JPH04221407A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JPH04221407A JPH04221407A JP41183590A JP41183590A JPH04221407A JP H04221407 A JPH04221407 A JP H04221407A JP 41183590 A JP41183590 A JP 41183590A JP 41183590 A JP41183590 A JP 41183590A JP H04221407 A JPH04221407 A JP H04221407A
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- Japan
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- magnetic
- head
- slider case
- case
- film
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- Withdrawn
Links
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- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims abstract description 14
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 14
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- 238000007747 plating Methods 0.000 description 5
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計算機の外部記憶
装置として用いられるフロッピーディスク装置用フロッ
ピーヘッド、ハードディスク用ヘッド、あるいはその他
の用途に使用可能な磁気ヘッドに関する。
装置として用いられるフロッピーディスク装置用フロッ
ピーヘッド、ハードディスク用ヘッド、あるいはその他
の用途に使用可能な磁気ヘッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、フロッピーヘッド等においてはヘ
ッドコアに巻線を施したヘッド本体部をフロッピーディ
スク等の磁気記録媒体に対面するスライダ兼用ケースに
設ける構造が知られている。この場合、そのスライダ兼
用ケースをフェライトで構成するかあるいはセラミック
等のスライダ兼用ケースの外側にフェライトリングを設
ける等して磁気シールド効果により磁気ヘッドのＳ／Ｎ
（信号対雑音比）を改善することが行なわれていた。
ッドコアに巻線を施したヘッド本体部をフロッピーディ
スク等の磁気記録媒体に対面するスライダ兼用ケースに
設ける構造が知られている。この場合、そのスライダ兼
用ケースをフェライトで構成するかあるいはセラミック
等のスライダ兼用ケースの外側にフェライトリングを設
ける等して磁気シールド効果により磁気ヘッドのＳ／Ｎ
（信号対雑音比）を改善することが行なわれていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スライダ兼
用ケースをフェライトで構成したりスライダ兼用ケース
の外側にフェライトリングを設ける従来構造の場合、そ
の磁気シールド効果により外部ノイズの低減を図ること
ができるが、静電シールド効果は少ない嫌いがあり、ま
たヘッドコアに巻線を施したヘッド本体部自体のインダ
クタンスがフェライトのスライダ兼用ケースやフェライ
トリングにより増大してしまうため、磁気ヘッドの書き
込み電流波形の立ち上がりが悪くなったり、Ｏ／Ｗ特性
（オーバーライト特性）が悪化したりする嫌いがあった
。
用ケースをフェライトで構成したりスライダ兼用ケース
の外側にフェライトリングを設ける従来構造の場合、そ
の磁気シールド効果により外部ノイズの低減を図ること
ができるが、静電シールド効果は少ない嫌いがあり、ま
たヘッドコアに巻線を施したヘッド本体部自体のインダ
クタンスがフェライトのスライダ兼用ケースやフェライ
トリングにより増大してしまうため、磁気ヘッドの書き
込み電流波形の立ち上がりが悪くなったり、Ｏ／Ｗ特性
（オーバーライト特性）が悪化したりする嫌いがあった
。
【０００４】本発明は、上記の点に鑑み、ヘッド本体部
を磁気シールドするとともに静電シールドすることが可
能で、Ｓ／Ｎの改善を図ることができ、またヘッド本体
部のインダクタンスの増大の防止を図り、書き込み波形
の立ち上がりの改善やオーバーライト特性の改善も可能
な磁気ヘッドを提供することを目的とする。
を磁気シールドするとともに静電シールドすることが可
能で、Ｓ／Ｎの改善を図ることができ、またヘッド本体
部のインダクタンスの増大の防止を図り、書き込み波形
の立ち上がりの改善やオーバーライト特性の改善も可能
な磁気ヘッドを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項１の磁気ヘッドは、ヘッドコア
に巻線を施したヘッド本体部を、磁気記録媒体に対面す
るスライダ兼用ケースに設けた場合において、前記スラ
イダ兼用ケースを磁性材で構成するとともに、前記スラ
イダ兼用ケースの少なくとも前記巻線を囲む内壁面に非
磁性導体板乃至膜を設けた構成としている。
に、本発明に係る請求項１の磁気ヘッドは、ヘッドコア
に巻線を施したヘッド本体部を、磁気記録媒体に対面す
るスライダ兼用ケースに設けた場合において、前記スラ
イダ兼用ケースを磁性材で構成するとともに、前記スラ
イダ兼用ケースの少なくとも前記巻線を囲む内壁面に非
磁性導体板乃至膜を設けた構成としている。
【０００６】また、本発明に係る請求項２の磁気ヘッド
は、ヘッドコアに巻線を施したヘッド本体部を、磁気記
録媒体に対面するスライダ兼用ケースに設けた場合にお
いて、前記スライダ兼用ケースの周囲に磁性材リングを
設けるとともに、前記磁性材リングの少なくとも内壁面
に非磁性導体板乃至膜を設けた構成としている。
は、ヘッドコアに巻線を施したヘッド本体部を、磁気記
録媒体に対面するスライダ兼用ケースに設けた場合にお
いて、前記スライダ兼用ケースの周囲に磁性材リングを
設けるとともに、前記磁性材リングの少なくとも内壁面
に非磁性導体板乃至膜を設けた構成としている。
【０００７】
【作用】本発明の磁気ヘッドにおいては、磁性材のスラ
イダ兼用ケース、もしくは磁性材リングを外側に設けた
非磁性スライダ兼用ケースを用いた場合、ヘッド本体部
の巻線を取り囲む磁性材の少なくとも内壁面に非磁性導
体板を接着等で配置するかあるいは非磁性導体膜をめっ
き等で被着形成したりすることにより、磁性材による磁
気シールド効果に加え、非磁性導体板乃至膜による静電
シールド効果も得ることができる。このため、外部ノイ
ズを確実に遮断し、磁気ヘッドのＳ／Ｎを改善すること
ができる。また、非磁性導体板乃至膜がヘッド本体部の
巻線を取り囲む形となるため、ヘッド本体部のインダク
タンスは増大せず、磁性材のスライダ兼用ケースをその
まま使用した従来構造に比べ、書き込み波形における電
流の立ち上がりを速くすることができ、また、オーバー
ライト特性を改善することができる。
イダ兼用ケース、もしくは磁性材リングを外側に設けた
非磁性スライダ兼用ケースを用いた場合、ヘッド本体部
の巻線を取り囲む磁性材の少なくとも内壁面に非磁性導
体板を接着等で配置するかあるいは非磁性導体膜をめっ
き等で被着形成したりすることにより、磁性材による磁
気シールド効果に加え、非磁性導体板乃至膜による静電
シールド効果も得ることができる。このため、外部ノイ
ズを確実に遮断し、磁気ヘッドのＳ／Ｎを改善すること
ができる。また、非磁性導体板乃至膜がヘッド本体部の
巻線を取り囲む形となるため、ヘッド本体部のインダク
タンスは増大せず、磁性材のスライダ兼用ケースをその
まま使用した従来構造に比べ、書き込み波形における電
流の立ち上がりを速くすることができ、また、オーバー
ライト特性を改善することができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明に係る磁気ヘッドの実施例をフ
ロッピーヘッドの場合を例にとって説明する。
ロッピーヘッドの場合を例にとって説明する。
【０００９】図１乃至図４において、１は磁性材として
のフェライトで構成したスライダ兼用ケース、２はその
内部に収納固定されるヘッド本体部である。スライダ兼
用ケース１は上面に大きく開口したヘッド本体部収納用
凹部３を有するとともに、磁気記録媒体としてのフロッ
ピーディスクに対面する底面には２本のレール４Ａ，４
Ｂが形成され、一方のレール４Ａに前記ヘッド本体部２
のヘッドコア５が露出する窓６が形成されている。前記
ヘッド本体部２はＩ型フェライトコア７にＬ型フェライ
トコア８Ａ，８Ｂを接合してヘッドコア５とし、図４の
ように、トラック幅を規制する如くガラス９Ａ，９Ｂ，
９Ｃを充填して記録再生ギャップＧｒ、及びその両側に
消去ギャップＧｅをそれぞれ形成し、さらに記録再生用
巻線１０Ａ及び消去用巻線１０Ｂ、及びバックコア１６
を設けたものである（図１ではバックコアの図示は省略
）。記録再生用巻線１０ＡはＬ型フェライトコア８Ａに
、消去用巻線１０ＢはＬ型フェライトコア８Ｂにそれぞ
れ巻装される。さらに、前記スライダ兼用ケース１のヘ
ッド本体部収納凹部３の内壁面には銅等の非磁性導体膜
１５がめっき等により被着形成されている。前記ヘッド
本体部２は凹部３の内面に突出した位置決め用リブ１１
を利用して位置決め状態にてスライダ兼用ケース１内に
接着剤等で取り付け固定される。
のフェライトで構成したスライダ兼用ケース、２はその
内部に収納固定されるヘッド本体部である。スライダ兼
用ケース１は上面に大きく開口したヘッド本体部収納用
凹部３を有するとともに、磁気記録媒体としてのフロッ
ピーディスクに対面する底面には２本のレール４Ａ，４
Ｂが形成され、一方のレール４Ａに前記ヘッド本体部２
のヘッドコア５が露出する窓６が形成されている。前記
ヘッド本体部２はＩ型フェライトコア７にＬ型フェライ
トコア８Ａ，８Ｂを接合してヘッドコア５とし、図４の
ように、トラック幅を規制する如くガラス９Ａ，９Ｂ，
９Ｃを充填して記録再生ギャップＧｒ、及びその両側に
消去ギャップＧｅをそれぞれ形成し、さらに記録再生用
巻線１０Ａ及び消去用巻線１０Ｂ、及びバックコア１６
を設けたものである（図１ではバックコアの図示は省略
）。記録再生用巻線１０ＡはＬ型フェライトコア８Ａに
、消去用巻線１０ＢはＬ型フェライトコア８Ｂにそれぞ
れ巻装される。さらに、前記スライダ兼用ケース１のヘ
ッド本体部収納凹部３の内壁面には銅等の非磁性導体膜
１５がめっき等により被着形成されている。前記ヘッド
本体部２は凹部３の内面に突出した位置決め用リブ１１
を利用して位置決め状態にてスライダ兼用ケース１内に
接着剤等で取り付け固定される。
【００１０】上記実施例によれば、フェライト製のスラ
イダ兼用ケース１の内壁面に非磁性導体膜１５を形成し
たことにより、フェライトのスライダ兼用ケース１によ
る磁気シールドに加えて巻線１０Ａ，１０Ｂを囲む非磁
性導体膜１５による静電シールドを行うことができ、外
部ノイズの遮断効果の向上を図ることができる。また、
非磁性導体膜１５でスライダ兼用ケース１の内側がリン
グ状に囲まれることにより、各巻線１０Ａ，１０Ｂのイ
ンダクタンスの増大を防止することができる。この結果
、図５実線のように巻線１０Ａを持つ記録再生ヘッド部
の書き込み電流波形の立ち上がりを、点線で示された非
磁性導体膜のない従来品に比べ速くすることができる。 また、図６実線のようにＯ／Ｗ特性（オバーライト特性
）も、点線で示される非磁性導体膜のない従来品の特性
に比べて改善することができる。
イダ兼用ケース１の内壁面に非磁性導体膜１５を形成し
たことにより、フェライトのスライダ兼用ケース１によ
る磁気シールドに加えて巻線１０Ａ，１０Ｂを囲む非磁
性導体膜１５による静電シールドを行うことができ、外
部ノイズの遮断効果の向上を図ることができる。また、
非磁性導体膜１５でスライダ兼用ケース１の内側がリン
グ状に囲まれることにより、各巻線１０Ａ，１０Ｂのイ
ンダクタンスの増大を防止することができる。この結果
、図５実線のように巻線１０Ａを持つ記録再生ヘッド部
の書き込み電流波形の立ち上がりを、点線で示された非
磁性導体膜のない従来品に比べ速くすることができる。 また、図６実線のようにＯ／Ｗ特性（オバーライト特性
）も、点線で示される非磁性導体膜のない従来品の特性
に比べて改善することができる。
【００１１】図７及び図８は本発明の他の実施例を示す
。この場合、内面に非磁性導体膜２１をめっき等で被着
形成したフェライトリング２０がセラミック等の非磁性
スライダ兼用ケース１Ａの外側に接着剤等で接着固定さ
れている。非磁性スライダ兼用ケース１Ａの形状や内部
にヘッド本体部２が収納される構造等は前述の実施例と
同様である。この図７及び図８に示した実施例において
も非磁性導体膜２１が静電シールド効果を上げることが
できるとともに、ヘッド本体部のインダクタンスの増大
を防止できる作用を果たすことができ、前述の実施例と
同様の作用効果を得ることができる。
。この場合、内面に非磁性導体膜２１をめっき等で被着
形成したフェライトリング２０がセラミック等の非磁性
スライダ兼用ケース１Ａの外側に接着剤等で接着固定さ
れている。非磁性スライダ兼用ケース１Ａの形状や内部
にヘッド本体部２が収納される構造等は前述の実施例と
同様である。この図７及び図８に示した実施例において
も非磁性導体膜２１が静電シールド効果を上げることが
できるとともに、ヘッド本体部のインダクタンスの増大
を防止できる作用を果たすことができ、前述の実施例と
同様の作用効果を得ることができる。
【００１２】なお、非磁性導体膜をめっき等で被着形成
する代わりに、導電性接着剤を２μ以上塗布しても良い
し、薄い非磁性導体板をスライダ兼用ケース内面やフェ
ライトリング内面に接着剤等で貼り付けたりしても良い
。また、非磁性導体膜をスライダ兼用ケースやフェライ
トリングに設ける場合に、それらの全表面にめっき等で
形成するようにしても差し支えない。
する代わりに、導電性接着剤を２μ以上塗布しても良い
し、薄い非磁性導体板をスライダ兼用ケース内面やフェ
ライトリング内面に接着剤等で貼り付けたりしても良い
。また、非磁性導体膜をスライダ兼用ケースやフェライ
トリングに設ける場合に、それらの全表面にめっき等で
形成するようにしても差し支えない。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ヘッ
ドによれば、ヘッド本体部を磁気的及び静電的に確実に
シールドすることができ、外部ノイズを確実に遮断して
、Ｓ／Ｎの向上を図ることができる。また、磁性材の内
側において、非磁性導体板乃至膜でヘッド本体部の巻線
を囲むことになるため、ヘッド本体部のインダクタンス
の増加を防止でき、書き込み電流波形の立ち上がりを良
好にし、さらにオーバーライト特性を改善することがで
きる。
ドによれば、ヘッド本体部を磁気的及び静電的に確実に
シールドすることができ、外部ノイズを確実に遮断して
、Ｓ／Ｎの向上を図ることができる。また、磁性材の内
側において、非磁性導体板乃至膜でヘッド本体部の巻線
を囲むことになるため、ヘッド本体部のインダクタンス
の増加を防止でき、書き込み電流波形の立ち上がりを良
好にし、さらにオーバーライト特性を改善することがで
きる。
【図１】本発明に係る磁気ヘッドの実施例を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図２】同正断面図である。
【図３】同側断面図である。
【図４】同底面図である。
【図５】実施例の場合の書き込み電流波形の立ち上がり
を従来品と比較して示す説明図である。
を従来品と比較して示す説明図である。
【図６】実施例の場合のオーバーライト特性を従来品と
比較して示す説明図である。
比較して示す説明図である。
【図７】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図８】同正断面図である。
１，１Ａ スライダ兼用ケース
２ ヘッド本体部
３ ヘッド本体部収納用凹部
５ ヘッドコア
１０Ａ，１０Ｂ 巻線
１５，２１ 導体膜
２０ フェライトリング
Claims (2)
- 【請求項１】 ヘッドコアに巻線を施したヘッド本体
部を、磁気記録媒体に対面するスライダ兼用ケースに設
けた磁気ヘッドにおいて、前記スライダ兼用ケースを磁
性材で構成するとともに、前記スライダ兼用ケースの少
なくとも前記巻線を囲む内壁面に非磁性導体板乃至膜を
設けたことを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項２】 ヘッドコアに巻線を施したヘッド本体
部を、磁気記録媒体に対面するスライダ兼用ケースに設
けた磁気ヘッドにおいて、前記スライダ兼用ケースの周
囲に磁性材リングを設けるとともに、前記磁性材リング
の少なくとも内壁面に非磁性導体板乃至膜を設けたこと
を特徴とする磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41183590A JPH04221407A (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41183590A JPH04221407A (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04221407A true JPH04221407A (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=18520768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41183590A Withdrawn JPH04221407A (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04221407A (ja) |
-
1990
- 1990-12-20 JP JP41183590A patent/JPH04221407A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980312 |