JP3127796B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JP3127796B2
JP3127796B2 JP07258435A JP25843595A JP3127796B2 JP 3127796 B2 JP3127796 B2 JP 3127796B2 JP 07258435 A JP07258435 A JP 07258435A JP 25843595 A JP25843595 A JP 25843595A JP 3127796 B2 JP3127796 B2 JP 3127796B2
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功 小幡
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Panasonic Holdings Corp
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    • G06F12/08Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
    • G06F12/0802Addressing of a memory level in which the access to the desired data or data block requires associative addressing means, e.g. caches
    • G06F12/0866Addressing of a memory level in which the access to the desired data or data block requires associative addressing means, e.g. caches for peripheral storage systems, e.g. disk cache

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に記録ま
たは再生のためにアクセスするときに一時記憶のために
使用するメモリに複数の領域を持たせ、その一方を記録
媒体であるディスク上の情報管理部へのアクセスに、他
方をデータ部へのアクセスに使用することによってディ
スクアクセス速度を向上させる情報記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、情報産業においてアプリケーショ
ンやデータの大容量化が進み、それに伴って情報記録再
生装置も大容量化が求められてきている。情報記録再生
装置の中で、光ディスク装置は大容量の交換可能な記録
媒体を用いているために、現在の要望に合致した情報記
録再生装置としての期待が大きい。
【0003】しかし、磁気ディスク装置と比較すると、
光ディスク装置は非接触で記録再生を行うために光ディ
スクの回転数を上げにくい。また光ディスク装置は埃に
よる欠陥や媒体自身の欠陥検出や、他の記録再生装置と
の互換性確保のために、記録時にベリファイのステップ
が必要である。このように光ディスク装置は、記録時は
ライトだけでよい磁気ディスク装置とは異なる不利な点
を持っていた。
【0004】この不利な点を補うために、光ディスク装
置は、リード時に要求ブロック数以上をデータバッファ
に読み込むことにより今後のアクセスに備える先読み式
リードキャッシュや、記録時に記録するデータをデータ
バッファに記録した時点で命令の終了を報告するライト
キャッシュ、およびデータバッファを複数ページに分割
してディスクの異なる領域のデータを複数の一時記憶領
域上に保存することを可能とするマルチページキャッシ
ュなどの構成を備えることによりカバーしてきた。
【0005】とくにマルチページキャッシュの構成は、
領域1をアクセスした後に別の領域2をアクセスしても
領域1のデータがバッファ上に残っており、再度領域1
をアクセスした場合には、リードならば、バッファ上に
残っているデータが読み出され、ライトならば、バッフ
ァ上に残っている前のデータが破棄されて余分なアクセ
スが発生しない。このため、光ディスク装置のパフォー
マンスを向上させるのには非常に有効な手段である。
【0006】以下、このようなマルチページキャッシュ
の構成を持つ従来の光ディスク装置について、図面を用
いて説明する。図12は従来の光ディスク装置の構成を
示すブロック図である。CPU120は、記録再生手段
125に指示を出すことによって、インタフェース12
3を通じてホストコンピュータから転送されるデータ
を、一時記憶手段126に一時蓄えた後、記録媒体(光
ディスク)124上の指定の領域に記録することができ
る。また逆にCPU120は、記録再生手段125に指
示を出すことによって、記録媒体124上のデータを再
生して一時記憶手段126に蓄えた後、インターフェー
ス123を通じてホストコンピュータに転送することが
できる。
【0007】一時記憶手段126は、一時記憶領域配置
手段121により、図13に示すように領域A、B、C
およびDに分割されている。一時記憶領域管理手段12
2は、ホストコンピュータからの処理要求のあった領域
を、一時記憶手段126の各領域に順番に割り当てる。
以上のように構成された従来の光ディスク装置につい
て、以下その動作を説明する。図2は、記録媒体上の情
報を記録する領域の配置を示すものである。図2におい
て、ホストコンピュータがアクセスしようとするファイ
ルの実体としてのファイルデータは領域3、4、5、お
よび6に、ファイルデータ部内の管理情報は領域7に、
そのファイルデータの位置やつながりを示すファイル管
理情報は領域1、および2に配置されている。
【0008】このように記録媒体124上に配置された
ファイルを、ホストコンピュータが図5に示すような順
序で記録する場合に、一時記憶手段126の記録領域の
使用状況の遷移を示したものが、図14である。図14
に示すように一時記憶手段126の各領域に割り当てら
れる記録媒体124上の領域が入れ替わると、その都度
記録媒体124への書き込み動作が必要となるため、光
ディスク上で頻繁に管理情報部とデータ部との間のアク
セス動作が発生する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、一時記憶手段の各ページが同一の役割を
担うため、等しい容量を持つ領域に分割することにな
る。そのために容量の大きいページを少数持つ構成の場
合にはページの入れ替えが頻繁に発生するために必要な
ページの記憶データが後からのアクセスで追い出される
という問題点があった。
【0010】また容量の小さいページを多数持つ構成の
場合には要求するデータの存在する領域をサーチするた
めの処理時間が大きいという問題点があった。またデー
タ部の情報を格納しているページに比べ、管理情報部を
割り当てられたページは一時記憶手段の使用量が少な
く、全体の一時記憶手段の利用効率が低下するという問
題点があった。
【0011】本発明は上記の問題点を解決するものであ
り、一時記憶の記憶容量を有効に活用し、記録媒体上の
ある程度離れた領域に存在する管理情報部とデータ部を
交互にアクセスされても、最小限の処理時間でアクセス
を行うことのできる情報記録再生装置を提供する事を目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を解決するため
に本発明の情報記録再生装置は、その第1の構成は、情
報を特定のブロック単位で記録再生する記録媒体と、前
記記録媒体上に情報を記録し前記記録媒体上から情報を
再生する記録再生手段と、上位機器とのインタフェース
と、前記記録媒体に対する記録または再生時の上位機器
とデータのやりとりを行う際にデータを一時的に格納す
る一時記憶手段と、前記一時記憶手段を少なくとも2領
域に分割する一時記憶領域配置手段と、前記一次記憶領
域配置手段により分割された一時記憶領域を管理情報部
用の領域やデータ部用の領域として個別使用する一時記
憶領域管理手段と、上位機器からの処理要求内容と前記
一時記憶手段の各領域の使用状況を示す一時記憶領域管
理情報と一時記憶領域の割り当て情報とから、処理要求
のあったブロックが前記記録媒体のファイル本体である
データ部に対応するか、あるいはそのデータ部の位置や
つながりを示す管理情報部に対応するかを判別する判別
手段とを備え、前記一時記憶領域管理手段は前記判別手
段の判別結果が管理情報部であれば前記一時記憶手段の
管理情報部用の領域を割り当て、前記判別手段の判別結
果がデータ部であればデータ部用の領域を割り当てるよ
うなものとなっている。
【0013】また第2の構成は、情報を特定のブロック
単位で記録再生する記録媒体と、前記記録媒体上に情報
を記録し前記記録媒体上から情報を再生する記録再生手
段と、上位機器とのインタフェースと、前記記録媒体に
対する記録または再生時の上位機器とデータのやりとり
を行う際にデータを一時的に格納する一時記憶手段と、
前記一時記憶手段を少なくとも2領域に分割する一時記
憶領域配置手段と、前記一次記憶領域配置手段により分
割された一時記憶領域を管理情報部用の領域やデータ部
用の領域として個別使用し、前記一時記憶手段のうち1
または1より大きい数の領域を記録媒体の所定の領域に
のみ割り当てて使用する一時記憶領域管理手段とを備え
たものとなっている。
【0014】本発明は上記した第1の構成において、一
時記憶領域配置手段は、一時記憶領域を少なくとも2つ
以上個別にアクセスできるように一時記憶手段を分割ま
たは複数個設け、管理情報部用の領域とデータ部用の領
域として配置する。前記判別手段は、上位機器からの処
理要求内容と前記一時記憶手段の各領域の使用状況を示
す一時記憶領域管理情報とから、処理要求のあったブロ
ックが前記記録媒体のファイル本体であるデータ部に対
応するか、あるいはそのデータ部の位置やつながりを示
す管理情報部に対応するかを判別する。前記判別手段が
管理情報部と認識すれば前記一時記憶手段の管理情報部
用の領域を割り当て、前記判別手段がデータ部と認識す
ればデータ部用の領域を割り当てるように作用する。
【0015】第2の構成において、一時記憶領域管理手
段は、一時記憶手段のうち1または1より大きい数の領
域を記録媒体の所定の領域のアクセスにのみ割り当て
る。本発明は以上のような作用により、各種の上位機器
に対応した一時記憶手段の有効利用と、管理情報部とデ
ータ部とに対するアクセス回数の削減を行うことにより
最小限の処理時間でアクセスを実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、情報を特定のブロック単位で記録再生する記録媒体
と、前記記録媒体上に情報を記録し前記記録媒体上から
情報を再生する記録再生手段と、上位機器とのインタフ
ェースと、前記記録媒体に対する記録または再生時の上
位機器とデータのやりとりを行う際にデータを一時的に
格納する一時記憶手段と、前記一時記憶手段を少なくと
も2領域に分割する一時記憶領域配置手段と、前記一次
記憶領域配置手段により分割された一時記憶領域を管理
情報部用の領域やデータ部用の領域として個別使用する
一時記憶領域管理手段と、上位機器からの処理要求内容
と前記一時記憶手段の各領域の使用状況を示す一時記憶
領域管理情報と一時記憶領域の割り当て情報とから、処
理要求のあったブロックが前記記録媒体のファイル本体
であるデータ部に対応するか、あるいはそのデータ部の
位置やつながりを示す管理情報部に対応するかを判別す
る判別手段とを備え、前記一時記憶領域管理手段は前記
判別手段の判別結果が管理情報部であれば前記一時記憶
手段の管理情報部用の領域を割り当て、前記判別手段の
判別結果がデータ部であればデータ部用の領域を割り当
てるように構成した各種の上位機器に適した一時記憶手
段の有効利用と、管理情報部とデータ部とのアクセス回
数の削減を行う事によりアクセスに要する時間を短縮す
ることができるという作用を有する。
【0017】請求項2に記載の発明は、前記判別手段と
して、上位機器からの記録または再生の処理要求長を測
定する手段を有し、前記測定結果が所定長以下であれば
管理情報部と認識し、所定長より大きければデータ部と
認識するものであり、管理情報部とデータ部の認識を高
速に行い、一時記憶手段の有効利用と、管理情報部とデ
ータ部とのアクセス回数の削減を行うことにより、アク
セスに要する時間を短縮できるという作用を有する。
【0018】請求項3に記載の発明は、前記判別手段と
して、上位機器からの記録または再生の処理要求ブロッ
クの中の最大論理ブロックアドレスが前記一時記憶手段
に格納されているデータの中の最小論理ブロックアドレ
スよりも小さければ管理情報部と認識し、上位機器から
の記録または再生の処理要求ブロックの中の最大論理ブ
ロックアドレスが前記一時記憶手段に格納されているデ
ータの中の最小論理ブロックアドレス以上であれば、デ
ータ部と認識するものであり、管理情報部とデータ部の
認識を高速かつ精度良く行い、一時記憶手段の有効利用
と、管理情報部とデータ部とのアクセス回数の削減を行
うことにより、アクセスに要する時間を短縮できるとい
う作用を有する。
【0019】請求項4に記載の発明は、前記判別手段と
して、前記一時記憶手段の複数の領域の中でデータ部と
判別されている一時記憶領域に格納されているデータの
中の最小論理ブロックアドレスと上位機器からの記録ま
たは再生の処理要求ブロックの中の最大論理ブロックア
ドレスとの差が正でかつ所定の値よりも大きければ管理
情報部と認識し、差が負、または0、または正でかつ所
定の値以下であればデータ部と認識するものであり、管
理情報部とデータ部の認識を高速かつ精度良く行い、一
時記憶手段の有効利用と、管理情報部とデータ部とのア
クセス回数の削減を行うことにより、アクセスに要する
時間を短縮できるという作用を有する。
【0020】請求項5に記載の発明は、前記判別手段と
して、上位機器からの処理要求アドレスが記録媒体の管
理情報部のアドレスに対応する場合には管理情報部と認
識し、対応しなければデータ領域と認識するものであ
り、簡単な構成で管理情報部とデータ部の認識を高速か
つ精度良く行い、一時記憶手段の有効利用と、管理情報
部とデータ部とのアクセス回数の削減を行うことによ
り、アクセスに要する時間を短縮できるという作用を有
する。
【0021】請求項6に記載の発明は、前記判別手段と
して、上位機器からの記録または再生の処理要求パター
ンを監視する手段を有し、上位機器からの記録または再
生の処理要求長が所定長以下で不連続領域に対する処理
要求で、且つ前回の上位機器からの処理要求アドレス
が、データ部と判別されている一時記憶領域に格納され
ているデータに対し連続している場合、またはデータ部
の最大論理ブロックアドレスと要求アドレスの最小論理
ブロックアドレスとの差が所定の値以下の場合にはデー
タ部と認識し、データ部の最大論理ブロックアドレスと
要求アドレスの最小論理ブロックアドレスとの差が所定
の値以上であれば管理情報部と認識するものであり、管
理情報部とデータ部の認識を高速かつ精度良く行い、一
時記憶手段の有効利用と、管理情報部とデータ部とのア
クセス回数の削減を行うことにより、アクセスに要する
時間を短縮できるという作用を有する。
【0022】請求項7に記載の発明は、前記一時記憶領
域配置手段として、前記一時記憶手段の容量配分を、デ
ータ部の一時記憶領域には管理情報部の領域よりも大き
な領域を配分するように一時記憶手段を不等分割する
か、または複数個設けた一時記憶手段においてデータ部
用の一時記憶手段として管理情報部用のものよりも大き
な一時記憶手段を割り当てるものである請求項1〜6の
いずれかに記載の情報記録再生装置であり、各種の上位
機器に適し、容量の大きなデータを扱う際の一時記憶手
段の有効利用図ることができるという作用を有する。
【0023】請求項8に記載の発明は、一時記憶配置手
段として前記一時記憶手段の一時記憶領域の配置を、管
理情報部の領域をさらに1より大きな複数の領域に分割
するか、または1より大きな複数の一時記憶手段を設け
るものであり、各種の上位機器に適し、複数の管理領域
に分割された容量の大きな記録媒体を扱う際の一時記憶
手段の有効利用図り、管理情報部とデータ部とのアクセ
ス回数の削減を行うことにより、アクセスに要する時間
を短縮できるという作用を有する。
【0024】請求項9に記載の発明は、前記一時記憶手
段の各領域の使用状況を示す一時記憶領域管理情報とし
て、各領域に格納しているデータの開始論理ブロックア
ドレス、格納ブロック数、および再生データか記録要求
データかを区別する制御情報を有する請求項1〜8のい
ずれかに記載の情報記録再生装置であり、各種の上位機
器に適し、複数の管理領域に分割された容量の大きな記
録媒体を扱う際の一時記憶手段の有効利用図り、管理情
報部とデータ部とのアクセス回数の削減を行うことによ
り、アクセスに要する時間を短縮できるという作用を有
する。
【0025】請求項10に記載の発明は、情報を特定の
ブロック単位で記録再生する記録媒体と、前記記録媒体
上に情報を記録し前記記録媒体上から情報を再生する記
録再生手段と、上位機器とのインタフェースと、前記記
録媒体に対する記録または再生時の上位機器とデータの
やりとりを行う際にデータを一時的に格納する一時記憶
手段と、前記一時記憶手段を少なくとも2領域に分割す
る一時記憶領域配置手段と、前記一次記憶領域配置手段
により分割された一時記憶領域を管理情報部用の領域や
データ部用の領域として個別使用し、前記一時記憶手段
のうち1または1より大きい数の領域を記録媒体の所定
の領域にのみ割り当てて使用する一時記憶領域管理手段
とを備えたものであり、各種の上位機器に適し、複数の
管理領域に分割された容量の大きな記録媒体を扱う際の
一時記憶手段の有効利用図り、管理情報部とデータ部と
のアクセス回数の削減を行うことにより、アクセスに要
する時間を短縮できるという作用を有する。
【0026】請求項11に記載の発明は、前記一時記憶
領域の分割および記録媒体への割り当てを、上位機器か
らの指示に従って任意に変更することを可能にする手段
をさらに備えたものであり、各種の上位機器に適し、複
数の管理領域に分割された容量の大きな記録媒体を扱う
際の一時記憶手段の有効利用図り、管理情報部とデータ
部とのアクセス回数の削減を行うことにより、アクセス
に要する時間を短縮できるという作用を有する。
【0027】請求項12に記載の発明は、前記一時記憶
領域管理手段として、前記一時記憶領域の分割および記
録媒体への割り当てを、上位機器または使用者のうちい
ずれか一方によって与えられた設定に従って、規定され
た割り当て方法の中から自動的に選択する一時記憶管理
手段を備えたものであり、各種の上位機器に適し、複数
の管理領域に分割された容量の大きな記録媒体を扱う際
の一時記憶手段の有効利用図り、管理情報部とデータ部
とのアクセス回数の削減を行うことにより、アクセスに
要する時間を短縮できるという作用を有する。
【0028】請求項13に記載の発明は、前記一時記憶
領域管理手段として、分割された一時記憶手段の一つの
領域に対する媒体上の領域のアクセス回数が所定の値よ
り小さく、かつ前記媒体上の領域とは異なる領域に対す
るアクセス回数が所定の値より大きい場合に、前記一時
記憶手段の分割および記録媒体への割り当てを自動的に
変更する一時記憶管理手段を備えたものであり、各種の
上位機器に適し、複数の管理領域に分割された容量の大
きな記録媒体を扱う際の一時記憶手段の有効利用図り、
管理情報部とデータ部とのアクセス回数の削減を行うこ
とにより、アクセスに要する時間を短縮できるという作
用を有する。
【0029】請求項14に記載の発明は、前記一時記憶
領域管理手段として、分割された一時記憶手段の一つの
領域に対する媒体上の領域のアクセス回数の全アクセス
回数に対する比が所定の値より小さく、かつ前記媒体上
の領域とは異なる領域に対するアクセス回数の全アクセ
ス回数に対する比が所定の値より大きい場合に、前記一
時記憶手段の分割および記録媒体への割り当てを自動的
に変更するものであり、各種の上位機器に適し、複数の
管理領域に分割された容量の大きな記録媒体を扱う際の
一時記憶手段の有効利用図り、管理情報部とデータ部と
のアクセス回数の削減を行うことにより、アクセスに要
する時間を短縮できるという作用を有する。
【0030】請求項15に記載の発明は、前記分割され
た一時記憶手段に割り当てられた前記記録媒体上のデー
タを、そのデータが上位機器より読み出し要求される前
の任意のタイミングで、あらかじめ対応する一時記憶領
域に読み込む手段をさらに備えた請求項10〜14のい
づれかに記載の情報記録再生装置であり、各種の上位機
器に適し、複数の管理領域に分割された容量の大きな記
録媒体を扱う際の一時記憶手段の有効利用図り、処理の
行われない時間を利用することと、管理情報部とデータ
部とのアクセス回数の削減を行うことにより、アクセス
に要する時間を短縮できるという作用を有する。
【0031】請求項16に記載の発明は、請求項2〜6
のいづれかに記載された情報記録再生装置の判別手段の
うち2以上の任意の組み合わせによる複数の判別手段を
備えた情報記録再生装置であり、管理情報部とデータ部
の認識を高速かつ精度良く行い、一時記憶手段の有効利
用と、管理情報部とデータ部とのアクセス回数の削減を
行うことにより、アクセスに要する時間を短縮できると
いう作用を有する。
【0032】請求項17に記載の発明は、前記一時記憶
手段として1つの一時記憶領域ごとに、または管理情報
部用またはデータ部ごとに1つの記憶装置を用いたもの
であり、より大きな容量のデータを扱う際に一時記憶手
段の有効利用と、管理情報部とデータ部とのアクセス回
数の削減を行うことにより、アクセスに要する時間を短
縮できるという作用を有する。
【0033】請求項18に記載の発明は、請求項2〜6
のいずれかに記載の判別手段のうち2以上の任意の組み
合わせによる複数の判別手段を備えた請求項17の情報
記録再生装置であり、より大きな容量のデータを扱う際
においても、管理情報部とデータ部の認識を高速かつ精
度良く行い、一時記憶手段の有効利用と、管理情報部と
データ部とのアクセス回数の削減を行うことにより、ア
クセスに要する時間を短縮できるという作用を有する。
【0034】請求項19に記載の発明は、複数に分割さ
れ、または複数個設けられた一時記憶手段の一時記憶管
理手段として、請求項1〜18に記載された情報記録再
生装置の一時記憶領域管理手段のうち2以上の任意の組
み合わせによる複数の一時記憶領域管理手段を備えた情
報記録再生装置であり、各種の上位機器に適し、複数の
管理領域に分割された容量の大きな記録媒体を扱う際の
一時記憶手段の有効利用図り、管理情報部とデータ部と
のアクセス回数の削減を行うことにより、アクセスに要
する時間を短縮できるという作用を有する。
【0035】以下本発明の2つの実施例について図面を
参照しながら説明する。 (実施の形態1)以下に図面を参照しながら本発明の第
1の実施例を説明する。図1は本発明の光ディスク装置
のブロック図である。図1において、CPU10は、記
録再生手段16に指示を出すことによって、インタフェ
ース14を通じてホストコンピュータから転送されるデ
ータを一時記憶手段17に蓄えた後、記録媒体15上の
指定の領域に記録することができる。逆にまたCPU1
0は、記録再生手段16に指示を出すことによって、記
録媒体15上のデータを再生して一時記憶手段17に蓄
えた後、インタフェース14を通じてホストコンピュー
タに転送することができる。
【0036】この際、一時記憶手段17は一時記憶領域
配置手段11によって図3に示すように分割され、領域
A、BおよびCが管理情報部用として使用される。一時
記憶領域管理手段12は、ホストコンピュータからの処
理要求に対して一時記憶手段17の領域の割り当てを管
理する。一時記憶領域管理手段12は一時記憶手段17
の現在の割り当て状態を一時記憶領域管理情報18に格
納する。
【0037】一時記憶領域管理情報18は図4のような
構成になっており、一時記憶手段17の分割された各領
域に対して、格納データの先頭論理ブロックアドレス
(論理ブロックアドレスを以下LBAと略称する)、格
納ブロック数、および制御情報から構成される。ここで
論理ブロックとはSCSIインタフェース規格で規定さ
れる上位機器からの処理要求単位である。
【0038】また上記の制御情報は、格納データが再生
データか、記録要求データか、または無効データかを示
す情報と、各々の一時記憶領域に対するアクセスパター
ンが、連続領域に対するアクセスが1つの領域に対して
空間的、時間的に連続しているかどうかを示すものであ
る。判別手段13は、ホストコンピュータからの処理要
求のあったブロック数が所定値(例えば16ブロック)
以下であって、かつ一時記憶領域管理情報の領域Dの格
納データの先頭LBAと処理要求のあった領域の最大L
BAとの差を求め、その差が所定値(例えば32)より
も大きい場合には管理情報部と認識する。
【0039】一時記憶領域管理情報の領域Dの格納デー
タの先頭LBAと処理要求のあった領域の最大LBAと
の差が負か、または0か、または正であっても所定値
(例えば32ブロック)以下である場合にはデータ部と
認識し、または所定値(例えば128ブロック)以上で
ある場合には管理情報部と認識する。この認識結果は一
時記憶領域管理手段12に通知される。一時記憶領域管
理手段12は、認識結果が管理情報部であれば、一時記
憶手段17において領域A、領域B、または領域Cを割
り当て、データ部であれば一時記憶手段17において領
域Dを割り当てる。
【0040】以上のように構成された本実施例の光ディ
スク装置について、図2に示すような記録媒体15上に
おいて、データ部として領域3、4、5、および6を有
し、ファイルのデータ部内の管理領域として領域7を有
し、管理情報部として領域1、および2を有するファイ
ルを、ホストコンピュータが図5に示すような順序で各
領域に、図5で例示したブロック長で書き込みを行う場
合の動作について図6を用いて説明する。
【0041】(処理番号1)まず領域1への1ブロック
の記録処理要求に対して領域Dの格納データの先頭LB
Aは格納データが存在しないので、初期化状態のままで
あるから0である。したがって、領域1の先頭LBAは
領域Dの格納データの先頭LBAである0よりも大きい
ので、判別手段13によりデータ部と認識され、一時記
憶領域管理手段12に結果が通知される。一時記憶領域
管理手段12はこの結果を受けて、領域Dに割り当て
る。
【0042】(処理番号2)次に領域2に対する1ブロ
ックの記録処理要求に対して領域Dの格納データの先頭
LBAは0100hであり、これは領域2の先頭LBA
0180hよりも小さいので、判別手段13によりデー
タ部と認識され、結果が一時記憶領域管理手段12に通
知され、領域Dに割り当てられる。 (処理番号3)次に領域7に対する16ブロックの記録
処理要求に対して領域Dの格納データの先頭LBAは0
180hであり、これは領域7の先頭LBA5000h
よりも小さいので、判別手段13によりデータ部と認識
され、結果が一時記憶領域管理手段12に通知され、領
域Dに割り当てられる。
【0043】(処理番号4)次の領域4に対する7Fh
ブロックの記録処理要求に対しては、記録要求ブロック
数が16よりも大きいため、判別手段13によりデータ
部と認識され、この結果を受けた一時記憶領域管理手段
12により領域4は領域Dに割り当てられる。 (処理番号5)次の領域3に対する1ブロックの記録処
理要求に対して、記録要求ブロック数は1であるが、領
域Dの格納データの先頭LBAである3001hと記録
要求LBAである3000hとの差が1であり、32以
下であるので、判別手段13によりデータ部と認識さ
れ、一時記憶領域管理手段12はこの結果を受けて、領
域Dを割り当てる。さらに、領域Dに対する連続したア
クセスと認識し制御情報に連続アクセスがあったことを
設定する。
【0044】(処理番号6)次の領域1に対する2度め
の1ブロックの記録処理要求に対して、領域Dの格納デ
ータの先頭LBAは3000hであるから、領域1の最
大LBAである100hとの差は2F00hであり32
よりも大きいので、判別手段13により管理情報部と認
識され、この結果を受けた一時記憶領域管理手段12は
領域Aに割り当てる。
【0045】(処理番号7)次の領域2に対する2度め
の1ブロックの記録処理要求に対しては、同様に処理さ
れ、一時記憶領域管理手段12は領域Bに割り当てる。 (処理番号8)次に領域7に対する16ブロックの記録
処理要求に対して領域Dの格納データの先頭LBAは3
000hであり、これは領域7の先頭LBA5000h
との差をとれば負であるが、領域Dは連続アクセス中と
認識されているので、判別手段13により管理情報部と
認識され、結果が一時記憶領域管理手段12に通知さ
れ、領域Cに割り当てられる。さらに、領域Dに対する
連続アクセスは中断されたと認識し、制御情報に連続ア
クセスが中止されたことを設定する。
【0046】(処理番号9)次の領域6に対する7Fh
ブロックの記録処理要求に対しては、記録要求ブロック
数が16より大きいため、判別手段13によりデータ部
と認識され、この結果を受けた一時記憶領域管理手段1
2は領域Dを割り当てる。以後同様の動作を繰り返し、
図6に示すように一時記憶手段17の割り当て状態が遷
移することになる。このように、一度データ領域のデー
タが一時記憶手段の領域Dに格納されると、以後の管理
情報部への1ブロックのアクセスに対しては、領域Aま
たは領域Bを割り当てることになる。
【0047】したがって、データ部は一時記憶手段17
の領域Dで、管理情報部は一時記憶手段17の領域A、
B、またはCで処理されることになり、管理情報部とデ
ータ部との不要なアクセス回数を削減することが可能と
なる。また、記録データのデータ転送の終了時点で処理
の正常終了をホストコンピュータに通知するライトバッ
クアルゴリズムを適用することにより、記録回数を減ら
すことができ、高速化を図ることが可能である。この場
合、記録データ転送時点で、所定の領域の一時記憶領域
管理情報の格納ブロック数を設定するとともに、制御情
報を記録要求データに設定する。その後、CPU10は
この一時記憶領域管理情報を参照して記録要求データを
記録再生手段16を駆動して、記録媒体15に記録する
ことになる。
【0048】本実施例では管理情報部はLBAの小さい
領域に配置されるもので、かつ所定のアクセス要求ブロ
ック数以下の場合と連続アクセスされた領域から所定の
ブロック数離れていてかつ所定のアクセス要求ブロック
数以下の場合を例示している。しかし、予めホストコン
ピュータから、例えばSCSIインタフェース規格で規
定されるMODEパラメータを利用するか、または転送
長0のREADコマンドを利用することなどの方法によ
りアドレス情報を通知できれば、管理情報部の開始LB
Aと終了LBAを認識でき、その範囲に限って一時記憶
手段の管理情報部用の領域を割り当てることも可能であ
る。
【0049】また、本実施例では領域Dの格納データの
先頭LBAの初期化値を0としたが、初期化値を適切な
値(例えば400h)に選べば、最初の管理情報部への
1ブロックの処理要求から領域A、BまたはCに割り当
てることが可能である。ところで通常OSは、それぞれ
固有の管理情報部を記録媒体上に持っており、その領域
はデータ読み出し時、記録時とも、頻繁にアクセスされ
ることが多い。例えばDOSの場合、LBA0から順に
システム予約領域、FAT、ルートディレクトリなどの
DOS管理情報部、ユーザデータ部から構成されている
が、この場合、DOS管理情報部はファイルを書き込む
場合も、読み出す場合にも頻繁にアクセスされるが、一
つのファイルを処理する場合には、高々数ブロックがア
クセスされるに過ぎない。また、一般に管理情報部への
アクセスは1ブロックで行われる。したがって、管理情
報部用の一時記憶領域としては小容量でかつ複数の領域
が適しており、一方データ部は長い領域を扱うために、
できるだけ大容量を割り当てることが望ましい。また、
本発明は、上位機器からの要求内容によって、その要求
領域が管理情報部とデータ部の何れに該当するかを判別
可能な構成を取るため、管理情報部を固定領域として認
識する方法よりも高い汎用性を有する。これは、特に記
録媒体が複数のパーティションに分割される場合や、記
録媒体のデータ領域内に管理情報部を持つような場合に
効果を発揮するものである。
【0050】(実施の形態2)本発明の情報記録再生装
置の第2の実施例を以下に示す。図7は本発明の光ディ
スク装置のブロック図である。図7において、CPU7
0は、記録再生手段76に指示を出すことによって、イ
ンタフェース74を通じてホストコンピュータから転送
されるデータを一時記憶手段77を介して記録媒体75
上の指定の領域に記録することができる。逆にCPU7
0は、記録再生手段76に指示を出すことによって、記
録媒体75上のデータを再生して一時記憶手段77に蓄
えた後、インターフェース74を通じてホストコンピュ
ータに転送することができる。
【0051】この際、一時記憶手段77は一時記憶領域
配置手段71によって一時記憶領域管理情報78で指定
されるように分割され、一時記憶領域管理手段72によ
って記録媒体75上のアクセスする領域に応じて使用さ
れる一時記憶手段77の領域が決定する。またユーザが
使用する環境に応じて、管理手段切替スイッチ73が一
時記憶領域管理情報78の指定内容を切り替えることが
できる。この管理手段切替スイッチ73の設定は、上位
機器からインタフェースを通じて設定されるか、または
本装置側で物理的な手段によって設定される。
【0052】以上のように構成された光ディスク装置に
おいて、一時記憶領域管理情報を使用した一時記憶手段
の分割および割り当てについて、図8および図9を用い
て説明する。一時記憶領域管理情報78は図8のような
構成になっており、分割された各領域に対して、一時記
憶領域上の先頭アドレス、セクタ数、記録媒体上の割り
当て領域が明示される。これらの値はCPUからアクセ
ス可能な一時記憶領域上に存在し、この一時記憶領域管
理情報78を元に割り当てが行われる。図8の例の場
合、一時記憶領域の先頭からアドレス3FFFhまで
(領域A)は第1の固定領域であり、対応する記録媒体
上のLBA=0〜31のアクセスは必ずこの領域を介し
て行われる。続いて一時記憶領域のアドレス4000h
〜7FFFhまで(領域B)は第2の固定領域で、記録
媒体上のLBA=32〜63までのアクセスがこの領域
を介して行われる。残りの一時記憶領域アドレス800
0h以降(領域C)は記録媒体上のLBA=64以降の
領域のアクセスに使用される。
【0053】図8の例の一時記憶領域管理情報を実際の
一時記憶手段および記録媒体上のアドレスによって示し
たものが図9である。一時記憶手段上の領域A、Bは記
録媒体上の領域1および2に固定的に割り当てられるた
め、例えば領域1に含まれるLBA=2へのアクセスが
行われる場合は一時記憶手段上の領域Aが使用されるこ
とになり、他の領域B、Cのデータは一切壊さない。こ
のような領域のアクセスに対しては使用される一時記憶
手段の領域が1つに決定する。
【0054】一方、一時記憶領域のLBA=64以降の
領域にアクセスが行われる場合は、適宜一時記憶領域の
アドレス8000h以降の領域が使用される。したがっ
てLBA=1000にアクセスする場合は領域3が一時
記憶領域の8000h以降に割り当てられ、またLBA
=10000にアクセスする場合は領域4が一時記憶領
域の8000h以降に割り当てられることになる。
【0055】次に図10を用いて一時記憶領域管理情報
の変更および管理手段切替スイッチによる一時記憶領域
管理情報の自動切替について説明する。第1の実施例で
挙げた一時記憶領域管理情報の各領域の大きさ、割り当
ておよび領域数はCPUの管理する一時記憶手段上に配
置され、これを例えば汎用インタフェースの1つである
SCSIインタフェース規格で定義されるモードページ
に対応させることによって、上位機器からインタフェー
スを通じてSCSIのコマンドを用いて設定することが
可能である。この場合、実際に一時記憶手段を機能させ
る際にその設定に基づいて動作するため、上位機器の想
定するように一時記憶手段の役割を変えることができ
る。例えばホストのOS(Operating Sys
tem)がディレクトリやファイルの管理領域と定義し
ている領域を固定領域とすることにより、一時記憶領域
データを無駄にしない、効率の良いアクセスが可能とな
る。
【0056】これらの設定は前記のように上位機器から
任意に設定できるとともに、あらかじめ与えられた数種
類の設定の中から選択ができるという手段を持つ。これ
が管理手段切替スイッチによる一時記憶領域管理情報自
動切り替え機能である。また管理手段切替スイッチ73
はディップスイッチのような物理的な手段で装置側で設
定することもでき、各設定に応じてマッキントッシュ対
応、DOS対応、UNIX対応のような各OSに対応し
たモードを持つ。各モードに設定することにより各種O
Sで使用する際に必要な設定が行われる。それに加え
て、このスイッチに対応して一時記憶手段77の一時記
憶領域管理情報の内容を、設定したOSに適した、あら
かじめ与えた値に変更する手段を有するものである。図
10はこの一例を示したものである。例えば設定された
モードがMS−DOSの場合は、領域AにLBA=0〜
63を固定的に割り付け、領域BにLBA=64以降を
割り当てる。なお管理手段切替スイッチ73は物理的な
スイッチの他に、CPU70の管理する一時記憶手段7
7上に設定ビットを設け、それに基づいて切替を行う方
法もある。
【0057】次に図9および図11を用いて一時記憶領
域管理情報の自動修正機能について説明する。上記の例
では、設定された一時記憶領域管理情報78に基づいて
一時記憶手段77が分割されて記録媒体75に対するア
クセスが行われるが、その際に固定領域のアクセス回数
が所定の値(例えば数回)より少なく、かつ前記固定領
域とは異なる領域のアクセス回数が所定の値(例えば数
十回)より多い場合、一時記憶領域配置手段71は一時
記憶領域管理情報78の情報を参照して、固定領域を固
定領域とは異なる領域と入れ替える。また固定領域に対
応した記録媒体上のアドレスがずれる場合に対応するた
めに、一時記憶手段77の固定領域の容量を大きくした
り、または固定領域の割当領域を大きくすることが可能
である。例えば、図9のように一時記憶領域が割当られ
た後に、LBA=32〜63に対してアクセスがなく、
LBA=79〜90に対してアクセスが所定回数以上行
われた場合を仮定すると、図11のように一時記憶領域
の割当が変更される。
【0058】なお上記の例では固定領域のアクセス回数
と所定値との比較により一時記憶領域管理情報が更新さ
れる場合について述べたが、全アクセス回数に対する固
定領域のアクセス回数の比と所定値の比較によって一時
記憶領域管理情報を変更することも可能である。なお、
これまで説明した実施例1および実施例2の一時記憶手
段は、1つの記憶装置を複数の領域に分割するものとし
て説明したが、1つの記憶装置を1つの領域のために用
い、複数の記憶装置によって複数の一時記憶領域の機能
を果たすようにしてもよい。この目的は、たとえば情報
管理部はデータ量が少ないが、高速の処理を必要とし、
データ部は処理速度も大切であるが、大きなデータ量が
必要である。このような必要に応じて一時記憶手段とし
の記憶装置を使い分ければコスト的にも有利であり、効
率も高い。
【0059】またデータ部用には1つの記憶装置を使
い、情報管理部用には1つの記憶装置を複数の一時記憶
領域に分割して使うというように、組み合わせて用いて
も差し支えない。また、複数の領域に分割された一時記
憶手段の1領域、または複数個設けた一時記憶手段の1
個を1つの領域としたとき、一時記憶管理手段は、この
一時記憶領域ごとに上記で説明した異なる一時記憶管理
手段を用いることも可能である。
【0060】なお、ここで一時記憶手段とはハードウエ
アの特性ではなく、その使い方が一時記憶的であるとい
うことであって、たとえばハードディスクやフラッシュ
メモリー等の永久的な記憶装置を使っても差し支えな
い。なお本発明は、分割された一時記憶領域の使用方法
について言及するものではないが、分割された各領域に
先読みキャッシュ、ライトバック等、適当なキャッシュ
アルゴリズムを導入することにより装置をより高速に動
作させることができる。特に先読みキャッシュを導入す
る場合には、最初にアクセスされた管理情報に連続する
所定の領域を一時記憶領域内に持つことになり、頻繁に
使用されると予測される管理情報部に対するアクセスを
高速に行うことができるようになる。また、ライトバッ
クアルゴリズムを適用することによって、同一箇所に記
録が繰り返される可能性のある管理情報部に対する記録
動作をある程度まとめて行うことが可能となるため、例
えば相変化方式の記録媒体のように最大書き換え回数が
比較的小さい記録媒体の耐用年数を増加させることが可
能となる。また、一時記憶手段の有効利用により、低消
費エネルギー、低発熱、低騒音、耐久性向上の副次効果
が得られる。
【0061】ここで、一時記憶手段77は半導体メモ
リ、磁気メモリ、光メモリに限定するものではなく、光
ディスク等大容量記録媒体へ実際に記録するよりも短い
時間で一時記憶が終了するものであればよく、その記憶
容量は、通常ホストコンピュータから送られる1回の情
報量よりも大きい容量であればよい。なお実施例では記
録媒体には光ディスクを、記録再生手段には光ディスク
装置を用いて説明したが、上記に限定されずホストコン
ピュータ等の上位装置の指令にしたがって情報の記録再
生を行う磁気方式、光方式等の方式を問わず、物理的ア
クセスを伴う装置に応用可能なことは自明である。ま
た、管理情報部の判別手法と一時記憶領域の割り当て手
法はホストキャッシュにも応用可能である。
【0062】以上のように本発明は、第1の実施例では
一時記憶手段を複数の個別にアクセスできる領域に配置
し、記録媒体上の管理情報部とデータ部とを判別する判
別手段の判別結果によって一時記憶管理手段は割り当て
る領域を切り換え、データとその管理情報とを常に1対
で一時記憶手段の別領域上に蓄積管理しようとするもの
である。これにより各種OSを介したアクセスに対し
て、一時記憶手段上のデータを有効に活用することが可
能となるとともに、一時記憶手段上の情報が使用できる
ため、記録媒体上の管理情報部とデータ部とに対するア
クセス回数を削減することにより、処理の高速化を実現
している。また、比較的長いブロックが配置されるデー
タ部に一時記憶手段の大きなページを割り当てる配置と
することにより、一時記憶手段の一層の有効活用が可能
となる。
【0063】また、第2の実施例では一時記憶手段を任
意に分割し、記録媒体上の領域に対応して割り当てる手
段を有するものである。これにより各種の上位機器から
のアクセスのパターンに対して、一時記憶手段上のデー
タを有効に活用することが可能となる。また分割した一
時記憶領域を記録媒体上の固定領域に割り当てることに
より一時記憶手段上のデータのアクセスの処理時間を小
さくすることができる。
【0064】さらに、前記の一時記憶領域の割当を上位
機器から指定する手段および自動的に割当る手段によっ
て、上位機器に対応した、より効率の良い一時記憶手段
活用を提供することができる。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明は、一時記憶手段を
複数の個別にアクセスできる様に配置し、記録媒体上の
管理情報部とデータ部とを判別する手段を有し、その判
別結果によって割り当てる領域を切り換える手段を有
し、データとその管理情報を常に1対で一時記憶上手段
に蓄積管理しようとするものである。これにより各種O
Sを介したアクセスに対して、一時記憶手段上のデータ
を有効に活用することが可能となるとともに、一時記憶
手段上の情報が使用できるため、記録媒体上の管理情報
部とデータ部とのアクセス回数を削減することにより、
処理の高速化を実現している。また、比較的長いブロッ
クが配置されるデータ部に一時記憶領域の大きなページ
を割り当てる配置とすることにより、一時記憶手段の一
層の有効活用が可能となる。
【0066】また、一時記憶手段を任意に分割し、記録
媒体上の領域に割り当てる手段を有するものである。こ
れにより各種の上位機器からのアクセスのパターンに対
して、一時記憶手段上のデータを有効に活用することが
可能となる。また分割した一時記憶領域を固定領域に割
り当てることにより一時記憶上のデータのアクセスの処
理時間を小さくすることができる。
【0067】さらに、前記の一時記憶領域の割当を上位
機器から指定する手段および自動的に割当る手段によっ
て、上位機器に応じた、より効率の良い一時記憶領域活
用を提供する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図
【図2】記録媒体上のファイルのデータ配置を示す図
【図3】一時記憶領域の領域配置図
【図4】一時記憶領域管理情報図
【図5】ホストコンピュータからのアクセス順序図
【図6】実施例におけるアクセス順序と一時記憶領域の
割当状態の遷移を示す図
【図7】本発明実施例の装置構成を示す図
【図8】一時記憶領域の一時記憶管理情報の一例を示す
【図9】一時記憶領域の割当を示す図の一例を示す図
【図10】一時記憶領域の自動割り当てを示す図の一例
を示す図
【図11】一時記憶領域の割当が変更された場合を示す
図の一例を示す図
【図12】従来例の構成を示す図
【図13】従来例の一時記憶領域の領域配置図
【図14】従来例のアクセス順序と一時記憶領域の割り
当て状態の遷移を示す図
【符号の説明】
10 CPU 11 一時記憶領域配置手段 12 一時記憶領域管理手段 13 判別手段 14 上位機器とのインタフェース 15 記録媒体 16 記録再生手段 17 一時記憶手段 18 一時記憶領域管理情報 70 CPU 71 一時記憶配置手段 72 一時記憶管理手段 73 管理手段切替スィッチ 74 上位機器とのインタフェース 75 記録媒体 76 記録再生手段 77 一時記憶領域 78 一時記憶領域管理情報 120 CPU 121 一時記憶領域配置手段 122 一時記憶領域管理手段 123 上位機器とのインタフェース 124 記録媒体 125 記録再生手段 126 一時記憶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小幡 功 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 今井 隆志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−245320(JP,A) 特開 平6−202977(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/06 G06F 12/08 320

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を特定のブロック単位で記録再生する
    記録媒体と、前記記録媒体上に情報を記録し前記記録媒
    体上から情報を再生する記録再生手段と、上位機器との
    インタフェースと、前記記録媒体に対する記録または再
    生時の上位機器とデータのやりとりを行う際にデータを
    一時的に格納する一時記憶手段と、前記一時記憶手段を
    少なくとも2領域に分割する一時記憶領域配置手段と、
    前記一次記憶領域配置手段により分割された一時記憶領
    域を管理情報部用の領域やデータ部用の領域として個別
    使用する一時記憶領域管理手段と、上位機器からの処理
    要求内容と前記一時記憶手段の各領域の使用状況を示す
    一時記憶領域管理情報と一時記憶領域の割り当て情報と
    から、処理要求のあったブロックが前記記録媒体のファ
    イル本体であるデータ部に対応するか、あるいはそのデ
    ータ部の位置やつながりを示す管理情報部に対応するか
    を判別する判別手段とを備え、前記一時記憶領域管理手
    段は前記判別手段の判別結果が管理情報部であれば前記
    一時記憶手段の管理情報部用の領域を割り当て、前記判
    別手段の判別結果がデータ部であればデータ部用の領域
    を割り当てるように構成した情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】前記判別手段は、上位機器からの記録また
    は再生の処理要求長を測定する手段を有し、前記測定結
    果が所定長以下であれば管理情報部と認識し、所定長よ
    り大きければデータ部と認識する請求項1記載の情報記
    録再生装置。
  3. 【請求項3】前記判別手段は、上位機器からの記録また
    は再生の処理要求ブロックの中の最大論理ブロックアド
    レスが前記一時記憶手段に格納されているデータの中の
    最小論理ブロックアドレスよりも小さければ管理情報部
    と認識し、上位機器からの記録または再生の処理要求ブ
    ロックの中の最大論理ブロックアドレスが前記一時記憶
    手段に格納されているデータの中の最小論理ブロックア
    ドレス以上であれば、データ部と認識する請求項1記載
    の情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】前記判別手段は、前記一時記憶手段の複数
    の領域の中でデータ部と判別されている一時記憶領域に
    格納されているデータの中の最小論理ブロックアドレス
    と上位機器からの記録または再生の処理要求ブロックの
    中の最大論理ブロックアドレスとの差が正でかつ所定の
    値よりも大きければ管理情報部と認識し、差が負、0、
    または正でかつ所定の値以下であればデータ部と認識す
    る請求項1記載の情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】前記判別手段は、上位機器からの処理要求
    アドレスが記録媒体の管理情報部のアドレスに対応する
    場合には管理情報部と認識し、対応しなければデータ領
    域と認識する請求項1記載の情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】前記判別手段は、上位機器からの記録また
    は再生の処理要求パターンを監視する手段を有し、上位
    機器からの記録または再生の処理要求長が所定長以下で
    不連続領域に対する処理要求で、且つ前回の上位機器か
    らの処理要求アドレスが、データ部と判別されている一
    時記憶領域に格納されているデータに対し連続している
    場合、またはデータ部の最大論理ブロックアドレスと要
    求アドレスの最小論理ブロックアドレスとの差が所定の
    値以下の場合にはデータ部と認識し、データ部の最大論
    理ブロックアドレスと要求アドレスの最小論理ブロック
    アドレスとの差が所定の値以上であれば管理情報部と認
    識する請求項1記載の情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】前記一時記憶領域配置手段は、前記一時記
    憶手段の容量配分を、データ部の一時記憶領域には管理
    情報部の領域よりも大きな領域を配分するように一時記
    憶手段を不等分割するか、または複数個設けた一時記憶
    手段においてデータ部用の一時記憶手段として管理情報
    部用のものよりも大きな一時記憶手段を割り当てるもの
    である請求項1〜6のいずれかに記載の情報記録再生装
    置。
  8. 【請求項8】一時記憶領域配置手段は前記一時記憶手段
    の一時記憶領域の配置を、管理情報部の領域をさらに1
    より大きな複数の領域に分割するか、または1より大き
    な複数の一時記憶手段を設けるものである請求項1〜7
    のいずれかに記載の情報記録再生装置。
  9. 【請求項9】前記一時記憶手段の各領域の使用状況を示
    す一時記憶領域管理情報は、各領域に格納しているデー
    タの開始論理ブロックアドレス、格納ブロック数、およ
    び再生データか記録要求データかを区別する制御情報を
    有する請求項1〜8のいずれかに記載の情報記録再生装
    置。
  10. 【請求項10】情報を特定のブロック単位で記録再生す
    る記録媒体と、前記記録媒体上に情報を記録し前記記録
    媒体上から情報を再生する記録再生手段と、上位機器と
    のインタフェースと、前記記録媒体に対する記録または
    再生時の上位機器とデータのやりとりを行う際にデータ
    を一時的に格納する一時記憶手段と、前記一時記憶手段
    を少なくとも2領域に分割する一時記憶領域配置手段
    と、前記一次記憶領域配置手段により分割された一時記
    憶領域を管理情報部用の領域やデータ部用の領域として
    個別使用し、前記一時記憶手段のうち1または1より大
    きい数の領域を記録媒体の所定の領域にのみ割り当てて
    使用する一時記憶領域管理手段とを備えた情報記録再生
    装置。
  11. 【請求項11】前記一時記憶領域の分割および記録媒体
    への割り当てを、上位機器からの指示に従って任意に変
    更することを可能にする手段をさらに備えた請求項10
    載の情報記録再生装置。
  12. 【請求項12】前記一時記憶領域管理手段は、前記一時
    記憶領域の分割および記録媒体への割り当てを、上位機
    器または使用者のうちいずれか一方によって与えられた
    設定に従って、規定された割り当て方法の中から自動的
    に選択するものである請求項10記載の情報記録再生装
    置。
  13. 【請求項13】前記一時記憶領域管理手段は、分割され
    た一時記憶手段の一つの領域に対する記録媒体上の領域
    のアクセス回数が所定の値より小さく、かつ前記記録媒
    体上の領域とは異なる領域に対するアクセス回数が所定
    の値より大きい場合に、前記一時記憶手段の分割および
    記録媒体への割り当てを自動的に変更するものである請
    求項12記載の情報記録再生装置。
  14. 【請求項14】前記一時記憶領域領域管理手段は、分割
    された一時記憶手段の一つの領域に対する記録媒体上の
    領域のアクセス回数の全アクセス回数に対する比が所定
    の値より小さく、かつ前記記録媒体上の領域とは異なる
    領域に対するアクセス回数の全アクセス回数に対する比
    が所定の値より大きい場合に、前記一時記憶手段の分割
    および記録媒体への割り当てを自動的に変更するもので
    ある請求項12記載の情報記録再生装置。
  15. 【請求項15】前記分割された一時記憶手段に割り当て
    られた記録媒体上のデータを、そのデータが上位機種よ
    り読み出し要求される前の任意のタイミングで、あらか
    じめ対応する一時記憶領域に読み込む手段をさらに備え
    た請求項10〜14のいずれかに記載の情報記録再生装
    置。
  16. 【請求項16】請求項2〜6のいずれかに記載の判別手
    段のうち2以上の任意の組み合わせによる複数の判別手
    段を備えた情報記録再生装置。
  17. 【請求項17】前記一時記憶手段は1つの一時記憶領域
    ごとに、または管理情報部用またはデータ部ごとに1つ
    の記憶装置を用いたものである請求項1記載の情報記録
    再生装置。
  18. 【請求項18】請求項2〜6のいずれかに記載の判別手
    段のうち2以上の任意の組み合わせによる複数の判別手
    段を備えた請求項17の情報記録再生装置。
  19. 【請求項19】複数に分割され、または複数個設けられ
    た一時記憶領域の一時記憶領域管理手段として請求項1
    〜17に記載された情報記録再生装置の一時記憶領域管
    理手段のうち2以上の任意の組み合わせによる複数の一
    時記憶領域管理手段を備えた情報記録再生装置。
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