JPH04225908A - グリセリル、グリコール、あるいはクエン酸エステルを含有するネールエナメル - Google Patents

グリセリル、グリコール、あるいはクエン酸エステルを含有するネールエナメル

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JPH04225908A
JPH04225908A JP3099209A JP9920991A JPH04225908A JP H04225908 A JPH04225908 A JP H04225908A JP 3099209 A JP3099209 A JP 3099209A JP 9920991 A JP9920991 A JP 9920991A JP H04225908 A JPH04225908 A JP H04225908A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ネールエナメル、すな
わちネールラッカーに関する。 【0002】 【従来の技術】従来のネールエナメルは膜形成成分から
成り、この成分はニトロセルロース、酢酸酪酸セルロー
ス、あるいはこれらセルロース誘導体の1つあるいは両
方とポリウレタンあるいは他の高分子化合物との組合せ
で構成されている。また従来のネールエナメルにはさら
に、典型的にはジブチルフタレートのようなフタレート
、あるいはカンフアーである可塑剤成分が含まれ、また
可塑剤成分及び/または接着促進剤としてホルムアルデ
ヒドあるいは他のアルデヒドの縮合重合によって形成さ
れるポリマー成分が含有されており、このポリマー成分
の典型的な例は、オルト、パラートルエンスルフオンア
ミドホルムアルデヒド樹脂のような芳香族スルフオンア
ミドアルデヒド縮合樹脂がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ネールエナメルの使用
者の中にはネールエナメルに含まれるフタレートあるい
は非縮合アルデヒドに感受性を示す可能性があるという
懸念をなくすために、ネールエナメルに含まれるフタレ
ート及びアルデヒド(例、ホルムアルデヒド)縮合生成
物の量を減らすことが望ましい。またカンフアーのよう
な揮発性成分も、揮発性がその成分の損失をもたらし、
ネールエナメルの性能の変動をきたすので、減少させる
かあるいは除去することが望ましい。しかしこのような
ネールエナメルを処方する試みには困難性があった。長
期の耐摩耗性、高い光沢性の保持、爪上の剥落抵抗性、
及びネールエナメルの他の成分との相溶性のようなネー
ルエナメルの所望の特性が、ネールエナメル中の成分の
変化やそれらの成分の含有量の変化に影響を受けやすい
からである。従って、高品質でしかもフタレート及び/
またはアルデヒド縮合生成物をほとんど含有しないか全
く含有しない処方のネールエナメルの必要性が依然とし
てある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、膜形成成分、
溶媒成分、及び可塑剤成分から成り、この可塑剤成分が
式(I)ないし(V)で示される化合物から成る群より
選択される1種かそれ以上の化合物から構成されるネー
ルエナメルに関する: ただし、R1 、R2 、及びR3 は同一かあるいは
相違しており、 (i)1ないし35個の炭素原子を保持する線状あるい
は分枝状アルキル、3ないし8個の炭素原子を保持する
環状アルキル、あるいは2ないし35個の炭素原子を保
持する線状あるいは分枝状アルケニルであり、前記の任
意のものは未置換か、または、−CN、−SCN、−O
H、−SH、−NH2 、−CONH2   及び−N
O2か ら成る群から選択される1つ、2つ、あるいは
3つの基によって置換されている; (ii)−X−C(O)O−A  あるいは  −XO
−C(O)−A  であり、Xは最大8個の炭素原子を
保持する直鎖あるいは分枝状アルキル、あるいはアルケ
ニルブリッジであるか、あるいはフエニル環  (−C
6H4−)  であり、Aはフエニルか、1ないし35
個の炭素原子を保持する直鎖あるいは分枝状アルキルか
、あるいは2ないし35個の炭素原子を保持する直鎖あ
るいは分枝状アルキレンであり、XあるいはAがアルキ
ルかあるいはアルケニルである場合、−CN、−SCN
、−NO2、−OH、−SH、−NH2 あるいは−C
ONH2 で任意的に置換され、またXあるいはAがフ
エニルである場合、−CN、−SCN、−Cl、−Br
、−F、−OCH3 、−OC2H5、−OC6H5、
−CH=CH2 、C1−6 アルキル、−CH2CH
=CH2、−NO2 、−NH2 、−OH、−SH、
及びSO2NH2 から 成る群より選択される1つ、
2つ、あるいは3つの置換基で任意的に置換され; (iii)二量体あるいは三量体アシル基であり;ある
いは、 (iv)BZである;ただし、BZは未置換かまたは 
 式−C(O)OR5 で示される1つあるいは2つの
基で置換されているフエニル環であり、R5 は、1な
いし35個の炭素原子を保持する直鎖あるいは分枝状ア
ルキルであるか、あるいは2ないし35個の炭素原子を
保持する直鎖あるいは分枝状アルケニルであり、このア
ルキル及びアルケニルは−CN、−SCN、−NO2 
、−OH、−SH、−NH2 あるいは−CONH2 
で任意的に置換されるか;あるいは未置換フエニル、あ
るいは  −CN、−SCN、−Cl、−Br、−F、
−OCH3 、−OC2H5、−OC6H5 、−CH
=CH2、C1−6 アルキル、−CH2CH=CH2
、−NO2 、−NH2 、−OH、−SH及び−SO
2NH2 から成る群より選択される1つ、2つ、ある
いは3つの置換基で置換されているフエニルを示し、d
は1ないし1000であり、各Yはエトキシ、イソプロ
ポキシあるいはプロポキシであり、またR4はH−ある
いは(Alk)−C(O)−であって、(Alk)は1
な いし5個の炭素原子を保持する直鎖あるいは分枝状
アルキルであり、そして、R6は1ないし18個の炭素
原子を保持する直鎖あるいは分枝状アルキルか、2な 
いし18個の炭素原子を保持する直鎖あるいは分枝状ア
ルケニルである。 【0005】前記のように、本発明のネールエナメルの
注目すべき特徴の1つは前記定義した1種かそれ以上の
可塑剤成分であって、これまでのネールエナメルには含
まれていないと考えられる可塑剤成分を含有することで
ある。このような可塑剤成分の望ましい1つの例は、式
(I) の構造を有し、グリセリルトリエステルとして認識し得
る。 【0006】本発明による望ましい実施態様では、R1
、R2、及びR3が同一であり、アルキル置換基及びア
ルキレン置換基が、18個までの炭素原子を保持するこ
とが望ましい。 【0006】R1、R2、及びR3がアルキルである式
(I)で示される化合物の望ましい例 には、グリセリ
ルトリアセテート、グリセリルトリオクタノエート、グ
リセリルトリウンデカノエート、及びグリセリルトリベ
ヘネートが含まれ、これらはR1 、R2、及びR3が
アルキルである場合の望ましい例である。R1、R2、
及びR3 がアルキルあるいは置換アルキルとなってい
る他の適切な化合物には、グリセリルトリステアレート
、グリセリルトリイソステアレート、グリセリルトリ(
ヒドロキシステアレート)、グリセリルトリパルミテー
ト、グリセリルトリミリステート、及びグリセリルトリ
ラウレートが含まれる。R1、R2、及びR3がアルケ
ニルあるいは置換アルケニルである前記式(I)の適 
切な化合物の例としては、グリセリルトリオリエート及
びグリセリルエルケート(すなわちエルカ酸のトリエス
テル)が含まれる。R1、R2、及びR3がアルケニ 
ルである他の適切な化合物には、グリセリルトリリシノ
レート及びグリセリルトリアセチルリシノレートが含ま
れる。 【0007】前記のように、R1、R2、及びR3は任
意的に置換フエニル環とすることもできる。フエニル環
が未置換である場合の式(I)で示される望ましい化合
物はグリセリルトリベンゾエートであり、これは本発明
のネールエナメル組成物の特に望ましい化合物である。 【0008】別の任意的な置換基としては二量体あるい
は三量体アシル基があり、これは2つあるいは3つの不
飽和カルボン酸(各酸は1、2または3個のビニル結合
を有する)が各酸の各ビニル結合同士を介して付加反応
するによって形成される二酸あるいは三酸のモノアシル
誘導体を意味する。望ましい酸は、オレイン酸、リノー
ル酸、及びリノレン酸のような18個の炭素原子を保持
するような酸である。二量体及び三量体アシル基として
望ましいものは、前記酸の内の任意の1つを二量化ある
いは三量化することによって誘導されるものである。残
りの−COOH部分を1ないし18個の炭素原子を保持
するアルキルあるいはアルキレンでエステル化すること
が望ましい。 【0009】可塑剤の他の望ましい例は、下記の式(I
I)で示される: 【0010】この式(II)で示される望ましい化合物
では、R1、R2、及びR3 はすべて未置換フエニル
である。これらの化合物はトリメチロールアルキルベン
ゾエートである。例えば、R6 がCH3CH2−であ
る場合は、この化合物はトリメチロールプロパンベンゾ
エートのようなトリメチロールプロパン化合物である。 【0011】また可塑剤の望ましい例としてはさらに下
記の式(III)で示される化合物が挙げられる:これ
はネオペンチルグリコールエステルとして知られており
、さらにネオペンチルベンゾエートが望ましい。 【0012】式(V)で示される化合物はクエン酸エス
テルである。望ましいクエン酸エステルの例としては、
R4がH−かあるいはC1−4のアルキルであり、R1
、R2、及びR3 がシクロヘキシル、フエニル、ある
いはC1−6 のアルキルであるクエン酸エステルが含
まれる。 さらに好ましい式(V)で示される化合物の例としては
、アセチルクエン酸トリブチル、アセチルクエン酸トリ
エチル、アセチルクエン酸トリ−n−ヘキシル、クエン
酸トリベンジル、及びクエン酸トリシクロヘキシルが含
まれる。 【0013】さらに前記定義した式(IV)内の可塑剤
の望ましい例としては、下記の式(VI)ないし(IX
)で示される化合物が含まれる: (VI)  BZ−C(O)−OCH2CH2O−C(
O)BZ          (エチレングリコールジ
ベンゾエート)(VII)  BZ−C(O)−OCH
2CH(CH3)−C(O)BZ          
(プロピレングリコールジベンゾエート)(VIII)
  BZ−C(O)−OCH2CH2OCH2O−C(
O)BZ            (ジエチレングリコ
ールジベンゾエート)(IX)  BZ−C(O)−O
CH2CH(CH3)OCH2CH(CH3)O   
       −C(O)BZ           (ジプロピレングリコールジベン
ゾエート)   【0014】前記定義した式(IV)の範囲内では、各
アルコキシ単位Yは好ましくはその分子を通して同一で
あるか、あるいは単位の総数dの少なくとも5%を含む
連続単位Yのブロックの範囲内で同一である。 【0015】本発明のネールエナメル組成物には、前記
で定義された式(I)ないし(V)の化合物を1種以上
含有する組成物が含まれることは理解されるであろう。 【0016】当該分野の専門家には、式(I)ないし(
V)で示される化合物が、通常の簡単なエステル化条件
を使用することによって、公知の出発材料から合成可能
であることが明かであろう。式(I)ないし(IV)の
化合物を合成するには、酸あるいは適切な置換基を保持
する酸、R1COOH、R2COOH、及びR3COO
H( または、好ましくは安息香酸のような酸、R1C
OOHの3モル当量) を適切なジアルコールあるいは
トリアルコールと反応させて、アルコール性−OH基と
酸とでエステル化することが望ましい。例えば、式(I
)に示されるグリセリルトリベンゾエートは、グリセリ
ンを安息香酸と、安息香酸対グリセリンのモル比を少な
くとも3:1にして、エステル化条件で反応させること
によって合成される。 【0017】式(V)で示される化合物は、クエン酸と
、R1OH、R2OH、及びR3OH で示される所望
の化合物(または化合物R1OHの3モル当量)とをエ
ステル 化条件で反応させ、次に場合によりR4位置の
置換が望ましい場合は酸R4−COOHでエステル化す
ることによって合成することができる。 【0018】当該分野の専門家には、式(I)ないし(
V)で示される化合物の所望の置換基がすでにカルボン
酸及びアルコール中間体の所定位置にあり、これが反応
して所望のエステルを形成する場合が多いことが理解さ
れるであろう。別の例では、所望の置換基が特異なもの
であるために、酸及び/またはアルコールの保持する所
望の置換基の数が所望のすべての置換基の数よりも少な
いか、あるいは酸及び/またはアルコールが所望の置換
基の前駆体であるような合成経路を導入する方が利点が
多いことが理解されるであろう。後者の場合、カルボン
酸及びアルコール中間体をエステル化した後に、所望の
置換基を付加するか、あるいは前駆体を所望の置換基に
変換する。例えば所望のエステルが1つかそれ以上のア
ミノ置換基を含有する場合は、アミノ基の代わりにニト
ロ置換基とエステルを形成してから、ニトロ置換基をア
ミノ基に還元するのが望ましい。 【0019】所望のエステルは化学品販売店より市販の
ものを購入することが可能な場合もある。 【0020】当該分野の実務に従事している当業者であ
れば、ネールエナメル組成物中の式(I)ないし(V)
で示される化合物の量は、ネールエナメルに求められる
諸特性の正確な組み合わせによって変えることができる
。ネールエナメルの化学者は、この化合物の含有量が少
なすぎると(すなわち約0.5wt.%以下)柔軟性及
び/または乾燥後の膜での接着性に欠け、化合物の含有
量が多すぎると(すなわち約40wt.%)、柔らかす
ぎて膜の乾燥が遅くなることを認識しており、化合物の
量を容易に特定することができる。一般的に前記の式(
I)ないし(V)で示される任意のエステルを約0.5
ないし約40wt.%用いると満足のいく結果が得られ
るが、約10ないし約25wt.%が望ましく、約20
ないし約25wt.%がさらに望ましい。 【0021】本発明によるネールエナメル組成物にはさ
らに、膜形成成分及び溶媒成分が含まれ、また任意に懸
濁剤成分、着色剤成分、及び保存剤成分を含むことがで
きる。 【0022】膜形成成分として特に望ましいものはニト
ロセルロースであり、これは本発明の組成物においても
望ましい膜形成成分である。膜形成成分として望ましい
ものとしては他に、酢酸酪酸セルロース、ポリウレタン
、及びポリウレタンと酢酸酪酸セルロースとの混合物、
あるいはニトロセルロースとの混合物がある。また有効
な膜形成成分は、アクリル系樹脂、アクリルレート樹脂
、ポリウレタン、ビニル系樹脂、アクリロニトリル/ブ
タジエンコポリマー、スチレン/ブタジエンコポリマー
、エポキシ系樹脂、及び他の任意のポリマーあるいは米
国特許第4762703号明細書(本願では参考文献と
して開示する)に開示されているコポリマーのようなネ
ールエナメル系に適応可能なその他のポリマーまたはコ
ポリマーを含有することができる。この膜形成成分の量
は、爪にネールエナメルを塗布してから爪の上に安定し
た膜を形成するのに足る程度でなければならないが、ネ
ールエナメル組成物がブラシに、またブラシから爪に自
由に流れ出ることができないぐらいに高濃度であっては
いけない。一般的には約10ないし約40wt.%、さ
らに好ましくは約15ないし約20wt.%が膜形成成
分として適切な量である。 【0023】溶媒成分は使用者の爪及びネールエナメル
組成物の他の成分に対して不活性であり、ネールエナメ
ルの他の成分を溶解できるかあるいは拡散できて、成分
が爪で流れることができるようにし、かつ常温常圧で分
単位で爪から蒸発できるものでなければならない。望ま
しい溶媒の例としては、トルエン、イソプロパノール、
酢酸ブチル、酢酸エチル、グリコールエーテル、N−メ
チルピロリドン、アルキルラクテート、及びこれらの混
合物が含まれる。溶媒成分の有効量は一般的に組成物の
約40wt.%ないし約60wt.%である。 【0024】懸濁剤は任意のものであるが、本発明によ
るネールエナメル組成物の成分として望ましいものであ
る。この懸濁剤は着色剤がネールエナメルに懸濁するの
を促進し、粘度を調整して所望の流動性が得られるよう
にするものでなければならない。望ましい懸濁剤の例と
しては、モンモリロナイトクレー、及びステアラルコニ
ウムヘクトライトのような処理クレーが含まれる。懸濁
剤の量はどのような流動性がネールエナメルに望ましい
かによって決まるのはもちろんであるが、約0.5ない
し2wt.%が一般的に望ましい量である。 【0025】本発明によるネールエナメルは透明、すな
わち着色されていないものであることができるが、着色
剤を含むこともできる。着色剤として適切なものには、
化粧品に使用可能なすべての無機及び有機着色剤が含ま
れる。特に、カルミン、ビスマスオキシクロライド、酸
化亜鉛、酸化第二鉄、酸化第一鉄、カオリン、ウルトラ
マリンバイオレット、ウルトラマリンブルー、酸化クロ
ム、水酸化クロム、シリカ、及びマンガンバイオレット
が含まれる。他の例としては、D&C赤色7号カルシウ
ムレーキ、FD&C黄色5号アルミニウム及びジルコニ
ウムレーキ、D&C赤色6号及び9号バリウムレーキ、
D&C赤色34号カルシウムレーキ、及びD&C赤色3
0号のような有機着色剤のレーキが含まれる。さらに他
の例として、タルク、マイカ、二酸化チタンと、上記着
色剤の内の任意のものがタルク、マイカ、あるいは二酸
化チタンの表面に担持されたもの、及びチタン酸処理マ
イカ(titanated  mica)が含まれる。 【0026】“着色剤”という言葉には前記の着色剤の
内の2種かそれ以上の混合物が含まれ、また前記の着色
剤の内その表面がシリコーン、レクチン、あるいは他の
表面処理剤で処理されている任意のものが含まれる。 【0027】着色剤成分から成る任意の特定成分の量が
使用者が望む色合いに依存するものであることは、もち
ろんである。一般的に着色剤成分の量は組成物の約0.
01ないし約10wt.%である。 【0028】別の可塑剤、例えばアルキルフタレート、
アルキルアリールフタレート、あるいはシクロアルキル
フタレートを任意に含有しても良いが、必ず必要という
わけではない。 【0029】本発明によるネールエナメルは、上記の所
定の成分のすべてを上記の所定の量だけ十分に混合する
ことによって製造することができる。製造装置の例及び
その使用方法については、当該分野の専門家には明かで
ある。 【0030】特に可塑剤がグリセリルトリベンゾエート
である場合は、まず可塑剤を溶液中に混合するか、ある
いは膜形成成分のみをあらかじめ添加した溶液中に可塑
剤を混合した後に、それをネールエナメルの他の成分に
混合する方法が望ましい。この方法は、可塑剤が比較的
難溶性である場合には常に望ましいものである。 【0031】上記の組成のネールエナメルは、長期の耐
摩耗性、柔軟性及び接着性の長時間保持、爪上の剥落抵
抗性、及び高い光沢を含む高品質のものが得られる。さ
らに−Fあるいは−Clなどのハロゲン置換基があるこ
とで、難燃性の組成物が得られる。本発明によるネール
エナメルは、フタレート可塑剤化合物がなくとも、また
トルエンスルフオンアミドーホルムアルデヒド樹脂のよ
うなアルデヒド系縮合ポリマー樹脂がなくとも、このよ
うな特性を示すことは注目すべき利点である。しかしこ
れらの成分も本発明の範囲内として含むこともできる。 従って本発明により、ネールエナメルをフタレートある
いはアルデヒド樹脂を添加せずに製造する場合は、この
ような添加物や未反応の遊離アルデヒドを含むことがな
く、これも重要な利点である。 【0032】式(I)ないし(V)で示される化合物で
はアルケニル基があるために、ネールエナメルの組成物
は、化学放射線、特に紫外線へさらされることにより硬
化して、爪に望ましい膜を形成する。 【0033】 【実施例】本発明をさらに以下の実施例で説明するが、
これは本発明を限定するものではない。 【0034】 【0035】 【0036】 【0037】 【0038】

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  膜形成成分、溶媒成分、及び可塑剤成
    分から成るネールエナメルであって、この可塑剤成分が
    下記の式(I)ないし(V)の化合物から成る群より選
    択される1種あるいはそれ以上の化合物から成ることを
    特徴とするネールエナメル。 ただし、R1 、R2 、及びR3 は同一かあるいは
    相違しており、 (i)1ないし35個の炭素原子を保持する線状あるい
    は分枝状アルキル、3ないし8個の炭素原子を保持する
    環状アルキル、あるいは2ないし35個の炭素原子を保
    持する線状あるいは分枝状アルケニルであり、前記の基
    は未置換か、または、−CN、−SCN、−OH、−S
    H、−NH2 、−CONH2   及び−NO2か 
    ら成る群から選択される1つ、2つ、あるいは3つの基
    によって置換されている; (ii)−X−C(O)O−A  あるいは  −XO
    −C(O)−A  であり、Xは最大8個の炭素原子を
    保持する直鎖あるいは分枝状アルキル、あるいはアルケ
    ニルブリッジであるか、あるいはフエニル環  (−C
    6H4−)  であり、Aはフエニルか、1ないし35
    個の炭素原子を保持する直鎖あるいは分枝状アルキルか
    、あるいは2ないし35個の炭素原子を保持する直鎖あ
    るいは分枝状アルキレンであり、XあるいはAがアルキ
    ルかあるいはアルケニルである場合、−CN、−SCN
    、−NO2、−OH、−SH、−NH2 あるいは−C
    ONH2 で任意的に置換され、またXあるいはAがフ
    エニルである場合、−CN、−SCN、−Cl、−Br
    、−F、−OCH3 、−OC2H5、−OC6H5、
    −CH=CH2 、C1−6 アルキル、−CH2CH
    =CH2、−NO2 、−NH2 、−OH、−SH、
    及びSO2NH2 から 成る群より選択される1つ、
    2つ、あるいは3つの置換基で任意的に置換され; (iii)二量体あるいは三量体アシル基であり;ある
    いは、 (iv)BZである;ただし、BZは未置換かまたは 
     式−C(O)OR5 で示される1つあるいは2つの
    基で置換されているフエニル環であり、R5 はフエニ
    ル、1ないし35個の炭素原子を保持する直鎖あるいは
    分枝状アルキルであるか、または2ないし35個の炭素
    原子を保持する直鎖あるいは分枝状アルケニルであり、
    このアルキル及びアルケニルは場合により、−CN、−
    SCN、−NO2 、−OH、−SH、−NH2 ある
    いは−CONH2 で置換されるか、あるいは−CN、
    −SCN、−Cl、−Br、−F、−OCH3 、−O
    C2H5、−OC6H5 、−CH=CH2、C1−6
     アルキル、−CH2CH=CH2、−NO2 、−N
    H2 、−OH、−SH及び−SO2NH2 から成る
    群より選択される1つ、2つ、あるいは3つの置換基で
    置換されているフエニルを示し、dは1ないし1000
    であり、各Yはエトキシ、イソプロポキシあるいはプロ
    ポキシであり、またR4はH−あるいは(Alk)−C
    (O)−であって、(Alk)は1な いし5個の炭素
    原子を保持する直鎖あるいは分枝状アルキルであり、そ
    して、R6は1ないし18個の炭素原子を保持する直鎖
    あるいは分枝状アルキルか、2な いし18個の炭素原
    子を保持する直鎖あるいは分枝状アルケニルである。
  2. 【請求項2】  前記可塑剤成分が式(I)で示される
    化合物から成る群より選択される1種あるいはそれ以上
    の化合物から成る請求項1に記載のネールエナメル。
  3. 【請求項3】  R1、R2及びR3が同一である請求
    項2に記載のネールエナ メル。
  4. 【請求項4】  R1、R2及びR3が未置換である請
    求項3に記載のネールエナメル。
  5. 【請求項5】  R1、R2及びR3が1ないし18個
    の炭素原子を保持する線状あるいは分枝状アルキル、2
    ないし18個の炭素原子を保持する線状あるいは分枝状
    アルケニルを表わし、未置換かあるいは置換されている
    請求項3に記載のネールエナメル。
  6. 【請求項6】  R1、R2及びR3がBZである請求
    項2に記載のネールエナ メル。
  7. 【請求項7】  可塑剤成分がネールエナメルの約0.
    5wt.%ないし約40wt.%含有される請求項2に
    記載のネールエナメル。
  8. 【請求項8】  膜形成成分がネールエナメルの約10
    wt.%ないし約40wt.%含有される請求項2に記
    載のネールエナメル。
  9. 【請求項9】  可塑剤成分がグリセリルトリベンゾエ
    ートである請求項2に記載のネールエナメル。
  10. 【請求項10】  可塑剤成分がグリセリルトリベンゾ
    エートである請求項7に記載のネールエナメル。
  11. 【請求項11】  可塑剤成分がグリセリルトリアセテ
    ート、グリセリルトリオクタノエート、グリセリルトリ
    ウンデカノエート、グリセリルトリベヘネ−ト、グリセ
    リルトリステアレート、グリセリルトリイソステアレー
    ト、グリセリルトリ(ヒドロキシステアレート)、グリ
    セリルトリパルミテート、グリセリルトリミリステート
    、グリセリルトリラウレート、グリセリルトリオリエー
    ト、グリセリルエルケート、グリセリルトリリシノレー
    ト及びグリセリルトリアセチルリシノレートから成る群
    より選択される1種かそれ以上の化合物から成る請求項
    2に記載のネールエナメル。
  12. 【請求項12】  可塑剤成分が式(II)で示される
    化合物から成る群より選択される1種かそれ以上の化合
    物より成る請求項1に記載のネールエナメル。
  13. 【請求項13】  R1、R2及びR3が同一である請
    求項12に記載のネール エナメル。
  14. 【請求項14】  R1、R2及びR3が未置換である
    請求項13に記載 のネールエナメル。
  15. 【請求項15】  R1、R2及びR3が、1ないし1
    8個の炭素原子を保持する 線状あるいは分枝状アルキ
    ルであるか、あるいは2ないし18個の炭素原子を保持
    する線状あるいは分枝状アルケニルを表わし、未置換で
    あるかあるいは置換されている請求項13に記載のネー
    ルエナメル。
  16. 【請求項16】  R1、R2及びR3がBZである請
    求項12に記載のネール エナメル。
  17. 【請求項17】  可塑剤成分がネールエナメルの約0
    .5wt.%ないし約40wt.%含有される請求項1
    2に記載のネールエナメル。
  18. 【請求項18】  膜形成成分がネールエナメルの約1
    0wt.%ないし約40wt.%含有される請求項12
    に記載のネールエナメル。
  19. 【請求項19】  可塑剤成分がトリメチロールプロパ
    ンベンゾエートである請求項12に記載のネールエナメ
    ル。
  20. 【請求項20】  可塑剤成分が式(III)で示され
    る化合物から成る群より選択される1種かそれ以上の化
    合物から成る請求項1に記載のネールエナメル。
  21. 【請求項21】  R1、R2及びR3が同一である請
    求項20に記載のネール エナメル。
  22. 【請求項22】  R1、R2及びR3が未置換である
    請求項21に記載 のネールエナメル。
  23. 【請求項23】  R1、R2及びR3が、1ないし1
    8個の炭素原子を保持する線状あるいは分枝状アルキル
    か、2ないし18個の炭素原子を保持する線状あるいは
    分枝状アルケニルであり、未置換であるかあるいは置換
    されている請求項21に記載のネールエナメル。
  24. 【請求項24】  R1、R2及びR3がBZである請
    求項20に記載のネール エナメル。
  25. 【請求項25】  可塑剤成分がネールエナメルの約0
    .5wt.%ないし約40wt.%である請求項20に
    記載のネールエナメル。
  26. 【請求項26】  膜形成成分がネールエナメルの約1
    0wt.%ないし約40wt.%である請求項20に記
    載のネールエナメル。
  27. 【請求項27】  可塑剤成分がネオペンチルベンゾエ
    ートを含有する請求項20に記載のネールエナメル。
  28. 【請求項28】  可塑剤成分が式(IV)で示される
    化合物から成る群より選択される1種かそれ以上の化合
    物から成る請求項1に記載のネールエナメル。
  29. 【請求項29】  R1、R2及びR3が同一である請
    求項28に記載のネール エナメル。
  30. 【請求項30】  R1、R2及びR3が未置換である
    請求項29に記載 のネールエナメル。
  31. 【請求項31】  R1、R2及びR3が1ないし18
    個の炭素原子を保持する線状あるいは分枝状アルキルか
    、あるいは2ないし18個の炭素原子を保持する線状あ
    るいは分枝状アルケニルであり、未置換であるかあるい
    は置換されている請求項29に記載のネールエナメル。
  32. 【請求項32】  R1、R2及びR3がBZである請
    求項28に記載のネール エナメル。
  33. 【請求項33】  可塑剤成分がネールエナメルの約0
    .5wt.%ないし約40wt.%含有されている請求
    項28に記載のネールエナメル。
  34. 【請求項34】  膜形成成分がネールエナメルの約1
    0wt.%ないし約40wt.%含有される請求項28
    に記載のネールエナメル。
  35. 【請求項35】  可塑剤成分が、エチレングリコール
    ジベンゾエート、プロピレングリコールジベンゾエート
    、ジエチレングリコールジベンゾエート及びジプロピレ
    ングリコールジベンゾエートより成る群から選択される
    1種かそれ以上の化合物から成る請求項28に記載のネ
    ールエナメル。
  36. 【請求項36】  可塑剤成分がブロックから成る1種
    かそれ以上の化合物から成り、各ブロックは同一の単位
    Yから構成され、各ブロック内の単位Yの数は化合物内
    のこの単位の総数dの少なくとも5%である請求項28
    に記載のネールエナメル。
  37. 【請求項37】  可塑剤成分が単位Yが同一である化
    合物から成る請求項28に記載のネールエナメル。
  38. 【請求項38】  可塑剤成分が式(V)で示される化
    合物から成る群より選択される1種かそれ以上の化合物
    から成る請求項1に記載のネールエナメル。
  39. 【請求項39】  R1、R2及びR3 が同一である
    請求項38に記載のネールエナメル。
  40. 【請求項40】  R1、R2及びR3 が未置換であ
    る請求項39に記載のネールエナメル。
  41. 【請求項41】  R1、R2及びR3 が、1ないし
    18個の炭素原子を保持する線状か分枝状アルキルか、
    あるいは2ないし18個の炭素原子を保持する線状か分
    枝状アルケニルであり、未置換であるかあるいは置換さ
    れている請求項40に記載のネールエナメル。
  42. 【請求項42】  R1、R2及びR3がBZである請
    求項40に記載のネール エナメル。
  43. 【請求項43】  可塑剤成分がネールエナメルの約0
    .5wt.%ないし約40wt.%である請求項39に
    記載のネールエナメル。
  44. 【請求項44】  膜形成成分がネールエナメルの約1
    0wt.%ないし約40wt.%である請求項39に記
    載のネールエナメル。
  45. 【請求項45】  可塑剤成分が、アセチルクエン酸ト
    リブチル、アセチルクエン酸トリエチル、アセチルクエ
    ン酸トリ−n−ヘキシル、クエン酸トリベンジル、及び
    クエン酸トリシクロヘキシルから成る群より選択される
    1種かそれ以上の化合物から成る請求項38に記載のネ
    ールエナメル。
  46. 【請求項46】  本質的にアルデヒド縮合樹脂を含有
    しない請求項1に記載のネールエナメル。
  47. 【請求項47】  さらに懸濁剤を含有する請求項1に
    記載のネールエナメル。
  48. 【請求項48】  請求項1に記載の膜組成物を爪に塗
    ることから成るヒトの爪をコーテイングする方法。
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