JPH0422436A - 脱臭剤 - Google Patents

脱臭剤

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JPH0422436A
JPH0422436A JP2127631A JP12763190A JPH0422436A JP H0422436 A JPH0422436 A JP H0422436A JP 2127631 A JP2127631 A JP 2127631A JP 12763190 A JP12763190 A JP 12763190A JP H0422436 A JPH0422436 A JP H0422436A
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JP
Japan
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humus
ascorbic acid
deodorizer
coral
fossil powder
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Pending
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JP2127631A
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English (en)
Inventor
Isao Konishi
勲 小西
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、腐植土を利用した脱臭剤に関するものである
[従来の技術1 従来より、腐植土が脱臭効果を持つことは良く知られて
おり、このため脱臭剤として使用されている。即ち、腐
植土は、古生代の海藻類が地下に堆積したまま海底より
隆起し、数百万年の長い期間に多種の微生物の共棲によ
って酵素を蓄積すると共に、鉄やカルシウム等のミネラ
ルを有機化合物とした物質を土壌中に含むものであって
、上記酵素の働きで各種ガスを分解することにより、脱
臭効果を発揮するものである。
しかしながら、腐植土は、水に溶けたときに非常に強い
酸性を示す(PII2程度)ため、人体や家畜等にとっ
て有害であるばかりでなく、金属を腐食させ、そのため
脱臭剤として使用できる範囲が限定されるという欠点が
あった。しかも、脱臭対象物によっては腐植土自体の脱
臭能力では不十分な場合も多く、このため、より脱臭能
力が高く且つ速効性のある安全な脱臭剤の出現が望まれ
ていた。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の課題は、脱臭能力が高く且つ速効性に勝れ、し
かも安全性の高い脱臭剤を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本発明の脱臭剤は、腐植土と
、珊瑚化石の粉末と、アスコルビン酸とを主成分とする
混合物によって構成されたものである。
5作 用コ 珊瑚化石の粉末が炭酸カルシウムを主成分とするアルカ
リ性物質であるため、水溶時にこれが腐植土と反応する
ことにより、該腐植土の酸性が中和されるか若しくは弱
められ、人体や動物等にとって安全である。
また、珊瑚化石の粉末が多孔質物質でガス吸着能力を有
しているため、腐植土との相乗作用により脱臭剤として
の能力が増大し、脱臭効果が向上する。
一方、アスコルビン酸は腐植土中の酵素に作用し、その
働きを活発にして熟成を増進させるため、腐植土の脱臭
能力がより増大すると共に、速効性が増すことになる。
[実施例] 以下、本発明の脱臭剤について更に詳細に説明する。
本発明の脱臭剤は、腐植土と、珊瑚化石の粉末と、アス
コルビン酸とを主成分とし、これらの物質を使用対象に
応じた比率で混合すると共に、必要に応じて香料等の添
加物を添加することにより構成されている。
上記腐植土としては、ガスの分解能力に勝れた酵素類が
多く存在する腐植質を含むものが適しており、このよう
な条件に合致するものとして、例えば次の (1)〜(
5)の地域から産出されるものがある。即ち。
(1)長崎県北高来群森山村唐比付近 12)長崎県南高来群小浜町雲仙原生沼(3)大分県玖
珠群九重町長者原 (4)大分県直入群久住都町坊ガツル (5)福岡県遠賀・鞍千両群下遠賀用流域の各地域の泥
炭層から産出される腐植土が成分的に最も好適に使用さ
れ、これらの中でも、 fl、lの長崎県・層比付近の
地層から産出される腐植土が特に好適である。このよう
な腐植土は、採掘したあと細かく粉砕すると共に、砂や
小石等の異物を取り除き、必要に応じて乾燥させて使用
する。
また、珊瑚化石の粉末としては、白珊瑚又は海珊瑚の何
れを使用することもでき、これらの珊瑚を細か(粉砕し
て使用する。このうち白珊瑚は、海底より隆起した地層
から産出される珊瑚であって、柔らかくて脆く、水に溶
は易いという性質をもっており、そのため、水溶時に腐
植土を素早く中和させることができる。一方、海珊瑚は
、硬くて壊れにくいことから水溶性が劣っており、その
ため中和速度は遅いが、水に解けに(い分だけ吸着能力
を長時間持続することができる。従って、中和速度を早
めることを優先させるか吸着の持続性を高めることを優
先するかによって、白珊瑚と海珊瑚とを選択的に使用す
ることができる。なお、白珊瑚と海珊瑚とを混合して使
用することもでき、この場合には、中和速度と吸着の持
続性の両方の性能を向上させることができる。
更に、アスコルビン酸は、腐植土に含まれる酵素に作用
して熟成を促進させ、ガス分解能力を向上させると共に
脱臭の速効性を増大させる働きを持つ。
上記腐植土と珊瑚化石の粉末、及びアスコルビン酸の混
合比率は、脱臭剤の用途によっても異なるが、−鍜には
1重量比で50%以上H1[]%未満を腐植土とし、残
りを主として珊瑚化石の粉末とアスコルビン酸とで配分
するのが好ましい。例えば、畜舎等に散布して家畜が餌
と一緒に食べても害にならないようにするには、腐植土
と珊瑚化石の粉末とアスコルビン酸の配合比率を5+4
+1のようにし、珊瑚化石の粉末をやや多めに配合して
腐植土が中和されるようにする。また、生ゴミやトイレ
などに散布する場合や袋詰めにして吊して使用する場合
のように、弱酸性であっても問題ない場合には、8 :
 ]、 : 1のように腐植土を多めに配合する。更に
、速効性を重視する場合には、5: 1 :4のように
アスコルビン酸を多めに配合する。このほか、用途に応
じて配合比率を適宜変えることができる。
上記の如く構成された脱臭剤は、臭気を発生する場所、
例えば、牛や豚等を飼育する畜舎、凍原の貯槽、トイレ
、台所や風呂場等の排水口、生ゴミ、ゴミ集積場、車の
灰皿、靴の中、魚運搬用の車の荷台等に適量の粉末を直
接散布したり、水溶性の袋内に充填した脱臭剤を袋ごと
水中や凍原中に投入して使用する。あるいは、脱臭剤の
粉末を通気性の袋に充填し、この袋を冷蔵庫やトイレの
中、部屋等に吊り下げて使用する。
脱臭剤が水に溶けると、腐植土そのものは強酸性を示す
が、珊瑚化石の粉末が炭酸カルシウムを主成分とするア
ルカリ性物質であるため、これが腐植土と反応すること
により該腐植土の酸性が中和されるか若しくは弱酸性化
され、人体や家畜等には殆ど無害な状態になる。
また、上記珊瑚化石の粉末が多孔質物質でガス吸着能力
を有しているため、腐植土との相乗作用により脱臭能力
が増大する。しかも、アスコルビン酸が腐植土中の酵素
に作用し、その働きを活発にして熟成を増進させるため
、腐植土のガス分解能力が増大すると共に、速効性が増
し、脱臭剤としての効果が向上する。
次に、本発明の脱臭剤によるガス吸着効果試験について
説明する。
この試験では、脱臭剤サンプルとして、腐植土と珊瑚化
石の粉末及びアスコルビン酸の混合比率(重量比)が5
:4:1のものを使用し、アンモニア、硫化水素、メチ
ルメルカプタン、トリメチルアミンのガス吸着効果を試
験した。
(試薬及び器具) 窒素ガス;第一酸素(株)製 アンモニア;28%水溶液(牛丼化学製)硫 化 水 
素、 99.9%標準ガス(ガスクロ工業(株)製) メチルメルカプタン 30%メタノール溶液 (牛丼化
学製) トリメチル7’ミン;28%水溶液 (牛丼化学製)ガ
ス検知管;売可理化学工業製 ガス検知器;北用式(売可理化学工業製)に  お  
い 袋 ; 透性オドエアーサービス  (株) 製(
試験方法) 脱臭剤ザンブル13gと50gをにおい袋に入れた後、
窒素ベースのアンモニアガスf1000ppml硫化水
累ガスf1000ppml 、メチルメルカプタン(1
000ppml   トリメチルアミンガスf100Q
ppml をそれぞれ3!封入した。
比較例として、脱臭剤を入れないにおい袋を用意し、こ
れに同様にガスを封入した。
上記各におい袋を室温下で一定時間放置し、5分後、1
0分後、15分後、30分後、1時間後、1.5時間後
、2時間後、3時間後、4時間後の残存ガス濃度をガス
検知管により測定した。その測定結果を表及び図面に示
す。なお、第1表と第1図は残存アンモニアガス濃度を
、第2表と第2図は残存硫化水素ガス濃度を、第3表と
第3図は残存メチルメルカプタンガス濃度を、第4表と
第4図は残存トリメデルアミンガス濃度をそれぞれ示し
ている。
この試験結果から明らかなように、いずれのガスも非常
に効率良く分解されており、本発明の脱臭剤の脱臭効果
が勝れていることが分る。
[発明の効果J このように1本発明によれば、脱臭能力が高く且つ速効
性に勝れ、しかも安全性の高い脱臭剤を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の脱臭剤によるガス吸着試験
の結果を示す線図である。 特 許 出 願 人 小 西 勲 第 図 時間 吟間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、腐植土と、珊瑚化石の粉末と、アスコルビン酸とを
    主成分とする混合物からなることを特徴とする脱臭剤。
JP2127631A 1990-05-17 1990-05-17 脱臭剤 Pending JPH0422436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2127631A JPH0422436A (ja) 1990-05-17 1990-05-17 脱臭剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2127631A JPH0422436A (ja) 1990-05-17 1990-05-17 脱臭剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0422436A true JPH0422436A (ja) 1992-01-27

Family

ID=14964872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2127631A Pending JPH0422436A (ja) 1990-05-17 1990-05-17 脱臭剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0422436A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010100296A (ko) * 2000-04-11 2001-11-14 한민수 탈취제 제조방법 및 그 탈취제
JP2008149241A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Kurita Water Ind Ltd 地下水の浄化方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010100296A (ko) * 2000-04-11 2001-11-14 한민수 탈취제 제조방법 및 그 탈취제
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