JPH0422371Y2 - - Google Patents

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JPH0422371Y2
JPH0422371Y2 JP17006386U JP17006386U JPH0422371Y2 JP H0422371 Y2 JPH0422371 Y2 JP H0422371Y2 JP 17006386 U JP17006386 U JP 17006386U JP 17006386 U JP17006386 U JP 17006386U JP H0422371 Y2 JPH0422371 Y2 JP H0422371Y2
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JP
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fluorescent tube
display device
heat
fluorescent
reflective film
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、表示部である例えば液晶パネルの内
部(裏側)に照明装置として蛍光管が設けられた
液晶FPD(液晶フラツトパネルデイスプレイ)の
ような構造の内部照明装置付表示装置に係わり、
特に、航空機等の様に使用温度変化の激しい所に
用いられる内部照明付表示装置に関する。
〈従来の技術〉 内部照明装置付表示装置の一具体例としての液
晶FPDは、液晶が非発光型であると共に光の透
過率が5%と悪い為に、内部(裏面部分を指す)
に高輝度が得られる蛍光管からなる照明部を設け
た、外部輝度変化による使用条件の制約を比較的
受けることなく表示内容を容易に読取る事ができ
る、例えば液晶TV、液晶時計及び内部照明付計
器等が広く知られている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、このような液晶FPDも温度変化等
の外部環境変化が激しい使用条件下で使用する内
部照明付計器、例えば航空機搭載型液晶FPDや
船舶搭載型液晶FPD等(以下は航空機搭載型液
晶FPDを例にとり説明する)として使用する場
合(航空機搭載型液晶FPDは−54℃〜+71℃に
おける正常の動作と、直射日光下で十分な視確性
を有すること等が要求されている)には、その性
能(例えば小型・軽量の割に鮮明な表示が簡単に
得られる等)を充分発揮する事ができなかつた。
以下に、その理由を第2図の横軸に周囲温度T
(℃)をとり縦軸に輝度L(%)をとつた時の蛍光
管の周囲温度と輝度との関係の実験値を特性曲線
図として表わしたものを用いて説明する。
第2図の特性結果から、蛍光管の輝度は、温度
が10℃以下では管内部の水銀蒸気が液化してしま
うために発光しにくく成るので低く、ピークはお
よそ50℃付近にあり、この50℃以上となると再び
減少傾向になるという温度依存性を有することが
判明した。
そこで航空機搭載型液晶FPDにおいては、こ
の温度依存性に関する問題を解決することで、蛍
光管の性能を十分に発揮するために蛍光管をヒー
タ等により温度管理する必要があり、その具体的
構造として、第3図の蛍光管とヒータの組合わせ
構造図のようなものが考えられる。
第3図において、蛍光管1は、ガラス1aから
成る管の内部管壁の少なくとも照射光が放射され
る任意の角度の放射口1bを除いた部分に蛍光塗
料1cが塗布されると共に、少なくとも放射口1
bを除いた部分(蛍光塗料1cが塗布してある部
分)の外部管壁に反射膜1dが蒸着又は塗装等さ
れた構造となつていて、放射光(光束)を全て放
射口1bから放射(放出)させるように成つてい
る。そして、この蛍光管1を所定の温度まで加熱
するために、外部の例えば反射膜1dの上部に例
えばフレキシブルなヒータ2が貼り付けられてい
る。
ところで、この様な構造にヒータ2を付加した
蛍光管1にあつては、低温域での温度特性は改善
されるものの、蛍光管自体の発熱も生じるため
に、高温域では逆効果となり最適な輝度を得にく
くなるという問題が逆に発生する。
本考案は、この従来の技術の問題点に鑑みてな
されたものであつて、低温及び高温時の発光特性
の悪い蛍光管を、簡単な構成で広い動作温度範囲
の要求される表示装置の内部照明装置として用い
られるようにした内部照明付表示装置を提供する
ことを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上述の目的を達成するための本考案の内部照明
付表示装置は、内部管壁に蛍光塗料が塗布される
と共に少なくとも照射光が放射される放射口を除
いた部分の外部管壁に反射膜が設けられた蛍光管
を表示装置の内部照明装置として用いた構成の内
部照明装置付表示装置において、前記蛍光管の熱
を放熱する放熱部を前記反射膜の一部に接して設
け、前記蛍光管を加熱するヒータを前記放熱部の
接する部分を除いた前記反射膜の上に設けたもの
である。
〈実施例〉 以下本考案を第1図の本考案の具体的実施例で
ある内部照明付表示装置の断面図を用いて説明す
る。尚、第1図において第3図と重複する部分は
同一番号を付してその説明は省略する。
第1図において、3は筐体、4は筐体3に組付
けられ拡散板5で均一に拡散された蛍光管1から
の照射光によつて照明を受ける例えば透過型の液
晶パネルから成る表示部(デイスプレイ)であ
る。尚、この実施例においては、表示部4の面の
発光輝度の均一化のために蛍光管1を3本用いた
場合を表わすが、この本数に限定されないことは
いうまでもない。6は蛍光管1の熱を放熱する十
分な熱容量を持つ放熱板から成るこの実施例にお
いては筐体3に組付けられ蛍光管1で吸収した熱
を効率良く放出しやすいようになつている放熱部
であり、この放熱部6は蛍光管1の反射膜の一部
(ここでは管軸に対して放射口1bと対称の底部)
に接して設けられている。20は蛍光管1を加熱
する例えばフレキシブルなヒータであり、このヒ
ータ20は放熱部6の接する部分を除いて(勿論
放射口1bをも除いた部分)放熱部6と非接触に
反射膜1dの上に例えば貼り付けられて設けられ
ている。
この様な構成とすることで、低温時において起
動する場合にあつてはヒータ20に電流を流して
蛍光管1を点灯可能な温度まで暖めてから表示装
置として使用でき、高温時にあつては蛍光管1か
ら発生する熱を放熱部6を介して筐体3に効率良
く放熱できる(放熱と加熱の効果を持たせるよう
できる)ので広い温度範囲で高輝度維持を行う事
が可能である。
ところで、放熱部の形状は第1図の様な表面が
板状のものに限定されるものではなく、例えば表
面を凹凸形状として蛍光管1との接触部分を増や
すようにしたりする等の変化を持たせるように構
成してもよいことはいうまでもない。要は蛍光管
1の放熱を果すような形状であれば、第1図の構
造に限定されるものではなく、又、その取付・支
持構造等においても特に制約を設けられるもので
はない。
尚、蛍光塗料1cに関しては内部管壁の全面に
塗布された構成であつてもよい。
又、この実施例において、蛍光管10の周囲温
度を測定する例えばサーミスタ(これに限定され
ない)等の温度センサは示していないが、最適な
場所に設けるようにしてヒータ20のオンオフを
制御するように構成してもよいことはいうまでも
ない。このようにすれば、以後温度センサの検出
値(ヒータと蛍光管発熱との和に基づく値)に基
づいて蛍光管1をより確実に所定の温度に制御す
る事ができる。
このようにして蛍光管1は、実際の使用にあた
つては、内部照明の輝度を最良の状態、即ち、蛍
光管1が最大効率を発生する、例えば、50℃に制
御された状態で発光するので、常に視認性の良い
表示を得る事ができ、しかも蛍光管1の寿命は高
めることが可能となる。
ところで、本願考案は、使用条件に厳しい所に
用いられる航空機搭載型液晶FPDについて説明
したが、照明部を例えば50℃にまで加熱出来るよ
うな構造の内部照明付計器(但しここでいう計器
とは例えば液晶TV等の一般的な製品までをも含
めて意味を有するものとする)であれば本考案を
同様に適用できることはいうまでもない。
加えて、表示部は液晶に限定されるものではな
く、一般の蛍光管を用いた内部照明を必要とする
ものならば、本考案を適用できることはいうまで
もない。
〈考案の効果〉 以上、実施例と共に具体的に本考案を説明した
ように、本考案の内部照明付表示装置によれば、
蛍光管に付加された簡単な構造のヒータ及び放熱
部により、蛍光管の発熱とヒータの発熱とを、低
温時及び高温時において確実且つより効果的に安
定した状態で維持できるので、表示部の照明を高
輝度発熱(最大発光率)で動作させることが実現
できるという効果がある。特に、低温での表示部
動作を防止できるので、表示部の動作寿命がのび
る事になるのでメンテナンス等を含めて経済的に
も有利となる。加えて、本考案によれば、小さな
表示部であつても容易に最大効率の輝度を得る事
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の具体的実施例である内部照明
付表示装置の断面図、第2図は蛍光管の周囲温度
と輝度関係の特性曲線図、第3図は蛍光管とヒー
タの組合わせ構造図である。 1……蛍光管、2……ヒータ、3……筐体、4
……表示部、5……拡散板、6……放熱部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部管壁に蛍光塗料が塗布されると共に少なく
    とも照射光が放射される放射口を除いた部分の外
    部管壁に反射膜が設けられた蛍光管を表示装置の
    内部照明装置として用いた構成の内部照明装置付
    表示装置において、前記蛍光管の熱を放熱する放
    熱部を前記反射膜の一部に接して設け、前記蛍光
    管を加熱するヒータを前記放熱部の接する部分を
    除いた前記反射膜の上に設けた事を特徴とする内
    部照明付表示装置。
JP17006386U 1986-11-05 1986-11-05 Expired JPH0422371Y2 (ja)

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JP17006386U JPH0422371Y2 (ja) 1986-11-05 1986-11-05

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JP17006386U JPH0422371Y2 (ja) 1986-11-05 1986-11-05

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Publication Number Publication Date
JPS6374688U JPS6374688U (ja) 1988-05-18
JPH0422371Y2 true JPH0422371Y2 (ja) 1992-05-21

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