JPH04225387A - 反射鏡の固定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【産業上の利用分野】本発明は反射鏡の固定装置に関し
、特に液晶ビデオプロジェクター等において、光源とし
て使用される発光管とともに用いる反射鏡の固定装置に
関する。 【０００２】 【従来の技術】近年、液晶パネルの映像を投射レンズを
用いてスクリーン上に拡大投射し大画面を得るいわゆる
液晶ビデオプロジェクターが急速に開発されている。こ
の液晶ビデオプロジェクターには、反射鏡と一体化され
た高輝度ランプが光源として使用されているが、発光管
寿命が短いため、発光管の交換が必要になる。 【０００３】図３は従来のランプの固定装置の一例を示
したものである。１１は反射鏡であり、この反射鏡には
発光管１２がセメント１３により固定されている。反射
鏡１１は取り付け板１４に固定金具１５と４本のビス１
６によって固定されている。取り付け金具と反射鏡の間
には、緩衝材１７が挿入されており、取り付け時や温度
上昇時の応力による反射鏡１１の割れを防止している。 反射鏡１１が固定された取り付け板１４は図面には示さ
れていない位置決めピンと固定ビスにより、プロジェク
ター本体に固定されている。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな構成では、発光管１２の交換時に、取り付けビス１
６をすべて取り外す必要があり、作業性が悪い。また、
取り付け時に反射鏡１１を固定する保持力は、固定金具
１５の弾性と、緩衝材１７の緩衝性に依存しており確実
性にかけていた。 【０００５】本発明はかかる点に鑑み、液晶ビデオプロ
ジェクターの光源の発光管に用いる反射鏡を容易に交換
可能な反射鏡の固定装置を提供することを目的とする。 【０００６】 【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の反射鏡の固定装置は中心軸上に発光管を
固定した反射鏡の取り付けにおいて、中央部に照明光が
ぬける開口部を設け、４隅に固定軸が貫通する孔を有し
、かつ前記固定軸が貫通する円筒状のガイドを固定した
取り付け板を設け、前記開口部は円形の相対する両端部
を左右対称にカットした形状をもち、前記固定軸は前記
取り付け板と前記ガイドを貫通し、上端部に反射鏡の固
定部に当接する上つばと、下端部に下つばを有し、前記
固定軸を介して前記下つばと前記取り付け板の間に、前
記取り付け板を前記反射鏡の方向に付勢するコイルばね
を設けたものである。　　 【０００７】取り付け板を下方に押しつけることにより
、固定軸をコイルばねの力にさからって下方に移動させ
、反射鏡の固定部に当接している固定軸の上つばを反射
鏡の固定部から浮かし、前記固定軸の上つばによる前記
反射鏡の押さえをフリーにする。この状態で前記反射鏡
を９０度回転させることにより、前記反射鏡の固定部が
前記固定軸の上つばの位置からはずれ、前記反射鏡を真
上に取り付け板から容易にはずし、新しい発光管と交換
できることとなる。 【０００８】 【作用】本発明の反射鏡の固定装置は前記した構成によ
り、取り付け板の裏側より前記取り付け板をコイルばね
で反射鏡側に付勢することにより、反射鏡の固定部が固
定軸の上つばに当接することにより均一な力で前記反射
鏡を前記取り付け板に固定することができる。発光管の
交換は、前記取り付け板を下方に押しつけ、コイルばね
を圧縮して前記反射鏡の固定部に当接している前記固定
軸の上つばを前記反射鏡の固定部から浮かし反射鏡の前
記固定軸の上つばによる押さえをフリーにする。この状
態で前記反射鏡を９０度回転させることにより、前記反
射鏡の固定部が前記固定軸の上つばの位置からはずれ、
前記反射鏡を真上に取りはずすことができることとなる
。 【０００９】 【実施例】以下本発明の一実施例の反射鏡の固定装置に
ついて図面を基にして説明する。 【００１０】図１は本発明の一実施例における反射鏡の
固定装置を示すものである。図１において、１は発光管
２をセメント３により中心軸上に固定した反射鏡で、こ
の反射鏡１の開口部は円形の相対する両端部を左右対称
にカットした形状をもつ。４は反射鏡１を固定する取り
付け板で４隅に固定軸８が貫通する孔４ａと、固定軸８
が貫通する円筒状のガイド９を固定している。固定軸８
は取り付け板４とガイド９を貫通し、上端部に反射鏡１
の固定部１ａに当接する上つば８ａと下端部に下つば８
ｂとを有し、固定軸８を介して、下つば８ｂと取り付け
板４の間に、取り付け板４を反射鏡１の方向に付勢する
コイルばね１０を設けている。 【００１１】以上のように構成されたこの実施例の反射
鏡の固定装置において、以下その動作を説明する。 【００１２】図１に示すように、反射鏡１の固定時には
、反射鏡１の固定部１ａがコイルばね１０により固定軸
８の上つば８ａの下側に当接して、取り付け板４上に固
定されている。固定部１ａの高さはガイド９の高さより
少し高くしている。 【００１３】図２は、反射鏡１の着脱時の反射鏡の固定
装置を示している。反射鏡１の着脱時には取り付け板４
を下方に押しつけコイルばね１０を圧縮して反射鏡１の
固定部１ａに当接している上つば８ａを固定部１ａから
浮き上がらせる。次にこの状態で、反射鏡１を９０度回
転させると、反射鏡１の固定部１ａは固定軸８の上つば
８ａからはずれる。この時反射鏡１の開口部の両端のカ
ット部１ｂが、固定軸８の上つば８ａの内側に位置する
ようになるため、反射鏡１を真上に外すことができる。 【００１４】以上のようにこの実施例によれば、反射鏡
１を着脱するときは、反射鏡１を固定時の位置から９０
度回転させた位置に置き、反射鏡１の開口部の両端のカ
ット部１ｂが固定軸８の上つば８ａの内側に位置するよ
うにすることにより、反射鏡の着脱を容易に行なうこと
ができる。 【００１５】 【発明の効果】以上の実施例の説明で明らかなように本
発明の反射鏡の固定装置によれば、反射鏡の固定部に当
接する固定軸の上つばを、固定時には取り付け板の裏側
に取り付けたコイルばねの力で反射鏡を取り付け板に固
定し、反射鏡を着脱するときは、反射鏡を固定時の位置
から９０度回転させた位置に置き、反射鏡の開口部の両
端のカット部が固定軸の上つばの内側に位置するように
することにより、取り付け板から反射鏡を容易に着脱す
ることができ、その実用的効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

【図１】（ａ）本発明の一実施例の反射鏡の固定装置の
反射鏡を取り付け板に固定した状態の上面図（ｂ）同縦
断面図

【図２】（ａ）反射鏡を（図１）に示す状態から９０度
回転して着脱する状態を示した上面図 （ｂ）（ａ）におけるＡ０Ａ′断面図

【図３】（ａ）従来例の反射鏡の固定装置の反射鏡を取
り付け板に固定した状態の上面図 （ｂ）同縦断面図

【符号の説明】

１　　反射鏡 １ａ　　固定部 １ｂ　　カット部 ２　　発光管 ４　　取り付け板 ４ａ　　孔 ８　　固定軸 ８ａ　　上つば ８ｂ　　下つば ９　　ガイド １０　　コイルばね

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】中心軸上に発光管を固定した反射鏡の取り
   付けにおいて、中央部に照明光がぬける開口部を設け、
   ４隅に固定軸が貫通する孔を有し、かつ前記固定軸が貫
   通する円筒状のガイドを固定した取り付け板を設け、前
   記開口部は円形の相対する両端部を左右対称にカットし
   た形状をもち、前記固定軸は前記取り付け板と前記ガイ
   ドを貫通し、上端部に反射鏡の固定部に当接する上つば
   と、下端部に下つばを有し、前記固定軸を介して前記下
   つばと前記取り付け板の間に、前記取り付け板を前記反
   射鏡の方向に付勢するコイルばねを設けた反射鏡の固定
   装置。
2. 【請求項２】ガイドを反射鏡に当接させることにより、
   取り付け板と前記反射鏡の位置決めをする請求項１記載
   の反射鏡の固定装置。
3. 【請求項３】反射鏡を取り付け板上で９０度回転したと
   きに、反射鏡の固定部に当接している固定軸の上つばが
   前記反射鏡の固定部からはずれ、前記反射鏡が取り外せ
   る位置にガイドを設けた請求項１記載の反射鏡の固定装
   置。