JPH04216034A - 乗物用タイヤのトレッドストリップを所定の寸法に切断する装置及び方法 - Google Patents
乗物用タイヤのトレッドストリップを所定の寸法に切断する装置及び方法Info
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- JPH04216034A JPH04216034A JP3030985A JP3098591A JPH04216034A JP H04216034 A JPH04216034 A JP H04216034A JP 3030985 A JP3030985 A JP 3030985A JP 3098591 A JP3098591 A JP 3098591A JP H04216034 A JPH04216034 A JP H04216034A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/38—Textile inserts, e.g. cord or canvas layers, for tyres; Treatment of inserts prior to building the tyre
- B29D30/46—Cutting textile inserts to required shape
-
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- B29D30/46—Cutting textile inserts to required shape
- B29D2030/466—Cutting the textile inserts between cords
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗物用タイヤのトレッ
ドストリップを所定の寸法に切断する装置、及び該切断
装置による切断工程に関する。該切断装置は、加工され
るトレッドストリップが配置された略水平の加工台と、
トレッドストリップを通って動き該ストリップを横方向
に切断する加熱されたブレードを有するカッタとを備え
る型式のものである。
ドストリップを所定の寸法に切断する装置、及び該切断
装置による切断工程に関する。該切断装置は、加工され
るトレッドストリップが配置された略水平の加工台と、
トレッドストリップを通って動き該ストリップを横方向
に切断する加熱されたブレードを有するカッタとを備え
る型式のものである。
【0002】
【従来の技術】公知であるように、乗物用タイヤの製造
時、タイヤカーカスにはその組み立て中、両端が角度を
成して、即ち、斜角を付して切断され、カーカスの外周
に沿って巻かれ、工程の終了時、上記両端が相互に完全
に接続される、適当な寸法のエラストマー材料から成る
ストリップにより略形成される。
時、タイヤカーカスにはその組み立て中、両端が角度を
成して、即ち、斜角を付して切断され、カーカスの外周
に沿って巻かれ、工程の終了時、上記両端が相互に完全
に接続される、適当な寸法のエラストマー材料から成る
ストリップにより略形成される。
【0003】トレッドストリップの製造は、一般に、エ
ラストマー材料の連続的なストリップを押し出し、直ち
に適当な冷却液により冷却し、冷却液の下流側にて製造
すべきタイヤの外周より長さの長い複数の部分に切断す
る段階を備えている。このようにして得られた部分は、
マガジン内に配置して、該マガジンから必要な場合、タ
イヤ製造機械の近くに配置されたパレットに取り出され
る。パレットは各機械に1つづつ設けられており、この
ストリップ部分はタイヤの製造中、所定の寸法に切断さ
れ、タイヤに取り付けられる。
ラストマー材料の連続的なストリップを押し出し、直ち
に適当な冷却液により冷却し、冷却液の下流側にて製造
すべきタイヤの外周より長さの長い複数の部分に切断す
る段階を備えている。このようにして得られた部分は、
マガジン内に配置して、該マガジンから必要な場合、タ
イヤ製造機械の近くに配置されたパレットに取り出され
る。パレットは各機械に1つづつ設けられており、この
ストリップ部分はタイヤの製造中、所定の寸法に切断さ
れ、タイヤに取り付けられる。
【0004】これと同時に、上記部分又はトレッドスト
リップの切断工程は、加工台の上を水平方向に伸張し、
ギロチンと実質的に同様に加工台自体の方向に並進しそ
の前に予め配置されたトレッドストリップを横方向に切
断する加熱されたブレードが設けられた切断装置により
行われる。上述の方法にて切断する場合、多くの問題点
が生じることが分かっている。
リップの切断工程は、加工台の上を水平方向に伸張し、
ギロチンと実質的に同様に加工台自体の方向に並進しそ
の前に予め配置されたトレッドストリップを横方向に切
断する加熱されたブレードが設けられた切断装置により
行われる。上述の方法にて切断する場合、多くの問題点
が生じることが分かっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第一に、多くの場合、
特に、製造される物品がかなり大きい厚さである場合、
加熱されたブレードはエラストマー材料に切り込むとき
その切刃が強力な冷却作用を受け、望ましくない不正確
な切断結果となる。その理由は、ブレードがトレッドス
トリップの全体の幅に沿って同時に作用するため、エラ
ストマー材料との熱交換が行われる大きい表面が提供さ
れ、特に、ブレードの厚さが実質上ゼロに近くなるその
切り刃部分にて急速に冷却されるからである。
特に、製造される物品がかなり大きい厚さである場合、
加熱されたブレードはエラストマー材料に切り込むとき
その切刃が強力な冷却作用を受け、望ましくない不正確
な切断結果となる。その理由は、ブレードがトレッドス
トリップの全体の幅に沿って同時に作用するため、エラ
ストマー材料との熱交換が行われる大きい表面が提供さ
れ、特に、ブレードの厚さが実質上ゼロに近くなるその
切り刃部分にて急速に冷却されるからである。
【0006】ブレードのかかる急速な冷却作用を受ける
こと、及び一定の老成工程を受けた部分に切断工程が行
われるため、切断はかなり困難となり、特に、切断領域
のエラストマー材料を圧縮し及び延伸させ、材料は上述
のように、部分(斜角切断部分)の水平方向に対して斜
めとなり、従って、上記部分の厚さより長い長さを有す
る経路に沿った切断方向に沿って無理に動かされる。
こと、及び一定の老成工程を受けた部分に切断工程が行
われるため、切断はかなり困難となり、特に、切断領域
のエラストマー材料を圧縮し及び延伸させ、材料は上述
のように、部分(斜角切断部分)の水平方向に対して斜
めとなり、従って、上記部分の厚さより長い長さを有す
る経路に沿った切断方向に沿って無理に動かされる。
【0007】その結果、不規則な切断面積となり、ざら
つきかつ不具合な端縁を有する糸状面(いわゆる「毛」
のような外観の面)となり、その結果、かかるタイヤを
使用した場合、接続部の老成に対する抵抗力の機能が低
下する一方、該部分の2つの端部を完全に接着すること
が困難となる。
つきかつ不具合な端縁を有する糸状面(いわゆる「毛」
のような外観の面)となり、その結果、かかるタイヤを
使用した場合、接続部の老成に対する抵抗力の機能が低
下する一方、該部分の2つの端部を完全に接着すること
が困難となる。
【0008】この接続部の信頼性は、所定の寸法への切
断が該部分の一端でのみ実行し得るため、ストリップの
整準化後直ちに、予め切断し既に老成させた面に新たに
切断した面に接続しなければならないということから一
層損なわれる。実際上、2つのギロチンせん断装置を同
時に使用して、該部分の所定の寸法への2回の切断を行
う場合、切断工程に伴う変形に起因する該部分の品質上
の問題、及びこの型式の2つのせん断装置を同一パレッ
ト上に取り付けることは、これら装置が相当な寸法を有
するため、該部分の寸法(1.5メートル程度)及びタ
イヤを製造する機械の付近の寸法により利用可能なスペ
ースが制限され、不可能であるという機械的及び工程上
の問題点が生ずる。
断が該部分の一端でのみ実行し得るため、ストリップの
整準化後直ちに、予め切断し既に老成させた面に新たに
切断した面に接続しなければならないということから一
層損なわれる。実際上、2つのギロチンせん断装置を同
時に使用して、該部分の所定の寸法への2回の切断を行
う場合、切断工程に伴う変形に起因する該部分の品質上
の問題、及びこの型式の2つのせん断装置を同一パレッ
ト上に取り付けることは、これら装置が相当な寸法を有
するため、該部分の寸法(1.5メートル程度)及びタ
イヤを製造する機械の付近の寸法により利用可能なスペ
ースが制限され、不可能であるという機械的及び工程上
の問題点が生ずる。
【0009】本発明の主たる目的は、そのブレード又は
複数のブレードが切断工程中、過度の冷却作用を受けず
、このため、トレッドストリップの両端を同時に切断す
ることは可能であるようにした装置を提供することによ
り、従来技術の問題点を実質的に解決することである。
複数のブレードが切断工程中、過度の冷却作用を受けず
、このため、トレッドストリップの両端を同時に切断す
ることは可能であるようにした装置を提供することによ
り、従来技術の問題点を実質的に解決することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に基づく新規な解
決手段は、トレッドストリップを水平方向に通すことに
よりエラストマー材料との接触面を小さくし、従って熱
交換程度が少ないようにしてブレードによる切断を行う
ものである。しかし、この新規な解決手段に先立ち、加
工台上におけるストリップの安定性を確保すると共に、
ストリップ自体の全断面積を完全に切断し、及び上記ス
トリップの両端を完全に切断し、乗物用タイヤの製造工
程を実行し、トレッドストリップの接続部が時間を経過
してもかつタイヤの作動中、確実に安定状態を維持し得
るようえにする切断工程を採用する場合に解決しなけれ
ばならない技術的問題点が存在する。
決手段は、トレッドストリップを水平方向に通すことに
よりエラストマー材料との接触面を小さくし、従って熱
交換程度が少ないようにしてブレードによる切断を行う
ものである。しかし、この新規な解決手段に先立ち、加
工台上におけるストリップの安定性を確保すると共に、
ストリップ自体の全断面積を完全に切断し、及び上記ス
トリップの両端を完全に切断し、乗物用タイヤの製造工
程を実行し、トレッドストリップの接続部が時間を経過
してもかつタイヤの作動中、確実に安定状態を維持し得
るようえにする切断工程を採用する場合に解決しなけれ
ばならない技術的問題点が存在する。
【0011】この技術的問題点は、乗物用タイヤがトレ
ッドストリップを所定の寸法に切断する装置にして、該
切断装置が、略水平方向に加工台に対して横方向に可動
でありかつ上記ブレードを剛性に接続する制御ブロック
であって、該制御ブロックの変位方向に沿って伸長する
スリットにて加工台を横断する上記制御ブロックと、上
記スリットにおいてトレッドストリップ上に作用可能に
配置され、ブレードが動く間、ストリップ自体を加工台
に締結する締付け手段と、上記スリットに沿って作用し
かつ上記ブレードと共に制御ブロックにより変位され、
ブレード自体の切刃付近にてトレッドストリップに局部
的な圧力を発生させる圧力手段とを備えることを特徴と
する切断装置により解決される。
ッドストリップを所定の寸法に切断する装置にして、該
切断装置が、略水平方向に加工台に対して横方向に可動
でありかつ上記ブレードを剛性に接続する制御ブロック
であって、該制御ブロックの変位方向に沿って伸長する
スリットにて加工台を横断する上記制御ブロックと、上
記スリットにおいてトレッドストリップ上に作用可能に
配置され、ブレードが動く間、ストリップ自体を加工台
に締結する締付け手段と、上記スリットに沿って作用し
かつ上記ブレードと共に制御ブロックにより変位され、
ブレード自体の切刃付近にてトレッドストリップに局部
的な圧力を発生させる圧力手段とを備えることを特徴と
する切断装置により解決される。
【0012】本発明の更に別の特徴及び利点は、本発明
による乗物用タイヤのトレッドストリップを所定の寸法
に切断する装置及びその対応する方法に関する限定的で
ない好適な実施例に関する以下の詳細な説明から一層良
く理解されよう。かかる説明は、限定的ではなく単に一
例としてのみ示した添付図面に関して以下に説明する。
による乗物用タイヤのトレッドストリップを所定の寸法
に切断する装置及びその対応する方法に関する限定的で
ない好適な実施例に関する以下の詳細な説明から一層良
く理解されよう。かかる説明は、限定的ではなく単に一
例としてのみ示した添付図面に関して以下に説明する。
【0013】
【実施例】添付図を参照すると、本発明による乗物用タ
イヤのトレッドストリップを所定の寸法に切断する装置
が全体として符号1で示されている。
イヤのトレッドストリップを所定の寸法に切断する装置
が全体として符号1で示されている。
【0014】該装置1は、全体図に一部図示した略水平
方向の加工台2を備えており、該加工台2の上には、該
加工台2の縦軸線と整合した加工すべきトレッドストリ
ップ3が配置されている。加工台2が全体として符号4
で示した切断装置と作用可能に関係し、該切断装置4に
は、トレッドストリップ3を通って動き、該ストリップ
を横方向に切断する加熱されたブレード5が設けられて
いる。より具体的には、この切断は垂直方向に対してあ
る角度を成す面に沿って、及びトレッドストリップ3の
長さに対して斜めの方向に沿って行われる。
方向の加工台2を備えており、該加工台2の上には、該
加工台2の縦軸線と整合した加工すべきトレッドストリ
ップ3が配置されている。加工台2が全体として符号4
で示した切断装置と作用可能に関係し、該切断装置4に
は、トレッドストリップ3を通って動き、該ストリップ
を横方向に切断する加熱されたブレード5が設けられて
いる。より具体的には、この切断は垂直方向に対してあ
る角度を成す面に沿って、及びトレッドストリップ3の
長さに対して斜めの方向に沿って行われる。
【0015】本発明によると、図3に示すようにブレー
ド5は、略水平方向に沿って加工台2に対して横方向に
動き得る制御ブロック6により剛性に支持される。より
具体的には、ブロック6は、加工台2の下方に配置され
、切断方向に沿って伸長する少なくとも1つのガイドバ
ー7に沿って摺動可能に係合する。ブロック6の動きは
、加工台2に対して剛性に接続される一方のみを図示し
た2つの支持ブラケット10間に回転可能に係合し、歯
車モータ9により回転されるウォームねじ8により行わ
れる。
ド5は、略水平方向に沿って加工台2に対して横方向に
動き得る制御ブロック6により剛性に支持される。より
具体的には、ブロック6は、加工台2の下方に配置され
、切断方向に沿って伸長する少なくとも1つのガイドバ
ー7に沿って摺動可能に係合する。ブロック6の動きは
、加工台2に対して剛性に接続される一方のみを図示し
た2つの支持ブラケット10間に回転可能に係合し、歯
車モータ9により回転されるウォームねじ8により行わ
れる。
【0016】ブレード5は、加工台自体に形成され、制
御ブロックの変位方向に沿って伸長するスリット11に
て該加工台2を横断し、トレッドストリップ3を厚さ方
向に切断し、該ストリップを通って横方向に進む。
御ブロックの変位方向に沿って伸長するスリット11に
て該加工台2を横断し、トレッドストリップ3を厚さ方
向に切断し、該ストリップを通って横方向に進む。
【0017】最初、切断ステーション4には、スリット
11にてトレッドストリップ3に作用し得るよう配置さ
れ、ブレード5が動く間、ストリップ自体を加工台2に
締結する関係締付け手段12と、上記ブレードの両部分
にてブレード5の切刃5aの直ぐ付近でトレッドストリ
ップに圧力を集中させかつ上記ブレードと共にかつ上記
ブレードに対して平行な方向に上記ストリップ上にて変
位されるのに適し、切断動作後、ストリップの局部的な
変形を阻止する加圧手段13とが関係する。締付け手段
12は、その端部の1つが加工台2に対する片側に配置
され、加工台2の1側部から持ち上げられかつ該一部に
変位されたとき、図面に点線で示した静止位置から板状
要素14を図面に実線で示した作用位置まで動かす作用
をするよう支持アーム15の下方に取り付けられた、望
ましくは弾性的に変形可能な金属材料にて形成された板
状締結要素14を備えている。該板状要素14はトレッ
ドストリップ3に対して押し付けられかつスリット11
に極めて近接して該スリット11と平行な方向に伸長す
る。作動装置16は、略図でのみ図示されており、幾つ
かの公知の方法により、例えば、電磁石及び持ち上げか
つ片側に変位するように配置された回転流体運動アクチ
ュエータをそれぞれアーム15に接続することにより実
現可能であるため詳細には説明しない。
11にてトレッドストリップ3に作用し得るよう配置さ
れ、ブレード5が動く間、ストリップ自体を加工台2に
締結する関係締付け手段12と、上記ブレードの両部分
にてブレード5の切刃5aの直ぐ付近でトレッドストリ
ップに圧力を集中させかつ上記ブレードと共にかつ上記
ブレードに対して平行な方向に上記ストリップ上にて変
位されるのに適し、切断動作後、ストリップの局部的な
変形を阻止する加圧手段13とが関係する。締付け手段
12は、その端部の1つが加工台2に対する片側に配置
され、加工台2の1側部から持ち上げられかつ該一部に
変位されたとき、図面に点線で示した静止位置から板状
要素14を図面に実線で示した作用位置まで動かす作用
をするよう支持アーム15の下方に取り付けられた、望
ましくは弾性的に変形可能な金属材料にて形成された板
状締結要素14を備えている。該板状要素14はトレッ
ドストリップ3に対して押し付けられかつスリット11
に極めて近接して該スリット11と平行な方向に伸長す
る。作動装置16は、略図でのみ図示されており、幾つ
かの公知の方法により、例えば、電磁石及び持ち上げか
つ片側に変位するように配置された回転流体運動アクチ
ュエータをそれぞれアーム15に接続することにより実
現可能であるため詳細には説明しない。
【0018】加圧手段13は、基本的に、トレッドスト
リップ3の上方でブレード5に剛性に接続された補助ブ
ロック19に作用可能に接続された加圧ローラ17と、
加圧玉18とを備えている。より正確には、加圧ローラ
17は、スリット11の長さに対して垂直な軸線上で回
転可能に弾性的板20に接続され、該板20は補助ブロ
ック19と剛性に係合し、該板20はローラ自体をトレ
ッドストリップ3に向けて弾性的に押し付け、板状要素
14に対向する切刃5aに接近させる。
リップ3の上方でブレード5に剛性に接続された補助ブ
ロック19に作用可能に接続された加圧ローラ17と、
加圧玉18とを備えている。より正確には、加圧ローラ
17は、スリット11の長さに対して垂直な軸線上で回
転可能に弾性的板20に接続され、該板20は補助ブロ
ック19と剛性に係合し、該板20はローラ自体をトレ
ッドストリップ3に向けて弾性的に押し付け、板状要素
14に対向する切刃5aに接近させる。
【0019】加圧球18は、補助ブロック19に締結さ
れたブッシュ21の下端21aに設けられたシート内に
回転可能に収容され、該加圧球を下方に押す、反対ばね
18aを作用可能に収容する。該ばね18aの予負荷は
、ブッシュ21に作用可能に係合し、ばね自体が当接状
態に作用するねじ付きグラブねじ18bにより調節可能
であるようにすることが望ましい。
れたブッシュ21の下端21aに設けられたシート内に
回転可能に収容され、該加圧球を下方に押す、反対ばね
18aを作用可能に収容する。該ばね18aの予負荷は
、ブッシュ21に作用可能に係合し、ばね自体が当接状
態に作用するねじ付きグラブねじ18bにより調節可能
であるようにすることが望ましい。
【0020】図面から明らかであるように、加圧球18
は、板状要素14に対向する切刃5aの側部に隣接して
位置決めされ、板状要素14が作用可能な位置にあると
き、該板状要素に対して押圧動作を作用させる。板状要
素14はそれぞれの対向部分に2つの端部分14aを備
えることが望ましい。該端部分は、角度を成して加工台
2の方向に屈曲し、切断動作の開始時、板状要素自体の
上にて加圧球18が上方に動き易いようにする。
は、板状要素14に対向する切刃5aの側部に隣接して
位置決めされ、板状要素14が作用可能な位置にあると
き、該板状要素に対して押圧動作を作用させる。板状要
素14はそれぞれの対向部分に2つの端部分14aを備
えることが望ましい。該端部分は、角度を成して加工台
2の方向に屈曲し、切断動作の開始時、板状要素自体の
上にて加圧球18が上方に動き易いようにする。
【0021】本発明の更に別の特徴によると、切断装置
1は、又第1図及び第2図で全体として符号22で示し
た補助カッタ22を備えており、該カッタ22は加工台
2と同一面にて整合された補助的加工台23と作用可能
に関係し、加工台2に接近しかつ該加工台2から離反す
るよう配置され、カッタ4と補助カッタ22との間の往
復運動距離を調節する調節手段24の動作を受ける。補
助カッタ22は、カッタ4に関して説明した方法と略同
一の方法で構成される。故に、補助カッタ22の詳細な
説明は省略する。該カッタを構成する構成要素は上述の
カッタ4の構成要素に使用したと同一の参照符号により
図示されている。
1は、又第1図及び第2図で全体として符号22で示し
た補助カッタ22を備えており、該カッタ22は加工台
2と同一面にて整合された補助的加工台23と作用可能
に関係し、加工台2に接近しかつ該加工台2から離反す
るよう配置され、カッタ4と補助カッタ22との間の往
復運動距離を調節する調節手段24の動作を受ける。補
助カッタ22は、カッタ4に関して説明した方法と略同
一の方法で構成される。故に、補助カッタ22の詳細な
説明は省略する。該カッタを構成する構成要素は上述の
カッタ4の構成要素に使用したと同一の参照符号により
図示されている。
【0022】調節手段24は、補助加工台23をガイド
フレーム25の上に摺動可能に取り付けるのを許容し、
該フレーム25が加工台2に対して接近及び離反するの
を許容する。又、アクチュエータ26、即ち、加工台2
、及び補助加工台23に作用可能に接続され加工台23
のガイドフレーム25上における位置を調節する流体運
動駆動装置を有するアクチュエータが設けられている。
フレーム25の上に摺動可能に取り付けるのを許容し、
該フレーム25が加工台2に対して接近及び離反するの
を許容する。又、アクチュエータ26、即ち、加工台2
、及び補助加工台23に作用可能に接続され加工台23
のガイドフレーム25上における位置を調節する流体運
動駆動装置を有するアクチュエータが設けられている。
【0023】又、加工台2と補助加工台23との間の領
域にてトレッドストリップ3を支持する複数のアイドル
ローラ27aが設けられた伸長可能なローラ台27が使
用される。図面に略図で示したローラ台27はそれ自体
公知であり、以下に詳細に説明しない。しかし、ローラ
台27はその往復運動と同時に、加工台2、23間のロ
ーラ27aの数を増減し、それ自体、加工台間の往復運
動距離に関係なく、トレッドストリップ3を支持し得る
ようにしてある。又、ローラ台27は本出願人のイタリ
ア特許出願の主題を構成し、該イタリア特許出願は更に
明確にするため参照すべきである。
域にてトレッドストリップ3を支持する複数のアイドル
ローラ27aが設けられた伸長可能なローラ台27が使
用される。図面に略図で示したローラ台27はそれ自体
公知であり、以下に詳細に説明しない。しかし、ローラ
台27はその往復運動と同時に、加工台2、23間のロ
ーラ27aの数を増減し、それ自体、加工台間の往復運
動距離に関係なく、トレッドストリップ3を支持し得る
ようにしてある。又、ローラ台27は本出願人のイタリ
ア特許出願の主題を構成し、該イタリア特許出願は更に
明確にするため参照すべきである。
【0024】本発明の一部を形成する当初の切断工程に
よれば、構造的意味で上記に説明した装置の作用は次の
通りである。
よれば、構造的意味で上記に説明した装置の作用は次の
通りである。
【0025】流体運動アクチュエータ26により、カッ
タ4及びカッタ22間の距離がトレッドストリップ3を
切断すべき長さについて既に調節されていると仮定すれ
ば、該トレッドストリップ切断するために、最初にすべ
きことは、該ストリップを加工台2、23の上に位置決
めし、その両端部分がスリット11の上になるようにす
ることである。
タ4及びカッタ22間の距離がトレッドストリップ3を
切断すべき長さについて既に調節されていると仮定すれ
ば、該トレッドストリップ切断するために、最初にすべ
きことは、該ストリップを加工台2、23の上に位置決
めし、その両端部分がスリット11の上になるようにす
ることである。
【0026】この時点で、最初静止位置にあった板状要
素14は、作動装置16により作用状態に動かされ、ト
レッドストリップ3を加工台2、23に締結する。歯車
モータ9の動作により、これに関係する電気抵抗により
従来の方法で加熱された切断ブレード5はそれぞれのス
リット11に沿って水平方向に並進し、トレッドストリ
ップ3を切断する。
素14は、作動装置16により作用状態に動かされ、ト
レッドストリップ3を加工台2、23に締結する。歯車
モータ9の動作により、これに関係する電気抵抗により
従来の方法で加熱された切断ブレード5はそれぞれのス
リット11に沿って水平方向に並進し、トレッドストリ
ップ3を切断する。
【0027】各ブレード5はトレッドストリップ3を厚
さ方向に切断するよう配置されているため、ブレードと
トレッドストリップ3自体との間の接触面が小さく、従
って熱交換が少ない点が有利である。このように、ブレ
ード5はその熱をトレッドストリップ3を構成するエラ
ストマー材料に極めてゆっくりと伝達される。更に、ト
レッドストリップ3との接触領域にてブレードから得ら
れる熱は、ブレード自体の他の部分から発生され伝熱に
より、上記接触面に伝達された熱とその経路に沿って置
換され、その結果、切断工程中、略一定の温度が維持さ
れる。
さ方向に切断するよう配置されているため、ブレードと
トレッドストリップ3自体との間の接触面が小さく、従
って熱交換が少ない点が有利である。このように、ブレ
ード5はその熱をトレッドストリップ3を構成するエラ
ストマー材料に極めてゆっくりと伝達される。更に、ト
レッドストリップ3との接触領域にてブレードから得ら
れる熱は、ブレード自体の他の部分から発生され伝熱に
より、上記接触面に伝達された熱とその経路に沿って置
換され、その結果、切断工程中、略一定の温度が維持さ
れる。
【0028】切断工程中、局部的な圧力が又加圧ローラ
17、加圧カッタ18によりブレード5の切刃5aの両
側に直ぐ隣接する領域にてトレッドストリップ3に作用
される点が有利である。この点に関し、加圧球18を使
用することは、切断領域に直く近接して板状要素14が
存在するにも拘わらず、局部的圧力をトレッドストリッ
プ3に伝達する独創的で有利な解決手段であることが理
解される。実際上、加圧球18を使用して、板状要素1
4の点の形をした領域に作用し、該領域に大きい圧力を
作用させる。他方、板状要素14自体の弾性効果により
、かかる圧力は小さい力をトレッドストリップ3の上に
適当に分配し、局所的な作用を維持するため、さもなけ
れば、上記点の形をした部分の圧力によりストリップに
作用する変形効果が生じない。一方、ローラ17はその
圧力動作を略直線状の接触領域に沿ってトレッドストリ
ップ3に直接伝達する。切断工程の終了時、及びトレッ
ドストリップ3に局部的に集中する瞬間的な圧力の終了
時、板状締結要素14は静止位置に復帰し、該部分の端
部スクラップは加工台から除去され、トレッドストリッ
プは所定の寸法に切断されて、加工台2、23上を摺動
し、隣接するタイヤ製造機械に供給される。
17、加圧カッタ18によりブレード5の切刃5aの両
側に直ぐ隣接する領域にてトレッドストリップ3に作用
される点が有利である。この点に関し、加圧球18を使
用することは、切断領域に直く近接して板状要素14が
存在するにも拘わらず、局部的圧力をトレッドストリッ
プ3に伝達する独創的で有利な解決手段であることが理
解される。実際上、加圧球18を使用して、板状要素1
4の点の形をした領域に作用し、該領域に大きい圧力を
作用させる。他方、板状要素14自体の弾性効果により
、かかる圧力は小さい力をトレッドストリップ3の上に
適当に分配し、局所的な作用を維持するため、さもなけ
れば、上記点の形をした部分の圧力によりストリップに
作用する変形効果が生じない。一方、ローラ17はその
圧力動作を略直線状の接触領域に沿ってトレッドストリ
ップ3に直接伝達する。切断工程の終了時、及びトレッ
ドストリップ3に局部的に集中する瞬間的な圧力の終了
時、板状締結要素14は静止位置に復帰し、該部分の端
部スクラップは加工台から除去され、トレッドストリッ
プは所定の寸法に切断されて、加工台2、23上を摺動
し、隣接するタイヤ製造機械に供給される。
【0029】装置の作用に関する上記説明において、切
断工程はトレッドストリップ3の両端で同時に行われる
と仮定した。勿論、上記装置は、一端の切断のみに使用
することが出来る。
断工程はトレッドストリップ3の両端で同時に行われる
と仮定した。勿論、上記装置は、一端の切断のみに使用
することが出来る。
【0030】しかし、部分の両端を同時切断することを
特徴とする上記の工程は、最終的なタイヤの品質に関す
る限り極めて有利である。
特徴とする上記の工程は、最終的なタイヤの品質に関す
る限り極めて有利である。
【0031】公知であるように、タイヤを製造する一般
的な方法は、円筒状のスリーブの形状のカーカスを適当
な製造ドラム上にて製造し、トレッドストリップを所望
の寸法に、即ち、所定の長さに縮小させることにより別
個に製造し、エラストマー材料の一部をストリップの長
さより長い寸法に予め切断し、上記カーカスに従い円環
状形状となり、側部、補強端縁及び中間ベルトのような
更に別の構成要素と組み合わせ、特に、上記の円環状の
カーカスと上記のトレッドストリップとを組み合わせ、
頂部同士を合わせた継手により両端をリングの形状に溶
接する。
的な方法は、円筒状のスリーブの形状のカーカスを適当
な製造ドラム上にて製造し、トレッドストリップを所望
の寸法に、即ち、所定の長さに縮小させることにより別
個に製造し、エラストマー材料の一部をストリップの長
さより長い寸法に予め切断し、上記カーカスに従い円環
状形状となり、側部、補強端縁及び中間ベルトのような
更に別の構成要素と組み合わせ、特に、上記の円環状の
カーカスと上記のトレッドストリップとを組み合わせ、
頂部同士を合わせた継手により両端をリングの形状に溶
接する。
【0032】上述の従来技術によれば、上記の両端をカ
ーカスに直接、又は適当な補助ドラム上に接続する場合
、かかる両端の一端のみを上述のように予め切断してい
たが、このため接続しようとする対応面は、ある程度の
老成作用を受けていた。
ーカスに直接、又は適当な補助ドラム上に接続する場合
、かかる両端の一端のみを上述のように予め切断してい
たが、このため接続しようとする対応面は、ある程度の
老成作用を受けていた。
【0033】上記表面の接着性、従ってその反復的な溶
接可能性を向上させるため採用される措置(金属ブラシ
で擦り、溶剤を塗布すること)にも拘わらず、何れの場
合でも、トレッドストリップの継目部分は時間と共に開
放する傾向となり、ユーザの危険性、タイヤの重大な損
傷、及び寿命の短縮の原因となる。
接可能性を向上させるため採用される措置(金属ブラシ
で擦り、溶剤を塗布すること)にも拘わらず、何れの場
合でも、トレッドストリップの継目部分は時間と共に開
放する傾向となり、ユーザの危険性、タイヤの重大な損
傷、及び寿命の短縮の原因となる。
【0034】本発明は上述の問題を解決するものであり
、上述のようにその所期の目的を達成するものである。
、上述のようにその所期の目的を達成するものである。
【0035】上記の切断装置は、切断工程中、ブレード
の切刃の端部に適当な温度を維持することを目的とする
ものであるということが解る。この点に関し、ブレード
の切刃が切断工程の終了時まで冷却されたままであると
したら、仕上がったトレッドストリップはその側端縁の
一方の端縁のみ、即ち、仕上げたタイヤの使用に伴う応
力がかなり小さい領域のみ不完全部分が生じる。
の切刃の端部に適当な温度を維持することを目的とする
ものであるということが解る。この点に関し、ブレード
の切刃が切断工程の終了時まで冷却されたままであると
したら、仕上がったトレッドストリップはその側端縁の
一方の端縁のみ、即ち、仕上げたタイヤの使用に伴う応
力がかなり小さい領域のみ不完全部分が生じる。
【0036】更に、上述の切断装置及び方法は、ブレー
ドのストリップ内への侵入は横方向から行われることに
も拘わらず、完全な切断を可能にするものである。
ドのストリップ内への侵入は横方向から行われることに
も拘わらず、完全な切断を可能にするものである。
【0037】上記装置及び方法は、特に、トレッドスト
リップの両端を切断し得ないことに伴う従来技術におけ
る全ての問題点を解決するものである。
リップの両端を切断し得ないことに伴う従来技術におけ
る全ての問題点を解決するものである。
【0038】実際上、本発明による方法は、より長さの
長いエラストマー材料の一部から開始し、その部分に2
回の切断を同時に行い、各切断が上記部分の一端に行わ
れるようにすることで所望の長さのトレッドストリップ
を製造するものである。
長いエラストマー材料の一部から開始し、その部分に2
回の切断を同時に行い、各切断が上記部分の一端に行わ
れるようにすることで所望の長さのトレッドストリップ
を製造するものである。
【0039】このようにして、該部分が相当な老成期間
に置かれる場合、本発明の方法は、新たに切断された面
の部分を接続し、時間が経過しても安定的である確実な
継目を形成することが出来る。勿論、上記の発明には多
数の変形例及び応用例が可能であり、これらは全て本発
明の範囲に包含されるものである。
に置かれる場合、本発明の方法は、新たに切断された面
の部分を接続し、時間が経過しても安定的である確実な
継目を形成することが出来る。勿論、上記の発明には多
数の変形例及び応用例が可能であり、これらは全て本発
明の範囲に包含されるものである。
【図1】本発明の装置の上から見た線図的な平面図であ
る。
る。
【図2】図1の線II−IIに沿った上記装置の断面図
である。
である。
【図3】上記装置に設けられた1つのカッタの斜視図で
ある。
ある。
1 切断装置
2 加工台
3 トレッドストリップ
4 カッタ
5 ブレード
6 制御ブロック
7 ガイドバー
8 ウォームねじ
9 歯車モータ
10 支持ブラケット
11 スリット
12 締付け手段
13 加圧手段
14 板状要素
15 支持アーム
16 作動装置
17 加圧ローラ
18 加圧球
19 補助ブロック
20 弾性板
21 ブッシュ
22 補助カッタ
23 補助的加工台
24 調節手段
25 ガイドフレーム
26 アクチュエーター
27 ローラ台
Claims (15)
- 【請求項1】 乗物用タイヤのトレッドストリップを
所定の寸法に切断する装置にして、加工されるトレッド
ストリップ(3)がその上に配置される略水平の加工台
(2)と、トレッドストリップを通って動き該ストリッ
プを横方向に切断する加熱されたブレード(5)を有す
るカッタ(4)とを備える装置において、前記カッタ(
4)が、略水平方向に沿って加工台に対して横方向に動
きかつ前記ブレードを剛性に支持する制御ブロック(6
)であって、前記ブレードが制御ブロックの変位方向に
沿って伸長するスリット(11)にて加工台(2)を横
断する前記制御ブロック(6)と、前記スリットにてト
レッドストリップに作用し、ブレードが動く間、ストリ
ップ自体を加工台に締結し得るよう配置された締付け手
段(12)と、前記スリットに沿って作用しかつ前記ブ
レードと共に制御ブロックにより変位され、ブレード自
体の切刃付近にてトレッドストリップに局部的な圧力を
作用させ得るよう配置された加圧手段(13)とを備え
ることを特徴とする装置。 - 【請求項2】 請求項1の装置にして、前記制御ブロ
ックが、加工台(2)の下方に配置されかつ前記スリッ
トに対して略平行な方向に伸長する少なくとも1つのガ
イドバー(7)に沿って摺動可能に係合することを特徴
とする装置。 - 【請求項3】 請求項2の装置にして、前記制御ブロ
ックが、加工台と一体の2つの支持ブラケット(10)
に回転可能に接続されかつモータ(9)により回転可能
に作動されるウォームねじ(8)により作用可能に係合
され、変位ブロック、従って切断ブレードの前記スリッ
トに沿う移動位置を決定させることを特徴とする装置。 - 【請求項4】 請求項1の装置にして、前記締付け手
段(12)が作動装置(16)に作用可能に接続された
支持アーム(15)の下方に取り付けられた板状締結要
素(14)を備え、前記作動要素(16)が前記板状要
素を該要素が加工台から持ち上げられかつ該加工台の一
側部へ変位される静止状態から該要素がトレッドストリ
ップに押し付けられかつ該スリットに対して平行な方向
に前記スリット付近まで伸長する作用可能な状態に変位
されることを特徴とする装置。 - 【請求項5】 請求項1及び4の装置にして、前記加
圧手段(13)が、トレッドストリップの上方にてブレ
ードに剛性に接続された補助ブロック(19)と、前記
スリットに対して垂直な軸線に沿って補助ブロックに回
転可能に接続されかつ前記板状要素と反対の側部のブロ
ックの切刃に隣接する位置にてトレッドストリップに対
して弾性的に押し付けられる少なくとも1つの加圧ロー
ラ(17)と、補助ブロックに回転可能に接続されかつ
板状要素が作用状態にあるとき、該板状要素に対して弾
性的に押し付けられる少なくとも1つの加圧球(18)
とを備えることを特徴とする装置。 - 【請求項6】 請求項5の装置にして、前記加圧ロー
ラ(17)が、弾性的板状要素(20)の一端に回転可
能に接続され、前記板状要素(20)の他端が前記補助
ブロックに剛性に接続されることを特徴とする装置。 - 【請求項7】 請求項5の装置にして、前記加圧球(
18)がブッシュ(21)内に設けられたシート内に回
転可能に収容され、該ブッシュ(21)が、前記加圧球
を板状要素に押し付け得るように配置された予負荷ばね
(18a)を作用可能に収容することを特徴とする装置
。 - 【請求項8】 請求項1の装置にして、前記カッタ(
4)と略同様な方法にて構成されかつ前記加工台(2)
と同一面に整合された補助的加工台(23)と作用可能
に関係する補助カッタ(22)を備え、前記補助的加工
台の変位により前記カッタ間の往復距離を調節する調節
手段(24)が設けられることを特徴とする装置。 - 【請求項9】 請求項8の装置にして、前記調節手段
(24)が、補助的加工台、及び前記補助的加工台に作
用可能に接続された流体運動のアクチュエータ(26)
を摺動可能に支持するガイドフレーム(25)を備える
ことを特徴とする装置。 - 【請求項10】 乗物用タイヤのトレッドストリップ
を所定の寸法に切断する方法にして、 a) 少なくとも1つの横方向スリット(11)が設
けられた加工台(2)の上に切断すべきトレッドストリ
ップ(3)を位置決めする段階と、 b) スリットに対して平行な伸長しかつ該スリット
に近接する少なくとも1つの板状要素(14)により加
工台上にトレッドストリップを締結する段階と、c)
前記スリットを通って伸長する加熱されたブレード(
5)であってスリット自体に沿って略水平方向に移動す
る前記ブレード(5)によりトレッドストリップを切断
する段階と、 d) ブレードが前記スリットに沿って移動して切断
工程を実行する間、ブレードの切刃の両側に隣接する位
置にてトレッドストリップに局部的な圧力を作用させる
段階とを備えることを特徴とする方法。 - 【請求項11】 乗物用タイヤのトレッドストリップ
を所定の寸法に切断する方法にして、前記トレッドスト
リップの各端部において次の工程が同時に実施されるこ
とを特徴とする方法。 a) 少なくとも1つの横方向スリット(11)が設
けられた加工台(2)の上に切断すべきトレッドストリ
ップ(3)を位置決めする段階と、 b) スリットに対して平行に伸長しかつ該スリット
に近接する少なくとも1つの板状要素(14)により加
工台上にトレッドストリップを締結する段階と、c)
前記スリットを通って伸長する加熱されたブレード(
5)であって、スリット自体に沿って略水平方向に移動
する前記ブレード(5)によりトレッドストリップを切
断する段階と、 d) ブレードが前記スリットに沿って移動して切断
工程を実行する間、ブレードの切刃の両側に隣接する位
置にてトレッドストリップに局部的な圧力を作用させる
段階とを備えることを特徴とする方法。 - 【請求項12】 カーカスと、前記カーカスに対する
クラウンとして位置決めされたトレッドストリップとが
設けられた乗物用タイヤを製造する方法にして、前記ト
レッドストリップが設けられない前記カーカスを製造し
かつ円環状に成形する段階と、前記ストリップの長さよ
り長い長さに予め切断したエラストマー材料から成る部
分(3)の寸法まで縮小させることにより、前記トレッ
ドストリップを製造する段階と、前記円環状に形成され
たカーカスを組み立て、前記トレッドストリップを両端
の頂部同士間の継手によりリングの形状に接続形成する
段階とを備える方法において、エラストマー材料の部分
(3)の前記寸法の縮小が、前記端部どうしの相互接続
の直前に前記部分の各端部に対して同時に行われる所定
の寸法離間した2つの切断により行われることを特徴と
する方法。 - 【請求項13】 請求項12の方法にして、前記切断
が、前記部分を横断する方向に前記部分に対して水平方
向に行うことにより実施されることを特徴とする方法。 - 【請求項14】 請求項13の方法にして、前記切断
が、その長手方向に対して所定の角度を成す方向に向け
て前記部分を横断する方向に行うことにより実施される
ことを特徴とする方法。 - 【請求項15】 請求項1乃至14項の乗物用タイヤ
のトレッドストリップを所定の寸法に切断することを特
徴とする装置、及び前記装置により行われる切断方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT19492A/90 | 1990-02-26 | ||
IT19492A IT1239347B (it) | 1990-02-26 | 1990-02-26 | Apparecchiatura per il taglio a misura di fasce battistrada per pneumatici di veicoli,e procedimento di taglio attuato da detta apparecchiatura |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04216034A true JPH04216034A (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=11158487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3030985A Pending JPH04216034A (ja) | 1990-02-26 | 1991-02-26 | 乗物用タイヤのトレッドストリップを所定の寸法に切断する装置及び方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0444573A1 (ja) |
JP (1) | JPH04216034A (ja) |
BR (1) | BR9100860A (ja) |
IT (1) | IT1239347B (ja) |
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CN104972493A (zh) * | 2015-06-30 | 2015-10-14 | 重庆市金盾橡胶制品有限公司 | 一种胎面分离切割机 |
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CN114888868B (zh) * | 2022-05-27 | 2024-04-12 | 长沙迪奥装饰工程有限公司 | 一种建筑装饰板加工床 |
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- 1990-02-26 IT IT19492A patent/IT1239347B/it active IP Right Grant
-
1991
- 1991-02-25 EP EP91102734A patent/EP0444573A1/en not_active Withdrawn
- 1991-02-26 BR BR919100860A patent/BR9100860A/pt not_active IP Right Cessation
- 1991-02-26 JP JP3030985A patent/JPH04216034A/ja active Pending
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Publication number | Publication date |
---|---|
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