JPH04224555A - 有機ジルコニウム化合物を用いるプロスタグランジン類縁化合物の製造方法 - Google Patents

有機ジルコニウム化合物を用いるプロスタグランジン類縁化合物の製造方法

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JPH04224555A
JPH04224555A JP3084081A JP8408191A JPH04224555A JP H04224555 A JPH04224555 A JP H04224555A JP 3084081 A JP3084081 A JP 3084081A JP 8408191 A JP8408191 A JP 8408191A JP H04224555 A JPH04224555 A JP H04224555A
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copper
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alkyl
cyclopentenone
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JP3084081A
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Kevin A Babiak
ケビン アンソニー バビアック
James R Behling
ジェームス リチャード ベーリング
John H Dygos
ジョン ヘンリィ ダイゴス
Ng John Sau-Hoi
ジョン サウ − ホイ ヌグ
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F1/00Compounds containing elements of Groups 1 or 11 of the Periodic Table
    • C07F1/08Copper compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C405/00Compounds containing a five-membered ring having two side-chains in ortho position to each other, and having oxygen atoms directly attached to the ring in ortho position to one of the side-chains, one side-chain containing, not directly attached to the ring, a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, and the other side-chain having oxygen atoms attached in gamma-position to the ring, e.g. prostaglandins ; Analogues or derivatives thereof
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の背景】
【0001】この発明は単一の反応容器中で、高収率で
かつプロスタグランジン類似体を適当な立体形態でつく
ることができるプロスタグランジン類似体の調製プロセ
スに関する。この発明は一般式
【化9】 の高次銅錯塩を、有機合成の反応中間体としてアルケニ
ルジルコニウム化合物から調製するプロセスに関する。
【0002】高次銅錯塩は銅錯塩とアルケニルジルコニ
ウム化合物との反応から誘導される。高次銅錯塩はプロ
スタグランジン類似体のオメガ側鎖、より具体的には1
6−ヒドロキシプロスタグランジン類似体側鎖を調製す
るのに有用である。
【0003】高次銅錯塩の技術の状態はSynthes
is,4,p.325,(1987)に要約されており
、そこには式Rt RCu(CN)Li2 ,Rt C
u(2−チエニル)CNLi2 、及びRt RCu(
SCN)Li2 の高次銅錯塩及びそれらの使用が開示
されている。Rt は有機化合物に移されて、次の、開
示される高次銅錯塩との反応において炭素−炭素結合を
形成する基を示す。
【0004】プロスタグランジンを調製するためのジル
コニウム化合物の使用は既刊の欧州特許出願153,6
89に示され、それにはプロスタグランジン中間体の調
製が記載されている。その出願は次式のジルコニウム化
合物を記載している。
【化10】 式中Xはハロゲンで、P1 は加水分解し得る保護基を
示す。
【0005】ジルコニウム化合物は次式の化合物と反応
する。
【化11】 式中CO2 P2 は、触媒として遷移金属の塩又は錯
体を含む無水の不活性有機溶媒中で加水分解し得るエス
テル基を示す。反応混合物はプロトン付加剤で処理され
次式のプロスタグランジン類似化合物をつくる。
【化12】 この文献は不飽和オメガ側鎖をシクロペンテノンに付加
してプロスタグランジン類似体を形成するためにジルコ
ニウム化合物を使うことを記載している。この文献はそ
の反応が、ニッケル、コバルト、鉄、マンガン及びパラ
ジウムの塩又は錯体を含む遷移金属触媒の塩又は錯体の
存在下で生じることを開示している。この文献が選好す
る錯体は、ニッケル(II) 塩(又は錯体)及び還元
剤を用いた反応において生じるニッケル(I)の錯体又
は塩である。
【0006】
【発明の要約】この発明は、銅含有試薬との反応に有機
ジルコニウム中間体を用いて高次銅錯塩を調製する、プ
ロスタグランジン類似体(誘導体)をつくるためのプロ
セスに関する。高次銅錯塩はシクロペンテノンと反応し
てプロスタグランジン誘導体をつくる。
【0007】より詳しくはこの発明は高次銅錯塩を調製
するためのプロセスに関する。そのプロセスは式
【化1
3】 のアルキンと塩化ジルコノセンヒドリド、Cp2 Zr
(H)Cl、との反応により次式のE−アルケニルジル
コニウム中間体をつくることにより果される。
【化14】 ここにR1 −CH=CH−は天然又は合成プロスタグ
ランジンのオメガ側鎖で、そして側鎖に含まれる水酸基
のいずれも好適な“加水分解し得る保護基”により最適
に保護される。
【0008】R1 は不飽和ビニルをもつことができる
1から20の炭素原子を含む。R1 はシクロアルキル
又はシクロアルケニルモイエティーを含むことができそ
のシクロアルキルは3から6の炭素原子を含む。R1 
はヒドロキシ、トリ−低級−アルキルシロキシ、テトラ
ヒドロピラニロキシ、テトラヒドロフラニロキシ、ハロ
又はフェノキシで置換することができる。
【0009】E−アルケニルジルコニウム中間体はR2
 Cu(CN)Li又はCuCNとR2 Liとの混合
物から選ばれるアルキルリチウム及び銅含有試薬と反応
して次式の高次銅含有中間体をつくる。
【化15】 ここにR2 はアルキル、アルケニル、アルキニル、ア
リール、又は2−チエニルのような複素環式芳香族基で
あり得る。
【0010】上記高次銅塩中間体は次式のシクロペンテ
ノンと反応することができる。
【化16】 式中Rαは1から6の炭素のアルキル、アルケニル、又
はアルキニルであり得、又硫黄又は酸素のようなヘテロ
原子を含むことができ、そしてR3 は水素又は低級ア
ルキルであり得、R4 は加水分解し得る保護基を表し
、次の一般式をもつプロスタグランジン誘導体をつくる
【化17】
【0011】この発明は更に、アルキン、塩化ジルコノ
センヒドリド、シアン化銅のような銅(I)塩、アルキ
ルリチウム又はアルキニルリチウムと、式
【化18】 の好適なシクロペンテノンとをTHFのような溶媒中で
反応接触させて次式のプロスタグランジンをつくること
を含む。
【化19】 ここに生成物中のビニル低級側鎖は最初にジルコニウム
に付加された。
【0012】
【詳細な説明】
この発明は高次銅錯塩及びそのような高次銅錯塩からの
プロスタグランジン誘導体を調製するプロセスに関する
。このプロセスは、高次銅錯塩の形成に対しても立体形
態のプロスタグランジン誘導体の形成においても単一の
反応容器中で完了することができるという利点がある。
【0013】この発明はプロスタグランジン誘導体を、
アルキンと式、Cp2 Zr(H)Cl、のジルコニウ
ム試薬とを反応接触させてE−アルケニルジルコニウム
中間体をつくることにより調製するプロセスに関する。 E−アルケニルジルコニウム中間体は、錯体R2 Cu
(CN)Li又は反応混合物CuCN及びR2 Liか
ら選ぶことができるアルキルリチウム及び銅含有試薬と
反応して高次銅錯塩誘導体をつくる。高次銅錯塩誘導体
は適当に選ばれたシクロペンテノンと反応して所望のプ
ロスタグランジン誘導体をつくることができる。
【0014】広義では、この発明は上記プロセスにより
高次銅錯塩を調製するための方法に関する。形成された
高次銅錯塩は、例えばプロスタグランジン誘導体をつく
るための銅塩試薬として知られているような更に進んだ
反応過程に使うことができる。
【0015】このプロセスはアルキンと塩化ジルコノセ
ンヒドリド、Cp2Zr(H)Cl、とを反応させるこ
とによりE−アルケニルジルコニウム中間体をつくるた
めに実行される。Cpはシクロペンタジエニルアニオン
基を表す。E−アルケニルジルコニウム中間体は単離さ
れる必要はないが、錯体R2 Cu(CN)Li又はC
uCNとR2 Liとの試薬混合物であり得るアルキル
リチウム及び銅含有試薬と反応して下式の高次銅錯塩中
間体をつくることができる。
【化20】 式中R1 −CH=CH−は天然又は合成プロスタグラ
ンジンのオメガ側鎖で、側鎖に含まれる水酸基はいずれ
も好適な“加水分解し得る保護基”により最適に保護さ
れる。
【0016】R1 は不飽和ビニルをもつことができる
1から20の炭素原子を含む。R1 はシクロアルキル
又はシクロアルケニルモイエティを含むことができ、こ
こにシクロアルキルは3から6の炭素原子を含む。R1
 はヒドロキシ、トリ−低級−アルキルシロキシ、テト
ラヒドロピラニロキシ、テトラヒドロフラニロキシ、ハ
ロ又はフェノキシで置換することができ、そしてR2 
はアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール又は2
−チエニルのような複素環式芳香族基であり得る。
【0017】高次銅錯塩中間体は単離される必要はない
が、適当なシクロペンテノンと反応して下式のプロスタ
グランジン誘導体をつくることができる。
【化21】 式中Rαは1から6の炭素のアルキル、アルケニル、ア
ルキニルであり得る。Rαは硫黄又は酸素のようなヘテ
ロ原子を含むことができる。
【0018】R3 は水素又は低級アルキルで、R4 
は加水分解し得る保護基を表す。ここで使われる用語“
アルキル”は、メチル、エチル、プロピル及びブチルの
ような1から7の炭素原子をもつ直鎖又は枝分れアルキ
ル基を示す。用語“ハロゲン”又は“ハロ”はフッ素、
塩素、臭素、及びヨウ素のようなハロゲン原子を示す。
【0019】用語“アリール”はフェニルのような単核
芳香族炭化水素基を示し、それは未置換であってもよく
又は1又はそれより多い位置を低級アルキレンジオキシ
、ハロゲン、ニトロ、低級アルキル又は低級アルコキシ
基により置換されていてもよく、そしてナフチル、アン
トリル、フェナントリル、及びアズリルのような多核ア
リール基を示し、それらは1又はそれより多い上記の基
により置換され得る。好ましいアリール基は置換された
及び未置換の単核アリール基、特にフェニルである。
【0020】用語“加水分解し得る保護基”はそれが保
護する基の形成と共に加水分解し得るいずれの保護基を
も示す。水酸基は加水分解し得るエステル、アセタール
又はエーテルを形成することにより保護することができ
る。有機酸を保護するためにエステルを形成するのに適
する基の例は低級アルキル基又はハロ低級アルキル基で
ある。
【0021】好適なエーテル保護基は第三級ブチルエー
テル及びテトラヒドロピラニルエーテルのような加水分
解し得る低級アルキルエーテルであり得る。その他のエ
ーテル基はベンジル、ベンズヒドリル又はトリチルエー
テルのようなアリールメチルエーテル、又はメトキシメ
チルエーテル、メトキシプロピルエーテル、又はアリル
エーテルのようなα−低級−アルコキシ低級アルキルエ
ーテル、又は置換体が、トリメチルシリルエーテル、ト
リエチルシリルエーテル、又はジメチル第三級ブチルシ
リルエーテル及びジメチルフェニルシリルエーテルのよ
うな低級アルキル及び/又はアリール基である三置換シ
リルエーテルであり得る。
【0022】ここに示す構造式において、楔形結合
【外
1】 はβ方向(分子の平面の上方)をもつ置換体を表し、破
【外2】 はα方向(分子の平面の下方)にある置換体を示し、そ
して波形線
【外3】 はα又はβ方向のいずれかにある置換体又はこれらの異
性体の混合体である。
【0023】この発明は以下の反応図解I−IIにより
表わされる。その2つの反応図解はこの発明におけるプ
ロセスとそのプロセスにおける変形を表し、そのいずれ
もがプロスタグランジン誘導体をつくる過程を示す。
【0024】反応図解において示されるそれぞれの反応
過程は単一の反応容器中でおこなわれ、単一の容器中で
のプロセスの実行(“ワンポット”反応)が中間体を分
離又は単離するステップや追加の反応容器の必要性を無
くすので、このプロセスに用いてとりわけユニークな便
利さを提供する。
【0025】2つの反応図解において、付加的不飽和を
含むことができるアルキンは塩化ジルコノセンヒドリド
と反応してジルコニウム中間体を生成し、これはアルキ
ルリチウム試薬、銅錯体(又は銅錯体をつくる試薬)及
びエノン(“エノン”はここではシクロペンテノンを示
すのに使われる)と反応してプロスタグランジン誘導体
を生成する。
【0026】反応図解I−IIにおいて、記載のプロセ
スは4−メチル、4−トリメチルシリルオキシ−1−オ
クチンで例示される。実施例2−11に記載されるよう
なその他の末端アルキンが図解I及びIIに図示される
プロセスにおいても同様に良好に働くことが理解できる
【化22】
【0027】上記反応図解Iにおいて末端アルキンはC
p2 Zr(H)Clとテトラヒドロフラン(THF)
のような好適な溶媒中において反応し式で示されるジル
コニウム中間体を生成する。ジルコニウム中間体はつづ
いてn−ブチルリチウム(n−BuLi)又はメチルリ
チウム(CH3 Li)のような2等量のアルキルリチ
ウム、銅シアニド(CuCN)、メチルリチウム(CH
3 Li)のようなアルキルリチウム、及び適当なエノ
ンと反応して、この図解Iに示されるプロスタグランジ
ン誘導体を得、それはプロスタグランジン誘導体上のヒ
ドロキシルモイエティーに対するTMS及びIES(ト
リメチルシリル及びトリエチルシリル)保護基をもつ。
【0028】反応は単一反応容器中において、示された
順序で加えられた反応物と共に行われる。反応は低温で
、好ましくは−50℃から−78℃の範囲で行われる。
【化23】
【0029】図解IIに示される反応過程はこの発明に
よりプロスタグランジン誘導体を調製する別の方法を説
明する。反応図解IIにおいて末端アルキンは塩化ジル
コノセンヒドリドと反応してジルコニウム中間体をつく
り、それは2当量のアルキルリチウムと、つづいて低次
銅錯塩、R2 Cu(CN)Li、及び好適なエノンと
反応してプロスタグランジン誘導体を与える。反応過程
は約−50℃から約−78℃の温度範囲で行われる。
【0030】このプロセスにおいては通常の不活性有機
溶媒又は溶媒混合物のいずれをも使うことができる。ベ
ンゼン及びトルエンのような芳香族炭化水素及びテトラ
ヒドロフランのようなエーテル溶媒はとりわけ好ましい
。−50℃から−78℃の範囲の温度が反応の実行に好
ましく、−50℃から−60℃の範囲の温度は特に好ま
しい。
【0031】実施例1 (±)−メチル(11α,13E)−11,16−ジヒ
ドロキシ−16−メチル−9−オキソプロスト−13−
エン−1−オアート。この実施例はここに示した方法を
用い、とりわけ反応図解Iに示す反応過程に従うプロス
タグランジンのワン−ポット調製を説明する。
【0032】乾燥丸底フラスコに776mg(3.00
mmol)の塩化ジルコノセンヒドリドと4mlの乾燥
THFが窒素雰囲気下で仕込まれた。6mlのTHF中
の604mg(2.85mmol)の4−メチル−4−
トリメチルシリルオキシ−1−オクチンの溶液がカニュ
ーレにより加えられた。混合物は室温で約30分間かき
混ぜられそして−50℃まで冷却された。混合物は3.
56mlのn−ブチルリチウム(ヘキサン中1.6M、
5.7mmol)で10分間処理された。
【0033】その容器に254mg(2.84mmol
)のシアン化銅が加えられ、混合物は15分間−50℃
でかき混ぜられ、ついで2.09mlのメチルリチウム
(クメン/THF中1.39M,2.9mmol)が加
えられた。混合物は15分間かき混ぜられオレンジ色銅
塩溶液が生成した。4mlのTHF中の503mg(1
.42mmol)の(±)−メチル−7−〔(3−トリ
エチルシリルオキシ)−5−オキソシクロペンテン−1
−イル〕ヘプタノアートの溶液が加えられた。
【0034】30分間撹拌後生成物は25mlの塩化ア
ンモニウム/水酸化アンモニウム(9:1)の飽和水溶
液と50mlのエーテルとの混合物に注がれた。冷却さ
れた混合物は30分間室温でかき混ぜられ、セライトの
パッドを通し、分離された。セライトパッドは飽和塩化
アンモニウムとエーテルで順次洗浄された。水溶液層は
25mlのエーテルで2回抽出された。合わされた有機
層は飽和塩化アンモニウム/水酸化アンモニウム(9:
1)で洗われ、無水Na2 SO4 で乾燥されそして
シリカゲルのパッドを通してろ過された。
【0035】溶媒が真空で除かれ淡黄色油として保護さ
れたプロスタグランジンを得た。保護の除去が、25m
lの20%アセトン水溶液中で、触媒量のピリジニウム
p−スルホン酸トルエン(PPTS)の存在下において
4時間、保護されたプロスタグランジンをかき混ぜるこ
とにより行われ、シリカゲルクロマトグラフィーにより
分離精製後(酢酸エチル/ヘキサン、グラジエント溶離
)383mg(71%)の(±)−メチル(11α,1
3E)−11,16−ジヒドロキシ−16−メチル−9
−オキソプロスト−13−エン−1−オアートを得た。
【0036】実施例2−11 下記の表1に示される掲出のエノン、アルキン、及び相
当する生成物が調製されたこと以外は実施例1の手順が
すべての主要な詳細において繰返された。実施例2から
11において、エノンは以下の構造をもち、表中の構造
におけるPhはフェニル基を示す。
【化24】
【化25】
【化26】
【化27】
【化28】
【表1】
【表2】
【0037】実施例12 (±)−メチル(11α,13E)−11,16−ジヒ
ドロキシ−16−メチル−9−オキソプロスト−13−
エン−1−オアートこの実施例はプロスタグランジン誘
導体をつくる反応図解IIに用いられる方法を説明する
。 アルゴンが充された火焔乾燥のフラスコに776mg(
7.0mmol)の塩化ジルコノセンヒドリドが窒素雰
囲気下で加えられた。フラスコはホイルで光から保護さ
れた。このフラスコに4mlのTHFが加えられ、つい
で6mlのTHF中の604mg(2.85mmol)
の4−メチル−4−トリメチルシリルオキシ−1−オク
チンの溶液と2mlのTHFリンスが加えられた。反応
混合物は室温で約30分間かき混ぜられ薄オレンジ色の
溶液を得た。
【0038】第二のフラスコに254mg(2.85m
mol)のシアン化銅が窒素雰囲気下で加えられた。冷
却されたフラスコに5mlのTHFが加えられ反応混合
物は−78℃まで冷却された。そのフラスコに注射器を
通して2.09mlのメチルリチウム(クメン/THF
中1.39M,2.9mmol)が加えられた。そのフ
ラスコは0℃に12−20分間温められ、そして−78
℃まで再冷却された。
【0039】−78℃のジルコニウム中間体の淡オレン
ジ色溶液にn−ブチルリチウム(3.56ml、5.7
mmol、1.6M)が注射器により滴下式で加えられ
た。温度は添加中約−70℃に維持された。その混合物
は15分間かけて−30℃に徐々に温められそして15
分間−30℃に保持され濃いオレンジ色のジルコニウム
溶液を得た。その溶液は−78℃に再冷却され銅溶液が
カニューレにより加えられその間温度は−78℃に維持
された。反応混合物は少しの間−30℃まで温められそ
して−78℃まで再冷却された。そのフラスコに注射器
により4mlのTHF中の503mg(1.42mmo
l)の(±)−メチル−7−〔(3−トリエチルシリル
オキシ)−5−オキソシクロペンテン−1−イル〕−ヘ
プタノアートの溶液が加えられた。
【0040】反応混合物は−78℃で30分間かき混ぜ
られそして塩化アンモニウム/水酸化アンモニウムの飽
和水溶液混合物(9:1)50ml及び50mlのエー
テル中に投入された。その反応混合物は室温で30分間
かき混ぜられた。水溶液層は50mlのエーテルで2回
抽出された。合わされた有機層が飽和塩化アンモニウム
/水酸化アンモニウム(9:1)で2回洗浄され、そし
て無水Na2 SO4 で乾燥されセライトを通してろ
過されそして減圧濃縮された。
【0041】残留物は50mlの4:1アセトン水溶液
に溶かされそして50mgのPPTSで処理され室温で
4時間かき混ぜられた。残留物は20mlの飽和NaC
l溶液と75mlの酢酸エチルとの間に分配された。水
性相は25mlの酢酸エチルで2回抽出され合わされた
有機層は10mlの飽和NaCl溶液で洗浄されそして
無水Na2 SO4 で乾燥された。溶媒は真空で除か
れ756mgの粗(±)−メチル(11α,13E)−
11,16−ジヒドロキシ−16−メチル−9−オキソ
プロスト−13−エン−1−オアートを得た。粗生成物
はシリカゲルのクロマトグラフィーで精製され、388
mgの精製物を得た。
【0042】実施例13 (±)−メチル(11α,13E)−11,16−ジヒ
ドロキシ−16−メチル−9−オキソプロスト−13−
エン−1−オアートこの実施例は、ここに示された方法
を用いる、とりわけ反応図解Iに示された反応過程に従
うプロスタグランジンのワン−ポット調製を説明する。
【0043】乾燥丸底フラスコに776mg(3.00
mmol)の塩化ジルコノセンヒドリド及び4mlの無
水THFが窒素雰囲気下で加えられた。6mlのTHF
中の604mg(2.85mmol)の4−メチル−4
−トリメチルシリルオキシ−1−オクチンの溶液がカニ
ューレにより加えられた。混合物は室温で約30分間か
き混ぜられそして−50℃まで冷却された。
【0044】その混合物は6.27mlのメチルリチウ
ム(クメン/THF中1.39M,8.7mmol)で
15分間処理された。その容器に254mg(2.84
mmol)のシアン化銅が加えられ、混合物は1時間−
50℃でかき混ぜられオレンジ色の銅塩溶液が生成した
。4mlのTHF中の503mg(1.42mmol)
の(±)−メチル−7−〔(3−トリエチルシリルオキ
シ)−5−オキソシクロペンテン−1−イル〕ヘプタノ
アートの溶液が加えられた。
【0045】30分間撹拌後、生成物は塩化アンモニウ
ム/水酸化アンモニウム(9:1)の飽和水溶液25m
lと50mlのエーテルとの混合物に注がれた。冷却さ
れた混合物は30分間室温でかき混ぜられ、セライトの
パッドを通し、分離された。セライトパッドは飽和塩化
アンモニウムとエーテルで順次に洗浄された。
【0046】水性層は25mlのエーテルで2回抽出さ
れた。合わされた有機層は飽和塩化アンモニウム/水酸
化アンモニウム(9:1)で洗浄され、無水Na2 S
O4 で乾燥されそしてシリカゲルパッドを通してろ過
された。溶媒は真空で除かれ保護されたプロスタグラン
ジンが淡黄色油として得られた。
【0047】保護の除去が25mlの20%アセトン水
溶液中で触媒量のピリジニウムp−スルホン酸トルエン
(PPTS)の存在下で保護されたプロスタグランジン
を4時間かき混ぜることにより行われ、分離後に679
mgの粗(±)−メチル(11α,13E)−11,1
6−ジヒドロキシ−16−メチル−9−オキソプロスト
−13−エン−1−オアートを得た。定量的高性能液体
クロマトグラフィー分析は粗生成物が305mg(53
%)の所望の生成物を含むことを示した。
【0048】実施例14 (±)−メチル(11α,13E)−11,16−ジヒ
ドロキシ−16−メチル−9−オキソプロスト−13−
エン−1−オアートこの実施例はここに示す方法を用い
、とりわけ反応図解(I)に示す反応過程に従うプロス
タグランジンのワン−ポット調製を説明する。
【0049】乾燥丸底フラスコに776mg(3.00
mmol)の塩化ジルコノセンヒドリドと4mlの無水
THFが窒素雰囲気下で加えられた。6mlのTHF中
の604mg(2.85mmol)の4−メチル−4−
トリメチルシリルオキシ−1−オクチンの溶液がカニュ
ーレにより加えられた。その混合物は室温で約30分間
かき混ぜられそして−50℃まで冷却された。
【0050】その容器に254mg(2.84mmol
)のシアン化銅が加えられ、混合物は−50℃で15分
間かき混ぜられついで6.27mlのメチルリチウム(
クメン/THF中1.39M,8.7mmol)が加え
られた。その混合物は15分間かき混ぜられオレンジ色
銅塩溶液が生成した。4mlのTHF中の503mg(
1.42mmol)の(±)−メチル−7−〔(3−ト
リエチルシリルオキシ)−5−オキソシクロペンテン−
1−イル〕ヘプタノエートの溶液が加えられた。
【0051】30分間撹拌後、生成物は塩化アンモニウ
ム/水酸化アンモニウム(9:1)の飽和水溶液25m
lと50mlのエーテルとの混合物に注がれた。冷却さ
れた混合物は30分間室温でかき混ぜられ、セライトの
パッドを通し、分離された。セライトパッドは飽和塩化
アンモニウムとエーテルにより順次洗浄された。
【0052】水性層は25mlのエーテルにより2回抽
出された。合わされた有機層は飽和塩化アンモニウム/
水酸化アンモニウム(9:1)により洗浄され、無水N
a2 SO4 により乾燥されそしてシリカゲルパッド
を通してろ過された。溶媒は真空下で除かれ保護された
プロスタグランジンを淡黄色油として得た。
【0053】保護の除去が25mlの20%アセトン水
溶液中において触媒量のピリジニウムスルホン酸P−ト
ルエン(PPTS)の存在下で保護されたプロスタグラ
ンジンを4時間かき混ぜることにより行われ、シリカゲ
ルのクロマトグラフィーにより分離精製(酢酸エチル/
ヘキサン、グラジエント溶離)後に383mg(71%
)の(±)−メチル(11α,13E)−11,16−
ジヒドロキシ−16−メチル−9−オキソプロスト−1
3−エン−1−オアートを得た。
【0054】実施例15 (±)−メチル(11α,4Z,13E)−11,16
−ジヒドロキシ−16−メチル−9−オキソプロスタ−
4,13−ジエン−1−オアートこの実施例はここに示
す方法を用い、とりわけ反応図解Iに示す反応過程に従
うプロスタグランジンのワン−ポット調製を説明する。
【0055】乾燥丸底フラスコに776mg(3.00
mmol)の塩化ジルコノセンヒドリド及び4mlの無
水THFがアルゴンの雰囲気下で加えられた。6mlの
THF中の604mg(2.85mmol)の4−メチ
ル−4−トリメチルシリルオキシ−1−オクチンがカニ
ューレにより加えられた。その混合物は室温で約30分
間かき混ぜられそして−50℃まで冷却された。
【0056】その容器に254mg(2.84mmol
)のシアン化銅が加えられ、混合物は15分間−50℃
でかき混ぜられた。その混合物は注射器により加えられ
た6.27ml(クメン中1.39M,8.71mmo
l)のメチルリチウムで処理されそして撹拌が−50℃
で15分間つづけられ淡緑色溶液が生成した。4mlの
THF中の501mg(1.42mmol)の(±)−
メチル−7−〔(3−トリエチルシリルオキシ)−5−
オキソシクロペンテン−1−イル〕ヘプト−4−エン−
1−オアートが加えられた。
【0057】−50℃で20分間撹拌後、生成物は塩化
アンモニウム/水酸化アンモニウム(9:1)飽和水溶
液25mlと50mlのエーテルとの混合物に注がれた
。冷却された混合物は室温で30分間かき混ぜられセラ
イトのパッドを通された。セライトパッドは飽和塩化ア
ンモニウムとエーテルで順次洗浄された。
【0058】水性層は25mlのエーテルで2回抽出さ
れた。合わされた有機層は飽和塩化アンモニウム/水酸
化アンモニウム(9:1)で洗浄され、無水Na2 S
O4 で乾燥されそしてシリカゲルのパッドを通してろ
過された。溶媒は真空下で除かれ保護されたプロスタグ
ランジンが淡黄色油として得られた。
【0059】保護の除去は保護されたプロスタグランジ
ンを25mlの20%アセトン水溶液中で触媒量のピリ
ジニウムスルホン酸P−トルエン(PPTS)の存在下
において4時間かき混ぜることにより行われ、553m
gの粗脱保護プロスタグランジンを得た。生成物の包括
収率は対照標準の標準カーブに対する粗混合物のアリコ
ートのHPLC定量により決定された。(4.6mm×
25cmZorbaxSil,2ml/min.80/
17/3イソオクタン/ジオキサン/アセトニトリル)
【0060】この方法により(±)−メチル(11α,
4Z,13E)−11,16−ジヒドロキシ−16−メ
チル−9−オキソプロスタ−4,13−ジエン−1−オ
アートの55%収率が得られた。
【0061】実施例16 (±)−メチル(11α,4Z,13E)−11,16
−ジヒドロキシ−16−メチル−9−オキソプロスタ−
4,13−ジエン−1−オアート乾燥丸底フラスコに7
76mg(3.00mmol)の塩化ジルコノセンヒド
リド、254mg(2.85mmol)のシアン化銅お
よび4mlの乾燥テトロヒドロフランがアルゴンの雰囲
気下で仕込まれた。6mlのTHF中の604mg(2
.85mmol)の4−メチル−4−トリメチルシリル
オキシ−1−オクチンがカニューレで加えられた。
【0062】混合物は室温で約30分間かきまぜられそ
して−50℃まで冷却された。混合物は注射器により加
えられた6.27ml(クメン中1.39M,8.71
mmol)のメチルリチウムにより処理されそして−5
0℃で15分間撹拌が続けられ、オリーブグリーンの溶
液が生成した。4.0mlのTHF中の501mg(1
.42mmol)の(±)−メチル−7−〔(3−トリ
エチルシリルオキシ)−5−オキソシクロペンテン−1
−イル〕ヘプト−4−エン−1−オアートの溶液が加え
られた。
【0063】−50℃で30分間かき混ぜた後、生成物
は25mlの塩化アンモニウム/水酸化アンモニウムの
飽和水溶液(9:1)と50mlのエーテルとの混合物
に注がれた。冷却された混合物は30分間室温でかき混
ぜられそしてセライトのパッドを通過させられた。セラ
イトパッドは飽和塩化アンモニウムとエーテルで順次洗
われた。水性層は2回25mlのエーテルで抽出された
【0064】合わされた有機層は飽和塩化アンモニウム
/水酸化アンモニウム(9:1)で洗浄され、無水Na
2 SO4 で乾燥されそしてシリカゲルのパッドを通
してろ過された。溶媒は真空で除かれ保護されたプロス
タグランジンが淡黄色油として得られた。
【0065】保護の除去は保護されたプロスタグランジ
ンを25mlの20%アセトン水溶液中で、触媒量のピ
リジニウムスルホネートP−トルエン(PPTS)の存
在下において4時間かき混ぜることにより行われ、68
2mgの粗脱保護プロスタグランジンを得た。生成物の
包括収率は対照標準の標準曲線に対するこのサンプルの
アリコートのHPLC定量により決定された。(4.6
mm×25cmZorbaxSil,2ml/min.
80/17/13イソオクタン/ジオキサン/アセトニ
トリル)
【0066】この方法で、(±)−メチル(1
1α,4Z,13E)−11,16−ジヒドロキシ−1
6−メチル−9−オキソプロスタ−4,13−ジエン−
1−オアートの35%の収率を得た。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  以下を含むプロスタグランジン誘導体
    の調製プロセス。アルキンと塩化ジルコノセンヒドリド
    とを反応接触させてE−アルケニルジルコニウム中間体
    をつくり、そのE−アルケニルジルコニウム中間体と、
    R2 Cu(CN)Li又はCuCN及びR2 Li、
    ここにR2 はアルキル、置換アルキル、アルケニル、
    アルキニル、アリール又は複素環式芳香族基であり得る
    、から選ばれるアルキルリチウム及び銅試薬とを反応さ
    せて高次銅錯塩中間体をつくり、その高次銅錯塩中間体
    とシクロペンテノンとを反応させてプロスタグランジン
    誘導体をつくる。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載のプロセスであってプ
    ロスタグランジン誘導体が 【化1】 の構造式をもつことを特徴とするプロセス。ここにR1
     は、ヒドロキシ、トリ−低級−アルキルシロキシ、テ
    トラヒドロピラニロキシ、テトラヒドロフラニロキシ、
    ハロ又はフェノキシで置換し得る1から20の炭素原子
    のアルキル又はアルケニル基であり得、そして3から6
    の炭素原子のシクロアルキル又はシクロアルケニルモイ
    エティーで末端置換されることができ、ここにRαは1
    から6の炭素のアルキル、アルケニル、又はアルキニル
    であり得、そしてヘテロ原子硫黄又は酸素を含むことが
    でき、そしてR3 は水素又は低級アルキルであり得、
    そしてR4 は加水分解し得る保護基を表す。
  3. 【請求項3】  請求項2に記載のプロセスであって、
    シクロペンテノンが構造式 【化2】 の化合物を含むことを特徴とするプロセス。
  4. 【請求項4】  請求項2に記載のプロセスであって、
    シクロペンテノンが構造式 【化3】 の化合物を含むことを特徴とするプロセス。
  5. 【請求項5】  請求項2に記載のプロセスであって、
    シクロペンテノンが構造式 【化4】 の化合物を含むことを特徴とするプロセス。
  6. 【請求項6】  請求項2に記載のプロセスであって、
    シクロペンテノンが構造式 【化5】 の化合物を含むことを特徴とするプロセス。
  7. 【請求項7】  請求項2に記載のプロセスであって、
    シクロペンテノンが構造式 【化6】 の化合物を含むことを特徴とするプロセス。
  8. 【請求項8】  請求項1に記載のプロセスであって銅
    試薬がR2  Cu(CN)Liを含むことを特徴とす
    るプロセス。
  9. 【請求項9】  請求項1に記載のプロセスであって、
    銅試薬がCuCNとR2 Liとの混合試薬を含むこと
    を特徴とするプロセス。
  10. 【請求項10】  請求項1に記載のプロセスであって
    、第一ステップにおけるアルキルリチウムの当量が少く
    とも2であることを特徴とするプロセス。
  11. 【請求項11】  請求項1に記載のプロセスであって
    、アルキルリチウムの当量が少くとも1であることを特
    徴とするプロセス。
  12. 【請求項12】  請求項1に記載のプロセスであって
    、アルキンが構造式 【化7】 の末端アルキンを含むことを特徴とするプロセス。
  13. 【請求項13】  請求項1に記載のプロセスであって
    、アルキンが構造式 【化8】 の末端アルキンを含むことを特徴とするプロセス。
  14. 【請求項14】  請求項1に記載のプロセスであって
    アルキルリチウム試薬がメチルリチウムを含むことを特
    徴とするプロセス。
  15. 【請求項15】  請求項1に記載のプロセスであって
    、アルキルリチウムがn−ブチルリチウムを含むことを
    特徴とするプロセス。
  16. 【請求項16】  請求項1に記載のプロセスであって
    、反応が−50℃から−78℃までの温度範囲でおこな
    われることを特徴とするプロセス。
  17. 【請求項17】  請求項1に記載のプロセスであって
    、反応プロセスがテトラヒドロフランを含む溶媒中でお
    こなわれることを特徴とするプロセス。
  18. 【請求項18】  以下を含む高次銅錯塩を調製するプ
    ロセス。アルキンと塩化ジルコノセンヒドリドとを反応
    させてE−アルケニルジルコニウム中間体をつくり、そ
    のE−アルケニルジルコニウム中間体をR2 Cu(C
    N)Li又はCuCNとR2 Liとの混合物から選ば
    れるアルキルリチウム及び低次の銅塩試薬と反応させて
    高次銅錯塩をつくる。
  19. 【請求項19】  請求項18に記載のプロセスであっ
    て、反応が−50℃から−78℃までの温度範囲でおこ
    なわれることを特徴とするプロセス。
  20. 【請求項20】  請求項18に記載のプロセスであっ
    て低次の銅試薬がR2 Cu(CN)Liを含むことを
    特徴とするプロセス。
  21. 【請求項21】  請求項18に記載のプロセスであっ
    て、低次の銅試薬がCuCNとR2 Liとの混合物を
    含むことを特徴とするプロセス。
JP3084081A 1990-04-17 1991-04-16 有機ジルコニウム化合物を用いるプロスタグランジン類縁化合物の製造方法 Pending JPH04224555A (ja)

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