JPH04219695A - ダイナミック型半導体記憶装置 - Google Patents
ダイナミック型半導体記憶装置Info
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- JPH04219695A JPH04219695A JP2403621A JP40362190A JPH04219695A JP H04219695 A JPH04219695 A JP H04219695A JP 2403621 A JP2403621 A JP 2403621A JP 40362190 A JP40362190 A JP 40362190A JP H04219695 A JPH04219695 A JP H04219695A
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 17
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000004904 shortening Methods 0.000 abstract 1
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 23
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000002035 prolonged effect Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はダイナミック型半導体
記憶装置に関する。
記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダイナミック型半導体記憶装置は
、例えば図4および図5に示すような周辺回路を備えて
いる。この周辺回路には、図4に示すように、タイミン
グ発生回路103と、センス増幅器(以下「センスアン
プ」という)104と、列アドレスデコーダ105と、
トランスファゲート106と、内部降圧回路130が設
けられている。また、図5に示すように、メイン増幅器
(以下「メインアンプ」という。)101と、データ線
バイアス回路102が設けられている。なお、記号■,
■はデータ線D,D#が図4と図5とでつながっている
ことを表わしている。
、例えば図4および図5に示すような周辺回路を備えて
いる。この周辺回路には、図4に示すように、タイミン
グ発生回路103と、センス増幅器(以下「センスアン
プ」という)104と、列アドレスデコーダ105と、
トランスファゲート106と、内部降圧回路130が設
けられている。また、図5に示すように、メイン増幅器
(以下「メインアンプ」という。)101と、データ線
バイアス回路102が設けられている。なお、記号■,
■はデータ線D,D#が図4と図5とでつながっている
ことを表わしている。
【0003】タイミング発生回路103は、入力端子1
03iにつながるインバータ103cと、このインバー
タ103cに直列に順に接続された遅延回路103aお
よび遅延回路103bを有している。プルダウントラン
ジスタ活性化信号線109とグランドとの間にはnチャ
ネル型トランジスタ103eが接続される一方、プルア
ップトランジスタ活性化信号線110と内部降圧電位線
107との間にはpチャネル型トランジスタ103fが
接続されている。このタイミング発生回路103は、入
力端子103iにセンス動作を開始すべきことを表わす
開始信号を受けた後、図6に示すように、まずインバー
タ103cの出力側からインバータ103dを通して、
センスアンプ104のプルダウントランジスタ104b
,104bを活性化する制御信号aを発生させる。そし
て、この制御信号aによってnチャネル型トランジスタ
103eをオンさせて、プルダウントランジスタ活性化
信号線109を接地電位にプルダウンする。次に、遅延
回路103aの出力側からインバータ103g,103
hを通してプルアップトランジスタ104a,104a
を活性化する制御信号cを発生させる。この制御信号c
によってpチャネル型トランジスタ103fをオンさせ
て、プルアップトランジスタ活性化信号線110を内部
降圧電位Vdd(後述)にプルアップさせる。最後に、
遅延回路103bの出力側からインバータ103j,1
03kを通して制御信号bを発生させる。この制御信号
bによって列アドレスデコーダ105を活性化してトラ
ンスファゲート106を導通させる。
03iにつながるインバータ103cと、このインバー
タ103cに直列に順に接続された遅延回路103aお
よび遅延回路103bを有している。プルダウントラン
ジスタ活性化信号線109とグランドとの間にはnチャ
ネル型トランジスタ103eが接続される一方、プルア
ップトランジスタ活性化信号線110と内部降圧電位線
107との間にはpチャネル型トランジスタ103fが
接続されている。このタイミング発生回路103は、入
力端子103iにセンス動作を開始すべきことを表わす
開始信号を受けた後、図6に示すように、まずインバー
タ103cの出力側からインバータ103dを通して、
センスアンプ104のプルダウントランジスタ104b
,104bを活性化する制御信号aを発生させる。そし
て、この制御信号aによってnチャネル型トランジスタ
103eをオンさせて、プルダウントランジスタ活性化
信号線109を接地電位にプルダウンする。次に、遅延
回路103aの出力側からインバータ103g,103
hを通してプルアップトランジスタ104a,104a
を活性化する制御信号cを発生させる。この制御信号c
によってpチャネル型トランジスタ103fをオンさせ
て、プルアップトランジスタ活性化信号線110を内部
降圧電位Vdd(後述)にプルアップさせる。最後に、
遅延回路103bの出力側からインバータ103j,1
03kを通して制御信号bを発生させる。この制御信号
bによって列アドレスデコーダ105を活性化してトラ
ンスファゲート106を導通させる。
【0004】センスアンプ104は、プルアップトラン
ジスタ活性化信号線110につながる一対のプルアップ
トランジスタ104a,104aと、このプルアップト
ランジスタ104a,104aとプルダウントランジス
タ活性化信号線109との間に接続された一対のプルダ
ウントランジスタ104b,104bとからなっている
。このセンスアンプ104は、プルダウントランジスタ
活性化信号線109,プルアップトランジスタ活性化信
号線110によって駆動されて、図示しないメモリセル
からビット線B,B#上に送出された信号をセンス増幅
してラッチする。
ジスタ活性化信号線110につながる一対のプルアップ
トランジスタ104a,104aと、このプルアップト
ランジスタ104a,104aとプルダウントランジス
タ活性化信号線109との間に接続された一対のプルダ
ウントランジスタ104b,104bとからなっている
。このセンスアンプ104は、プルダウントランジスタ
活性化信号線109,プルアップトランジスタ活性化信
号線110によって駆動されて、図示しないメモリセル
からビット線B,B#上に送出された信号をセンス増幅
してラッチする。
【0005】列デコーダ105は、列アドレス信号線1
11につながるNAND(否定論理積)回路105aと
、列アドレスデコーダ信号線108とグランドとの間に
直列接続されたpチャネル型トランジスタ105b,n
チャネル型トランジスタ105cとからなっている。こ
の列デコーダ105は、列アドレス信号線111によっ
て特定され、かつ列アドレスデコーダ信号線108を介
して上記タイミング発生回路103からの制御信号bを
受けたとき、トランスファゲート106を導通してビッ
ト線B,B#上の信号をデータ線D,D#へ転送させる
。
11につながるNAND(否定論理積)回路105aと
、列アドレスデコーダ信号線108とグランドとの間に
直列接続されたpチャネル型トランジスタ105b,n
チャネル型トランジスタ105cとからなっている。こ
の列デコーダ105は、列アドレス信号線111によっ
て特定され、かつ列アドレスデコーダ信号線108を介
して上記タイミング発生回路103からの制御信号bを
受けたとき、トランスファゲート106を導通してビッ
ト線B,B#上の信号をデータ線D,D#へ転送させる
。
【0006】内部降圧回路130は、差動増幅器130
aと、電源(電位Vcc)と内部降圧電位線107との
間に接続されたpチャネル型トランジスタ130bとか
らなっている。差動増幅器130aは、入力端子130
iに印加される参照電位Vref(ただし、(Vcc/
2)<Vref<Vccである。)を反転(−)入力と
する一方、pチャネル型トランジスタ130bと内部降
圧電位線107との接続点130tに生じる内部降圧電
位Vddを非反転(+)入力として、電位差(Vdd−
Vref)が略ゼロとなるようにpチャネル型トランジ
スタ130bのコンダクタンスを制御する。すなわち、
この差動増幅器130aとpチャネル型トランジスタ1
30bでボルテージフオロアを構成して、内部降圧電位
線107に略一定の内部降圧電位Vddを供給している
。
aと、電源(電位Vcc)と内部降圧電位線107との
間に接続されたpチャネル型トランジスタ130bとか
らなっている。差動増幅器130aは、入力端子130
iに印加される参照電位Vref(ただし、(Vcc/
2)<Vref<Vccである。)を反転(−)入力と
する一方、pチャネル型トランジスタ130bと内部降
圧電位線107との接続点130tに生じる内部降圧電
位Vddを非反転(+)入力として、電位差(Vdd−
Vref)が略ゼロとなるようにpチャネル型トランジ
スタ130bのコンダクタンスを制御する。すなわち、
この差動増幅器130aとpチャネル型トランジスタ1
30bでボルテージフオロアを構成して、内部降圧電位
線107に略一定の内部降圧電位Vddを供給している
。
【0007】図5に示すメインアンプ101は、グラン
ドに接続されたnチャネル型トランジスタ101aと、
このトランジスタ101aに接続された一対のnチャネ
ル型プルダウントランジスタ101b,101bと、こ
のプルダウントランジスタ101b,101bと電源(
電位Vcc)との間に接続された一対のpチャネル型プ
ルアップトランジスタ101c,101cと、出力線O
,O#をショートするためのpチャネル型トランジスタ
101dとからなっている。このメインアンプ回路10
1は、制御信号φ6が印加されたとき、プルダウントラ
ンジスタ101b,101bおよびプルアップトランジ
スタ101c,101cの動作によって、データ線D,
D#上の信号を増幅して出力線O,O#へ出力する。
ドに接続されたnチャネル型トランジスタ101aと、
このトランジスタ101aに接続された一対のnチャネ
ル型プルダウントランジスタ101b,101bと、こ
のプルダウントランジスタ101b,101bと電源(
電位Vcc)との間に接続された一対のpチャネル型プ
ルアップトランジスタ101c,101cと、出力線O
,O#をショートするためのpチャネル型トランジスタ
101dとからなっている。このメインアンプ回路10
1は、制御信号φ6が印加されたとき、プルダウントラ
ンジスタ101b,101bおよびプルアップトランジ
スタ101c,101cの動作によって、データ線D,
D#上の信号を増幅して出力線O,O#へ出力する。
【0008】データ線バイアス回路102は、電源(電
位Vcc)とグランドとの間に直列接続された各一対の
同一特性のnチャネル型トランジスタ102a,102
bと、データ線D,D#をショートするためのpチャネ
ル型トランジスタ102cとからなっている。このトラ
ンジスタ102a,102bの一対の接続点J,J#は
それぞれデータ線D,D#に接続されている。このデー
タ線バイアス回路102は、データの読み出し(正確に
は、メインアンプ101の動作)に先立って制御信号φ
3,φ4を受けて、予めデータ線D,D#を中間電位V
cc/2にバイアスする。
位Vcc)とグランドとの間に直列接続された各一対の
同一特性のnチャネル型トランジスタ102a,102
bと、データ線D,D#をショートするためのpチャネ
ル型トランジスタ102cとからなっている。このトラ
ンジスタ102a,102bの一対の接続点J,J#は
それぞれデータ線D,D#に接続されている。このデー
タ線バイアス回路102は、データの読み出し(正確に
は、メインアンプ101の動作)に先立って制御信号φ
3,φ4を受けて、予めデータ線D,D#を中間電位V
cc/2にバイアスする。
【0009】メモリセルからデータの読み出しを行う場
合、予め、図示しないプリチャージ回路によって図4に
示すビット線B,B#が中間電位Vcc/2にバイアス
される。また、図5に示すデータ線バイアス回路102
によってデータ線D,D#が中間電位Vcc/2にバイ
アスされる。次に、図4に示すタイミング発生回路10
3が制御信号a,制御信号cをこの順に発生して、プル
ダウントランジスタ活性化信号線109が接地される一
方、プルアップトランジスタ活性化信号線110が内部
降圧電位Vddにプルアップされる。これにより、上記
メモリセルからビット線B,B#上に送出された微小な
電位差をセンスアンプ104が増幅してラッチする。続
いて、タイミング発生回路104が制御信号bを発生し
て、列デコーダ105にトランスファゲート106,1
06を導通させる。これにより、センスアンプ104に
ラッチされた電位差がビット線B,B#からデータ線D
,D#へ転送される。続いて、図5に示すメインアンプ
101が、データ線D,D#上の電位差をさらに増幅し
て、出力線O,O#へ出力する。
合、予め、図示しないプリチャージ回路によって図4に
示すビット線B,B#が中間電位Vcc/2にバイアス
される。また、図5に示すデータ線バイアス回路102
によってデータ線D,D#が中間電位Vcc/2にバイ
アスされる。次に、図4に示すタイミング発生回路10
3が制御信号a,制御信号cをこの順に発生して、プル
ダウントランジスタ活性化信号線109が接地される一
方、プルアップトランジスタ活性化信号線110が内部
降圧電位Vddにプルアップされる。これにより、上記
メモリセルからビット線B,B#上に送出された微小な
電位差をセンスアンプ104が増幅してラッチする。続
いて、タイミング発生回路104が制御信号bを発生し
て、列デコーダ105にトランスファゲート106,1
06を導通させる。これにより、センスアンプ104に
ラッチされた電位差がビット線B,B#からデータ線D
,D#へ転送される。続いて、図5に示すメインアンプ
101が、データ線D,D#上の電位差をさらに増幅し
て、出力線O,O#へ出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ダイナミック型半導体記憶装置は、メインアンプの動作
開始前にデータ線D,D#を予め中間電位Vcc/2に
バイアスする際に、データ線バイアス回路102のトラ
ンジスタ102b,102aを通して電源Vcc側から
グランド側へ直流電流が流れる。このため、消費電流が
大きくなるという問題がある。
ダイナミック型半導体記憶装置は、メインアンプの動作
開始前にデータ線D,D#を予め中間電位Vcc/2に
バイアスする際に、データ線バイアス回路102のトラ
ンジスタ102b,102aを通して電源Vcc側から
グランド側へ直流電流が流れる。このため、消費電流が
大きくなるという問題がある。
【0011】また、データの読み出しを行う場合、上記
従来のダイナミック型半導体記憶装置は、センスアンプ
104のプルダウントランジスタ104b,104bを
先に駆動してビット線B,B#間の電位差を増幅し、続
いてプルアップトランジスタ104a,104aを駆動
してビット線B,B#をリストアした後、データ線D,
D#にデータを転送しているため、センス動作の開始か
らデータ線D,D#にデータが転送されるまでの間に、
ビット線B,B#間の電位差を増幅する動作時間(制御
信号aと制御信号cの出力タイミングの差に相当)とデ
ータ線D,D#にデータを転送するまでの動作時間(制
御信号cと制御信号bの出力タイミングの差に相当)と
を要している。 このため、最終的にメインアンプ101を通して出力線
O,O#へデータを出力するまでの時間を長引かせてい
るという問題がある。
従来のダイナミック型半導体記憶装置は、センスアンプ
104のプルダウントランジスタ104b,104bを
先に駆動してビット線B,B#間の電位差を増幅し、続
いてプルアップトランジスタ104a,104aを駆動
してビット線B,B#をリストアした後、データ線D,
D#にデータを転送しているため、センス動作の開始か
らデータ線D,D#にデータが転送されるまでの間に、
ビット線B,B#間の電位差を増幅する動作時間(制御
信号aと制御信号cの出力タイミングの差に相当)とデ
ータ線D,D#にデータを転送するまでの動作時間(制
御信号cと制御信号bの出力タイミングの差に相当)と
を要している。 このため、最終的にメインアンプ101を通して出力線
O,O#へデータを出力するまでの時間を長引かせてい
るという問題がある。
【0012】そこで、この発明の目的は、メインアンプ
の動作開始前にデータ線を予め中間電位にバイアスする
際に消費電流を小さくすることができ、しかも、センス
動作の開始から出力線へデータを出力するまでの時間を
短縮できるダイナミック型半導体記憶装置を提供するこ
とにある。
の動作開始前にデータ線を予め中間電位にバイアスする
際に消費電流を小さくすることができ、しかも、センス
動作の開始から出力線へデータを出力するまでの時間を
短縮できるダイナミック型半導体記憶装置を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、ビット線につながるプルアップトラン
ジスタおよびプルダウントランジスタとを有して上記ビ
ット線上の信号を増幅するセンスアンプと、データ線に
つながり上記データ線上の信号を増幅して外部へ出力す
るメインアンプと、上記メインアンプの動作開始前に上
記データ線を電源電位と接地電位との間の電位にバイア
スするデータ線バイアス回路と、上記ビット線とデータ
線との間に設けられたトランスファゲートと、上記トラ
ンスファゲートを制御する列デコーダと、上記プルアッ
プトランジスタを活性化する制御信号,上記プルダウン
トランジスタを活性化する制御信号および上記列デコー
ダを活性化して上記トランスファゲートを導通させる制
御信号を異なるタイミングで発生するタイミング発生回
路を備えて、データを読み出す場合に、上記メインアン
プの動作開始前に上記データ線バイアス回路が上記デー
タ線をバイアスした後、上記タイミング発生回路からの
各制御信号によって上記プルダウントランジスタ,プル
アップトランジスタ,列デコーダにそれぞれ上記ビット
線上の信号の増幅,上記ビット線のリストア,上記ビッ
ト線からデータ線への増幅された信号の転送を異なるタ
イミングで行うようにしたダイナミック型半導体記憶装
置において、上記データ線バイアス回路は、上記電源電
位と接地電位との間の内部降圧電位を有する内部降圧電
位線と上記データ線との間に接続されたスイッチを含み
、上記タイミング発生回路は、上記プルダウントランジ
スタを活性化する制御信号,上記列アドレスデコーダを
活性化する制御信号,上記プルアップトランジスタを活
性化する制御信号をこの順に発生することを特徴として
いる。
に、この発明は、ビット線につながるプルアップトラン
ジスタおよびプルダウントランジスタとを有して上記ビ
ット線上の信号を増幅するセンスアンプと、データ線に
つながり上記データ線上の信号を増幅して外部へ出力す
るメインアンプと、上記メインアンプの動作開始前に上
記データ線を電源電位と接地電位との間の電位にバイア
スするデータ線バイアス回路と、上記ビット線とデータ
線との間に設けられたトランスファゲートと、上記トラ
ンスファゲートを制御する列デコーダと、上記プルアッ
プトランジスタを活性化する制御信号,上記プルダウン
トランジスタを活性化する制御信号および上記列デコー
ダを活性化して上記トランスファゲートを導通させる制
御信号を異なるタイミングで発生するタイミング発生回
路を備えて、データを読み出す場合に、上記メインアン
プの動作開始前に上記データ線バイアス回路が上記デー
タ線をバイアスした後、上記タイミング発生回路からの
各制御信号によって上記プルダウントランジスタ,プル
アップトランジスタ,列デコーダにそれぞれ上記ビット
線上の信号の増幅,上記ビット線のリストア,上記ビッ
ト線からデータ線への増幅された信号の転送を異なるタ
イミングで行うようにしたダイナミック型半導体記憶装
置において、上記データ線バイアス回路は、上記電源電
位と接地電位との間の内部降圧電位を有する内部降圧電
位線と上記データ線との間に接続されたスイッチを含み
、上記タイミング発生回路は、上記プルダウントランジ
スタを活性化する制御信号,上記列アドレスデコーダを
活性化する制御信号,上記プルアップトランジスタを活
性化する制御信号をこの順に発生することを特徴として
いる。
【0014】
【作用】データ線バイアス回路を構成するスイッチがオ
ンしたとき、内部降圧電位線とデータ線との間に電流が
流れて、上記データ線は上記内部降圧電位にバイアスさ
れる。このとき、上記データ線バイアス回路は、上記内
部降圧電位線とデータ線とを結ぶ電流経路を形成してお
り、この電流経路はグランドから離間している。したが
って、グランドへ無駄な電流が流れるようなことが無く
なって、従来に比して消費電流が小さくなる。
ンしたとき、内部降圧電位線とデータ線との間に電流が
流れて、上記データ線は上記内部降圧電位にバイアスさ
れる。このとき、上記データ線バイアス回路は、上記内
部降圧電位線とデータ線とを結ぶ電流経路を形成してお
り、この電流経路はグランドから離間している。したが
って、グランドへ無駄な電流が流れるようなことが無く
なって、従来に比して消費電流が小さくなる。
【0015】また、タイミング発生回路がプルダウント
ランジスタを活性化する制御信号,列デコーダを活性化
する制御信号,プルアップトランジスタを活性化する制
御信号をこの順に発生する場合、ビット線上の信号の増
幅,上記ビット線から上記データ線への増幅された信号
の転送,上記ビット線のリストアがこの順に行われる。 すなわち、上記ビット線のリストアを開始する時点で、
上記列デコーダによって導通されたトランスファゲート
を介して上記増幅された信号は既にデータ線へ転送され
ている。この結果、従来と異なり、センス動作開始から
データをデータ線に出力するまでの期間は、上記プルダ
ウントランジスタによってビット線上の信号を増幅する
動作時間だけとなる。したがって、最終的に外部へデー
タを出力するのに要する時間が短縮される。
ランジスタを活性化する制御信号,列デコーダを活性化
する制御信号,プルアップトランジスタを活性化する制
御信号をこの順に発生する場合、ビット線上の信号の増
幅,上記ビット線から上記データ線への増幅された信号
の転送,上記ビット線のリストアがこの順に行われる。 すなわち、上記ビット線のリストアを開始する時点で、
上記列デコーダによって導通されたトランスファゲート
を介して上記増幅された信号は既にデータ線へ転送され
ている。この結果、従来と異なり、センス動作開始から
データをデータ線に出力するまでの期間は、上記プルダ
ウントランジスタによってビット線上の信号を増幅する
動作時間だけとなる。したがって、最終的に外部へデー
タを出力するのに要する時間が短縮される。
【0016】また、読み出すべき特定のメモリセルから
の信号を増幅したセンスアンプは、列アドレス信号によ
って特定された列デコーダがトランスファゲートを導通
させるタイミングでもってデータ線の電位(この時点で
は既に内部降圧電位となっている)にプルアップされる
。したがって、上記センスアンプは従来に比して早い時
点でリストアされる。なお、特定されなかった他の列の
センスアンプは、上記タイミング発生回路が上記プルア
ップトランジスタを活性化する制御信号を発生した時点
でリストアされる。
の信号を増幅したセンスアンプは、列アドレス信号によ
って特定された列デコーダがトランスファゲートを導通
させるタイミングでもってデータ線の電位(この時点で
は既に内部降圧電位となっている)にプルアップされる
。したがって、上記センスアンプは従来に比して早い時
点でリストアされる。なお、特定されなかった他の列の
センスアンプは、上記タイミング発生回路が上記プルア
ップトランジスタを活性化する制御信号を発生した時点
でリストアされる。
【0017】
【実施例】以下、この発明のダイナミック型半導体記憶
装置を実施例により詳細に説明する。
装置を実施例により詳細に説明する。
【0018】図1に示すように、このダイナミック型半
導体記憶装置は、タイミング発生回路3と、センスアン
プ4と、列アドレスデコーダ5と、トランスファゲート
6と、内部降圧回路30を備えている。さらに、図2に
示すように、メインアンプ1とデータ線バイアス回路2
を備えている。なお、記号■,■,■は、それぞれデー
タ線D,D#,内部降圧電位線7が図1と図2とでつな
がっていることを表わしている。
導体記憶装置は、タイミング発生回路3と、センスアン
プ4と、列アドレスデコーダ5と、トランスファゲート
6と、内部降圧回路30を備えている。さらに、図2に
示すように、メインアンプ1とデータ線バイアス回路2
を備えている。なお、記号■,■,■は、それぞれデー
タ線D,D#,内部降圧電位線7が図1と図2とでつな
がっていることを表わしている。
【0019】タイミング発生回路3は、入力端子3iに
つながるインバータ3cと、このインバータ3cに直列
に順に接続された遅延回路3aおよび遅延回路3bを有
している。プルダウントランジスタ活性化信号線9とグ
ランドとの間にはnチャネル型トランジスタ3eが接続
される一方、プルアップトランジスタ活性化信号線10
と内部降圧電位線7との間にはpチャネル型トランジス
タ3fが接続されている。このタイミング発生回路3は
、入力端子3iにセンス動作を開始すべきことを表わす
開始信号を受けた後、図3に示すように、まずインバー
タ3cの出力側からインバータ3dを通して、センスア
ンプ4のプルダウントランジスタ4b,4bを活性化す
る制御信号aを発生する。そして、この制御信号aによ
ってnチャネル型トランジスタ3eをオンさせて、プル
ダウントランジスタ活性化信号線9を接地電位にプルダ
ウンする。次に、遅延回路3aの出力側からインバータ
3g,3hを通して制御信号bを発生させる。この制御
信号bによって列アドレスデコーダを活性化してトラン
スファゲート6を導通させる。最後に、遅延回路3bの
出力側からインバータ3j,3kを通して制御信号cを
発生させる。この制御信号cによってpチャネル型トラ
ンジスタ3fをオンさせて、プルアップトランジスタ活
性化信号線10を内部降圧電位Vddにプルアップさせ
る。
つながるインバータ3cと、このインバータ3cに直列
に順に接続された遅延回路3aおよび遅延回路3bを有
している。プルダウントランジスタ活性化信号線9とグ
ランドとの間にはnチャネル型トランジスタ3eが接続
される一方、プルアップトランジスタ活性化信号線10
と内部降圧電位線7との間にはpチャネル型トランジス
タ3fが接続されている。このタイミング発生回路3は
、入力端子3iにセンス動作を開始すべきことを表わす
開始信号を受けた後、図3に示すように、まずインバー
タ3cの出力側からインバータ3dを通して、センスア
ンプ4のプルダウントランジスタ4b,4bを活性化す
る制御信号aを発生する。そして、この制御信号aによ
ってnチャネル型トランジスタ3eをオンさせて、プル
ダウントランジスタ活性化信号線9を接地電位にプルダ
ウンする。次に、遅延回路3aの出力側からインバータ
3g,3hを通して制御信号bを発生させる。この制御
信号bによって列アドレスデコーダを活性化してトラン
スファゲート6を導通させる。最後に、遅延回路3bの
出力側からインバータ3j,3kを通して制御信号cを
発生させる。この制御信号cによってpチャネル型トラ
ンジスタ3fをオンさせて、プルアップトランジスタ活
性化信号線10を内部降圧電位Vddにプルアップさせ
る。
【0020】センスアンプ4は、プルアップトランジス
タ活性化信号線10につながる一対のプルアップトラン
ジスタ4a,4aと、このプルアップトランジスタ4a
,4aとプルダウントランジスタ活性化信号線9との間
に接続された一対のプルダウントランジスタ4b,4b
とからなっている。このセンスアンプ4は、プルダウン
トランジスタ活性化信号線9,プルアップトランジスタ
活性化信号線10によって駆動されて、図示しないメモ
リセルからビット線B,B#上に送出された信号をセン
ス増幅してラッチする。
タ活性化信号線10につながる一対のプルアップトラン
ジスタ4a,4aと、このプルアップトランジスタ4a
,4aとプルダウントランジスタ活性化信号線9との間
に接続された一対のプルダウントランジスタ4b,4b
とからなっている。このセンスアンプ4は、プルダウン
トランジスタ活性化信号線9,プルアップトランジスタ
活性化信号線10によって駆動されて、図示しないメモ
リセルからビット線B,B#上に送出された信号をセン
ス増幅してラッチする。
【0021】列デコーダ5は、列アドレス信号線11に
つながるNAND回路5aと、列アドレスデコーダ信号
線8とグランドとの間に直列接続されたpチャネル型ト
ランジスタ5b,nチャネル型トランジスタ5cとから
なっている。この列デコーダ5は、列アドレス信号線1
1によって特定され、かつ列アドレスデコーダ信号線8
を介して上記タイミング発生回路3からの制御信号bを
受けたとき、トランスファゲート6を導通してビット線
B,B#上の信号をデータ線D,D#へ転送させる。
つながるNAND回路5aと、列アドレスデコーダ信号
線8とグランドとの間に直列接続されたpチャネル型ト
ランジスタ5b,nチャネル型トランジスタ5cとから
なっている。この列デコーダ5は、列アドレス信号線1
1によって特定され、かつ列アドレスデコーダ信号線8
を介して上記タイミング発生回路3からの制御信号bを
受けたとき、トランスファゲート6を導通してビット線
B,B#上の信号をデータ線D,D#へ転送させる。
【0022】内部降圧回路30は、差動増幅器30aと
、電源(電位Vcc)と内部降圧電位線7との間に接続
されたpチャネル型トランジスタ30bとからなってい
る。 差動増幅器30aは、入力端子30iに印加される参照
電位Vref(ただし、(Vcc/2)<Vref<V
ccである。)を反転(−)入力とする一方、pチャネ
ル型トランジスタ30bと内部降圧電位線7との接続点
30tに生じる内部降圧電位Vddを非反転(+)入力
として、電位差(Vdd−Vref)が略ゼロとなるよ
うにpチャネル型トランジスタ30bのコンダクタンス
を制御する。すなわち、この差動増幅器30aとpチャ
ネル型トランジスタ30bでボルテージフオロアを構成
して、内部降圧電位線7に略一定の内部降圧電位Vdd
を供給している。
、電源(電位Vcc)と内部降圧電位線7との間に接続
されたpチャネル型トランジスタ30bとからなってい
る。 差動増幅器30aは、入力端子30iに印加される参照
電位Vref(ただし、(Vcc/2)<Vref<V
ccである。)を反転(−)入力とする一方、pチャネ
ル型トランジスタ30bと内部降圧電位線7との接続点
30tに生じる内部降圧電位Vddを非反転(+)入力
として、電位差(Vdd−Vref)が略ゼロとなるよ
うにpチャネル型トランジスタ30bのコンダクタンス
を制御する。すなわち、この差動増幅器30aとpチャ
ネル型トランジスタ30bでボルテージフオロアを構成
して、内部降圧電位線7に略一定の内部降圧電位Vdd
を供給している。
【0023】図2に示すメインアンプ1は、グランドに
接続されたnチャネル型トランジスタ1aと、このトラ
ンジスタ1aに接続された一対のnチャネル型プルダウ
ントランジスタ1b,1bと、このプルダウントランジ
スタ1b,1bと電源(電位Vcc)との間に接続され
た一対のpチャネル型プルアップトランジスタ1c,1
cと、出力線O,O#をショートするためのpチャネル
型トランジスタ1dとからなっている。このメインアン
プ回路1は、制御信号φ6が印加されたとき、プルダウ
ントランジスタ1b,1bおよびプルアップトランジス
タ1c,1cの動作によって、データ線D,D#上の信
号を増幅して出力線O,O#へ出力する。
接続されたnチャネル型トランジスタ1aと、このトラ
ンジスタ1aに接続された一対のnチャネル型プルダウ
ントランジスタ1b,1bと、このプルダウントランジ
スタ1b,1bと電源(電位Vcc)との間に接続され
た一対のpチャネル型プルアップトランジスタ1c,1
cと、出力線O,O#をショートするためのpチャネル
型トランジスタ1dとからなっている。このメインアン
プ回路1は、制御信号φ6が印加されたとき、プルダウ
ントランジスタ1b,1bおよびプルアップトランジス
タ1c,1cの動作によって、データ線D,D#上の信
号を増幅して出力線O,O#へ出力する。
【0024】データ線バイアス回路2は、データ線D,
D#と内部降圧電位線7との間にそれぞれスイッチとし
て接続された一対のpチャネル型トランジスタ2a,2
aと、データ線D,D#をショートするためのpチャネ
ル型トランジスタ2cとからなっている。このデータ線
バイアス回路は、データの読み出し(正確には、メイン
アンプ1の動作)に先立って、制御信号φ3を受けて予
めデータ線D,D#を内部降圧電位線7の電位Vddに
バイアスする。
D#と内部降圧電位線7との間にそれぞれスイッチとし
て接続された一対のpチャネル型トランジスタ2a,2
aと、データ線D,D#をショートするためのpチャネ
ル型トランジスタ2cとからなっている。このデータ線
バイアス回路は、データの読み出し(正確には、メイン
アンプ1の動作)に先立って、制御信号φ3を受けて予
めデータ線D,D#を内部降圧電位線7の電位Vddに
バイアスする。
【0025】メモリセルからデータの読み出しを行う場
合、予め、図示しないプリチャージ回路によって図1に
示すビット線B,B#が中間電位Vcc/2にバイアス
される。また、図2に示すデータ線バイアス回路2によ
ってデータ線D,D#が内部降圧電位Vddにバイアス
される。すなわち、pチャネル型トランジスタ2a,2
aがオンすることにより、内部降圧電位線7とデータ線
D,D#との間に電流が流れて、データ線D,D#が内
部降圧電位Vddになる。このとき、上記データ線バイ
アス回路2は内部降圧電位線7とデータ線D,D#とを
結ぶ電流経路を形成しており、この電流経路はグランド
から離間している。したがって、グランドへ無駄な電流
を流すことなくデータ線D,D#をバイアスすることが
でき、従来に比して消費電流を低減することができる。
合、予め、図示しないプリチャージ回路によって図1に
示すビット線B,B#が中間電位Vcc/2にバイアス
される。また、図2に示すデータ線バイアス回路2によ
ってデータ線D,D#が内部降圧電位Vddにバイアス
される。すなわち、pチャネル型トランジスタ2a,2
aがオンすることにより、内部降圧電位線7とデータ線
D,D#との間に電流が流れて、データ線D,D#が内
部降圧電位Vddになる。このとき、上記データ線バイ
アス回路2は内部降圧電位線7とデータ線D,D#とを
結ぶ電流経路を形成しており、この電流経路はグランド
から離間している。したがって、グランドへ無駄な電流
を流すことなくデータ線D,D#をバイアスすることが
でき、従来に比して消費電流を低減することができる。
【0026】このようにビット線B,B#およびデータ
線D,D#がバイアスされた後、タイミング発生回路3
がまず制御信号aを発生して、プルダウントランジスタ
活性化信号線9を接地する。これにより、センスアンプ
4が図示しないメモリセルからビット線B,B#上に送
出された微小な電位差を増幅してラッチする。続いて、
タイミング発生回路3が制御信号bを発生して、列アド
レス信号によって特定された列デコーダ5にトランスフ
ァゲート6,6を導通させる。これにより、センスアン
プ4にラッチされた電位差がビット線B,B#からデー
タ線D,D#へ転送される。データ線D,D#上に転送
された電位差をメインアンプ1がさらに増幅してその出
力を出力線O,O#へ出力する。最後に、タイミング発
生回路3が制御信号cを発生して、プルアップトランジ
スタ活性化信号線10を内部降圧電位Vddにプルアッ
プする。これにより、ビット線B,B#がリストアされ
る。 このように、ビット線B,B#上の電位差(信号)の増
幅,ビット線B,B#からデータ線D,D#への増幅さ
れた信号の転送,ビット線B,B#のリストアがこの順
に行われる。すなわち、ビット線B,B#のリストアを
開始する時点で上記増幅された信号は既にデータ線D,
D#へ転送されている。この結果、従来と異なり、セン
ス動作開始からデータをデータ線D,D#に出力するま
での期間を、プルダウントランジスタ4b,4bによっ
てビット線B,B#上の信号を増幅する動作時間だけと
することができる。したがって、従来に比して外部にデ
ータを出力するまでの時間を短縮することができる。
線D,D#がバイアスされた後、タイミング発生回路3
がまず制御信号aを発生して、プルダウントランジスタ
活性化信号線9を接地する。これにより、センスアンプ
4が図示しないメモリセルからビット線B,B#上に送
出された微小な電位差を増幅してラッチする。続いて、
タイミング発生回路3が制御信号bを発生して、列アド
レス信号によって特定された列デコーダ5にトランスフ
ァゲート6,6を導通させる。これにより、センスアン
プ4にラッチされた電位差がビット線B,B#からデー
タ線D,D#へ転送される。データ線D,D#上に転送
された電位差をメインアンプ1がさらに増幅してその出
力を出力線O,O#へ出力する。最後に、タイミング発
生回路3が制御信号cを発生して、プルアップトランジ
スタ活性化信号線10を内部降圧電位Vddにプルアッ
プする。これにより、ビット線B,B#がリストアされ
る。 このように、ビット線B,B#上の電位差(信号)の増
幅,ビット線B,B#からデータ線D,D#への増幅さ
れた信号の転送,ビット線B,B#のリストアがこの順
に行われる。すなわち、ビット線B,B#のリストアを
開始する時点で上記増幅された信号は既にデータ線D,
D#へ転送されている。この結果、従来と異なり、セン
ス動作開始からデータをデータ線D,D#に出力するま
での期間を、プルダウントランジスタ4b,4bによっ
てビット線B,B#上の信号を増幅する動作時間だけと
することができる。したがって、従来に比して外部にデ
ータを出力するまでの時間を短縮することができる。
【0027】また、読み出すべき特定のメモリセルから
の信号を増幅したセンスアンプ4は、上記特定された列
デコーダ5がトランスファゲート6,6を導通させるタ
イミングでデータ線D,Dの電位(この時点では既に内
部降圧電位Vddとなっている)にプルアップされる。 したがって、このセンスアンプ4を従来に比して早い時
点でリストアすることができる。なお、特定されなかっ
た他の列のセンスアンプ4はタイミング発生回路3が制
御信号cを発生した時点でリストアされる。
の信号を増幅したセンスアンプ4は、上記特定された列
デコーダ5がトランスファゲート6,6を導通させるタ
イミングでデータ線D,Dの電位(この時点では既に内
部降圧電位Vddとなっている)にプルアップされる。 したがって、このセンスアンプ4を従来に比して早い時
点でリストアすることができる。なお、特定されなかっ
た他の列のセンスアンプ4はタイミング発生回路3が制
御信号cを発生した時点でリストアされる。
【0028】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明のダ
イナミック型半導体記憶装置は、データ線バイアス回路
が内部降圧電位を有する内部降圧電位線とデータ線との
間に接続されたスイッチを有し、また、タイミング発生
回路が上記プルダウントランジスタを活性化する制御信
号,上記列アドレスデコーダを活性化する制御信号,上
記プルアップトランジスタを活性化する制御信号をこの
順に発生するので、メインアンプの動作開始前にデータ
線を予めバイアスする際に、消費電流を小さくすること
ができ、しかも、センス動作の開始から出力線へデータ
を出力するまでの時間を短縮できる。
イナミック型半導体記憶装置は、データ線バイアス回路
が内部降圧電位を有する内部降圧電位線とデータ線との
間に接続されたスイッチを有し、また、タイミング発生
回路が上記プルダウントランジスタを活性化する制御信
号,上記列アドレスデコーダを活性化する制御信号,上
記プルアップトランジスタを活性化する制御信号をこの
順に発生するので、メインアンプの動作開始前にデータ
線を予めバイアスする際に、消費電流を小さくすること
ができ、しかも、センス動作の開始から出力線へデータ
を出力するまでの時間を短縮できる。
【0029】また、読み出すべき特定のメモリセルから
の信号を増幅したセンスアンプをセンス増幅動作を開始
してから従来に比して早い時点でリストアすることがで
きる。
の信号を増幅したセンスアンプをセンス増幅動作を開始
してから従来に比して早い時点でリストアすることがで
きる。
【図1】 この発明の一実施例のダイナミック型半導
体記憶装置の周辺回路の一部を示す回路図である。
体記憶装置の周辺回路の一部を示す回路図である。
【図2】 上記周辺回路の他の部分を示す回路図であ
る。
る。
【図3】 上記周辺回路を構成するタイミング発生回
路の動作タイミングを示す図である。
路の動作タイミングを示す図である。
【図4】 従来のダイナミック型半導体記憶装置の周
辺回路の一部を示す回路図である。
辺回路の一部を示す回路図である。
【図5】 上記従来のダイナミック型半導体記憶装置
の周辺回路の他の部分を示す回路図である。
の周辺回路の他の部分を示す回路図である。
【図6】 上記従来のダイナミック型半導体記憶装置
の周辺回路を構成するタイミング発生回路の動作タイミ
ングを示す図である。
の周辺回路を構成するタイミング発生回路の動作タイミ
ングを示す図である。
1 メインアンプ
2 データ線バイアス回路
3 タイミング発生回路
4 センスアンプ
5 列デコーダ
6 トランスファゲート
7 内部降圧電位線
8 列デコーダ活性化信号線
9 プルダウントランジスタ活性化信号線10 プ
ルアップトランジスタ活性化信号線11 列アドレス
信号線 30 内部降圧回路 B,B# ビット線 D,D# データ線 O,O# 出力線
ルアップトランジスタ活性化信号線11 列アドレス
信号線 30 内部降圧回路 B,B# ビット線 D,D# データ線 O,O# 出力線
Claims (1)
- 【請求項1】 ビット線につながるプルアップトラン
ジスタおよびプルダウントランジスタとを有して上記ビ
ット線上の信号を増幅するセンス増幅器と、データ線に
つながり上記データ線上の信号を増幅して外部へ出力す
るメイン増幅器と、上記メイン増幅器の動作開始前に上
記データ線を電源電位と接地電位との間の電位にバイア
スするデータ線バイアス回路と、上記ビット線とデータ
線との間に設けられたトランスファゲートと、上記トラ
ンスファゲートを制御する列デコーダと、上記プルアッ
プトランジスタを活性化する制御信号,上記プルダウン
トランジスタを活性化する制御信号および上記列デコー
ダを活性化して上記トランスファゲートを導通させる制
御信号を異なるタイミングで発生するタイミング発生回
路を備えて、データを読み出す場合に、上記メイン増幅
器の動作開始前に上記データ線バイアス回路が上記デー
タ線をバイアスした後、上記タイミング発生回路からの
各制御信号によって上記プルダウントランジスタ,プル
アップトランジスタ,列デコーダにそれぞれ上記ビット
線上の信号の増幅,上記ビット線のリストア,上記ビッ
ト線からデータ線への増幅された信号の転送を異なるタ
イミングで行うようにしたダイナミック型半導体記憶装
置において、上記データ線バイアス回路は、上記電源電
位と接地電位との間の内部降圧電位を有する内部降圧電
位線と上記データ線との間に接続されたスイッチを含み
、上記タイミング発生回路は、上記プルダウントランジ
スタを活性化する制御信号,上記列アドレスデコーダを
活性化する制御信号,上記プルアップトランジスタを活
性化する制御信号をこの順に発生することを特徴とする
ダイナミック型半導体記憶装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2403621A JPH04219695A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | ダイナミック型半導体記憶装置 |
US07/658,009 US5293338A (en) | 1990-02-22 | 1991-02-20 | Peripheral circuit in a dynamic semiconductor memory device enabling a time-saving and energy-saving data readout |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2403621A JPH04219695A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | ダイナミック型半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04219695A true JPH04219695A (ja) | 1992-08-10 |
Family
ID=18513353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2403621A Pending JPH04219695A (ja) | 1990-02-22 | 1990-12-19 | ダイナミック型半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04219695A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004503049A (ja) * | 2000-07-07 | 2004-01-29 | モサイド・テクノロジーズ・インコーポレイテッド | 行および列へのアクセス動作を同期させるための方法および装置 |
-
1990
- 1990-12-19 JP JP2403621A patent/JPH04219695A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004503049A (ja) * | 2000-07-07 | 2004-01-29 | モサイド・テクノロジーズ・インコーポレイテッド | 行および列へのアクセス動作を同期させるための方法および装置 |
US7957211B2 (en) | 2000-07-07 | 2011-06-07 | Mosaid Technologies Incorporation | Method and apparatus for synchronization of row and column access operations |
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