JPH0421645Y2 - - Google Patents

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JPH0421645Y2
JPH0421645Y2 JP7121189U JP7121189U JPH0421645Y2 JP H0421645 Y2 JPH0421645 Y2 JP H0421645Y2 JP 7121189 U JP7121189 U JP 7121189U JP 7121189 U JP7121189 U JP 7121189U JP H0421645 Y2 JPH0421645 Y2 JP H0421645Y2
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JP
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jet
solder
pump mechanism
plate
rectifying
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、噴流するはんだ融液のレベルを水
平に保持するように噴流式はんだ槽に関するもの
である。
〔従来の技術〕
第3図a〜cは、従来の噴流式はんだ槽の一例
を示すもので、第3図aは正面断面図、第3図b
は、第3図aの−線による断面図、第3図c
は、第3図aの−線による断面図である。こ
れらの図において、1はプリント基板で、第3図
bに示すように矢印A方向に走行する。2は噴流
式はんだ槽の全体を示す。3ははんだ槽、4はは
んだ融液、5は前記はんだ槽3内に設けた噴流
槽、6は噴流口、7は前記はんだ融液4を加圧し
て噴流口6から噴流波4aを形成させるポンプ機
構、8はモータ、9は流動管、10は前記はんだ
融液4の還流口、11は前記流動管9から送られ
てきたはんだ融液4を整流する整流格子で、その
平面の形状は第3図cに示すように、格子状で、
かつ等間隔に形成されている。12は前記整流格
子11を形成する整流板である。
このように、従来の噴流式はんだ槽2におい
て、ポンプ機構7によつて加圧されたはんだ融液
4は、流動管9を通つて整流格子11で整流され
て噴流口6から噴流し、噴流波4aを形成する
が、流動管9内を流れるはんだ融液4はポンプ機
構7から遠ざかるに従つてはんだ融液4の加圧力
が大きくなるので、第3図aに示すように、噴流
波4aのレベルが二点鎖線で示すように上昇する
方向に傾斜する。
したがつて、プリント基板1に対して噴流波4
aの当たらない部分が生じるため、プリント基板
1の全面にわたつて均等にはんだ付けされないと
いう問題点があつた。
このため、第4図に示すような噴流式はんだ槽
が提案された(実公昭56−41888号公報参照)。
第4図は従来の噴流式はんだ槽の一例を示す正
面断面図で、第3図と同一符号は同一部分を示
し、21は噴流式はんだ槽の全体を示す。11a
は前記整流格子11の下面に形成した傾斜部で、
ポンプ機構7に接近するに従つて上昇し、整流板
12の高さ方向の長さを短くしたものである。
このため、ポンプ機構7によつて加圧されたは
んだ融液4の流れがポンプ機構7から遠ざかるに
従つてそれぞれの整流板12に順次当たるので、
噴流口6から噴流する噴流波4aのレベルが水平
になる。
また、第5図a,bに示すような噴流式はんだ
槽が提案された(実開昭63−16550号公報参照)。
第5図a,bは従来の噴流式はんだ槽の他の例
を示すもので、第5図aは正面断面図、第5図b
は、第5図aの−線による断面図で、31は
噴流式はんだ槽の全体を示し、整流板11はポン
プ機構7から離れるに従つてその間隔を順次狭く
形成したものである。
このため、ポンプ機構7によつて加圧されたは
んだ融液4は、ポンプ機構7から遠ざかつて加圧
力が大きくなるに従つて整流板11の間隔が順次
狭くなるので、はんだ融液4が通過しにくくな
り、噴流口6から噴流する噴流波4aのレベルが
水平になる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記第4図、第5図に示す従来の噴
流式はんだ槽21,31においては、噴流槽5に
整流板11を格子状に組み立てることと、第4図
に示すように、整流板11の下面が傾斜面となる
ように組み立てたり、第5図に示すように整流板
11の間隔を順次狭くするように組み立てるよう
にすることは、整流板11の製作と組み立てのた
めの手数がかかり、製作上のコストが高くなると
いう問題点があつた。
この考案は、上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その水平面が上下となるように設
けた各整流板に形成したそれぞれの透孔の位置
が、ポンプ機構から順次離れていくように設定し
た整流板を少なくとも2枚以上取り付けて、噴流
波のレベルが水平となるようにした噴流式はんだ
槽を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る噴流式はんだ槽は、噴流槽内の
はんだ融液を整流する多数の透孔を形成した第1
の整流板と第2の整流板の水平面が上下の位置と
なるように設けるとともに、第1の整流板に形成
した透孔の位置に対し、第2の整流板の透孔の位
置をポンプ機構から遠ざかるに従つて順次離れて
いくように形成したものである。
〔作用〕
この考案においては、各整流板に形成した上下
の透孔の位置がポンプ機構から遠ざかるに従つて
順次離れていくようにしたことにより、ポンプ機
構側の透孔から上方へ噴流するはんだ融液の噴流
量がポンプ機構側から遠ざかるに従つて少しづつ
減少するので、噴流波のレベルを水平に保持する
ことができる。
〔実施例〕
第1図、第2図a,bはこの考案の一実施例を
示すもので、第1図は正面断面図、第2図aは、
第1図の整流板の詳細を示す平面図、第2図b
は、第2図aの−線による断面図である。こ
れらの図において、第3図と同一符号は同一部分
を示し、41は噴流式はんだ槽の全体を示し、4
2は前記噴流槽5の内部で水平に取り付けられた
第1の整流板で、図示のものは上方と下方に2枚
設けてある。43は前記各第1の整流板42にそ
れぞれ形成した透孔で、いずれも等間隔で同一の
位置に形成されている。44は前記上方と下方に
設けた各第1の整流板42の中間部において水平
に取り付けた第2の整流板、45は前記第2の整
流板44に形成された透孔で、第2図a,bに示
すように、第1の整流板42の各透孔43に対し
てその位置が順次離れていくように形成したもの
である。また、42a,44aはいずれも第1、
第2の整流板42,44において、第1図に示す
ポンプ機構7側の端部を示す。
このように、ポンプ機構7側の端部42a,4
4aにおいては、各透孔43,45はいずれも同
一の位置に形成されているが、第2の整流板44
の各透孔45は第1の整流板42の透孔43に対
して端部44aから遠ざかるに従つて、その位置
が順次離れていくように形成されているので、ポ
ンプ機構7によつて加圧されたはんだ融液4は、
各整流板42,44の端部42a,44aから遠
ざかるに従つて通りにくくなり、噴流口6から噴
流する噴流波4aのレベルが均一化し、水平にな
る。
なお、実施例においては、第2の整流板44の
上方と下方にそれぞれ第1の整流板42を設けて
3層としたが、第1の整流板42と第2の整流板
44をそれぞれ1枚づつ設けて2層としてもよ
く、さらに第1、第2の整流板42,44を交互
に設けて4層以上にしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明しように、この考案は、噴流槽内のは
んだ融液を整流する多数の透孔を形成した第1の
整流板と第2の整流板の水平面が上下の位置とな
るように設けるとともに、第1の整流板に形成し
た透孔の位置に対し、第2の整流板の透孔の位置
をポンプ機構から遠ざかるに従つて順次離れてい
くように形成したので、噴流口から噴流する噴流
波のレベルが水平に保持されるため、プリント基
板の全面にわたつて均等にはんだ付けできる。ま
た、第1、第2の整流板に透孔を所定の位置にあ
らかじめ形成することができるとともに、第1、
第2の整流板の噴流槽に対する取付けが容易であ
るため、噴流槽を製作する経費が節減でき、プリ
ント基板の品質と生産性の向上が図れる等の利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図a,bはこの考案の一実施例を
示すもので、第1図は正面断面図、第2図aは、
第1図の整流格子の詳細を示す平面図、第2図b
は、第2図aの−線による断面図、第3図a
〜cは従来の噴流式はんだ槽を示すもので、第3
図aは正面断面図、第3図bは、第3図aの−
線による断面図、第3図cは、第3図aの−
線による断面図、第4図は従来の噴流式はんだ
槽の一例を示す正面断面図、第5図a,bは従来
の噴流式はんだ槽の他の例を示すもので、第5図
aは正面断面図、第5図bは、第5図aの−
線による断面図である。 図中、1はプリント基板、3ははんだ槽、4は
はんだ融液、5は噴流槽、6は噴流口、7はポン
プ機構、9は流動管、41は噴流式はんだ槽、4
2は第1の整流板、43,45は透孔、44は第
2の整流板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプ機構により加圧されたはんだ融液を噴流
    口から噴流させることにより、プリント基板には
    んだ付けを行う噴流槽をはんだ槽内に設けた噴流
    式はんだ槽において、前記噴流槽内のはんだ融液
    を整流する多数の透孔を形成した第1の整流板と
    第2の整流板の水平面が上下の位置となるように
    設けるとともに、前記第1の整流板に形成した透
    孔の位置に対し、前記第2の整流板の透孔の位置
    を前記ポンプ機構から遠ざかるに従つて順次離れ
    ていくように形成したことを特徴とする噴流式は
    んだ槽。
JP7121189U 1989-06-20 1989-06-20 Expired JPH0421645Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7121189U JPH0421645Y2 (ja) 1989-06-20 1989-06-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7121189U JPH0421645Y2 (ja) 1989-06-20 1989-06-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0314058U JPH0314058U (ja) 1991-02-13
JPH0421645Y2 true JPH0421645Y2 (ja) 1992-05-18

Family

ID=31608039

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