JPH04225441A - 連続割付ファイル装置 - Google Patents

連続割付ファイル装置

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Publication number
JPH04225441A
JPH04225441A JP2407724A JP40772490A JPH04225441A JP H04225441 A JPH04225441 A JP H04225441A JP 2407724 A JP2407724 A JP 2407724A JP 40772490 A JP40772490 A JP 40772490A JP H04225441 A JPH04225441 A JP H04225441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
continuous
data
recording
storage medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP2407724A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Miki
匡 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2407724A priority Critical patent/JPH04225441A/ja
Publication of JPH04225441A publication Critical patent/JPH04225441A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置のソフトウ
ェア制御、とくにオペレーティングシステムなどによる
記憶媒体へのデータ記録を行う連続割付ファイル装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】通常、計算機ではデータの蓄積や交換に
ハードディスクなどの記憶媒体を用いている。この計算
機の資源管理を行うプログラムであるオペレーティング
システム内のファイル管理部では、データをファイルと
してファイル名とその記録位置を対応させて管理する方
法が一般的である。
【0003】ファイルを構成する各データをどのような
配置で記録するか、その割り付け方法には、大まかに分
類して2つの方法がある。順次ブロック割付方法と連続
領域割付方法である。順次ブロック割付方法は、記録媒
体内を数百バイト〜数キロバイトの固定長のブロックに
区切り、ファイルを構成するデータの記録領域として、
未使用ブロックを順次割り付けていく方法である。未使
用ブロックの割り付けはブロック単位に行われ、通常ブ
ロック間の位置関係は考慮されない。この方法では、フ
ァイルの位置情報は、データを記録したブロックのアド
レスを羅列したリストによって管理するのが一般的であ
る。
【0004】一方、連続領域割付方法は、記録するデー
タを優先的に連続領域に割り付ける方法である。この方
法では、ファイルのデータを記録する先頭アドレスとそ
の長さで管理するのが一般的である。
【0005】近年、計算機とその周辺技術の進歩、光デ
ィスクなどの大容量媒体の実用化などに伴い、計算機で
音声データ、動画データなどのマルチメディアデータを
扱うことが可能になりつつある。この種のデータは、デ
ータ量が膨大な上、時間軸に沿ったリアルタイム性が必
要とされる。このため、これらを扱う計算機システムで
は、記憶媒体からの高速なデータ読出速度が要求される
【0006】記憶媒体からのデータ読出速度(以下、転
送レートと記す)の面から上述の割り付け方法を比較す
ると、シーク時間や回転待ち時間が省けるという利点か
ら連続領域割付方法の方が有利であることが周知とされ
ている。
【0007】しかし、たとえばMS−DOS(マイクロ
ソフト社の登録商標)やUNIX(AT&T社が開発し
てオペレーティングシステム)などの汎用オペレーティ
ングシステムを用いるファイル装置では、通常順次ブロ
ック割付方法が採用されている。これは、データ量の小
さいテキストファイルの記録を想定して、記録領域の利
用率を最適化する目的からである。
【0008】図3に従来の順次ブロック割付方法による
ファイル装置のブロック図を示す。その構成要素として
10はオペレーティングシステム、2はユーザプログラ
ム、3は記憶媒体である。オペレーティングシステム1
0内の101はファイル管理部、102はファイル記録
領域割付部、103は記憶媒体管理部である。また、4
0はファイル記録領域割付部102で順次ブロック割付
方法による割付けを行った場合の、記憶媒体3内のデー
タ配置を示す概略パターン図である。データ配置40内
の401は、VTOC41と同様に記憶媒体の総括情報
である。
【0009】つぎに上記構成要素の関連動作について説
明する。通常、オペレーティングシステムでは、ユーザ
プログラムから記憶媒体にファイルを記録する場合の命
令として、システムコールと呼ばれる3つの指示を備え
ている。ファイル作成を指示するCREATE、ファイ
ルデータの記録を指示するWRITE、ファイルデータ
の書込終了を指示するCLOSEである。WRITEは
、複数回に分けて指示することができる。たとえば、フ
ァイルを2つに分割して記録する場合には、CREAT
E(ファイル名)→WRITE(前部分、ファイル名)
→WRITE(後部分、ファイル名)→CLOSE(フ
ァイル名)、の順にユーザプログラム2からオペレーテ
ィングシステム1または10に指示される。
【0010】図3ではユーザプログラム2から並列に、
ファイルA〜Cの3つのファイルを記録する場合の例を
示している。各ファイルは、Part(a)〜(j)に
分割されて記録されるとし、a,b,c,〜jとアルフ
ァベットの順番で記録されるとする。
【0011】すなわち、シーケンスとしてはCREAT
E(ファイルA)→CREATE(ファイルB)→CR
EATE(ファイルC)→WRITE(Part(a)
、ファイルA)→WRITE(Part(b)、ファイ
ルB)→WRITE(Part(c)、ファイルC)→
(途中、Part(d)〜(i)省略する)→WRIT
E(Part(j)、ファイルC)→CLOSE(ファ
イルA)→CLOSE(ファイルB)→CLOSE(フ
ァイルC)となる。順次ブロック割付方法では、未使用
ブロックはそのアドレスを記録した未使用ブロックリス
トに登録されている。ファイルの削除により不要になっ
たブロックはこのリストに追加登録される。ファイル記
録領域割付部102では、要求されたブロック数だけ、
この順次未使用ブロックリストから未使用ブロックを割
り付ける。このとき、1ブロックが割当単位であるため
、ブロックの割当・開放が頻繁に行われる場合には、W
RITE1回分のPartでも連続とは限らない。
【0012】WRITEの指示があるごとに順次未使用
ブロックリストから未使用ブロックが割り付けられ、各
ファイルの割り付け状態は、データ配置40のようにW
RITEの指示された順となる。このため、たとえばフ
ァイルAはPart(a),(d),(g)の3つに分
割されて記録される。Part(a)と(d)の間には
、Part(b),(c)が、またPart(d)と(
g)の間には、Part(e),(f)が記録される。 このように、順次ブロック割付方法では、同じファイル
データでも複数のファイルが並列して記録される場合に
は、連続に割り付けられない。これを防止する方法とし
て、Part(d)が記録される際に、間に挟まれるP
art(b),(c)を移動させ、Part(d)をP
art(a)と連続に割り付けることも可能だが、この
方法ではWRITEが指示されるごとにデータの移動を
行う必要が発生し、処理速度の面からは実用的ではない
【0013】連続領域割付方法を用いるファイル装置の
例としては、必要に応じて未使用領域を統合するガーベ
ージコレクションを行いながら、指示されたサイズの未
使用領域を確保するファイル装置などがある。こういっ
たファイル装置の用途は、画像データにキーワードを付
与して蓄積しておき、後から必要な画像を検索して取り
出す画像ファイル装置、などの専用装置が代表的であっ
た。これらの専用装置では、あらかじめ蓄積する画像が
分かり、そのデータサイズに合わせて必要な連続領域を
一括して割り付けることができる。このため、このよう
な連続領域割付方法が有効であった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが近年では、こ
うした専用装置に加えて対話的にマルチメディアデータ
を扱うファイル装置が普及しつつある。対話型の用途に
用いるファイル装置では、あらかじめファイルのサイズ
が定まらず、編集処理や合成処理などのユーザの使い方
により、記録データの種類やサイズが異なる。その上、
複数ユーザや同一ユーザから同時に並列して複数のファ
イルデータの記録指示が発生する。このため、対話型用
途のファイル装置では、ユーザプログラムが処理内容や
順序により記録データを動的に変更できるように、ファ
イルデータを複数に分割して記録できるシステムコール
と呼ばれる指示群を持つことが必要となる。たとえば、
上述の順次ブロック割付方法を採る汎用オペレーティン
グシステムを用いるファイル装置では、ファイル作成指
示(CREATE)の後、ファイル内容の書込指示(W
RITE)を必要なだけ繰り返し、最後にファイル終了
指示(CLOSE)でファイルサイズが決定されるとい
う指示群を提供している。
【0015】したがって、対話的にマルチメディアデー
タを扱う用途には、このような指示群を有し、かつ転送
レートの面で有利な連続領域割付が可能なファイル装置
が要望される。しかし、対話型用途のファイル装置に従
来の連続領域割付方法をそのまま適用するのは適当では
ない。なぜなら、ファイルサイズがあらかじめ分からな
いため、従来方法の如く一括して必要なサイズ分の連続
領域を割り付けることができない。かといって、個々の
WRITEごとに順次連続領域を割り付けていたのでは
、途中に別ファイルのWRITEで記録されるデータが
挿入されてしまい、ファイル内容が複数の連続領域に分
割されてしまう。これを避けるためには、n回目のWR
ITEの際には、(n−1)回目までの内容と合計サイ
ズの連続領域を新たに再割付けする必要がある。しかし
、実際は、このデータ移動を伴う再割付けは時間がかか
り、これをWRITEごとに頻繁に行うのは、ほとんど
実用的でない。
【0016】本発明は、上記課題に留意し、記録データ
の種類やサイズが異なってもデータ書き込み読みだしが
高速で、記録媒体の有効活用ができる連続割付ファイル
装置を提供しようとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的を達成
するために、ファイル作成宣言をする開始指示と、ファ
イル内容の一部または全部の記録指示と、ファイル内容
の記録の終了指示によりデータを記憶媒体内のファイル
として記録するファイル管理部と、記憶媒体の記録領域
を複数の連続ゾーンに分割管理するファイル記録領域割
付部と、このファイル記録領域割付部により指定された
記憶媒体内の割付領域にデータを記録する記憶媒体管理
部を有した連続割付ファイル装置であって、ファイル記
録領域割付部が、あるファイルの開始指示ごとに他ファ
イルに占有されていない連続ゾーンを占有し、データの
記録指示ごとにこのファイル用に占有した連続ゾーン内
の前回割付領域に隣接する連続領域を割付け、終了指示
でこのファイル用に占有した連続ゾーンの占有を開放す
る構成となっている。
【0018】
【作用】上記の構成の本発明の連続割付ファイル装置は
、複数のファイルが並列に作成指示された場合でも、フ
ァイル記録領域割付部によりファイルごとに別々の連続
ゾーンが占有される。このため、各ファイルのデータは
複数に分割して記録指示されても、占有されたゾーンに
他ファイルのデータが混在して記録されることは無く、
単一ファイルのデータのみが連続して割り付けられる。 この結果、複数のファイルを分割および並列して記録す
るためのファイル作成指示、記録指示、終了指示の指示
群を有し、かつ連続領域割付の可能なファイル装置を実
現できる。
【0019】
【実施例】図1に本発明の一実施例の連続割付ファイル
装置の構成を示すブロック図を示す。その構成要素とし
て1は、ファイル装置の資源管理を行うプログラムであ
るオペレーティングシステム、2はこのオペレーティン
グシステム1で動作するユーザプログラム、3はファイ
ルを記録しておく記憶媒体である。オペレーティングシ
ステム1内の11はファイル名とその記録位置の対応を
管理するファイル管理部、12はファイル管理部11か
らの指示によりデータを記録するゾーンを決定し連続領
域を割付けるファイル記録領域割付部、13はファイル
記録領域割付部12で割り付けされた連続領域にデータ
を記録する記憶媒体管理部である。21〜23は、ユー
ザプログラム2が記憶媒体3に記録するファイルの例で
ある。また、4は記憶媒体30内のデータ配置を示す概
略パターン図であり、本発明の連続領域割付方法による
割付けを行った場合の例を示している。データ配置4の
41は記憶媒体の識別子や未使用領域情報など記憶媒体
の総括情報を記録するVTOC、42〜44は記憶媒体
4内の記録領域を分割したゾーンを示す。連続領域の割
り付けは、バイト単位の割り付けも可能であるが、本実
施例では説明の簡略化のために、ブロック単位の割り付
けを行うとして説明する。なお、ユーザプログラム2が
記憶媒体3に記録するファイル内容については従来例と
同様なので詳細説明は省略する。
【0020】本発明では、複数のファイルが並列に記録
される場合にも、連続領域の割り付けが可能なように、
記録領域を複数のゾーンに分割して管理する。図2は本
発明で図1に示すファイルA〜Cを分割して並列に記録
する場合のシーケンスを示すフローチャートである。ま
た表1と表2には本発明に使用するテーブル類を示す。 以下、これらの図と表を用いて本発明の連続領域割付方
法について説明する。
【0021】
【表1】
【0022】(表1)は、記録または読込中のファイル
状態を示すファイルテーブルの一例である。(表1)に
は、記録されるファイルのファイル名と、ファイルデー
タが記録される先頭ブロックを示すスタートアドレス、
その時点までに記録されたファイルデータの記録サイズ
、ファイルが割付けられるゾーン番号がファイルごとに
表示されている。
【0023】
【表2】
【0024】(表2)は、記憶媒体3の記録領域を分割
した各ゾーンの情報を記録するゾーンテーブルの一例で
ある。(表2)にはゾーン番号、各ゾーンの開始ブロッ
クアドレスである開始アドレス、終了ブロックアドレス
である終了アドレス、各ゾーン内での未使用ブロックの
先頭ブロックアドレス、つまり次に領域割付けを行うブ
ロックアドレスである次割付アドレスおよびゾーン状態
をゾーン番号ごとに示している。ゾーン状態の(FF)
はこのゾーン内に記録中のファイルがある占有状態を、
(00)は逆に記録中のファイルのない開放状態を示す
。(表2)のゾーンテーブルは記憶媒体3内のVTOC
41に記録され、通常はファイル記録領域割付部12に
キャッシュされて参照され、一定期間ごとにVTOC4
1内に書き戻されて更新される。
【0025】つぎに、図2のシーケンスについて説明す
る。ユーザプログラム2から、先ずCREATE(ファ
イルA)が指示される(指示501)と、ファイル管理
部11では、ファイル記録領域割付部12に対しゾーン
の割当を要求する(指示502)。まだ、この段階では
どのゾーンも開放状態であるとする。ファイル記録領域
割付部12では、(表2)のゾーンテーブルから開放状
態のゾーン1を割り当て、それに相当する次割付アドレ
スとゾーン番号1を返す(指示503)。このとき、ゾ
ーン1のゾーン状態の該当欄には開放状態(00)から
占有状態(FF)をセットする。ファイル管理部11で
は、返された次割付アドレスとゾーン番号1を、(表1
)のファイルテーブルのファイルA該当欄のスタートア
ドレスとゾーン番号にセットする。以下、CREATE
(ファイルB)とCREATE(ファイルC)について
も同様である。
【0026】つぎに、ファイルAのデータの書込指示、
WRITE(Part(a)、ファイルA)が指示され
る(指示504)。ファイル管理部11では、ゾーン番
号1と記録するデータPart(a)のサイズを、ファ
イル記録領域割付部12に渡し、連続領域の割り付けを
指示する(指示505)。ファイル記録領域割付部12
は、(表2)のゾーンテーブル内の指示されたゾーン番
号1の次割付アドレスから指定サイズの領域を予約し、
次割付アドレスを返し、この値を予約サイズ分インクリ
メントする(指示506)。ファイル管理部11では、
記憶媒体管理部13に指示して、返された次割付アドレ
スから始まる連続ブロックにデータPart(a)を記
録する(指示507)。以下、WRITE(Part(
b)、ファイルB)〜WRITE(Part(j)、フ
ァイルC)についても同様である。
【0027】最後に、ファイルAの終了指示、CLOS
E(ファイルA)が指示される(指示508)。ファイ
ル管理部11では、(表1)のファイルテーブルのファ
イルA該当欄の情報を、作成日時など他の必要な情報と
伴に、ファイル情報として記憶媒体3に記録する(指示
509)。その後、(表1)のファイルテーブルのファ
イルA該当欄を、他のファイルに使用できるよう開放す
る(たとえば0で初期化する)。合わせて、(表2)の
ゾーンテーブルのゾーン番号1のゾーン状態欄を開放状
態(00)にリセットする。以下、CLOSE(ファイ
ルB)〜CLOSE(ファイルC)についても同様であ
る。このような動作を繰り返すことによりゾーン内で占
有せず使用していない領域については、次のファイル作
成開始指示のときに有効活用されることになる。
【0028】ファイル情報の記録位置は、ディレクトリ
による階層構造の有無などファイル管理部11に依存す
るため限定できない。一般的には、ルートと呼ばれる最
上位階層のファイル情報はVTOC41に、それ以下の
階層はそこに属するファイル情報をまとめたディレクト
リファイルとして、他のデータファイルと同様に扱い何
れかのゾーンに記録する。
【0029】以上のように、本発明ではファイルごとに
ゾーンが占有されるため、複数のファイルが分割されて
並列に記録されても、各ファイルのPart間には他の
ファイルのPartが挿入されて記録されず、ファイル
ごとに連続領域を割り付けができるのである。
【0030】なお、ここではゾーンの割当アルゴリズム
として、CREATE順に開放状態のゾーン1から順に
割当てる例を示している。しかし、この方法では番号の
若い上位ゾーンに使用が集中する。このため実際には、
各ゾーンの使用頻度を均一化するために、前回使った最
後のゾーン番号をVTOC41内に記録しておき、その
続き番号のゾーンから割り当てを始め、最後ゾーンまで
到達すれば、また先頭ゾーン1から割り当てるアルゴリ
ズムを採る方法が有効である。この他、未使用領域の最
も多いゾーンから割り当てるアルゴリズムや、ファイル
名をキーとしてその拡張子やハッシュにより割当ゾーン
を決定するアルゴリズムも可能である。また、ファイル
が削除された際には、不要になったデータ部分に同一ゾ
ーン内の残りデータを移動させて詰めるガーベージコレ
クションを行うこともできる。本実施例では、移動する
データ量は同一ゾーン内に限定でき、移動するデータが
少なくて済み効率的にガーベージコレクションができる
【0031】この他、図1ではファイル記録領域割付部
12の割り付けによる第1,第2の連続ゾーンであるゾ
ーン1,2共にアドレス順に連続領域を割り付ける例を
示している。この他の方法として、ゾーン1は、開始ア
ドレスからアドレス順に、またゾーン1に隣接するゾー
ン2は、終了アドレスから逆アドレス順にして、双方の
次割付アドレスがぶつかるまで連続領域を割り付ける方
法をとれば、双方の隣接部分を共用できるため、より大
きな連続領域が可能となる。
【0032】さらに、本実施例のファイル管理部11,
ファイル記録領域割付部12および記憶媒体管理部13
は、UNIXなどの汎用オペレーティングシステムのフ
ァイルシステムと呼ばれる部分に相当する。とくにUN
IXなどでは、UNIX固有のファイルシステムの他に
、異なるファイルシステムを実装できる機構を有してい
る。本実施例の実装方法として、このような機構を利用
して汎用オペレーティングシステムに実装する形態をと
れば、汎用オペレーティングシステムの有する機能や、
アプリケーションソフトウェア資産を利用でき、非常に
有効である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の連続割付ファイル装置はファイルごとに記憶媒体にあ
る領域を占有する専用のゾーンを割り付けるファイル記
録領域割付部を設け、割付終了後にその占有を開放する
。これによりファイルデータの連続領域割付が可能とな
り、記憶媒体の有効活用とともに高速処理が可能となり
、とくに高いデータ転送レートの必要とされる、対話的
にマルチメディアデータを扱うシステムにも適用可能な
連続割付ファイル装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の連続割付ファイル装置の構
成例を示すブロック図
【図2】同実施例のシーケンス動作を示すフローチャー
【図3】従来のファイル装置の構成例を示すブロック図
【符号の説明】
1  オペレーティングシステム 2  ユーザプログラム 3  記憶媒体 4  データ配置 11  ファイル管理部 12  ファイル記録領域割付部 13  記憶媒体管理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファイル作成宣言をする開始指示と、ファ
    イル内容の一部または全部の記録指示と、ファイル内容
    の記録の終了指示によりデータを記憶媒体内のファイル
    として記録するファイル管理部と、前記記憶媒体の記録
    領域を複数の連続ゾーンに分割管理するファイル記録領
    域割付部と、前記ファイル記録領域割付部により前記記
    憶媒体内の指定された割付領域にデータを記録する記憶
    媒体管理部を有し、前記ファイル記録領域割付部が、前
    記開始指示ごとに他ファイルに占有されていない連続ゾ
    ーンを占有し、記録指示ごとに占有した前記連続ゾーン
    内の前回割付領域に隣接する連続領域を割付け、前記終
    了指示で前記連続ゾーンの占有を開放するようにしてな
    る連続割付ファイル装置。
  2. 【請求項2】ファイル記録管理部が連続領域の割付けを
    アドレスの増加順に行う第1の連続ゾーンと、アドレス
    逆順に行う第2の連続ゾーンを隣接するように分割管理
    するようにしてなる請求項1記載の連続割付ファイル装
    置。
JP2407724A 1990-12-27 1990-12-27 連続割付ファイル装置 Pending JPH04225441A (ja)

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JP2407724A JPH04225441A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 連続割付ファイル装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6185665B1 (en) 1997-02-28 2001-02-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. File management apparatus, file management method, and recording medium containing file management program
US7389038B1 (en) 1998-09-09 2008-06-17 Sharp Kabushiki Kaisha Multimedia information recording device and method for recording multimedia information file on recording medium
US8200936B2 (en) 2009-09-30 2012-06-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Systems and methods for recording information to a memory card

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US7389038B1 (en) 1998-09-09 2008-06-17 Sharp Kabushiki Kaisha Multimedia information recording device and method for recording multimedia information file on recording medium
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