JPH04221625A - 後適用装飾用側壁を有するタイヤ - Google Patents

後適用装飾用側壁を有するタイヤ

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JPH04221625A
JPH04221625A JP3061684A JP6168491A JPH04221625A JP H04221625 A JPH04221625 A JP H04221625A JP 3061684 A JP3061684 A JP 3061684A JP 6168491 A JP6168491 A JP 6168491A JP H04221625 A JPH04221625 A JP H04221625A
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rubber
spbd
tire
sidewall
weight
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JP3061684A
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English (en)
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Robert J Gartland
ロバート・ジョン・ガートランド
Anthony F Finelli
アンソニー・フランシス・フィネリー
Anthony J Bell
アンソニー・ジョセフ・ベル
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Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
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Publication date
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C13/00Tyre sidewalls; Protecting, decorating, marking, or the like, thereof
    • B60C13/001Decorating, marking or the like
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L9/00Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/72Side-walls
    • B29D2030/728Decorating or marking the sidewalls after tyre vulcanization
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08L23/26Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers modified by chemical after-treatment
    • C08L23/28Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers modified by chemical after-treatment by reaction with halogens or compounds containing halogen
    • C08L23/283Halogenated homo- or copolymers of iso-olefins
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S152/12White sidewalls

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】白色側壁タイヤは米国およびカナ
ダにおいて極めて一般的に普及している。タイヤの側壁
に他の種類のアップリケ、例えば文字、商標等を有する
タイヤも極めて一般的に普及している。しかしながら、
白色側壁を有するタイヤまたはその側壁上の装飾用アッ
プリケの成形は複雑な手順である。それには黒色側壁ゴ
ムと白色側壁ゴムとの同時押出および白色ゴム上に保護
カバーストリップを積層して側壁プレアセンブリーを成
形することを含む。次に、このタイヤ側壁プレアセンブ
リーを他の必要なタイヤ成分と順次にタイヤ成形用ドラ
ムに適用して未処理または未硬化のタイヤを成形する。 次に、未処理タイヤをタイヤ成形機で典型的に硬化させ
、所望のアップリケがタイヤ成形用金型の溝によって成
形される。タイヤを硬化させた後、それを注意深く研削
し且つバフ磨きして、前もってカバーストリップで被覆
され且つ保護されていた装飾用アップリケを露出させる
【0002】
【従来の技術】同時押出は、精巧な装置および多数の異
形押出ダイの利用を必要とする複雑な工程である。カバ
ーストリップを除去するのに必要な研削およびバフ磨き
段階は更に複雑であり且つ厳しい作業である。タイヤ側
壁に装飾用アップリケを有するタイヤを成形するのに必
要であるこれらの追加された段階はタイヤを成形する費
用をかなり増加させている。
【0003】通常の白色側壁タイヤにおいて、その白色
ゴム成分は側壁の極めて実質的な部分である。しかしな
がら、望ましい性能特性を得るためにはタイヤの側壁を
薄くすることが望ましい。したがって、タイヤの側壁の
装飾用アップリケは可能な限り薄くしなければならない
。それにもかかわらず、ある種の製品および性能基準に
より側壁アップリケの薄さを減少することができる程度
が制限されていた。
【0004】更に、標準法を用いて成形されるタイヤ側
壁に装飾用アップリケを有するタイヤに関係した問題が
ある。例えば、この種のタイヤは、黒色側壁タイヤと比
較するとその側壁部分の欠陥、欠点および気孔率が一層
大きい。更に、白色側壁の添え継ぎが開くことに関係し
た問題も生じることがある。成形用金型の溝に関する白
色側壁アセンブリーの整合狂いは、欠陥タイヤを導く頻
発的に起こる問題である。タイヤ側壁に装飾用アップリ
ケを有する標準タイヤを成形するのに用いられる研削法
が、表面の亀裂部分の形成を招くことがある。
【0005】前記の理由のために、タイヤ側壁に装飾用
アップリケを有するタイヤおよびこの種のタイヤを成形
するのに用いられる通常の方法には望まれる多くのこと
が残されている。タイヤ側壁に装飾用アップリケを有す
るタイヤを成形するための標準法に関係したこれらの欠
点を未然に防ぐために、従来の既知の側壁装飾用形状を
、通常の黒色壁タイヤに彩色するアップリケで置き換え
ることが報告された。しかしながら、タイヤ側壁への彩
色デザインはその問題に対して十分な解答を与えなかっ
た。これは、主として、彩色されるデザインが極めて薄
く且つ掻き傷、擦り傷等によって容易に損傷することが
あるという事実によるものである。
【0006】更に、予備成形されたタイヤ側壁アップリ
ケを成形作業および硬化作業の際に標準黒色壁タイヤに
適用するという構想も提案された。例えば、この種の方
法は欧州特許出願第249,918号明細書に記載され
ている。しかしながら、この種の方法は、完全に満足を
与えるものではなかった。例えば、側壁アップリケとタ
イヤとの間の適切な接着を保持することが困難であった
。更に詳細には、このような方法を用いて成形されたタ
イヤは、典型的に、アップリケがその界面で損なわれる
ような耐擦り傷性に劣る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の方法を実施す
ることによって、未硬化タイヤ側壁アップリケを標準硬
化黒色壁タイヤに十分に適用することができる。これら
のアップリケは、それをタイヤの特定の部分、例えば白
色側壁溝に置き、満足な接着が得られる十分な時間の間
装置で加温且つ加圧して、硬化タイヤに固着させること
ができる。この方法は、シンジオタクチック1,2−ポ
リブタジエン約25重量%〜約75重量%および少なく
とも1種類のポリブタジエンゴム約25重量%〜約75
重量%から成る装飾用アップリケを用いることを必要と
する。本発明の方法では、装飾用デザインは標準黒色壁
タイヤに単純に適用し、その装飾用デザインまたはアッ
プリケをタイヤ側壁に永久的に固着するように、アップ
リケ/タイヤを引き続き熱処理する。
【0008】詳細には、本発明は、タイヤ側壁に装飾用
デザインを有するニューマチックゴムタイヤを製造する
ための方法であって、(a)装飾用デザインを硬化タイ
ヤの側壁に適用し且つ(b)その装飾用デザインを加熱
および加圧によってその側壁に接着させることを含み、
その装飾用デザインが、融点が約70℃〜約160℃の
範囲内であるシンジオタクチック1,2−ポリブタジエ
ンまたはSPBDの配合物約25重量%〜約75重量%
および前記のシンジオタクチック1,2−ポリブタジエ
ン、少なくとも1種類の顔料または着色剤、硫黄、およ
び酸化亜鉛と同時硬化性である少なくとも1種類のポリ
ブタジエンゴム約25重量%〜約75重量%を含む、製
造方法を開示する。
【0009】
【課題を解決するための手段】標準硬化黒色壁タイヤは
、タイヤ側壁に装飾用アップリケを有する本発明のタイ
ヤを製造するのに用いられる。用いられる硬化黒色壁タ
イヤは、黒色壁タイヤを成形する業者に周知の通常の方
法を用いて成形される。次に、このタイヤを標準硬化法
を用いて成形用金型中で硬化させる。本発明により、装
飾用アップリケを所望により硬化黒色壁タイヤの側壁に
固着させる。装飾用アップリケは、一旦タイヤを硬化た
ならば、そのタイヤの側壁に適用することができる。 タイヤ上の装飾用デザインを予めデザインされた溝また
は2本の擦り傷リブ間に位置を定めた後、アプリケータ
ー装置によって熱処理することは好都合である。熱処理
は、アップリケを側壁に接着する特定時間の加圧および
加熱から成る。この熱処理段階は約100℃〜約300
℃の範囲内の温度で行なうのが典型的である。一般的に
は、約125℃〜約225℃の範囲内の温度を用いるこ
とが好ましく、約150℃〜約175℃の温度が最も好
ましい。装飾用アップリケを側壁に確実に結合させるの
に必要な時間は用いられる温度によって変化する。熱処
理温度が低いほど、アップリケをタイヤ側壁に確実に固
着させるために一層長い時間を必要とする。しかしなが
ら、通則として、熱処理は約0.5分間〜約20分間で
行なうものである。一般的には、熱処理は1分間〜10
分間の間に行ない、2分間〜8分間の時間が最も好まし
い。硬化処理中に、装飾用アップリケはタイヤ側壁に確
実に結合する。装飾用アップリケ中のシンジオタクチッ
ク1,2−ポリブタジエン(SPBD)およびジエンゴ
ムは、硬化タイヤ側壁中のゴムと結合すると考えられる
。したがって、装飾用アップリケは標準タイヤ側壁に同
時硬化すると考えられる。
【0010】本発明の実施に用いられるシンジオタクチ
ック1,2−ポリブタジエンは、通常、シンジオタクチ
ック1,2−立体配置のそのモノマー単位を65%を上
回って有する。SPBDは、米国特許第3,901,8
68号明細書に記載された方法を用いる不活性有機溶媒
中で、または米国特許第4,506,031号明細書に
記載された方法を用いる水性媒質中で製造することがで
きる。更に詳細には、米国特許第4,506,031号
明細書に、本質的にSPBDから成るポリブタジエンを
製造するための方法が示されており、 (A)1,3−ブタジエンを含む不活性有機溶媒に、(
a)(i)コバルトのβ−ジケトン錯体;(ii)コバ
ルトのβ−ケト酸エステル錯体;(iii)6〜15個
の炭素原子を有する有機カルボン酸のコバルト塩;およ
び(iv)式CoXn(式中、Xはハロゲン原子を表わ
し、nは2または3を表わす)を有するハロゲン化コバ
ルト化合物と、第三級アミンアルコール、第三級ホスフ
ィン、ケトンおよびN,N−ジアルキルアミドから成る
群より選択される有機化合物との錯体;から成る群より
選択される少なくとも1種類のコバルト化合物と、(b
)式AlR3(式中、Rは1〜6個の炭素原子を有する
炭化水素基を表わす)を有する少なくとも1種類の有機
アルミニウム化合物とを溶解させることによって触媒成
分溶液を製造し、 (B)前記の触媒成分溶液と、所望の量の1,3−ブタ
ジエンを含む1,3−ブタジエン/水混合物とを混合す
ることによって反応混合物を製造し、 (C)二硫化炭素を前記の反応混合物全体に混合するこ
とによって重合反応混合物を製造し、そして(D)前記
の重合反応混合物を撹拌させながら前記の重合反応混合
物中の前記の1,3−ブタジエンをポリブタジエンに重
合させる段階を含む。そこに記載された方法において、
SPBDの結晶化度および融点はアルコール、ケトン、
ニトリル、アルデヒドまたはアミドを重合反応混合物に
加えることによって調節することができる。
【0011】タイヤ用の装飾用アップリケを製造するの
に用いられるSPBDの融点は、約70℃〜約160℃
の範囲内である。概して、乗用車またはトラック用タイ
ヤの装飾用白色側壁を製造するのに用いられるSPBD
の融点は約75℃〜約150℃の範囲内であるのが好ま
しく、約80℃〜約125℃の範囲内である融点が最も
好ましい。本文中で論及される融点は、DSC(示差走
査熱量分析法)曲線から測定される最小発熱量値である
【0012】本発明の装飾用アップリケを製造するのに
用いられる配合物は、SPBDおよびSPBDと同時硬
化性である少なくとも1種類のゴムから成る配合物であ
る。実際に、このような配合物に用いられるゴムは硫黄
硬化性を見込んだ不飽和を含む任意の種類のエラストマ
ーであることができる。典型的に、エラストマーは1種
類以上のポリジエンゴムである。適当なポリジエンゴム
の若干の代表的な例としては、シス−1,4−ポリブタ
ジエン、天然ゴム、合成ポリイソプレン、スチレン−ブ
タジエンゴム、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエ
ンモノマー)ゴム、イソプレン−ブタジエンゴムおよび
スチレン−イソプレン−ブタジエンゴムが挙げられる。 多くの場合、ジエンゴムの組み合わせを配合物中で用い
るのが望ましい。例えば、配合物のゴム部分はクロロブ
チルゴム、天然ゴム、およびEPDMゴムの組み合わせ
であることができる。特に、このような配合物中のゴム
成分として、クロロブチルゴム約30重量%〜約80重
量%、天然ゴム約15重量%〜約55重量%およびEP
DMゴム約2重量%〜約10重量%を含む組み合わせを
用いるのが好ましい。クロロブチルゴム約55重量%〜
約65重量%、天然ゴム約25重量%〜約45重量%お
よびEPDMゴム約3重量%〜約7重量%を含むゴム配
合物がより一層好ましい。
【0013】通常、装飾用アップリケを製造するのに用
いられる配合物は、SPBDを25重量%〜約75重量
%およびSPBDと同時硬化性であるエラストマーを7
5重量%〜約25重量%含んでいる。高濃度のSPBD
を含む結果として、硬化材料のための一層優れた接着性
、耐磨耗性、および引裂抵抗を生じる。更に、高濃度の
SPBDは未処理強度および剛性を増加させる。更に、
高濃度のSPBDの利用は未処理粘着性を減少させて取
扱いを一層容易にし且つ支持体を利用することなく積重
ねることを可能にする。しかしながら、多量のSPBD
を配合物中に混合することも可撓性を減少させ且つモジ
ュラスを増加させる結果となる。したがって、性質全体
の最も良い均合のためには、用いられる配合物はSPB
Dを33重量%〜約67重量%および同時硬化性ゴムを
67重量%〜約33重量%含む。最も極めて好ましい配
合物は、SPBDを45重量%〜約55重量%およびエ
ラストマー性成分を55重量%〜約45重量%含む。
【0014】アップリケを成形する配合物を製造するの
に用いられるSPBDは粉末またはペレット形態で配合
物に混合することができる。言い換えると、SPBDは
粉末の形態であることができ、同時に、装飾用アップリ
ケを構成する配合物を製造するのに用いられるゴム成分
と配合される。
【0015】SPBD粉末またはペレットは、標準混合
法を用いてゴム成分中に混合することができる。しかし
ながら、混合は、用いられるSPBDの融点と少なくと
も同程度に高い温度で行なうのが一般的である。混合操
作の際に、SPBD粉末またはペレットを別の所望の配
合剤を含むゴムに溶融させる。このような混合は、典型
的に、バンバリーミキサー、ミルミキサーまたは他の適
当な種類の混合装置中で行なう。
【0016】本発明の別の態様において、装飾用アップ
リケを製造するのに用いられる配合物は逆相重合によっ
て製造される。例えば、SPBDとシス−1,4−ポリ
ブタジエンとの配合物は、逆相重合によって有機溶媒中
で製造することができる。このような方法では、シス−
1,4−ポリブタジエンは、溶液重合条件下の有機溶媒
中で最初に合成される。この重合は種々の触媒系を用い
ることによって触媒することができる。例えば、有機ア
ルミニウム化合物、可溶性ニッケル含有化合物およびフ
ッ素含有化合物から成る三成分ニッケル触媒系を用いて
重合を触媒することができる。更に、このような重合は
稀土類触媒系、例えば、一般的に「疑似リビング」と考
えられているランタニド系を用いることによって触媒す
ることもできる。このような稀土類触媒系は、(1)有
機アルミニウム化合物、(2)周期系の第III−B族
からの金属を含む有機金属化合物、および(3)少なく
とも1種類の反応活性ハロゲン化物イオンを含む少なく
とも1種類の化合物などの三成分から成るのが一般的で
ある。周期系の第I族および第II族からの金属も1,
3−ブタジエンモノマーをシス−1,4−ポリブタジエ
ンに重合するための触媒として用いることができる。こ
のような開始剤系で最も普通に用いられる金属として、
バリウム、リチウム、マグネシウム、ナトリウムおよび
カリウムが挙げられ、リチウムおよびマグネシウムが最
も一般的に用いられる。次に、合成されるシス−1,4
−ポリブタジエンセメントを、SPBDの合成用重合媒
質として引き続き用いる。概して、追加の1,3−ブタ
ジエンモノマーをSPBDの合成用シス−1,4−ポリ
ブタジエンセメントに加えることが望ましい。更に、追
加の溶媒を加えるのが望ましい場合もある。加えられる
モノマーの量は、製造される配合物中の望ましいSPB
Dの比率次第である。当然ながら、SPBDの生成を引
き起こす重合を促進することが可能なゴムセメントに触
媒系を加えることも必要である。このような触媒系の詳
細な説明は米国特許第3,778,424号明細書に示
されており、その全部を参考文献として本文中に引用す
る。
【0017】更に、SPBDおよびゴムの配合物は他の
標準ゴム薬品も含む。例えば、この種の配合物は硫黄お
よび少なくとも1種類の所望の着色剤または顔料も更に
含んでいる。典型的に、それらは他のゴム薬品、例えば
、抗酸化剤、促進剤、油およびロウを通常の量で含んで
いる。例えば、SPBD/ゴム配合物は、通常、硫黄を
約0.2〜約8phr含む。概して、配合物が硫黄を約
0.5〜4phr含むのが好ましく、前記の配合物が硫
黄を1〜2.5phr含むのが最も好ましい。一次促進
剤も、通常、約0.1〜約2.5phrの範囲内の濃度
で存在する。一般的に、一次促進剤が約0.2〜約1.
5phrの範囲内の濃度で存在するのが好ましく、一次
促進剤が0.3〜1phrの濃度であるのが最も好まし
い。二次促進剤も、通常、約0.02〜約0.8phr
の範囲内の濃度で用いられる。二次促進剤は0.05〜
0.5phrの濃度で用いるのが好ましく、0.1〜0
.3phrの二次促進剤の利用が最も好ましい。このよ
うなSPBD/ゴム配合物は、種々のプロセス油を約1
〜約10phr含むのが典型的であり、概して、この種
の配合物がプロセス油を約2.5〜約7.5phr含む
のが好ましい。SPBD/ゴム配合物は種々の充填剤、
例えばクレーおよび/または二酸化チタンを約25ph
r〜約100phr含むのが一般的である。通常、この
ような配合物は充填剤を約40phr〜約80phr含
むのが好ましい。二酸化チタンは充填剤としても白色顔
料としても作用することに注目すべきである。装飾用ア
ップリケに所望の色彩を与えるのにSPBD/ゴム配合
物で用いることができる着色剤の若干の代表的な例には
、ジアリリドイエロー17、フタロシブルー15、ジア
リリドオレンジ13およびパームレッド28(レッド4
8;1)が挙げられる。SPBD/ゴム配合物を所望に
より配合させた後、それを所望の装飾用アップリケに加
工する。これは混合された配合物をミルおよびカレンダ
ーで圧延して連続シートにした後、所望の形状を有する
アップリケをそのシートから切り取ることによって行な
うことができる。混合されたSPBD/ゴム配合物のシ
ートは、二軸装置を備えたような連続低温供給押出機ま
たは混合区域を備えた単軸押出機によって製造すること
もできる。更に、ストリップ、リング、商標、文字また
は数字の形態の装飾用アップリケも射出成形またはトラ
ンスファー成形によって製造することができる。
【0018】圧延フィルムから得られる本発明の処理で
用いられる装飾用アップリケの厚みは、通常、約10ミ
ル〜約80ミル(0.010〜0.080インチ)であ
る。しかしながら、約15ミル〜約50ミルの範囲内の
厚みのアップリケを用いて材料を節約するのが一般的で
ある。これは、通常、一層厚い装飾用アップリケを用い
ることを必要とせずに満足な性能を得ることができるこ
とによる。圧延によって製造される文字、数字および商
標の厚みは約30ミル〜約50ミルであるのが一般的で
ある。一方、約40ミル未満の厚みの装飾用アップリケ
は、概して、射出成形するのが困難である。この理由の
ために、射出成形されたアップリケの厚みは、通常、少
なくとも約60ミルである。概して、SPBD/ゴム成
分配合物の圧延シートは厚みが30ミル未満であり問題
がない。この理由のために、薄いアップリケは、圧延し
てシートにしたものから所望のデザインを切り取るのが
一般的である。射出成形によって製造される白色側壁リ
ングの厚みは、概して、約60ミル〜約100ミルであ
り、厚み約70ミル〜約80ミルであるのが好ましい。
【0019】本発明を下記の実施例で更に詳細に記載す
る。更に、本発明を、包含される若干の比較例で、装飾
用アップリケをタイヤ側壁に固着させるための他の可能
な方法と対比する。これらの実施例は単に本発明を例示
するためのものであり、本発明の範囲またはそれを実施
することができる方法を制限すると見なすべきではない
。特に断らない限り、部および百分率はいずれも重量に
よって示される。
【0020】
【実施例1】全ポリマーに基づき、SPBDを50重量
%、クロロブチルを30重量%、天然ゴムを17.5重
量%およびEPDMゴムを2.5重量%含むSPBD/
ゴム配合物を、非製造用および製造用バッチのための通
常のバンバリー混合法を用いて製造した。SPBD/ゴ
ム配合物には、更に、プロセス油2.00phr、抗酸
化剤1.0phr、ステアリン酸1.0phr、クレー
27.5phr、二酸化チタン37.5phr、粘着付
与剤1.00phr、酸化亜鉛5.0phr、硫黄1.
2phr、および促進剤1.93phrが含まれた。本
発明によって用いられるSPBDは架橋性熱可塑性樹脂
であるということに注目すべきである。しかしながら、
SPBDはphr(ゴム100部当りの部)を計算する
場合のゴムであると見なされる。
【0021】SPBD/ゴム配合物をバンバリーで混合
し且つミルで圧延して連続ストリップにした。次に、そ
のストリップを射出成形装置で用いて、厚み65ミルの
白色側壁リングを得た。射出成形処理ではSPBD/ゴ
ム配合物を恒温バレル中で加熱することおよびその熱S
PBD/ゴム配合物をSPBDの再結晶を可能にする冷
却成形用金型に射出することを行なう。成形後、白色側
壁リングは寸法安定性であると認められ且つ未硬化状態
の剛性であった。製造された白色側壁リングのそれ自体
で付着する未処理粘着性は最小であり、互いには付着し
なかった。
【0022】275トンのデスマ(Desma)射出成
形機を用いて白色側壁リングを製造した。典型的な成形
サイクルにおいて、作業者はクランプ/成形用金型区域
に位置する安全窓を閉じて成形サイクル開始を活性化さ
せる。クランプは前方に移動して金型半分を閉じ、金型
キャビティに入るポリマー配合物の高射出成形圧力に対
して閉じられた金型半分を保持するのに十分な力(型締
めトン数)を生じる。SPBD/ゴム配合物は往復スク
リューの前進運動によって金型キャビティに押し込まれ
る。最初に金型キャビティを完全に満たした後にメルト
の冷却および硬化を開始するために、圧力および射出率
は極めて高い。実際に、圧力は22,000psi(1
.51×108パスカル)と同程度に高くすることがで
きる。金型キャビティがほぼ充填された後、圧力および
充填速度を減少させて最終の充填(保持圧力)を行なっ
て、金型キャビティを充填する。キャビティスプルーゲ
ートが凝固した時点で射出成形圧力は解除される。
【0023】同時に、射出装置内部のスクリューが回転
して次のサイクルの射出用の1回分を成形する。これが
行われると同時に、金型キャビティに射出されたSPB
D/ゴム配合物を冷却し且つ凝固させる。十分な冷却時
間の後、クランプ装置を除去し、成形用金型を開け、そ
して白色側壁リングセグメントを取り出す。次に、ゲー
トを閉じて次のサイクルを開始する。
【0024】典型的に用いられる射出成形条件は下記の
通りである。
【0025】   バレル温度:260°F(127℃)  成形用金
型温度:165°F〜195°F(74〜91℃)  
射出成形圧力:19,000psi(1.31×107
Pa)  保持圧力:16,000psi(1.10×
107Pa)  背圧:50psi(3.44×105
Pa)射出前進時間:3秒間 保圧時間:5秒間 金型閉鎖時間:125秒間 スクリュー速度:50rpm 成形用金型は、リング全体がスプルー、マルチゲート低
温ランナー装置を用いて成形されるように設計されてい
る。白色側壁リングは、ガム素材と一緒に結合されるタ
ブを重ねることによって適当な輪郭に組み合わせられた
【0026】後適用装置はタイヤを水平位置で支持する
タイヤ側壁固定装置から成る。このタイヤ固定装置はボ
ールブッシュ/軸アセンブリー上に取り付けられてタイ
ヤを加熱位置から白色側壁リングクランプ/結合位置ま
で容易に輸送する。タイヤは中心線上で回転させて加熱
の際のホットスポットを除去することができる。
【0027】加熱装置は、距離調整を考慮して白色側壁
表面に平行に支持された一連の石英表面赤外線加熱器で
ある。標準黒壁P195/75R14硬化タイヤの側壁
表面が一旦300°F(148℃)に達したら、予備成
形された白色側壁リングを、既にタイヤ側壁に成形して
いる2本の小さい擦り傷リブの間に位置を固定した。タ
イヤおよび支持固定装置を加熱されたクランプリング下
に置いた。空気圧で制御された位置決定ロッドはクラン
プリング中心線に関連するタイヤ支持固定装置中心線に
設置されて適当なリング位置を確定する。
【0028】クランプリングを350°F(177℃)
まで加熱して必要な熱を与える。熱電対制御外部加熱器
を用いてクランプリング温度を保持する。クランプリン
グは4個の空気圧シリンダーによって空気圧制御を行な
って所望の結合圧力40psi(2.76×105Pa
)を6分間の間与える。適用された圧力は白色側壁リン
グの表面およびタイヤ側壁の間の密接な(完全な)接触
を保証するのに十分である。タイヤ支持固定装置は、ク
ランプリングがタイヤ側壁に圧力を与える場合に必要と
されるバックアップ支持体を提供する。
【0029】次に、タイヤを固定装置から除去した。こ
の方法を用いて数個のタイヤを成形するのに成功した。 成形された白色側壁は、ふくれも表層剥離もない望まし
い離型、白色側壁の位置が良好な優れた成形面細部、お
よび優れた接着性を示した。成形されたタイヤに一連の
試験を行なって白色側壁の性能および保全性を評価した
。タイヤは白色側壁の欠点の形跡なしに完全および半タ
イヤのタイヤ圧力での米国運輸省(DOT)耐久性FM
VSS−109に合格した。
【0030】更に、3種類の試験用タイヤに極めて過酷
な縁石擦り傷試験を行なった。この試験では、タイヤの
白色側壁を300フィート(91m)の研磨材縁石表面
に対して走行させた。試験終了後のタイヤの検査では、
白色側壁リングおよびタイヤ間の接着損失は示されなか
った。しかしながら、ある種の白色SPBD/ゴム配合
物は摩滅して黒色側壁があらわになった。しかしながら
、これはこの種の過酷な試験で予期されていた。
【0031】本発明の方法で用いられる成形されたタイ
ヤはあらゆる点で満足が得られた。更に、成形されたタ
イヤは、いくつかの点で通常の白色側壁タイヤより優れ
ていた。例えば、本発明の処理で用いられる成形された
タイヤは標準白色壁タイヤよりも均一であった。例えば
、それらは左右の均合が優れていた。更に、標準白色側
壁配合物の除去により、側壁構造内部の広範な種々の配
合材料によるモジュラスの変化に関係した問題が排除さ
れた。更に、標準白色壁タイヤの白色添え継ぎが硬化す
る際に開くポテンシャルおよびその結果として欠点を生
じることも排除された。白色側壁材料の成形用金型溝に
関連した整合狂いは、白色壁タイヤを成形するための通
常の方法で問題になることが多いが、これも除去される
【0032】
【比較例2】この実験では、SPBDを含まない配合物
で白色側壁リングを製造したことを除き、実施例1に記
載した方法を用いてタイヤを成形した。未硬化白色側壁
リングを製造することおよび取り扱うことでの問題を克
服する試みにおいて、白色側壁リングを予備硬化させた
。タイヤは十分に成形された。しかしながら、この方法
を用いて製造されたタイヤは縁石擦り傷試験には不合格
であった。これは予備硬化白色側壁リングおよびタイヤ
間の接着性が不十分であったためであった。この実施例
は、装飾用タイヤ側壁アップリケを予備硬化させること
は、不十分な接着性が生じるので行なうことが出来ない
ということを示す。装飾用アップリケを製造するのに用
いられる配合物中にSPBDを含むことにより、アップ
リケをタイヤ側壁に固着させる前にそれを予備硬化させ
る必要がない。
【0033】
【実施例3〜6】SPBDは、改良された取扱い適性に
望ましく、しかも特有な射出成形能力である特性を、後
適用白色側壁リング用配合物を硬化させることなく未処
理ゴムに与える。融点が86℃または123℃であるS
PBDを任意の濃度で加えることは、未処理素材につい
ての粘着性を減少させ、剛性を増加させ、そして静的弾
性率を増加させる。この一連の実験では、種々の濃度の
SPBDを、クロロブチルゴム60%、天然ゴム35%
およびEPDMゴム5%を含み、二酸化チタン45ph
r、クレー55phr、プロセス油4phr、ステアリ
ン酸1.0phrおよび粘着付与剤2.0phrを含む
白色ゴム配合物と混合した。SPBD部分には、抗酸化
剤2.0phr(SPBD)、二酸化チタン30.0p
hr(SPBD)、ステアリン酸1.0phr(SPB
D)を含んで配合した。
【0034】次に、製造されたSPBD/ゴム配合物を
酸化亜鉛5.0phr、硫黄1.2phrおよび促進剤
1.93phrと配合した。製造された製造用配合物を
射出成形して未硬化の6インチ(15.24cm)×6
インチ(15.24cm)×厚み0.125インチ(3
.18mm)の試験プレートを得た。未硬化SPBD/
ゴム配合物の物理的性質を表Iに報告する。
【0035】
【0036】実施例3を対照として行ない、SPBDを
全く含まなかった。引張強さおよび伸びをASTM  
D−412によって測定した。三日月形引裂強さ(初期
引裂抵抗)をASTM  D−1004によって測定し
た。 パンタロン形引裂強さ(引裂き抵抗)をASTM  D
−1938によって測定した。
【0037】引張強さ、モジュラス、引裂強さおよび硬
さのような機械的特性は、試料が硬化であるか未硬化で
あるかにかかわらず、配合物中のSPBD含量が増加す
るにしたがって増大する。これらの特性の変化は一層硬
質のSPBDマトリックスの配合によるものである。
【0038】ポリマー配合物での応力−歪データは、変
曲域に続く最初の直線部分、そして次の、未硬化および
硬化双方の試料での伸びによる応力の漸次の上昇を示す
。最初の直線部分の勾配はSPBD含量が増加するにし
たがって増大する。変曲域は連鎖および微結晶の延長が
開始する降伏点を示す。33/67配合物においてさえ
も、SPBDは強度特性にかなり寄与している。したが
って、SPBDが連続マトリックスを形成しているのは
明らかである。未架橋試料では、ゴムは強度が不十分で
あり、したがって、機械的強度には寄与していない。
【0039】引裂強さ(ダイCおよびパンタロン形)は
SPBD含量が増加するにしたがい(試料中の全結晶化
度に関連して)増大する。未硬化試料の引裂抵抗(ダイ
C)は硬化試料とほぼ同程度に良好である。引裂抵抗(
パンタロン形)は、未処理試料でかなり優れている。
【0040】
【実施例7〜9】SPBD/ゴム配合物の研究において
、SPBDは連続相を形成し且つゴムは分散相を形成し
ており、対照についての物理的特性の急上昇が観察され
る。未架橋の場合のゴムは強度が不十分であり、したが
って、機械的特性に寄与していない。しかしながら、熱
可塑性SPBDは強度特性にかなり寄与している。した
がって、50/50のSPBD/ゴム配合物中の融点が
122℃のSPBDを融点が86℃のSPBDと置き換
えることが、機械的特性およびポリマー加工でのその影
響と一緒に研究された。
【0041】
【0042】融点が122℃のSPBDを融点が86℃
のSPBDと置き換えることは配合物の機械的強度特性
を僅かに低下させる。硬化および未硬化試料での50%
引張モジュラスは、低い歪度での配合物の類似性および
一層低い濃度の結晶性SPBDを用いることの影響を示
す。しかしながら、未処理試料の極限引張強さは硬化試
験片での半分であった。
【0043】試料を架橋させることはこれらの配合物の
弾性を増加させ、それによって、三日月形引裂強度(初
期の引裂抵抗性)を増加させる。逆に、未硬化試験片で
のパンタロン形引裂強さ値(引裂抵抗)は硬化試料の値
の2倍であり、架橋の影響および網状構造の順序配列を
反映している。
【0044】未処理および硬化試料はいずれも、7日間
の20%伸びでの静的オゾン試験に亀裂を示すことなく
合格した。この試験での目標は3日間である。
【0045】融点122℃のSPBDに対して増加する
濃度の融点87℃のSPBDを含む硬化成分は一層低い
耐磨耗性または磨耗による一層高い材料容積の損失を示
す。これは一層低い融点のSPBDの利用に関係した一
層低い水準の結晶化度を反映している。
【0046】SPBD/ゴム配合物の試料を、室温およ
び160°Fでの剥離接着性について試験を行なってブ
チル側壁配合物に対する接着性を評価した。剥離強さは
白色配合物に用いられるSPBDポリマーの種類に応じ
て、室温では22〜30ppi、160°Fでは11〜
19ppiである。最も優れた値は融点122℃のSP
BDを含む配合物で得られた。いずれの試験でも、白色
ゴム引裂強さは不合格の形態であった。
【0047】実施例3および実施例7〜9において、5
0/50のSPBD/ゴム配合物について数種類の高温
度で応力/歪試験を行なうことにより、配合物の架橋性
/結晶性を確認する。(表III)
【0048】
【0049】150℃での引張モジュラス値は対照と比
較すると配合物でのモジュラスと等しいことを示す。こ
の温度では、SPBD結晶化度は本質的に除外されるが
、ポリマー間の架橋は、配合物でのモジュラスが対照で
のそれよりも顕著に低くはないので、生じたはずである
。SPBDが、一層低温度で単独にモジュラスを生じる
結晶化度に依存した未架橋熱可塑性樹脂だけであるなら
ば、低下したモジュラスが予想されると思われる。更に
、100℃で試験を行なうことにより、用いられたSP
BDポリマーの融点の差が識別される。融点122℃の
SPBDとの配合物のモジュラスは融点がわずか86℃
のSPBDとの配合物と比較すると一層高い。
【0050】実施例7〜9において、実験を行なって、
シンジオタクチックポリブタジエン(SPBD)/ゴム
白色側壁を側壁ゴム配合物上に後適用するのに必要な条
件を確認した。長さ6インチ(15.2cm)、幅1イ
ンチ(2.54cm)、厚み0.063インチ(1.6
mm)の未処理白色側壁試験ストリップを、タイヤの白
色側壁溝の含有容量を模擬するのに用いられる金属プレ
ートの窪ませた溝に入れた。次に、入れられたストリッ
プを、ブラダー(bladder)金型装置中のゴム側
壁配合物の6インチ(15.2cm)×6インチ(15
.2cm)のスラブ上にプレスした。可変温度成形機を
用いて数種類の温度での接着性を研究した。
【0051】研究により、接着強さに適当なプレス温度
、圧力および時間の最小値を測定した。実施例7の製造
された圧縮成形白色側壁試料を、ポリブタジエン/天然
ゴム側壁配合物の部分的に硬化させたスラブ上で温度3
00°F(149℃)および350°F(177℃)、
圧力30〜90psi(2.07×105Pa〜6.2
1×105Pa)で2〜9分間プレスした。次に、試料
について剥離接着強さ用インストロンで試験を行なった
。試料結果を表IVに示す。データ動向は、剥離接着強
さが一層高い温度およびプレス時間でかなり改良される
が、圧力によって大きく影響されないということを示す
。この配合物を350°F(177℃)および30ps
i(2.07×105Pa)で3分間プレスすると、適
当な接着強さが得られる。
【0052】
【0053】実験を行なって、染色性ポリブタジエン/
天然ゴムおよび非染色性ハロブチル/天然ゴム側壁配合
物に接着するのに最も優れた白色側壁配合物を確認した
。SPBDを含む白色側壁配合物を75トン(68,0
00kg)のファン・ドーン(Van  Dorn)射
出成形機で射出成形して厚み0.063インチ(1.6
mm)の未処理スラブを得た。6インチ(15.2cm
)×幅1インチ(2.54cm)の試験用ストリップを
これらのスラブから製造し、完全に硬化させたポリブタ
ジエン/天然ゴムおよび非染色性ハロブチル/天然ゴム
に、前記に記載した条件によって結合させた。試料につ
いて室温、160°F(71℃)で、そして212°F
(100℃)で72時間の加熱老化後に試験を行なった
。この実験の結果を表Vに示す。
【0054】
【0055】3種類の白色側壁配合物から製造された試
料はいずれも、種々の程度の白色側壁引裂強さおよび/
または支持素材への白色の浸透による破損機序が好都合
であった。しかしながら、実施例9は、その特に高い老
化および非老化剥離接着強さゆえに優れている。160
°F(71℃)では全部の試料の接着強さが低いが、白
色側壁の破損は接着破損ではなく引裂のためであった。
【0056】ロウおよびシリコーン基剤離型剤を別個の
実験でプレス板に適用して離型剤の接着性への影響を試
験した。ゴム支持体を硬化させるのに用いられるプレス
板に離型剤を塗布し且つ乾燥させた。ゴム支持体を30
0°F(149℃)でのプレートの間でプレスし、白色
側壁ストリップが入っているブラダー金型装置に適用し
た。成形後、試料に剥離接着試験を行なった。剥離接着
強さの急激な減少が生じた。これはタイヤの洗浄または
バフ磨きの必要性を示し且つ離型剤を用いる場合に、タ
イヤ成形機から直接得られるタイヤに白色側壁を後適用
する可能性を除外する。
【0057】実施例7〜9において、SPBD配合物は
通常のバンバリーミキサー、ミル、カレンダー装置およ
び射出成形機で加工することができる。しかしながら、
SPBDの融点範囲に応じて一層高い加工温度が必要で
ある。この理由のために、スコーチ時間を延長すること
は有益である。したがって、SPBD/ゴム配合物に用
いられる硬化系は、通常の白色側壁の硬化性能につりあ
うように調整する必要があり、さもなければ、表層剥離
および/またはふくれが熱処理によって生じることがあ
る。製造された製造用配合物のモンサント硬化性を表V
Iに示す。
【0058】
【0059】モンサント・キュアー・レオメーターを3
02°F(150℃)、1度アークおよび100サイク
ル/分、試験時間60分間で運転した。表IIIに記載
した配合物に用いられる硬化パッケージを、その配合物
へのSPBDの添加を反映するように調整した。SPB
Dを、充填剤としてではなく架橋性ポリマーとして処理
した。SPBD/ゴム配合物には、通常のタイヤの黒色
側壁に用いられる標準白色側壁配合物の硬化時間と本質
的に等しい硬化時間(T90)が必要である。実施例7
〜9について、SPBD配合物を加工するためには一層
高度な加工条件が必要である。一層低い融点のSPBD
の利用は、特定の温度および剪断速度での見掛粘度を減
少させる。このデータを表VIIに報告する。
【0060】
【0061】粘度測定値はMPT(モンサント加工性試
験機)で得られた。それは温度および剪断速度の加工条
件下で配合物の粘度を測定するのに設計された定速度細
管レオメーターである。粘度は細管ダイへの入り口での
所定の流量での圧力によって測定される。ミクロプロセ
ッサーで試験を制御し、予めプログラム化された試験を
4種類の異なる剪断速度で行なった(15.3、50.
4、168.0および550.0  1/秒)。
【0062】数グラムをMPTバレルに入れ且つ5分間
予備加熱して溶融均質性を確実にした。この研究で用い
られたダイの直径は0.0787インチ(2.00mm
)、L/Dは16:1であり、流入角度90/60であ
る。試験は増加分10℃での120℃〜140℃の温度
で行なった。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  タイヤの側壁に装飾用デザインを有す
    るニューマチックゴムタイヤの製造法であって、(a)
    装飾用デザインを硬化タイヤの側壁に適用し、(b)装
    飾用デザインを加熱および加圧によって側壁に結合させ
    ることを含み、その装飾用デザインが、融点が約70℃
    〜約160℃の範囲内であるシンジオタクチック1,2
    −ポリブタジエンを約25重量%〜約75重量%および
    前記のシンジオタクチック1,2−ポリブタジエン、少
    なくとも1種類の顔料または着色剤、硫黄および酸化亜
    鉛と同時硬化性である少なくとも1種類のポリジエンゴ
    ムを25重量%〜約75重量%含む製造法。
  2. 【請求項2】  ゴムがシス−1,4−ポリブタジエン
    である請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】  ポリジエンゴムがスチレン−ブタジエ
    ンゴムである請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】  ポリジエンゴムが天然ゴムまたは合成
    ポリイソプレンである請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】  ポリジエンゴムがハロブチルゴム、天
    然ゴムおよびEPDMゴムの配合物である請求項1記載
    の方法。
  6. 【請求項6】  ハロブチルゴムがクロロブチルゴムで
    ある請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】  ゴムが、クロロブチルゴム約30〜約
    80重量%、天然ゴム約15〜約55重量%およびEP
    DMゴム約2〜約10重量%を含む請求項6記載の方法
  8. 【請求項8】  配合物がシンジオタクチック1,2−
    ポリブタジエン約33重量%〜約67重量%を含む請求
    項7記載の方法。
  9. 【請求項9】  ゴムがクロロブチルゴム約55重量%
    〜約65重量%、天然ゴム約25重量%〜約45重量%
    およびEPDMゴム約3重量%〜約7重量%を含む請求
    項8記載の方法。
  10. 【請求項10】  前記の配合物がシンジオタクチック
    1,2−ポリブタジエンまたはSPBDの配合物を約4
    5重量%〜約55重量%含む請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】  シンジオタクチック1,2−ポリブ
    タジエンまたはSPBDの配合物の融点が、約70℃〜
    約160℃の範囲内である請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】  シンジオタクチック1,2−ポリブ
    タジエンまたはSPBDの配合物の融点が、約75℃〜
    約150℃の範囲内である請求項10記載の方法。
  13. 【請求項13】  顔料または着色剤が二酸化チタンで
    ある請求項10記載の方法。
  14. 【請求項14】  着色剤がジアリリドイエロー17、
    フタロシブルー15、ジアリリドオレンジ13およびパ
    ームレッド28から成る群より選択される請求項10記
    載の方法。
  15. 【請求項15】  シンジオタクチック1,2−ポリブ
    タジエンまたはSPBDの配合物の融点が、約80℃〜
    約125℃の範囲内である請求項10記載の方法。
  16. 【請求項16】  装飾用デザインを段階(b)におい
    て約100℃〜約300℃の範囲内である温度で側壁に
    結合させる請求項1記載の方法。
  17. 【請求項17】  装飾用デザインを段階(b)におい
    て約125℃〜約225℃の範囲内である温度で側壁に
    結合させる請求項1記載の方法。
  18. 【請求項18】  装飾用デザインを段階(b)におい
    て約150℃〜約175℃の範囲内である温度で側壁に
    結合させる請求項1記載の方法。
  19. 【請求項19】  段階(b)での熱および圧力を約0
    .5分間〜約20分間の間加える請求項1記載の方法。
  20. 【請求項20】  段階(b)での熱および圧力を約1
    分間〜約10分間の間加える請求項1記載の方法。
  21. 【請求項21】  段階(b)での熱および圧力を約2
    分間〜約8分間の間加える請求項1記載の方法。
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