JPH0422208Y2 - - Google Patents

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JPH0422208Y2
JPH0422208Y2 JP1986197138U JP19713886U JPH0422208Y2 JP H0422208 Y2 JPH0422208 Y2 JP H0422208Y2 JP 1986197138 U JP1986197138 U JP 1986197138U JP 19713886 U JP19713886 U JP 19713886U JP H0422208 Y2 JPH0422208 Y2 JP H0422208Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は石油ふろ釜付給湯機における熱交換器
の改良に係るものである。
〔従来の技術〕
従来の石油ふろ釜付給湯機は第4図に示すごと
く、内壁20がその内側に燃焼室及び煙道を形成
するとともに、燃焼ガスと給湯水の熱交換のため
の伝熱面として作用し、さらに外壁21との間に
14〜20容量の空間を有する円筒状の貯湯部22
を構成する。
23は円筒状の貯湯部22内の上部に装着され
たふろ用熱交換器であり、該ふろ用熱交換器23
は外壁21の中央部側面24から貯湯部22に入
り上り勾配で下から上へ巻かれ外壁21の上部側
面25から貯湯部22の外側へ出るパイプからな
つている。そしてこの場合の螺旋状のパイプの長
さは、貯湯部温度80℃、浴槽水温度25℃、螺旋状
のパイプ内を流れる浴槽水の循環流量が6〜10
/分の条件において出力を8000〜11000Kcal/
hとするために5〜7m必要であり、実際にはパ
イプのコイル径が230〜300mmであるために貯湯部
22内に5〜10回巻かれることになる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記構成の石油ふろ釜付給湯機においては貯湯
部22の容量が大きく又内壁20のみが燃焼ガス
と給湯水の熱交換のための伝熱面となるため燃焼
を開始してから所定温度の湯が得られるまでの時
間すなわち立上がり時間が長く、したがつて貯湯
部22内の上記湯を熱源とするふろ沸しにも時間
を要し使い勝手が極めて悪いという欠点がある。
本考案は上記欠点に鑑みてなされたもにであ
り、上記立上り時間が短かく使い勝手の良い石油
ふろ釜付給湯機を提供することを目的としたもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための本考案の構成を、
実施例に対応する第1図〜第3図を用いて説明す
ると、本考案は、下部ヘツダー3と貯湯用の上部
ヘツダーと2を吸熱フイン5を設けた吸熱水管4
及び循環パイプ6で接続してなる給湯用熱交換器
において、上部ヘツダー2の内部に、下方から上
方に上り勾配で螺旋状に巻き最上部で折返しさら
に上方から下方に下り勾配で螺旋状に巻いた二重
螺旋パイプ7を設け、二重螺旋パイプ7の両端を
上部ヘツダー2下部において貫通させて浴槽水入
口8、浴槽水出口9を設けるとともに該入口8、
該出口9を浴槽の上下循環パイプ接続口15に配
管接続し、該入口8と下循環パイプ接続口間の配
管に循環ポンプ14を設けた技術手段を講じてい
る。
〔実施例〕
以下に本考案の実施例を第1図〜第3図により
説明すると、第1図は本考案による石油ふろ釜付
給湯機の一実施例を示す構成図、第2図は、第1
図における1缶2水路熱交換器の一部切断側面
図、第3図は第2図のA−A断面図である。図に
おいて10は石油ふろ釜付給湯機1における燃焼
室16の上方に吸熱フイン5付吸熱水管4を配設
した1缶2水路熱交換器である。該1缶2水路熱
交換器10は下部ヘツダー3と貯湯用の上部ヘツ
ダー2とを吸熱フイン5を設けた吸熱管4の4本
と1本の循環パイプ6で接続してなる給湯用熱交
換器における上部ヘツダー2内に下方から上方に
上り勾配で螺旋状に巻いた外パイプ7aを最上部
で折返しさらに上方から下方に下り勾配で螺旋状
に巻いて内パイプ7bとした二重螺旋パイプ7か
らなるふろ用熱交換器を設けて構成されている。
上記をさらに詳しく説明すると、上部ヘツダー
2は径がφ150、長さが約300mmの寸法を有する小
容量のものであり又、二重螺旋パイプ7としては
所定の熱効率をうるために肉厚0.8mm、外径φ14の
パイプの約7mを必要とし、したがつて上記寸法
のパイプを単に螺旋状として上部ヘツダー2内に
収納することは不可能であるために上記のような
二重構造とした。又この二重構造の場合において
も2本のパイプを並列設置する方法もある。すな
わち上部ヘツダー2の上部と下部の外側で上部ヘ
ツダー2内の並列パイプを接続する方法である
が、該構造の場合にはパイプ並列のため水の流速
が1/2となり所定の熱伝導率がえられないこと、
接続構造となるのでコスト高となるばかりでなく
接続部分にU字状の水の留り部ができやすく、し
たがつて凍結防止のためのパイプ内の水抜きが不
完全となるなどの欠点があるために好ましくな
い。8は二重螺旋パイプ7における浴槽水入口、
又9は浴槽水出口である。なお、11は上部ヘツ
ダー2の上部に設けられた給湯口であり、給湯パ
イプ11bを介して給湯出口11aに接続され
る。12は下部ヘツダー3に設けられた給水口で
あり、給水パイプ12bを介して給水入口12a
に接続される。
18は吸熱水管4に設けられ給湯水の温度を検
知するサーミスタ、13は図示を省略するがフア
ン、電磁ポンプ、イグナイタ、バーナからなるバ
ーナ部であり、バーナの燃焼は、サーミスタ18
の検知温度に基づき制御器19により制御され
る。14は浴槽水を浴槽(図示せず)と二重螺旋
パイプ7(浴槽用熱交換器)との間を循環させる
循環ポンプである。
上記構成の石油ふろ釜付給湯機において、まず
燃焼室16内で燃焼するバーナの燃焼炎13aに
より吸熱水管4で給水が加熱され、給水は吸熱水
管4→上部ヘツダー2→循環パイプ6→下部ヘツ
ダー3の順に循環サイクルしながら昇温する。そ
してサーミスタ18が所定の温度に達したことを
検知すると制御器19によりバーナの燃焼は停止
され所定温度の温水が上部ヘツダー2に貯えられ
る。
給湯出口11aに連結する給湯栓(図示せず)
を開くと、給水口12から給水が入りこれにより
上部ヘツダー2内に貯えられた温水が押出され給
湯栓から出湯する。
次に浴槽水加熱の場合には循環ポンプ14の運
転により浴槽水は浴槽と浴槽用熱交換器である二
重螺旋パイプ7の間を循環し上部ヘツダー2内の
温水により所定の温度まで加熱される。
〔考案の効果〕
本考案は上記のごとき構成の1缶2水路熱交換
器を設けた石油ふろ釜付給湯機であり、したがつ
て石油バーナの燃焼を開始してから短時間に所定
温度の給湯用温水がえられるとともに該給湯用温
水を熱源をして迅速にふろを沸すことができ使い
勝手が極めて良好である。さらにふろ用熱交換器
となる二重螺旋パイプは全体に勾配が設けられる
とともに浴槽水の分流、合流のための接続部を除
いたので水抜きが完全で凍結防止ができかつ原価
低減上も有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による石油ふろ釜付給湯機の一
実施例を示す構成図、第2図は第1図における1
缶2水路熱交換器の一部切断側面図、第3図は第
2図のA−A断面図、第4図は従来の石油ふろ釜
付給湯機の一部切欠斜視図である。 符号の説明、1,1a……石油ふろ釜付給湯
機、2……上部ヘツダー、3……下部ヘツダー、
4……吸熱水管、5……吸熱フイン、6……循環
パイプ、7……二重螺旋パイプ、8……浴槽水入
口、9……浴槽水出口、10……1缶2水路熱交
換器、11……給湯口、11a……給湯出口、1
1b……給湯パイプ、12……給水口、12a…
…給水入口、12b……給水パイプ、13……バ
ーナ部、13a……燃焼炎、14……循環ポン
プ、15……浴槽循環パイプ接続口、20……内
壁、21……外壁、22……貯湯部、23……ふ
ろ用熱交換器、24……中央部側面、25……上
部側面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部ヘツダーと貯湯用の上部ヘツダーとを吸熱
    フインを設けた吸熱水管及び循環パイプで接続し
    てなる給湯用熱交換器において、上部ヘツダーの
    内部に、下方から上方に上り勾配で螺旋状に巻き
    最上部で折返しさらに上方から下方に下り勾配で
    螺旋状に巻いた二重螺旋パイプを設け、二重螺旋
    パイプの両端を上部ヘツダー下部において貫通さ
    せて浴槽水入口、浴槽水出口を設けるとともに該
    入口、該出口を浴槽の上下循環パイプ接続口に配
    管接続し、該入口と下循環パイプ接続口間の配管
    に循環ポンプを設けたことを特徴とする石油ふろ
    釜付給湯機。
JP1986197138U 1986-12-22 1986-12-22 Expired JPH0422208Y2 (ja)

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JPS63101747U JPS63101747U (ja) 1988-07-02
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