JPH0422260B2 - - Google Patents
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- JPH0422260B2 JPH0422260B2 JP58236407A JP23640783A JPH0422260B2 JP H0422260 B2 JPH0422260 B2 JP H0422260B2 JP 58236407 A JP58236407 A JP 58236407A JP 23640783 A JP23640783 A JP 23640783A JP H0422260 B2 JPH0422260 B2 JP H0422260B2
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- silicon
- thin film
- pattern
- polymer
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/004—Photosensitive materials
- G03F7/09—Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers
- G03F7/094—Multilayer resist systems, e.g. planarising layers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、多層配線と1μmまたはそれ以下の
基本パターン幅とを必要とするような超LSIなど
の微細加工に使用される製版レジストとくに3層
構造のレジストに関し、またこの3層構造レジス
トを用いて高解像度製版を達成する方法に関す
る。
基本パターン幅とを必要とするような超LSIなど
の微細加工に使用される製版レジストとくに3層
構造のレジストに関し、またこの3層構造レジス
トを用いて高解像度製版を達成する方法に関す
る。
3層構造レジストは基体表面に付着される第1
層、その上に重ねられる第2層、およびさらにそ
の上に重ねられる第3層で構成される。第1層は
基体表面に段差がある場合にこれを吸収して平坦
な面を提供するためのものであり、製版の際の光
線、X線または電子線などの描画エネルギが基体
表面で反射された際の入射描画エネルギとの干渉
(光線、X線)或いは描画エネルギが基体表面で
散乱反射された際の像のボケ(電子線)などを防
止するための吸収層としても役立つ。第3層は描
画エネルギに対して感度を有する層であつてこれ
に描画エネルギを照射したのちに現像を行なえば
パターンが得られる。この第3層のパターンをリ
アクテイブイオンエツチングまたはイオンビーム
エツチングなどの方向性エツチング方法によつて
第1層に転写すれば高解像度製版が達成される
が、第1層は基体表面の段差を吸収できる程度に
厚くなければならずまた第3層は高解像度および
高感度を得るためになるべく薄い方が望ましいの
で、第1層から第3層への直接転写は実際上達成
できない。そのため第2層が中間層として設けら
れ、第3層のパターンが第1層に対する転写プロ
セスに対して高いエツチング耐性を有する第2層
に転写され、この転写されたパターンが第1層に
転写される。
層、その上に重ねられる第2層、およびさらにそ
の上に重ねられる第3層で構成される。第1層は
基体表面に段差がある場合にこれを吸収して平坦
な面を提供するためのものであり、製版の際の光
線、X線または電子線などの描画エネルギが基体
表面で反射された際の入射描画エネルギとの干渉
(光線、X線)或いは描画エネルギが基体表面で
散乱反射された際の像のボケ(電子線)などを防
止するための吸収層としても役立つ。第3層は描
画エネルギに対して感度を有する層であつてこれ
に描画エネルギを照射したのちに現像を行なえば
パターンが得られる。この第3層のパターンをリ
アクテイブイオンエツチングまたはイオンビーム
エツチングなどの方向性エツチング方法によつて
第1層に転写すれば高解像度製版が達成される
が、第1層は基体表面の段差を吸収できる程度に
厚くなければならずまた第3層は高解像度および
高感度を得るためになるべく薄い方が望ましいの
で、第1層から第3層への直接転写は実際上達成
できない。そのため第2層が中間層として設けら
れ、第3層のパターンが第1層に対する転写プロ
セスに対して高いエツチング耐性を有する第2層
に転写され、この転写されたパターンが第1層に
転写される。
かかる3層構造レジストにおいて、従来は第2
層として金属、PSGガラス、SiO2などを第1層
の表面に蒸着またはスパツタリングによつて沈着
させた薄膜が主として採用されているが、このよ
うな薄膜は一般に高分子膜である第1層とのなじ
みが悪く、付着力が低くまた内部応力によつて破
れが生じ易いという欠点を有する。
層として金属、PSGガラス、SiO2などを第1層
の表面に蒸着またはスパツタリングによつて沈着
させた薄膜が主として採用されているが、このよ
うな薄膜は一般に高分子膜である第1層とのなじ
みが悪く、付着力が低くまた内部応力によつて破
れが生じ易いという欠点を有する。
また有機シリコン((−SiH2−O)−oを含む高分
子)を第2層として採用することも試みられてい
るが、これは加水分解性を有するので必ずしも高
いエツチング耐性を持つとは限らないという欠点
を有する。
子)を第2層として採用することも試みられてい
るが、これは加水分解性を有するので必ずしも高
いエツチング耐性を持つとは限らないという欠点
を有する。
よつてこの発明は上述したような第2層に関す
る従来の3層構造レジストの欠点を除去すること
を第1の目的とする。
る従来の3層構造レジストの欠点を除去すること
を第1の目的とする。
この目的の達成のためこの発明による3層構造
レジストは、表面が平坦になるように基体表面に
塗布された高分子薄膜からなる第1層と、前記第
1層の高分子薄膜の表面をプラズマにさらしてリ
ビングラジカルを生成させたのちに含シリコンビ
ニール分子気体に接触させることによつてリビン
グラジカルの作用でグラフト重合させて得られる
含シリコン高分子薄膜からなる第2層と、前記第
2層の含シリコン高分子薄膜の表面に付着された
光線、X線または電子線に対して感度を有する高
分子薄膜からなる第3層とによつて構成される。
レジストは、表面が平坦になるように基体表面に
塗布された高分子薄膜からなる第1層と、前記第
1層の高分子薄膜の表面をプラズマにさらしてリ
ビングラジカルを生成させたのちに含シリコンビ
ニール分子気体に接触させることによつてリビン
グラジカルの作用でグラフト重合させて得られる
含シリコン高分子薄膜からなる第2層と、前記第
2層の含シリコン高分子薄膜の表面に付着された
光線、X線または電子線に対して感度を有する高
分子薄膜からなる第3層とによつて構成される。
見出したところによれば、上述した含シリコン
高分子薄膜からなる第2層は第1層の高分子薄膜
とのなじみが良くこれに充分に付着し、内部応力
によつて破れが生じることはなく、また高いエツ
チング耐性を有する。
高分子薄膜からなる第2層は第1層の高分子薄膜
とのなじみが良くこれに充分に付着し、内部応力
によつて破れが生じることはなく、また高いエツ
チング耐性を有する。
従つてこの発明による3層構造レジストは極め
てすぐれた特性を有するが、この3層構造レジス
トを用いて高解像度製版を達成するには、第2層
の含シリコン高分子薄膜に特に高いエツチング耐
性を付与するような方式を採用することが望まし
い。
てすぐれた特性を有するが、この3層構造レジス
トを用いて高解像度製版を達成するには、第2層
の含シリコン高分子薄膜に特に高いエツチング耐
性を付与するような方式を採用することが望まし
い。
この点にかんがみこの発明による3層構造レジ
ストを用いて高解像度製版を達成する方法は、第
3層を構成する高分子薄膜がポジ型である場合に
おいて、前記第3層に前記の光線、X線または電
子線を照射し、その照射された部分を現像によつ
て除去し、これによつて得られたパターンを水素
プラズマによるリアクテイブイオンエツチングに
よつて前記第2層に転写し、この転写されたパタ
ーンを酸素含有リアクテイブイオンエツチングに
よつてさらに第1層に転写することを特徴とす
る。
ストを用いて高解像度製版を達成する方法は、第
3層を構成する高分子薄膜がポジ型である場合に
おいて、前記第3層に前記の光線、X線または電
子線を照射し、その照射された部分を現像によつ
て除去し、これによつて得られたパターンを水素
プラズマによるリアクテイブイオンエツチングに
よつて前記第2層に転写し、この転写されたパタ
ーンを酸素含有リアクテイブイオンエツチングに
よつてさらに第1層に転写することを特徴とす
る。
このような特徴になれば、第2層に転写された
パターンを酸素含有リアクテイブイオンエツチン
グによつてさらに第1層に転写する際に第2層の
未照射部分に残された含シリコン高分子薄膜が酸
素と反応して特に高いエツチング特性を有するよ
うになり、従つて第1層にアスペクト比の高いポ
ジ型パターンが得られることになる。
パターンを酸素含有リアクテイブイオンエツチン
グによつてさらに第1層に転写する際に第2層の
未照射部分に残された含シリコン高分子薄膜が酸
素と反応して特に高いエツチング特性を有するよ
うになり、従つて第1層にアスペクト比の高いポ
ジ型パターンが得られることになる。
以下、図面を参照しながらこの発明の実施例に
ついて詳述する。
ついて詳述する。
図示の3層構造レジストは基体例えばウエフア
10の表面に付着された第1層11、これの上に
重ねられる第2層12、およびさらにこれの上に
重ねられる第3層13からなる。基体10は一般
に段差14を有し、基体10の表面には段差14
を吸収できる程度に厚い高分子薄膜が第1層11
として例えば1.5μmの厚さに付着される(第1
図)。第1層11の高分子薄膜は例えばPP
(MMA+スチレン)すなわちプラズマ重合メタ
クリル酸メチルスチレン或いはノボラツク樹脂
(シツプレー1350F)のような高分子物質をスピ
ンコートなどによつて基体10の表面上に塗布し
たものからなる。この高分子物質は比較的エツチ
ング耐性の高い任意のものでよく表面が平坦にな
るように塗布される。この塗布が完了したのちに
第1層11の高分子膜は真空乾燥される。次いで
第2図に符号15で示されるようにプラズマにさ
らすことによつて第1層11の表面上にリビング
ラジカルが生成され、さらにビニールシラン単量
体のような含シリコンビニール分子気体が流し込
まれて第1層11の表面に接触し、この表面のリ
ビングラジカルの作用によつてグラフト重合し
て、第2層12を形成する含シリコン高分子薄膜
になる(第3図)。この第2層は例えば、ジクロ
ルメチルビニールシランからなり0.2μmの厚さを
有する。第2層12が形成されたのちに、第4図
に示されるように光線、X線または電子線に対し
て感度を有する高分子薄膜が例えばプラズマ重合
コートまたはスピンコートによつて第3層13と
して第2層12の表面に付着される。第3層13
の薄膜は第1層11がPP(MMA+スチレン)か
らなる場合にはPP(MMA+スチレン+TMT)
すなわちヂメチル錫ド−ププラズマ重合メタクリ
ル酸メチルスチレンであることが望ましく、第1
層11がノボラツク樹脂である場合には同種のノ
ボラツク樹脂であることが望ましく、例えば
10.5μmの厚さに形成される。かくして3層構造
レジストが形成される。
10の表面に付着された第1層11、これの上に
重ねられる第2層12、およびさらにこれの上に
重ねられる第3層13からなる。基体10は一般
に段差14を有し、基体10の表面には段差14
を吸収できる程度に厚い高分子薄膜が第1層11
として例えば1.5μmの厚さに付着される(第1
図)。第1層11の高分子薄膜は例えばPP
(MMA+スチレン)すなわちプラズマ重合メタ
クリル酸メチルスチレン或いはノボラツク樹脂
(シツプレー1350F)のような高分子物質をスピ
ンコートなどによつて基体10の表面上に塗布し
たものからなる。この高分子物質は比較的エツチ
ング耐性の高い任意のものでよく表面が平坦にな
るように塗布される。この塗布が完了したのちに
第1層11の高分子膜は真空乾燥される。次いで
第2図に符号15で示されるようにプラズマにさ
らすことによつて第1層11の表面上にリビング
ラジカルが生成され、さらにビニールシラン単量
体のような含シリコンビニール分子気体が流し込
まれて第1層11の表面に接触し、この表面のリ
ビングラジカルの作用によつてグラフト重合し
て、第2層12を形成する含シリコン高分子薄膜
になる(第3図)。この第2層は例えば、ジクロ
ルメチルビニールシランからなり0.2μmの厚さを
有する。第2層12が形成されたのちに、第4図
に示されるように光線、X線または電子線に対し
て感度を有する高分子薄膜が例えばプラズマ重合
コートまたはスピンコートによつて第3層13と
して第2層12の表面に付着される。第3層13
の薄膜は第1層11がPP(MMA+スチレン)か
らなる場合にはPP(MMA+スチレン+TMT)
すなわちヂメチル錫ド−ププラズマ重合メタクリ
ル酸メチルスチレンであることが望ましく、第1
層11がノボラツク樹脂である場合には同種のノ
ボラツク樹脂であることが望ましく、例えば
10.5μmの厚さに形成される。かくして3層構造
レジストが形成される。
次に第3層13がポジ型の高分子薄膜である場
合に3層構造レジストを用いて高解像度製版を達
成する方法について説明する。
合に3層構造レジストを用いて高解像度製版を達
成する方法について説明する。
最初にパターン化された光線、X線または電子
線16が第3層13へ照射される。パターン化の
例として第5図には破線17を限界とする区域に
照射がなされるとして図示されているが、これは
勿論極めて簡単なパターン化の例であるに過ぎな
い。この場合に第3層がPP(MMA+スチレン+
TMT)である場合には例えば電子線が照射さ
れ、第3層がノボラツク樹脂である場合には例え
ば紫外線が照射される。かくすると照射区域18
では第3層13を構成する高分子物質が重合度の
低い高分子物質または単量体に変化して潜像にな
る。次いでドライ現像またはウエツト現像例えば
第3層がノボラツク樹脂である場合にはアルカリ
現像を行えば、第6図に図示されるように照射区
域18の潜像物質が除去される。すなわち照射区
域18以外で高分子物質が残留するようなパター
ンが第3層13に形成される。その後に第7図に
符号19で示すように水素プラズマによるリアク
テイブイオンエツチングを行えば、第3層に高分
子物質が残留する区域20ではその高分子物質が
除去され、かつ第3層に高分子物質が存しない区
域すなわち照射区域18ではその直下の第2層の
区域21でその構成物質が除去されて、前記パタ
ーンが第2層に転写される。次ぎにさらに酸素含
有リアクテイブエツチングを第8図で符号22で
示すように行なうと、前記転写と同様にして第2
転写が達成され、前記転写で第2層に転写された
パターンがさらに第1層10に転写される。かく
して第9図に図示されるように所望のパターンが
第1層に形成される。前述したように未照射区域
で第2層12に残留していた含シリコ高分子物質
はこの第2転写の際に酸素と反応して特に高いエ
ツチング特性を有するようになり、従つて第1層
11にアスペクト比の高いポシ型パターンが得ら
れる。
線16が第3層13へ照射される。パターン化の
例として第5図には破線17を限界とする区域に
照射がなされるとして図示されているが、これは
勿論極めて簡単なパターン化の例であるに過ぎな
い。この場合に第3層がPP(MMA+スチレン+
TMT)である場合には例えば電子線が照射さ
れ、第3層がノボラツク樹脂である場合には例え
ば紫外線が照射される。かくすると照射区域18
では第3層13を構成する高分子物質が重合度の
低い高分子物質または単量体に変化して潜像にな
る。次いでドライ現像またはウエツト現像例えば
第3層がノボラツク樹脂である場合にはアルカリ
現像を行えば、第6図に図示されるように照射区
域18の潜像物質が除去される。すなわち照射区
域18以外で高分子物質が残留するようなパター
ンが第3層13に形成される。その後に第7図に
符号19で示すように水素プラズマによるリアク
テイブイオンエツチングを行えば、第3層に高分
子物質が残留する区域20ではその高分子物質が
除去され、かつ第3層に高分子物質が存しない区
域すなわち照射区域18ではその直下の第2層の
区域21でその構成物質が除去されて、前記パタ
ーンが第2層に転写される。次ぎにさらに酸素含
有リアクテイブエツチングを第8図で符号22で
示すように行なうと、前記転写と同様にして第2
転写が達成され、前記転写で第2層に転写された
パターンがさらに第1層10に転写される。かく
して第9図に図示されるように所望のパターンが
第1層に形成される。前述したように未照射区域
で第2層12に残留していた含シリコ高分子物質
はこの第2転写の際に酸素と反応して特に高いエ
ツチング特性を有するようになり、従つて第1層
11にアスペクト比の高いポシ型パターンが得ら
れる。
第1図、第2図、第3図および第4図はこの発
明による3層構造レジストを形成する作業段階を
順に表わす図解的断面図、第5図、第6図、第7
図、第8図および第9図はこの発明による3層構
造レジストを用いて高解像度製版を達成する方法
の各作業段階を順に表わす図解的断面図である。 図面において、10は基体、11は第1層、1
2は第2層、13は第3層、15はプラズマ処
理、16は光線、X線または電子線、19は水素
プラズマによるリアクテイブイオンエツチング、
22は酸素含有イオンエツチングを示す。
明による3層構造レジストを形成する作業段階を
順に表わす図解的断面図、第5図、第6図、第7
図、第8図および第9図はこの発明による3層構
造レジストを用いて高解像度製版を達成する方法
の各作業段階を順に表わす図解的断面図である。 図面において、10は基体、11は第1層、1
2は第2層、13は第3層、15はプラズマ処
理、16は光線、X線または電子線、19は水素
プラズマによるリアクテイブイオンエツチング、
22は酸素含有イオンエツチングを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 表面が平坦になるように基体表面に塗布され
た高分子薄膜からなる第1層と、前記第1層の高
分子薄膜の表面をプラズマにさらしてリビングラ
ジカルを生成させたのちに含シリコンビニール分
子気体に接触させることによつてリビングラジカ
ルの作用でグラフト重合させて得られる含シリコ
ン高分子薄膜からなる第2層と、前記第2層の含
シリコン高分子薄膜の表面に付着された光線、X
線または電子線に対して感度を有するポジ型であ
る高分子薄膜からなる第3層とによつて構成され
た3層構造レジスト。 2 表面が平坦になるように基体表面に塗布され
た高分子薄膜からなる第1層と、前記第1層の高
分子薄膜の表面をプラズマにさらしてリビングラ
ジカルを生成させたのちに含シリコンビニール分
子気体に接触させることによつてリビングラジカ
ルの作用でグラフト重合させて得られる含シリコ
ン高分子薄膜からなる第2層と、前記第2層の含
シリコン高分子薄膜の表面に付着された光線、X
線または電子線に対して感度を有しポジ型である
高分子薄膜からなる第3層とによつて構成された
3層構造レジストを用いて、高解像製版を達成す
る方法において、前記第3層に前記の光線、X線
または電子線を照射し、その照射された部分を現
像によつて除去し、これによつて得られたパター
ンを水素プラズマによるリアクテイブイオンエツ
チングによつて前記第2層に転写し、この転写さ
れたパターンを酸素含有リアクテイブイオンエツ
チングによつてさらに第1層に転写することを特
徴とする方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23640783A JPS60129745A (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 3層構造レジストおよびこれを用いて高解像度製版を達成する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23640783A JPS60129745A (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 3層構造レジストおよびこれを用いて高解像度製版を達成する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60129745A JPS60129745A (ja) | 1985-07-11 |
JPH0422260B2 true JPH0422260B2 (ja) | 1992-04-16 |
Family
ID=17000294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23640783A Granted JPS60129745A (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 3層構造レジストおよびこれを用いて高解像度製版を達成する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60129745A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01123232A (ja) * | 1987-11-09 | 1989-05-16 | Mitsubishi Electric Corp | パターン形成方法 |
JPH0258062A (ja) * | 1988-08-24 | 1990-02-27 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置の製造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57157522A (en) * | 1981-03-23 | 1982-09-29 | Nec Corp | Depositing method for resist film for photo-etching technique |
JPS57168247A (en) * | 1981-04-09 | 1982-10-16 | Fujitsu Ltd | Formation of negative pattern |
JPS5866938A (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-21 | Hitachi Ltd | 遠紫外光感応材料被膜の形成方法 |
JPS58198040A (ja) * | 1982-05-14 | 1983-11-17 | Nec Corp | パタ−ン形成方法 |
-
1983
- 1983-12-16 JP JP23640783A patent/JPS60129745A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57157522A (en) * | 1981-03-23 | 1982-09-29 | Nec Corp | Depositing method for resist film for photo-etching technique |
JPS57168247A (en) * | 1981-04-09 | 1982-10-16 | Fujitsu Ltd | Formation of negative pattern |
JPS5866938A (ja) * | 1981-10-19 | 1983-04-21 | Hitachi Ltd | 遠紫外光感応材料被膜の形成方法 |
JPS58198040A (ja) * | 1982-05-14 | 1983-11-17 | Nec Corp | パタ−ン形成方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60129745A (ja) | 1985-07-11 |
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