JPH0421899B2 - - Google Patents

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JPH0421899B2
JPH0421899B2 JP60033035A JP3303585A JPH0421899B2 JP H0421899 B2 JPH0421899 B2 JP H0421899B2 JP 60033035 A JP60033035 A JP 60033035A JP 3303585 A JP3303585 A JP 3303585A JP H0421899 B2 JPH0421899 B2 JP H0421899B2
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JP60033035A
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JPS61190627A (ja
Inventor
Nobufumi Komori
Kenji Shima
Hironori Terada
Katsuhiko Asada
Hiroaki Nishikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Mitsubishi Electric Corp
Sanyo Denki Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Mitsubishi Electric Corp
Sanyo Denki Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC, Mitsubishi Electric Corp, Sanyo Denki Co Ltd, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Priority to JP60033035A priority Critical patent/JPS61190627A/ja
Publication of JPS61190627A publication Critical patent/JPS61190627A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] この発明は、データ伝送装置に関し、特にたと
えば複数の非同期システム間のデータ伝送を可能
にするネツトワークの構成要素として用いられる
データ伝送装置に関する。 [従来の技術] 従来、非同期システム間のデータ伝送を行なう
方法としては、FIFO(フアーストイン・フアース
トアウト)メモリをシステム間のバツフアとして
用いる方法が一般的であつた(インタフエイス
1984年8月号 PP268〜270)。たとえば、第9図
に示すように、非同期に動作するAシステム71
の出力とBシステム72の入力との間にFIFOメ
モリ73を接続し、Aシステム71の出力をバツ
フアする構成がとられる。 また、複数の非同期システム81〜84を接続
する場合には、第10図に示すように、各非同期
システム間をFIFOメモリ85〜87で接続する。 [発明が解決しようとする問題点] ところで、上述のような従来のFIFOメモリは、
単にデータのバツフア機能を有するだけである。
そのため、このようなFIFOメモリを非同期シス
テム間のデータ伝送に用いると、第9図あるいは
第10図に示すように各非同期システムを直列的
にしか接続することができなかつた。そのため、
FIFOメモリによつて接続された全体システムは
第10図に示すような単純なカスケード接続によ
るパイプライン処理機構を構築するにすぎず、そ
の自由度が極めて低いという問題点があつた。 この発明は、上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、非同期システム間を接続し
て全体システムを構築する際に大きな自由度を与
えることができるようなデータ伝送装置を提供す
ることを目的とする。 [問題点を解決するための手段] この発明は、非同期自走式シフトレジスタを用
いて入力データ伝送路と出力データ伝送路と分岐
データ伝送路とを構成する。そして、分岐データ
伝送路の空き状態を監視しておき、通常は入力デ
ータ伝送路上のデータを出力データ伝送路に与
え、一方、分岐データ伝送路に空きバツフアが存
在するときは入力データ伝送路上のデータを分岐
データ伝送路に伝送するようにしたものである。 また、第2の発明では、非同期自走式シフトレ
ジスタを用いて入力データ伝送路と出力データ伝
送路と合流データ伝送路とを構成し、入力データ
伝送路および出力データ伝送路の空き状態を監視
しておき、通常は入力データ伝送路上のデータを
出力データ伝送路に与え、一方、入力データ伝送
路および出力データ伝送路の両方に空きバツフア
が存在するときは合流データ伝送路上のデータを
出力データ伝送路に与え、この間入力データ伝送
路に到着したデータは待たせるようにしたもので
ある。 [作用] この発明では、従来のFIFOメモリが有するデ
ータのバツフア機能以外にデータの分岐あるいは
合流機能を有する。そのため、非同期システムを
直列的のみならず並列的にも接続することができ
る。 [実施例] 第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク図
であるが、この第1図はデータの合流機能を有す
るデータ伝送装置の実施例を示している。図にお
いて、入力データ伝送路101にはデータが入力
される。この入力データ伝送路の出力は分岐制御
部104に与えられる。分岐制御部104の出力
は出力データ伝送路102あるいは分岐データ伝
送路103に与えられる。入力データ伝送路10
1には入力データ到着監視部106が接続され
る。この入力データ到着監視部106の出力は分
岐制御部104に与えられる。分岐データ伝送路
103には空きバツフア監視部105が接続され
る。この空きバツフア監視部105の出力は分岐
制御部104に与えられる。なお、入力データ伝
送路101,出力データ伝送路102および分岐
データ伝送路103は、非同期自走式シフトレジ
スタ(詳細は後述する)を用いて構成され、デー
タのバツフア機能を有している。 次に、第1図の装置の動作を簡単に説明する
と、空きバツフア監視部105が分岐データ伝送
路103に空きバツフアが存在するか否かを常時
監視しており、空きバツフアがある場合にはその
旨を分岐制御部104に伝える。分岐制御部10
4は通常はデータ伝送路101に入力されたデー
タを出力データ伝送路102に与えるが、分岐デ
ータ伝送路103に空きバツフアの存在すること
を空きバツフア監視部105が検出すると、入力
データ伝送路101上のデータを分岐データ伝送
路103に与えるように制御する。 第2図は第1図に示す入力データ伝送路10
1、出力データ伝送路102および分岐データ伝
送路103に用いられる非同期自走式シフトレジ
スタの一例を示す概略ブロツク図である。にに
で、非同期自走式のシフレジスタとは、データの
プツシユインとポツプアウトを独立的かつ同時的
に行なうことができ、さらにプツシユインされた
データが次段のレジスタが空いていることを条件
としてシフトクロツクを用いずに自動的に出力方
向へシフトされていくようなシフトレジスタをい
う。このような非同期自走式シフトレジスタは、
データのバツフア機能を有し、非同期システム間
の接続に用いることができるものである。以下
に、第2図に示す非同期自走式シフトレジスタの
構成および動作について説明する。 シフトレジスタの各段は、並列データバツフア
と、この並列データバツフアの開閉を制御するC
素子(Coincidence Element)と呼ばれる制御回
路から構成されている。C素子は2入力X,Yに
対してC,(はCの反転信号)を出力する
が、以下に示す論理値表に従つて動作する。な
お、下記の論理値表において、「1」,「0」とは、
それぞれ、信号値のハイレベル、ローレベルを示
すものとする。
【表】 C素子のC出力が1のとき、このC素子に対応
する並列データバツフアのゲートが開き、前段の
データを伝搬し、有効なデータを保持しているも
のとする。逆に、C素子のC出力が0のとき、こ
のC素子に対応する並列データバツフアのゲート
は開かず、前段のデータを伝搬せず、有効なデー
タを保持していないものとする。すなわち、C出
力が1であるC素子に対応している並列データバ
ツフアのみ有効なデータを保持しており、C出力
が0のC素子に対応する並列データバツフアはた
とえデータを保持していてもそれは無意味なデー
タである。第2図の回路では、C素子のC出力は
次段のC素子のX入力となり、出力は前段のC
素子のY入力となるように接続されている。 今、初期状態において、全C素子301〜30
5のC出力を0とし、出力を1とする。このと
き、左側の入力端からC素子301のX入力に1
を入力すると同時に並列データバツフア311の
入力端にデータを与えると、最初のC素子301
は2入力とも1となるので、C出力が1に反転
し、並列データバツフア311の入力端に与えら
れたデータを伝搬する。同様に、2段目以降のC
素子も前段のC素子の出力1を受けてC出力を1
に反転させ、出力を0に反転させると同時に、
並列データバツフアのゲートを開いて前段の保持
しているデータを伝搬する。次に、左側の入力端
からC素子301のX入力に0を入力すると、各
C素子301〜305のY入力は0になつている
ので、左端から順にC素子のC出力が0になり、
C出力は1になる。 上述のごとく、シフトレジスタ左端のC素子3
01のX入力にパルス信号を与え、このパルス信
号が1の間、左端の並列データバツフア311に
データを入力すると、シフトレジスタにデータが
プツシユインされる。C素子301のX入力に入
力された信号レベル1は、入力されたデータとと
もに左から右に(第2図において)伝搬してい
く。また、C素子301のX入力に入力された信
号レベルを1から0に変化させると、信号レベル
0が左から右に伝搬していく。しかし、右端のC
素子305のY入力が0のとき、このC素子30
5のC出力の初期値が0であれば、前段のC出力
が1になつたことによつてX入力が1に変化して
も、C出力は0のままである。このとき、前段の
C素子304のY入力は1であるので、さらに前
段のC素子303からC出力0が伝搬されてきて
も、C素子304の出力は1のままであり変化し
ない。したがつて、C素子のC出力信号レベルの
0が1を追い越したり、1を消滅させたりするこ
とはない。このように、右端のC素子305のY
入力を0に保持したまま、左端からプツシユイン
動作を行なうことにより、右端のC素子305の
C出力から左に向かつて、0,1,0,1,…と
なる。また、このとき右端のC素子305のY入
力を1に変化させると、右端のC素子305の2
入力が1となるために、右端のC素子305のC
出力が1に変化し、右端から順番にC素子のC出
力は、1,0,1,0,1,…となり、並列デー
タバツフア315の出力端子には、左端からプツ
シユインされた第1語目のデータが出力される。
このようにして、右端のC素子305のY入力に
パルス信号を与えることにより、左端の並列デー
タバツフア311からプツシユインされたデータ
をポツプアウトすることができる。 なお、上記説明では簡単のためにプツシユイン
動作とポツプアウト動作に分けて動作説明を行な
つたが、実際にはプツシユイン動作とポツプアウ
ト動作を同時に行なうことができるので、この非
同期自走式のシフトレジスタは非同期FIFOメモ
リと同様のデータバツフア機能を有し、プツシユ
インは左端のC素子301のX入力、ポツプアウ
トは右端のC素子305のY入力にパルス信号を
与えることによつて可能となる。 なお、参考のために、第3図に、非同期自走式
シフトレジスタの1段分のCMOSトランジスタ
回路の一例を示しておく。図示のごとく、並列デ
ータバツフアはNチヤネルMOSトランジスタ4
05〜407と、インバータ408〜413を含
んで構成される。また、C素子はPチヤネル
MOSトランジスタ401および402と、Nチ
ヤネルMOSトランジスタ403および404と、
インバータ414とを含んで構成される。 第4図は第1図に示すデータ伝送装置の具体的
な回路構成の一例を示す図である。図において、
入力データ伝送路101は並列データバツフア5
40〜543と、C素子520〜523とを含む
非同期自走式シフトレジスタによつて構成され
る。出力データ伝送路102は並列データバツフ
ア544〜546と、C素子524〜526とを
含む非同期自走式シフトレジスタによつて構成さ
れる。分岐データ伝送路103は並列データバツ
フア547〜549と、C素子527〜529と
を含む非同期自動式シフトレジスタによつて構成
される。分岐制御部104は、マルチプレクサ5
05と、セレクタ506と、SRフリツプフロツ
プ511と、2入力ANDゲート513と、イン
バータ514とを含んで構成される。入力データ
到着監視部106は、D型フリツプフロツプ51
0と、3入力アンドゲート512とを含んで構成
される。 なお、この実施例では、データは複数のワード
からなるバケツトの形態をとつており、かつ各ワ
ードはデータ部とは別にBOP,EOPの2ビツト
のタグビツトを持ち、先頭ワードのBOPが1,
末尾ワードのEOPが1であり、その他の場合に
はBOP,EOPともに0であるものとする。 次に、第4図に示すデータ伝送装置の動作を説
明する。まず、2ワードによつて構成されたバケ
ツトが、入力データ伝送路101上を左から右へ
伝搬されくると、先頭ワードに対応するC出力レ
ベル1がノードAに達すると並列データバツフア
540のゲートがオン状態となり前段の並列デー
タバツフア(図示せず)が保持していたデータが
伝搬されてバケツトの先頭ワードであることを示
すBOPビツトに相当するノードBの信号レベル
が1となる。このとき、分岐データ伝送路103
のC出力がオープンドレイン接続によりワイヤー
ドORがとられており、この信号Eの論理値がD
型フリツプフロツプ510によつてノードBの信
号の立上がりエツジでラツチされる。すなわち、
バケツトの先頭が並列データバツフア540まで
到達した時点で分岐の可否が決定され、分岐が可
能な場合には3入力ANDゲート512の入力信
号のうちノードFの論理値を1にし、分岐データ
伝送路103のワイヤードORされたC出力のう
ち1つでも1があればノードFを0にする。次
に、先頭ワードが並列データバツフア541に到
達すると、ノードGの論理値が1となり、さらに
C素子522のC出力が0から1に反転すること
によつてノードHの論理値が1となる。したがつ
て、分岐データ伝送路103に1バケツトを受入
れ可能な空き並列データバツフアがありノードF
が1である場合には、3入力ANDゲート512
の出力は0から1に反転する。逆に、ノードFが
0である場合には、3入力ANDゲート512の
出力は0のままである。3入力ANDゲート51
2の出力が0から1に反転した場合のみ、SRフ
リツプフロツプ511はリセツトされてQ出力を
0にし、出力を1にする。このとき、C素子5
23のC出力に対するマルチプレクサ505を構
成するNチヤネルMOSトランジスタのうちMO
1とMO4のゲートにQ出力を与え、MO2と
MO3のゲートには出力を与え、またC素子5
23のY入力に対するセレクタ506を構成する
NチヤネルMOSトランジスタのうちMO5のゲ
ートにはQ出力を与え、MO6のゲートには出
力を与えることにより、入力データ伝送路101
と分岐データ伝送路103の伝送制御線のIと
M,JとNを導通させ、一方、入力データ伝送路
101と出力データ伝送路102の伝送制御線の
IとK,JとLを非導通状態にする。すなわち、
入力データ伝送路101を伝搬中のバケツトがC
素子523まで到達したときに、分岐データ伝送
路103に伝搬させ、出力データ伝送路102に
は伝わらないように制御する。反対に、分岐デー
タ伝送路103にデータが残つているために、ノ
ードEが論理レベル0のときに、バケツトの先頭
がノードBに到達したにもかかわらずSRフリツ
プフロツプ511がリセツトされなかつた場合に
は、バケツトは出力データ伝送路102に伝搬さ
れる。バケツトが分岐データ伝送路103に伝搬
された場合、バケツトの末尾ワードが分岐データ
伝送路103に到達して、並列データバツフア5
47のEOPビツトに相当するノードPの出力が
1となり、かつ入力データ伝送路101の最終段
のC素子523のC出力が0となつたとき、2入
力ANDゲート513の2入力が1となり、SRフ
リツプフロツプ513にクロツクを入力し、Q出
力を0から1に、を1から0に反転させて、入
力データ伝送路101中の次のバケツトが、出力
データ伝送路102に伝搬されるように制御す
る。 上記のように回路を構成し、制御を行なうこと
により、分岐データ伝送路103の先頭に1バケ
ツトを受入れることが可能なバツフアが存在する
ときのみに、入力データ伝送路101中のバケツ
トを分岐データ伝送路103に伝搬させることが
できる。 第5図はこの発明の他の実施例を示す概略ブロ
ツク図であるが、この第5図はデータの合流機能
を有するデータ伝送装置の実施例を示している。
図において、入力データ伝送路111および合流
データ伝送路113には別系統からデータが入力
される。入力データ伝送路11および合流データ
伝送路113の出力は合流制御部115に与えら
れる。合流制御部115は入力データ伝送路11
1および合流データ伝送路113からのデータの
いずれかを選択して出力データ伝送路112に与
える。入力データ伝送路111および出力データ
伝送路112には空きバツフア監視部114が接
続される。この空きバツフア監視部114は入力
データ伝送路111および出力データ伝送路11
2の空き状態を常時監視しており、両方の伝送路
に空きバツフアがあるときその旨を合流制御部1
15に伝える。また、合流データ伝送路113に
は合流データ到着監視部116が接続される。こ
の合流データ到着監視部116は合流データ伝送
路113にデータが到着したか否かを監視し、デ
ータが到着したときはその旨を合流制御部115
に伝える。なお、入力データ伝送路111、出力
データ伝送路112および合流データ伝送路11
3は前述のような非同期自走式のシフトレジスタ
を用いて構成されている。 次に、第5図に示す実施例の動作を簡単に説明
する。合流制御部115は通常は入力データ伝送
路111から出力されるデータを出力データ伝送
路112に与える。しかし、空きバツフア監視部
114が入力データ伝送路111および出力デー
タ伝送路112の両方に空きバツフアのあること
を検出すると、合流制御部115は合流データ伝
送路113上のデータを出力データ伝送路112
に与える。このように、入力データ伝送路111
および出力データ伝送路112の両方に空きバツ
フアがあることを検出するのは、合流制御部11
5においてデータ入力先を入力データ伝送路11
1から合流データ伝送路113に切換える動作が
完了する以前に入力データ伝送路上にデータが合
流制御部115に到着するのを防止するためと、
出力データ伝送路112において合流データを格
納するためのバツフアを確保するためである。 第6図は第5図に示す実施例の具体的な回路構
成の一例を示す図である。図において、入力デー
タ伝送路111は並列データバツフア640〜6
42と、C素子620〜622とを含む非同期自
走式シフトレジスタによつて構成される。出力デ
ータ伝送路112は並列データバツフア643〜
645と、C素子623〜625とを含む非同期
自走式シフトレジスタによつて構成される。合流
データ伝送路113は並列データバツフア646
〜648と、C素子626〜628とを含む非同
期自走式シフトレジスタによつて構成される。合
流制御部115はセレクタ604および606
と、マルチプレクサ605と、SRフリツプフロ
ツプ611〜613と、2入力NORゲート61
5と、2入力ANDゲート616と、2入力
NANDゲートとによつて構成される。合流デー
タ到着監視部116は2入力ORゲート614に
よつて構成される。 次に、第6図に示す実施例の動作を説明する。
まず、合流制御を行なう3つのSRフリツプフロ
ツプ611〜613がすべてセツト状態のとき、
出力データ伝送路112の入口のC素子623の
X入力に対するセレクタ604、出力に対する
マルチプレクサ605を構成するNチヤネル
MOSトランジスタのゲートおよび並列データバ
ツフア643の入力に対するセレクタ606を構
成するNチヤネルMOSトランジスタのゲートを
制御して入力データ伝送路111が出力データ伝
送路112とつながつた状態となる。オープンド
レインのNチヤネルMOSトランジスタで構成し
た空きバツフア監視部114の出力は1であり、
このとき合流データ伝送路113の出口にデータ
が到着していれば、2入力ORゲート614の出
力が1となるので、2入力ANDゲート616の
出力が1となり、3つのSRフリツプフロツプ6
11〜613をすべてリセツトする。これによ
り、入力データ伝送路111と出力データ伝送路
112は遮断された状態となり、合流データ伝送
路113と出力データ伝送路112とが接続され
た状態となつて、バケツト形式のデータが合流し
始める。バケツトの末尾ワードが、合流データ伝
送路113の最終段の並列データバツフア648
に到着すると、EOPビツトが立つのでノードW
が0から1に反転して、第1のSRフリツプフロ
ツプ611のQ出力がセツトされ、末尾ワードが
本線に合流したことを記憶する。第1のフリツプ
フロツプ611のQ出力が1のときに、C素子6
28のC出力が1から0に変化すると、2入力
NORゲート615の出力が0から1に変化する。
そのため、第2のSRフリツプフロツプ612の
Q出力が0から1に反転して、バケツトの末尾ワ
ードが合流データ伝送路113から送出完了した
ことを記憶する。それと同時に、合流データ伝送
路113の最終段のC素子628のY入力を選択
するNチヤネルMOSトランジスタMO7のゲー
トにはQ出力1を与え、MO8のゲートには出
力0を与えることにより、Y入力に0を与え、仮
に次のバケツトが連続的に到着しても、これが合
流することを防止する。そして、第2のSRフリ
ツプフロツプ612のQ出力が1にときに、出力
データ伝送路112の第1段目のC素子623の
C出力が1から0に変化することによつて、第3
のSRフリツプフロツプ613のQ出力を0から
1に反転させて、再び入力データ伝送路111と
出力データ伝送路112をつなぐ。 上記のように、合流のためのバツフアが確保さ
れているときにのみ、合流データ伝送路113の
バケツトか出力データ伝送路112に合流できる
ように構成したことにより、合流機構を実現する
ことが可能となつた。 第1図あるいは第4図に示すデータ伝送装置
と、第5図あるいは第6図に示すデータ伝送装置
をネツトワークの構成要素として用いることによ
り、負荷分散システムの構築が可能である。負荷
分散ネツトワークの一構成例を第7図に示す。 第7図において、外部系からインタフエイス2
00を介して流入するバケツトは、ネツトワーク
要素203〜206の間を巡回しながら処理要素
207〜209のうちで受取り可能は処理要素に
到達し、すなわち処理要素207〜209間で負
荷分散処理された後、ネツトワーク要素201お
よび202によつて処理結果が収集されてインタ
フエイス200を介して再び外部系へ送出され
る。 また、上述のような負荷分散システムを、パイ
プライン処理の処理ネツクとなつているパイプラ
イン段に施すことによりこのパイプライン段の処
理能力を向上させて、均整のとれた高速のパイプ
ライン処理が可能となる。その一例を第8図に示
す。この第8図のシステムでは、処理要素Aから
出力されたデータはネツトワーク要素933〜9
36の間を巡回しながら、処理要素911〜91
3のうちで受取り可能な処理要素に到達し、すな
わちこれら処理要素911〜913で負荷分散処
理された後、ネツトワーク要素931および93
2によつて処理結果が収集された後処理要素Cへ
伝送される。従来は、A,B,Cの3つの処理要
素によつてパイプライン処理が行なわれる場合、
もし処理要素Bのスルートツプが他の処理要素よ
りも小さい場合は、処理要素Bの能力にシステム
全体のスルートツプが規制されてしまうこととな
つていた。これに対し、第8図のシステムでは、
処理要素BをB1〜B3の3つの処理要素911
〜913によつて分散処理を行なうことができる
ため、高速なパイプライン処理を行なうことがで
きる。 [発明の効果] 以上のように、この発明によれば、単にデータ
のバツフア機能のみならずデータの分岐機能ある
いは合流機能を併わせ持つので、このようなデー
タ伝送装置を用いてネツトワークを構成した場
合、極めて自由度の高いネツトワークを実現する
ことができる。そして、このようなデータ伝送装
置を用いて負荷分散ネツトワークを構成した場
合、各処理要素が個別に有するべきデータバツフ
アをデータ伝送装置上に統合することができるた
め、システム全体としてのバツフアサイズを低減
することができる。 また、この発明によれば、伝送路として非同期
自走式シフトレジスタを用いているので、RAM
のようなメモリを用いてバツフアを行なう場合に
比べて、素子遅延だけの伝搬遅延でデータを高速
に伝送することができる。また、このような非同
期自走式シフトレジスタは、通常のFIFOメモリ
に対するプツシユ動作、ポツプ動作と同様の簡単
な方法でデータの転送制御を行なうことができ
る。さらに、このような非同期自走式シフトレジ
スタを用いると、分岐機能を備えたデータ伝送装
置と合流機能を備えたデータ伝送装置を接続する
場合に単に互いの入出力端子同士を接続するだけ
でよく、間にインターフエイスを設ける必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す概略ブロツ
ク図であり、データの分岐機能を備えたデータ伝
送装置の一例を示している。第2図は第1図に示
す入力データ伝送路101、出力データ伝送路1
02、分岐データ伝送路103に用いられる非同
期自走式シフトレジスタの一例を示す概略ブロツ
ク図である。第3図は第2図に示す非同期自走式
シフトレジスタの1段を表わした回路図である。
第4図は第1図に示す実施例の具体的な回路構成
の一例を示す図である。第5図はこの発明の他の
実施例を示す概略ブロツク図であり、データの合
流機能を備えたデータ伝送装置の具体的な一例を
示している。第6図は第5図に示す実施例の具体
的な回路構成の一例を示す図である。第7図は第
1図および第5図に示した実施例を用いて構成さ
れるネツトワークの一例を示す図である。第8図
は第1図および第5図に示す実施例を用いて構成
されるネツトワークの他の例を示す図である。第
9図および第10図は従来の非同期システムの構
成を示す図である。 図において、101および111は入力データ
伝送路、102および112は出力データ伝送
路、103は分岐データ伝送路、104は分岐制
御部、105および114は空きバツフア監視
部、106は入力データ到着監視部、113は合
流データ伝送路、115は合流制御部、116は
合流データ到着監視部を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 非同期システム間のデータ伝送を行なうデー
    タ伝送装置であつて、 入力データ伝送路と、 出力データ伝送路と、 分岐データ伝送路と、 前記分岐データ伝送路の空き状態を監視するた
    めの空きバツフア監視手段と、 通常は前記入力データ伝送路上のデータを前記
    出力データ伝送路に与え、前記空きバツフア監視
    手段が前記分岐データ伝送路に空きバツフアの存
    在することを検出したことに応答して、入力デー
    タ伝送路上のデータを分岐データ伝送路に与える
    ように制御を行なう分岐制御手段とを備え、 前記入力データ伝送路,出力データ伝送路およ
    び分岐データ伝送路は、データのプツシユインと
    ポツプアウトとを独立的かつ同時的に行なうこと
    ができ、さらにプツシユインされたデータが次段
    のレジスタが空いていることを条件としてシフト
    クロツクを用いずに自動的に出力方向へシフトさ
    れていくような非同期自走式シフトレジスタを用
    いて構成されている、データ伝送装置。 2 非同期システム間のデータ伝送を行なうデー
    タ伝送装置であつて、 入力データ伝送路と、 出力データ伝送路と、 合流データ伝送路と、 前記入力データ伝送路および出力データ伝送路
    の空き状態を監視するための空きバツフア監視手
    段と、 通常は前記入力データ伝送路上のデータを前記
    出力データ伝送路に与え、前記空きバツフア監視
    手段が前記入力データ伝送路および出力データ伝
    送路の両方に空きバツフアの存在することを検出
    したことに応答して、前記合流データ伝送路上の
    データを出力データ伝送路に与え、この間入力デ
    ータ伝送路に到着したデータは持たせるように制
    御を行なう合流制御手段とを備え、 前記入力データ伝送路、出力データ伝送路およ
    び合流データ伝送路は、データのプツシユインと
    ポツプアウトとを独立的かつ同時的に行なうこと
    ができ、さらにプツシユインされたデータが次段
    のレジスタが空いていることを条件としてシフト
    クロツクを用いずに自動的に出力方向へシフトさ
    れていくような非同期自走式シフトレジスタを用
    いて構成されている、データ伝送装置。
JP60033035A 1985-02-19 1985-02-19 デ−タ伝送装置 Granted JPS61190627A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58127246A (ja) * 1982-01-26 1983-07-29 Nec Corp リングバスインタフエイス回路

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