JPH03229290A - 液晶ディスプレイ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明（よ液晶ディスプレイ装置に係り、特にバックラ
イト光源として蛍光灯を用いた場合に、電極部の発熱を
効果的に放熱Ｃきるようにした液晶ディスプレイ装置に
関する。

（従来の技術） 近年、蛍光灯をバックライトとして内蔵した液晶ディス
プレイ装置は、大型化、高ｉｆ度化の傾向にある。また
、液晶パネル本来の薄型ディスプレイの特質から、より
一層の軽量化及び小型化が要求されるようになってきて
いる。これに伴い、装置内部の放熱設計も難しさを増し
てきているのが現状である。また、液晶パネルはその物
性的性質により使用温度範囲に制約がある。特に、ｒ−
ｂ　ｍ使用では、結晶破壊を招く虞れがある。従って、
可能な限り装置内部の温疾上昇を抑える必要がある。更
に、近年、需要の増加が期待されている車載用液晶ディ
スプレイ装置においては、その環境条件の厳しさから装
置内部の放熱設計の重要性も益々要求されてきている。

第４図は従来の液晶ディスプレイ装置の構成を概略的に
示す斜視図である。液晶ディスプレイ装置【よ、画像を
映し出Ｊ液晶パネル１の背面にバックライトユニット２
を配設し、液晶パネル１及びバックライトユニット２を
筺体３（二点鎖線にて示す）内に収納している。

第５図は上記バックライト］ニツ１−２の構成を示すも
のである。バックライトユニット２は、Ｕ字形の蛍光灯
４と、蛍光灯４の光を前記液晶パネル１の背面に均一に
照射するための反射板５と、この反射板５の上に配置し
て光を拡散するための拡散板（図示せず）とから構成さ
れている。なお、蛍光灯４の両端には電極端子４ａが引
き出されている。

第６図は第５図の平面図を示している。蛍光灯４の両端
部付近の管内には°電極４ｂが配設されており、その電
極４ｂの発熱によって長期使用の場合電極部付近には黒
化現象を生じる。電極部付近のクロスハツチは黒化部分
を示し、ｌは蛍光灯４の端からの黒化した幅を示し、ｅ
は蛍光灯４がバックライトユニット２の側面から突出し
た部分の横幅を示しており、この幅ｅは省スペースに設
シＩりるため極力小さくする必要がある。

ところで、液晶ディスプレイ装置の鳴合の内部発熱源は
蛍光灯４・の電極部４ｂに集中する傾向にあり、液晶パ
ネル１の温度上昇は電極部４ｂの構造によって左右され
る。特に、従来の構造では、第６図に示すように電極部
４ｂが液晶パネル１の背面付近に位置するため、電極部
４ｂに対峙したパネル１面は直接輻射熱を受け、液晶パ
ネル１上の温度むらを招く。また、第６図に示したよう
に電極部４ｂ付近には黒化現象を生じる。このため、液
晶自身の特性がパネル１表面の画面位置により変化し、
輝度むら等の不具合が生じる。また、電極部４ｂに対峙
した液晶の温度がＮ（ネマチック相）＃■（液体）の転
移温度を越えた場合、ディスプレイとしての表示機能を
失うことになる。

（発明が解決しようとする課題） 上記の如く、従来の液晶ディスプレイ装置では、バック
ライト用蛍光灯の輻射熱及び黒化現象により、液晶パネ
ルに輝瓜むらを生じるという問題があった。

そこで、本発明は、液晶ディスプレイ装置の主な発熱Ｊ
ｊｌｉであるバックライ］−用蛍光灯の電陶部の放熱構
造を改善し、液晶パネル面上の温度上昇を低減し、液晶
パネル面上の４麿分布を均一化づると共に、電極部付近
の黒化現象が輝度むらとして現れるのを防ぐことができ
る液晶ディスプレイ装置を提供することを目的とするも
のである。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、バックライト用蛍光灯を内蔵した液晶ディス
プレイ装置において、バックライト用蛍光灯の電極部を
含む管端部分を適宜の長さにバックライトユニット外部
に延出し、この延出した管端部分をバックライトユニッ
ト側面に沿って曲げた構造とし、更にこの管端部分に、
電極部から液晶パネルへの熱輻射を反射する熱反射板と
、電極部の発熱をディスプレイ装置外部に放熱するため
の放熱板とを設けたことを特徴とするものである。

（作用） バックライ！−用蛍光灯を内蔵した液晶ｒイスブレ（装
置において最大の発熱源はバックライト用蛍光灯の電極
部付近であるので、この゛上極部分の発熱を放熱器にて
ディスプレイ装置外部へ逃がすと共に、蛍光灯電極部分
から液晶パネルへの熱輻射を熱反射板にで放熱石側に反
射することにより最少限に抑えることができる。更に、
蛍光灯電極部分をバックライトユニット外部で適度な長
さで曲げることにより、放熱器と熱反射板による熱交換
を効率的に行わせ、かつ長期使用後に現れる蛍光灯電極
部付近の黒化現象による液晶パネルのＩｌｉ度むらを防
ぎ、しかち省スペース化を図ることができる。

（実施例） 実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例の液晶ディスプレイ装置を示
す斜視図、第２図（ａ）　、　（ｂ）は第１図の要部を
拡大して示す正面図及び平面図である。

第４図と同一の構成要素には同符号を付して説明・する
。

第１図に、ｈいて、画像を映し出す液晶パネル１の背面
にはバックライトユニット２を配設してあり、液晶パネ
ル１及びバックライト」ニット２はディスプレイ筺体３
内に収納されている。パックフイトユニツ１〜２の側面
からはＵ字形蛍光灯４の両端部＜ｉ極部付近を含む管端
部）が突出しかつその突出部分がバックライトユニット
２の側面に沿って曲げられている。図に示した上部の管
端部と下部の管端部はそれぞれ上、下の反対方向に曲げ
られでいる。その管端部には、第２図（ａ）。

（ｂ）に示すように管端部に近接して電極部から液晶パ
ネルゴへの熱輻射を反射するための反射板６を設けてあ
り、また管端部の周囲管面に接触しかつ外方に延出して
電極部からの発熱を外部に逃がすための放熱器７を設け
ている。この放熱器７は熱伝導性部材で構成されて、外
方に延出した一端部は筐体３の内壁面に接続し、熱を筐
体３を通して外部に逃がす構造となっている。なお、上
記反射板６はバックライトユニット２の側面に支持部材
８を用いて固定りるようにしてらよいし、或い覧ま管端
部に支持部材を用いで固定するか又は管端部周囲の放熱
器７に支持部材を用いて固定するようにしてらよい。

第３図は第１図及び第２図のバックライトユニットにお
ける螢光対４の管端部の曲げ構造を説明する説明図であ
る。第６図に対応した部分には同符号をふしている。第
１図及び第２図に示した螢光対４を得るためには、Ｕ字
形蛍光灯４の管端部（電極部４ｂを含む部分）を第３図
（ａ）に示すように黒化部分（クロスハツチにて示す）
の長さ！より長い幅だけバックライトユニット２の外部
に延出し、この延出した管端部を第３図（ｂ）に示すよ
うにバックライトユニット２の側面に沿って曲げた構造
とする。このように螢光対４を構成することにより、バ
ックライトユニット２から突出した蛍光灯４管端部分の
横幅ｅを従来構造に比して特に増さずに、発熱部分く即
ち黒化部分）をバックライトユニット２外部へ出すこと
ができる。

以上のように構成することにより、電極部４ｂ付近の発
熱は放熱器７を伝わり、ディスプレイ筐体３を通して外
部へ逃げる。上だ、電極部４ｂ付近−Ｃ漏れた輻射熱＋
、Ｕ反％１板６で遮られ、液晶パネル１へは伝わらずに
放熱器７側へ反ｇＡする。また、螢光対４の曲げ構造が
第３図（１））に示すようになっているので、余計なス
ペースを取らずに黒化した部分に起因した液晶パネル１
の輝度むらを防ぐことができる。

尚、上記実施例では、バックライト用蛍光灯としてＵ字
形蛍光灯を用いた場合について説明したが、本発明は直
管形の螢光対をバックライト用蛍光灯として用いた場合
にも適用できることは勿論である。

［発明の効果１ 以上述べたように本発明によれば、液晶パネルに螢光対
電極部の熱を伝えずに、ディスプレイ筒体外へ熱を逃が
すことができる。また、蛍光灯電極部付近の劣化による
黒化現象が、液晶パネルの輝度むらとして表れるのを、
余計なスペースを使うことなく防ぐことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の液晶１イスプレイ装置を示
す斜４１図、第２図（よ第１図の要部を拡大して示す正
面図及び平面図、第３図は第１図のバックライトユニッ
トにおけるｉｔ灯の曲げ構造を説明する説明図、第４図
は従来の液晶ディスプレイ装置を示す斜視図、第５図は
第４図のバックライトユニットを示す斜視図、第６図は
第４図の装置の不具合点を説明するための第５図の平面
図である。 １・・・液晶パネル、２・・・バックライトユニット、
３・・・筺体、４・・−螢光対、６・・・熱反射板、７
・・・放熱器。 第３図 ４ｂ 第４図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 液晶パネルと、蛍光灯を内部に収納し、その光を前記液
   晶パネルの背面に対してほぼ均一な平面光として照射す
   るバックライトユニットと、前記液晶パネルと前記バッ
   クライトユニットを内部に収納する筐体とを具備した液
   晶ディスプレイ装置において、 前記蛍光灯の電極部を含む管端部を前記バックライトユ
   ニットの外部に延出し、この延出した管端部をバックラ
   イトユニットの側面に沿って曲げた構造とし、かつ前記
   管端部に、管端部から前記液晶パネルへの熱輻射を反射
   する反射板と、管端部の発熱を前記筐体外部に放熱する
   放熱器とを設けたことを特徴とする液晶ディスプレイ装
   置。