極線管の第2のフオーカス電極用の
第2のフオーカス電圧を端子25に供給するよう
にする。さらに、第2の2次巻線13の中点13
cと第2の抵抗(群)24の中間点との間に第3
の抵抗26を接続する。この第3の抵抗26を接
続する点は、第3図に示すように第2の抵抗
(群)24中の抵抗24bと24cとの相互接続
点であつても、あるいは第4図に示すように第2
の抵抗(群)24中の抵抗24aと24bとの相
互接続点であつてもよい。なお、17は平滑用の
コンデンサである。
アノード用の高圧電圧を端子21に供給し、第2
のダイオード15と第3のダイオード16との相
互接続点から第1の抵抗22を介して陰極線管の
第1のフオーカス電極用の第1のフオーカス電圧
を端子23に供給し、さらに、この第1の抵抗2
2の端子23側と接地との間に第2の抵抗(群)
24を接続して、この第2の抵抗(群)24の中
間端子から陰極線管の第2のフオーカス電極用の
第2のフオーカス電圧を端子25に供給するよう
にする。さらに、第2の2次巻線13の中点13
cと第2の抵抗(群)24の中間点との間に第3
の抵抗26を接続する。この第3の抵抗26を接
続する点は、第3図に示すように第2の抵抗
(群)24中の抵抗24bと24cとの相互接続
点であつても、あるいは第4図に示すように第2
の抵抗(群)24中の抵抗24aと24bとの相
互接続点であつてもよい。なお、17は平滑用の
コンデンサである。
このような構成において、第2の2次巻線13
にはその両端にともに第3、第4のダイオード1
6,17を接続しこの第4のダイオード17によ
つて2次巻線13を接地から浮かせるようにして
いるので、この2次巻線13においてその中点1
3cに交流的なニユートラルポイントを形成する
ことができている。すなわち、第5図に示すよう
にこの中点13cには交流的なフライバツクパル
スは生じずに2次巻線13の両端間のパルス電圧
Eの丁度2分の1の1/2Eの直流電圧のみが生
じ、2次巻線13の上端と下端とにそれぞれこの
直流電圧からパルス電圧Eの2分の1の1/2Eか
らの振幅で相互に逆極性のフライバツクパルスが
生じるようにすることができている。これによ
り、第3、第4のダイオード16,17によるフ
ライバツクパルスの整流作用については第4のダ
イオード17が設けられていない場合と同様であ
るが、第4のダイオード17を設けることによつ
て2次巻線13の中点にフライバツクパルスの生
じない直流電位点が形成されているので、これを
利用してこの中様点13cと第2の抵抗24の中
間点との間に第3の抵抗26を設けることによつ
てこの直流電圧をも第2フオーカス電圧の一部と
して使用することとしている。このように第2フ
オーカス電圧を第1の抵抗22からのみでなく第
3の抵抗26からも取り出すようにすると、その
等価回路図は第6図に示すようになつて、第1の
抵抗22からだけ電圧を供給していた従来のもの
に比して電源玄インピーダンスを充分に小さくす
ることができ、それだけ安定な第2フオーカス電
圧を供給することができる。
にはその両端にともに第3、第4のダイオード1
6,17を接続しこの第4のダイオード17によ
つて2次巻線13を接地から浮かせるようにして
いるので、この2次巻線13においてその中点1
3cに交流的なニユートラルポイントを形成する
ことができている。すなわち、第5図に示すよう
にこの中点13cには交流的なフライバツクパル
スは生じずに2次巻線13の両端間のパルス電圧
Eの丁度2分の1の1/2Eの直流電圧のみが生
じ、2次巻線13の上端と下端とにそれぞれこの
直流電圧からパルス電圧Eの2分の1の1/2Eか
らの振幅で相互に逆極性のフライバツクパルスが
生じるようにすることができている。これによ
り、第3、第4のダイオード16,17によるフ
ライバツクパルスの整流作用については第4のダ
イオード17が設けられていない場合と同様であ
るが、第4のダイオード17を設けることによつ
て2次巻線13の中点にフライバツクパルスの生
じない直流電位点が形成されているので、これを
利用してこの中様点13cと第2の抵抗24の中
間点との間に第3の抵抗26を設けることによつ
てこの直流電圧をも第2フオーカス電圧の一部と
して使用することとしている。このように第2フ
オーカス電圧を第1の抵抗22からのみでなく第
3の抵抗26からも取り出すようにすると、その
等価回路図は第6図に示すようになつて、第1の
抵抗22からだけ電圧を供給していた従来のもの
に比して電源玄インピーダンスを充分に小さくす
ることができ、それだけ安定な第2フオーカス電
圧を供給することができる。
第6図において、2つの電源1/2Eはそれぞれ
第2の2次巻線13の中点13cに生じる電圧
と、この中点13cと第2、第3のダイオード1
5,16の相互接続点との間に生じる電圧とを示
し、R1は第3の抵抗26を接続している中間点
と第2、第3のダイオード15,16との間の抵
抗を、R2はこの中間点と接地との間の抵抗を、
R3は第3の抵抗の抵抗を、それぞれ代表して示
す。なお、第6図では説明を簡単にするために第
2フオーカス電圧の出力用の端子25を第3の抵
抗26を接続している中間点に設定したものとし
ている。この第6図によれば、抵抗R3を付加し
た本装置のものの方が、この抵抗R3を有しない
従来のものよりも低い電源インピーダンスを達成
できることは明らかに理解されるのであろう。
第2の2次巻線13の中点13cに生じる電圧
と、この中点13cと第2、第3のダイオード1
5,16の相互接続点との間に生じる電圧とを示
し、R1は第3の抵抗26を接続している中間点
と第2、第3のダイオード15,16との間の抵
抗を、R2はこの中間点と接地との間の抵抗を、
R3は第3の抵抗の抵抗を、それぞれ代表して示
す。なお、第6図では説明を簡単にするために第
2フオーカス電圧の出力用の端子25を第3の抵
抗26を接続している中間点に設定したものとし
ている。この第6図によれば、抵抗R3を付加し
た本装置のものの方が、この抵抗R3を有しない
従来のものよりも低い電源インピーダンスを達成
できることは明らかに理解されるのであろう。
なお、第2の2次巻線13に設ける中点13c
は厳密に巻線数の2分の1の所でなくても、その
ほぼ近くであればよい。その場合、直流電圧に多
少のパルス成分が重畳されるがそれは第3の抵抗
26等と浮遊容量とによつて平滑されるので問題
ない。また、巻線数の2分の1の所であつても2
次巻線13の浮遊容量の分布がばらついていれば
多少のパルス成分がやはり重畳されるけれども、
やはり平滑されて問題はない。そのような場合に
は、中点13cから得られる直流電圧は1/2Eよ
りも少し上下にずれることになるが、それに応じ
て各抵抗値を定めておけばよい。
は厳密に巻線数の2分の1の所でなくても、その
ほぼ近くであればよい。その場合、直流電圧に多
少のパルス成分が重畳されるがそれは第3の抵抗
26等と浮遊容量とによつて平滑されるので問題
ない。また、巻線数の2分の1の所であつても2
次巻線13の浮遊容量の分布がばらついていれば
多少のパルス成分がやはり重畳されるけれども、
やはり平滑されて問題はない。そのような場合に
は、中点13cから得られる直流電圧は1/2Eよ
りも少し上下にずれることになるが、それに応じ
て各抵抗値を定めておけばよい。
さらに、このような装置によれば、各抵抗2
2,24,26の抵抗値にばらつきがあつても、
第2フオーカス電圧の電圧値のばらつきを小さく
することができる利点がある。一例として、第6
図における抵抗R2のばらつきについて以下に示
す。抵抗R3がない場合に抵抗R2に生じる電圧V
は V=R2/R1+R2E であり、抵抗R3がある場合に抵抗R2に生じる電
圧vは v=(R1+2R3)R2/R1R3+(R1+R3
)R2 E/2 である。このそれぞれの場合において抵抗R2が
ばらついて変化したときの電圧の変化率は〓〓お
よびdv/dR2であり、 dV/dR2>dv/dR2 に設定すれば電圧の変化率を従来よりも小さくす
ることができる。これを求めれば に設定すればよいことがわかる。
2,24,26の抵抗値にばらつきがあつても、
第2フオーカス電圧の電圧値のばらつきを小さく
することができる利点がある。一例として、第6
図における抵抗R2のばらつきについて以下に示
す。抵抗R3がない場合に抵抗R2に生じる電圧V
は V=R2/R1+R2E であり、抵抗R3がある場合に抵抗R2に生じる電
圧vは v=(R1+2R3)R2/R1R3+(R1+R3
)R2 E/2 である。このそれぞれの場合において抵抗R2が
ばらついて変化したときの電圧の変化率は〓〓お
よびdv/dR2であり、 dV/dR2>dv/dR2 に設定すれば電圧の変化率を従来よりも小さくす
ることができる。これを求めれば に設定すればよいことがわかる。
実験によれば、第3図の回路例において、端子
21の高圧電圧を30KVにし、第2、第3のダイ
オード15,16の相互接続点の電圧を15KVに
するようにフライバツクトランス11を設計し、
抵抗22を12MΩ、抵抗24aを33MΩ、抵抗24
bを17MΩ、抵抗24cを50MΩ、抵抗26を
3MΩにしたときに、端子23には12.9KVの第1
フオーカス電圧が得られ、端子25には6.33〜
8.55KVの範囲で調節可能な第2フオーカス電圧
が得られた。第2フオーカス電圧の安定度は充分
に満足できるものであつた。
21の高圧電圧を30KVにし、第2、第3のダイ
オード15,16の相互接続点の電圧を15KVに
するようにフライバツクトランス11を設計し、
抵抗22を12MΩ、抵抗24aを33MΩ、抵抗24
bを17MΩ、抵抗24cを50MΩ、抵抗26を
3MΩにしたときに、端子23には12.9KVの第1
フオーカス電圧が得られ、端子25には6.33〜
8.55KVの範囲で調節可能な第2フオーカス電圧
が得られた。第2フオーカス電圧の安定度は充分
に満足できるものであつた。
以上詳述したように、本考案によれば、トリ
(トライ)ポテンシヤル方式の陰極線管に電源イ
ンピーダンスの小さい安定なフオーカス電圧を供
給することができ、しかも、抵抗素子の抵抗値の
ばらつきがあつてもフオーカス電圧のばらつきを
小さくすることができる実用的に大変有効な装置
を得ることができるものである。
(トライ)ポテンシヤル方式の陰極線管に電源イ
ンピーダンスの小さい安定なフオーカス電圧を供
給することができ、しかも、抵抗素子の抵抗値の
ばらつきがあつてもフオーカス電圧のばらつきを
小さくすることができる実用的に大変有効な装置
を得ることができるものである。
第1図および第2図は従来の陰極線管用電圧供
給装置の回路図、第3図は本考案の一実施例にお
ける陰極線管用電圧供給装置の回路図、第4図は
本考案の別の実施例における陰極線管用電圧供給
装置の回路図、第5図および第6図は第3図およ
び第4図の装置の動作を説明するための波形図お
よび等価回路図である。 9……水平出力回路、10……1次巻線、11
……フライバツクトランス、12……第1の2次
巻線、13……第2の2次巻線、14……第1の
ダイオード、15……第2のダイオード、16…
…第3のダイオード、17……第4のダイオー
ド、21……高圧電圧供給用の端子、22……第
1の抵抗、23……第1のフオーカス電圧供給用
の端子、24……第2の抵抗(群)、25……第
2のフオーカス電圧供給用の端子、26……第3
の抵抗。
給装置の回路図、第3図は本考案の一実施例にお
ける陰極線管用電圧供給装置の回路図、第4図は
本考案の別の実施例における陰極線管用電圧供給
装置の回路図、第5図および第6図は第3図およ
び第4図の装置の動作を説明するための波形図お
よび等価回路図である。 9……水平出力回路、10……1次巻線、11
……フライバツクトランス、12……第1の2次
巻線、13……第2の2次巻線、14……第1の
ダイオード、15……第2のダイオード、16…
…第3のダイオード、17……第4のダイオー
ド、21……高圧電圧供給用の端子、22……第
1の抵抗、23……第1のフオーカス電圧供給用
の端子、24……第2の抵抗(群)、25……第
2のフオーカス電圧供給用の端子、26……第3
の抵抗。
Claims (1)
- フライバツクトランスに第1、第2の2つの2
次巻線を設け、この第1の2次巻線の一端に第1
のダイオードを、他端に第2のダイオードを、第
2の2次巻線の一端に第3のダイオードを、他端
に第4のダイオードを、それぞれこの第1、第2
の2次巻線に流れる電流に対して同一極性にして
接続し、第2のダイオードと第3のダイオードと
を直列に接続し、上記第1のダイオードから陰極
線管のアノード用の高圧電圧を供給し、第2のダ
イオードと第3のダイオードとの相互接続点から
第1の抵抗を介して上記陰極線管の第1のフオー
カス電極用の第1フオーカス電圧を供給し、この
第1の抵抗の出力側と接地との間に第2の抵抗と
可変抵抗と第4の抵抗との直列回路を接続し、こ
の可変抵抗の可変端子から上記陰極線管の第2の
フオーカス電極用の第2フオーカス電圧を供給す
るようにするとともに、上記第2の2次巻線のほ
ぼ中点と、上記第2の抵抗と上記可変抵抗との接
続点もしくは上記可変抵抗と上記第4の抵抗との
接続点との間に第3の抵抗を接続してなる陰極線
管用電圧供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977006106U JPS6115651Y2 (ja) | 1977-01-20 | 1977-01-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977006106U JPS6115651Y2 (ja) | 1977-01-20 | 1977-01-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53102318U JPS53102318U (ja) | 1978-08-18 |
JPS6115651Y2 true JPS6115651Y2 (ja) | 1986-05-15 |
Family
ID=28692851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977006106U Expired JPS6115651Y2 (ja) | 1977-01-20 | 1977-01-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6115651Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH023244U (ja) * | 1988-06-22 | 1990-01-10 |
-
1977
- 1977-01-20 JP JP1977006106U patent/JPS6115651Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH023244U (ja) * | 1988-06-22 | 1990-01-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53102318U (ja) | 1978-08-18 |
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