JPH04222181A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は一画面ごとまたは複数画
面間欠記録を行う機能を有する磁気記録再生装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】近年、磁気映像記録再生装置の用途は益
々広がっており、とくに一本の磁気テープに長時間の記
録ができるため、監視用を目的として一画面ずつ間欠記
録を行う機能を有する磁気記録再生装置（以下間欠記録
を行う磁気記録再生装置のことを「タイムラプスＶＴＲ
」と呼ぶ。）が利用されるようになってきた。

【０００３】以下図面を参照しながら従来のタイムラプ
スＶＴＲについて説明する。図２は従来のタイムラプス
ＶＴＲの構成を示すものである。図２に示すように、構
成要素として２０１は入力されたＴＶ映像信号を磁気テ
ープに記録再生するための処理行う映像信号処理回路で
ある。２０２は記録する一画面分だけ記録電流を流す記
録電流ゲート回路である。２０３は記録電流を増幅する
記録電流増幅器である。２０４は記録時と再生時でヘッ
ドとの信号のやりとりを切り換えるスイッチである。２
０５は再生時のヘッドからの微少な信号を増幅する前置
増幅器である。２０６は記録再生用の磁気ヘッドである
。２０７は一画面分ずつ磁気テープを送るモーター制御
回路である。２０８はテープを送るモーターである。 ２０９は間欠記録を行うために記録電流ゲート回路２０
２とモーター制御回路２０７でもちいる制御信号を発生
する制御信号発生回路である。

【０００４】以上のように構成されたタイムラプスＶＴ
Ｒについて、以下その構成要素の関連と動作について説
明する。

【０００５】上記のような構成のタイムラプスＶＴＲに
おいて、記録時、まず入力されたＴＶ映像信号は図２の
映像信号処理回路２０１で磁気テープに記録するための
信号に変換される。スイッチ２０４により磁気ヘッド２
０６と記録電流増幅器２０３が接続されている。制御信
号発生回路２０９からの制御信号により、変換した信号
を記録する一画面分だけ記録電流ゲート回路２０２で抜
取り、記録電流増幅器２０３で増幅し、磁気ヘッド２０
６に一画面分の記録電流を流す。それと同時にモーター
制御回路２０７で磁気テープを一画面分送る。この操作
を繰り返すことで間欠記録を行っている。

【０００６】再生時はスイッチ２０４を磁気ヘッド２０
６と前置増幅器２０５とを接続し、前置増幅器２０５の
出力を映像信号処理回路２０１でＴＶ映像信号に戻す。 映像信号処理回路２０１は記録と再生で切り換えて用い
ている。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】このような監視用のタ
イムラプスＶＴＲにおいては確実に画像が記録されなけ
ればならない。しかしながら磁気ヘッド２０６のヘッド
ギャップの目詰まりなどで画像が記録できないことが時
々起こる。このため、記録した画像が正常かどうか確認
する方法が必要である。

【０００８】しかしながら上記のような従来の構成では
、映像信号処理回路２０１を記録再生で切り換えて使用
しているため、一画面を記録した後、次の一画面を記録
するまでの間、回路を記録から再生に切り換え画像を確
認しようとしても、回路が記録動作から再生動作にかわ
り画像が出るまでに時間がかかり、とりわけ一画面を記
録した後次の一画面を記録するまでの時間が短い場合、
正常に記録されたかどうかをこのような方法で確認する
ことは容易ではない。

【０００９】本発明は上記課題に留意し、一画面を記録
した後、次の一画面を記録するまでの間、いま記録した
一画面が正常に記録されたかどうかを容易に確認できる
磁気記録再生装置を提供するものである。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的を達
成するために、本発明の磁気記録再生装置は記録用信号
処理回路と再生用信号処理回路とを備え、記録動作から
再生動作への移行を瞬時に行えるようにして、一画面ま
たは複数画面を記録した後、次の一画面を記録するまで
の間、回転磁気ヘッドを記録用信号処理回路から再生用
信号処理回路に切り換える切換手段を設け、一画面を記
録した後、次の一画面を記録するまでの間、磁気ヘッド
を記録用信号処理回路から再生用信号処理回路に切換手
段により切り換え、直前に記録した画面を再生すること
で、いま記録した一画面が正常に記録されたかどうかを
容易に確認できることを特徴とするものである。

【００１１】

【作用】上記構成の本発明の磁気記録再生装置は、一画
面または複数画面を記録用信号処理回路により記録した
後、次の一画面を記録するまでの間、磁気テープの駆動
を停止しておくことにより、切換手段により磁気ヘッド
を記録用信号処理回路から再生用信号処理回路に切り換
えるだけで再生状態となるので、直前に記録した画面を
再生することができるので、いま記録した一画面が正常
に記録されたかどうかを容易に確認できる。

【００１２】

【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。

【００１３】図１は本発明の一実施例のタイムラプスＶ
ＴＲの構成を示すものである。図１に示すように、構成
要素として１０１は入力されたＴＶ映像信号を磁気テー
プに記録するための処理行う記録用映像信号処理回路で
ある。１０２は記録する一画面分だけ記録電流を流す記
録電流ゲート回路である。１０３は記録電流を増幅する
記録電流増幅器である。１０４は記録時と再生時でヘッ
ドとの信号のやりとりを切り換える切換手段としてのス
イッチである。１０５は再生時のヘッドからの微少な信
号を増幅する前置増幅器である。１０６は記録再生用の
磁気ヘッドである。１０７は一画面分ずつ磁気テープを
送るモーター制御回路である。１０８はテープを送るモ
ーターである。１０９は間欠記録を行うために記録電流
ゲート回路１０２とモーター制御回路１０７およびスイ
ッチ１０４で用いる制御信号を発生する制御信号発生回
路である。１１０は磁気ヘッド１０５の出力をＴＶ映像
信号に変換する再生用映像信号処理回路である。１１１
は一画面分の信号を記憶することのできる画像メモリで
ある。

【００１４】以上のように構成されたタイムラプスＶＴ
Ｒについて、以下その構成要素の関連動作を説明する。

【００１５】上記のような構成において、間欠記録時、
まず入力されたＴＶ映像信号は図１の記録用映像信号処
理回路１０１で磁気テープに記録するための信号に変換
される。スイッチ１０４により磁気ヘッド１０６と記録
電流増幅器１０３が接続されている。制御信号発生回路
１０９からの制御信号により、変換した信号を記録する
一画面分だけ記録電流ゲート回路１０２で抜取り、記録
電流増幅器１０３で増幅し、磁気ヘッド１０６に一画面
分の記録電流を流す。それと同時にモーター制御回路１
０７とモーター１０８からなる駆動手段で磁気テープを
一画面分送る。つぎの一画面を記録するまでの間、磁気
テープは停止しており、磁気ヘッドはいま記録した部分
の上をトレースし続けている。この状態で制御信号発生
回路１０９からの制御信号でスイッチ１０４を磁気ヘッ
ド１０６と前置増幅器１０５とを接続する側に切り換え
、前置増幅器１０５の出力を再生用映像信号処理回路１
１０でＴＶ映像信号に戻す。次の画面を記録する直前に
スイッチ１０４を記録電流増幅器１０３と磁気ヘッド１
０６を接続する方向に切り換え、つぎの一画面を記録す
る。間欠記録時、再生用映像信号処理回路１１０は記録
電流が流れている間は出力が出ないため、画像メモリ１
１１で画像を記憶して連続してＴＶ映像信号を出力でき
るようにする。再生時はスイッチ１０４を磁気ヘッド１
０６と前置増幅器１０５とを接続する側に固定し、前置
増幅器１０５の出力を再生用映像信号処理回路１１０で
ＴＶ映像信号に戻す。

【００１６】上記の構成のように記録用映像信号処理回
路１０１を含む記録用信号し回路と再生用映像信号処理
回路１１０を含む再生用信号諸回路を持つことで、記録
動作から再生動作への移行を瞬時に行えるようになり、
一画面を記録した後、次の一画面を記録するまでの間、
磁気ヘッドを記録用信号処理回路から再生用信号処理回
路に切り換えることが可能となり、一画面を記録した後
、次の一画面を記録までの間、磁気ヘッドを記録用信号
処理回路から再生用信号処理回路に切り換え、直前に記
録した画面を再生しＴＶモニタに送ることで、いま記録
した一画面が正常に記録されたかどうかをモニター画面
上で容易に確認できるようになる。この実施例では記録
用信号処理回路による記録を一画面ずつとして説明した
が、複数画面を記録し、最後の一画面のみ、再生確認す
るような、サンプリング的なチェック方法にも同様な効
果を有する。

【００１７】

【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明の
磁気記録再生装置は、記録用信号処理回路と再生用信号
処理回路を持つことで、記録動作から再生動作への移行
を瞬時に行えるようにして、一画面または複数画面を記
録した後、次の一画面を記録するまでの間、磁気ヘッド
を記録用信号処理回路から再生用信号処理回路に切り換
える切換手段を設け、一画面を記録した後、次の一画面
を記録するまでの間、磁気ヘッドを記録用信号処理回路
から再生用信号処理回路に切換手段により切り換え、直
前に記録した画面を再生することで、いま記録した一画
面が正常に記録されたかどうかを容易に確認できる優れ
た磁気記録再生装置を実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例によるタイムラプスＶＴＲの
構成を示すブロック図

【図２】従来のタイムラプスＶＴＲの構成を示すブロッ
ク図

【符号の説明】

１０１　　記録用映像信号処理回路 １０２　　記録電流ゲート回路 １０３　　記録電流増幅器 １０４　　スイッチ １０５　　前置増幅器 １０６　　磁気ヘッド １０７　　モーター制御回路 １０８　　モーター １０９　　制御信号発生回路 １１０　　再生用映像信号処理回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　回転シリンダに取りつけられ、回転し
   ながら磁気テープに記録または前記磁気テープに記録さ
   れている信号を再生する磁気ヘッドと、前記磁気ヘッド
   に入力信号を入力し前記磁気テープに記録する記録用信
   号処理回路と、前記磁気ヘッドからの再生信号を処理す
   る再生用信号処理回路と、前記磁気ヘッドを前記記録用
   信号処理回路に接続するか、前記再生用信号処理回路に
   接続するかを切り換える切換手段と、前記磁気テープを
   走行するための駆動手段とを具備し、前記記録用信号処
   理回路に接続された前記磁気ヘッドにより一または二以
   上の画面を前記磁気テープに記録し、次の一画面を記録
   するまでの間に前記駆動手段による前記磁気テープの走
   行を停止して、前記切換手段により前記磁気ヘッドを前
   記再生用信号処理回路に接続を切り換え、記録された一
   画面を再生確認するようにしてなる磁気記録再生装置。