JP2573807B2 - 可塑剤としてエポキシ化油を含有する化粧料組成物 - Google Patents
可塑剤としてエポキシ化油を含有する化粧料組成物Info
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- A61Q3/02—Nail coatings
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、常用の成分のほかに可
塑剤としてエポキシ化油を含有する無色又は着色された
被膜形成性の化粧料組成物例えばマニキュア液に関す
る。
塑剤としてエポキシ化油を含有する無色又は着色された
被膜形成性の化粧料組成物例えばマニキュア液に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】被膜形
成性の化粧料組成物例えばマニキュア液が有しなければ
ならない主な特性の中から、特に支持体(support) 、皮
膚、爪及び/又は毛髪に対して刺激がないこと、良好な
塗布性、優れた光沢をもつ均質な被膜が得られること、
被膜の迅速な乾燥時間、さらには、例えば被膜のひび割
れ及び剥げ落ちを避けるために支持体の表面に対する良
好な密着性、被膜のある程度の可撓性及び良好な強度を
挙げなければならない。これらの特性は一般に化粧料特
性と呼ばれる。
成性の化粧料組成物例えばマニキュア液が有しなければ
ならない主な特性の中から、特に支持体(support) 、皮
膚、爪及び/又は毛髪に対して刺激がないこと、良好な
塗布性、優れた光沢をもつ均質な被膜が得られること、
被膜の迅速な乾燥時間、さらには、例えば被膜のひび割
れ及び剥げ落ちを避けるために支持体の表面に対する良
好な密着性、被膜のある程度の可撓性及び良好な強度を
挙げなければならない。これらの特性は一般に化粧料特
性と呼ばれる。
【0003】一般的に言って、現在、例えばマニキュア
液には、被膜の良好な密着性と良好な可撓性とを付与す
るために被膜形成物質例えばニトロセルロース(必要な
らば別の重合体例えばトルエンスルホンアミド−ホルム
アルデヒド樹脂又はアルキド樹脂と組合わせて)と、可
塑剤とが使用されている(これに関しては特に、仏国特
許出願公開第2,679,445 号明細書参照)。常用されてい
る可塑剤は、フタル酸エステル型の可塑剤例えばフタル
酸ジブチル、クエン酸エステル型の可塑剤例えばアセチ
ルクエン酸トリブチル、グリコールエステル型の可塑剤
例えばネオペンチルグリコールエステル又はプロピレン
グリコールエステル、グリセリルベンゾエート型の可塑
剤、及びカンファーである。これらの可塑剤は、被膜の
物理的強度を弱めることなく被膜の可撓性を調整するこ
とを可能にさせる。
液には、被膜の良好な密着性と良好な可撓性とを付与す
るために被膜形成物質例えばニトロセルロース(必要な
らば別の重合体例えばトルエンスルホンアミド−ホルム
アルデヒド樹脂又はアルキド樹脂と組合わせて)と、可
塑剤とが使用されている(これに関しては特に、仏国特
許出願公開第2,679,445 号明細書参照)。常用されてい
る可塑剤は、フタル酸エステル型の可塑剤例えばフタル
酸ジブチル、クエン酸エステル型の可塑剤例えばアセチ
ルクエン酸トリブチル、グリコールエステル型の可塑剤
例えばネオペンチルグリコールエステル又はプロピレン
グリコールエステル、グリセリルベンゾエート型の可塑
剤、及びカンファーである。これらの可塑剤は、被膜の
物理的強度を弱めることなく被膜の可撓性を調整するこ
とを可能にさせる。
【0004】しかしながら、フタル酸エステルはアレル
ギーを引き起こすという理由から、またカンファーは揮
発性であるために一定のマニキュア特性を得ることを不
可能にするという理由から、マニキュア液にはこれらの
可塑剤以外の可塑剤を使用することが好ましい。さらに
また、同様にアレルギーを引き起こすという理由から、
ホルムアルデヒドの発生源となる重合体を使用すること
も避けることが好ましい。
ギーを引き起こすという理由から、またカンファーは揮
発性であるために一定のマニキュア特性を得ることを不
可能にするという理由から、マニキュア液にはこれらの
可塑剤以外の可塑剤を使用することが好ましい。さらに
また、同様にアレルギーを引き起こすという理由から、
ホルムアルデヒドの発生源となる重合体を使用すること
も避けることが好ましい。
【0005】爪にマニキュアを施すために、現在、多量
の有機溶媒(一般的に組成物全体の約70重量%)を含有
する液状組成物が使用されている。従って、環境汚染の
理由からこの溶媒の量を低減することが求められてい
る。
の有機溶媒(一般的に組成物全体の約70重量%)を含有
する液状組成物が使用されている。従って、環境汚染の
理由からこの溶媒の量を低減することが求められてい
る。
【0006】さらにまた、マニキュア液の調製は難し
い。その理由はマニキュア液組成物が種々の成分の調和
のとれた(judicieux)調和物であるからである。従っ
て、これらの成分のうちの一つを代えると、マニキュア
の化粧料特性例えば被膜の塗布性、光沢、乾燥性、硬度
又は保持力(la tenue)が著しく変化し、使用に適さない
マニキュアがもたらされる。
い。その理由はマニキュア液組成物が種々の成分の調和
のとれた(judicieux)調和物であるからである。従っ
て、これらの成分のうちの一つを代えると、マニキュア
の化粧料特性例えば被膜の塗布性、光沢、乾燥性、硬度
又は保持力(la tenue)が著しく変化し、使用に適さない
マニキュアがもたらされる。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】本発明の
目的はまさに、特に前記の欠点を改善することを可能に
し、しかも優れた化粧料特性を示す新規な化粧料組成物
を提供することにある。本発明は特に、慣用の可塑剤を
低減するか又は除外することさえ可能し、しかも溶媒の
量を低減することも可能にする。さらにまた、本発明は
新規な低アレルギー性(hypoallergeniques) 組成物を得
ることを可能にする。
目的はまさに、特に前記の欠点を改善することを可能に
し、しかも優れた化粧料特性を示す新規な化粧料組成物
を提供することにある。本発明は特に、慣用の可塑剤を
低減するか又は除外することさえ可能し、しかも溶媒の
量を低減することも可能にする。さらにまた、本発明は
新規な低アレルギー性(hypoallergeniques) 組成物を得
ることを可能にする。
【0008】意外にも、エポキシ化油が、有機溶媒を含
有する化粧料組成物において被膜の化粧料特性を変える
ことなく可塑剤として使用できることを認めた。この油
は単独で使用してもよいし又は適当な場合には当業者に
知られている別の可塑剤と組み合わせてもよい。
有する化粧料組成物において被膜の化粧料特性を変える
ことなく可塑剤として使用できることを認めた。この油
は単独で使用してもよいし又は適当な場合には当業者に
知られている別の可塑剤と組み合わせてもよい。
【0009】さらに詳しくは、本発明は、少なくとも1
種の被膜形成物質と、少なくとも1種の可塑剤と、溶媒
とを含有してなる化粧料組成物において、前記可塑剤が
少なくとも1種のエポキシ化油を含有してなるものであ
ることを特徴とする化粧料組成物に関する。
種の被膜形成物質と、少なくとも1種の可塑剤と、溶媒
とを含有してなる化粧料組成物において、前記可塑剤が
少なくとも1種のエポキシ化油を含有してなるものであ
ることを特徴とする化粧料組成物に関する。
【0010】前記の油は合成油であり得るし又は都合よ
くは天然油であり得る。天然油としては、植物油例えば
エポキシ化大豆油、エポキシ化亜麻仁油、好ましくはエ
ポキシ化ベルノニア(Vernonia)油及びこれらの混合物を
挙げ得る。
くは天然油であり得る。天然油としては、植物油例えば
エポキシ化大豆油、エポキシ化亜麻仁油、好ましくはエ
ポキシ化ベルノニア(Vernonia)油及びこれらの混合物を
挙げ得る。
【0011】ベルノニア油、より正確にはベルノニア・
ガラメンシス(Vernonia galamens is)の油はトリグリ
セリド型のものであり、その一般的な脂肪酸組成は下記
の通りである。 − ベルノール酸 C18:1(不飽和) 72.0〜80.0% − パルミチン酸 C16:0 2.0〜 3.0% − ステアリン酸 C18:0 2.0〜 4.0% − オレイン酸 C18:1 4.0〜 6.0% − リノレン酸 C18:2 11.0〜14.0%
ガラメンシス(Vernonia galamens is)の油はトリグリ
セリド型のものであり、その一般的な脂肪酸組成は下記
の通りである。 − ベルノール酸 C18:1(不飽和) 72.0〜80.0% − パルミチン酸 C16:0 2.0〜 3.0% − ステアリン酸 C18:0 2.0〜 4.0% − オレイン酸 C18:1 4.0〜 6.0% − リノレン酸 C18:2 11.0〜14.0%
【0012】本発明で使用するベルノニア油は、不活性
化させた粉砕したベルノニア種子を冷却プレスすること
によって得られる精製植物油である。この精製油は透明
な黄色均質液体であり、ほとんどの有機溶媒に完全に溶
解し得る。この油の利点はその低い粘度(約300mPa.sの
粘度)にあり、典型的な組成物に対して溶媒の粘度を有
意に変化させることなく多かれ少なかれ(plus ou moin
s)程度の差こそあれ相当な量(grande quantite) で導入
することを可能にする。さらにまた、この低い粘度は公
知の組成物について溶媒の量を低減することを可能にす
る。
化させた粉砕したベルノニア種子を冷却プレスすること
によって得られる精製植物油である。この精製油は透明
な黄色均質液体であり、ほとんどの有機溶媒に完全に溶
解し得る。この油の利点はその低い粘度(約300mPa.sの
粘度)にあり、典型的な組成物に対して溶媒の粘度を有
意に変化させることなく多かれ少なかれ(plus ou moin
s)程度の差こそあれ相当な量(grande quantite) で導入
することを可能にする。さらにまた、この低い粘度は公
知の組成物について溶媒の量を低減することを可能にす
る。
【0013】これまでにベルノニア油の唯一知られてい
る用途は塗料の希釈剤としての用途のみである(これに
関しては、Dirlikovらの文献“Increasing high-solids
with a weed ”, Agro-industrial Finishing, p.17-19
参照)。
る用途は塗料の希釈剤としての用途のみである(これに
関しては、Dirlikovらの文献“Increasing high-solids
with a weed ”, Agro-industrial Finishing, p.17-19
参照)。
【0014】本発明の組成物は特に可塑剤0.5 〜25重量
%と、可塑剤以外の被膜形成物質5〜35重量%と、溶媒
40〜90重量%とを含有するものであり、好ましくは可塑
剤3〜15重量%と、可塑剤以外の被膜形成物質15〜35重
量%と、溶媒50〜82重量%とを含有するものである。こ
れらの組成物を用いて、20〜50重量%、好ましくは25〜
40重量%の範囲の乾燥抽出物(extraits sechs)を得るこ
とが可能である。
%と、可塑剤以外の被膜形成物質5〜35重量%と、溶媒
40〜90重量%とを含有するものであり、好ましくは可塑
剤3〜15重量%と、可塑剤以外の被膜形成物質15〜35重
量%と、溶媒50〜82重量%とを含有するものである。こ
れらの組成物を用いて、20〜50重量%、好ましくは25〜
40重量%の範囲の乾燥抽出物(extraits sechs)を得るこ
とが可能である。
【0015】さらに、前記エポキシ化油は、粘度を有意
に変化させることなく、高乾燥抽出物を有するマニキュ
ア中に組成物全体の9重量%を越える割合で存在させ
得、従って、揮発生成物の含有量が低減され且つ優れた
化粧料特性をもつマニキュアを与える。
に変化させることなく、高乾燥抽出物を有するマニキュ
ア中に組成物全体の9重量%を越える割合で存在させ
得、従って、揮発生成物の含有量が低減され且つ優れた
化粧料特性をもつマニキュアを与える。
【0016】前記エポキシ化油と組合わせて使用し得る
可塑剤は、例えば仏国特許出願公開第2,679,445 号明細
書に記載のもの、例えばフタル酸ジブチル、フタル酸ジ
オクチル、フタル酸ジイソブチル及びフタル酸ジメトキ
シエチル;安息香酸ベンジル及び安息香酸グリセリル;
クエン酸トリエチエル、クエン酸トリブチル及びアセチ
ルクエン酸トリブチル;トリブチルホスフェート及びト
リフェニルホスフェート;並びにカンファー、並びにこ
れらの誘導体及びその混合物である。これらの可塑剤は
可塑剤全体量の多くて50重量%に相当する。
可塑剤は、例えば仏国特許出願公開第2,679,445 号明細
書に記載のもの、例えばフタル酸ジブチル、フタル酸ジ
オクチル、フタル酸ジイソブチル及びフタル酸ジメトキ
シエチル;安息香酸ベンジル及び安息香酸グリセリル;
クエン酸トリエチエル、クエン酸トリブチル及びアセチ
ルクエン酸トリブチル;トリブチルホスフェート及びト
リフェニルホスフェート;並びにカンファー、並びにこ
れらの誘導体及びその混合物である。これらの可塑剤は
可塑剤全体量の多くて50重量%に相当する。
【0017】本発明の被膜形成物質は、特にニトロセル
ロース、場合によってはアルキド樹脂、ポリウレタン樹
脂、アクリル樹脂、ビニル樹脂、アリールスルホンアミ
ド−ホルムアルデヒド樹脂又はアリールスルホンアミド
−エポキシ樹脂、一般的には溶媒と相溶性の樹脂と組合
わせたニトロセルロースからなる。これらの樹脂はニト
ロセルロースの被膜形成能を高めることを可能にし、し
かも被膜の光沢及び密着性を向上させることを可能にす
る。
ロース、場合によってはアルキド樹脂、ポリウレタン樹
脂、アクリル樹脂、ビニル樹脂、アリールスルホンアミ
ド−ホルムアルデヒド樹脂又はアリールスルホンアミド
−エポキシ樹脂、一般的には溶媒と相溶性の樹脂と組合
わせたニトロセルロースからなる。これらの樹脂はニト
ロセルロースの被膜形成能を高めることを可能にし、し
かも被膜の光沢及び密着性を向上させることを可能にす
る。
【0018】ニトロセルロースと組合わせた樹脂は、特
にその優れた被膜形成性について商品名“Santolite MH
P ”、“Santlite MC 80% ”及び“Ketjenflex MS80 ”
としてよく知られているトルエンスホンアミド−尿素−
ホルムアミド樹脂であるか、又は好ましくはアルキド樹
脂例えばグリセロフタルアルキド型のアルキド樹脂(BEC
KOSOL ODE)である。アルキド樹脂は、ホルムアミドを含
有しておらずしかも低アレルギー性であるという利点を
もつ。
にその優れた被膜形成性について商品名“Santolite MH
P ”、“Santlite MC 80% ”及び“Ketjenflex MS80 ”
としてよく知られているトルエンスホンアミド−尿素−
ホルムアミド樹脂であるか、又は好ましくはアルキド樹
脂例えばグリセロフタルアルキド型のアルキド樹脂(BEC
KOSOL ODE)である。アルキド樹脂は、ホルムアミドを含
有しておらずしかも低アレルギー性であるという利点を
もつ。
【0019】従って、本発明の組成物は主としてニトロ
セルロースと、アルキド樹脂と、ベルノニア油と、溶媒
とを含有するのが都合がよい。この組成物は優れた化粧
料特性を有する。さらにまた、ニトロセルロースはポリ
ビニル樹脂例えばポリビニルブチラールで置換すること
が可能である。
セルロースと、アルキド樹脂と、ベルノニア油と、溶媒
とを含有するのが都合がよい。この組成物は優れた化粧
料特性を有する。さらにまた、ニトロセルロースはポリ
ビニル樹脂例えばポリビニルブチラールで置換すること
が可能である。
【0020】本発明によれば、溶媒は本質的には種々の
揮発性有機溶媒の混合物からなり、この目的は比較的短
い乾燥時間を得ることにある。
揮発性有機溶媒の混合物からなり、この目的は比較的短
い乾燥時間を得ることにある。
【0021】使用する溶媒は、使用される樹脂の溶解を
行うために該樹脂と相溶性のものでならなければならな
い。これらの溶媒は化粧料組成物に慣用されているもの
である。これらの溶媒の中から、ケトン類例えばアセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン;グ
リコールエーテル類;アルコール類例えばエタノール、
n-ブタノール、n-プロパノール、イソプロパノール;酢
酸エステル類例えば酢酸ブチル、酢酸エチル、酢酸イソ
プロピル及び酢酸2-メトキシエチル;直鎖又は分岐鎖炭
化水素例えばヘキサン又はオクタン;あるいは芳香族炭
化水素例えばキシレン及びトルエンを挙げ得る。酢酸ブ
チル又は酢酸エチルを使用するのが好ましい。
行うために該樹脂と相溶性のものでならなければならな
い。これらの溶媒は化粧料組成物に慣用されているもの
である。これらの溶媒の中から、ケトン類例えばアセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン;グ
リコールエーテル類;アルコール類例えばエタノール、
n-ブタノール、n-プロパノール、イソプロパノール;酢
酸エステル類例えば酢酸ブチル、酢酸エチル、酢酸イソ
プロピル及び酢酸2-メトキシエチル;直鎖又は分岐鎖炭
化水素例えばヘキサン又はオクタン;あるいは芳香族炭
化水素例えばキシレン及びトルエンを挙げ得る。酢酸ブ
チル又は酢酸エチルを使用するのが好ましい。
【0022】本発明の化粧料組成物が着色マニキュア液
の形態を取る場合には、有機性又は無機性の顔料の少な
くとも1種を使用する。有機顔料の中から、D & C Red
No.10 、No.11 、No.12 及びNo.13 、D & CRed No.7、D
& C Red No.5及びNo.6、D & C Red No.34 並びにレー
キ例えばD &C Yellow No.5 レーキ及びD & C Red No.2
レーキを挙げ得る。有機顔料としてグアニンもまた挙げ
得る。無機顔料の中から、二酸化チタン、オキシ塩化ビ
スマス、褐色酸化鉄及び赤酸化鉄を挙げ得る。
の形態を取る場合には、有機性又は無機性の顔料の少な
くとも1種を使用する。有機顔料の中から、D & C Red
No.10 、No.11 、No.12 及びNo.13 、D & CRed No.7、D
& C Red No.5及びNo.6、D & C Red No.34 並びにレー
キ例えばD &C Yellow No.5 レーキ及びD & C Red No.2
レーキを挙げ得る。有機顔料としてグアニンもまた挙げ
得る。無機顔料の中から、二酸化チタン、オキシ塩化ビ
スマス、褐色酸化鉄及び赤酸化鉄を挙げ得る。
【0023】この態様によれば、顔料は一般的にマニキ
ュア液の全重量に対して0.01〜2.5重量の範囲内の割合
で存在させる。さらにまた、顔料の沈降を回避する目的
で、ある種のチキソトロピーレオロジー剤(agents rheo
logique thixotropes)例えば“Bentone 27”、“Benton
e 38”又はモンモリロナイト型のクレーを使用し得る。
これらの薬剤はさらにまた増粘剤としても機能する。
ュア液の全重量に対して0.01〜2.5重量の範囲内の割合
で存在させる。さらにまた、顔料の沈降を回避する目的
で、ある種のチキソトロピーレオロジー剤(agents rheo
logique thixotropes)例えば“Bentone 27”、“Benton
e 38”又はモンモリロナイト型のクレーを使用し得る。
これらの薬剤はさらにまた増粘剤としても機能する。
【0024】さらにまた、本発明のマニキュア液はマニ
キュア液に常用される補助剤も含有し得る。これらの補
助剤の中から、UV遮断剤例えばベンゾフェノン誘導体及
び2-シアノ-3,3- ジフェニルアクリル酸エチル、着色剤
並びにシリコーン類及び弗素化剤をあげ得る。これらの
補助剤はマニキュア液の全重量に対して多くて1重量の
濃度で使用する。
キュア液に常用される補助剤も含有し得る。これらの補
助剤の中から、UV遮断剤例えばベンゾフェノン誘導体及
び2-シアノ-3,3- ジフェニルアクリル酸エチル、着色剤
並びにシリコーン類及び弗素化剤をあげ得る。これらの
補助剤はマニキュア液の全重量に対して多くて1重量の
濃度で使用する。
【0025】本発明の組成物は主としてマニキュア液と
して使用できる。本発明の組成物はメーキャップ製品例
えばマスカラ又は毛髪ケア製品として使用することを意
図することが可能である。この場合に、本発明の組成物
はさらにこれらの用途に常用される諸成分も含有でき
る。これらの諸成分は当業者に周知のものである。
して使用できる。本発明の組成物はメーキャップ製品例
えばマスカラ又は毛髪ケア製品として使用することを意
図することが可能である。この場合に、本発明の組成物
はさらにこれらの用途に常用される諸成分も含有でき
る。これらの諸成分は当業者に周知のものである。
【0026】
【実施例】本発明のマニキュア液組成物の幾つかの具体
例を例として示す。また従来のマニキュア液組成物を比
較例として一緒に示す。
例を例として示す。また従来のマニキュア液組成物を比
較例として一緒に示す。
【0027】以下に記載の組成物は全て室温で、ニトロ
セルロースを溶媒(酢酸エステル)に溶解し、エポキシ
化油を加え、次いでアルキド樹脂又はホルムアルデヒド
樹脂を加え、その後に固体添加剤例えばクレー型レオロ
ジー剤並びにクエン酸及び顔料を分散させることにより
得た。
セルロースを溶媒(酢酸エステル)に溶解し、エポキシ
化油を加え、次いでアルキド樹脂又はホルムアルデヒド
樹脂を加え、その後に固体添加剤例えばクレー型レオロ
ジー剤並びにクエン酸及び顔料を分散させることにより
得た。
【0028】ニトロセルロースはイソプロパノールに70
重量%の濃度で溶解した状態で使用する。アルキド樹脂
(BECKOSOL ODE)及びホルムアルデヒド樹脂(Santolite K
etjenlex MS80)は、キシレンに70重量%の濃度で及び酢
酸ブチルに80重量%の濃度でそれぞれ溶解する。
重量%の濃度で溶解した状態で使用する。アルキド樹脂
(BECKOSOL ODE)及びホルムアルデヒド樹脂(Santolite K
etjenlex MS80)は、キシレンに70重量%の濃度で及び酢
酸ブチルに80重量%の濃度でそれぞれ溶解する。
【0029】得られた組成物を表I及び表IIの形態で示
し、各組成物について対応する乾燥抽出物の量、乾燥時
間及び粘度を、得られた被膜の硬度、光沢及び表面エネ
ルギーと共に示す。表I及び表IIそれぞれは、無色のマ
ニキュア液及びD & C RedNo.7モノクロムで赤に着色し
たマニキュア液に関する。このモノクロムは対照の無色
ベース(試料A)中の4重量%分散物で使用した。
し、各組成物について対応する乾燥抽出物の量、乾燥時
間及び粘度を、得られた被膜の硬度、光沢及び表面エネ
ルギーと共に示す。表I及び表IIそれぞれは、無色のマ
ニキュア液及びD & C RedNo.7モノクロムで赤に着色し
たマニキュア液に関する。このモノクロムは対照の無色
ベース(試料A)中の4重量%分散物で使用した。
【0030】硬度は、被膜表面で被膜と接触する振子の
振動時間を測定することにより調べた。満足なものであ
るためには、振動時間は20秒〜150 秒、好ましくは30秒
〜80秒であるべきである。硬度は湿度(RH)70%一定で30
℃で温度制御した室内で測定する。
振動時間を測定することにより調べた。満足なものであ
るためには、振動時間は20秒〜150 秒、好ましくは30秒
〜80秒であるべきである。硬度は湿度(RH)70%一定で30
℃で温度制御した室内で測定する。
【0031】光沢は被膜の視感反射率の係数に対応す
る。それは75%よりも大きいものであるべきであり、好
ましくは90%の範囲にあるべきである。表面エネルギー
は被膜の表面、特に支持体の湿潤能を特徴づける。
る。それは75%よりも大きいものであるべきであり、好
ましくは90%の範囲にあるべきである。表面エネルギー
は被膜の表面、特に支持体の湿潤能を特徴づける。
【0032】乾燥時間は温度(30℃)及び湿度(50%R
H)について制御された雰囲気で、円運動ボール装置(Br
aive Instruments)を使用して、ガラス板上に塗布した3
00μm の厚みのマニキュアの被膜上を通すことにより測
定される。この方法によって測定した時間は再現可能で
あるが、爪における乾燥時間よりも大きいことが認めら
れるべきである。
H)について制御された雰囲気で、円運動ボール装置(Br
aive Instruments)を使用して、ガラス板上に塗布した3
00μm の厚みのマニキュアの被膜上を通すことにより測
定される。この方法によって測定した時間は再現可能で
あるが、爪における乾燥時間よりも大きいことが認めら
れるべきである。
【0033】表Iにおいて、本発明の組成物B、D及び
Gから得られた被膜の特性は、可塑剤としてファイザー
(Pfizer)社から市販されているクエン酸エステル系可塑
剤Citroflexを含有する従来の組成物すなわち対照組成
物Aから得られた被膜特性に匹敵することが認められ
る。
Gから得られた被膜の特性は、可塑剤としてファイザー
(Pfizer)社から市販されているクエン酸エステル系可塑
剤Citroflexを含有する従来の組成物すなわち対照組成
物Aから得られた被膜特性に匹敵することが認められ
る。
【0034】組成物Cはベルノニア油の量が不足してい
るので極めて硬い乾燥抽出物をもたらす。組成物Eは、
組成物B、C及びDと比較して光沢の低下と硬度の増大
を示し、亜麻仁油よりもベルノニア油の方がよいことを
示している。しかしながら、ここで使用した亜麻仁油は
エポキシ化されていないものであることが認められるべ
きである。
るので極めて硬い乾燥抽出物をもたらす。組成物Eは、
組成物B、C及びDと比較して光沢の低下と硬度の増大
を示し、亜麻仁油よりもベルノニア油の方がよいことを
示している。しかしながら、ここで使用した亜麻仁油は
エポキシ化されていないものであることが認められるべ
きである。
【0035】組成物A〜Gの乾燥抽出物よりも乾燥抽出
物の多い組成物については、組成物Hは粘度及び極めて
大きい硬度を示すことから、ベルノニア油が不足してい
ることを示している。ベルノニア油の量を組成物の9重
量%よりも多い量まで増やすことによって、同等の乾燥
抽出物で、被膜の粘度が低下し、硬度が低下する本発明
の組成物Iが得られる。本発明の組成物Iを従来の組成
物すなわち対照組成物Jと比較すると、それらの粘度及
び表面エネルギーが同等であることが認められる。しか
しながら、本発明の組成物Iは従来の組成物の光沢より
も光沢がある。従って、ベルノニア油は高い乾燥抽出物
を有するマニキュアの良好な可塑剤である。
物の多い組成物については、組成物Hは粘度及び極めて
大きい硬度を示すことから、ベルノニア油が不足してい
ることを示している。ベルノニア油の量を組成物の9重
量%よりも多い量まで増やすことによって、同等の乾燥
抽出物で、被膜の粘度が低下し、硬度が低下する本発明
の組成物Iが得られる。本発明の組成物Iを従来の組成
物すなわち対照組成物Jと比較すると、それらの粘度及
び表面エネルギーが同等であることが認められる。しか
しながら、本発明の組成物Iは従来の組成物の光沢より
も光沢がある。従って、ベルノニア油は高い乾燥抽出物
を有するマニキュアの良好な可塑剤である。
【0036】表IIにおいては、試料Ac 、Bc 、Cc 及
びDc は、試料A、B、C及びDに顔料D & C Red No.7
を添加したものに対応する。この表IIから、組成物B、
C及びDに顔料を添加してもマニキュア液の特性の変化
がほとんど又は全く生じないことが認められる。光沢
は、顔料によるために無色組成物の光沢よりも幾分低い
が、完全に許容し得る。その上、これら着色組成物は製
造後6か月でも顔料の沈降を示さず、良好な安定性を示
す。
びDc は、試料A、B、C及びDに顔料D & C Red No.7
を添加したものに対応する。この表IIから、組成物B、
C及びDに顔料を添加してもマニキュア液の特性の変化
がほとんど又は全く生じないことが認められる。光沢
は、顔料によるために無色組成物の光沢よりも幾分低い
が、完全に許容し得る。その上、これら着色組成物は製
造後6か月でも顔料の沈降を示さず、良好な安定性を示
す。
【0037】
【0038】
Claims (10)
- 【請求項1】 少なくとも1種の被膜形成物質と、少な
くとも1種の可塑剤と、溶媒とを含有してなる化粧料組
成物において、前記可塑剤が少なくとも1種のエポキシ
化油を含有してなるものであることを特徴とする化粧料
組成物。 - 【請求項2】 前記エポキシ化油が天然油である請求項
1記載の組成物。 - 【請求項3】 前記エポキシ化油がベルノニア油である
請求項1又は2に記載の組成物。 - 【請求項4】 可塑剤0.5 〜25重量%と、可塑剤以外の
被膜形成物質5〜35重量%と、溶媒40〜90重量%とを含
有する前記請求項のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項5】 可塑剤3〜15重量%と、可塑剤以外の
被膜形成物質15〜35重量%と、溶媒50〜82重量%とを含
有する前記請求項のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項6】 被膜形成物質としてニトロセルロースを
含有する前記請求項のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項7】 前記被膜形成物質が追加成分としてさら
にアリールスルホンアミド−ホルムアルデヒド樹脂及び
アルキド樹脂から選択される樹脂を含有してなるもので
ある、前記請求項のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項8】 ニトロセルロースと、アルキド樹脂と、
ベルノニア油と、溶媒とを含有するものである請求項1
記載の組成物。 - 【請求項9】 少なくとも1種の顔料を組成物の全重量
に対して0.01〜2.5 重量%の濃度で含有するものである
請求項1記載の組成物。 - 【請求項10】 前記組成物がマニキュア液組成物であ
る前記請求項のいずれか1項に記載の組成物。
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FR9311501 | 1993-09-28 | ||
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---|---|
JPH07173035A JPH07173035A (ja) | 1995-07-11 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR2746003B1 (fr) * | 1996-03-13 | 1998-04-30 | Composition cosmetique a appliquer sur un support keratinique et utilisation | |
US6267951B1 (en) | 1997-03-26 | 2001-07-31 | Avon Products, Inc. | Cosmetic composition for the nails and hair |
US6303105B1 (en) | 1997-03-26 | 2001-10-16 | Avon Products, Inc. | Cosmetic composition for imparting wear resistance and shine |
US8039026B1 (en) | 1997-07-28 | 2011-10-18 | Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc | Methods for treating skin pigmentation |
AU2952799A (en) * | 1998-04-24 | 1999-11-16 | Procter & Gamble Company, The | Nail polish compositions |
US8106094B2 (en) | 1998-07-06 | 2012-01-31 | Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. | Compositions and methods for treating skin conditions |
US6750229B2 (en) | 1998-07-06 | 2004-06-15 | Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. | Methods for treating skin pigmentation |
US8093293B2 (en) | 1998-07-06 | 2012-01-10 | Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. | Methods for treating skin conditions |
FR2785533B1 (fr) * | 1998-11-06 | 2002-08-30 | Oreal | Utilisation de nitrocellulose et d'ester de cellulose dans un vernis a ongles |
US7985404B1 (en) | 1999-07-27 | 2011-07-26 | Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. | Reducing hair growth, hair follicle and hair shaft size and hair pigmentation |
US7309688B2 (en) | 2000-10-27 | 2007-12-18 | Johnson & Johnson Consumer Companies | Topical anti-cancer compositions and methods of use thereof |
US8431550B2 (en) | 2000-10-27 | 2013-04-30 | Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. | Topical anti-cancer compositions and methods of use thereof |
US6656483B1 (en) | 2000-11-16 | 2003-12-02 | Avon Products, Inc. | Cosmetic compositions containing polyurethane |
US7192615B2 (en) | 2001-02-28 | 2007-03-20 | J&J Consumer Companies, Inc. | Compositions containing legume products |
US6555143B2 (en) | 2001-02-28 | 2003-04-29 | Johnson & Johnson Consumer Products, Inc. | Legume products |
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US8048949B1 (en) | 2004-05-07 | 2011-11-01 | Drexel University | Composite repair resins containing minimal hazardous air pollutants and volatile organic compound |
FR2870453B1 (fr) * | 2004-05-19 | 2006-08-25 | Oreal | Film de vernis a ongles reticule |
JP4608618B2 (ja) * | 2004-07-02 | 2011-01-12 | 有限会社 エヌ・ピィ・アール | ネイルアート用溶液 |
GB0600134D0 (en) * | 2006-01-05 | 2006-02-15 | Vernique Biotech Ltd | Use of epoxidised molecules |
FR2895905B1 (fr) * | 2006-01-11 | 2012-06-08 | Durlin France | Plastifiant pour vernis a ongles d'origine naturelle |
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FR2939663A1 (fr) * | 2008-12-17 | 2010-06-18 | Oreal | Vernis a ongles comprenant une huile siccative et un sel metallique |
EP2204166A3 (fr) * | 2008-12-17 | 2013-01-09 | L'Oréal | Vernis à ongles comprenant une huile siccative, un polymère filmogène et un sel métallique |
FR2939647A1 (fr) * | 2008-12-17 | 2010-06-18 | Oreal | Vernis a ongles comprenant une huile siccative, un polymere filmogene et un sel metallique |
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WO2015061485A1 (en) * | 2013-10-23 | 2015-04-30 | Creative Nail Design, Inc. | Nail coatings including fatty acid esters |
WO2017024110A1 (en) | 2015-08-04 | 2017-02-09 | Isp Investments Llc | Polymers derived from amino-functional vinyl alcohol ethers and applications thereof |
WO2017214312A1 (en) * | 2016-06-08 | 2017-12-14 | Polyone Corporation | Use of epoxidized fatty acid ester to plasticize nitrocellulose |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE3326455A1 (de) * | 1983-07-22 | 1985-01-31 | Henkel Kgaa | Kosmetisch-pharmazeutische oelkomponenten |
FR2591104B1 (fr) * | 1985-12-06 | 1990-08-17 | Desjonqueres Stephane | Produit cosmetique a base d'huile naturelle d'origine vegetale. |
JPH04360813A (ja) * | 1991-06-05 | 1992-12-14 | Kao Corp | 美爪料 |
FR2679445B1 (fr) * | 1991-07-26 | 1995-04-14 | Oreal | Vernis a ongles, incolore ou colore, contenant en tant qu'agent d'adherence une silicone aminofonctionnelle. |
FR2710524B1 (fr) * | 1993-09-28 | 1995-11-17 | Oreal | Composition de vernis à ongles contenant une huile époxydée comme plastifiant. |
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1993
- 1993-09-28 FR FR9311501A patent/FR2710524B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1994
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- 1994-07-28 ES ES94401743T patent/ES2125422T3/es not_active Expired - Lifetime
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- 1994-07-28 AT AT94401743T patent/ATE171859T1/de not_active IP Right Cessation
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- 1994-09-28 US US08/313,784 patent/US5578297A/en not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-03-18 US US08/617,210 patent/US5676935A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104048348A (zh) * | 2014-07-04 | 2014-09-17 | 江苏巨鼎新能源科技有限公司 | 谷能固体蓄热供暖装置 |
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CA2132398A1 (fr) | 1995-03-29 |
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