JPH04224972A - イオンフロー記録用ヘッド - Google Patents

イオンフロー記録用ヘッド

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Publication number
JPH04224972A
JPH04224972A JP40803190A JP40803190A JPH04224972A JP H04224972 A JPH04224972 A JP H04224972A JP 40803190 A JP40803190 A JP 40803190A JP 40803190 A JP40803190 A JP 40803190A JP H04224972 A JPH04224972 A JP H04224972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
hole
holes
substrate
common electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP40803190A
Other languages
English (en)
Inventor
近藤 宣裕
Yoshihiro Kondo
大野 裕和
Hirokazu Ono
伴野 文雄
Fumio Tomono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seikosha KK filed Critical Seikosha KK
Priority to JP40803190A priority Critical patent/JPH04224972A/ja
Publication of JPH04224972A publication Critical patent/JPH04224972A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、イオンフロー記録用
ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】図3はイオンフローを用いて静電潜像を
形成する記録ヘッドの構成図であり、コロナ放電器51
に対向して、イオンフロー記録用ヘッド52が設けられ
ている。イオンフロー記録用ヘッド52は、例えば30
0dpiの高密度の貫通孔列52aが形成され、貫通孔
列52aの各位置の上面及び下面に共通電極52b及び
個別電極52cが形成され、共通電極52b及び個別電
極52cの間には各貫通孔で独立して所定の電圧を印加
することができる構成となっている。この記録ヘッドは
ドラム53上の誘電体層53aと対向している。そして
コロナ放電器51より発生したコロナイオンを、電圧印
加により電界が生じた貫通孔52aより飛び出させ、誘
電体層53aに付着させ、これにより静電潜像が形成さ
れるようになっている。
【0003】ところで、イオンフロー記録用ヘッド52
は記録紙サイズ等から、20〜30cm等の長さが必要
であり、例えば厚み0.4mmの薄板のイオンフロー記
録用ヘッド52を20〜30cm等の長さで製造し、ま
た取り扱うことは非常に困難であるため、通常、貫通孔
が形成された例えば10cm角以下の基板を複数個、組
み立て工程等でつないで、イオンフロー記録用ヘッド5
2を形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、貫通孔列は極
めて高密度であり、良好な静電潜像を得る等のために、
基板同士を接続したときに貫通孔列は同一ピッチで続い
ていなければならず、従って基板の端縁に極めて近い位
置に端の貫通孔を形成しなければならず、端の貫通孔及
びその貫通孔の位置の電極が極めて形成し難いという問
題点があった。
【0005】すなわち端の貫通孔と基板の端縁との間に
ひびが入ったり、欠けが生じたりし、基板を接続すると
きに、端の貫通孔の位置に形成した電極同士がショート
したりした。
【0006】そこで本発明の目的は、基板の端の貫通孔
や電極等を容易に形成することが可能なイオンフロー記
録用ヘッドを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、基板には貫通孔列が形成され、各貫通孔
の周囲の基板の表裏両面に第1の電極と第2の電極とが
それぞれ形成してあり、上記基板を複数個つないで1つ
のヘッドモジュールとするイオンフロー記録用ヘッドに
おいて、基板の端の貫通孔の径はその他の貫通孔の径よ
り小さく、かつ基板の端の貫通孔の位置の第1の電極と
第2の電極との間にかけられる電圧は、その他の貫通孔
の位置の第1の電極と第2の電極との間にかけられる電
圧より大きい。
【0008】第1の電極は個別電極であり、第2の電極
は基板の両端の貫通孔を包囲する第1の共通電極と、そ
の他の貫通孔を包囲する第2の共通電極とからなり、第
1の共通電極の電位と、第2の共通電極の電位とが異な
っていてもよい。
【0009】また第1の電極は個別電極であり、第2の
電極は基板の全ての貫通孔を包囲する共通電極であり、
基板の端の貫通孔の位置の個別電極の電位と、その他の
貫通孔の位置の個別電極の電位とが異なっていてもよい
【0010】
【作用】基板の端の貫通孔の径はその他の貫通孔の径よ
り小さいため、端の貫通孔と基板端縁との距離が長くな
り、ひびや欠け等が生じにくく、貫通孔が形成しやすく
なる。また端の貫通孔の径が小さくなった分、その位置
の電極を小さく作ることができるため、端の貫通孔の位
置の電極同士のショート等も少なくなり、電極の形成も
容易となる。
【0011】また基板の端の貫通孔の位置の第1の電極
と第2の電極との間にかけられる電圧は、その他の貫通
孔の位置の第1の電極と第2の電極との間にかけられる
電圧より大きいため、径が小さくなった分のイオン量の
通過の減少を電圧でカバーして各貫通孔での記録濃度の
均一を図ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0013】まず第1実施例を図1,図2を用いて説明
する。
【0014】例えば0.4mm厚さの基板1の中央部に
は貫通孔列1aが例えば300dpiの等ピッチで形成
されている。両端の貫通孔1bを除くその他の貫通孔1
cは例えば孔径50〜100μmで、すべて同一径とな
っている。両端の貫通孔1bはいずれも同じ径であるが
、その他の貫通孔1cより径が小さくなっており、例え
ば孔径25〜50μmとなっている。端の貫通孔1bの
中心と端縁との距離は、貫通孔ピッチの半分となってい
る。
【0015】図1に示すように、基板1の一方の面には
個別電極(第1の電極)2が形成してある。個別電極2
は貫通孔の周囲のリング状の部分2a及びリング状の部
分より基板の幅方向へ導かれた導線の部分2bより構成
されている。リング状の部分2aの貫通孔端縁と電極の
外縁との間の電極の幅はその他の貫通孔1bの部分と、
端の貫通孔1cの部分とで等しくなっており、したがっ
て端の貫通孔1cの部分におけるリング状の部分2aの
外径は、その他の貫通孔1bにおけるリング状の部分2
aの外径より小さくなっている。したがって端の貫通孔
1cの部分におけるリング状の部分2aの外縁と基板1
の端縁との距離は、その他の貫通孔1bにおけるリング
状の部分2aの外縁間の距離の半分より大きくなってい
る。導線の部分2bの幅はすべての貫通孔において等し
くなっている。
【0016】図2に示すように、基板1の他方の面には
共通電極(第2の電極)3が形成してある。共通電極3
は端の貫通孔1cを包囲する第1の共通電極3aと、そ
の他の貫通孔1bを包囲する第2の共通電極3bとから
構成されている。第1の共通電極3aは、端の貫通孔1
cの径が小さくなった分、端の貫通孔1cの部分におけ
る横幅が小さくなっており、従ってその分、第1の共通
電極3aの端縁と基板1の端縁との間の距離が長くなっ
ている。
【0017】第1の共通電極3aにかけられる電位と第
2の共通電極3bにかけられる電位とは異なるようにな
っている。すなわち個別電極側より共通電極側に高い電
位がかけられる場合には、第1の共通電極3aにかけら
れる電位が第2の共通電極3bにかけられる電位より高
くなるようになっている。
【0018】このような構成になっており、基板1を作
るには例えば、基板の大きさに切断した感光性ガラス板
と、図1,2の孔形状を有するフォトマスクを用意し、
感光性ガラス板の上にフォトマスクを載せてUVライト
を照射して露光し、熱現像し、孔部分を結晶化し、次に
エッチングして、孔部分を開ける。フォトマスクが位置
ずれし、端の貫通孔が基板の端縁に寄ったとしても、端
の貫通孔1cは径が小さくなっているため、端の貫通孔
の外縁と基板の端縁との間にはまだ距離があり、この部
分のひび,欠け等が防止される。
【0019】次に個別電極を作るには、スパッタリング
等により電極層を全面に形成した後、フォトレジストを
全面に塗り、電極の形状を有するフォトマスクを用意し
、フォトレジストの上にフォトマスクを載せ、パターニ
ングを行い、その後エッチングを行って所定の個別電極
形状を得る。この場合においても、フォトマスクが位置
ずれし、端の個別電極が基板の端縁に寄ったとしても、
端の個別電極のリング状の部分2aの外径が小さくなっ
ているため、リング状の部分2aの外縁と基板の端縁と
の間にはまだ距離があり、基板を接続したときの端の個
別電極同士のショート等が防止される。
【0020】基板1を複数個、つないでヘッドモジュー
ルを作り、上述のように、例えば個別電極側より共通電
極側に高い電位がかけられる場合には、第1の共通電極
3aにかけられる電位が第2の共通電極3bにかけられ
る電位より高くなるように共通電極に電位をかけておく
。そして、印加信号に応じて、所定の個別電極に、共通
電極の電位より低い、一定の定まった電位をかける。 すると一定の電位がかけられた貫通孔よりイオンが飛び
出して、誘電体層に付着し静電潜像が形成される。そし
て、端の貫通孔の位置の電極間に生じる電位差が、その
他の貫通孔の位置の電極間に生じる電位差より大きいの
で、径が小さくなった分のイオン量の通過の減少を電位
差でカバーして各貫通孔でのイオン通過量を等しくして
記録濃度の均一を図り、優れた記録品質を得ることがで
きる。
【0021】なお、第1の共通電極3a,第2の共通電
極3bの形状は本実施例に限られない。
【0022】次に本発明の第2実施例を説明する。
【0023】本実施例では、共通電極は基板のすべての
貫通孔を包囲しており、共通電極側には全ての貫通孔で
等しい電位がかけられるようになっている(図示省略)
【0024】貫通孔の形状,個別電極の形状等は第1実
施例と同様である。
【0025】そして例えば個別電極側より共通電極側に
高い電位がかけられる場合には、端の貫通孔1cの個別
電極にかけられる電位はその他の貫通孔1bの個別電極
にかけられる電位より小さくなるようになっている。
【0026】したがって、印加信号により、端の貫通孔
1cの個別電極に電位がかけられたとき、この貫通孔1
cでの電極間の電位差は、その他の貫通孔の電極間の電
位差より大きいため、径が小さくなった分のイオン量の
通過の減少を電位差でカバーして各貫通孔でのイオン通
過量を等しくすることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明は端の貫通孔の径を小さくしたた
め、基板の端の貫通孔や電極等を、ひび,欠けやショー
ト等を防止して、容易に形成することが可能となる。
【0028】また、基板の端の貫通孔の第1の電極と第
2の電極との間にかけられる電圧は、その他の貫通孔の
第1の電極と第2の電極との間にかけられる電圧より大
きいため、径が小さくなった分のイオン量の通過の減少
を電圧でカバーして各貫通孔での記録濃度の均一を図り
、優れた記録品質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の基板の個別電極側の平面
図である。
【図2】第1実施例の基板の共通電極側の平面図である
【図3】イオンフローを用いて静電潜像を形成する記録
ヘッドの構成図である。
【符号の説明】
1  基板 1a  貫通孔列 1b  その他の貫通孔 1c  端の貫通孔 2  個別電極(第1の電極) 3  共通電極(第2の電極) 3a  第1の共通電極 3b  第2の共通電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  基板には貫通孔列が形成され、上記各
    貫通孔の周囲の上記基板の表裏両面に第1の電極と第2
    の電極とがそれぞれ形成してあり、上記基板を複数個つ
    ないで1つのヘッドモジュールとするイオンフロー記録
    用ヘッドにおいて、上記基板の端の貫通孔の径はその他
    の貫通孔の径より小さく、上記基板の端の貫通孔の位置
    の上記第1の電極と上記第2の電極との間にかけられる
    電圧は、その他の貫通孔の位置の上記第1の電極と上記
    第2の電極との間にかけられる電圧より大きいことを特
    徴とするイオンフロー記録用ヘッド。
  2. 【請求項2】  請求項1において、上記第1の電極は
    個別電極であり、上記第2の電極は上記基板の両端の貫
    通孔を包囲する第1の共通電極と、上記その他の貫通孔
    を包囲する第2の共通電極とからなり、上記第1の共通
    電極の電位と、上記第2の共通電極の電位とが異なって
    いることを特徴とするイオンフロー記録用ヘッド。
  3. 【請求項3】  請求項1において、上記第1の電極は
    個別電極であり、上記第2の電極は上記基板の全ての貫
    通孔を包囲する共通電極であり、上記基板の端の貫通孔
    の位置の上記個別電極の電位と、その他の貫通孔の位置
    の上記個別電極の電位とが異なっていることを特徴とす
    るイオンフロー記録用ヘッド。
JP40803190A 1990-12-27 1990-12-27 イオンフロー記録用ヘッド Pending JPH04224972A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40803190A JPH04224972A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 イオンフロー記録用ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40803190A JPH04224972A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 イオンフロー記録用ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04224972A true JPH04224972A (ja) 1992-08-14

Family

ID=18517539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40803190A Pending JPH04224972A (ja) 1990-12-27 1990-12-27 イオンフロー記録用ヘッド

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JP (1) JPH04224972A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010060971A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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