JPH08278906A - 記憶媒体のファイル管理装置及びファイル管理方法 - Google Patents

記憶媒体のファイル管理装置及びファイル管理方法

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JPH08278906A
JPH08278906A JP7081099A JP8109995A JPH08278906A JP H08278906 A JPH08278906 A JP H08278906A JP 7081099 A JP7081099 A JP 7081099A JP 8109995 A JP8109995 A JP 8109995A JP H08278906 A JPH08278906 A JP H08278906A
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disk
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fat
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JP7081099A
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Nobuo Taguchi
口 信 夫 田
Mitsuhiro Taguchi
口 光 宏 田
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、記憶装置のサイズが大きく
なっても、ファイル管理用のテーブルが大きなメモリを
占有することがなく、また、管理速度の速いファイル管
理装置及びファイル管理方法を提供することにある。 【構成】本発明は、記憶媒体を複数のセクタに分割し、
該セクタのID情報に基づいて記録媒体上に記憶され
た、または記憶されるファイルの管理を行う装置におい
て、前記セクタ中に他のセクタとの関係を示したリンク
部を設け、該リンク部の情報に基づいて前記各セクタ中
のデータを連結し、ファイル管理を行う装置及び方法で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロッピーディスクや
ハードディスク等の記憶媒体に対するファイル管理装置
及びファイル管理方法であって、特に書き込み、読み出
し速度を向上させた装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムには、フロッピー
ディスク(以下、FDDという)や固定ディスク(以
下、HDDという)などのディスク状の磁気的記憶媒体
が使われている。こららの機器はコンピュータの補助記
憶装置として重要であって、その記憶容量は日に日に大
きくなっている。以下、現状のディスク状の磁気記憶体
の記憶方法を概略する。
【0003】FDDは音楽のCDと同様に、表面に磁性
体がコーティングされた円盤状のデータ記憶媒体であ
り、HDDは円盤状の記憶媒体を複数層に重ねたシリン
ダ状の記憶媒体である。これらFDDやHDDは記憶媒
体として使用する前に、コンピュータの信号処理を司る
オペレーションシステムプログラム(以下、OSとい
う)によりフォーマット処理される。すなわち、これら
円盤状の記憶媒体は同心円の細い帯によって区切ってこ
れをトラックとし、さらにトラックを放射状に分割して
セクタとする。このセクタがディスクの記憶単位とな
る。そして、ディスク装置は、そのヘッドをトラックに
沿って走査し、これら記憶媒体上にデータを記憶し、ま
たは記憶されたデータを読み出す。なお、HDDは磁気
ディスクを多層化したものであって、各層にヘッドを持
ち、データへのアクセスを迅速に行える構造としてい
る。
【0004】ヘッドのアクセスのため、セクタにはアド
レスが定義され、ヘッドの位置をソフトウエア側で制御
することによりディスク上の任意の位置にアクセスを可
能とする。セクタはセクタID部とセクタデータ部に分
割され、アドレス情報はID部が有する。記憶媒体上に
書き込まれるデータは複数のセクタをアドレスにより関
連付けたうえで、複数のセクタにまたがって記憶される
場合がある。
【0005】一方、ソフトウエアがディスク上でデータ
を管理する方法(ファイル管理方式)は複数あるが、パ
ーソナルコンピュータクラス用のOSであるMS−DO
Sでは、ファイルアロケーションテーブル(FAT)方
式が採用されている。このMS−DOSのフォーマット
コマンドを使用するとディスクは512バイト/セクタ
でフォーマットされる。FAT領域はフォーマットの際
に所定の位置に確保され、以下に説明するクラスタ単位
にどの順番に読んでいくかの情報がまとめて記憶されて
いる。なお、FAT領域は安全の面から通常は2つのF
ATがおかれFAT1,FAT2と呼ばれる。
【0006】データ領域はクラスタという単位にブロッ
ク分けされる。クラスタはディスク上で連続する1〜8
個程度のセクタで構成されるファイル定義専用のセルで
ある。クラスタは若い番地から2、3・・・と連番が付
されており、FATのエントリ(0、1、2・・・)と
対応する。FATのエントリnはクラスタnが保持する
情報である。1個のファイルはその容量を満たすに足る
複数のクラスタから構成する。クラスタは連続する必要
はなく、その連続性は各クラスタに対応するFATエン
トリが次に位置するクラスタの番号を保持することによ
って管理される。
【0007】ディスク上にこのような処理を施すのは、
メンテナンスのためである。ディスク上に順次にファイ
ルを定義してゆくと、ファイルの更新が行われたとき、
そのサイズがもとのままであることは稀で、小さくなっ
たり、大きくなったりする。小さくなった場合は、同じ
場所に置くとしても、不使用部分が発生する。大きくな
ったときは今まで使用していた領域を不使用にし、新た
な領域をアサインして、そこに書き換えなければならな
い。このような不使用部分をガーベージというが、この
不使用部分を再利用するためにガーベージコレクション
等の処理を行わねばならない。FAT方式はこういった
煩わしさからフリーになっている。但し、クラスタのつ
ながりが混然としてゆくことは避けられず、ディスクの
構造面から、そのアクセス性能は徐々に劣化する。
【0008】なお、現在汎用されるフォーマットの規格
として、(1) IBMフォーマット(アメリカ、日本)、
(2) ECMA/ISOフォーマット(ヨーロッパ)があ
り、機器間の互換が保たれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、FAT
方式はメンテナンスフリーな環境を提供する優れた手法
であるがアプリケーションからみれば空間的にも、処理
速度の点でも完全なオーバーヘッドになっておりできる
だけ小さい方が望ましい。
【0010】FATによって定義されたファイルは、
(1) シークエンシャルアクセス(順次処理)及び(2) リ
ラティブアクセス(ディスク上のアドレスを使ったラン
ダムアクセス)することが可能である。また、リラティ
ブアクセスを使用して構成するインデックスシークエン
シャルファイル(ISF)を作ることができる。このう
ち、リラティブアクセスを行う場合は、アドレスが指定
されたとき、それがディスク上のどの位置にあるかはF
ATを順に探っていかねばならず、FATをメモリ上に
置いた上でファイル管理を行う必要がある。
【0011】ここで、FAT方式において、FATのサ
イズとカバーできるディスクの容量との関係を計算して
みる。FAT方式には、FATの1エントリの長さによ
って、12ビットFAT、16ビットFATがある。こ
れらの1エントリのサイズはそれぞれ12ビット、16
ビットである。最近は大容量のディスクに対応するため
に32ビットFATも登場してきた。FATの1エント
リはクラスタに対応する。従ってカバーできるディスク
のサイズはクラスタのサイズに関係するがここでは1セ
クタ512バイトでクラスタサイズが1セクタと8セク
タの場合のみを示す。
【0012】(12ビットFATの場合)12ビットF
ATのエントリ数は4096である。4096クラスタ
=4096*512バイト=2の21乗=2MB、1ク
ラスタ=8セクタの時 2MB*8=16MB、とな
る。このときのFATのサイズは、12ビット*409
6=1.5バイト*4096=6144バイト、とな
る。
【0013】(16ビットFATの場合)16ビットF
ATのエントリ数は65536=2の16乗である。2
の16乗クラスタ=2の16乗*2の9乗=2の25乗
=32MB、1クラスタ=8セクタの時 32MB*8
=256MB、となる。このときのFATのサイズは、
16ビット*64KB=128KB、となる。
【0014】(32ビットFATの場合)同様にカバー
できるディスクのサイズは2の32乗クラスタ=2の3
2乗*2の9乗=4GB*512=2TB、1クラスタ
=8セクタの時は 2TB*8=16TB、となる。こ
のときのFATのサイズは、32ビット*2の32乗=
4バイト*4G=16GB、となる。
【0015】これは明らかにコンピュータの管理するメ
モリを越えており(32ビットCPUで4GBの空間し
かない)現実的でない。そこで現状で最大級の容量を持
つと思われる2GBのディスクについて計算すると、2
GBのディスクは2GB/512=4M個のセクタを持
つから、これに必要なFATサイズは、32ビット*4
M=16MB、となり、1クラスタ=8セクタであれ
ば、16/8=2MB、となる。
【0016】現状のコンピュータシステムが装備してい
るメモリは16MB〜32MBが上限であるからこれを
全てメモリに置くとすればその8分の1から16分の1
といった大きな領域がディスク管理に使われることにな
る。このように、FAT方式はリラティブアクセスを行
える点で優れているものの、取り扱うディスクサイズが
大きくなればなるほど、メモリを大きく占有することに
なり、非効率的なファイル管理を行わざるを得なくな
る。
【0017】そこでこの発明の目的は、ディスクサイズ
が大きくなってもファイル管理用のデータにメモリが占
有されることなく、効率的なファイル管理を行うことが
できる装置及びその方法を提供することにある。
【0018】
【発明を解決するための手段】本発明は、記憶媒体を複
数のセクタに分割し、該セクタのID情報に基づいて記
憶媒体上に記憶された、または記憶されるファイルの管
理を行う装置において、前記セクタ中に他のセクタとの
関係を記したリンク部を設け、該リンク部の情報に基づ
いて前記各セクタ中のデータを連結し、ファイル管理を
行うファイル管理装置を提案して、上記課題を解決す
る。
【0019】また、記憶媒体を複数のセクタに分割し、
該セクタ上に、該セクタのアドレスを表示するID部
と、書き込み及び読み出されるデータを格納するデータ
部と、複数の前記セクタとの関係を記したリンク部とを
設け、前記リンク部と前記ID部を用いて前記各セクタ
を関連付け、前記セクタ上のデータ部に連続してデータ
を読み出し、または書き込みを行うファイル管理方法を
提案する。
【0020】
【作用】各セクタのID部とリンク部とを用い、複数の
セクタを関係付け、各セクタのデータ部に記憶された、
または記憶されるデータを連続して処理する。この
際、、従来のファイル管理装置及びファイル管理方法の
ごとく、セクタの関係付けをメモリ上のFATによって
行う必要がないため、メモリと記憶装置との間で情報の
受け渡しを不要とし、記憶装置上でセクタを関連付ける
ので高速処理を可能とする。
【0021】また、ファイル管理用のFATがメモリを
占有することがないため、記憶装置の大容量化によって
増大するFAT領域により、有効なメモリが圧迫される
ことはない。
【0022】
【実施例】以下、記憶媒体としてFDD及びHDD等の
磁気ディスクを例に上げて、本発明の情報管理装置(以
下、バーチャルディスク装置という)及び方法の実施例
を説明する。図1はフロッピディスクの構成図であり、
図2はフロッディスクのフォーマットの構成図である。
但し、記憶媒体としては他に光ディスク等が考えられ磁
気ディスクに限定されるものではない。
【0023】図1(a) に説明するように、フロッディス
クは、塩化ビニルや軟質プラスチック製のジャケット1
内に円盤状の磁気ディスク2を回転可能な状態で納めた
ものである。このジャケットには磁気ディスク2の半径
方向に長いヘッドウインドウ3が開口されており、この
ヘッドウインドウ3を介してディスクドライブ装置のヘ
ッド(図示せず)が接触し、データの書き込み、読み出
しを行う。
【0024】磁気ディスク2は、ジャケット1内で回転
するために、ヘッドとの接触点の軌跡は円を描き、環状
の軌跡をトラックTと定義する。そしてヘッドを磁気デ
ィスク2の半径方向に移動させることにより、磁気ディ
スク2の周縁側から中心に向かって、同心円状のトラッ
クT1、T2、・・・TN・・・TLを定義する。
【0025】磁気ディスク2にはインデックスホール2
aが開口されており、インデックスホール2aの回転軌
跡上に対応して、ジャケット1にはインデックスウイン
ドウ1aが開口されている。そして、これらインデック
スホール2aとインデックスウインドウ1aと一致の一
致をFDD装置がセンサで感知し、この時点でヘッドが
磁気ディスク2に接触している位置をトラックTの開始
点とする。
【0026】図1(b) 及び図2に示すように、各トラッ
クTは、磁気ディスク2の半径方向に放射状に分割さ
れ、プリ・アンブル、複数のセクタS、ポスト・アンブ
ルに分割定義される。プリ・アンブル及びポスト・アン
ブルは、異なったFDD間でのインデックス信号検出位
置と、ヘッドの位置の誤差や回転変動などに対して、セ
クタSの読取りマージンを得るために設けられるもので
ある。
【0027】次に、図2に基づいて、バーチャルディス
ク装置によるFDDのフォーマット例を説明する。上記
したトラックT上のセクタSはID部、リンク部、デー
タ部に分割定義される。ID部は各セクタSのアドレス
が記されており、データ部にはソフトウエアが管理する
実際の情報が記憶される。そして、各セクタSのデータ
部の情報は連結して使用されるが、リンク部にはそのセ
クタS上の情報がどのセクタS上の情報につながるかを
指示する、次のセクタSのアドレスが記憶されている。
図中、tはタイミング用のギャップ、Cはシリンダアド
レス(0,1,2,…)、Hはヘッドアドレス(0,1,2,…)、
Rはセクタアドレス(1,2,3,…)、Nはセクタ標識(セ
クタサイズの標識)、CRC はサイクリックリダンシィチ
ェックである。
【0028】すなわち、従来のFAT方式のようにメモ
リ上で各セクタSの連結を管理する方式に比べて、本発
明の情報管理装置及び方法では、各セクタS上のリンク
部の関連情報に基づいてより直接的にFDDやHDD等
の記憶装置の管理を行う。
【0029】なお、リンクの位置はID部とデータ部の
間に置くのが最も有効である。リンク部は読むことが多
いのでこれを読みとってから次のセクタSに対する動作
を決定するまでの時間をデータ部の読み込み時間に当
て、この分だけの余裕をとることができるので、より安
定した動作が保障できるからである。
【0030】また、他のセクタを指定してリンク付けす
る際、そのセクタに対して、磁気ディスク2の回転方向
後ろ側のセクタを指定することにより、回転による待ち
時間を小さくすることができ、より望ましい。
【0031】バーチャルディスク装置の情報管理方法を
以下に説明する。バーチャルディスク装置はコンピュー
タとのインターフェースにおいて、現状のディスク装置
(FDD及びHDDを総称して、以下ディスクという)
がリリーズしている機能に加えて次のような機能や指令
を持たせることができる。
【0032】1)連続セクタアクセス 上述した各セクタのID情報とリンク部情報とを用い
て、複数のセクタを連結させてアクセスする機能であ
る。バーチャルディスクが装置上にあるとき、装置がリ
ンクを判別しそれによって次にどのセクタSにアクセス
するかを決定する機能を持つ。記憶装置がHDD装置の
場合は、連続セクタの状態は次の類型に分類される。す
なわち、(1) シリンダが異なる場合、(2) シリンダが同
じでもヘッドが異なる場合、(3) 同じシリンダ、ヘッド
内で発生する場合、の3通りである。(2) 及び(3) のケ
ースは同じシリンダ内なのでディスクの回転による待機
を行えばよく、この間CPUとディスク装置のインター
フェースを占有させることに問題はない。
【0033】一方、(1) のケースではシーク動作を伴う
のでインターフェースにとって無視できない遅れとなる
ため、一旦転送を中止しディスク装置側に準備ができし
だい転送を再開する。このシステム管理のすべてをバー
チャルディスク装置に委せることはできない場合があ
り、その場合はソフトウエアで処理を行えばよい。
【0034】2)リンクに対するアクセス セクタアドレスを指定して、そのリンク部のみを操作す
る機能である。リンク系列の中から、指定されたアドレ
スの直前のセクタを検出する機能(コンペア機能と定義
する)を持たせることによって、ディスクのアクセス性
能をほとんど落とすことなく管理することができる。こ
のため、積極的な意味でもメンテナンスフリーなバーチ
ャルディスク装置とすることができる(以下に述べる管
理手法を参照)。
【0035】3)リンクとデータに対するアクセス セクタアドレスを指定してそのリンクとデータを同時に
アクセスする機能である。記憶装置による情報管理作業
は次のタイプに分類される。 (1) リンクを読み、データも読む (2) リンクを読み、データは書く (3) リンクを書き、データも書く これらは連続セクタアクセスとの関係で、1セクタのみ
の機能とすることもできるし、リンクを読む場合は、最
後のリンクのみを返してデータ部を連続に処理する場合
とがある。リンク、データとも書く場合はいずれにして
も1セクタの機能でよい。リンクを更新する場合はリン
クのみに連続リード(読み出し)、連続ライト(書き込
み)を適用する方がソフトウエアの立場からは有効であ
る。
【0036】以下バーチャルディスク管理手法を説明す
る。ディスク上のセクタは、ファイルとして使われる
か、不使用になっているかのいずれかである。先ず、不
使用のセクタの管理方法について述べる。
【0037】バーチャルディスクにおいては不使用のセ
クタを管理するのに、すべての不使用セクタをリンクに
よって接続し、その先頭のセクタを例えば、ルートディ
レクトリの1エントリに登録するだけでよい。ファイル
の処理過程で新たなセクタが必要であれば不使用セクタ
のリンク系列の先頭から1セクタ取り出し、ルートディ
レクトリのエントリを更新しておけばよいからである。
この場合には、FAT方式におけるFATは不要であ
り、FAT方式と同等の性能のディスク管理が可能であ
る。
【0038】しかし一方で、これでは、ファイルの更新
があるたびにそのアクセス性能が徐々に劣化していって
しまう。これを避けるためにシリンダテーブルを導入す
る。シリンダテーブルは、HDD装置のシリンダに対し
て、次のような情報を持つテーブルである。
【0039】・各シリンダ毎の不使用セクタリンクの先
頭のアドレス ・各シリンダ毎の不使用セクタの数 不使用セクタをシリンダ毎に管理する意味は、ディスク
の構造を考慮してのことである。ディスクアクセスの際
には、ディスクのアドレスを指定するが、そのアドレス
はシリンダアドレス、ヘッドアドレス、セクアタドレス
に分解される。ディスクのアクセスはこのアドレス構造
に従って2つの動作が組み合わせられる。先ず、シリン
ダアドレスを指定して、アクセスするトラック位置にヘ
ッドを移動する(シーク)。続いて、シリンダ、ヘッ
ド、セクタを指定して、所定のセクタをアクセスする。
この2つの動作には各々機械的な動作が伴う。
【0040】シークの際には、ヘッドを移動する為にス
テッピングモータを使用し、アクセスの際には円盤の回
転があり、目的のセクタに到達するには、平均的に 1/2
回転の遅れが伴う。ハードウェアが連続アクセスするの
は、この回転の遅れを連続にアクセスする時に省略する
ためである。1つのファイル空間を構成する前後のセク
タがハードウェア上もできるだけ連続になるようにでき
れば、連続アクセスのあとのセクタでは、回転の遅れを
見込む必要はなくなる。それで、ハードウェアの前後関
係を考慮したセクタ間の管理ができれば、ディスクのア
クセス性能を高めることができる(このことから、リン
クに対するアクセスでコンペア機能の有用性を証明でき
る。コンペア機能があれば、空リンクをそのアドレスの
順に従って管理ができる)。
【0041】また、前後のセクタ間がシーク動作を伴わ
なければならないような場合であっても、その移動距離
はできるだけ小さいほうが有利である。シリンダテーブ
ルはファイルを構成する場合に、リクエストのあったと
き、前に位置するディスクのアドレスに対し、できるだ
け同じトラックの中からそれを選ぶことを可能とし、次
善に、その前後に割付けることができるので、この点の
有利さも獲得できる。
【0042】さらに、ファイルから不要なセクタが生じ
たとき、これはシリンダ単位に管理されることになるの
で、次回のアサインにたいしては、性能をできるだけ落
とさないようにアサインすることができるので、アクセ
ス性能を劣化させることは防げる。
【0043】ここに示した2つの不使用セクタの管理方
法は、システムの要求にあわせて使い分けるべきであ
る。すなわち、アクセス性能を犠牲にしても、スペース
的により無駄の少ない方法としたければ前者を、アクセ
ス性能をできるだけ確保しようとすれば後者を採用すれ
ばよい。ここでは諸計算を行うとき、アクセス性能を保
持できる後者によって話を進める。
【0044】ディスクのセクタがファイルの構成要素に
なっている場合は、ファイルのディレクトリがこれを管
理する。バーチャルディスクでは、ファイルの構成をシ
ークエンシャルファイル(SF)かインデックスシーク
エンシャルファイル(ISF)の形式で管理する。SF
の場合には、リンクによって結合された、セクタ列の先
頭のセクタアドレスをディレクトリに登録すればよい
し、ISFの場合(構造については後述)には、階層構
造の頂点にあるセクタのアドレスのみをディレクトリで
管理する。
【0045】リラティブアクセスを行う場合は、このま
までは何の手段も持たずディスクの最大の特長であるラ
ンダムアクセス機能が獲得できない。しかし、このラン
ダムアクセス機能も、ISFを用いた、ソフトウエアに
よるファイル管理を行えば、同様の機能を獲得すること
ができる。
【0046】ISFの構成方法はいろいろ考えられる
が、以下最も単純な例でこれを示す。いま、ソフトウエ
ア(アプリケーション)が定義し、取り扱うレコードを
ブロックごとに管理し、数十のレコードがその中に納め
られかつセクタの倍数になるように定義する(なお、バ
ーチャルディスク上ではブロックサイズを可変にしても
ソフトウエアに対する負担は小さいがここではレコー
ド、ブロックとも固定長とする)。
【0047】バーチャルデスク上ではブロックに相当す
るセクタ列をそのサイズの大小に関わらず、1回のアク
セスで読み込み可能なようにアサインする。ブロックの
中にはレコードを次のように納める。
【0048】レコードをそのキーの順序に並べ、それを
ブロックに順に納めてゆく。この時レコードは2つのブ
ロックにまたがらないようにし、さらにレコードのシー
クエンスの中に追加があっても、ある程度までこれを吸
収できるような余裕を持って割り当て、その件数をブロ
ックで管理する。このようにレコードをブロックに当て
はめてゆくとレコードのシークエンスと同じシークエン
スを持ったブロックの列が得られる。
【0049】次にブロックレベルでの管理を行い、各ブ
ロックの関係をリンクさせる(このリンクをビフォ、ネ
クストと言う)。また、ブロックの一番先頭または一番
最後のレコードのキーを代表させてブロックのキーとす
る。次にブロックのキーとブロックのアドレスを組とし
てキーレコードを作成する。このキーレコードはレコー
ドのシークエンスと同じシークエンスを持っている。こ
れに対しても上述と同じ操作を行う。
【0050】以上の管理を繰り返すと、作られたキーの
系列はピラミッド状の階層構造を構成することになる。
レコードにアクセスしたいときにそのキーを持ってピラ
ミッドの頂点から順次その直下の階層を検索することに
よって最下層のデータにたどり着くことができるもので
ある。なお、下層のブロックが1段上位のどのブロック
が自分をポイントしているかの情報をを持つことができ
る。このポインタをプライヤと呼ぶ。
【0051】バーチャルディスク上においても、ソフト
ウエアによる上記ISF構造を持ったファイル管理を行
うことができ、同管理手法を取ればランダムアクセスと
同様の機能を有することができる。さらに、FAT方式
であればブロックをクラスタの倍数にとり、1ブロック
のアクセスにクラスタ数のアクセスが必要であるが、こ
れに比べてバーチャルディスク上でISF構造を取れば
セクタ数のアクセスで済むために、性能の良いISFサ
ービスが可能である。
【0052】以下、バーチャルディスクでリラティブア
クセスをサポートする方法を説明する。この方法におい
ては、ディスクの相対アドレスをキーとするISFを構
成する。
【0053】相対アドレスがシリアルであることを利用
すれば、通常のISFよりもっと効率の良い制御方法を
とることが可能である。すなわち、キーとなる相対アド
レスをレコードから省略することによって、レコードの
追加削除もないのでその分だけブロック内に多くのレコ
ードを収容する方法をとることができる。このISFは
ディスク全体に対して1つ用意することもできるがここ
ではリラティブアクセスが必要なファイルに対してのみ
用意する場合を例に上げて、以下詳細に説明する。
【0054】レコードはディスクアドレスのみから構成
する(ディスクアドレスは4バイトで表すとする)。ブ
ロックサイズはレコードの件数とのかねあいで決めるべ
きであるが、後に触れるようにリラティブアクセス自体
はさほど重要でないので、4096バイトとする。ここ
でもう1つ注意することは、アドレスを決めるだけなら
ブロックにビフォ、ネクスト、プライヤの定義は不要と
なることである。そのため、4096バイトフルにレコ
ードを置くことができるのでブロック内に収容できるレ
コードの件数は1024件となる(レコードはディスク
アドレスから構成し、そのサイズは4バイト)。
【0055】このような構成を作りセクタサイズが51
2バイトの時のインデクス部のアクセス回数とカバーで
きる範囲を表にすれば、 インデックス1階 1024セクタ=512KB インデックス2階 1024*1024セクタ=512MB インデックス3階 1024*1024*1024セクタ=512GB となるから、例えば512MBのファイル空間をリラテ
ィブアクセスするには、インデックス部2回とデータの
アクセスの計3回で済むことになり、アクセスにあたっ
て、オーバヘッドとなるインデックスのアクセスは以外
に小さいことが分かる。
【0056】さて、現状のディスクシステムに置いても
多く使用されているのはシークエンシャルアクセスと文
字列などをキーとするデータベースファイルであり、そ
の意味でリラティブアクセスは必須の機能ではなくなっ
ている。すなわち、少なくとも、データベースファイル
を運用するうえではリラティブファイルが直接使用され
ているケースは少なく、現状であってもリラティブアク
セスはそのベースとしての用途の方が大きいのである。
バーチャルディスクは現状のディスクに比べて、この要
請に合致しており、より効率的なサービスを可能とする
機能を持っている。
【0057】加えて、バーチャルディスクは、パーソナ
ルコンピュータのような小規模なシステムから、大型の
ハードウエアシステムまで単一のテクニックでカバー
し、空間上でも性能の面でも現在のディスクより優れた
制御を可能とする。その点をFAT方式より優れるもの
である。以下にこの点をFAT方式と比較を行って明ら
かにする。
【0058】上記したように、リラティブアクセスを行
う場合、バーチャルディスクがISFによって処理する
のに対しFAT方式ではFATをメモリに常駐させFA
Tによってアドレスの連続を確かめながらクラスタの位
置を求める。
【0059】ここで、この書類の中で示したバーチャル
ディスクと12ビットFATとバーチャルディスクのI
SFによるリラティブアクセスとを比較してみると、1
2ビットFATの方が有利のように見える。しかし、こ
れは12ビットFATの対象とするディスクが小さいた
めにアドレス情報を12ビットに縮小しメモリに常駐で
きるようにしたからに過ぎない。バーチャルディスクの
リラティブ化の時にも触れた12ビットFATの方法は
ディスク全体をインデックスが1段のISFと同じ効果
を持つことが分かればバーチャルディスクのアドレスレ
コードを12ビットに変換すれば12ビットFATと同
等であることが判明する(但し、この時はバーチャルデ
ィスク側にシリンダ単位の制御テーブルが残るのでスペ
ース的にはバーチャルディスクに多少のオーバーヘッド
がある)。
【0060】32ビットFATとなるとFATサイズが
大きくなるので主記憶に常駐できるかどうかは疑問であ
る。スワップイン/スワップアウトをFATに対して適
用しなければならないとすればFATの有利さは性能面
でも主張できない。もし、FATに有利な要素があった
としても、12ビットFATの時と同様の議論が32ビ
ットFATの時にも成り立つのでバーチャルディスクは
シリンダテーブルだけのオーバーヘッドでそれに追随で
きるのである。
【0061】シークエンシャルアクセスに関してはバー
チャルディスクが連続アクセス可能な点でFAT方式に
優れる。FAT方式ではクラスタ毎の連続性は保障され
ないため、もしソフトウエアでカバーできたとしてもそ
の分のオーバーヘッドは伴っている。また、バーチャル
ディスクではシリンダテーブルによってハードウエアの
性能を積極的にカバーすることができるのでディスク装
置自身の動作も速い。FATがこれをカバーすることは
できるがやはりソフトウエア上のオーバーヘッドが伴
う。このようにディスクの管理機能からみれば、従来の
FAT方式に比べてバーチャルディスクの方が優れてい
る。
【0062】例えば、次のようなディスクが存在すると
過程する。 シリンダ数 1024 ヘッド数 4 トラックあたりのセクタ数 40 セクタサイズ 512バイト このディスクの容量は、1024*4*40*512=
2の23乗バイト*10=80MB、となり、この容量
からFAT方式では16ビットFATで処理することに
なる(8セクタ/クラスタとする)。このときのFAT
のサイズは16ビット*(2の14乗*10)/8=4
0KB、である。
【0063】一方、バーチャルディスクでは、上の数値
から シリンダアドレス 2バイト ヘッドアドレス 1バイト セクタアドレス 1バイト で表現するとして、シリンダテーブルの各エントリを次
で表す。
【0064】 空きリンク ヘッドアドレス 1バイト 空きリンク セクタアドレス 1バイト 空きセクタ数 2バイト (ここに掲げた数値は上述で仮想したディスクを表現す
るのにまだ充分に余裕がある。例えば、ヘッドについて
言えば、この64倍のディスクまで同じ条件で管理でき
る。) シリンダテーブルについてはシリンダアドレスについて
はテーブルのインデックスになっているのでテーブルの
要素としては不要である。
【0065】この時のシリンダテーブルのサイズは、1
024*4=4KB、となる。
【0066】このように、FAT方式に比べてバーチャ
ルディスクにおいて必要なシリンダテーブルは1/10
程度で済むことがわかる。さらに、バーチャルディスク
がセクタ単位で制御し(ディスク上の無駄を少なくでき
る)、ヘッドだけでも最大64倍まで制御できることを
考慮すれば、バーチャルデュスクの優位性は明らかであ
る。
【0067】以上の条件で制御しうる最大を計算する
と、シリンダのマックスは2バイトの範囲であるから、
シリンダーテーブルは、65536*4=256KB、
となる。
【0068】これで32ビット幅のセクタ数が制御でき
るから、1セクタ=512バイトでは、4G*512バ
イト=2TB、となる。
【0069】これは、32ビットFATで1クラスタ8
セクタの条件で管理したときの最大が、FAT領域で1
6GB、管理できる最大が16TBであったから、管理
に必要な容量と管理できる最大値との関係から見れば、
大容量のディスクほどバーチャルディスクが効果的なこ
とが分かる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファイル
記憶装置及びファイル管理方法によれば、セクタの関係
付けをメモリ上のFATによって行う必要がないため、
メモリと記憶装置との間で情報の受け渡しを不要とし、
記憶装置上でセクタを関連付けるので高速処理を可能と
する。
【0071】また、ファイル管理用のFAT方式のよう
に、ファイル管理用のテーブルがメモリを圧迫すること
がない。特に、ISFによるファイル管理方式を用いる
ことによって、ランダムアクセス機能を持たせることも
可能であり、さらに、記憶装置の大容量化によって増大
するFAT方式のテーブル(FAT)に比べて、メモリ
占有面積を小さく抑制することができるという効果も有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気ディスクのフォーマットの説明図である。
【図2】磁気ディスクのトラックレベルのフォーマット
の説明図である。
【符号の簡単な説明】
1…ジャケット、2…磁気ディスク、3…ヘッドウイン
ドウ、T…トラック、S…セクタ
フロントページの続き (72)発明者 田 口 光 宏 岐阜県多治見市脇之島6−30−5 エスポ アホワイトタウン101号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体を複数のセクタに分割し、該セ
    クタのID情報に基づいて記憶媒体上に記憶された、ま
    たは記憶されるファイルの管理を行う装置において、 前記セクタ中に他のセクタとの関係を記したリンク部を
    設け、該リンク部の情報に基づいて前記各セクタ中のデ
    ータを連結し、ファイル管理を行うことを特徴としたフ
    ァイル管理装置。
  2. 【請求項2】 記憶媒体を複数のセクタに分割し、 該セクタ上に、該セクタのアドレスを表示するID部
    と、書き込み及び読み出されるデータを格納するデータ
    部と、複数の前記セクタとの関係を記したリンク部とを
    設け、 前記リンク部と前記ID部を用いて前記各セクタを関連
    付け、前記セクタ上のデータ部に連続してデータを読み
    出し、または書き込みすることを特徴としたファイル管
    理方法。
JP7081099A 1995-04-06 1995-04-06 記憶媒体のファイル管理装置及びファイル管理方法 Pending JPH08278906A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0971358A2 (en) * 1998-07-07 2000-01-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data processing apparatus and file management method therefor
KR100786899B1 (ko) * 2000-07-14 2007-12-17 소니 가부시끼 가이샤 데이터 기록/재생 장치 및 방법

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