JPH04220540A - 圧力センサ及びその製造法 - Google Patents

圧力センサ及びその製造法

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JPH04220540A
JPH04220540A JP41188490A JP41188490A JPH04220540A JP H04220540 A JPH04220540 A JP H04220540A JP 41188490 A JP41188490 A JP 41188490A JP 41188490 A JP41188490 A JP 41188490A JP H04220540 A JPH04220540 A JP H04220540A
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Akinori Kogori
昭則 古郡
Yoshiaki Tasai
義明 太斎
Yukio Watabe
幸雄 渡部
Masaki Furusawa
正樹 古沢
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧力検知用半導体素子
を備えた圧力センサに関し、特に冷凍機や油圧機器等に
おける圧力検出に用いられる圧力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来油圧等の検出用として圧力検知用半
導体素子を備えた圧力センサが用いられている。こうし
た従来の圧力センサは、例えば図2のように、ケーシン
グa内に半導体素子bを支持するヘッダcが固定され、
更にケーシングaにはシリコーンオイルのような圧力伝
導媒体dを充填したのち鋼球eなどを圧入して封止し、
圧力流体が直接に圧力伝導媒体dと接触しないようにシ
ールダイアフラムfを設けたものがある。
【0003】しかしこのような圧力センサは、圧力伝導
媒体の封入量が比較的に多くて熱膨張のために測定誤差
が出やすいところから、図3のように半導体素子bの周
辺のみをダイアフラムfで覆うことにより圧力伝導媒体
dの封入量を減らすようにしたものもある。
【0004】ところがこれら従来の圧力センサは、使用
する際に圧力流体の圧力がそのまま圧力伝導媒体に加わ
るために、圧力伝導媒体が封止部から漏れ易く、長期間
使用していると圧力センサの特性が変化してしまうこと
が起こる。そしてまた、圧力伝導媒体をより確実に封止
しようとすると構造が複雑になって圧力センサ自体も大
型となるばかりでなく、ケーシングやヘッダも耐圧性の
高い構造のものとする必要がある等の不利があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
技術における問題点の解消を図ったもので、圧力センサ
自体を小型化すると同時に圧力伝導媒体の使用量を少な
くし、かつ圧力伝導媒体の漏れがなくて高性能が維持で
きる圧力センサを提供することを目的とした。そして更
には、かかる高性能の圧力センサを効率よく組み立てる
ことができる製造法を提供することを第2の目的とした
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の圧力センサは、圧力流体に接する金属ダ
イアフラムを備え、該ダイアフラムと圧力検知用半導体
素子との間に圧力伝導媒体を封入してなる圧力センサに
おいて、該半導体素子を支持するフランジ付のヘッダと
、該ダイアフラムと該ヘッダとを圧力伝導媒体の封入空
間を介して支持し該封入空間と外周面とを連絡する圧力
伝導媒体用封入透孔を側壁に設けた上アイレットと、該
封入透孔の外側開口部に圧入された栓体と、該ヘッダを
該上アイレットに対して固定する下アイレットと、該上
アイレットの外周に嵌着されて該栓体を支持しかつ該ダ
イアフラムとの間に圧力流体導入室を形成するケーシン
グとを備え、該上アイレットと該ケーシングとが外気と
接する部位で気密に結合してなることを特徴とする。
【0007】そして更に、かかる本発明の圧力センサは
、上アイレットとダイアフラムとを結合する工程と、上
アイレットとヘッダと下アイレットとをそれらの周縁部
で溶着結合する工程と、封入透孔を介して封入空間内に
圧力伝導媒体を封入したのち封入透孔の外側開口部に栓
体を圧入する工程と、上アイレットの外周にケーシング
を嵌着したのちこれらをその周縁部で溶着結合する工程
とを備えたことを特徴とする製造法によって組み立てる
ことができる。
【0008】
【作用】本発明の圧力センサは、圧力伝導媒体用封入透
孔を側壁に設けた上アイレットの上下にダイアフラムと
半導体素子を支持するヘッダとを結合して、その間に小
さな圧力伝導媒体の封入空間を形成してあるので、封入
される圧力伝導媒体は少量で済む。そして圧力伝導媒体
を封入するための透孔は、例えば鋼球などの栓体を圧入
して封止されているが、この栓体は上アイレットの外周
に接しているケーシング内壁面により支持されているた
めに抜け出ることはない。その上、ケーシングとダイア
フラムとの間に形成された圧力流体導入室内に加わる圧
力は、ケーシング内壁面と上アイレットの外周面との隙
間を通じて栓体の外側にも加わるので、圧力流体の圧力
が如何に変化しても栓体の内外の圧力は常に釣合い、圧
力伝導媒体が漏れ出すようなことは起こらない。
【0009】
【実施例】本発明の圧力センサの例を、図1によって説
明する。図において、1はヘッダであり、その上面に取
り付けられた圧力検知用半導体素子10はヘッダ1を貫
通して気密にガラス封止された導線11,11に接続さ
れている。このヘッダ1は上アイレット2の内側に嵌合
していて、ヘッダ1の下部に形成されているフランジ1
aの上面が上アイレット2の底面に当接し、更にフラン
ジ1aの下面は下アイレット4に当接して、上アイレッ
ト2と下アイレット4との間に挟み込まれた状態となっ
ている。そのうえフランジ1aの周縁部は上アイレット
2と下アイレット4とに気密に溶接されている。
【0010】上アイレット2の上面にはダイアフラム6
が気密に固着されており、更にその上方にダイアフラム
6と間隔をおいて多孔板からなる保護カバー7が取り付
けてあるので、上アイレット2の内部空間はヘッダ1と
ダイアフラム6との間で密閉構造となり、圧力伝導媒体
の封入空間2aを形成している。また上アイレット2の
側壁には圧力伝導媒体用封入透孔2bが形成されて、上
記の封入空間2aから上アイレット2の外壁面まで通じ
ている。更に封入空間2aと封入透孔2bとには、たと
えばシリコーン油のような圧力伝導媒体8が充填してあ
り、封入透孔2bの外側開口部はたとえば鋼球のような
栓体3を圧入することによって封止されている。
【0011】このように組み立てられたセンサユニット
9は、上部に圧力導入口5aを備え内部が圧力流体導入
室5bを構成しているケーシング5内に挿着されて、ケ
ーシング5と上アイレット2の外壁下部との間が気密に
溶接されている。従って、圧力伝導媒体用封入透孔2b
の外側開口部にはケーシング5の内壁面が接しており、
栓体3が抜け出すような事故が防止でき、更にはケーシ
ング5の内壁と上アイレット2の外壁との隙間には圧力
流体導入室5b内と等しい圧力がかかるので、栓体3の
封止構造が耐圧性の小さい簡単なものであっても圧力伝
導媒体8が漏れ出すような恐れがない。
【0012】上記の構造を持つ本発明の圧力センサを製
造するにあたっては、まず上アイレット2とダイアフラ
ム6とをたとえば溶接などの方法で結合する工程と、上
アイレット2とヘッダ1と下アイレット4とをそれらの
周縁部でたとえば溶接などの方法で溶着結合する工程と
によってこれらの部品を組み立て、ついで封入透孔2b
を介して封入空間2a内に圧力伝導媒体8を封入したの
ち封入透孔2bの外側開口部に栓体3を圧入してセンサ
ユニット9を作成する。次にこのセンサユニット9につ
いて必要な性能試験をして不良品の選別を行ったうえケ
ーシング5内に挿入し、上アイレット2の外周にケーシ
ング5の内壁が接するように嵌着したのちこれらをその
周縁部でたとえば溶接などの方法で溶着結合する工程を
実施するのが効率的である。
【0013】
【発明の効果】本発明の圧力センサは以上詳細に説明し
たように、ヘッダを上アイレットと下アイレットとの間
に挟んでこれらの周縁部で溶着結合して固定するように
しており、圧力伝導媒体の封止構造を上アイレットに持
たせたうえ封止用の栓体の内外には差圧がかからないよ
うな構造を持たせたものであって、圧力伝導媒体の漏洩
を完全に防止し、また耐圧性をも高めるという2つの改
良を同時に達成することができた。
【0014】そしてまた、本発明の圧力センサの製造法
によれば、あらかじめ組み立てたセンサユニットの検査
を行なったのちに圧力センサの組み立てを行なうことが
容易にできるから、性能の揃った高品質の圧力センサを
効率よく製造することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧力センサの実施例の構造図である。
【図2】従来の圧力センサの1例の構造図である。
【図3】従来の圧力センサの他の例の構造図である。
【符号の説明】
1    ヘッダ 1a  フランジ 2    上アイレット 2a  圧力伝導媒体の封入空間 2b  圧力伝導媒体用封入透孔 3    栓体 4    下アイレット 5    ケーシング 5a  圧力導入口 5b  圧力流体導入室 6    ダイアフラム 7    保護カバー 8    圧力伝導媒体 9    センサユニット 10  圧力検知用半導体素子 11  導線 a    ケーシング b    半導体素子 c    ヘッダ d    圧力伝導媒体 e    鋼球 f    シールダイアフラム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  圧力流体に接する金属ダイアフラムを
    備え、該ダイアフラムと圧力検知用半導体素子との間に
    圧力伝導媒体を封入してなる圧力センサにおいて、該半
    導体素子を支持するフランジ付のヘッダと、該ダイアフ
    ラムと該ヘッダとを圧力伝導媒体の封入空間を介して支
    持し該封入空間と外周面とを連絡する圧力伝導媒体用封
    入透孔を側壁に設けた上アイレットと、該封入透孔の外
    側開口部に圧入された栓体と、該ヘッダを該上アイレッ
    トに対して固定する下アイレットと、該上アイレットの
    外周に嵌着されて該栓体を支持しかつ該ダイアフラムと
    の間に圧力流体導入室を形成するケーシングとを備え、
    該上アイレットと該ケーシングとが外気と接する部位で
    気密に結合してなることを特徴とする圧力センサ。
  2. 【請求項2】  上アイレットとダイアフラムとを結合
    する工程と、上アイレットとヘッダと下アイレットとを
    それらの周縁部で溶着結合する工程と、封入透孔を介し
    て封入空間内に圧力伝導媒体を封入したのち封入透孔の
    外側開口部に栓体を圧入する工程と、上アイレットの外
    周にケーシングを嵌着したのちこれらをその周縁部で溶
    着結合する工程とを備えたことを特徴とする請求項1記
    載の圧力センサの製造法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4717237B2 (ja) * 2001-03-26 2011-07-06 株式会社鷺宮製作所 圧力センサ用ダイヤフラム保護カバーおよび圧力センサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4717237B2 (ja) * 2001-03-26 2011-07-06 株式会社鷺宮製作所 圧力センサ用ダイヤフラム保護カバーおよび圧力センサ

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