JP2010198370A - アーカイブ装置、変換装置および変換プログラム - Google Patents

アーカイブ装置、変換装置および変換プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者が読み出したデータを確実に利用することが可能となること。
【解決手段】端末から受信した電子データごとに、データのアプリケーションの種別およびバージョンをデータ形式として付加したメタデータを格納する。そして、端末において利用不可となったデータ形式である未サポート形式と、利用不可となったデータ形式に代わって利用可能なデータ形式であるサポート形式とを対応付けて記憶する。そして、未サポート形式に該当する電子データをメタデータから検出し、検出した電子データの未サポート形式の変換先を、未サポート形式に対応付けられているサポート形式に決定する。そして、端末から未サポート形式に該当する電子データの読み出し要求を受信した場合、複製した電子データをサポート形式に変換した後に、端末に転送する。
【選択図】 図1−2

Description

この発明は、アーカイブ装置、変換装置および変換プログラムに関する。
従来より、音楽、映画、電子メール、医用画像、文書データなどのデータの改変がないデジタルコンテンツを長期間に渡って一元的に保存するために、アーカイブ装置が用いられている。アーカイブ装置は、ネットワークを介して複数の端末と接続され、各端末から受信した種々のデジタルコンテンツ(以下、データと記す)を格納し、利用者の参照要求に従って、格納したデータを利用者の端末に転送する。
ここで、アーカイブ装置は、複数の記録媒体(Disk arrayやTape libraryなど)と、記録媒体への書き込み処理および記録媒体からの読み込み処理を実行する処理装置とを有する。処理装置は、各端末から受信したデータを記録媒体に書き込むが、その際、受信したデータごとにメタデータ(受信日、送信元、格納場所など)を生成して記憶する。例えば、処理装置は、受信したデータを一意に特定するためのIDや受信したデータの格納先である記録媒体などを一意に特定するためのIDをアーカイブIDとして生成し、生成したアーカイブIDをメタデータに付与したうえで記憶する。そして、処理装置は、利用者の参照要求に応じて、メタデータを参照し、該当するデータを記録媒体から読み出して、利用者の端末に転送する。
さらに、近年、急激に増加するデータをより低コストで保存するために、データの重要度に応じて、データの形式を変換して格納するアーカイブ装置も知られている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、上記したアーカイブ装置は、データが有する所定の電子署名またはキーワードに基づいてデータの重要度を判定し、重要度が高い(長期保存する)と判断した場合に、データの形式を長期保存形式に変換し、長期保存形式に変換したデータを格納する。
特開2006−260017号公報
ところで、上記した従来の技術は、利用者が読み出したデータを必ずしも利用できないという課題があった。すなわち、上記した従来の技術では、データが格納された当時のデータ形式で保存されているため、格納されたデータを利用する際に、データ形式が現時点で利用不可能である場合、利用者が現時点で利用可能なデータ形式に変換しなければデータを利用することができない。
例えば、「データ形式:ワープロ専用OASYS(登録商標)」で保存されている文書データを、パーソナルコンピュータ(端末)で利用する場合、データ形式を、利用者の端末で利用可能であるデータ形式に変換しなければ利用することができない。すなわち、利用者の端末にインストールされている文書作成ソフトがパーソナルコンピュータ用の「OASYS(登録商標)」である場合には、データ形式を「ワープロ専用OASYS」からパーソナルコンピュータ用「OASYS」に変換しなければデータを利用することができない。
また、同様に、保存されているデータ形式のバージョンが現時点で利用不可能である場合、利用者が現時点で利用可能なバージョンに変換しなければデータを利用することができない。例えば、「形式:OASYS、バージョン:V5」で保存されている文書データを、「OASYS」のバージョンが異なる端末で利用する場合、利用可能なバージョンに変換しなければ利用することができない。すなわち、利用者の端末にインストールされている「OASYS」のバージョンが「V10」である場合、バージョンを「V5」から「V10」に変換しなければデータを利用することができない。なお、ここで説明した例では、あくまでも一例である。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、利用者が読み出したデータを確実に利用することが可能となるアーカイブ装置、変換装置および変換プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この装置は、電子データ記憶部が、端末から受信した電子データを記憶し、データ形式記憶部が、前記電子データ記憶部によって記憶されている前記電子データのデータ形式を記憶する。また、利用不可情報記憶部が、前記端末において利用不可となったデータ形式である利用不可データ形式と、当該利用不可データ形式に代わって利用可能なデータ形式である利用可能データ形式とを対応付けた利用不可情報を記憶する。そして、変換先決定部が、前記利用不可情報記憶部によって記憶されている前記利用不可情報の前記利用不可データ形式に該当するデータ形式の電子データを前記データ形式記憶部から検出する。さらに、変換先決定部が、当該検出した電子データの利用不可データ形式の変換先を、前記利用不可情報にて当該利用不可データ形式に対応付けられている利用可能データ形式として決定することを要件とする。
開示の装置は、利用者が読み出したデータを確実に利用することが可能となる。
図1−1は、実施例1におけるアーカイブ装置の概要を説明するための図である。 図1−2は、実施例1におけるアーカイブ装置の特徴を説明するための図である。 図2は、実施例1におけるアーカイブ装置の構成を説明するための図である。 図3は、実施例1におけるメタデータの格納処理の手順を説明するための図である。 図4は、実施例1における未サポート形式情報の格納処理の手順を説明するための図である。 図5は、実施例1における形式変換対応情報の作成処理の手順を説明するための図である。 図6は、実施例1における形式変換処理の手順を説明するための図である。 図7は、実施例2におけるアーカイブ装置の概要および特徴を説明するための図である。 図8は、実施例2におけるアーカイブ装置の構成を説明するための図である。 図9は、実施例2における未サポート形式情報の自動作成処理の手順を説明するための図である。 図10は、実施例1の変換プログラムを実行するコンピュータを説明するための図である。
以下に添付図面を参照して、本願の開示するアーカイブ装置、変換装置および変換プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本願の開示する変換プログラムを実行するアーカイブ装置を実施例として説明する。
[実施例1におけるアーカイブ装置の概要および特徴]
まず最初に、図1−1および図1−2を用いて、実施例1におけるアーカイブ装置の概要および特徴を説明する。図1−1は、実施例1におけるアーカイブ装置の概要を説明するための図である。図1−2は、実施例1におけるアーカイブ装置の特徴を説明するための図である。
実施例1におけるアーカイブ装置は、ネットワークを介して複数のユーザ端末と接続され、各ユーザ端末から受信した電子データを格納し、ユーザ端末を介して受信した利用者の参照要求に従って、格納した電子データをユーザ端末に転送することを概要とする。なお、以下では、電子データを、データと記載する。
例えば、実施例1におけるアーカイブ装置は、図1−1の(A)に示すように、データの格納処理および転送処理を行なう処理部と、データを記憶する電子データ記憶部とを有し、複数のユーザ端末(図中では、ユーザ端末Aおよびユーザ端末B)と接続される。ここで、実施例1におけるアーカイブ装置は、図1−1の(A)に示すように、電子データ記憶部内に、データを記憶する記憶媒体として複数のDisk arrayを有する。なお、図1−1の(A)においては、2つのDisk array(Disk array 1およびDisk array 2)のみ示しているが、実際には、実施例1におけるアーカイブ装置は、さらに複数のDisk arrayを有する。また、実施例1におけるアーカイブ装置は、Disk array以外に複数のTape libraryを記録媒体として有する場合であってもよい。また、図1−1の(A)においては、2つのユーザ端末のみ示しているが、実際には、実施例1におけるアーカイブ装置は、さらに複数のユーザ端末と接続されている。
実施例1におけるアーカイブ装置の処理部は、ネットワークを介してユーザ端末から受信したデータを複数の記録媒体のいずれかに格納する。ここで、処理部は、受信したデータを記録媒体に格納するとともに、受信したデータのメタデータを生成して管理データベースに格納する。なお、本実施例における管理データベースは、図1−1の(A)に示すように、電子データ記憶部とは別にアーカイブ装置が有する記憶部である。
具体的には、処理部は、受信したデータごとに、データを一意に特定するためのIDと、データの受信日と、データが格納される記録媒体を一意に特定するためのIDと、データの送信元を一意に特定するためのIDと、データの属性情報とを対応付けたメタデータを生成して管理データベースに格納する。なお、データの属性情報とは、データ名、データ作成者、関連キーワードなどのことである。
例えば、処理部は、1991年10月11日にユーザ端末Aから受信したデータをDisk array 1に格納する場合、図1−1の(B)に示すように、「データID:1、格納先ID:D1、受信日:19911011、送信元:A、属性情報:I1」をメタデータとして生成し管理データベースに格納する。なお、「D1」は、格納先の「Disk array 1」を特定するためのIDであり、「A」は、送信元の「ユーザ端末A」を特定するためのIDである。また、処理部は、1999年3月23日にユーザ端末Bから受信したデータをDisk array 1に格納する場合、図1−1の(B)に示すように、「データID:2、格納先ID:D1、受信日:19990323、送信元:B、属性情報:I2」をメタデータとして生成し管理データベースに格納する。
そして、処理部は、ユーザ端末からデータの読み出し要求を受信した場合、管理データベースに格納したメタデータを参照し、目的とするデータを電子データ記憶部から読み出して、ユーザ端末に転送する。例えば、処理部は、ユーザ端末Bからデータ読み出し要求としてデータ名を受信した場合、メタデータを参照して、受信したデータ名に該当するデータを格納先の記録媒体から読み出し、読み出したデータをユーザ端末Bに転送する。
ここで、実施例1におけるアーカイブ装置は、利用者が読み出したデータを確実に利用することが可能となることに主たる特徴がある。この主たる特徴について簡単に説明すると、実施例1におけるアーカイブ装置は、ユーザ端末から受信したデータのメタデータを管理データベースに格納する際に、各データのデータ形式もさらにメタデータとして格納する。具体的には、実施例1におけるアーカイブ装置は、各データのデータ形式として、データの作成時に用いられたアプリケーションの種別およびバージョンをメタデータにさらに対応付けて管理データベースに格納する。
例えば、実施例1におけるアーカイブ装置の処理部は、「データID:1」のメタデータとして、図1−2の(A)に示すように、「データID:1、受信日:19911011、格納先ID:D1、送信元:A、属性情報:I1、種別:ワープロ専用OASYS(登録商標)、バージョン:100GX−CD」を生成して管理データベースに格納する。また、実施例1におけるアーカイブ装置の処理部は、「データID:2」のメタデータとして、図1−2の(A)に示すように、メタデータ「データID:2、受信日:19990323、格納先ID:D1、送信元:B、属性情報:I2、形式:パーソナルコンピュータ用OASYS(登録商標)、バージョン:V5」を管理データベースに格納する。
ここで、実施例1におけるアーカイブ装置は、自身と接続された複数のユーザ端末において、現時点で利用不可となっているデータ形式と現時点で利用可能であるデータ形式とを対応付けた未サポート形式情報を管理データベースに格納する。具体的には、実施例1におけるアーカイブ装置は、未サポート形式情報として、現時点で利用不可となっているアプリケーションの種別またはバージョン(未サポート形式)と、現時点で利用可能であるアプリケーションの種別またはバージョン(サポート形式)とを対応付けて管理データベースに格納する。
例えば、実施例1におけるアーカイブ装置は、図示しない情報センターとネットワークを介して接続されており、定期的に情報センターに問い合わせをすることで、現時点での未サポート形式情報を入手する。なお、情報センターは、アーカイブ装置と接続されるユーザ端末すべてにインストールされているアプリケーションの種別およびバージョンの情報(アップデートの履歴情報)を管理し、現時点のユーザ端末における未サポート形式とサポート形式とを記憶している。
また、アーカイブ装置が情報センターとネットワークを介して接続されていない場合、アーカイブ装置の管理者は、情報センターから入手した未サポート形式とサポート形式とをアーカイブ装置に入力する。これにより、実施例1におけるアーカイブ装置は、未サポート形式情報を管理データベースに格納する。なお、管理者が情報センターから未サポート形式とサポート形式とを入手する時期としては、例えば、アーカイブ装置のファームウェアをアップデートする時などが挙げられる。
また、早急に未サポート形式を指定したい場合には、管理者は、指定したい未サポート形式と、対応するサポート形式とをアーカイブ装置に入力することも可能である。
上述した処理により、例えば、実施例1におけるアーカイブ装置は、「種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」が未サポート形式、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」がサポート形式であるとする情報を入手した場合、以下の未サポート形式情報を格納する。すなわち、実施例1におけるアーカイブ装置は、図1−2の(B)に示すように、未サポート形式情報『「未サポート形式、種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」、「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」』を管理データベースに格納する。
また、実施例1におけるアーカイブ装置は、データ形式の種別が同一であり、バージョンが異なる場合の未サポート形式情報も、上記と同様に管理データベースに格納する。例えば、実施例1におけるアーカイブ装置は、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」が未サポート形式、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」がサポート形式であるとする情報を入手した場合、以下の未サポート形式情報を格納する。すなわち、実施例1におけるアーカイブ装置は、図1−2の(B)に示すように、未サポート形式情報『「未サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」、「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」』を管理データベースに格納する。
なお、未サポート形式に対応するサポート形式の情報が入手できなかった場合、実施例1におけるアーカイブ装置は、サポート形式の情報として所定の形式を未サポート形式に対応付けた未サポート形式情報を管理データベースに格納する。例えば、実施例1におけるアーカイブ装置は、サポート形式の情報が入手できなかった場合、サポート形式として「種別:PDF」または「種別:画像形式」などを未サポート形式に対応付けた未サポート形式情報を格納する。
また、実施例1におけるアーカイブ装置は、既に格納されている未サポート形式情報において、サポート形式が未サポート形式になった場合、サポート形式として格納されている種別またはバージョンを現時点で利用可能な種別またはバージョンに更新する。例えば、実施例1におけるアーカイブ装置が、未サポート形式情報『「未サポート形式、種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」、「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」』を格納していたとする。そして、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」が未サポート形式、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」がサポート形式とする情報を入手した場合、実施例1におけるアーカイブ装置は、未サポート形式情報の「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」を更新する。すなわち、実施例1におけるアーカイブ装置は、未サポート形式情報を『「未サポート形式、種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」、「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」』に更新する。
なお、サポート形式として「種別:PDF」または「種別:画像形式」を対応付けた未サポート形式のサポート形式情報を入手した場合、実施例1におけるアーカイブ装置は、未サポート形式情報の「種別:PDF」または「種別:画像形式」を入手したサポート形式情報に更新する。
なお、上記の未サポート形式情報では、文書データにおける未サポート形式およびサポート形式について説明したが、実施例1におけるアーカイブ装置は、音声データや画像データなど様々な電子データにおける未サポート形式およびサポート形式を未サポート形式情報として管理データベースに格納する。例えば、実施例1におけるアーカイブ装置は、画像データにおいて、『「未サポート形式、種別:BMPフォーマット」、「サポート形式、種別:JPEGフォーマット」』とする未サポート形式情報を管理データベースに格納する。
そして、実施例1におけるアーカイブ装置は、未サポート形式情報において未サポート形式の電子データをメタデータから検出し、検出した電子データの未サポート形式の変換先を、未サポート形式情報において未サポート形式に対応付けられたサポート形式に決定する。さらに、実施例1のおけるアーカイブ装置は、未サポート形式情報において未サポート形式の電子データごとに決定した変換先を対応付けた形式変換対応情報を管理データベースに格納する。
例えば、実施例1におけるアーカイブ装置は、未サポート形式情報に基づいて、「データID:1」をメタデータから検出し、「データID:1」の未サポート形式の変換先を「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」と決定する。そして、実施例1におけるアーカイブ装置は、図1−2の(C)に示すように、形式変換対応情報『「データID:1」、「変換前、種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」、「変換後、形式:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」』を管理データベースに格納する。
同様に、実施例1におけるアーカイブ装置は、未サポート形式情報を用いて、データ形式の種別が同一でバージョンが未サポート形式になったデータをメタデータから検出し、未サポート形式の変換先のバージョンを決定した後、形式変換対応情報を管理データベースに格納する。例えば、実施例1におけるアーカイブ装置は、図1−2の(C)に示すように、形式変換対応情報『「データID:2」、「変換前、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」、「変換後、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」』を格納する。なお、形式変換対応情報は、未サポート形式情報が更新されるごとに作成または更新されてもよい。
なお、実施例1におけるアーカイブ装置は、所定のデータについて、利用者の判断により、変換する形式を指定することが可能である。すなわち、実施例1におけるアーカイブ装置は、利用者によって入力された形式変換対応情報を管理データベースに格納することが可能である。
そして、実施例1におけるアーカイブ装置は、ユーザ端末から形式変換対応情報に格納されたデータIDに該当するデータの読み出し要求を受信した場合、目的とするデータを電子データ記憶部から読み出した後、データを複製する。そして、実施例1におけるアーカイブ装置は、複製したデータの種別またはバージョンを形式変換対応情報に基づいて変換し、変換したデータをユーザ端末に転送する。
具体的には、実施例1におけるアーカイブ装置の処理部は、図1−2(D)に示すように、電子データ記憶部から目的とするデータである原本データを読み出し、原本データを複製した複製データを作成する。そして、実施例1におけるアーカイブ装置の処理部は、複製データのデータ形式を、形式変換対応情報に基づいて、サポート形式に変換した変換データをユーザ端末に転送する。
例えば、実施例1におけるアーカイブ装置の処理部は、「データID:1」に該当するデータの読み出し要求を受信した場合、原本データである「データID:1」のデータを格納先の「D1」から読み出して、複製する。そして、実施例1のアーカイブ装置の処理部は、図1−2の(C)に示す形式変換対応情報を参照して、「データID:1」の複製データの形式を「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」に変換した後、ユーザ端末に転送する。
なお、実施例1におけるアーカイブ装置は、利用者が所望するデータをユーザ端末に転送する際に、データのコンピュータウィルスの有無を確認し、コンピュータウィルスに感染していた場合、コンピュータウィルスの駆除を実行する。具体的には、実施例1におけるアーカイブ装置の処理部は、図1−2の(D)に示すように、コンピュータウィルスに感染した原本データのコンピュータウィルスを除去した後に、原本データを複製し、複製データを変換した変換データをユーザ端末に転送する。なお、コンピュータウィルスの除去は、原本データを複製した後に実行されてもよい。
また、実施例1におけるアーカイブ装置は、データをユーザ端末に転送する際に、データを特定するために用いられる擬似乱数であるハッシュ値を用いることにより、データの整合性を確認する。例えば、実施例1におけるアーカイブ装置は、ユーザ端末から受信したデータを格納する際に、各データのハッシュ値を算出し、算出したハッシュ値を付加したメタデータを管理データベースに格納する。そして、実施例1におけるアーカイブ装置は、ユーザ端末からの読み出し要求に応じてデータを転送する際に、ハッシュ値の比較を行い、データの整合性を確認する。
このようなことから、実施例1におけるアーカイブ装置は、長期間保存していたデータの形式を、現時点で利用可能なデータ形式に変換した後にユーザ端末に転送することができ、上記した主たる特徴の通り、利用者が読み出したデータを確実に利用することが可能となる。
なお、実施例1におけるアーカイブ装置は、重複したデータを書き込むことを防止するために、メタデータを参照して、以前書き込み処理を行ったデータと同一のデータを受信した際、記録媒体に対して書き込み処理を実行しないシングルインスタンス機能を有することも可能である。すなわち、シングルインスタンス機能を有するアーカイブ装置は、以前書き込み処理を行ったデータと異なるデータを受信した場合のみ、記録媒体に対する書き込み処理を実行する。例えば、実施例1におけるアーカイブ装置は、データを受信するごとに、データを特定するためのハッシュ値を算出し、算出したハッシュ値を付加したメタデータを格納する。そして、実施例1におけるアーカイブ装置は、受信したデータを格納する際に、メタデータのハッシュ値を参照し、同一のハッシュ値が存在しない場合にのみ、データの書き込みを実行する。
また、実施例1におけるアーカイブ装置は、格納したデータの不正な改ざんを防止するために、一度格納されたデータについては読み出ししか行わせないWORM(Write Once Read Many)機構を有することも可能である。すなわち、WORM機構を有するアーカイブ装置は、データの上書きを行わせず、新たな書き込みデータとして別の格納先に格納する。例えば、実施例1におけるアーカイブ装置は、既に格納しているデータと同一のファイル名での書き込み処理を実行しない。
さらに、実施例1におけるアーカイブ装置は、記録媒体の劣化によるデータ喪失を防止するために、データを格納している記録媒体が劣化した際に、他の記録媒体にデータを自動的に移行する機能(新陳代謝機能)を有することも可能である。具体的には、新陳代謝機能を有するアーカイブ装置は、記録媒体の状態を自己診断し、劣化していると診断した場合に、該当する記録媒体に格納されているデータを、他の劣化していない記録媒体に移行する。なお、実施例1におけるアーカイブ装置が新陳代謝機能を有する場合、新陳代謝機能によりデータを移行する際に、形式変換対応情報の作成または更新を行うようにしてもよい。
なお、上記した例は、あくまでも一例である。すなわち、実施例1におけるアーカイブ装置は、文書データだけではなく、音楽データや画像データなどを含めた種々のデータ形式の変換処理を実行することができる。
[実施例1におけるアーカイブ装置の構成]
次に、図2を用いて、実施例1におけるアーカイブ装置の構成を説明する。図2は、実施例1におけるアーカイブ装置の構成を説明するための図である。
図2に示すように、実施例1におけるアーカイブ装置10は、通信部30と、入出力制御I/F部40と、記憶部50と、処理部60とを有する。さらに、実施例1におけるアーカイブ装置10は、図2に示すように、第一ユーザ端末20aおよび第二ユーザ端末20bと接続される。また、実施例1におけるアーカイブ装置10は、図示しない情報センターとも接続されている。なお、情報センターについては、後に詳述する。
第一ユーザ端末20aおよび第二ユーザ端末20bは、図示しないネットワークを介してアーカイブ装置10と接続され、アーカイブ装置10に対して書き込み要求または読み出し要求を実行する。なお、図2では、第一ユーザ端末20aおよび第二ユーザ端末20bの2台のユーザ端末が図示されているが、実際には、さらに複数のユーザ端末がアーカイブ装置10と接続されている。
通信部30は、第一ユーザ端末20aおよび第二ユーザ端末20bなどアーカイブ装置10と接続されるユーザ端末との通信を制御し、ユーザ端末から受信した書き込みデータを入出力制御I/F部40を介して、後述するデータ処理部61に転送する。また、通信部30は、ユーザ端末から読み出し要求を受信した場合、入出力制御I/F部40を介して、後述する形式変換部63に読み出し要求の情報を転送する。また、通信部30は、情報センターとの通信を制御する(後述)。
入出力制御I/F部40は、通信部30、記憶部50、処理部60との間で送受信されるデータを中継するインターフェースである。
記憶部50は、第一ユーザ端末20aまたは第二ユーザ端末20bなどのユーザ端末から受信した電子データ(以下、データと記す)および受信したデータから後述する処理部60によって作成された各データを記憶し、本願に密接に関係するものとして、図2に示すように、電子データ記憶部51と、データ形式記憶部52と、利用不可情報記憶部53と、変換情報記憶部54とを有する。なお、データ形式記憶部52、利用不可情報記憶部53および変換情報記憶部54が、図1−1の(A)に示した管理データベースに対応する。
電子データ記憶部51は、通信部30を介して第一ユーザ端末20aまたは第二ユーザ端末20bなどのユーザ端末から受信したデータを記憶する。例えば、電子データ記憶部51は、第一ユーザ端末20aおよび第二ユーザ端末20bから受信した音楽、映画、電子メール、画像、文書データなどのデータの改変がないデジタルコンテンツを記憶する。なお、電子データ記憶部51は、データを記憶する記憶媒体として複数のDisk arrayを有する(図1−1の(A)参照)。
データ形式記憶部52、利用不可情報記憶部53および変換情報記憶部54は、後述する処理部60が実行した処理結果を、それぞれ記憶する。具体的には、データ形式記憶部52は、メタデータを記憶し、利用不可情報記憶部53は、未サポート形式情報を記憶し、変換情報記憶部54は、形式変換対応情報を記憶する。なお、データ形式記憶部52、利用不可情報記憶部53および変換情報記憶部54が記憶するデータおよび各情報の内容については後に詳述する。
処理部60は、第一ユーザ端末20aおよび第二ユーザ端末20bなどのユーザ端末から受信した書き込み要求または読み出し要求に対して各種処理を実行し、本願に密接に関係するものとして、図2に示すように、データ処理部61と、変換先決定部62と、形式変換部63とを有する。
データ処理部61は、通信部30を介して第一ユーザ端末20aまたは第二ユーザ端末20bなどのユーザ端末から書き込み要求のデータを受信するごとに、電子データ記憶部51に受信したデータを格納する。例えば、データ処理部61は、第一ユーザ端末20aまたは第二ユーザ端末20bなどのユーザ端末から受信した音楽、映画、電子メール、画像、文書データなどのデータの改変がないデジタルコンテンツを電子データ記憶部51に格納する。
また、データ処理部61は、受信したデータごとにメタデータを生成してデータ形式記憶部52に格納する。具体的には、データ処理部61は、受信したデータごとに、データを一意に特定するためのIDと、データの受信日と、データが格納される記録媒体を一意に特定するためのIDと、データの送信元を一意に特定するためのIDと、データの属性情報と、データのデータ形式とを対応付けたメタデータを生成してデータ形式記憶部52に格納する。ここで、データ処理部61は、データ形式として、データの作成時に用いられたアプリケーションの種別およびバージョンをデータ形式記憶部52に格納する。なお、データの属性情報とは、データ名、データ作成者、関連キーワードなどのことである。
例えば、1991年10月11日に第一ユーザ端末20aから受信したデータを電子データ記憶部51が有する記録媒体であるDisk array 1に格納する場合、データ処理部61は、図1−2の(A)に示すメタデータを生成し、データ形式記憶部52に格納する。すなわち、データ処理部61は、「データID:1、受信日:19911011、格納先ID:D1、送信元:A、属性情報:I1、種別:ワープロ専用OASYS(登録商標)、バージョン:100GX−CD」を生成してデータ形式記憶部52に格納する。なお、送信元「A」は、第一ユーザ端末20aを一意に識別するIDである。また、格納先ID「D1」は、Disk array 1を一意に識別するIDである。
また、1999年3月23日に第二ユーザ端末20bから受信したデータをDisk array 1に格納する場合、データ処理部61は、図1−2の(A)に示すメタデータを生成し、データ形式記憶部52に格納する。すなわち、データ処理部61は、「データID:2、受信日:19990323、格納先ID:D1、送信元:B、属性情報:I2、形式:パーソナルコンピュータ用OASYS(登録商標)、バージョン:V5」を生成してデータ形式記憶部52に格納する。なお、送信元「B」は、第二ユーザ端末20bを一意に識別するIDである。
なお、データ処理部61は、重複したデータを書き込むことを防止するために、メタデータを参照して、以前書き込み処理を行ったデータと同一のデータを受信した際、記録媒体に対して書き込み処理を実行しないシングルインスタンス機能を有することも可能である。すなわち、シングルインスタンス機能を有する場合、データ処理部61は、以前書き込み処理を行ったデータと異なるデータを受信した場合のみ、記録媒体に対する書き込み処理を実行する。例えば、データ処理部61は、データを受信するごとに、データを特定するためのハッシュ値を算出し、算出したハッシュ値を付加したメタデータを格納する。そして、実施例1におけるアーカイブ装置10は、受信したデータを格納する際に、メタデータのハッシュ値を参照し、同一のハッシュ値が存在しない場合にのみ、データの書き込みを実行する。
また、データ処理部61は、格納したデータの不正な改ざんを防止するために、一度格納されたデータについては読み出ししか行わせないWORM(Write Once Read Many)機構を有することも可能である。すなわち、WORM機構を有する場合、データ処理部61は、データの上書きを行わせず、新たな書き込みデータとして別の格納先に格納する。例えば、データ処理部61は、既に格納しているデータと同一のファイル名での書き込み処理を実行しない。
また、データ処理部61は、記録媒体の劣化によるデータ喪失を防止するために、新陳代謝機能を有することも可能である。具体的には、新陳代謝機能を有する場合、データ処理部61は、記録媒体の状態を診断し、劣化していると診断した場合に、該当する記録媒体に格納されているデータを、他の劣化していない記録媒体に移行する。
ここで、データ処理部61は、アーカイブ装置10と接続された複数のユーザ端末において、現時点で利用不可となっているデータ形式と現時点で利用可能であるデータ形式とを対応付けた未サポート形式情報を利用不可情報記憶部53に格納する。具体的には、データ処理部61は、未サポート形式情報として、現時点で利用不可となっているアプリケーションの種別またはバージョン(未サポート形式)と、現時点で利用可能であるアプリケーションの種別またはバージョン(サポート形式)とを対応付けて利用不可情報記憶部53に格納する。
例えば、データ処理部61は、上述した情報センターに定期的に問い合わせをすることで、現時点での未サポート形式情報を入手して、入手した未サポート形式情報を利用不可情報記憶部53に格納する。なお、情報センターは、アーカイブ装置10と接続されるユーザ端末すべてにインストールされているアプリケーションの種別およびバージョンの情報(アップデートの履歴情報)を管理し、現時点のユーザ端末における未サポート形式とサポート形式とを記憶している。
また、アーカイブ装置10が情報センターとネットワークを介して接続されていない場合、アーカイブ装置10の管理者は、未サポート形式情報を情報センターから入手して、図示しない入力部を介して、アーカイブ装置10に入力する。そして、データ処理部61は、入力された未サポート形式情報を利用不可情報記憶部53に格納する。なお、管理者が情報センターから未サポート形式とサポート形式とを入手する時期としては、例えば、アーカイブ装置10のファームウェアをアップデートする時などが挙げられる。
また、データ処理部61は、管理者の判断によって指定された未サポート形式および対応するサポート形式が図示しない入力部を介して入力された場合、入力された未サポート形式とサポート形式とを対応付けた未サポート形式情報を利用不可情報記憶部53に格納する。
上述した処理により、例えば、データ処理部61は、「種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」が未サポート形式、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」がサポート形式であるとする情報を入手した場合、以下の未サポート形式情報を格納する。すなわち、データ処理部61は、未サポート形式情報『「未サポート形式、種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」、「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」』を利用不可情報記憶部53に格納する(図1−2の(B)参照)。
また、データ処理部61は、データ形式の種別が同一であり、バージョンが異なる場合の未サポート形式情報も、上記と同様に利用不可情報記憶部53に格納する。例えば、データ処理部61は、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」が未サポート形式、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」がサポート形式であるとする情報を入手した場合、以下の未サポート形式情報を格納する。すなわち、データ処理部61は、未サポート形式情報『「未サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」、「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」』を利用不可情報記憶部53に格納する(図1−2の(B)参照)。
なお、未サポート形式に対応するサポート形式の情報が入手できなかった場合、データ処理部61は、サポート形式の情報として所定の形式を未サポート形式に対応付けた未サポート形式情報を利用不可情報記憶部53に格納する。例えば、データ処理部61は、サポート形式の情報が入手できなかった場合、サポート形式として「種別:PDF」または「種別:画像形式」などを未サポート形式に対応付けた未サポート形式情報を利用不可情報記憶部53に格納する。
また、既に格納されている未サポート形式情報において、サポート形式が未サポート形式になった場合、データ処理部61は、サポート形式として格納されている種別またはバージョンを現時点で利用可能な種別またはバージョンに更新する。例えば、利用不可情報記憶部53が、未サポート形式情報『「未サポート形式、種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」、「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」』を格納していたとする。そして、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」が未サポート形式、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」がサポート形式とする情報を入手した場合、データ処理61は、未サポート形式情報の「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」を更新する。すなわち、データ処理部61は、未サポート形式情報を『「未サポート形式、種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」、「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」』に更新する。
なお、サポート形式として「種別:PDF」または「種別:画像形式」を対応付けた未サポート形式のサポート形式情報を入手した場合、データ処理部61は、未サポート形式情報の「種別:PDF」または「種別:画像形式」を入手したサポート形式情報に更新する。
なお、上記の未サポート形式情報では、文書データにおける未サポート形式およびサポート形式について説明したが、データ処理部61は、音声データや画像データなど様々な電子データにおける未サポート形式およびサポート形式を未サポート形式情報として利用不可情報記憶部53に格納する。例えば、データ処理部61は、画像データにおいて、『「未サポート形式、種別:BMPフォーマット」、「サポート形式、種別:JPEGフォーマット」』とする未サポート形式情報を利用不可情報記憶部53に格納する。
変換先決定部62は、利用不可情報記憶部53によって記憶されている未サポート形式情報において未サポート形式の電子データをデータ形式記憶部52によって記憶されているメタデータから検出する。例えば、変換先決定部62は、図1−2の(B)に示す未サポート形式情報から未サポート形式「種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」を取得し、図1−2の(A)に示すメタデータから該当するデータである「データID:1」を検出する。
そして、変換先決定部62は、検出した電子データの未サポート形式の変換先を、未サポート形式情報において未サポート形式に対応付けられたサポート形式に決定する。例えば、変換先決定部62は、「データID:1」の変換先を、図1−2の(B)に示す未サポート形式情報の未サポート形式「種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」に対応するサポート形式「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」に決定する。
さらに、変換先決定部62は、未サポート形式情報において未サポート形式の電子データごとに決定した変換先を対応付けた形式変換対応情報を変換情報記憶部54に格納する。例えば、変換先決定部62は、形式変換対応情報『「データID:1」、「変換前、種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」、「変換後、形式:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」』を変換情報記憶部54に格納する(図1−2の(C)参照)。
同様に、変換先決定部62は、利用不可情報記憶部53によって記憶されている未サポート形式情報を用いて、データ形式の種別が同一でバージョンが未サポート形式になったデータをメタデータから検出し、未サポート形式の変換先のバージョンを決定した後、形式変換対応情報を変換情報記憶部54に格納する。例えば、変換先決定部62は、形式変換対応情報『「データID:2」、「変換前、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」、「変換後、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」』を変換情報記憶部54に格納する(図1−2の(C)参照)。
なお、変換先決定部62は、利用者の判断によって変換する形式が指定された所定のデータについても、上記と同様に、形式変換対応情報として変換情報記憶部54に格納する。
なお、形式変換対応情報の作成指示のタイミングは、例えば、未サポート形式情報の更新時、すなわち、データ処理部61が、未サポート形式情報を利用不可情報記憶部53に格納した時点などが挙げられる。
あるいは、形式変換対応情報の作成指示のタイミングは、新陳代謝機能によるデータ移行時であってもよい。
形式変換部63は、第一ユーザ端末20aまたは第二ユーザ端末20bなどのユーザ端末から変換情報記憶部54によって記憶されている形式変換対応情報に格納されたデータIDに該当するデータの読み出し要求を受信した場合、目的とするデータを電子データ記憶部51から読み出した後、データを複製する。具体的には、形式変換部63は、電子データ記憶部51から目的とするデータである原本データを読み出し、原本データを複製した複製データを作成する(図1−2(D)参照)。例えば、形式変換部63は、「データID:1」に該当するデータの読み出し要求を受信した場合、原本データである「データID:1」のデータを格納先の「D1」から読み出して、複製する。
そして、形式変換部63は、複製したデータの種別またはバージョンを変換情報記憶部54によって記憶されている形式変換対応情報に基づいて変換し、変換したデータを読み出し要求を実行したユーザ端末に転送する。具体的には、形式変換部63は、複製データのデータ形式を、形式変換対応情報に基づいて、サポート形式に変換した変換データを読み出し要求を実行したユーザ端末に転送する(図1−2(D)参照)例えば、形式変換部63は、図1−2の(C)に示す形式変換対応情報を参照して、「データID:1」の複製データを「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」の形式に変換した後、読み出し要求を実行したユーザ端末に転送する。
また、形式変換部63は、データをユーザ端末に転送する際に、データのコンピュータウィルスの有無を確認し、コンピュータウィルスに感染していた場合、コンピュータウィルスの駆除を実行する。具体的には、形式変換部63は、コンピュータウィルスに感染した原本データのコンピュータウィルスを除去した後に、原本データを複製し、複製データを変換した変換データをユーザ端末に転送する(図1−2の(D)参照)。なお、コンピュータウィルスの除去は、原本データを複製した後に実行することも可能である。
また、形式変換部63は、データをユーザ端末に転送する際に、ハッシュ値を用いることにより、データの整合性を確認する。例えば、ユーザ端末から受信したデータを格納する際に、データ処理部61が各データのハッシュ値を算出し、算出したハッシュ値を付加したメタデータをデータ形式記憶部52に格納する。そして、形式変換部63は、ユーザ端末からの読み出し要求に応じてデータを転送する際に、ハッシュ値の比較を行い、データの整合性を確認する。
なお、上記した例は、あくまでも一例である。すなわち、実施例1におけるアーカイブ装置は、文書データだけではなく、音楽データや画像データなどを含めた種々のデータ形式の変換処理を実行することができる。
[実施例1におけるアーカイブ装置による処理の手順]
次に、図3、図4、図5および図6を用いて、実施例1におけるアーカイブ装置による処理を説明する。図3は、実施例1におけるメタデータの格納処理の手順を説明するための図であり、図4は、実施例1における未サポート形式情報の作成処理の手順を説明するための図である。また、図5、実施例1における形式変換対応情報の作成処理の手順を説明するための図であり、図6は、実施例1における形式変換処理の手順を説明するための図である。
[実施例1におけるメタデータの格納処理の手順]
図3に示すように、まず、実施例1におけるアーカイブ装置10は、第一ユーザ端末20aまたは第二ユーザ端末20bなどのユーザ端末から書き込みデータを受信すると(ステップS101肯定)、データ処理部61は、受信した電子データ(以下、データと記す)のデータ形式を取得する(ステップS102)。具体的には、データ処理部61は、受信したデータのアプリケーションの種別およびバージョンを取得する。
そして、データ処理部61は、取得したデータ形式を付加したメタデータをデータ形式記憶部52に格納する(ステップS103)。例えば、データ処理部61は、「データID:1、受信日:19911011、格納先ID:D1、送信元:A、属性情報:I1、種別:ワープロ専用OASYS(登録商標)、バージョン:100GX−CD」を生成してデータ形式記憶部52に格納する(図1−2の(A)参照)。なお、データ処理部61は、データ形式を付加したメタデータをデータ形式記憶部52に格納するとともに、受信したデータを電子データ記憶部51に格納する。
ここで、データ処理部61は、未処理の書き込みデータが残っているかを判定する(ステップS104)。未処理の書き込みデータが残っていると判定した場合(ステップS104肯定)、データ処理部61は、ステップS102に戻って、書き込みデータのデータ形式を取得する。
一方、未処理の書き込みデータが残っていないと判定した場合(ステップS104否定)、データ処理部61は、処理を終了する。
[実施例1における未サポート形式情報の格納処理の手順]
図4に示すように、まず、実施例1におけるアーカイブ装置10は、情報センターへの問い合わせ時期になった場合(ステップS201肯定)、データ処理部61は、通信部30を介して、ネットワークを介して接続される情報センターにアクセスする(ステップS202)。なお、情報センターは、アーカイブ装置10と接続されるユーザ端末すべてにインストールされているアプリケーションの種別およびバージョンの情報(アップデートの履歴情報)を管理し、現時点のユーザ端末における未サポート形式とサポート形式とを記憶している。
そして、データ処理部61は、アーカイブ装置10と接続された複数のユーザ端末において、現時点で利用不可となっているデータ形式と現時点で利用可能であるデータ形式とを対応付けた未サポート形式情報を情報センターから取得する(ステップS203)。具体的には、データ処理部61は、未サポート形式情報として、現時点で利用不可となっているアプリケーションの種別またはバージョン(未サポート形式)と、現時点で利用可能であるアプリケーションの種別またはバージョン(サポート形式)とを対応付けた未サポート形式情報を取得する。
例えば、データ処理部61は、未サポート形式情報『「未サポート形式、種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」、「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」』を取得する。
なお、アーカイブ装置10が情報センターとネットワークを介して接続されていない場合、未サポート形式情報の取得は、アーカイブ装置10の管理者が、情報センターから入手した未サポート形式とサポート形式とをアーカイブ装置10に入力することにより行われる。管理者が情報センターから未サポート形式とサポート形式とを入手する時期としては、例えば、アーカイブ装置10のアップデート時などが挙げられる。
また、早急に未サポート形式を指定したい場合には、管理者は、指定したい未サポート形式と、対応するサポート形式とをアーカイブ装置10に入力することも可能である。
ここで、未サポート形式にサポート形式が対応付けられている未サポート形式情報を取得した場合(ステップS204肯定)、データ処理部61は、取得した未サポート形式情報を利用不可情報記憶部53に格納する(ステップS206)。例えば、未サポート形式情報『「未サポート形式、種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」、「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」』を取得した場合、データ処理部61は、取得した未サポート形式情報を利用不可情報記憶部53に格納する(図1−2の(B)参照)。
また、取得した未サポート形式情報において、データ形式の種別が同一であり、バージョンが異なる場合の未サポート形式情報である場合も、データ処理部61は、上記と同様に利用不可情報記憶部53に格納する。例えば、未サポート形式情報『「未サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」、「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」』を取得した場合、データ処理部61は、取得した未サポート形式情報を利用不可情報記憶部53に格納する(図1−2の(B)参照)。
なお、データ処理部61は、既に格納されている未サポート形式情報において、サポート形式が未サポート形式になった場合、サポート形式として格納されている種別またはバージョンを現時点で利用可能な種別またはバージョンに更新する。
一方、未サポート形式にサポート形式が対応付けられていない場合(ステップS204否定)、データ処理部61は、サポート形式として所定のデータ形式を未サポート形式に対応付ける(ステップS205)。例えば、データ処理部61は、サポート形式が入手できなかった場合、サポート形式として「種別:PDF」または「種別:画像形式」などを未サポート形式に対応付ける。
ステップS205ののち、ステップS206において、データ処理部61は、未サポート形式にサポート形式として「種別:PDF」または「種別:画像形式」などを対応付けた未サポート形式情報を利用不可情報記憶部53に格納する。
なお、サポート形式として「種別:PDF」または「種別:画像形式」を対応付けた未サポート形式のサポート形式情報を入手した場合、データ処理部61は、未サポート形式情報の「種別:PDF」または「種別:画像形式」を入手したサポート形式情報に更新する。
ここで、データ処理部61は、未サポート形式情報が残っているかを判定する(ステップS207)。未サポート形式情報が残っていると判定した場合(ステップS207肯定)、データ処理部61は、ステップS203に戻って、未サポート形式情報を取得する。
一方、未サポート形式情報が残っていないと判定した場合(ステップS207否定)、データ処理部61は、処理を終了する。
[実施例1における形式変換対応情報の作成処理の手順]
図5に示すように、まず、実施例1におけるアーカイブ装置10は、形式変換対応情報の作成指示を受け付けると(ステップS301肯定)、変換先決定部62は、利用不可情報記憶部53によって記憶されている未サポート形式情報を取得する(ステップS302)。例えば、変換先決定部62は、図1−2(B)に示す未サポート形式情報『「未サポート形式、種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」、「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」』を取得する。
なお、形式変換対応情報の作成指示のタイミングは、データ処理部61が、未サポート形式情報を利用不可情報記憶部53に格納した時点あるいは新陳代謝機能によりデータを移行した時点などが挙げられる。
そして、変換先決定部62は、取得した未サポート形式情報を用いて、データ形式記憶部52によって記憶されているメタデータから該当するデータを検出する(ステップS303)。具体的には、変換先決定部62は、利用不可情報記憶部53によって記憶されている未サポート形式情報において未サポート形式の電子データをデータ形式記憶部52によって記憶されているメタデータから検出する。例えば、変換先決定部62は、図1−2の(B)に示す未サポート形式情報から未サポート形式「種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」を取得し、図1−2の(A)に示すメタデータから該当するデータである「データID:1」を検出する。
そののち、変換先決定部62は、検出した電子データの未サポート形式の変換先を、未サポート形式情報において未サポート形式に対応付けられたサポート形式に決定する(ステップS304)。例えば、変換先決定部62は、「データID:1」の変換先を、図1−2の(B)に示す未サポート形式情報の未サポート形式「種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」に対応するサポート形式「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」に決定する。
そして、変換先決定部62は、未サポート形式情報において未サポート形式の電子データごとに決定した変換先を対応付けた形式変換対応情報を変換情報記憶部54に格納する(ステップS305)。例えば、変換先決定部62は、形式変換対応情報『「データID:1」、「変換前、種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」、「変換後、形式:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」』を変換情報記憶部54に格納する(図1−2の(C)参照)。
同様に、変換先決定部62は、利用不可情報記憶部53によって記憶されている未サポート形式情報を用いて、データ形式の種別が同一でバージョンが未サポート形式になったデータをメタデータから検出し、未サポート形式の変換先のバージョンを決定した後、形式変換対応情報を変換情報記憶部54に格納する。例えば、変換先決定部62は、形式変換対応情報『「データID:2」、「変換前、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」、「変換後、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」』を変換情報記憶部54に格納する(図1−2の(C)参照)。
ここで、変換先決定部62は、未参照のメタデータが残っているかを判定する(ステップ306)。未参照のメタデータが残っていると判定した場合(ステップ306肯定)、変換先決定部62は、ステップS303に戻って、メタデータから該当するデータの検出を行う。
一方、未参照のメタデータが残っていないと判定した場合(ステップ306否定)、変換先決定部62は、処理を終了する。
[実施例1における形式変換処理の手順]
図6に示すように、まず、実施例1におけるアーカイブ装置10は、第一ユーザ端末20aまたは第二ユーザ端末20bなどのユーザ端末からデータの読み出し要求を受信すると(ステップS401肯定)、形式変換部63は、変換情報記憶部54によって記憶されている形式変換対応情報を参照する(ステップS402)。
そして、形式変換部63は、受信した読み出し要求に該当するデータが形式変換対応情報に格納されているか判定する(ステップS403)。ここで、受信した読み出し要求に該当するデータが形式変換対応情報に格納されていない場合(ステップS403否定)、電子データ記憶部51から該当するデータを読み出し、読み出したデータを、読み出し要求を実行したユーザ端末に転送する(ステップS406)。
一方、受信した読み出し要求に該当するデータが形式変換対応情報に格納されていた場合(ステップS403肯定)、形式変換部63は、電子データ記憶部51から該当するデータを読み出し、複製する(ステップS404)。具体的には、形式変換部63は、電子データ記憶部51から目的とするデータである原本データを読み出し、原本データを複製した複製データを作成する(図1−2(D)参照)。例えば、形式変換部63は、「データID:1」に該当するデータの読み出し要求を受信した場合、原本データである「データID:1」のデータを格納先の「D1」から読み出して、複製する。
そして、形式変換部63は、複製したデータの形式またはバージョンを変換情報記憶部54によって記憶されている形式変換対応情報に基づいて変換する(ステップS405)。具体的には、形式変換部63は、複製データのデータ形式を、形式変換対応情報に基づいて、サポート形式に変換する。例えば、形式変換部63は、図1−2の(C)に示す形式変換対応情報を参照して、「データID:1」の複製データの形式を「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」に変換する。
そののち、形式変換部63は、サポート形式に変換したデータを読み出し要求を実行したユーザ端末に転送する(ステップS406)。例えば、形式変換部63は、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」に変換した「データID:1」のデータを読み出し要求を実行したユーザ端末に転送する。
ここで、形式変換部63は、データをユーザ端末に転送する際に、データのコンピュータウィルスの有無を確認し、コンピュータウィルスに感染していた場合、コンピュータウィルスの駆除を実行する。具体的には、形式変換部63は、コンピュータウィルスに感染した原本データのコンピュータウィルスを除去した後に、原本データを複製し、複製データを変換した変換データをユーザ端末に転送する(図1−2の(D)参照)。なお、コンピュータウィルスの除去は、原本データを複製した後に実行することも可能である。
[実施例1の効果]
上記したように、実施例1によれば、電子データ記憶部51は、端末から受信したデータを記憶する。そして、データ形式記憶部52は、電子データ記憶部51によって記憶されているデータのデータ形式(アプリケーションの種別およびバージョン)を付加したメタデータを記憶する。そして、利用不可情報記憶部53は、端末において利用不可となった未サポート形式と、未サポート形式に代わって利用可能なサポート形式とを対応付けた未サポート形式情報を記憶する。そして、変換先決定部62は、未サポート形式に該当するデータをデータ形式記憶部52によって記憶されているデータ形式から検出し、検出したデータの未サポート形式の変換先を、未サポート形式情報にて未サポート形式に対応付けられているサポート形式に決定する。従って、保存データのデータ形式を、端末において利用可能なデータ形式に決定することができ、利用者が読み出したデータを確実に利用することが可能になる。また、バージョンが利用不可になった場合にも対応することができ、利用者が読み出したデータをさらに確実に利用することが可能になる。
また、実施例1によれば、変換情報記憶部54は、変換先決定部62によって検出された未サポート形式に該当するデータごとに、変換先として決定されたサポート形式を形式変換対応情報として記憶する。そして、形式変換部63は、形式変換対応情報に該当するデータの読み出し要求を受信した場合、データを複製し、複製したデータをサポート形式に変換した後、端末に転送する。従って、データの原本を保存したまま、データをサポート形式に迅速に変換して、端末に転送することができ、端末において利用可能なデータ形式に決定することができ、利用者が読み出したデータを確実に利用することが可能になる。
上述した実施例1では、未サポート形式情報が、情報センターから入手した情報、またはアーカイブ装置の管理者によって入力された情報に基づいて作成される場合について説明した。実施例2では、未サポート形式情報が、アーカイブ装置により自動的に作成される場合について説明する。
[実施例2におけるアーカイブ装置の概要および特徴]
まず最初に、図7を用いて、実施例2におけるアーカイブ装置の主たる特徴を説明する。図7は、実施例2におけるアーカイブ装置の概要および特徴を説明するための図である。
実施例2におけるアーカイブ装置は、メタデータを用いて、未サポート形式情報を作成する。すなわち、実施例2におけるアーカイブ装置は、メタデータにおいて、「データを送信したユーザ端末」および「データを受信した受信日」を参照して、未サポート形式情報を作成する。具体的には、実施例2におけるアーカイブ装置は、同一の送信元から継続して受信していたデータのデータ形式が、ある時点から変更された場合、変更前のデータ形式を未サポート形式として決定し、変更後のデータ形式を未サポート形式に対応するサポート形式として決定する。
例えば、実施例2におけるアーカイブ装置は、図7の(A)に示すメタデータを参照して、「送信元:A(ユーザ端末A)」から受信した文書データのデータ形式が、「受信日:19990323(1999年3月23日)」の時点から変更されたことを検出する。すなわち、アーカイブ装置は、1999年3月23日の時点から、文書データのデータ形式が「種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」から「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」に変更されたことを検出する。
そして、実施例2におけるアーカイブ装置は、「種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」を未サポート形式と決定し、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」をサポート形式と決定する。
そして、実施例2におけるアーカイブ装置は、図7の(B)に示すように、『「未サポート形式、種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」、「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」』とする未サポート形式情報を格納する。
また、実施例2におけるアーカイブ装置は、図7の(C)に示すメタデータが新たに格納された場合、「送信元:A(ユーザ端末A)」から受信した文書データのデータ形式が、「受信日:20080919(2008年9月19日)」の時点から、再度、変更されたことを検出する。すなわち、アーカイブ装置は、2008年9月19日の時点から、文書データのデータ形式が「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」から「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」に変更されたことを検出する。
そして、実施例2におけるアーカイブ装置は、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」を未サポート形式と決定し、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」をサポート形式と決定する。
そして、実施例2におけるアーカイブ装置は、図7の(D)に示すように、『「未サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」、「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」』とする未サポート形式情報を格納する。また、実施例2におけるアーカイブ装置は、図7の(D)に示すように、「未サポート形式、種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」に対応するサポート形式を、「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」に更新する。
このようなことから、実施例2におけるアーカイブ装置は、ユーザ端末を利用する利用者の利用状況に応じた未サポート形式情報を作成することができ、利用者が読み出したデータを確実に利用することが可能となる。
なお、上記した例は、あくまでも一例である。すなわち、実施例2におけるアーカイブ装置は、文書データだけではなく、音楽データや画像データなどを含めた種々のデータ形式の未サポート形式情報を自動的に作成することが可能である。
[実施例2におけるアーカイブ装置の構成]
次に、図8を用いて、実施例2におけるアーカイブ装置の構成を説明する。図8は、実施例2におけるアーカイブ装置の構成を説明するための図である。
実施例2におけるアーカイブ装置10は、図8に示すように、実施例1におけるアーカイブ装置と比較して、利用不可情報生成部64を新たに有する点が異なる。以下、これを中心に説明する。
利用不可情報生成部64は、メタデータを用いて、未サポート形式情報を作成する。すなわち、利用不可情報生成部64は、メタデータにおいて、「データを送信したユーザ端末を一意に特定するための送信元」および「データを受信した受信日」を参照して、未サポート形式情報を作成する。具体的には、利用不可情報生成部64は、同一の送信元から継続して受信していたデータのデータ形式が、ある時点から変更された場合、変更前のデータ形式を未サポート形式として決定し、変更後のデータ形式を未サポート形式に対応するサポート形式として決定する。
例えば、利用不可情報生成部64は、図7の(A)に示すメタデータを参照して、「送信元:A(ユーザ端末A)」から受信した文書データのデータ形式が、「受信日:19990323(1999年3月23日)」の時点から変更されたことを検出する。すなわち、アーカイブ装置は、1999年3月23日の時点から、文書データのデータ形式が「種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」から「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」に変更されたことを検出する。
そして、利用不可情報生成部64は、「種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」を未サポート形式と決定し、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」をサポート形式と決定する。
そして、利用不可情報生成部64は、決定した未サポート形式とサポート形式とを対応付けた未サポート形式情報を利用不可情報記憶部53に格納する。例えば、利用不可情報生成部64は、図7の(B)に示すように、『「未サポート形式、種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」、「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」』とする未サポート形式情報を利用不可情報記憶部53に格納する。
また、利用不可情報生成部64は、データ形式の種別が同一であり、バージョンが変更されたデータについても未サポート形式情報を作成する。例えば、利用不可情報生成部64は、図7の(C)に示すメタデータが新たに格納された場合、「送信元:A(ユーザ端末A)」から受信した文書データのデータ形式が、「受信日:20080919(2008年9月19日)」の時点から、再度、変更されたことを検出する。すなわち、アーカイブ装置は、2008年9月19日の時点から、文書データのデータ形式が「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」から「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」に変更されたことを検出する。
そして、利用不可情報生成部64は、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」を未サポート形式と決定し、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」をサポート形式と決定する。
そして、利用不可情報生成部64は、図7の(D)に示すように、『「未サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」、「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」』とする未サポート形式情報を利用不可情報記憶部53に格納する。
ここで、利用不可情報生成部64は、利用不可情報記憶部53に既に格納されている未サポート形式情報の更新も行う。具体的には、利用不可情報生成部64は、既に格納されている未サポート形式情報のサポート形式を更新する。例えば、利用不可情報生成部64は、図7の(D)に示すように、「未サポート形式、種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」に対応するサポート形式を、「サポート形式、種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」に更新する。
[実施例2における未サポート形式情報の自動作成処理の手順]
次に、図9を用いて、実施例2における未サポート形式情報の自動作成処理の手順を説明する。図9は、実施例2における未サポート形式情報の自動作成処理の手順を説明するための図である。
図9に示すように、まず、実施例2におけるアーカイブ装置10は、データ処理部61の処理により、新たなメタデータがデータ形式記憶部52に格納されると(ステップS501肯定)、利用不可情報生成部64は、新たに格納されたメタデータを参照して、同一の送信元から受信していたデータのデータ形式が変更されているか否かを判定する(ステップS502)。具体的には、利用不可情報生成部64は、新たに格納されたメタデータの「データを送信したユーザ端末」および「データを受信した日である受信日」を参照して、同一の送信元から受信していた同種類のデータのデータ形式が変更されたか否かを判定する。
ここで、データのデータ形式が変更されていない場合(ステップS502否定)、実施例2におけるアーカイブ装置10は、処理を終了する。
一方、データのデータ形式が変更されていた場合(ステップS502肯定)、利用不可情報生成部64は、変更前後のデータ形式を未サポート形式情報として決定する(ステップS503)。具体的には、利用不可情報生成部64は、変更前のデータ形式を未サポート形式として決定し、変更後のデータ形式を未サポート形式に対応するサポート形式として決定する。
例えば、利用不可情報生成部64は、図7の(A)に示す「データID:100」のメタデータが新たに格納されると、文書データのデータ形式が変更されたことを検出する。そして、利用不可情報生成部64は、「種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」を未サポート形式と決定し、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」をサポート形式と決定する。
また、利用不可情報生成部64は、図7の(C)に示す「データID:1000」のメタデータが新たに格納されると、文書データのデータ形式が、再度、変更されたことを検出する。そして、利用不可情報生成部64は、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V5」を未サポート形式と決定し、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」をサポート形式と決定する。さらに、利用不可情報生成部64は、未サポート形式である「種別:ワープロ専用OASYS、バージョン:100GX−CD」に対応するサポート形式を、「種別:パーソナルコンピュータ用OASYS、バージョン:V10」に更新すると決定する。
そして、利用不可情報生成部64は、決定した未サポート形式情報を、利用不可情報記憶部53に格納し(ステップS504)、処理を終了する。
なお、利用不可情報生成部64による未サポート形式情報の生成処理は、上述したように、新たなメタデータが格納されることに実行される場合であっても、予め管理者によって設定された期間ごとにまとめて実行される場合であってもよい。
[実施例2の効果]
上記したように、実施例2によれば、利用不可情報生成部64は、利用者が保存したデータのメタデータを用いて未サポート形式情報を作成する。そして、利用不可情報記憶部53は、利用不可情報生成部64によって作成された未サポート形式情報を記憶する。従って、利用者が利用するデータ形式に応じた未サポート形式情報をアーカイブ装置10にて自動的に作成することができ、利用者が読み出したデータをより確実に利用することが可能になる。
また、実施例2によれば、データ形式記憶部52は、「データの送信元」および「データの受信日」を記憶する。そして、利用不可情報生成部64は、同一の送信元から継続して受信していたデータのデータ形式が、ある時点から変更された場合、変更前のデータ形式を未サポート形式として決定し、変更後のデータ形式を未サポート形式に対応するサポート形式として決定することにより利用不可情報を生成する。従って、利用者が利用しているデータ形式を詳細に解析した結果に基づいて、未サポート形式情報を作成することが可能になる。
また、実施例2によれば、データ形式記憶部52は、データ形式として、データの作成時に用いられたアプリケーションの種別およびバージョンを記憶する。そして、利用不可情報生成部64は、ユーザ端末から継続して受信していた同一種別のアプリケーションを有するデータのバージョンが、ある時点から変更された場合、変更前のバージョンを未サポート形式として決定し、変更後のバージョンを未サポート形式に対応するサポート形式として決定することにより利用不可情報を生成する。従って、バージョンが利用不可になった場合にも対応することができ、利用者が読み出したデータをさらに確実に利用することが可能になる。
さて、これまで実施例1および2について説明したが、上述した実施例1および2以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、種々の異なる実施例を(1)〜(4)に区分けして説明する。
(1)未サポート形式情報の作成
上記した実施例1および2では、アーカイブ装置10が未サポート形式情報を情報センターまたは自身の管理者から入手する場合、アーカイブ装置10が未サポート形式情報を作成する場合のそれぞれについて説明した。しかし、本実施例はこれに限定されるものではなく、アーカイブ装置10が上記2つの方法を併用する場合であってもよい。
(2)データ形式の変換
また、上記した実施例1および2では、ユーザ端末から読み出し要求時に未サポート形式のデータを複製してサポート形式に変換する場合について説明した。しかし、本実施例はこれに限定されるものではなく、例えば、未サポート形式となったデータを検出した際に、検出したデータを複製してサポート形式に変換する場合であってもよい。
また、上記した実施例1および2では、未サポート形式情報および変換情報を記憶するアーカイブ装置10にてデータ形式の変換を実行する場合について説明した。しかし、本実施例はこれに限定されるものではなく、アーカイブ装置10と接続される変換装置が、未サポート形式情報および変換情報を記憶してデータ形式の変換を実行する場合であってもよい。
(3)システム構成等
また、上記の実施例において説明した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に更新することができる。例えば、実施例1および2におけるデータ形式記憶部52が記憶するメタデータにデータへのアクセス日時などを付加することも可能である。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示された構成要素と同一であることを要しない。すなわち、各処理部および各記憶部の分散・統合の具体的形態(例えば、図2の形態)は図示のものとは限られない。例えば、変換先決定部62および形式変換部63が統合されている場合であってもよい。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(4)変換プログラム
ところで、上記の実施例1および2では、ハードウェアロジックによって各種の処理を実現する場合を説明したが、本実施例はこれに限定されるものではなく、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行するようにしてもよい。そこで、以下では、図10を用いて上記の実施例1に示したアーカイブ装置10と同様の機能を有する変換プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図10は、実施例1の変換プログラムを実行するコンピュータを説明するための図である。
図10に示すように、情報処理装置としてのコンピュータ1000は、キーボード1020、ディスプレイ1030、RAM1040、HDD1050、CPU1060、ROM1070および通信部30を有する。そして、キーボード1020、ディスプレイ1030、RAM1040、HDD1050、CPU1060、ROM1070および通信部50は、バス1010などで接続される。さらに、コンピュータ1000は、図10に示すように、通信部30を介して、第一ユーザ端末20aおよび第二ユーザ端末20bと接続される。
ROM1070には、上記の実施例1に示したアーカイブ装置10と同様の機能を発揮する変換プログラム、つまり、図10に示すように、データ処理プログラム1071、変換先決定プログラム1072、形式変換プログラム1073が予め記憶されている。なお、これらのプログラム1071〜1073については、図2に示したアーカイブ装置10の各構成要素と同様、適宜統合または分散してもよい。
そして、CPU1060が、これらのプログラム1071〜1073をROM1070から読み出して実行することで、図10に示すように、各プログラム1071〜1073は、データ処理プロセス1061、変換先決定プロセス1062、形式変換プロセス1063として機能するようになる。なお、各プロセス1061〜1063は、図2に示した、データ処理部61、変換先決定部62、形式変換部63にそれぞれ対応する。
また、HDD1050には、図10に示すように、電子データ記憶データ1051、データ形式記憶データ1052、利用不可情報記憶データ1053、変換情報記憶データ1054が設けられる。この電子データ記憶データ1051、データ形式記憶データ1052、利用不可情報記憶データ1053、変換情報記憶データ1054は、それぞれ図2に用いた電子データ記憶部51、データ形式記憶部52、利用不可情報記憶部53、変換情報記憶部54に対応する。そしてCPU1060は、電子データ記憶データ1041、データ形式記憶データ1042、利用不可情報記憶データ1043、変換情報記憶データ1044を電子データ記憶データ1051、データ形式記憶データ1052、利用不可情報記憶データ1053、変換情報記憶データ1054に対して登録し、これら電子データ記憶データ1041、データ形式記憶データ1042、利用不可情報記憶データ1043、変換情報記憶データ1044を読み出してRAM1040に格納する。そして、CPU1060は、RAM1040に格納された電子データ記憶データ1041、データ形式記憶データ1042、利用不可情報記憶データ1043、変換情報記憶データ1044に基づいて変換処理を実行する。
なお、上記した各プログラム1071〜1073については、必ずしも最初からROM1070に記憶させておく必要は無く、例えばコンピュータ1000に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、または、コンピュータ1000の内外に備えられるHDDなどの「固定用物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ1000に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ1000がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の本実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)端末から受信した電子データを記憶する電子データ記憶部と、
前記電子データ記憶部によって記憶されている前記電子データのデータ形式を記憶するデータ形式記憶部と、
前記端末において利用不可となったデータ形式である利用不可データ形式と、当該利用不可データ形式に代わって利用可能なデータ形式である利用可能データ形式とを対応付けた利用不可情報を記憶する利用不可情報記憶部と、
前記利用不可情報記憶部によって記憶されている前記利用不可情報の前記利用不可データ形式に該当するデータ形式の電子データを前記データ形式記憶部から検出し、当該検出した電子データの利用不可データ形式の変換先を、前記利用不可情報にて当該利用不可データ形式に対応付けられている利用可能データ形式として決定する変換先決定部と、
を有することを特徴とするアーカイブ装置。
(付記2)前記データ形式記憶部によって記憶されている前記データ形式に基づいて、前記利用不可情報を生成する利用不可情報生成部をさらに有し、
前記利用不可情報記憶部は、前記利用不可情報生成部によって生成された前記利用不可情報を記憶することを特徴とする付記1に記載のアーカイブ装置。
(付記3)前記データ形式記憶部は、前記電子データのデータ形式に、当該電子データを送信した端末を一意に識別するための送信端末識別子および当該電子データを受信した時点をさらに対応付けて記憶し、
前記利用不可情報生成部は、同一の端末から継続して受信していた電子データの形式がある時点から別のデータ形式に変更された場合、変更前のデータ形式を前記利用不可データ形式として決定し、変更後のデータ形式を当該利用不可データ形式に対応する利用可能データ形式として決定することにより、前記利用不可情報を生成することを特徴とする付記2に記載のアーカイブ装置。
(付記4)前記データ形式記憶部は、前記電子データ記憶部によって記憶されている前記電子データの作成時に用いられたアプリケーションの種別および版数を、当該電子データのデータ形式として記憶し、
前記利用不可情報生成部は、前記端末から継続して受信していた同一種別のアプリケーションを有する電子データにおいて、ある時点から版数が変更された場合、変更前の版数を前記利用不可データ形式として決定し、変更後の版数を当該利用不可データ形式に対応する利用可能データ形式として決定することにより、前記利用不可情報を生成することを特徴とする付記2に記載のアーカイブ装置。
(付記5)前記変換先決定部によって検出された電子データごとに、当該電子データの変換先として決定された利用可能データ形式を変換情報として記憶する変換情報記憶部と、
前記変換情報記憶部によって記憶されている前記変換情報に該当する電子データの読み出し要求を受信した場合、当該電子データを複製し、複製データを当該変換情報の利用可能データ形式に変換する形式変換部とをさらに有することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載のアーカイブ装置。
(付記6)端末から受信した電子データのデータ形式を記憶するデータ形式記憶部と、
前記端末において利用不可となったデータ形式である利用不可データ形式と、当該利用不可データ形式に代わって利用可能なデータ形式である利用可能データ形式とを対応付けた利用不可情報を記憶する利用不可情報記憶部と、
前記利用不可情報記憶部によって記憶されている前記利用不可情報の前記利用不可データ形式に該当するデータ形式の電子データを前記データ形式記憶部から検出し、当該検出した電子データの利用不可データ形式の変換先を、前記利用不可情報にて当該利用不可データ形式に対応付けられている利用可能データ形式として決定する変換先決定部と、
を有することを特徴とする変換装置。
(付記7)前記データ形式記憶部によって記憶されている前記データ形式に基づいて、前記利用不可情報を生成する利用不可情報生成部をさらに有し、
前記利用不可情報記憶部は、前記利用不可情報生成部によって生成された前記利用不可情報を記憶することを特徴とする付記6に記載の変換装置。
(付記8)前記データ形式記憶部は、前記電子データのデータ形式に、当該電子データを送信した端末を一意に識別するための送信端末識別子および当該電子データを受信した時点をさらに対応付けて記憶し、
前記利用不可情報生成部は、同一の端末から継続して受信していた電子データの形式がある時点から別のデータ形式に変更された場合、変更前のデータ形式を前記利用不可データ形式として決定し、変更後のデータ形式を当該利用不可データ形式に対応する利用可能データ形式として決定することにより、前記利用不可情報を生成することを特徴とする付記7に記載の変換装置。
(付記9)前記データ形式記憶部は、前記電子データの作成時に用いられたアプリケーションの種別および版数を、当該電子データのデータ形式として記憶し、
前記利用不可情報生成部は、前記端末から継続して受信していた同一種別のアプリケーションを有する電子データにおいて、ある時点から版数が変更された場合、変更前の版数を前記利用不可データ形式として決定し、変更後の版数を当該利用不可データ形式に対応する利用可能データ形式として決定することにより、前記利用不可情報を生成することを特徴とする付記7に記載の変換装置。
(付記10)前記変換先決定部によって検出された電子データごとに、当該電子データの変換先として決定された利用可能データ形式を変換情報として記憶する変換情報記憶部と、
前記変換情報記憶部によって記憶されている前記変換情報に該当する電子データの読み出し要求を受信した場合、当該電子データを複製し、複製データを当該変換情報の利用可能データ形式に変換する形式変換部とをさらに有することを特徴とする付記6〜8のいずれか一つに記載の変換装置。
(付記11)端末から受信した電子データのデータ形式を第一の記憶部に記憶させるデータ形式記憶手順と、
前記端末において利用不可となったデータ形式である利用不可データ形式と、当該利用不可データ形式に代わって利用可能なデータ形式である利用可能データ形式とを対応付けた利用不可情報を第二の記憶部に記憶させる利用不可情報記憶手順と、
前記第二の記憶部に記憶されている前記利用不可情報の前記利用不可データ形式に該当するデータ形式の電子データを第一の記憶部から検出し、当該検出した電子データの利用不可データ形式の変換先を、前記利用不可情報にて当該利用不可データ形式に対応付けられている利用可能データ形式として決定する変換先決定手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする変換プログラム。
(付記12)前記第一の記憶部によって記憶されている前記データ形式に基づいて、前記利用不可情報を生成する利用不可情報生成手順をさらにコンピュータに実行させ、
前記第二の記憶部は、前記利用不可情報生成手順によって生成された前記利用不可情報を記憶することを特徴とする付記11に記載の変換プログラム。
(付記13)前記第一の記憶部は、前記電子データのデータ形式に、当該電子データを送信した端末を一意に識別するための送信端末識別子および当該電子データを受信した時点をさらに対応付けて記憶し、
前記利用不可情報生成手順は、同一の端末から継続して受信していた電子データの形式がある時点から別のデータ形式に変更された場合、変更前のデータ形式を前記利用不可データ形式として決定し、変更後のデータ形式を当該利用不可データ形式に対応する利用可能データ形式として決定することにより、前記利用不可情報を生成することを特徴とする付記12に記載の変換プログラム。
(付記14)前記第一の記憶部は、前記電子データの作成時に用いられたアプリケーションの種別および版数を、当該電子データのデータ形式として記憶し、
前記利用不可情報生成手順は、前記端末から継続して受信していた同一種別のアプリケーションを有する電子データにおいて、ある時点から版数が変更された場合、変更前の版数を前記利用不可データ形式として決定し、変更後の版数を当該利用不可データ形式に対応する利用可能データ形式として決定することにより、前記利用不可情報を生成することを特徴とする付記12に記載の変換プログラム。
(付記15)前記変換先決定手順によって検出された電子データごとに、当該電子データの変換先として決定された利用可能データ形式を変換情報として第三の記憶部に記憶させる変換情報記憶手順と、
前記第三の記憶部によって記憶されている前記変換情報に該当する電子データの読み出し要求を受信した場合、当該電子データを複製し、複製データを当該変換情報の利用可能データ形式に変換する形式変換手順とをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記11〜13のいずれか一つに記載の変換プログラム。
10 アーカイブ装置
20a 第一ユーザ端末
20b 第二ユーザ端末
30 通信部
40 入出力制御I/F部
50 記憶部
51 電子データ記憶部
52 データ形式記憶部
53 利用不可情報記憶部
54 変換情報記憶部
60 処理部
61 データ処理部
62 変換先決定部
63 形式変換部
64 利用不可情報生成部

Claims (7)

  1. 端末から受信した電子データを記憶する電子データ記憶部と、
    前記電子データ記憶部によって記憶されている前記電子データのデータ形式を記憶するデータ形式記憶部と、
    前記端末において利用不可となったデータ形式である利用不可データ形式と、当該利用不可データ形式に代わって利用可能なデータ形式である利用可能データ形式とを対応付けた利用不可情報を記憶する利用不可情報記憶部と、
    前記利用不可情報記憶部によって記憶されている前記利用不可情報の前記利用不可データ形式に該当するデータ形式の電子データを前記データ形式記憶部から検出し、当該検出した電子データの利用不可データ形式の変換先を、前記利用不可情報にて当該利用不可データ形式に対応付けられている利用可能データ形式として決定する変換先決定部と、
    を有することを特徴とするアーカイブ装置。
  2. 前記データ形式記憶部によって記憶されている前記データ形式に基づいて、前記利用不可情報を生成する利用不可情報生成部をさらに有し、
    前記利用不可情報記憶部は、前記利用不可情報生成部によって生成された前記利用不可情報を記憶することを特徴とする請求項1に記載のアーカイブ装置。
  3. 前記データ形式記憶部は、前記電子データのデータ形式に、当該電子データを送信した端末を一意に識別するための送信端末識別子および当該電子データを受信した時点をさらに対応付けて記憶し、
    前記利用不可情報生成部は、同一の端末から継続して受信していた電子データの形式がある時点から別のデータ形式に変更された場合、変更前のデータ形式を前記利用不可データ形式として決定し、変更後のデータ形式を当該利用不可データ形式に対応する利用可能データ形式として決定することにより、前記利用不可情報を生成することを特徴とする請求項2に記載のアーカイブ装置。
  4. 前記データ形式記憶部は、前記電子データ記憶部によって記憶されている前記電子データの作成時に用いられたアプリケーションの種別および版数を、当該電子データのデータ形式として記憶し、
    前記利用不可情報生成部は、前記端末から継続して受信していた同一種別のアプリケーションを有する電子データにおいて、ある時点から版数が変更された場合、変更前の版数を前記利用不可データ形式として決定し、変更後の版数を当該利用不可データ形式に対応する利用可能データ形式として決定することにより、前記利用不可情報を生成することを特徴とする請求項2に記載のアーカイブ装置。
  5. 前記変換先決定部によって検出された電子データごとに、当該電子データの変換先として決定された利用可能データ形式を変換情報として記憶する変換情報記憶部と、
    前記変換情報記憶部によって記憶されている前記変換情報に該当する電子データの読み出し要求を受信した場合、当該電子データを複製し、複製データを当該変換情報の利用可能データ形式に変換する形式変換部とをさらに有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のアーカイブ装置。
  6. 端末から受信した電子データのデータ形式を記憶するデータ形式記憶部と、
    前記端末において利用不可となったデータ形式である利用不可データ形式と、当該利用不可データ形式に代わって利用可能なデータ形式である利用可能データ形式とを対応付けた利用不可情報を記憶する利用不可情報記憶部と、
    前記利用不可情報記憶部によって記憶されている前記利用不可情報の前記利用不可データ形式に該当するデータ形式の電子データを前記データ形式記憶部から検出し、当該検出した電子データの利用不可データ形式の変換先を、前記利用不可情報にて当該利用不可データ形式に対応付けられている利用可能データ形式として決定する変換先決定部と、
    を有することを特徴とする変換装置。
  7. 端末から受信した電子データのデータ形式を第一の記憶部に記憶させるデータ形式記憶手順と、
    前記端末において利用不可となったデータ形式である利用不可データ形式と、当該利用不可データ形式に代わって利用可能なデータ形式である利用可能データ形式とを対応付けた利用不可情報を第二の記憶部に記憶させる利用不可情報記憶手順と、
    前記第二の記憶部に記憶されている前記利用不可情報の前記利用不可データ形式に該当するデータ形式の電子データを第一の記憶部から検出し、当該検出した電子データの利用不可データ形式の変換先を、前記利用不可情報にて当該利用不可データ形式に対応付けられている利用可能データ形式として決定する変換先決定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする変換プログラム。
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