JPH04219837A - データ引き継ぎ方式 - Google Patents

データ引き継ぎ方式

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JPH04219837A
JPH04219837A JP2411853A JP41185390A JPH04219837A JP H04219837 A JPH04219837 A JP H04219837A JP 2411853 A JP2411853 A JP 2411853A JP 41185390 A JP41185390 A JP 41185390A JP H04219837 A JPH04219837 A JP H04219837A
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JP
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JP2411853A
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Inventor
Masakazu Matsushita
松下 雅一
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旧データファイルから
データの一致性を保った状態で、該旧データファイルと
同一又は異なる書式の新データファイルにデータを引き
継ぐデータ引き継ぎ方式に関する。
【0002】近年、ニーズの多様化等に伴い、構内交換
機(PBX)システムは、電話に付随した豊富なサービ
スを提供するようになってきた。例えば、呼の種類によ
り該呼の接続を可能とするか或いは規制するかを予め設
定するサービス、内線から個別に局線番号を登録し、短
縮ダイヤルで自動発信ができる可変短縮ダイヤルサービ
ス、不在転送登録中の内線へ着信してきた呼を自動的に
他内線又は中継台へ転送する可変不在転送サービス等の
サービスである。このようなサービスを提供するために
必要な各種のデータは、交換機の記憶装置内に格納され
るデータファイルに設定される。
【0003】データファイルは交換機設計当初にその書
式が決定され、例えば、所定バイトを1ブロックとして
それぞれを各内線毎に割り当て、この1ブロック内に上
記サービス等に対応する各種のデータを配列して構成さ
れる。しかし、近時におけるサービス機能の拡張等に伴
い、1ブロックの大きさや各データに割り当てられてい
る領域の大きさでは全ての要望に応じることができない
場合が発生してきており、1ブロックの大きさを拡張し
、或いは、データの配列や各データに割り当てられてい
る領域の大きさを拡張したい場合がある。また、将来に
おいて、さらに拡張等を施す必要が生じることも考えら
れる。
【0004】そして、データファイルの書式に変更を施
すに際し、交換機システムにおいては、変更前後におけ
るデータの一致性が重要であり、有効なデータの引き継
ぎ方式が要望される。
【0005】
【従来の技術】図8は従来技術の説明図である。尚、同
図のデータ構成は一例である。同図(a)に示されてい
るように、現用のデータファイルの構成は、1ブロック
が4バイトで構成され、1ブロックが5つのエリアに区
分されている。そして、上位3バイトは4つのエリアに
区分されて、それぞれにクラス語1〜4が割り当てられ
、下位1バイトは将来の拡張に備えた予備エリアである
【0006】例えば、クラス語2にはサービスクラスが
設定されるが、現用のデータファイルではこれに3ビッ
トが割り当てられ、システムの拡張により、このクラス
語2を7ビットとし、4ビットの新クラス語5を追加す
る必要が生じたとすると、同図(b)に示されているよ
うに、新クラス語2の上位4ビット及び新クラス語5を
予備エリアにそれぞれ割り当て、旧データファイルのク
ラス語1〜4を新データファイルのクラス語1〜4に単
純複写することにより、データの互換性を補償したデー
タの引き継ぎを行っている。
【0007】しかし、この方式によると、新クラス語2
は該当ブロック中の2箇所に分割されて設定されている
ので、該新クラス語2の参照等を実施するプログラムは
、複雑な論理で新クラス語2を算出することとなり、即
ち、上記例の場合は、クラス語2はクラス語2の上位×
n(上記例では8)+クラス語2の下位として扱う必要
があり、プログラムが複雑化するという問題がある。 また、さらに機能追加が発生した場合を考えるとデータ
ファイルの構造やこれを参照等するプログラムは増々複
雑化することになる。
【0008】従って、データファイルやプログラムの複
雑化を回避したい場合には、データの互換性は補償され
ないが、データファイルの構造(書式)を変更する必要
がある。この場合において従来は、旧データファイル内
の全てのデータをプリントアウトして、新データファイ
ルに手作業で再設定し、あるいは、この再設定を行うプ
ログラムを準備して、作業者が旧/新データファイル名
等を指定して、該当するプログラムを起動させることに
より、データを新データファイルに引き継いでいた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、手作業により
データを新データファイルに引き継ぐものは、膨大な工
数を要するとともに、データの設定ミスが発生し、デー
タの一致性を害するという問題がある。
【0010】また、データ引き継ぎプログラムを用いて
データを引き継ぐものは、引き継ぎを行うべきデータフ
ァイルの種類は複数であり、それぞれについてデータ引
き継ぎプログラムが存在することになるから、指定すべ
きデータファイル名を間違えたり、起動すべきデータ引
き継ぎプログラムの指定を間違えたり、あるいは一部の
データファイルについてデータ引き継ぎを抜かしてしま
うことがあり、信頼性が低いという問題がある。また、
この作業も煩雑である。
【0011】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、データ引き継ぎに要する作業工数を低減する
とともに、データ引き継ぎ後のデータファイルの品質の
向上を図ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。同図において、11はデータ引き継ぎ元であ
る複数の旧データファイルである。旧データファイル1
1には、各データファイル11間でそれぞれを識別する
ための種別及びデータファイル11の版数(バージョン
)が設定されている。12はデータ引き継ぎ先である複
数の新データファイルであり、新データファイル12は
旧データファイル11に対応して設けられるものであり
、旧データファイル11の種別と同一の種別がそれぞれ
対応して設定されるとともに、旧データファイル11と
同一の版数又は異なる版数が設定される。旧データファ
イル11と新データファイル12の書式(データ構造)
は、版数が同一の場合には同一の書式であり、版数が異
なる場合には、同一又は異なる書式となる。
【0013】13は引き継ぎ処理手段であり、同一の版
数(例えば、版数1と版数1)又は相前後する版数(例
えば、版数1と版数2、版数2と版数3)間でデータを
引き継ぐために必要な処理を実行する手段であり、版数
が改訂される毎に順次増設される。
【0014】15は同一版数間、相前後する版数間及び
少なくとも1つの版数が介在する版数(例えば、版数1
と版数3、版数1と版数4)間で起動すべき1又は複数
の引き継ぎ処理手段13の属性を設定した引き継ぎ制御
テーブルである。この引き継ぎ制御テーブル15はデー
タファイル11,12の種別に対応してそれぞれ設けら
れる。
【0015】16は制御手段であり、制御手段16は、
データ引き継ぎを実施すべき新データファイル12に設
定されている種別を抽出し、この抽出した種別に基づき
、対応する引き継ぎ制御テーブル15を選択するととも
に、同一種別の旧データファイル11を選択し、当該旧
データファイル11及び新データファイル12に設定さ
れている版数をそれぞれ抽出する。そして、この抽出し
た版数に基づき、上記選択した引き継ぎ制御テーブル1
5から対応する一又は複数の属性を抽出する。さらに、
この抽出した属性に対応する引き継ぎ処理手段13を起
動する。抽出した属性が複数ある場合には、順次対応す
る引き継ぎ処理手段13を起動する。
【0016】
【作用】本発明によると、データの引き継ぎを行う際に
、制御手段16を起動することにより、制御手段16は
処理すべきデータファイル11,12に設定されている
種別及び版数に基づき、引き継ぎ制御テーブル15を検
索し、起動すべき引き継ぎ処理手段13の属性を得て、
該当する引き継ぎ処理手段13を起動するようにしてお
り、これら一連の処理は自動的に実施されるので、デー
タ引き継ぎに伴う工数を大幅に削減することができる。 また、それぞれのデータファイルについて確実にデータ
の引き継ぎを行うことができるようになる。
【0017】尚、一以上の版数が介在する版数間でデー
タの引き継ぎを実施する場合、例えば、版数1から版数
3へデータの引き継ぎを実施する場合には、引き継ぎ制
御テーブルの該当する箇所には二以上の属性が設定され
ており、上記の場合、版数1から版数2へデータの引き
継ぎを実施した後、版数2から版数3へデータの引き継
ぎを実施するようになっているので、版数1から版数3
へ直接データの引き継ぎを行うための引き継ぎ処理手段
を設ける必要はなく、効率的である。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0019】図2は本発明を電子交換機システムに適用
した場合におけるシステム構成を示し、同図において、
21はCPU、22はメインメモリ、23はIOコント
ローラ(IOC)、24は保守者等が各種コマンド等の
入力を行うための入力装置(MC)である。25及び2
6はハードディスク装置(HD)又はフロッピーディス
ク装置(FD)等のディスク装置であり、ディスク装置
25には、交換処理に付随する各種のサービスを提供す
るために必要なデータ、例えば、内線クラスデータ等が
設定されるデータファイル27,28が現運転中ファイ
ルとして格納されている。
【0020】ディスク装置26には、ディスク装置25
のデータファイル27,28のデータを引き継ぐべきデ
ータファイル(新ファイル)29,30が格納されると
ともに、データ引き継ぎ処理を実行するのに必要な複数
の引き継ぎ制御テーブル31からなる引き継ぎ情報32
、保守者等による該当するコマンドの入力により起動さ
れる引き継ぎメインプログラム33、及び複数の引き継
ぎ処理プログラム34,35,36が格納されている。
【0021】各データファイル27,28,29,30
は、データの種別、セーブ情報、版数(以下バージョン
ともいう)、及びデータ構造がそれぞれ設定されるディ
レクトリ27a,28a,29a,30aを有している
。セーブ情報としては、該当するデータファイルに対し
て如何なる処理も実施しない場合には「NS」、単に複
写する場合には「FS」、データの引き継ぎ処理を実施
する場合には「VS」として該当する情報が設定され、
版数としては改訂毎に順番に1,2,3,…が設定され
る。
【0022】この実施例においては、データファイル2
7及び29の種別は「データA」、データファイル28
及び30の種別は「データB」とし、データAについて
はデータ構造の変更は実施せず、データBについてはバ
ージョン1からバージョン2を経てバージョン3に至る
2回のデータ構造の変更を伴うバージョンアップが実施
されるものとする。
【0023】図3は引き継ぎメインプログラム33によ
る処理を示すフローチャートである。この引き継ぎメイ
ンプログラム33は保守者等による引き継ぎ処理実行コ
マンドの投入により起動され、当該コマンドを投入する
際に処理すべきデータファイルの種別がパラメータとし
て入力された場合には、該当するデータファイルを、パ
ラメータが入力されない場合には、ディスク装置26に
格納されているデータファイルを順次認識してそれぞれ
のファイルについて処理を順次行うようになっている。
【0024】処理すべきファイルの種別が決定したなら
ば、まず、新データファイル(引き継ぎ先であるデータ
ファイル)のディレクトリを読込み(ステップ301)
、セーブ属性を抽出し(ステップ302)、セーブ属性
が「NS」である場合には、このデータファイルについ
ての処理を終了し、「FS」である場合には、ステップ
303において、固定的な処理(例えば、単純複写処理
)を実施して、このデータファイルについての処理を終
了する。
【0025】ステップ302において、セーブ属性が「
VS」である場合には、旧データファイル(引き継ぎ元
であるデータファイル)のディレクトリを読込み(ステ
ップ304)、新データファイルと旧データファイルの
それぞれの版数に基づいて、引き継ぎ制御テーブル31
を検索し(ステップ305)、該当する引き継ぎ属性を
抽出する(ステップ306)。
【0026】次いで、抽出した引き継ぎ属性に対応する
引き継ぎ処理プログラムを起動する(ステップ307)
。このとき、抽出した引き継ぎ属性が複数ある場合には
、その内の最初の一つについての引き継ぎ処理プログラ
ムを起動する。そして、ステップ308において、抽出
した引き継ぎ属性のうち対応する引き継ぎ処理プログラ
ムを起動していないものがあるか否かを判断し(ステッ
プ308)、未処理のものがある場合にはステップ30
7に戻り、ない場合にはこのデータファイルについての
処理を終了する。
【0027】データBについてのデータファイルの構造
(書式)が図4乃至図6に示されている。このデータフ
ァイルは内線クラスデータを設定するためのファイルで
あり、バージョン1においては、図4に示されているよ
うに、3バイト長のブロックが複数配列されてなり、1
ブロックについて4つのアイテム(クラス語1、クラス
語2、クラス語3、クラス語4)から構成される。
【0028】システムが成長し、バージョン2となった
場合に、図5に示されているように、クラス語5の追加
が必要になったとする。さらに、バージョン2ではクラ
ス語2の容量の不足が発生し、図6に示されているよう
に、バージョン3においては、クラス語2の容量を拡大
し、クラス語3の位置を移動した構成とするものとする
【0029】以下、上記の場合におけるバージョン1か
らバージョン2へバージョンアップする際の引き継ぎ処
理について具体的に説明する。旧データファイル28(
バージョン1)及び新データファイル30(バージョン
2)のディレクトリ28a及び30aの内容は図4及び
図5に示されている。即ち、旧データファイル28の種
別は「データB」であり、セーブ属性は「FS」であり
、バージョンは「1」であり、データ構造は配列構造で
1ブロックの大きさが3バイトとなっている。また、新
データファイル30については、種別は「データB」で
あり、セーブ属性は「VS」であり、バージョンは「2
」であり、データ構造は配列構造で1ブロックの大きさ
が4バイトとなっている。
【0030】この場合における引き継ぎ制御テーブル3
1の構成が図7(a)に示されている。同図に示される
如く、引き継ぎ制御テーブル31は旧データファイルの
バージョンと新データファイルのバージョンとを対応さ
せ、各バージョン間で実行すべき引き継ぎ処理プログラ
ムの属性が設定されてなるテーブルである。即ち、旧デ
ータファイルのバージョンと新データファイルのバージ
ョンとが一致する場合には、引き継ぎ属性「B0」が、
旧データファイルのバージョンが「1」であり、新デー
タファイルのバージョンが「2」である場合には、引き
継ぎ属性「E1」が設定されている。バージョンがさか
のぼることはないので、バージョン2からバージョン1
への引き継ぎに関する位置には引き継ぎ属性は設定され
ていない。
【0031】引き継ぎ属性「E1」に対応する引き継ぎ
処理プログラム34による処理は、1ブロックの大きさ
を3バイトから4バイトに拡張し、旧データファイルの
クラス語1からクラス語4を新データファイルの上位3
ビットにそのまま複写する処理を行うものである。尚、
引き継ぎ属性B0に対応する引き継ぎ処理プログラム3
5は、旧データファイルをそのまま新データファイルに
複写する処理を行うものである。
【0032】然して、引き継ぎメインプログラム33が
起動されると、新データファイル30のディレクトリ3
0aに設定されているセーブ属性は「VS」であるから
、旧データファイル28のディレクトリ28aに設定さ
れているバージョン「1」と新データファイル30のデ
ィレクトリ30aに設定されているバージョン「2」に
基づいて、引き継ぎ制御テーブル31が検索され、該当
する引き継ぎ属性「E1」が抽出され、この引き継ぎ属
性「E1」に対応する引き継ぎ処理プログラム34が起
動される。引き継ぎ処理プログラム34の実行により、
図5に示されているようなデータ構造を有し、必要なデ
ータの引き継ぎが行われた新データファイル30を得る
ことができる。
【0033】以下、バージョン2からバージョン3への
データ引き継ぎ処理について具体的に説明する。バージ
ョン3のディレクトリの内容は、図6に示されているよ
うに、種別は「データB」であり、セーブ属性は「VS
」であり、バージョンは「3」であり、データ構造は配
列構造で1ブロックの大きさは4バイトとなっている。 また、この場合における引き継ぎ制御テーブル31の構
成は、図7(b)に示されている。同図に示される如く
この引き継ぎ制御テーブルは、図7(a)に示した引き
継ぎ制御テーブルにバージョン3に関する事項が設定さ
れてなる。即ち、旧データファイルのバージョン「2」
と新データファイルのバージョン「3」間で実行すべき
引き継ぎ処理プログラムの属性は「GA」であり、旧デ
ータファイルのバージョン「1」と新データファイルの
バージョン「3」間で実行すべき引き継ぎ処理プログラ
ムの属性は「E1」と「GA」である旨が設定されてい
る。尚、バージョン3同士で実行すべき引き継ぎ処理プ
ログラムは「B0」である。
【0034】引き継ぎ属性「GA」に対応する引き継ぎ
処理プログラム36は、1ブロックの大きさはそのまま
として、バージョン2(図5)におけるクラス語1、ク
ラス語4、クラス語5は、バージョン3においても同一
箇所に設定(複写)し、クラス語2については1バイト
の領域とし、バージョン2のクラス語2の上位ビットに
所定数の「0」を設定して、バージョン3のクラス語2
に複写する。バージョン2のクラス語3についてはバー
ジョン3の予備エリアに複写する。
【0035】然して、引き継ぎメインプログラム33が
起動されると、バージョン3のディレクトリ30aに設
定されているセーブ属性は「VS」であるから、バージ
ョン2のディレクトリ28aに設定されているバージョ
ン「2」とバージョン3のディレクトリ30aに設定さ
れているバージョン「3」とに基づき、引き継ぎ制御テ
ーブル31が検索され、該当する引き継ぎ属性「GA」
が抽出される。そして、引き継ぎ属性「GA」に対応す
る引き継ぎ処理プログラム36が起動され、上記所定の
処理がなされて、図6に示すデータ構造を有し、所定位
置にデータが引き継がれた新データファイル30を得る
ことができる。
【0036】尚、バージョン1からバージョン3へデー
タを引き継ぐ場合には、引き継ぎ制御テーブル31には
、2つの引き継ぎ属性「E1」,「GA」が設定されて
おり、設定されている順に該当する引き継ぎ処理プログ
ラム34,36を実行することにより、データの引き継
ぎをなすことができる。このような構成とすることによ
り、バージョン1からバージョン3へ直接データを引き
継ぐためのプログラム等を準備する必要がなく、効率的
である。
【0037】本実施例によれば、保守者等はデータの引
き継ぎ処理を行う場合に、引き継ぎメインプログラム3
3を起動するためのコマンドを入力することにより(必
要な場合には処理すべきデータファイルの種別も入力す
ることにより)、自動的に全てのデータファイル(場合
によっては一部のデータファイル)について自動的にデ
ータの引き継ぎを行うことができ、データ引き継ぎに伴
う作業工数を大幅に削減することができるとともに、デ
ータ引き継ぎ前後におけるデータの一致性に優れる等、
高品質なデータファイルを作成することができる。
【0038】また、データ構造の変更に柔軟に対応する
ことが可能となり、システムの成長に伴うデータファイ
ル及びこのデータファイルを参照するプログラムの複雑
化を低く抑えることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように構成したの
で、自動的にデータの引き継ぎを行うことができ、デー
タ引き継ぎに伴う作業工数を大幅に削減することができ
るとともに、確実なデータの引き継ぎが行え、データフ
ァイルの高品質化を図ることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明実施例のシステム構成図である。
【図3】本発明実施例における引き継ぎメインプログラ
ムによる処理フローチャートである。
【図4】本発明実施例におけるデータファイル(バージ
ョン1)の構成図である。
【図5】本発明実施例におけるデータファイル(バージ
ョン2)の構成図である。
【図6】本発明実施例におけるデータファイル(バージ
ョン3)の構成図である。
【図7】本発明実施例における引き継ぎ制御テーブルの
構成図であり、(a)はバージョン1からバージョン2
へデータを引き継ぐ場合の構成を示し、(b)はバージ
ョン2からバージョン3へデータを引き継ぐ場合の構成
を示す。
【図8】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
11  旧データファイル 12  新データファイル 13  引き継ぎ処理手段 15  引き継ぎ制御テーブル 16  制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  旧データファイル(11)から、該旧
    データファイル(11)と同一又は異なる書式の新デー
    タファイル(12)にデータを引き継ぐためのデータ引
    き継ぎ方式において、各データファイル(11,12)
    内に、該データファイル(11,12) の種別及び版
    数を設定し、同一又は相前後する版数間でデータを引き
    継ぐために必要な処理を実行する引き継ぎ処理手段(1
    3)をそれぞれに対応して設け、同一版数間、相前後す
    る版数間、及び少なくとも一つの版数が介在する版数間
    で起動すべき一又は複数の引き継ぎ処理手段(13)の
    属性を設定した引き継ぎ制御テーブル(15)を、前記
    データファイル(11,12) の種別に対応してそれ
    ぞれ設け、処理すべきデータファイル(12)に設定さ
    れている種別に基づき、対応する引き継ぎ制御テーブル
    (15)を選択し、処理すべき旧及び新データファイル
    (11,12) に設定されている版数に基づき、該選
    択した引き継ぎ制御テーブル(15)から対応する一又
    は複数の属性を抽出し、該属性に対応する引き継ぎ処理
    手段(13)を起動するようにしたことを特徴とするデ
    ータ引き継ぎ方式。
JP2411853A 1990-12-20 1990-12-20 データ引き継ぎ方式 Withdrawn JPH04219837A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09179760A (ja) * 1995-12-27 1997-07-11 Fuji Xerox Co Ltd 自動文書変換装置
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