JPH04216301A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置におい
て、とくに、映像信号とＨｉＦｉ音声信号を記録しなが
らその記録した信号を再生し、記録信号と再生信号とを
比較して磁気テープの記録再生検査を自動的に行う磁気
記録再生装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、市販のビデオテープレコーダの普
及率が高まり、それにともなってレンタルビデオテープ
の普及率も高まり、磁気テープの低価格が要求されてき
た。このような磁気テープの記録再生動作における特性
の検査は、従来、磁気記録再生装置で映像信号と音声信
号とを記録し、その磁気テープを再生して人間の目と耳
で検査している。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】このような従来の磁気
記録再生装置では、人間が記録再生検査を実行するので
、人件費によるコストアップや不注意による検査洩れな
どの問題がある。しかも、磁気テープの一部分だけを検
査するのでダビングテープの品質は完全とはいいがたい
ものである。

【０００４】本発明は上記問題を解決するもので、人間
の検査によらず、完全な品質検査が自動的にできる磁気
記録再生装置を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、映像信号と音声信号を入力し、磁気テープ
に前記映像信号と音声信号を記録しながら再生する記録
再生手段と、前記記録する映像信号と再生された映像信
号とをタイミングを合わせて比較して記録の良否を判定
する映像手段と、前記記録する音声信号と前記再生した
音声信号とをタイミングを合わせて比較して記録の良否
を判定する音声判定手段と、前記映像手段および音声信
号の良否判定結果で磁気テープの良否を検出する制御手
段とを備えた磁気記録再生装置とする。

【０００６】

【作用】本発明は上記構成において、記録再生手段が磁
気テープに映像信号と音声信号とを記録しながら一方で
その記録した映像信号と音声信号とを再生し、映像判定
手段と音声判定手段が記録する映像および音声入力信号
と、記録して再生した映像および音声信号とを比較して
記録の良否を判定し、制御回路がその判定結果で磁気テ
ープの良否を検出する。

【０００７】

【実施例】（実施例１） 以下、本発明の一実施例の磁気記録再生装置（以下、Ｖ
ＴＲと称す）について、図面を参照しながら説明する。

【０００８】図１は本発明の一実施例のＶＴＲの構成を
示すブロック図である。図において、ＶＴＲ１は、装置
全体の動作を制御するＶＴＲ制御回路２と、記録ビデオ
信号１３を入力して記録用ビデオヘッド５に出力すると
ともに、磁気テープの記録を再生した再生ビデオ信号１
５を再生用ビデオヘッド６から入力してビデオ信号比較
回路１０に出力するビデオ回路３と、記録ＨｉＦｉ音声
信号１４を入力して記録用音声ヘッド７に出力するとと
もに、磁気テープの記録を再生した再生ＨｉＦｉ音声信
号１６を再生用音声ヘッド８から入力してＨｉＦｉ音声
信号比較回路１２に出力するオーディオ回路４と、記録
ビデオ信号１３を入力して所定の時間だけ信号を遅延さ
せて前記ビデオ信号比較回路１０に入力するビデオ信号
遅延回路９、記録ＨｉＦｉ音声信号１４を入力して所定
の時間だけ遅延させて前記ＨｉＦｉ音声比較回路１２に
入力するＨｉＦｉ音声信号遅延回路１１を設け、前記ビ
デオ信号比較回路１０は記録ビデオ信号１３と再生ビデ
オ信号１５とを比較して制御回路２に入力し、前記Ｈｉ
Ｆｉ音声信号比較回路は前記ＨｉＦｉ音声信号１４と再
生ＨｉＦｉ音声信号１６とを比較して前記制御回路２に
入力するように構成される。

【０００９】上記構成において動作を説明すると、制御
回路２が記録開始信号１９をビデオ回路３とオーディオ
回路４に出力する。ビデオ回路３は記録開始信号１９を
入力したことで、記録ビデオ信号１３を記録用ビデオヘ
ッド５に出力して記録を開始する。同時に、再生用ビデ
オヘッド６から再生ビデオ信号１５を入力して、再生を
開始する。ビデオ信号遅延回路９は記録ビデオ信号１３
を入力して、再生ビデオ信号１５が記録ビデオ信号１３
に対して遅延した時間だけ遅延させる。ビデオ信号比較
回路１０は再生ビデオ信号１５とビデオ信号遅延回路９
の出力とを入力し、前記二つのビデオ信号をタイミング
を合わせて比較する。その比較結果をビデオ比較信号１
７として制御回路２に出力する。

【００１０】一方、オーディオ回路４は前記記録開始信
号１９を入力したことで、記録ＨｉＦｉ音声信号１４を
入力して記録用音声ヘッド７に出力して記録を開始する
。同時に、再生用音声ヘッド８から再生ＨｉＦｉ音声信
号を入力して再生を開始する。ＨｉＦｉ音声信号遅延回
路１１は記録ＨｉＦｉ音声信号１４を入力して、再生Ｈ
ｉＦｉ音声信号１６が記録ＨｉＦｉ音声信号１４に対し
て遅延した時間だけ遅延させる。ＨｉＦｉ音声比較回路
１２は再生ＨｉＦｉ音声信号１６とＨｉＦｉ音声信号遅
延回路１１の出力とを入力し、前記二つの音声信号をタ
イミングを合わせて比較する。その比較結果をＨｉＦｉ
音声比較信号１８として制御回路２に出力する。

【００１１】制御回路２はビデオ比較信号１７とＨｉＦ
ｉ音声比較信号１８とを入力し、それらの信号がＮＧ判
定の場合は、その時点でＶＴＲを停止させる。この停止
により不良な磁気テープが検出される。また、比較信号
が正常判定のときはそのまま記録を続行する。

【００１２】図２に本発明の一実施例における記録再生
用ヘッドの構成を示す。図において、記録用ビデオヘッ
ドＬ１とＲ１、再生用ビデオヘッドＬ２とＲ２、記録音
声ヘッドＡＬ１とＡＲ２、再生用音声ヘッドＡＬ２とＡ
Ｒ２がそれぞれ同一の回転シリンダに設けられ、磁気テ
プーに記録と再生を同時に行う。

【００１３】以上のように本発明の実施例の磁気記録再
生装置によれば、磁気テープに映像信号とＨｉＦｉ音声
信号をと記録しながら一方でその記録した映像信号とＨ
ｉＦｉ音声を再生し、記録信号を遅延させて再生信号と
信号のタイミング合わせて比較して記録の良否を判定す
る手段を設け、制御回路で不良な記録に対して装置を停
止させることにより、人間が記録再生比較することなく
、自動的に磁気テープの良否が検出できる。

【００１４】

【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明の映像信号と音声信号を入力し、磁気テープに前記映
像信号と音声信号を記録しながら再生する記録再生手段
と、前記記録する映像信号と前記再生された映像信号と
をタイミングを合わせて比較して記録の良否を判定する
映像判定手段と、前記記録する音声信号と前記再生した
音声信号をタイミングを合わせて比較して記録の良否を
判定する音声判定手段と、前記映像信号および音声信号
の良否判定結果で磁気テープの良否を検出する制御手段
とを備えた磁気記録再生装置とすることにより、人間が
自動的に、また、見逃しなく磁気テープの良否が検出で
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の磁気記録再生装置の構成を
示すブロック図

【図２】本発明の一実施例の磁気記録再生装置における
記録および再生用ヘッドの構成を示す概略平面図

【符号の説明】

２　　　　　　制御回路（制御手段） １３　　　　記録ビデオ信号（映像信号入力）１４　　
　　記録ＨｉＦｉ音声信号（音声信号入力）１５　　　
　再生ビデオ信号（再生した映像信号）１６　　　　再
生ＨｉＦｉ音声信号（再生した音声信号）２０　　　　
記録再生手段 ２１　　　　映像判定手段 ２２　　　　音声判定手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　映像信号と音声信号を入力し、磁気テ
   ープに前記映像信号と音声信号とを記録しながら一方で
   、その記録した信号を再生する記録再生手段と、前記記
   録する映像信号前記再生された映像信号とをタイミング
   を合わせて比較して記録の良否を判定する映像判定手段
   と、前記記録する音声信号と前記再生した音声信号をタ
   イミングを合わせて比較して記録の良否を判定する音声
   判定手段と、前記映像信号および音声信号の良否判定結
   果で磁気テープの良否を検出する制御手段とを備えた磁
   気記録再生装置。