JPH0422274Y2 - - Google Patents

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JPH0422274Y2
JPH0422274Y2 JP1984033006U JP3300684U JPH0422274Y2 JP H0422274 Y2 JPH0422274 Y2 JP H0422274Y2 JP 1984033006 U JP1984033006 U JP 1984033006U JP 3300684 U JP3300684 U JP 3300684U JP H0422274 Y2 JPH0422274 Y2 JP H0422274Y2
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JP
Japan
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output
flame
differential amplifier
sensor
integrator
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JP1984033006U
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JPS60145334U (ja
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)
  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空間フイルタを用いる火炎センサに
関する。
空間フイルタとは、第1図に示すように平面的
に規則正しく配列される光電センサにより構成さ
れるもので、このセンサ上に結像される対象物の
光学的像が有する空間的周波数がセンサ出力とし
て出力され、その周波数特性が検出対象の速度等
に依存することから非接触の速度センサや距離セ
ンサとして用いられている。本出願人は、特願昭
54−135506号においてはこの空間フイルタを燃焼
装置の火炎センサとして用いることを提案した。
この技術は、火炎の平面的に輝度分布の脈動を直
接検出することから、直流的なレベルの外乱光や
螢光灯のような時間的に交流的に変化する外乱光
が混在していても、それらに影響されずに火炎そ
のものを直接検出できるという点で、従来の火炎
センサにはない特長を有するものである。具体的
には、2つの光電センサによつて火炎上の2点の
輝度に対応する光電流をとり出し、この光電流の
差を差動アンプによつて差動増幅したのち、光電
流に含まれているDC成分をACカツプリングによ
り除去し、得られたAC成分の平均値を設定値と
比較してON/OFF出力を出すという構成がとら
れている。このため火炎センサのセツテイングが
適正でないと、2つの光電センサの受光量に著る
しい差が生じ、差動増幅器のDCマージンが小さ
くなつて動作が不安定になるという欠点が生じ
る。また回路ゲインが不充分であつたり、光電セ
ンサの前方に取付けたレンズが汚れているなどの
理由で充分な光量が得られない場合、火炎の有無
を判断する信号レベルのマージンが小さくなり、
火炎の検出が不確実になつたり、あるいは消炎時
にも電源ノイズなどで誤動作する危険性が大き
い。
本考案は、2つの光電センサの出力レベルの
差、および火炎有りと無しとの状態におけるコン
パレータ入力レベルの差を容易に確認することが
でき、したがつて上記のような原因による動作不
良の危険性を事前になくすことができるようにし
た火炎センサを提供することを目的としている。
以下実施例に基づいて本考案を詳細に説明す
る。第1図に示す火炎センサは、一端にレンズ1
を取付けた筒状のケーシング2を有し、このケー
シング2内に、プリント板3に支持された検出ユ
ニツト4が収容されている。検出ユニツト4は、
前面に受光部5を有する集積回路からなり、レン
ズ1による炎の結像面上に受光部5が一致するよ
うに配置されている。そして検出ユニツト4の出
力信号は、ケーブル6を経て外部に取出される。
受光部5は、たとえば第2図に示すように、第1
の光電センサAおよび第2の光電センサBを交互
に規則正しく配列することによつて構成される
が、光電センサA,Bは1個づつでもよい。
光電センサA,Bからの信号を処理する信号処
理回路の構成を第3図に示す。符号11で示す差
動アンプは、光電センサA,Bで検出された光信
号値を差動増幅することで、測定の誤差となる外
乱光成分を除去するとともに、温度ドリフトの影
響を小さなものとしている。12はカツプリング
コンデンサ12′を有するACアンプであり、AC
カツプリングにより差動アンプ11の出力に含ま
れているDC成分を除去し、AC成分のみを増幅す
るものである。また差動アンプ11の出力端は第
1のチエツク端子13にも接続されている。14
は整流器であり、整流された出力は積分器15に
より積分された後、コンパレータ16に入力さ
れ、所定の設定値と比較されてON/OFF出力を
出力する。また積分器15の出力は、ボルテージ
ホロワまたはエミツタホロワの増幅器17を介し
て第2のチエツク端子18からも取出せるように
なつている。
このように構成された火炎センサにおいて、レ
ンズ1の光軸の向きが火炎に正しく設定されてい
れば、光電センサA,Bに入射する光量は相互に
ほぼ等しくなり、差動増幅器11の出力に含まれ
る直流成分のレベルは低いものとなる。しかしセ
ツテイングが適正でなく、光電センサA,B間の
受光量の差が大きくなると、差動増幅器11の出
力が直流成分の増加分だけ増加してDC的マージ
ンが小さくなり、ついにはその動作範囲内に収ま
らなくなつて作動しなくなるという事態も起り得
る。したがつてこの差動増幅器11の出力を第1
のチエツク端子13から取出してそのレベルをチ
エツクすることにより、火炎センサのセツテイン
グが適正であるかどうかを容易かつ確実にチエツ
クできる。また第2のチエツク端子18から取出
した積分器15の出力レベルが火炎有りのときと
火炎なしのときとで大きく変化しているかどうか
をチエツクすることで、レンズの汚れや回路素子
の劣化などに起因する回路ゲインの不足を検出す
ることができる。
以上のようにこの考案によれば、差動増幅器お
よび積分器の出力をそれぞれチエツクするチエツ
ク端子を設けたので、火炎センサの動作が正常に
行われるかどうかを事前に容易にチエツクするこ
とができ、セツテイングや保守が容易になるほ
か、電源ノイズの影響なども知ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による火炎センサ
の縦断面図、第2図はその光電センサの配置を示
す平面図、第3図は信号処理回路の回路図であ
る。 A,B……光電センサ、1……レンズ、4……
検出ユニツト、5……受光部、11……差動アン
プ、12……ACアンプ、13……チエツク端子、
14……整流器、15……積分器、16……コン
パレータ、18……チエツク端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対もしくは複数対の光電センサを交互に配列
    することによつて構成した空間フイルタと、第1
    および第2の光電センサの各光電流の差に比例す
    る出力を出す差動アンプと、この差動アンプの出
    力端に接続され、外部から電気的接触が可能な第
    1のチエツク端子と、上記差動アンプの出力の
    AC成分のみを増幅する積分器と、この積分器の
    出力端に接続され、外部から電気的接触が可能な
    第2のチエツク端子と、上記積分器の出力が設定
    値以上のときに出力を出すコンパレータとを備え
    た火炎センサ。
JP3300684U 1984-03-09 1984-03-09 火炎センサ Granted JPS60145334U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3300684U JPS60145334U (ja) 1984-03-09 1984-03-09 火炎センサ

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JP3300684U JPS60145334U (ja) 1984-03-09 1984-03-09 火炎センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60145334U JPS60145334U (ja) 1985-09-26
JPH0422274Y2 true JPH0422274Y2 (ja) 1992-05-21

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ID=30535051

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JP3300684U Granted JPS60145334U (ja) 1984-03-09 1984-03-09 火炎センサ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53115283A (en) * 1977-03-18 1978-10-07 Babcock Hitachi Kk Method of improving reliability of flame detector

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS53115283A (en) * 1977-03-18 1978-10-07 Babcock Hitachi Kk Method of improving reliability of flame detector

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Publication number Publication date
JPS60145334U (ja) 1985-09-26

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